JP7086825B2 - ライザブレースの検査装置及び検査方法 - Google Patents
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Description
[A]第1実施形態(図1~図7)
図1は、第1実施形態に係るライザブレースの検査装置をシュラウドに据え付けた状態を示す斜視図である。沸騰水型原子炉では、原子炉圧力容器1内に収容された図示しない炉心は、炉心シュラウド2により保持されている。また、沸騰水型原子炉には、ジェットポンプ3を備えた再循環系により炉心が冷却されるものがある。ジェットポンプ3は、原子炉圧力容器1と炉心シュラウド2との間のアニュラス部に複数台が環状に配置されている。
まず、図1及び図7に示すように、検査対象のライザブレース7によって原子炉圧力容器1に固定されたジェットポンプ3の上方から台座11を吊り下げ、この台座11の位置決めピン19を炉心シュラウド2のヘッドボルトブラケット21に差し込んで嵌合させる。これにより、台座11の原子炉圧力容器1及び炉心シュラウド2に対する周方向位置(方位)を決定して、台座11を炉心シュラウド2の上端部に設置する(S1)。
(1)図1及び図2に示すように、ライザブレース7の上方に設置された台座11の径方向移動機構12に、ジェットポンプ3を回避しつつマスト13が吊り下げられて設置され、このマスト13の下端部に設けられたクランプ機構14及びスキャン機構15のうち、クランプ機構14がライザブレース7をクランプすることでマスト13を位置決めする。このため、スキャン機構15により探傷プローブ16A及び16Bを、ライザブレース7の溶接部8A及び熱影響部8Bに遠隔で正確にアクセスさせることができる。この結果、ジェットポンプ2のインレットミキサ5を取り外すことなく、探傷プローブ16A、16Bによりライザブレース7の溶接部8A及び熱影響部8Bを高精度に探傷して検査できる。
さらに、探傷プローブ16Aと16Bは、探傷面34Cおよび探傷面34Dについても探傷範囲18を探傷することができるので、その場合においては新たに装置を設置することなく、検査時間を短縮して当該検査を確実に実行することができる。
図8は、第2実施形態に係るライザブレースの検査装置をシュラウドに据え付けた状態を示す斜視図である。図9は、図8のライザブレースの検査装置を示す斜視図である。この第2実施形態において第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
この第3実施形態において第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
この第4実施形態において第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
図10は、第5実施形態に係るライザブレースの検査装置を炉心シュラウドに据え付けた状態を示す斜視図である。この第5実施形態において第1及び第2実施形態と同様な部分については、第1及び第2実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
Claims (8)
- ジェットポンプのライザ管を原子炉圧力容器に固定するライザブレースの溶接部及び熱影響部を非破壊で検査するライザブレースの検査装置であって、
前記ライザブレースの上方に設置されて径方向移動機構を備えた台座と、
前記径方向移動機構に設置されるマストと、
前記マストの下部に設けられ、前記ライザブレースをクランプして前記マストの動きを抑制し、前記マストを位置決めするクランプ機構と、
前記ライザブレースの前記溶接部及び前記熱影響部を検査する探傷プローブと、
前記マストの下部に設けられ、前記探傷プローブを前記ライザブレースの探傷面に位置づけ且つ移動させるスキャン機構と、を有し、
前記スキャン機構は、前記探傷プローブを前記原子炉圧力容器の径方向及び接線方向に移動させて、前記探傷プローブにより前記ライザブレースの前記溶接部及び前記熱影響部を検査させるよう構成されたことを特徴とするライザブレースの検査装置。 - 前記台座は、原子炉圧力容器内で炉心を保持する炉心シュラウドの上端部をガイドとして、または前記炉心シュラウドの上部に敷設された軌道をガイドとして、周方向に移動可能な移動機構を備えた周方向移動台座であることを特徴とする請求項1に記載のライザブレースの検査装置。
- 前記マストは、このマストを高さ方向に伸縮させることでクランプ機構及びスキャン機構の上下方向の位置を調整可能とする伸縮機構を有することを特徴とする請求項1または2に記載のライザブレースの検査装置。
- 前記マストまたは前記探傷プローブは、前記マストの周方向に旋回可能に設けられて、前記探傷プローブを原子炉圧力容器の曲面に沿った方位に向けて探傷させるよう構成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のライザブレースの検査装置。
- 前記探傷プローブは、ライザブレースの探傷面である上面と下面のそれぞれに対向するように設けられ、前記上面と前記下面の片面または両面を選択的に検査するよう構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のライザブレースの検査装置。
- 前記マストは、隣接するジェットポンプ間の構造物を避けるため、少なくとも一箇所が曲げられて構成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のライザブレースの検査装置。
- 前記探傷プローブをライザブレースの探傷面のうねりまたは傾斜に追従して上下動させて、前記探傷プローブを前記探傷面と一定の距離に保持させるよう構成された押圧機構を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のライザブレースの検査装置。
- ジェットポンプのライザ管を原子炉圧力容器に固定するライザブレースの溶接部及び熱影響部を非破壊で検査するライザブレースの検査方法であって、
前記ライザブレースの上方に設置された台座の径方向移動機構に、前記ジェットポンプを回避しつつマストを吊り下げて設置し、
前記マストの下部に設けられたクランプ機構及びスキャン機構のうち、前記クランプ機構により前記ライザブレースをクランプして前記マストを位置決めし、
前記スキャン機構により探傷プローブを、前記ライザブレースの探傷面に位置づけ且つ前記原子炉圧力容器の径方向及び接線方向に移動させて、
前記探傷プローブにより前記ライザブレースの前記溶接部及び前記熱影響部を検査することを特徴とするライザブレースの検査方法。
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