JP7088701B2 - ゴム補強用の複合繊維コード及びその製造方法 - Google Patents
ゴム補強用の複合繊維コード及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7088701B2 JP7088701B2 JP2018050961A JP2018050961A JP7088701B2 JP 7088701 B2 JP7088701 B2 JP 7088701B2 JP 2018050961 A JP2018050961 A JP 2018050961A JP 2018050961 A JP2018050961 A JP 2018050961A JP 7088701 B2 JP7088701 B2 JP 7088701B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- twist
- rubber
- cord
- elastic modulus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
繊維束Aの下撚り(撚り1)の撚り係数(TM1)、繊維束Aの上撚り(撚り2)の撚り係数(TM2)及び繊維束A及び繊維束Bの上撚り(撚り3)の撚り係数(TM3)が、下記式(1)~(4)を満たし、ゴム成分を含有することを特徴とする。
1.0≦TM1≦5.0 (1)
1.0≦TM2≦5.0 (2)
1.0≦TM3≦5.0 (3)
2.0≦TM3-(TM2-TM1)≦6.0 (4)
(ただし、「撚り係数=T×√D/1055」、TM;撚り係数、T;撚り数
(回/m)、D;原糸の繊度(tex)を示す。)
を合糸し、繊維束Aの上撚り方向と逆方向にさらに上撚りし、その後または途中工程にて
ゴム成分を付着処理することを特徴とし、上記の本発明のゴム補強用の複合繊維コードを製造する発明である。
なおここで本発明の繊維の撚り数としては、下記式の撚り係数(TM)で表される値を採用した。
TM = T×√D/1055
(ただし、TMは撚り係数、Tは撚り数(回/m)、Dは総繊度(tex)を表す。)
この計算式は、綿の紡績糸に使用される計算式であるK=t/√N、(Kは撚係数、tは撚数t/inch(25.4mm)、Nは綿番手)において、綿の比重を芳香族ポリアミド繊維の比重に変更し、綿番手を繊度(tex)に変換して、再計算したものであり、撚り係数が高いほど、強い撚り(コードの方向に対し、単糸の角度が大きくなる)がかかっていることとなる。
1.0≦TM1≦5.0 (1)
1.0≦TM2≦5.0 (2)
1.0≦TM3≦5.0 (3)
2.0≦TM3-(TM2-TM1)≦6.0 (4)
特に式(4)のTM3-(TM2-TM1)で表される式は、高弾性率繊維の単繊維の配向に強く相関する。本発明の複合コードは、特に式(4)の範囲の際に、理想的な引張物性と、単繊維の配向、良好な耐疲労性、をより高いレベルで両立することが可能となる。
JIS L1017に準じて測定して、コード繊度(重量)およびコード径(コードゲージ)を測定した。
繊維コードについてJIS K7017の3点曲げ装置にて測定した。応力は以下の式で計算した。エッジスパン長は25mmで試験速度は25mm/min.で実施した。
[曲げ強さ]=([曲げ荷重]×8Lv)/(π×D3)
(但し、Lvはエッジスパン長、Dはコードゲージ(コード径)を表す。)
ASTM D885に準じて引張試験を実施し、測定した。最終的な処理をした繊維コードの繊度を使用して計算した。破断伸度は、高弾性率繊維の破断時の伸度とし、高弾性率繊維の破断後に、低弾性率繊維が破断せずに残った場合の伸度は、考慮しないこととした。
剥離接着力は繊維コードとゴムとの剥離接着力を示す値である。ゴムシート表層近くに7本の繊維コードを埋め、温度150℃で30分間、1MPaのプレス圧力で加硫し、次いで両端の2本の繊維コードを取り除き、残りの5本の繊維コードをゴムシートから200mm/分の速度で剥離し、そのときに要した力を繊維コード本数で割り、繊維コード1本当たりの接着力を算出した。評価に用いるゴムとしては、下記の配合組成で作製したEPDMゴムを用いた。
(EPDMゴムの配合組成)
エチレン-プロピレン-ジエンゴム: 100重量部
カーボンブラック: 35重量部
酸化亜鉛: 5重量部
ステアリン酸: 1重量部
老化防止剤: 2重量部
シリカ: 20重量部
加硫促進剤: 2重量部
レゾルシン・ホルマリン共重合体: 2重量部
ヘキサメトキシメチロールメラミン: 2重量部
硫黄: 1重量部
繊維コードに0.4cN/dtexの荷重をかけて直径10mmφのローラーに取り付け、100rpmの往復運動をさせ、100,000回の繰返し屈曲を行ったのち、繊維コードを取り出して残強力を測定し、屈曲疲労後強力保持率を求めた。
(エポキシ処理)
高弾性率繊維Aとして芳香族ポリアミド繊維(コポリパラフェニレン・3、4’-オキシジフェニレンテレフタルアミド繊維(帝人株式会社製 テクノーラ 1670dtex、1000フィラメント、弾性率650cN/dtex)を準備した。
レゾルシン/ホルマリン(R/F)のモル比が1/0.6であるレゾルシン-ホルマリン初期縮合物(スミカノール700S、住友化学株式会社製、濃度65重量%)19.8gを、水154.5gに10%苛性ソーダ水5.0gと20%アンモニア水19.9gを加えたアルカリ水溶液に溶解し、これにビニルピリジン-スチレン-ブタジエンゴムラテックス(ニポール2518FS、日本ゼオン株式会社製、濃度40重量%)415gと水368.9gを添加した。この液に、37%ホルマリン水16.8g、およびメチルエチルケトンオキシムブロックジフェニルメタンジイソシアネート(DM6400、明成化学工業株式会社製、濃度42%)を添加し、20℃で48時間熟成して、固形分濃度20重量%のレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂を含む水分散体(レゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂処理剤)を調製した。
クロロスルホン化ポリエチレンゴム固形分165gと、酸化亜鉛30gと、カーボンブラック5gと、添加剤としてεカプロラクタムブロックドジフェニルメタンジイソシアネート固形分100gと、水700gとを混合し、固形分濃度30重量%の水系分散体(ゴム成分処理液)とした。
上記のエポキシ処理された1670dtex/1000フィラメントの芳香族ポリアミド繊維を、コンピュートリーター処理機(CAリッツラー製ディップコード処理機)を用いて、上記のレゾルシン・ホルマリン・ラテックス樹脂処理剤中に浸漬処理した後、130℃で2分間乾燥し、引き続き235℃で1分間熱処理を行い、RFL処理された芳香族ポリアミド繊維を得た。
得られたポリエステル繊維はその後引き続き、S方向に撚り係数1.8(180回/m)の撚り(撚り4)を施した。
最後の合撚(撚り3)時の条件を撚り係数3.6(180回/m)から、撚り係数2.0(100回/m)で施した以外は実施例1と同様にして複合繊維コードを得た。複合繊維コードの処理条件を表1に、得られた複合繊維コードの評価結果を表2にまとめて示す。
合撚(撚り3)後の酸化亜鉛とカーボンブラックを含むゴム成分処理液による処理を行わず、最表面の被膜(オーバーコート)を有しない以外は同様の複合繊維コードを得た。複合繊維コードの処理条件を表1に、得られた複合繊維コードの評価結果を表2にまとめて示す。
実施例1のエポキシ処理とRFL処理を最初の撚糸(撚り1)の前から、最後の合撚(撚り3)後に行う順番に変更し、その後は実施例1と同様に酸化亜鉛とカーボンブラックを含むゴム成分処理液による処理を行い、最表面に被膜(オーバーコート)を有する複合繊維コードを得た。実施例1と比較し、複合繊維コード内部へのRFL接着剤の含浸は少ないものであった。複合繊維コードの処理条件を表1に、得られた複合繊維コードの評価結果を表2にまとめて示す。
実施例1の芳香族ポリアミド繊維を共重合タイプからポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維(帝人株式会社製 「トワロン」「T1000」1680dtex、1000フィラメント、弾性率680cN/dtex)に変更した以外は、実施例1と同様にして複合繊維コードを得た。複合繊維コードの処理条件を表1に、得られた複合繊維コードの評価結果を表2にまとめて示す。
実施例1のエポキシ処理されたポリエステル繊維を、エポキシ処理を行っていない1400dtex/210フィラメントのポリアミド繊維(ナイロン66繊維、旭化成株式会社製、「レオナT5」、弾性率84cN/dtex)に変更した以外は、実施例1と同様にして複合繊維コードを得た。複合繊維コードの処理条件を表1に、得られた複合繊維コードの評価結果を表2にまとめて示す。
最後の合撚(撚り3)時の条件を撚り係数3.6(180回/m)から、撚り係数1.2(60回/m)で施した以外は実施例1と同様にして複合繊維コードを得た。
複合繊維コードの処理条件を表1に、得られた複合繊維コードの評価結果を表2にまとめて示す。
実施例1の諸撚りの芳香族ポリアミド繊維に代えて、Z方向に撚り係数2.4(200回/m)の片撚りを施した芳香族ポリアミド繊維の下撚り糸2本を用い、これにZ方向に撚り係数2.0(200回/m)の片撚りを施したポリエステル繊維を合わせ、最後にS方向に撚り係数3.7(200回/m)で合撚糸処理した以外は、実施例1と同様にして、複合繊維コードを得た。複合繊維コードの処理条件を表1に、得られた複合繊維コードの評価結果を表2にまとめて示す。
Claims (9)
- 高弾性率繊維からなる繊維束Aと、低弾性率繊維からなる繊維束Bから構成される複合繊維コードであって、繊維束Aが2本以上の繊維束からなる下撚り(撚り1)と上撚り(撚り2)が逆方向の諸撚り繊維束であり、繊維束Aと繊維束Bとが共に、繊維束Aの上撚り方向と逆方向にさらに上撚り(撚り3)されており、
繊維束Aの下撚り(撚り1)の撚り係数(TM1)、繊維束Aの上撚り(撚り2)の撚り係数(TM2)及び繊維束A及び繊維束Bの上撚り(撚り3)の撚り係数(TM3)が、下記式(1)~(4)を満たし、
ゴム成分を含有することを特徴とするゴム補強用の複合繊維コード。
1.0≦TM1≦5.0 (1)
1.0≦TM2≦5.0 (2)
1.0≦TM3≦5.0 (3)
2.0≦TM3-(TM2-TM1)≦6.0 (4)
(ただし、「撚り係数=T×√D/1055」、TM;撚り係数、T;撚り数
(回/m)、D;原糸の繊度(tex)を示す。) - 繊維束Bが上撚り(撚り3)前に、あらかじめ逆方向に下撚り(撚り4)されたものである請求項1記載のゴム補強用の複合繊維コード。
- 高弾性率繊維が、ガラス繊維、芳香族ポリアミド繊維、カーボン繊維、ポリパラフェニレンベンゾオキザール繊維、芳香族ポリエステル繊維の群から選ばれたいずれか一つの繊維である請求項1または請求項2に記載のゴム補強用の複合繊維コード。
- ゴム成分が、カーボンブラックと酸化亜鉛を含む樹脂またはゴムである請求項1~3のいずれか1項記載のゴム補強用の複合繊維コード。
- 内層にレゾルシン・ホルマリン・ラテックス(RFL)樹脂が存在するものである請求項1~4のいずれか1項記載のゴム補強用の複合繊維コード。
- 複合繊維コード中の繊維以外の付着物の総量が、繊維重量当たり10.0~25.0重量%である請求項1~5のいずれか1項記載のゴム補強用の複合繊維コード。
- 破断時の強度が10.0cN/dtex以上、破断時の伸度が5.0%~8.0%、2.0%伸長時の荷重が4.0cN/dtex以下、かつ5.0%伸長時の荷重が6.0cN/dtex以上である請求項1~6のいずれか1項記載のゴム補強用の複合繊維コード。
- 請求項1~7のいずれか1項記載のゴム補強用の複合繊維コードを含むゴム製品。
- 高弾性率繊維からなる繊維束Aと、低弾性率繊維からなる繊維束Bから構成される複合繊維コードの製造方法であって、繊維束Aが下撚りと上撚りが逆方向に諸撚りされた繊維束であり、
繊維束Aと繊維束Bとを合糸し、繊維束Aの上撚り方向と逆方向にさらに上撚りし、
その後その表面にゴム成分を付着処理することを特徴とする請求項1記載のゴム補強用の複合繊維コードの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018050961A JP7088701B2 (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | ゴム補強用の複合繊維コード及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018050961A JP7088701B2 (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | ゴム補強用の複合繊維コード及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019163560A JP2019163560A (ja) | 2019-09-26 |
JP7088701B2 true JP7088701B2 (ja) | 2022-06-21 |
Family
ID=68065209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018050961A Active JP7088701B2 (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | ゴム補強用の複合繊維コード及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7088701B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102285436B1 (ko) | 2018-12-27 | 2021-08-02 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 고무에 대한 강한 접착력 및 우수한 내피로 특성을 갖는 하이브리드 타이어 코드 및 그 제조방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008223200A (ja) | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Teijin Fibers Ltd | 補強コード及び空気入りラジアルタイヤ |
WO2009063913A1 (ja) | 2007-11-13 | 2009-05-22 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | 空気入りタイヤ |
JP2012219387A (ja) | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Mitsuboshi Belting Ltd | アラミド心線及び動力伝動用ベルト |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06300085A (ja) * | 1993-04-13 | 1994-10-25 | Bridgestone Corp | コンベアベルト |
-
2018
- 2018-03-19 JP JP2018050961A patent/JP7088701B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008223200A (ja) | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Teijin Fibers Ltd | 補強コード及び空気入りラジアルタイヤ |
WO2009063913A1 (ja) | 2007-11-13 | 2009-05-22 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | 空気入りタイヤ |
JP2012219387A (ja) | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Mitsuboshi Belting Ltd | アラミド心線及び動力伝動用ベルト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019163560A (ja) | 2019-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6034783B2 (ja) | ゴム製品を補強するための補強用コードおよびそれを用いたゴム製品 | |
JPWO2004090224A1 (ja) | ゴムを補強するための補強用コードおよびそれを用いたゴム製品 | |
JP6799381B2 (ja) | ゴム補強用炭素繊維コード | |
JP6445748B1 (ja) | ゴム補強用コード及びそれを用いたゴム製品 | |
JP7067972B2 (ja) | ゴム補強用複合繊維コード | |
US6908676B2 (en) | Transmission belt and method of treatment for bonding with poly-p-phenylene benzobisoxazole fiber | |
JP2016176168A (ja) | ゴム補強用コード | |
JP2007154382A (ja) | 伝動ベルト補強用炭素繊維コード、その製造方法、およびこれを用いた伝動ベルト | |
JP7088701B2 (ja) | ゴム補強用の複合繊維コード及びその製造方法 | |
JP3754132B2 (ja) | ゴム補強用繊維処理剤、補強用繊維、およびゴム補強物 | |
JP4567708B2 (ja) | 歯付ベルト | |
JP6623831B2 (ja) | 有機繊維コードおよびゴム製品 | |
JP6877193B2 (ja) | ゴム補強用繊維コードおよびその製造方法 | |
JP2005042229A (ja) | 伝動ベルト補強用炭素繊維コードおよびこれを用いた伝動ベルト | |
US7030182B2 (en) | Rubber-reinforcing glass fiber treatment agent, rubber-reinforcing cord using the fiber treatment agent, and rubber product | |
JP6877155B2 (ja) | ゴム補強用炭素繊維コード | |
JP7448342B2 (ja) | ゴム補強用複合コードおよびそれを用いた伝動ベルト | |
JP2004100113A (ja) | ゴム補強用炭素繊維コードの製造方法 | |
JP2017150106A (ja) | ポリエステル繊維コード | |
JP3762583B2 (ja) | ポリエステル繊維コードの製造方法 | |
JP3231644B2 (ja) | ポリエステル繊維の接着処理方法 | |
JP2020094305A (ja) | ゴム補強用複合コード | |
JP6547090B1 (ja) | ゴム補強用コード及びそれを用いたゴム製品 | |
JP6902356B2 (ja) | 摩擦材補強用有機繊維コードおよびそれを用いたクラッチフェーシング | |
JP2023130816A (ja) | ゴム補強用コード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210302 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220524 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220609 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7088701 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |