JP7117001B2 - 包装箱 - Google Patents

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郁 横山
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Description

この発明は、蓋によって封止(封緘)する四角状包装箱に関するものである。
この種の四角状包装箱の一例を、この発明の一実施形態を示す図1、図2を参照して説明すると、前板1、後板3、両側板2、2、底板(底片)5、6によって四角状有蓋箱本体を構成し、その箱本体に同様な四角状蓋を有するものがある。
このような蓋付包装箱の蓋は、蓋の蓋板(上板)を箱本体の後板上縁に折り目線を介して連接し、その蓋板の両側及び前縁に折り目線を介して側フラップ片及び前フラップ片を連接するとともに、その両側フラップ片の上縁に折り目線を介して噛み合いフラップ片を連接し、蓋板に対し、両側フラップ片及び前フラップを谷折りして立ち上げるとともに、噛み合いフラップ片を噛み合わせてそれらの各フラップ片の立ち上がり状態を維持させて下面及び前面が開口した四角状の構成としたものがある(特許文献1図1、図2、図6等参照)。
特開2012-136253号公報
上記従来の包装箱は、蓋がその上板を介して箱本体の後板に連接したものであり、蓋が箱本体に対して自由に動き得て安定的ではない。このように蓋が安定しないと、箱本体に商品を収納する際、不都合が生じる場合がある。
また、噛み合いフラップ片の噛み合わせ作業は繁雑であり、その改善が望まれている。
この発明は、以上の実状の下、上記蓋を安定にするとともに、蓋構成時の噛み合わせ作業をなくすことを課題とする。
上記課題を達成するため、この発明は、箱本体のフラップ片と蓋のフラップ片の噛み合いによって蓋を安定するようにしたのである。
具体的には、前板、後板、両側板、底板とから成る上面開口の四角箱状箱本体と,前記後板に折り目線を介して連接された蓋とから成り、前記蓋は、前記後板の上縁に折り目線を介して連接された上板と、その上板の前縁に連接された前フラップ片と、その前フラップ片の両側縁に連接された側フラップ片と、その両側フラップ片の上縁と上板の側縁との間に折り目線を介して連接された襠板とを有し、その襠板は、前記側フラップ片の上縁と上板の側縁との両折り目線の交点からその交点角度を二分する中央折り目線が形成され、前記両側板の上縁には折り目線を介してそれぞれフラップ片が連接され、襠板の側縁にも折り目線を介してフラップ片が連接されており、襠板を中央折り目線を介して谷折りしてその中央折り目線の両側片を重ねて上板の裏面に沿わせるとともに、その襠板のフラップ片を折り目線を介し折り曲げて後板の内側に位置させ、両側板のフラップ片を折り目線を介し折り曲げて襠板のフラップ片の上側に位置させる構成を採用したのである。
このように、襠板のフラップ片を後板の内側に位置させ、両側板のフラップ片をその襠板のフラップ片の上側に位置させると、側板のフラップ片で蓋のフラップ片を押さえることとなるため、箱本体に対し、蓋がぐらつくことがなく、安定する。
この構成の包装箱は、上記前板、後板、両側板、底板、上板、前フラップ片、その前フラップ片の側フラップ片、襠板、両側板のフラップ片、及び襠板のフラップ片が、それぞれ折り目線を介して連接された一枚の紙製ブランクから形成することが好ましい。
このようにすれば、貼着部分を極力少なくしてコストダウンを図ることができる。
この発明は、以上のように構成したので、蓋が安定した安価な包装箱となる。
この発明に係る包装箱の一実施形態の斜視図 同実施形態の蓋を開けた状態の斜視図 同実施形態の組み立て説明用部分斜視図 同実施形態の底側からの部分斜視図 同実施形態のブランクの平面図 同実施形態の搬送時の平面図 同実施形態の部分拡大切断側面図
この発明に係わる包装箱の一実施形態を図1~図7に示し、この包装箱Pは、図5に示すボール紙製ブランクから形成される。
このブランクは、前板1、後板3、両側板2、2、底片(底板)5、6を折り目線rを介して連接した箱本体10と、その箱本体10の後板3に折り目線rを介して連接された上板11と、その上板11の前縁に折り目線rを介して連接された前フラップ片12と、その前フラップ片12の両側縁に折り目線rを介して連接された側フラップ片13、13と、その両側フラップ片13の上縁と上板11の側縁との間に折り目線rを介して連接された襠板14とを有する蓋20とからなる。
箱本体10の両側板2、2の上縁には折り目線rを介してそれぞれフラップ片8が連接されている。
襠板14には、側フラップ片13の上縁と上板11の側縁との両折り目線r、rの交点aからその交点角度を二分する(90度を45度と45度に二分する)折り目線r’が形成されている。その襠板14の側縁にも折り目線rを介してフラップ片15が連接されている。
なお、折り目線rは切り目のない線状であり、同r’はミシン目の線状である。
このブランクは、まず、前板1に対し、側板2、後板3及び側板2をそれぞれ折り目線rを介して谷折りし、その側板2の糊片7を前板1の側縁裏面に貼着して四角枠状とする。それと同時に、底片5、6を従来と同様に噛み合わせて底片5の裏面と底片6の表面を貼着し、図4に示す底片5、6からなる底板を形成して有底の四角状箱本体10を構成する。
この箱本体10は、底片5がその中程の折り目線r’によって谷折りが可能で、図6に示すように、底片5を谷折りして畳むことによって扁平の物となる。この箱本体10が扁平状となって嵩の小さい状態で、その複数枚を重ねて搬送する。
つぎに、その扁平の包装箱から、折り畳まれた底片5を立ち上げる(山折りする)と、箱本体は図2~図4の有底四角箱状となる。
この状態において、蓋10の両襠板14を中央折り目線r’を介し谷折りしてその折り目線r’の両側片14a、14aを重ねて上板11に沿わせると共に(図3、図7参照)、上板11に対し前フラップ片12、側フラップ片13、13を折り目線rを介して谷折りして前面及び下面が開口する四角状体を構成する。このとき、襠板14のフラップ片15は内側直角に折り曲げる。
その状態において、蓋20を箱本体10に被せつつ側板2のフラップ片8を内側に折り曲げて襠板14のフラップ片15の上側に位置させる(図2、図7参照)。この状態は、図2、図7に示すように、側板2のフラップ片8の折り目線rの端と蓋20のフラップ片15の折り目線rの端が衝合して噛み合い、側板2のフラップ片8で蓋20のフラップ片15を押さえているため、箱本体10に対し、蓋20がぐらつくことがない。
また、フラップ片8の折り目線rとフラップ片15の折り目線rが噛み合うとともに、フラップ片8でフラップ片15が押さえつけられているため、襠板14の上板11への沿い状態も維持され、蓋20の側フラップ片13、13の膨らみも抑制されて、蓋20の四角形状は維持される。このため、襠板14を上板11に貼着する必要はない。
このように、蓋20は、貼着することなく四角箱状を維持する。但し、襠板14を上板11や襠板14の両片14a、14a同士を貼着することもできる。
このように蓋20が安定するため、図2の蓋10が開いた状態において、商品の装填が容易である。商品の箱本体10内への装填は、この状態でなくても、装填可能な状態なら何れでも良い。例えば、上記蓋20を組み立てる前の箱本体10(図6から箱本体10を四角状にした状態)でも良い。
商品を装填すれは、図1に示すように箱本体10に蓋20を被せる。
この実施形態においては、一枚の紙製ブランクで作ったので、安価であり、蓋20を箱本体10と別部材で作成する場合に比べれば、作業工程も少なく、コストダウンとなる。
この発明に係る四角状包装箱の材料は、ボール紙に限らず、プラスチック板、ダンボール紙等の種々のものを採用できる。プラスチック製の場合、前板1、側板2、後板3及び底片(底板)5、6を一体成形の有底枠状周壁からなる四角箱本体10とし、蓋20を折り曲げ線rを介して連接した包装箱とし得る。
P 包装箱
10 箱本体
20 蓋
1 箱本体の前板
2 同側板
3 後板
5、6 同底片(底板)
7 同糊片
8 側板のフラップ片
11 蓋の上板
12 同前フラップ片
13 同側フラップ片
14 襠板
14a 襠板の重ね片(両側片)
15 襠板のフラップ片
r、r’ 折り目線
a 折り目線の交点

Claims (2)

  1. 前板(1)、後板(3)、両側板(2、2)、底板(5、6)とから成る上面開口の四角箱状箱本体(10)と、前記後板(3)に折り目線(r)を介して連接された蓋(20)とから成り、
    上記蓋(20)は、上記後板(3)の上縁に折り目線(r)を介して連接された上板(11)と、その上板(11)の前縁に連接された前フラップ片(12)と、その前フラップ片(12)の両側縁に連接された側フラップ片(13、13)と、その両側フラップ片(13)の上縁と上板(11)の側縁との間に折り目線(r)を介して連接された襠板(14)とを有し
    上記襠板(14)は、上記側フラップ片(13)の上縁と上板(11)の側縁との両折り目線(r、r)の交点(a)からその交点角度を二分する中央折り目線(r’)が形成されており、
    上記両側板(2、2)の上縁に折り目線(r)を介してそれぞれフラップ片(8)が連接され、上記襠板(14)の側縁にも折り目線(r)を介してフラップ片(15)が連接されており、
    上記襠板(14)を中央折り目線(r’)を介して谷折りしてその中央折り目線(r’)の両側片(14a、14a)を重ねて上板(11)の裏面に沿わせるとともに、その襠板(14)のフラップ片(15)を折り目線(r)を介し折り曲げて上記後板(3)の内側に位置させ、上記両側板(2、2)のフラップ片(8)を折り目線(r)を介し折り曲げて前記襠板(14)のフラップ片(15)の上側に位置させた
    ことを特徴とする包装箱。
  2. 上記前板(1)、後板(3)、両側板(2、2)、底板(5、6)、上板(11)、前フラップ片(12)、その前フラップ片(12)の側フラップ片(13、13)、襠板(14)、両側板(2、2)のフラップ片(8)、及び前記襠板(14)のフラップ片(15)が、それぞれ折り目線(r)を介して連接された一枚の紙製ブランクからなる請求項1に記載の包装箱。
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