JP7083808B2 - 工具保持装置及び電動工具、インパクトドライバ - Google Patents
工具保持装置及び電動工具、インパクトドライバ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7083808B2 JP7083808B2 JP2019504337A JP2019504337A JP7083808B2 JP 7083808 B2 JP7083808 B2 JP 7083808B2 JP 2019504337 A JP2019504337 A JP 2019504337A JP 2019504337 A JP2019504337 A JP 2019504337A JP 7083808 B2 JP7083808 B2 JP 7083808B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- leaf spring
- anvil
- insertion hole
- hammer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B21/00—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
- B25B21/02—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose with means for imparting impact to screwdriver blade or nut socket
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B19/00—Impact wrenches or screwdrivers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B23/00—Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
- B25B23/0007—Connections or joints between tool parts
- B25B23/0035—Connection means between socket or screwdriver bit and tool
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
Description
このようなインパクトドライバにおいて、アンビルには、ビットが差し込まれる挿入孔が軸心に設けられると共に、挿入孔に連通する半径方向の貫通孔が設けられて、その貫通孔に配置したボールを、アンビルへ前後動可能に外装した操作スリーブで押圧してビットに係合させる工具保持装置が設けられる。この工具保持装置では、操作スリーブがコイルバネによって係合位置(後退位置)に付勢されており、ビットの取り外しは、操作スリーブをコイルバネの付勢に抗してボールを押圧しない前進位置にスライドさせることで行われる。
一方、アンビルは、特許文献1に開示されるニードルベアリング等の軸受によってハンマケース等のケースに軸支されているが、構造上軸受とアンビルとの間にクリアランスが生じるため、回転時にアンビルががたついて先端のビットに振れが生じるという問題があった。
動力が伝達される出力軸と、
出力軸の軸心に前端へ向けて開口形成され、ビットが挿入される挿入孔と、
出力軸へ半径方向に貫通形成されて挿入孔と連通する貫通孔と、
貫通孔内に配置されて挿入孔に対して出没可能なボールと、
出力軸にその軸方向へスライド可能に外装され、前後何れか一方の位置でボールを挿入孔内への突出位置に押圧し、他方の位置でボールの押圧を解除する操作スリーブと、を含み、
ボールを突出位置に付勢する弾性体が設けられ、操作スリーブは、他方の位置で弾性体の少なくとも一部を露出させる長さで形成されている一方、
弾性体は、ボールの外側で出力軸に外装される板バネであり、板バネは、周方向に両端が分断された分断部分を有するリング状であると共に、分断部分は、軸方向から傾斜して形成されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、工具保持装置であって、
動力が伝達される出力軸と、
出力軸の軸心に前端へ向けて開口形成され、ビットが挿入される挿入孔と、
出力軸へ半径方向に貫通形成されて挿入孔と連通する貫通孔と、
貫通孔内に配置されて挿入孔に対して出没可能なボールと、
出力軸にその軸方向へスライド可能に外装され、前後何れか一方の位置でボールを挿入孔内への突出位置に押圧し、他方の位置でボールの押圧を解除する操作スリーブと、を含み、
ボールを突出位置に付勢する弾性体が設けられ、操作スリーブは、他方の位置で弾性体の少なくとも一部を露出させる長さで形成されている一方、
弾性体は、ボールの外側で出力軸に外装される板バネであり、板バネは、周方向に両端が分断された分断部分を有するリング状であると共に、板バネは、ボールの前後何れかの半分側でボールの外側に外装されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、一方の位置で操作スリーブの当該一方側の端部は、出力軸の半径方向でボールの当該一方側の端部と重なっていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、操作スリーブの一方側の端部内周には、当該一方側の端部へ行くに従って拡開するテーパ部が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかの構成において、他方の位置で操作スリーブの一方側の端部は、出力軸の半径方向でボールと重ならないことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、モータを収容するハウジングから、モータの駆動によって動力が伝達される出力軸が突出されてなる電動工具であって、
出力軸に、請求項1乃至5の何れかに記載の工具保持装置が設けられていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の発明は、インパクトドライバであって、
モータと、
モータを収容する本体ハウジングと、
本体ハウジングの前方側に配置されるハンマケースと、
モータにより回転し、ハンマケースに収容されるハンマと、
ハンマケースに保持される軸受と、ハンマにより回転方向に打撃され、軸受により回転可能に支持されてハンマケースから前方へ突出するアンビルと、
本体ハウジングの下方に配置されるグリップ部と、を有し、
アンビルは、ビットを前方から挿入可能であって前後方向に延びる挿入孔と、挿入孔と連通形成されてアンビルの径方向に延びる貫通孔と、を有し、
貫通孔には、ボールが配置されており、
アンビルの前端で前後方向にスライド可能であって、後退位置でボールを径方向外側に移動不能とし、前進位置でボールを径方向外側に移動可能とする操作スリーブを有し、
ボールの外側に配置されてボールを径方向内側へと付勢し、周方向に両端が分断された分断部分を有するリング状の板バネを有し、
板バネは、操作スリーブの前進位置で板バネの少なくとも一部が露出されるように構成され、
径方向でハンマケースの前端の内側に、貫通孔が配置されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8に記載の発明は、インパクトドライバであって、
モータと、
モータを収容する本体ハウジングと、
本体ハウジングの前方側に配置されるハンマケースと、
モータにより回転し、ハンマケースに収容されるハンマと、
ハンマケースに保持される軸受と、
ハンマにより回転方向に打撃され、軸受により回転可能に支持されてハンマケースから前方へ突出するアンビルと、
本体ハウジングの下方に配置されるグリップ部と、を有し、
アンビルは、ビットを前方から挿入可能であって前後方向に延びる挿入孔と、挿入孔と連通形成されてアンビルの径方向に延びる貫通孔と、を有し、
貫通孔には、ボールが配置されており、
アンビルの前端で前後方向にスライド可能であって、後退位置でボールを径方向外側に移動不能とし、前進位置でボールを径方向外側に移動可能とする操作スリーブを有し、
ボールの外側に配置されてボールを径方向内側へと付勢し、周方向に両端が分断された分断部分を有するリング状の板バネを有し、
板バネは、操作スリーブの前進位置で板バネの少なくとも一部が露出されるように構成され、
板バネは、内周面をボールに接触させて径方向内側へ付勢していることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項9に記載の発明は、インパクトドライバであって、
モータと、
モータを収容する本体ハウジングと、
本体ハウジングの前方側に配置されるハンマケースと、
モータにより回転し、ハンマケースに収容されるハンマと、
ハンマケースに保持される軸受と、
ハンマにより回転方向に打撃され、軸受により回転可能に支持されてハンマケースから前方へ突出するアンビルと、
本体ハウジングの下方に配置されるグリップ部と、を有し、
アンビルは、ビットを前方から挿入可能であって前後方向に延びる挿入孔と、挿入孔と連通形成されてアンビルの径方向に延びる貫通孔と、を有し、
貫通孔には、ボールが配置されており、
アンビルの前端で前後方向にスライド可能であって、後退位置でボールを径方向外側に移動不能とし、前進位置でボールを径方向外側に移動可能とする操作スリーブを有し、
ボールの外側に配置されてボールを径方向内側へと付勢し、周方向に両端が分断された分断部分を有するリング状の板バネを有し、
板バネは、操作スリーブの前進位置で板バネの少なくとも一部が露出されるように構成され、
操作スリーブは、径方向内側で周方向に延びる突条と、後退位置では突条の後方で板バネが収容される逃げ部とを有することを特徴とする。
[インパクトドライバの説明]
図1は、電動工具の一例であるインパクトドライバの斜視図、図2は側面図、図3は中央縦断面図、図4は本体部の拡大断面図である。
インパクトドライバ1は、中心軸を前後方向とする本体部2と、その本体部2から下方へ突出するグリップ部3とを有する。インパクトドライバ1のハウジングは、本体部2を形成する筒状のモータハウジング5とグリップ部3を形成するグリップハウジング6とが連設される本体ハウジング4と、モータハウジング5の後端にネジ止め装着される後カバー7と、モータハウジング5の前部に組み付けられるケースとしてのハンマケース8とから構成されている。本体ハウジング4は、左右の半割ハウジング4a,4bに分割され、左右方向のネジ9,9・・によって組み付けられる。
グリップ部3の上部には、トリガ16を前方へ突出させたスイッチ15が収容されて、グリップ部3の下端には、電源となるバッテリーパック18が装着されるバッテリー装着部17が形成されている。このバッテリー装着部17内には、バッテリーパック18と電気的に接続される端子台19と、その上方に位置するコントローラ20とが収容されている。コントローラ20には、マイコンやスイッチング端子等を搭載した制御回路基板21が設けられて、バッテリー装着部17の上面には、制御回路基板21に電気的に接続されて動作モードの選択やバッテリーパック18の残量表示等が可能な操作パネル21aが設けられている。
ベアリングリテーナ43は、中央にくびれ部を形成した金属製の円盤状で、モータハウジング5の内面に設けたリブ46がくびれ部に嵌合することで、ベアリングリテーナ43は前後方向への移動を規制された状態でモータハウジング5に保持される。
また、ベアリングリテーナ43の前面周縁には、外周に雄ネジ部を形成したリング壁47が前方へ向けて突設されて、このリング壁47に、ハンマケース8の後端内周に設けた雌ネジ部が結合されている。
また、モータハウジング5の前方には、ハンマケース8の前部から前筒部48にかけて覆うカバー57が設けられ、カバー57の前端外周部には、ゴム製のバンパ58が装着されている。
遊星歯車減速機構11は、内歯を有するインターナルギヤ63と、インターナルギヤ63に噛み合う外歯を有する3つのプラネタリーギヤ64,64・・とを含む。インターナルギヤ63は、ベアリングリテーナ43のリング壁47の内側に同軸で収容され、その前部外周側には、ハンマケース8の内周面で雌ネジ部の前方に形成された図示しない凹部に係合する回り止め部65が設けられている。この回り止め部65がリング壁47とハンマケース8の内周面に設けられた段部66とに挟持されることで軸方向への移動も規制される。プラネタリーギヤ64は、ピン67によってスピンドル12のキャリア部61内で回転可能に支持されて、回転軸32のピニオン45と噛合している。
アンビル14は、ハンマケース8の軸受保持部としての前筒部48内に保持された前後2つの第1、第2の軸受としてのボールベアリング78A,78Bによって軸支されている。アンビル14の後端には、ハンマ70の爪と回転方向で係合する一対のアーム79,79が形成されている。
このボールベアリング78A,78Bは、図7,9に示すように、それぞれ第1、第2の内輪としての内輪78aと、第1、第2の外輪としての外輪78bと、両輪の間で周方向に一列で配置される第1、第2のボールとしての複数のボール78c,78c・・とを含んでなり、2つのボールベアリング78A,78Bの間には、スペーサ部材としての中間ワッシャ87が介在されている。この中間ワッシャ87がボールベアリング78A,78Bの外輪78b,78bにそれぞれ当接することで、ボールベアリング78A,78Bの間に所定の間隔を保持している。
さらに、アンビル14におけるボールベアリング78A,78Bの内側には、第1、第2のリング状部材としてのOリング84,84が前後に2つ設けられて、それぞれボールベアリング78A,78Bの内輪78a,78aと接触している。アンビル14の後面軸心には、スピンドル12の前端軸心に設けた嵌合凹部86に嵌合する嵌合突起85が形成されている。なお、Oリング84,84は必要性に応じて省略することもできる。
そして、アンビル14には、ビットを保持するための工具保持装置90が設けられている。この工具保持装置90について詳述する。
まず、アンビル14の軸心には、ビットを前方から挿入可能な横断面六角形状の挿入孔91が前端から開口形成され、アンビル14内には、図5に示すように、一対の半径方向の貫通孔92,92が、挿入孔91を中心とした点対称位置で、挿入孔91と連通形成されている。貫通孔92,92には、ボール93,93が収容されて、貫通孔92における挿入孔91との連通側の開口94は、ボール93の直径よりも小さく形成されて、ボール93が挿入孔91側へ落下しないようになっている。
この貫通孔92,92及びボール93,93は、外側に位置する前筒部48の前端とアンビル14の半径方向でオーバーラップする位置まで後方に配置されている。
この後退位置では、突条100が、板バネ97によって突出位置に押圧されるボール93,93の前半分側に近接して、ボール93,93の外側への移動を規制するようになっている。突条100の後面には、板バネ97の前端が当接しており、その後側で操作スリーブ99の内周は、板バネ97よりも大径の逃げ部105となっている。
なお、挿入孔91の径方向外側には、後ワッシャ81、ボールベアリング78A,78B、中間ワッシャ87が配置されているため、挿入孔91の後方に後ワッシャ81、ボールベアリング78A,78B、中間ワッシャ87が配置される場合に比べて、前後方向の長さを短くすることができる。ここでは挿入孔91の後端の径方向外側には、保持部82も配置されている。
ここから図8(A)に示すように、操作スリーブ99を前進位置に保持したまま、挿入孔91にビット106の後端を差し込む。すると、図8(B)に示すように、ビット106の後端が当接したボール93,93が、板バネ97の収縮付勢に抗して貫通孔92の外側へ押し出されて、貫通孔92内へ没入する退避位置へ移動する。よって、ビット106を挿入孔91の奥まで差し込むことができる。
ここから図8(D)に示すように、操作スリーブ99を後退位置へスライドさせると、突条100が再びボール93,93の前半部外側に近接して外側への移動を規制するため、ビット106は、係合溝107に係合して移動規制されるボール93,93によって抜け止めされる。この後退位置へのスライドの際、操作スリーブ99の後端内周には逃げ部105が形成されているので、板バネ97に干渉することなく後退位置までスムーズにスライドできる。
ここで、アンビル14は、工具保持装置90によってボール93,93を含む係合部分より前方がボールベアリング78A近くまで後退しているので、前筒部48からの突出量が短くなり、狭い場所でも支障なく作業が行える。
また、アンビル14は、前後2つのボールベアリング78A,78Bによって軸支されているので、アンビル14のがたつきが抑えられ、先端のビット106に振れが生じにくくなる。
このように、上記形態のインパクトドライバ1及び工具保持装置90によれば、ボール93を突出位置に付勢する弾性体(板バネ97)が設けられ、操作スリーブ99は、前進位置で板バネ97の全部を露出させる長さで形成されているので、操作スリーブ99を前進させても板バネ97によってボール93,93の脱落が防止され、操作スリーブ99が後方へ延びる長さが短くなる。よって、ボール93,93を従来よりも後側に配置可能となり、操作スリーブ99を用いてもアンビル14の突出長さを短くすることができ、ひいては本体部2の全長のコンパクト化が達成できる。
また、板バネ97を、周方向に両端が分断された分断部分98を有するリング状としているので、アンビル14への装着が簡単に行える。
さらに、分断部分98は、軸方向から傾斜して形成されているので、分断部分98でもボール93,93の付勢が可能となり、アンビル14へ装着する際に位相を考慮する必要が無くなる。
加えて、板バネ97は、ボール93,93の後半分側でボール93,93の外側に外装されているので、板バネ97が必要最小限の大きさとなってコスト低減に繋がる。
また、前進位置で操作スリーブ99の後端は、アンビル14の半径方向でボール93,93と重ならないので、操作スリーブ99を取り外さなくてもボール93,93や板バネ97の交換等が容易に行える。
さらに、板バネの形状も、分断部分は傾斜させずに軸方向と平行に形成することもできるし、リング状でなく各貫通孔ごとに独立した板バネを用いることもできる。
そして、上記形態では、操作スリーブの後退位置でボールを突出位置に押圧し、前進位置でボールの押圧を解除する構造としているが、これと逆に、ボールを出力軸の前側に配置して、操作スリーブの前進位置でボールを突出位置に押圧し、後退位置でボールの押圧を解除する構造としてもよい。この場合、板バネをボールの前半分側でボールの外側に外装するようにしたり、前進位置で操作スリーブの前端が出力軸の半径方向でボールの前端と重なるようにしたり、操作スリーブの前部内周に前端へ行くに従って拡開するテーパ部を形成したり、後退位置で操作スリーブの前端が出力軸の半径方向でボールと重ならないようにしたりすることになる。
そして、上記形態のインパクトドライバ1によれば、前後2つの軸受(ボールベアリング78A,78B)によってアンビル14を回転可能に直接保持しているので、保持部分が前後に長くなってアンビル14のがたつきを効果的に低減することができる。よって、先端のビット106の振れを抑えることができる。
特にここでは、2つの軸受を共にボールベアリング78A,78Bとしているので、軸受を2つ配置しても前後方向にコンパクトとなる。
また、ハンマケース8の前筒部48の内径部48aを軸方向に同一で形成して、ボールベアリング78A,78Bの外径を同一としているので、径方向にもコンパクトとなる。
また、ボールベアリング78A,78Bは、ハンマケース8に後方から挿入されて保持されているので、ハンマケース8への組付けが容易に行える。
さらに、ボールベアリング78A,78Bは、それぞれ内輪78aと、外輪8bと、ボール78cとを含み、ボールベアリング78A,78Bの間には、前後の外輪8b、8bとに当接する中間ワッシャ87が配置されているので、ボールベアリング78A,78Bを間隔をおいて前後に配置でき、アンビル14のがたつきをより効果的に低減することができる。
そして、ハンマケース8には、ボールベアリング78Bの後面に当接する後ワッシャ81が設けられているので、後方から挿入したボールベアリング78Bを簡単に位置決めできる。
また、軸受としては、上記形態のように内輪と外輪との間に複数のボールが一列で配置されるボールベアリング(単列玉軸受)に限らず、内輪と外輪との間に複数のボールが2列等の複数列で配置される複列玉軸受を採用して、これを前後に2個配置することもできる。さらに、ニードルベアリングを採用してこれを前後に2個配置することもできる。
図10はその一例を示すもので、このインパクトドライバ1Aにおいて、アンビル14の小径部95には、ボール93,93を挿入孔91への突出位置に付勢する板バネを設けておらず、コイルバネ101によって操作スリーブ99がストッパ面104に当接する後退位置では、操作スリーブ99の内面に周設した突条110によってボール93,93が挿入孔91側へ押圧される構造となっている。
また、このインパクトドライバ1Aでは、スピンドル12の前端軸心に嵌合突起111が形成され、アンビル14の後面軸心に、嵌合突起111が同軸で嵌合する嵌合凹部112が形成されている。スピンドル12の軸心には、有底孔62から嵌合突起111まで貫通して有底孔62を嵌合凹部112に連通させ、有底孔62内のグリスを嵌合凹部112へ供給してスピンドル12とアンビル14との潤滑を図る軸心孔113が形成されている。
なお、このインパクトドライバ1Aでも挿入孔91の径方向外側には、ボールベアリング78A,78B、中間ワッシャ87が配置されているため、挿入孔91の後方にボールベアリング78A,78B、中間ワッシャ87が配置される場合に比べて、前後方向の長さが短くなっている。
図10に示すインパクトドライバ1Aについて、出願日前に販売されていた製品群との比較を行い、振れ抑制効果の優位性を確認した。
検証方法は、図11(A)に示される。ここでは上記した製品群を同じ条件で計測するために、アンビル14におけるハンマケース8の前端面から10mmの箇所に、フォースゲージ120により1kgf(9.8N)の荷重を左右からそれぞれ加え、その反対側の位置に、ダイヤルゲージ121を配置して、アンビル14が左右でどの程度変位するかをダイヤルゲージ121によって計測した。ここで、1kgf(9.8N)とは、ネジ締めの際にアンビル14が拗れた(軸からずれた方向に力が掛かった)際に想定される荷重である。
なお、本発明においては、多少の精度誤差を含めて、0.04mmとなることを許容している。この場合でも他の製品群に対する優位性は保たれる。また、0.02mm以下であってもよい。例えば、0.01mm以下であれば、さらにアンビル14の振れが小さいこととなり、より使いやすいインパクトドライバとなる。
なお、上記した製品群は、いくつかの種類の軸受を使用していたが、その軸受・ハンマケース・アンビルの精度を高めることにより、本発明と同様に、0.04mmとすることができる場合もある。
Claims (9)
- 工具保持装置であって、
動力が伝達される出力軸と、
前記出力軸の軸心に前端へ向けて開口形成され、ビットが挿入される挿入孔と、
前記出力軸へ半径方向に貫通形成されて前記挿入孔と連通する貫通孔と、
前記貫通孔内に配置されて前記挿入孔に対して出没可能なボールと、
前記出力軸にその軸方向へスライド可能に外装され、前後何れか一方の位置で前記ボールを前記挿入孔内への突出位置に押圧し、他方の位置で前記ボールの押圧を解除する操作スリーブと、を含み、
前記ボールを前記突出位置に付勢する弾性体が設けられ、前記操作スリーブは、前記他方の位置で前記弾性体の少なくとも一部を露出させる長さで形成されている一方、
前記弾性体は、前記ボールの外側で前記出力軸に外装される板バネであり、前記板バネは、周方向に両端が分断された分断部分を有するリング状であると共に、前記分断部分は、軸方向から傾斜して形成されていることを特徴とする工具保持装置。 - 工具保持装置であって、
動力が伝達される出力軸と、
前記出力軸の軸心に前端へ向けて開口形成され、ビットが挿入される挿入孔と、
前記出力軸へ半径方向に貫通形成されて前記挿入孔と連通する貫通孔と、
前記貫通孔内に配置されて前記挿入孔に対して出没可能なボールと、
前記出力軸にその軸方向へスライド可能に外装され、前後何れか一方の位置で前記ボールを前記挿入孔内への突出位置に押圧し、他方の位置で前記ボールの押圧を解除する操作スリーブと、を含み、
前記ボールを前記突出位置に付勢する弾性体が設けられ、前記操作スリーブは、前記他方の位置で前記弾性体の少なくとも一部を露出させる長さで形成されている一方、
前記弾性体は、前記ボールの外側で前記出力軸に外装される板バネであり、前記板バネは、周方向に両端が分断された分断部分を有するリング状であると共に、前記板バネは、前記ボールの前後何れかの半分側で前記ボールの外側に外装されることを特徴とする工具保持装置。 - 前記一方の位置で前記操作スリーブの当該一方側の端部は、前記出力軸の半径方向で前記ボールの当該一方側の端部と重なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の工具保持装置。
- 前記操作スリーブの前記一方側の端部内周には、当該一方側の端部へ行くに従って拡開するテーパ部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の工具保持装置。
- 前記他方の位置で前記操作スリーブの前記一方側の端部は、前記出力軸の半径方向で前記ボールと重ならないことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の工具保持装置。
- 電動工具であって、
モータを収容するハウジングと、
前記ハウジングから突出し、前記モータの駆動によって動力が伝達される出力軸と、を含み、
前記出力軸に、請求項1乃至5の何れかに記載の工具保持装置が設けられていることを特徴とする電動工具。 - モータと、
前記モータを収容する本体ハウジングと、
前記本体ハウジングの前方側に配置されるハンマケースと、
前記モータにより回転し、前記ハンマケースに収容されるハンマと、
前記ハンマケースに保持される軸受と、
前記ハンマにより回転方向に打撃され、前記軸受により回転可能に支持されて前記ハンマケースから前方へ突出するアンビルと、
前記本体ハウジングの下方に配置されるグリップ部と、を有し、
前記アンビルは、ビットを前方から挿入可能であって前後方向に延びる挿入孔と、前記挿入孔と連通形成されて前記アンビルの径方向に延びる貫通孔と、を有し、
前記貫通孔には、ボールが配置されており、
前記アンビルの前端で前後方向にスライド可能であって、後退位置で前記ボールを前記径方向外側に移動不能とし、前進位置で前記ボールを前記径方向外側に移動可能とする操作スリーブを有し、
前記ボールの外側に配置されて前記ボールを前記径方向内側へと付勢し、周方向に両端が分断された分断部分を有するリング状の板バネを有し、
前記板バネは、前記操作スリーブの前進位置で前記板バネの少なくとも一部が露出されるように構成され、
前記径方向で前記ハンマケースの前端の内側に、前記貫通孔が配置されている、インパクトドライバ。 - モータと、
前記モータを収容する本体ハウジングと、
前記本体ハウジングの前方側に配置されるハンマケースと、
前記モータにより回転し、前記ハンマケースに収容されるハンマと、
前記ハンマケースに保持される軸受と、
前記ハンマにより回転方向に打撃され、前記軸受により回転可能に支持されて前記ハンマケースから前方へ突出するアンビルと、
前記本体ハウジングの下方に配置されるグリップ部と、を有し、
前記アンビルは、ビットを前方から挿入可能であって前後方向に延びる挿入孔と、前記挿入孔と連通形成されて前記アンビルの径方向に延びる貫通孔と、を有し、
前記貫通孔には、ボールが配置されており、
前記アンビルの前端で前後方向にスライド可能であって、後退位置で前記ボールを前記径方向外側に移動不能とし、前進位置で前記ボールを前記径方向外側に移動可能とする操作スリーブを有し、
前記ボールの外側に配置されて前記ボールを前記径方向内側へと付勢し、周方向に両端が分断された分断部分を有するリング状の板バネを有し、
前記板バネは、前記操作スリーブの前進位置で前記板バネの少なくとも一部が露出されるように構成され、
前記板バネは、内周面を前記ボールに接触させて前記径方向内側へ付勢している、インパクトドライバ。 - モータと、
前記モータを収容する本体ハウジングと、
前記本体ハウジングの前方側に配置されるハンマケースと、
前記モータにより回転し、前記ハンマケースに収容されるハンマと、
前記ハンマケースに保持される軸受と、
前記ハンマにより回転方向に打撃され、前記軸受により回転可能に支持されて前記ハンマケースから前方へ突出するアンビルと、
前記本体ハウジングの下方に配置されるグリップ部と、を有し、
前記アンビルは、ビットを前方から挿入可能であって前後方向に延びる挿入孔と、前記挿入孔と連通形成されて前記アンビルの径方向に延びる貫通孔と、を有し、
前記貫通孔には、ボールが配置されており、
前記アンビルの前端で前後方向にスライド可能であって、後退位置で前記ボールを前記径方向外側に移動不能とし、前進位置で前記ボールを前記径方向外側に移動可能とする操作スリーブを有し、
前記ボールの外側に配置されて前記ボールを前記径方向内側へと付勢し、周方向に両端が分断された分断部分を有するリング状の板バネを有し、
前記板バネは、前記操作スリーブの前進位置で前記板バネの少なくとも一部が露出されるように構成され、
前記操作スリーブは、前記径方向内側で周方向に延びる突条と、前記後退位置では前記突条の後方で前記板バネが収容される逃げ部とを有する、インパクトドライバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022086276A JP7341289B2 (ja) | 2017-03-07 | 2022-05-26 | インパクト工具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017043101 | 2017-03-07 | ||
JP2017043101 | 2017-03-07 | ||
PCT/JP2017/045368 WO2018163561A1 (ja) | 2017-03-07 | 2017-12-18 | 工具保持装置及び電動工具、インパクト工具 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022086276A Division JP7341289B2 (ja) | 2017-03-07 | 2022-05-26 | インパクト工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2018163561A1 JPWO2018163561A1 (ja) | 2020-01-09 |
JP7083808B2 true JP7083808B2 (ja) | 2022-06-13 |
Family
ID=63447427
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019504337A Active JP7083808B2 (ja) | 2017-03-07 | 2017-12-18 | 工具保持装置及び電動工具、インパクトドライバ |
JP2022086276A Active JP7341289B2 (ja) | 2017-03-07 | 2022-05-26 | インパクト工具 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022086276A Active JP7341289B2 (ja) | 2017-03-07 | 2022-05-26 | インパクト工具 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US11192223B2 (ja) |
JP (2) | JP7083808B2 (ja) |
CN (1) | CN110382167B (ja) |
DE (1) | DE112017007191T5 (ja) |
WO (1) | WO2018163561A1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7083808B2 (ja) * | 2017-03-07 | 2022-06-13 | 株式会社マキタ | 工具保持装置及び電動工具、インパクトドライバ |
AU2019101751A4 (en) * | 2018-02-19 | 2020-11-05 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Impact tool |
JP6987667B2 (ja) | 2018-02-23 | 2022-01-05 | 株式会社マキタ | インパクト工具 |
EP3894136A4 (en) * | 2018-12-10 | 2023-01-11 | Milwaukee Electric Tool Corporation | HIGH TORQUE IMPACT TOOL |
US11484997B2 (en) * | 2018-12-21 | 2022-11-01 | Milwaukee Electric Tool Corporation | High torque impact tool |
JP7398894B2 (ja) | 2019-07-23 | 2023-12-15 | 株式会社マキタ | 工具保持装置、及び電動作業機 |
JP7386027B2 (ja) * | 2019-09-27 | 2023-11-24 | 株式会社マキタ | 回転打撃工具 |
JP7320419B2 (ja) | 2019-09-27 | 2023-08-03 | 株式会社マキタ | 回転打撃工具 |
JP2021053734A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 株式会社マキタ | ねじ締め機 |
WO2021131495A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 工機ホールディングス株式会社 | 回転工具 |
USD948978S1 (en) | 2020-03-17 | 2022-04-19 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Rotary impact wrench |
WO2021220991A1 (ja) * | 2020-04-28 | 2021-11-04 | 工機ホールディングス株式会社 | 作業機及び作業機システム |
WO2023102108A1 (en) * | 2021-12-01 | 2023-06-08 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Rotary impact tool |
JP2023181600A (ja) * | 2022-06-13 | 2023-12-25 | 株式会社マキタ | インパクト工具 |
DE102022208953A1 (de) | 2022-08-30 | 2024-02-29 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Handwerkzeugmaschine |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001054874A (ja) | 1999-06-09 | 2001-02-27 | Makita Corp | 打撃工具 |
JP3146887U (ja) | 2008-06-11 | 2008-12-04 | 胡 厚飛 | スクリュードライバービットの接続棒 |
JP2010046787A (ja) | 2008-07-19 | 2010-03-04 | Saburo Hayashi | ビット接続具の接続構造 |
JP2016215373A (ja) | 2016-09-29 | 2016-12-22 | 株式会社マキタ | アングル工具 |
Family Cites Families (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3208569A (en) | 1963-01-16 | 1965-09-28 | Adee Clarice Berry | Impact clutch with sliding key in anvil |
SE332397B (ja) | 1969-06-19 | 1971-02-01 | Atlas Copco Ab | |
JPS6015655Y2 (ja) * | 1980-04-30 | 1985-05-16 | 瓜生製作株式会社 | 工具に於けるビットの装脱着装置 |
JPS58160774A (ja) | 1982-03-18 | 1983-09-24 | 松下電器産業株式会社 | 給湯装置 |
JPS58160774U (ja) * | 1982-04-21 | 1983-10-26 | 油谷鉄工株式会社 | 気動工具 |
JP3146887B2 (ja) | 1994-10-28 | 2001-03-19 | 三菱電機株式会社 | 直流ブラシレスモータの駆動装置 |
US6733414B2 (en) * | 2001-01-12 | 2004-05-11 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Gear assembly for a power tool |
US6508315B1 (en) | 2001-06-07 | 2003-01-21 | Steven James Lindsay | Small impact power tool |
WO2006062309A1 (en) | 2004-12-07 | 2006-06-15 | Byung-Duk Lim | A ground drilling hammer and the driving method |
JP4917408B2 (ja) | 2006-11-08 | 2012-04-18 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
JP5270197B2 (ja) | 2008-03-10 | 2013-08-21 | 株式会社マキタ | 打撃工具 |
JP2009226568A (ja) | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Makita Corp | 打撃工具 |
JP4457170B1 (ja) * | 2009-06-03 | 2010-04-28 | 株式会社空研 | インパクトレンチ |
JP5600955B2 (ja) * | 2010-02-11 | 2014-10-08 | 日立工機株式会社 | インパクト工具 |
US8925646B2 (en) * | 2011-02-23 | 2015-01-06 | Ingersoll-Rand Company | Right angle impact tool |
US9022888B2 (en) | 2013-03-12 | 2015-05-05 | Ingersoll-Rand Company | Angle impact tool |
US20140262396A1 (en) | 2013-03-12 | 2014-09-18 | Ingersoll-Rand Company | Angle Impact Tool |
JP6018010B2 (ja) | 2013-04-04 | 2016-11-02 | 株式会社マキタ | アングル工具 |
JP6027946B2 (ja) * | 2013-06-12 | 2016-11-16 | パナソニック株式会社 | インパクトレンチ |
DE102014109412B3 (de) | 2014-07-04 | 2015-09-10 | C. & E. Fein Gmbh | Reiblager zwischen Läufer und Amboss in einem Schlagschrauber |
JP6537260B2 (ja) | 2014-12-05 | 2019-07-03 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
US9764452B2 (en) | 2015-06-27 | 2017-09-19 | Kevin Scott Koch | Device and method for fastener element retention and installation |
JP7083808B2 (ja) * | 2017-03-07 | 2022-06-13 | 株式会社マキタ | 工具保持装置及び電動工具、インパクトドライバ |
JP6987667B2 (ja) | 2018-02-23 | 2022-01-05 | 株式会社マキタ | インパクト工具 |
US11919138B2 (en) * | 2021-10-19 | 2024-03-05 | Makita Corporation | Impact tool |
EP4195465A1 (en) * | 2021-12-10 | 2023-06-14 | Black & Decker, Inc. | Power tool with compact outer-rotor motor assembly |
-
2017
- 2017-12-18 JP JP2019504337A patent/JP7083808B2/ja active Active
- 2017-12-18 CN CN201780087815.XA patent/CN110382167B/zh active Active
- 2017-12-18 WO PCT/JP2017/045368 patent/WO2018163561A1/ja active Application Filing
- 2017-12-18 DE DE112017007191.7T patent/DE112017007191T5/de active Pending
- 2017-12-18 US US16/491,731 patent/US11192223B2/en active Active
-
2021
- 2021-11-03 US US17/517,712 patent/US20220055191A1/en active Pending
-
2022
- 2022-05-26 JP JP2022086276A patent/JP7341289B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001054874A (ja) | 1999-06-09 | 2001-02-27 | Makita Corp | 打撃工具 |
JP3146887U (ja) | 2008-06-11 | 2008-12-04 | 胡 厚飛 | スクリュードライバービットの接続棒 |
JP2010046787A (ja) | 2008-07-19 | 2010-03-04 | Saburo Hayashi | ビット接続具の接続構造 |
JP2016215373A (ja) | 2016-09-29 | 2016-12-22 | 株式会社マキタ | アングル工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2018163561A1 (ja) | 2020-01-09 |
WO2018163561A1 (ja) | 2018-09-13 |
US20200009709A1 (en) | 2020-01-09 |
DE112017007191T5 (de) | 2019-11-28 |
US11192223B2 (en) | 2021-12-07 |
JP7341289B2 (ja) | 2023-09-08 |
CN110382167A (zh) | 2019-10-25 |
US20220055191A1 (en) | 2022-02-24 |
CN110382167B (zh) | 2021-11-05 |
JP2022109332A (ja) | 2022-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7083808B2 (ja) | 工具保持装置及び電動工具、インパクトドライバ | |
JP6675188B2 (ja) | 震動機構付き電動工具 | |
JP6987667B2 (ja) | インパクト工具 | |
US10967496B2 (en) | Impact tool | |
US10016881B2 (en) | Rotary tool | |
EP3200324A1 (en) | Electric power tool | |
JP2016153153A (ja) | 震動機構付き電動工具 | |
CN107107316A (zh) | 冲击工具以及冲击工具用主轴的制造方法 | |
JP6924692B2 (ja) | インパクト工具 | |
JP2017087330A (ja) | 電動工具 | |
JP6539513B2 (ja) | 電動ドライバ | |
JP2020110857A (ja) | 電動工具 | |
JP6095843B2 (ja) | インパクト工具 | |
CN214081187U (zh) | 冲击工具 | |
JP7129871B2 (ja) | インパクト工具及び電動工具 | |
JP2023090350A (ja) | インパクト工具 | |
JP6530012B2 (ja) | インパクト工具 | |
JP2020188631A (ja) | 電動作業機 | |
JP7275235B2 (ja) | インパクト工具 | |
JP2020196052A (ja) | 電動工具 | |
JP7390166B2 (ja) | 動力工具 | |
JP2021122906A (ja) | オイルユニット及び動力工具 | |
JP2023090351A (ja) | インパクト工具 | |
JP2023090417A (ja) | 電動工具 | |
JP2020110910A (ja) | 電動工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211019 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220419 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220601 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7083808 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |