JP7058580B2 - セラミックス部材の製造方法 - Google Patents

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本発明は、セラミックス部材の製造方法に関する。
半導体製造装置において、ウエハなどの基板を表面に保持する静電チャックや、表面に載置された基板を加熱するヒータ、サセプタなどは、セラミックス基材の内部に電極を内蔵したセラミックス部材を備えている。
このようなセラミックス部材においては、セラミックスグリーンシートを積層してなるセラミックシート積層体を焼成して製造されることが多く、セラミックスグリーンシートに導体ペーストを印刷しておくことなどによって、内部電極及びスルーホールを形成している(例えば、特許文献1,2参照)。
スルーホールは、セラミックスグリーンシートに形成した貫通孔に導体ペーストを印刷によって充填し、複数枚のセラミックスグリーンシートを位置決めした状態で積層してセラミックシート積層体を形成し、これを焼成することよって形成される。
なお、特許文献3には、金属電極を埋設したセラッミクス焼結体に穴加工(凹部加工)を行い、金属電極の一部を露出させ、この露出した金属電極に給電端子を接続させることが開示されている。
特開2000-12195号公報 特開2017-135250号公報 特開2006-165181号公報
上記従来のようにセラミックシート積層体を焼成して、内部電極を有するセラミックス焼結体を形成し、さらに給電端子を設ける場合、上記特許文献3の開示を参照して、セラミックス焼結体に凹部を形成し、露出したスルーホールにろう付けなどによって給電端子を接続させることが考えられる。
しかしながら、セラミックス焼結体は硬度が高いので、焼成後のセラミックス焼結体に凹部を形成することは困難であるという課題がある。
また、セラミックシートに予め貫通穴を形成しておき、位置合わせを行ってこの貫通穴が上下方向に連続するにセラミックスグリーンシートを積層したセラミックシート積層体を焼成して、凹部を形成することも考えられる。
しかしながら、セラミックシート積層体の常圧焼成時に生じる変形などによって、凹部の形状精度が劣るという課題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、焼成後における凹部の形状の良好な保持及び簡易に凹部を設けることが可能なセラミックス部材の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、表面及び裏面を有しセラミックスからなる板状の基体と、前記表面に沿って前記基体に埋設された内部電極と、前記裏面に設けられた凹部と、前記内部電極と電気的に接続された状態で前記凹部の少なくとも底面に配置されている導体層と、前記凹部に少なくとも一部が収容された状態で前記導体層と電気的に接続される端子と、を備えるセラミックス部材の製造方法であって、セラミックス粉末に少なくともバインダを添加してなるセラミックシートを複数枚用意する工程と、前記複数枚のセラミックシートを積層して前記基体となるセラミックシート積層体を形成する工程と、前記セラミックシート積層体の一の表面に凹部を形成する工程と、前記セラミックシート積層体の凹部の少なくとも底面に前記導体層となる導電性材料を塗布する工程と、前記導電性材料が塗布されたセラミックシート積層体の前記凹部に融点が第1の温度である材料の粉末又は成形体を充填する工程と、前記凹部に前記粉末又は成形体を充填したセラミックシート積層体を積層方向に加圧しながら前記第1の温度未満の温度で加熱してセラミックス焼結体を形成する工程と、前記セラミックス焼結体の前記粉末又は成形体が充填された凹部から前記粉末又は成形体を除去する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、融点が第1の温度である材料の粉末又は成形体を凹部に充填した状態でセラミックシート積層体を積層方向に加圧しながら第1の温度未満の温度で加熱してセラミックス焼結体を形成するので、この加熱工程において、凹部の形状の変形がその内部に充填された粉末又は成形体によって規制され、凹部の形状の良好な保持を図ることが可能となる。また、この加熱工程において、埋設された内部電極の撓みを抑えることが可能となる。さらに、セラミックス焼結体ではなく焼成前のセラミックシートを加工することによって凹部を形成するので、簡易に凹部を設けることが可能となる。
本発明において、前記導電性材料を塗布する工程において、前記セラミックシート積層体の前記凹部の壁面に導電性材料を塗布することが好ましい。
この場合、凹部の壁面にも導電性材料が設けられ、この導電性材料が焼成されてなる導電体に給電端子などの部材を接続する場合に、より確実かつ安定的な接続を図ることが可能となる。
本発明の実施形態に係るセラミックス部材の製造方法を示すフローチャート。 複数枚のセラミックシートを示す模式断面図。 セラミックシート積層体を示す模式断面図。 セラミックス部材を示す模式断面図。
本発明の実施形態に係るセラミックス部材100の製造方法について図面を参照して説明する。なお、各図面は、セラミックス部材100及び構成要素などを明確化するためにデフォルメされており、実際の比率を表すものではなく、上下などの方向も単なる例示である。
本発明の実施形態に係るセラミックス部材の製造方法は、図1に示すように、セラミックシート準備工程(STEP1)、内部電極形成工程(STEP2)、スルーホール形成工程(STEP3)、セラミックシート積層体形成工程(STEP4)、凹部形成工程(STEP5)、導体ペースト塗布工程(STEP6)、脱脂工程(STEP7)、粉体充填工程(STEP8)、焼成工程(STEP9)、粉体除去工程(STEP10)及び給電端子接続工程(STEP11)を備えている。
まず、図2に示すように、セラミックシート準備工程(STEP1)においては、未焼成のセラミックスからなるセラミックグリーンシート(以下、単にセラミックシートという)10を複数枚準備する。
セラミックシート10は、窒化アルミニウム(AlN)、酸化イットリウム(Y)などのセラミックス粉末に焼結助剤、有機バインダなどのバインダや可塑剤を添加したものを溶剤を用いて混合して、ドクターブレード法などの公知の方法を用いて薄板状に形成したものである。セラミックシートの厚さは0.1mm以上2.0mm以下、好ましくは0.3mm以上0.7mm以下である。複数枚のセラミックシート10において、厚さなどは相違していてもよい。
内部電極形成工程(STEP2)においては、内部電極51(図4参照)を形成するために、セラミックシート10の表面又は裏面に導電性材料を設ける。具体的には、例えば、所望の内部電極51が形成されるように、導電性材料である導体ペースト21をセラミックスシート10に印刷などによって塗布すればよい。なお、導電性材料からなる箔等の薄板やメッシュ材を載置する、又は貼り付けるなどによって、導電性材料を設けてもよい。
さらに、スルーホール形成工程(STEP3)においては、スルーホール52(図4参照)を形成するために、セラミックシート10に貫通孔11を形成し、この貫通孔11に電導性材料である導体ペースト21を印刷などによって充填する。
そして、セラミックシート積層体形成工程(STEP4)においては、図2に示す順番で複数枚のセラミックシート10を積層し上下方向に圧着させて、セラミックシート積層体30を形成する。
ここで、複数枚のセラミックシート10には、STEP2,3を経たセラミックシート10が含まれる。STEP3において貫通孔11に導体ペースト22を充填したセラミックシート10を積層する際は、所望深さのスルーホール52(図4参照)が形成されるように、貫通孔11に充填した導体ペースト22が上下方向に連なるように位置合わせを行って、複数枚のセラミックシート10を積層する。なお、セラミックシート10自体は、絶縁層として機能する。
そして、凹部形成工程(STEP5)においては、セラミックシート積層体30の一の表面である裏面(図3における上面)から貫通孔11内に充填された導体ペースト22に達するまで凹部31を切削加工や研削加工などによって形成する。すなわち、凹部31の底面31aに導体ペースト22の端面(図3における下面)を露出させる。なお、セラミックシート積層体30の外形を適宜所望の形状とするために切削加工などの加工をしてもよい。
次に、導体ペースト塗布工程(STEP6)において、導電性材料である導体ペースト23を凹部31の少なくとも底面31aに塗布する。ただし、好ましくは、導体ペースト23は、凹部31の壁面31bの少なくとも一部、より好ましくは全体に塗布する。なお、導体ペースト21~23は、例えば、Mo(モリブデン)やW(タングステン)などの金属粉末を主成分として含むものである。
導体ペースト塗布工程(STEP6)を完了した後、脱脂工程(STEP7)を行う。脱脂工程(STEP7)においては、セラミックシート積層体30を加熱して脱脂を行う。脱脂工程(STEP7)は、電気炉などを用いてセラミックシート積層体30を第2の温度T2未満の脱脂温度T3で所定時間だけ加熱することにより行う。
次に、粉体充填工程(STEP8)において、STEP7で脱脂したセラミックシート積層体30の凹部31に本発明の粉末に相当する粉体41を充填させる。なお、粉体41の代わりに、凹部31の壁面に成形体(不図示)を凹部31に挿入させてもよい。粉体41又は成形体は、溶融温度が第1の温度T1であり、非導電性材料からなる。粉体41としては、例えば、炭素粉末、BN粉末、ZrN粉末、TaC粉末、BC粉末、MgO粉末などの融点が2400℃以上の窒化物、炭化物や酸化物などを用いればよく、成形体としては、例えば、等方性黒鉛成形体からなるものを用いればよい。
なお、成形体は複数個からなるものであってもよく、さらに、後述する焼成工程(STEP9)における凹部31が収縮して凹部54(図4参照)となることを考慮して、凹部31との間に隙間を設けることが好ましくが、この
収縮によって成形体が破損、損傷などしてもよい。また、凹部31に成形体を挿入し、この成形体と凹部31との隙間に粉体を充填させてもよい。
さらに、焼成工程(STEP9)において凹部31は収縮して凹部54(図4参照)となるので、粉体41を用いたほうが、凹部54が破損するおそれなどの不具合の軽減を図ることが可能となる。そして、このような不具合を軽減するために、破損しやすいように、成形体を用いる場合には、内部空洞や切り欠きなどを設けることも好ましい。
また、粉体充填工程(STEP8)の後に、脱脂工程(STEP7)を行ってもよい。ただし、粉体41又は成形体を充填する際に凹部31やセラミックシート30が変形し難いので、脱脂工程(STEP7)の後に粉体充填工程(STEP8)を行うほうが好ましい。
次に、焼成工程(STEP9)において、凹部31に粉体41又は成形体を充填したセラミックシート積層体30を積層方向に加圧しながら第1の温度T1未満である第2の温度T2で所定時間だけ加熱してセラミックス焼結体50を形成する。
なお、焼成工程(STEP9)においては、セラミックシート積層体30を積層方向に圧力を付与したホットプレスにて焼成を行うことが好ましい。これにより、凹部31、内部電極51及びスルーホール52などが左右にずれず、かつ、焼成後の凹部54(図4参照)などの形状を良好なものとすることが可能となる。
この加熱によって、図4に示すように、セラミックス焼結体50においては、貫通穴11に充填された導体ペースト21中の導電性物質が焼結固化し、これが連続してスルーホール52となる。そして、このスルーホール52の端面に導体層53が固定され、導体層53の上面が凹部54内に形成されたものとなる。
さらに、焼成工程(STEP9)において、例えホットプレスを行っても、凹部54内には粉体41又は成形体が存在しているので、これらによって凹部31の変形が規制されるため、凹部54の形状が良好に保持される。そして、これにより、導体層53が凹部54から分離するおそれの解消や内部電極51などの撓みの抑制を図ることが可能となる。
なお、電気炉などを用いて脱脂温度T3を経て第2の温度T2まで加熱することにより、脱脂工程(STEP7)と焼成工程(STEP9)を連続して行ってもよい。
焼成工程(STEP9)の完了後、粉体除去工程(STEP10)において、セラミックス焼結体50の凹部54から粉体41又は成形体を除去し、導体層53を露出させる。
最後に、給電端子接続工程(STEP11)において、セラミックス焼結体50の凹部54内に位置し、導体ペースト22が固化してなる導体層53の露出した表面に給電端子55をろう56などを介して接続させる。これにより、セラミックス部材100が完成する。
完成したセラミックス部材100は、表面100a(図4では下面)及び裏面100b(図4では上面)を有しセラミックスからなる板状の基体であるセラミックス焼結体50と、表面100aに沿ってセラミックス焼結体50に埋設された内部電極51と、裏面100bに設けられた凹部54と、内部電極51と電気的に接続された状態で凹部54の底面54a及び壁面54bに配置されている導体層53と、凹部54に少なくとも一部が収容された状態で導体層53と電気的に接続される端子である給電端子55とを備えたものとなる。
なお、図示しないが、導体層53の露出した表面にNiなどのメッキを行ってメッキ層を設け、このメッキ層にろう付けなどによって給電端子55を接続してもよい。
以下、本発明の実施例を具体的に挙げて、図1などを参照して本発明を説明する。
まず、図2に示すように、セラミックシート準備工程(STEP1)として、窒化アルミニウム粉末を主成分とし、焼結助剤として酸化イットリウム粉末を0.1~4.0質量%、酸化カルシウム粉末を0.2質量%添加し、これに有機バインダ、溶剤、可塑剤等を所定の割合で混合してスラリーを作成した。そして、このスラリーを、ドクターブレード法を利用してシート状に形成して、半径170mm、厚さ0.7mmの円板状のセラミックシートを作製した。
次に、内部電極形成工程(STEP2)として、1枚のセラミックシート10の表面にモリブデン粉末を主成分とする導体ペースト21を印刷して円形状に塗布した。
次に、スルーホール形成工程(STEP3)として、5枚のセラミックシート10に直径0.5mmの貫通孔11を4個形成し、これらの貫通孔11に導体ペースト21と同じ導体ペースト22を印刷によって充填した。
次に、図3に示すように、セラミックシート積層体形成工程(STEP4)として、上STEP2,3におけるセラミックシート10を含む31枚のセラミックシート10を上下方向に積層して上下方向に圧着させて、セラミックシート積層体30を形成した。
次に、凹部形成工程(STEP5)として、セラミックシート積層体30の上面から貫通孔11内に充填された導体ペースト22に達するまで凹部31を切削加工によって形成した。凹部31は、直径7mm、深さ15mmの円柱形状の穴であった。
次に、導体ペースト塗布工程(STEP6)として、導体ペースト21と同じ導体ペースト23を凹部31の底面31a及び壁面31b全体に亘って印刷によって塗布した。
次に、脱脂工程(STEP7)として、セラミックシート積層体30を電気炉内で、脱脂温度T3を600℃として12時間加熱した。
次に、セラミックシート積層体30を電気炉から取り出し、粉体充填工程(STEP8)として、平均粒径50μmの炭素粉末からなる粉体41を凹部31に充填させた。
次に、焼成工程(STEP9)として、セラミックシート積層体30を一軸ホットプレス炉内で、第2の温度T2を1800℃、圧力を1MPaとして最高到達温度で3時間加熱した。
次に、セラミックシート積層体30を電気炉から取り出し、粉体除去工程(STEP10)として、セラミックス焼結体50の凹部54から粉体41を除去した。
最後に、給電端子接続工程(STEP11)として、導体層53の露出した表面に給電端子55をろう56を介して接続させた。これにより、セラミックス部材100が完成した。
セラミックス焼結体50において、凹部54は円柱形状の穴となっており、水平方向において不本意な変形が生じていないこと、及び、導体層53に剥離が生じるなどの不具合が生じていないことを作業者が目視で確認した。また、内部電極51の反りも100μm以下に抑えることができ、セラミックス焼結体50が半導体製造装置用のセラミックス部材100として良好に機能できることを確認した。
また、粉体充填工程(STEP8)において炭素粉末を充填することに代えて、直径7mm、高さ12mmの円柱状の等方性高密度黒鉛成形体を凹部31に充填させた以外、上記と同一の工程でセラミックス部材100を製作した場合も同様に不具合が生じないことを確認した。
10…セラミックシート、 11…貫通孔、 21~23…導体ペースト(導電性材料)、 30…セラミックシート積層体、 31…凹部、 31a…底面、 31b…壁面、 41…粉体(粉末)、 50…セラミックス焼結体(基体)、 51…内部電極、 52…スルーホール、 53…導体層、 54…凹部、 55…給電端子(端子)、 56…ろう、 100…セラミックス部材、 100a…表面、 100b…裏面。

Claims (2)

  1. 表面及び裏面を有しセラミックスからなる板状の基体と、前記表面に沿って前記基体に埋設された内部電極と、前記裏面に設けられた凹部と、前記内部電極と電気的に接続された状態で前記凹部の少なくとも底面に配置されている導体層と、前記凹部に少なくとも一部が収容された状態で前記導体層と電気的に接続される端子と、を備えるセラミックス部材の製造方法であって、
    セラミックス粉末に少なくともバインダを添加してなるセラミックシートを複数枚用意する工程と、
    前記複数枚のセラミックシートを積層して前記基体となるセラミックシート積層体を形成する工程と、
    前記セラミックシート積層体の一の表面に凹部を形成する工程と、
    前記セラミックシート積層体の凹部の少なくとも底面に前記導体層となる導電性材料を塗布する工程と、
    前記導電性材料が塗布されたセラミックシート積層体の前記凹部に融点が第1の温度である材料の粉末又は成形体を充填する工程と、
    前記凹部に前記粉末又は成形体を充填したセラミックシート積層体を積層方向に加圧しながら前記第1の温度未満の温度で加熱してセラミックス焼結体を形成する工程と、
    前記セラミックス焼結体の前記粉末又は成形体が充填された凹部から前記粉末又は成形体を除去する工程と、を備えることを特徴とするセラミックス部材の製造方法。
  2. 前記導電性材料を塗布する工程において、前記セラミックシート積層体の前記凹部の壁面に導電性材料を塗布することを特徴とする請求項1に記載のセラミックス部材の製造方法。
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