JP7341289B2 - インパクト工具 - Google Patents

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Description

本発明は、インパクトドライバといったインパクト工具に関する。
例えばインパクトドライバでは、特許文献1に示すように、モータから回転伝達されるスピンドルに、ボールを介してハンマを連結すると共に、スピンドルに外装されるコイルバネによって、ハンマを、ビットが装着される出力軸となるアンビルと係合させて、アンビルへのトルクの高まりに応じて、ハンマをアンビルに係脱させて回転打撃力(インパクト)を間欠的に発生させる。
このようなインパクトドライバにおいて、アンビルには、ビットが差し込まれる挿入孔が軸心に設けられると共に、挿入孔に連通する半径方向の貫通孔が設けられて、その貫通孔に配置したボールを、アンビルへ前後動可能に外装した操作スリーブで押圧してビットに係合させる工具保持装置が設けられる。この工具保持装置では、操作スリーブがコイルバネによって係合位置(後退位置)に付勢されており、ビットの取り外しは、操作スリーブをコイルバネの付勢に抗してボールを押圧しない前進位置にスライドさせることで行われる。
特開2016-107375号公報
上記従来のインパクトドライバにおいて、アンビルは、特許文献1に開示されるニードルベアリング等の軸受によってハンマケース等のケースに軸支されているが、構造上軸受とアンビルとの間にクリアランスが生じる。
そこで、本発明は、アンビルを支持する軸受の内側のシール性を確保することができるインパクト工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、モータと、
モータにより回転するスピンドルと、
スピンドルに保持されるハンマと、
ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、
ハンマを収容してアンビルを前方へ突出させるケースと、
ケースに保持される軸受と、を含み、
軸受の径方向内側には、リング状部材が配置されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記構成において、軸受は、ボールベアリングであり、リング状部材は、ボールベアリングの内輪に接触するOリングであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記構成において、アンビルの後方にハンマが配置されており、
軸受は、ケースに後方から挿入されて保持されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記構成において、ケースには、軸受の後面に当接する止め輪が設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記構成において、ケースには、ボールベアリングを保持する前筒部と、前筒部の先端に形成され、前筒部の内径よりも小径となるリング状の位置決め部と、が形成されており、
位置決め部とボールベアリングの外輪とが当接していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記構成において、ボールベアリングの前方には、ワッシャが設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、アンビルを支持する軸受の内側のシール性を確保することができる。
インパクトドライバの斜視図である。 インパクトドライバの側面図である。 インパクトドライバの中央縦断面図である。 本体部の拡大断面図である。 図4のA-A線断面図である。 板バネの斜視図である。 (A)は工具保持装置の拡大図(操作スリーブは前進位置)、(B)はB-B線断面図である。 (A)~(D)はビットの装着手順を示す説明図である。 工具保持装置の変更例を示す説明図である。 変更例を示すアンビル部分の拡大断面図である。 (A)は、変更例に係るインパクトドライバの振れ抑制効果の検証方法の説明図、(B)は他の製品群を含む検証結果表である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[インパクトドライバの説明]
図1は、電動工具の一例であるインパクトドライバの斜視図、図2は側面図、図3は中央縦断面図、図4は本体部の拡大断面図である。
インパクトドライバ1は、中心軸を前後方向とする本体部2と、その本体部2から下方へ突出するグリップ部3とを有する。インパクトドライバ1のハウジングは、本体部2を形成する筒状のモータハウジング5とグリップ部3を形成するグリップハウジング6とが連設される本体ハウジング4と、モータハウジング5の後端にネジ止め装着される後カバー7と、モータハウジング5の前部に組み付けられるケースとしてのハンマケース8とから構成されている。本体ハウジング4は、左右の半割ハウジング4a,4bに分割され、左右方向のネジ9,9・・によって組み付けられる。
本体部2には、後方から、モータ10、遊星歯車減速機構11、スピンドル12、打撃機構13の順で設けられている。モータ10はモータハウジング5に、遊星歯車減速機構11、スピンドル12、打撃機構13はハンマケース8にそれぞれ収容されて、打撃機構13に設けられた出力軸となるアンビル14が、ハンマケース8の前端から前方へ突出している。
グリップ部3の上部には、トリガ16を前方へ突出させたスイッチ15が収容されて、グリップ部3の下端には、電源となるバッテリーパック18が装着されるバッテリー装着部17が形成されている。このバッテリー装着部17内には、バッテリーパック18と電気的に接続される端子台19と、その上方に位置するコントローラ20とが収容されている。コントローラ20には、マイコンやスイッチング端子等を搭載した制御回路基板21が設けられて、バッテリー装着部17の上面には、制御回路基板21に電気的に接続されて動作モードの選択やバッテリーパック18の残量表示等が可能な操作パネル21aが設けられている。
モータ10は、ステータ22とロータ23とを有するインナロータ型のブラシレスモータである。まずステータ22は、固定子鉄心24と、固定子鉄心24の前後に設けられる前絶縁部材25及び後絶縁部材26と、前絶縁部材25及び後絶縁部材26を介して固定子鉄心24に巻回される複数のコイル27,27・・と、を有してモータハウジング5内に保持されている。前絶縁部材25には、コイル27のワイヤを一端に挟んでヒュージングする3つのヒュージング端子28,28・・が設けられて、各ヒュージング端子28の他端が、前絶縁部材25の下端から下向きに突設した連結片29に引き回されている。この連結片29に、コントローラ20から配線されて各ヒュージング端子28に対応するリード線をはんだ付けした側面視コ字状の端子ユニット30が、下方から挟み込むようにネジ31によって組み付けられて電気的接続されている。端子ユニット30から引き出される三相の電源線は、スイッチ15の後方でグリップ部3内を通ってコントローラ20内の制御回路基板21に接続されている。
ロータ23は、軸心に位置する回転軸32と、回転軸32の周囲に配置される筒状の回転子鉄心33と、回転子鉄心33の外側に配置され、筒状で周方向に極性を交互に変えた永久磁石34と、これらの前側において放射状に配置された複数のセンサ用永久磁石35,35・・と、を有する。前絶縁部材25の前端には、ロータ23のセンサ用永久磁石35の位置を検出して回転検出信号を出力する3つの回転検出素子を搭載したセンサ回路基板36がネジ固定されている。このセンサ回路基板36の下端には、回転検出信号を出力する信号線が接続されて、この信号線も、電源線と同様にスイッチ15の後方でグリップ部3内を通ってコントローラ20内の制御回路基板21に接続されている。
後カバー7は、モータハウジング5の後方から図示しないネジによって取り付けられるキャップ状で、この後カバー7に保持された軸受37が回転軸32の後端を軸支している。38は、軸受37の前方で金属製のインサートブッシュ39を介して回転軸32に取り付けられたモータ冷却用の遠心ファンで、ここでは中央部が前方へすり鉢状に膨出する膨出部40となっており、軸受37は膨出部40のすぐ後側で遠心ファン38と径方向でオーバーラップするように配置されている。後カバー7の側面には、遠心ファン38の径方向外側に位置する排気口41,41・・が形成されて、モータハウジング5の側面には吸気口42,42・・が形成されている。
一方、回転軸32の前端は、モータ10の前方でモータハウジング5に保持されたベアリングリテーナ43を貫通して前方へ突出し、ベアリングリテーナ43の後部に保持された軸受44によって軸支されている。45は、回転軸32の前端に取り付けられたピニオンである。
ベアリングリテーナ43は、中央にくびれ部を形成した金属製の円盤状で、モータハウジング5の内面に設けたリブ46がくびれ部に嵌合することで、ベアリングリテーナ43は前後方向への移動を規制された状態でモータハウジング5に保持される。
また、ベアリングリテーナ43の前面周縁には、外周に雄ネジ部を形成したリング壁47が前方へ向けて突設されて、このリング壁47に、ハンマケース8の後端内周に設けた雌ネジ部が結合されている。
ハンマケース8は、前半部が先細りとなって前筒部48が形成される金属製の筒状体で、蓋となるベアリングリテーナ43によって後部が閉塞される。ハンマケース8の下面には、突起49が形成されて、組み付け状態では、左右の半割ハウジング4a,4bの内面に突設された図示しない押さえリブがそれぞれ突起49の側面に当接するようになっている。また、ハンマケース8の左右の側面には、図示しない突条が形成されており、この突条が、半割ハウジング4a,4bの内面に形成された図示しない凹溝に嵌合するようになっている。この突起49と押さえリブ、突条と凹溝との係合により、ハンマケース8の回転規制がなされる。
ハンマケース8とスイッチ15との間には、モータ10の正逆切替レバー50が左右へスライド可能に設けられ、その前方で本体ハウジング4には、ハンマケース8の下面に沿って照射部51が設けられている。この照射部51内には、アンビル14の前方を照射するLED52を備えたLED基板53が収容されると共に、LED基板53を前方から覆うレンズ54が取り付けられている。照射部51の前端上部において、左右の半割ハウジング4a,4bの一方には凹部55が、他方には凸部56がそれぞれ設けられて、組み付け状態で凹部55と凸部56とが嵌合することで照射部51内でのレンズ54の位置決めが図れるようになっている。
また、モータハウジング5の前方には、ハンマケース8の前部から前筒部48にかけて覆うカバー57が設けられ、カバー57の前端外周部には、ゴム製のバンパ58が装着されている。
そして、ベアリングリテーナ43の前部には、軸受60が保持されて、軸受60によってスピンドル12の後端が軸支されている。このスピンドル12は、後部に中空で円盤状のキャリア部61を有し、後面から軸心に形成した有底孔62内に、回転軸32の前端及びピニオン45を突出させている。
遊星歯車減速機構11は、内歯を有するインターナルギヤ63と、インターナルギヤ63に噛み合う外歯を有する3つのプラネタリーギヤ64,64・・とを含む。インターナルギヤ63は、ベアリングリテーナ43のリング壁47の内側に同軸で収容され、その前部外周側には、ハンマケース8の内周面で雌ネジ部の前方に形成された図示しない凹部に係合する回り止め部65が設けられている。この回り止め部65がリング壁47とハンマケース8の内周面に設けられた段部66とに挟持されることで軸方向への移動も規制される。プラネタリーギヤ64は、ピン67によってスピンドル12のキャリア部61内で回転可能に支持されて、回転軸32のピニオン45と噛合している。
打撃機構13は、スピンドル12に外装されるハンマ70と、そのハンマ70を前方へ付勢するコイルバネ71とを含む。まずハンマ70は、前面に一対の図示しない爪を有し、内面に形成した外側カム溝72と、スピンドル12の表面に形成した内側カム溝73とに跨がって嵌合されるボール74,74を介してスピンドル12と結合されている。また、ハンマ70の後面には、リング状の溝75が形成されて、ここにコイルバネ71の前端が挿入されている。コイルバネ71の後端は、キャリア部61の前面に当接している。ハンマ70の内周には、インパクト動作時の後退位置でスピンドル12の有底孔62から半径方向に貫通形成された連通孔76,76と連通するリング状の凹溝77が形成されて、有底孔62内のグリスを連通孔76から凹溝77へ供給してハンマ70とスピンドル12との間の潤滑を図るようにしている。
[アンビルの軸支構造の説明]
アンビル14は、ハンマケース8の軸受保持部としての前筒部48内に保持された前後2つの第1、第2の軸受としてのボールベアリング78A,78Bによって軸支されている。アンビル14の後端には、ハンマ70の爪と回転方向で係合する一対のアーム79,79が形成されている。
このボールベアリング78A,78Bは、図7,9に示すように、それぞれ第1、第2の内輪としての内輪78aと、第1、第2の外輪としての外輪78bと、両輪の間で周方向に一列で配置される第1、第2のボールとしての複数のボール78c,78c・・とを含んでなり、2つのボールベアリング78A,78Bの間には、スペーサ部材としての中間ワッシャ87が介在されている。この中間ワッシャ87がボールベアリング78A,78Bの外輪78b,78bにそれぞれ当接することで、ボールベアリング78A,78Bの間に所定の間隔を保持している。
ここでのボールベアリング78A,78A及び中間ワッシャ87の外径は共に同一で、前後に亘って等径となる前筒部48の内径部48aに後方から挿入されている。前筒部48の前端には、内径部48aよりも小径となるリング状の位置決め部48bが周設されて、前側のボールベアリング78Aの外輪78bが位置決め部48bに当接することで前方への位置決めが図られている。前筒部48内で前側のボールベアリング78Aと位置決め部48bとの間には、アンビル14と位置決め部48bとの間を閉塞してボールベアリング78A,78Bの防塵を図る前ワッシャ80が設けられ、後側のボールベアリング78Bの後方には、ボールベアリング78Bの後方への位置決め用の止め輪としての後ワッシャ81が設けられている。この後ワッシャ81は、ボールベアリング78B及び内径部48aよりも大きい外径を有して前筒部48の内周面に設けられた周方向の溝48cに嵌合し、ボールベアリング78Bの外輪78bに当接している。
また、アーム79,79の前方で前筒部48の後面内周側には、内径が後ワッシャ81の外径より小さく、外径が後ワッシャ81の外径よりも大きいリング状の保持部82が同軸で突設され、その保持部82の外側に、後面が保持部82よりも後方位置となる厚みを有する樹脂製の外ワッシャ83が嵌合している。この外ワッシャ83は、アーム79,79を受けるものである。
さらに、アンビル14におけるボールベアリング78A,78Bの内側には、第1、第2のリング状部材としてのOリング84,84が前後に2つ設けられて、それぞれボールベアリング78A,78Bの内輪78a,78aと接触している。アンビル14の後面軸心には、スピンドル12の前端軸心に設けた嵌合凹部86に嵌合する嵌合突起85が形成されている。なお、Oリング84,84は必要性に応じて省略することもできる。
[工具保持装置の説明]
そして、アンビル14には、ビットを保持するための工具保持装置90が設けられている。この工具保持装置90について詳述する。
まず、アンビル14の軸心には、ビットを前方から挿入可能な横断面六角形状の挿入孔91が前端から開口形成され、アンビル14内には、図5に示すように、一対の半径方向の貫通孔92,92が、挿入孔91を中心とした点対称位置で、挿入孔91と連通形成されている。貫通孔92,92には、ボール93,93が収容されて、貫通孔92における挿入孔91との連通側の開口94は、ボール93の直径よりも小さく形成されて、ボール93が挿入孔91側へ落下しないようになっている。
この貫通孔92,92及びボール93,93は、外側に位置する前筒部48の前端とアンビル14の半径方向でオーバーラップする位置まで後方に配置されている。
また、アンビル14の外周で貫通孔92,92を含む前半部分は、後半側よりも小径の小径部95となっており、小径部95の根元には、貫通孔92,92を含む全周に亘って保持溝96が形成されて、ここに弾性体としての板バネ97が外装されている。この板バネ97は、ボール93の直径の略半分の前後幅を有し、図6に示すように一箇所を分断したリング状で、分断部分98は、軸方向から傾斜した斜めスリット状となっている。この板バネ97がやや押し広げられた格好で保持溝96を周回してボール93,93の後半分側に当接している。こうして板バネ97が押し広げられても、分断部分98は斜めにカットされているので、ボール93,93との接触は維持できる。よって、ボール93,93は、常態では、収縮付勢される板バネ97によって、貫通孔92,92の開口94,94から挿入孔91内へ部分的に突出する突出位置へ付勢されることになる。
さらに、アンビル14の小径部95には、操作スリーブ99が外装されている。この操作スリーブ99は、後端内側に、小径部95の外周に近接する突条100を有してその前側の内周を突条100の内径よりも大径とした筒体で、小径部95に外装したコイルバネ101を、小径部95の前端外周で止めリング102に位置決めされた止めワッシャ103と突条100との間に介在させている。これにより操作スリーブ99は、常態では後端が小径部95の根元外周に形成されたリング状のストッパ面104に当接する後退位置へ付勢される。
この後退位置では、突条100が、板バネ97によって突出位置に押圧されるボール93,93の前半分側に近接して、ボール93,93の外側への移動を規制するようになっている。突条100の後面には、板バネ97の前端が当接しており、その後側で操作スリーブ99の内周は、板バネ97よりも大径の逃げ部105となっている。
なお、挿入孔91の径方向外側には、後ワッシャ81、ボールベアリング78A,78B、中間ワッシャ87が配置されているため、挿入孔91の後方に後ワッシャ81、ボールベアリング78A,78B、中間ワッシャ87が配置される場合に比べて、前後方向の長さを短くすることができる。ここでは挿入孔91の後端の径方向外側には、保持部82も配置されている。
以上の如く構成されたインパクトドライバ1において、工具保持装置90のアンビル14にビットを装着する際には、後退位置(一方の位置)の操作スリーブ99を、図7に示すように、コイルバネ101の付勢に抗して、後端が保持溝96の前端外側となる前進位置(他方の位置)までスライドさせる。これにより、突条100がボール93,93の外側から前方へ離れてボール93,93の外側への移動規制が解除される。但し、板バネ97の収縮付勢により、開口94からの突出位置は維持されているため、ボール93,93は貫通孔92から脱落しない。この前進位置では、操作スリーブ99の後端がボール93,93の前端に略重なってボール93,93及び板バネ97を露出させている。
ここから図8(A)に示すように、操作スリーブ99を前進位置に保持したまま、挿入孔91にビット106の後端を差し込む。すると、図8(B)に示すように、ビット106の後端が当接したボール93,93が、板バネ97の収縮付勢に抗して貫通孔92の外側へ押し出されて、貫通孔92内へ没入する退避位置へ移動する。よって、ビット106を挿入孔91の奥まで差し込むことができる。
ビット106が挿入孔91の奥まで差し込まれると、図8(C)に示すように、ビット106の中間部に設けた係合溝107がボール93,93の内側に位置するため、板バネ97の収縮付勢により、ボール93,93は再び突出位置に復帰して係合溝107に係合する。
ここから図8(D)に示すように、操作スリーブ99を後退位置へスライドさせると、突条100が再びボール93,93の前半部外側に近接して外側への移動を規制するため、ビット106は、係合溝107に係合して移動規制されるボール93,93によって抜け止めされる。この後退位置へのスライドの際、操作スリーブ99の後端内周には逃げ部105が形成されているので、板バネ97に干渉することなく後退位置までスムーズにスライドできる。
こうして工具保持装置90によってアンビル14にビット106を装着した後、トリガ16を押し込んでスイッチ15をONさせると、モータ10に給電されて回転軸32が回転する。すなわち、制御回路基板21のマイコンが、センサ回路基板36の回転検出素子から出力されるロータ23のセンサ用永久磁石35の位置を示す回転検出信号を得てロータ23の回転状態を取得し、取得した回転状態に応じて各スイッチング素子のON/OFFを制御し、ステータ22の各コイル27に対し順番に電流を流すことでロータ23を回転させる。
すると、ピニオン45と噛合するプラネタリーギヤ64がインターナルギヤ63内で公転運動し、キャリア部61を介してスピンドル12を減速して回転させる。よって、ハンマ70も回転して爪が係合するアーム79,79を介してアンビル14を回転させ、ビット106によるネジ締めが可能となる。ネジ締めが進んでアンビル14のトルクが高まると、ハンマ70が、ボール74,74をスピンドル12の内側カム溝73,73に沿って転動させながらコイルバネ71の付勢に抗して後退し、爪がアーム79,79から離れると、コイルバネ71の付勢と内側カム溝73,73の案内とにより、ハンマ70は前進しながら回転して爪を再びアーム79,79に係合させ、アンビル14に回転打撃力(インパクト)を発生させる。この繰り返しによってさらなる締め付けが可能となる。
ここで、アンビル14は、工具保持装置90によってボール93,93を含む係合部分より前方がボールベアリング78A近くまで後退しているので、前筒部48からの突出量が短くなり、狭い場所でも支障なく作業が行える。
また、アンビル14は、前後2つのボールベアリング78A,78Bによって軸支されているので、アンビル14のがたつきが抑えられ、先端のビット106に振れが生じにくくなる。
[工具保持装置に係る発明の効果]
このように、上記形態のインパクトドライバ1及び工具保持装置90によれば、ボール93を突出位置に付勢する弾性体(板バネ97)が設けられ、操作スリーブ99は、前進位置で板バネ97の全部を露出させる長さで形成されているので、操作スリーブ99を前進させても板バネ97によってボール93,93の脱落が防止され、操作スリーブ99が後方へ延びる長さが短くなる。よって、ボール93,93を従来よりも後側に配置可能となり、操作スリーブ99を用いてもアンビル14の突出長さを短くすることができ、ひいては本体部2の全長のコンパクト化が達成できる。
特にここでは、弾性体を、ボール93,93の外側でアンビル14に外装される板バネ97としているので、ボール93,93の脱落防止が容易に行える。
また、板バネ97を、周方向に両端が分断された分断部分98を有するリング状としているので、アンビル14への装着が簡単に行える。
さらに、分断部分98は、軸方向から傾斜して形成されているので、分断部分98でもボール93,93の付勢が可能となり、アンビル14へ装着する際に位相を考慮する必要が無くなる。
加えて、板バネ97は、ボール93,93の後半分側でボール93,93の外側に外装されているので、板バネ97が必要最小限の大きさとなってコスト低減に繋がる。
一方、後退位置で操作スリーブ99の後端は、アンビル14の半径方向でボール93,93の後端と重なっているので、操作スリーブ99が後方へ延びる長さを極力短くすることができる。
また、前進位置で操作スリーブ99の後端は、アンビル14の半径方向でボール93,93と重ならないので、操作スリーブ99を取り外さなくてもボール93,93や板バネ97の交換等が容易に行える。
なお、上記形態では、板バネの前後幅をボールの直径の半分としているが、図9に示す工具保持装置90Aのように、板バネ97の幅をボール93の直径と同じにしても差し支えない。また、操作スリーブ99における突条100の後側内周には、逃げ部に代えて、後端へ行くに従って拡開するテーパ部108を設けるようにしてもよい。このように操作スリーブ99の後部内周にテーパ部108を設ければ、操作スリーブ99の後端のエッジが板バネ97に干渉することを効果的に防止することができる。
また、貫通孔及びボールの数や配置は上記形態に限らず、両者を1つずつ設けたり、3つずつ設けたりしてもよい。
さらに、板バネの形状も、分断部分は傾斜させずに軸方向と平行に形成することもできるし、リング状でなく各貫通孔ごとに独立した板バネを用いることもできる。
そして、上記形態では、操作スリーブの後退位置でボールを突出位置に押圧し、前進位置でボールの押圧を解除する構造としているが、これと逆に、ボールを出力軸の前側に配置して、操作スリーブの前進位置でボールを突出位置に押圧し、後退位置でボールの押圧を解除する構造としてもよい。この場合、板バネをボールの前半分側でボールの外側に外装するようにしたり、前進位置で操作スリーブの前端が出力軸の半径方向でボールの前端と重なるようにしたり、操作スリーブの前部内周に前端へ行くに従って拡開するテーパ部を形成したり、後退位置で操作スリーブの前端が出力軸の半径方向でボールと重ならないようにしたりすることになる。
その他、電動工具としてはインパクトドライバに限らず、出力軸にビットを着脱するものであれば、アングルインパクトドライバやスクリュードライバ等の他の電動工具にも本発明の工具保持装置は適用可能である。また、電動工具に限らず、エアモータを用いた空圧工具や、ドライバビット等を着脱可能な手動工具であっても本発明の工具保持装置は適用可能である。
[アンビルの軸支構造に係る発明の効果]
そして、上記形態のインパクトドライバ1によれば、前後2つの軸受(ボールベアリング78A,78B)によってアンビル14を回転可能に直接保持しているので、保持部分が前後に長くなってアンビル14のがたつきを効果的に低減することができる。よって、先端のビット106の振れを抑えることができる。
特にここでは、2つの軸受を共にボールベアリング78A,78Bとしているので、軸受を2つ配置しても前後方向にコンパクトとなる。
また、ハンマケース8の前筒部48の内径部48aを軸方向に同一で形成して、ボールベアリング78A,78Bの外径を同一としているので、径方向にもコンパクトとなる。
一方、ボールベアリング78A,78Bの径方向内側には、Oリング84,84が配置されているので、内側のシール性も確保できる。
また、ボールベアリング78A,78Bは、ハンマケース8に後方から挿入されて保持されているので、ハンマケース8への組付けが容易に行える。
さらに、ボールベアリング78A,78Bは、それぞれ内輪78aと、外輪78bと、ボール78cとを含み、ボールベアリング78A,78Bの間には、前後の外輪78b、78bとに当接する中間ワッシャ87が配置されているので、ボールベアリング78A,78Bを間隔をおいて前後に配置でき、アンビル14のがたつきをより効果的に低減することができる。
そして、ハンマケース8には、ボールベアリング78Bの後面に当接する後ワッシャ81が設けられているので、後方から挿入したボールベアリング78Bを簡単に位置決めできる。
なお、前後2つのボールベアリングの間には、軸方向に重ねた複数のワッシャを介在させて間隔をより広く確保するようにしてもよいし、逆にワッシャ等のスペーサ部材をなくしてボールベアリング同士を当接させてもよい。前後のボールベアリングの外径を互いに変えることもできる。
また、軸受としては、上記形態のように内輪と外輪との間に複数のボールが一列で配置されるボールベアリング(単列玉軸受)に限らず、内輪と外輪との間に複数のボールが2列等の複数列で配置される複列玉軸受を採用して、これを前後に2個配置することもできる。さらに、ニードルベアリングを採用してこれを前後に2個配置することもできる。
そして、上記形態では、工具保持装置と、2つの軸受によるアンビルの軸支構造とを併設したインパクトドライバについて説明しているが、工具保持装置がなくアンビルの軸支構造のみを設けたインパクト工具であってもよい。
図10はその一例を示すもので、このインパクトドライバ1Aにおいて、アンビル14の小径部95には、ボール93,93を挿入孔91への突出位置に付勢する板バネを設けておらず、コイルバネ101によって操作スリーブ99がストッパ面104に当接する後退位置では、操作スリーブ99の内面に周設した突条110によってボール93,93が挿入孔91側へ押圧される構造となっている。
また、このインパクトドライバ1Aでは、スピンドル12の前端軸心に嵌合突起111が形成され、アンビル14の後面軸心に、嵌合突起111が同軸で嵌合する嵌合凹部112が形成されている。スピンドル12の軸心には、有底孔62から嵌合突起111まで貫通して有底孔62を嵌合凹部112に連通させ、有底孔62内のグリスを嵌合凹部112へ供給してスピンドル12とアンビル14との潤滑を図る軸心孔113が形成されている。
なお、このインパクトドライバ1Aでも挿入孔91の径方向外側には、ボールベアリング78A,78B、中間ワッシャ87が配置されているため、挿入孔91の後方にボールベアリング78A,78B、中間ワッシャ87が配置される場合に比べて、前後方向の長さが短くなっている。
[振れ抑制効果の検証]
図10に示すインパクトドライバ1Aについて、出願日前に販売されていた製品群との比較を行い、振れ抑制効果の優位性を確認した。
検証方法は、図11(A)に示される。ここでは上記した製品群を同じ条件で計測するために、アンビル14におけるハンマケース8の前端面から10mmの箇所に、フォースゲージ120により1kgf(9.8N)の荷重を左右からそれぞれ加え、その反対側の位置に、ダイヤルゲージ121を配置して、アンビル14が左右でどの程度変位するかをダイヤルゲージ121によって計測した。ここで、1kgf(9.8N)とは、ネジ締めの際にアンビル14が拗れた(軸からずれた方向に力が掛かった)際に想定される荷重である。
検証結果は、図11(B)の表に示すものであった。軸受の種類はそれぞれ表中に示しているが、ボールベアリングを2つ使用したものは、本発明の実施例のみである。本発明の実施品では、表中に示した通り、1kgf(9.8N)の荷重を掛けた際の変位は、平均0.02mmとなっており、他の製品群と比較してアンビル14の振れが非常に小さくなっていることが分かる。
なお、本発明においては、多少の精度誤差を含めて、0.04mmとなることを許容している。この場合でも他の製品群に対する優位性は保たれる。また、0.02mm以下であってもよい。例えば、0.01mm以下であれば、さらにアンビル14の振れが小さいこととなり、より使いやすいインパクトドライバとなる。
なお、上記した製品群は、いくつかの種類の軸受を使用していたが、その軸受・ハンマケース・アンビルの精度を高めることにより、本発明と同様に、0.04mmとすることができる場合もある。
1,1A・・インパクトドライバ、2・・本体部、3・・グリップ部、4・・本体ハウジング、8・・ハンマケース、10・・モータ、11・・遊星歯車減速機構、12・・スピンドル、13・・打撃機構、14・・アンビル、22・・ステータ、23・・ロータ、32・・回転軸、48・・前筒部、48a・・内径部、70・・ハンマ、78A,78B・・ボールベアリング、78a・・内輪、78b・・外輪、78c・・ボール、81・・後ワッシャ、84・・Oリング、87・・中間ワッシャ、90,90A・・工具保持装置、91・・挿入孔、92・・貫通孔、93・・ボール、94・・開口、95・・小径部、96・・保持溝、97・・板バネ、98・・分断部分、99・・操作スリーブ、100・・突条、101・・コイルバネ、106・・ビット、107・・係合溝、108・・テーパ部。

Claims (6)

  1. モータと、
    前記モータにより回転するスピンドルと、
    前記スピンドルに保持されるハンマと、
    前記ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、
    前記ハンマを収容して前記アンビルを前方へ突出させるケースと、
    前記ケースに保持される軸受と、を含み、
    前記軸受の径方向内側には、リング状部材が配置されていることを特徴とするインパクト工具。
  2. 前記軸受は、ボールベアリングであり、前記リング状部材は、前記ボールベアリングの内輪に接触するOリングであることを特徴とする請求項1に記載のインパクト工具。
  3. 前記アンビルの後方に前記ハンマが配置されており、
    前記軸受は、前記ケースに後方から挿入されて保持されることを特徴とする請求項1又は2に記載のインパクト工具。
  4. 前記ケースには、前記軸受の後面に当接する止め輪が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のインパクト工具。
  5. 前記ケースには、前記ボールベアリングを保持する前筒部と、前記前筒部の先端に形成され、前記前筒部の内径よりも小径となるリング状の位置決め部と、が形成されており、
    前記位置決め部と前記ボールベアリングの外輪とが当接していることを特徴とする請求項2に記載のインパクト工具。
  6. 前記ボールベアリングの前方には、ワッシャが設けられていることを特徴とする請求項2又は5に記載のインパクト工具。
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