JP7051951B2 - 車両ドアチェッカー - Google Patents

Description

本開示は、自動車のドアに使用されるドアチェッカーに関する。

関連出願への相互参照
本開示は、２０１５年１１月６日に出願されたＰＣＴ出願第ＰＣＴ／ＵＳ２０１５／０５９４９５号の米国国内段階出願である、２０１７年５月４日に出願された米国出願第１５／５２４，４０７号の一部継続出願であり、参照によりその全体が本明細書に組み込まれている。

ドアチェッカーは、自動車において、ドアをいくつかの分離した開放位置のうちの１つに保持するために一般的に使用されている。ドアチェッカーハウジングはドアキャビティ内に取り付けられ、チェックアームがハウジングを通って延び、一端が車両ピラーに取り付けられる。チェックアームは、可変の高さを有する溝と、分離した開放位置に対応するいくつかの離間したポケットとを有する外形を含む。１対のばね荷重ボールがハウジング内に配置され、チェックアームの対向する面と協働して、所望の横方向及び縦方向の保持力をチェックアームに与える。

１つの従来技術の構成では、ハウジングは、ボール及びばねを囲む６面の箱状構造を提供するために互いに固定された２つの打ち抜き板金ハウジング部分によって提供される。この構成は広く使用されており、堅牢なドアチェッカー設計を提供するが、比較的重い。

１つの例示的な実施形態では、ドアチェッカーは、基部を有し、基部から対向する第１及び第２のフランジが延びるハウジングを含む。第１及び第２のガイドピンが、互いに離間し、第１及び第２のフランジに相互に連結されている。第１及び第２のガイドピンは、荷重に応答して曲がるように構成されている。チェックアームが基部を通って延び、第１及び第２のガイドピンの間に配置されている。チェックアームは、ハウジングに対して移動するように構成され、可変のドア保持力に対応する外形を含む。軸受部材が、チェックアームの１つの面に配置され、軸受部材は、上記外形と協働し、第１及び第２のガイドピンに支持され、軸受部材に対するチェックアームの移動に応答して第１及び第２のガイドピン上をスライドするように構成されている。軸受部材は、チェックアームから第１及び第２のガイドピンに荷重を伝達する。

上記の更なる実施形態では、軸受部材の一部分が、ハウジングに対するチェックアームのスライド位置に基づいてチェックアームと選択的に係合する。

上記のいずれかの更なる実施形態では、可変の保持力は、第１の可変のドア保持力である。側面によって提供される部分が、チェックアームの長さに沿って変化する幅を画定する。第２の可変のドア保持力が、長さに沿った位置に基づいて軸受部材と側面との間に提供される。

上記のいずれかの更なる実施形態では、軸受部材は、第１及び第２のガイドピンをそれぞれ受け入れる第１及び第２のスリーブを有する軸受ケースを含む。スリーブは、側面に隣接する領域まで延びている。第１及び第２のスリーブは、チェックアームが第１の位置に対応する位置にある状態で側面から離間している。スリーブは、チェックアームが第２の位置に対応する位置にある状態で側面に係合し、第１及び第２のガイドピンを曲げて荷重を発生させる。

上記のいずれかの更なる実施形態では、スリーブは、チェックアームが第２の位置とは異なる他の位置にある状態で第１及び第２の側面に係合し、第１及び第２のガイドピンを曲げる。チェックアームは、荷重が第２の位置において第１の荷重となるように第１及び第２のガイドピンを曲げる。チェックアームは、荷重が他の位置において第１の荷重とは異なる第２の荷重となるように第１及び第２のガイドピンを曲げる。

上記のいずれかの更なる実施形態では、第１及び第２のスリーブのそれぞれは、その長さに沿ってそれぞれ第１及び第２の細長いスロットを含む。第１及び第２のスロットは、それぞれ第１及び第２のガイドピンを受け入れる。第１及び第２のスロットは、弧状の断面を有し、一方の側が開口している。

上記のいずれかの更なる実施形態では、ドアチェッカーは、チェックアームの他の面に配置された他の軸受部材を含む。他の軸受部材は、チェックアームの他の面にある他の外形と協働する。外形は、可変の高さを有する。軸受部材は、軸受部材が外形と協働しているときに第１及び第２のガイドピンに沿ってスライドするように構成されている。

上記のいずれかの更なる実施形態では、軸受部材は、ボールが配置されている開口部を有する軸受ケースを含む。ボールは、上記外形に係合する。第１のフランジと軸受ケースとの間にばねが配置され、可変のドア保持力を提供するためにボールを上記外形に係合させるように構成されている。

上記のいずれかの更なる実施形態では、軸受ケースは、ボールが溝内をスライドするときに第１及び第２のガイドピン上をスライドするように構成されている。

上記のいずれかの更なる実施形態では、軸受部材は、動作中に第１及び第２のガイドピン上でスライド可能な軸受ケースを含み、チェックアームの一端に旋回可能に取り付けられたクレビスを含む。軸受ケースの側にあるチェックアームの他端には、外面を有する停止部が設けられ、外面は、チェックアームが完全に伸長した位置で停止部を横方向に配置するように構成された離間した突出部を有する。軸受ケースは、第１の位置で基部から離間した内面を含む。ガイドピンは、停止部が外面と係合する他の位置で撓み、それによって荷重を伝達し、内面が基部と係合することを可能にするように構成されている。

上記のいずれかの更なる実施形態では、基部は、離間したリップを含む。軸受ケースは、リップの近くで内面に隣接する対向する縁を含む。リップは、他の位置でハウジングに対する軸受ケースの横方向の動きを阻止するように構成されている。

上記のいずれかの更なる実施形態では、第１及び第２のガイドピンのそれぞれは、第１及び第２のガイドピンを第１及び第２のフランジに固定するスエージ加工された端部を含む。

上記のいずれかの更なる実施形態では、ハウジングはプラスチックである。

他の例示的な実施形態では、ドアを所望の開放位置に保持する方法が、第１の可変のドア保持力を提供するために軸受部材に対してチェックアームをスライドさせるステップと、チェックアームをスライドさせるステップに応答して軸受部材をガイドピンに沿ってスライドさせるステップと、第１の可変のドア保持力に加えて第２の可変のドア保持力を提供するためにチェックアームをスライドさせるステップに応答してチェックアームを軸受部材の一部と係合させるステップとを含む。

上記のいずれかの更なる実施形態では、軸受部材の一部分が、チェックアームをスライドさせるステップ中にチェックアームと選択的に係合し、上記一部分は第１のチェックアーム位置でチェックアームから離間し、上記一部分は第２のチェックアーム位置でチェックアームと係合する。

上記のいずれかの更なる実施形態では、ガイドピンは第１のガイドピンであり、第２のガイドピンを含む。チェックアームは側面を含む。上記一部分は、第１及び第２のガイドピンにスライド可能に支持された第１及び第２のスリーブによって提供されている。軸受部材は、チェックアームを係合させるステップ中にチェックアームから第１及び第２のガイドピンに荷重を伝達する。荷重は、第２の可変のドア保持力に相当する。

上記のいずれかの更なる実施形態では、チェックアームは、１対の軸受部材の間に配置されている。軸受部材は、チェックアームをスライドさせるステップ中に互いに相対的に移動する。

上記のいずれかの更なる実施形態では、軸受部材は、外形を提供するチェックアームの溝に沿って移動するボールを有する軸受ケースを含む。

上記のいずれかの更なる実施形態では、方法は、チェックアームをスライドさせるステップに応答してスライド移動のために軸受ケースを支持する１対のガイドピンを支持するハウジングを含む。

上記のいずれかの更なる実施形態では、方法は、ガイドピンを曲げて軸受ケースをハウジングと係合するように移動させるチェックアーム停止部と軸受ケースを係合させるステップを含む。

本開示は、添付の図面に関連して検討する際に以下の詳細な説明を参照することによってさらに理解することができる。
ドアキャビティ内に配置され、車両のピラーに固定されたドアチェックの斜視図である。 図１に示されるドアチェッカーの拡大斜視図である。 図２Ａに示されるドアチェッカーの平面図である。 図２Ａに示されるドアチェッカーの立面図である。 図２Ａに示されるドアチェッカーの一部分の平面図であり、ドアが完全開放位置にあるとき、チェックアームが完全に伸びている。 図２Ｂの線３－３に沿った断面図である。 図２Ｃの線４－４に沿った断面図である。 他のドアチェッカーの斜視図である。 チェックアームと係合する１つの軸受ケースの拡大斜視図である。 図６に示されるチェックアームの平面図である。 第１の位置にある他の例示的なドアチェッカーの斜視図である。 図８Ａのドアチェッカーの線８Ｂ－８Ｂに沿った断面図である。 図８Ａに示されるが第２の位置にあるドアチェッカーの斜視図である。 図９Ａのドアチェッカーの線９Ｂ－９Ｂに沿った断面図である。 第２の位置における軸受ケース及びガイドピンの誇張された立面図である。 ドアを開閉するときのチェック力対ドア角度を示すグラフである。

前の段落、特許請求の範囲、又は以下の説明及び図面の実施形態、実施例及び代替案は、それらの様々な態様又は個々の特徴のいずれかを含めて、単独で又は任意の組み合わせで採用することができる。同様の要素を示すのに同様の符号が使用される。一実施形態に関連して説明される特徴は、そのような特徴が矛盾しない限り、全ての実施形態に適用可能である。

車両１０の一部分を図１に示す。車両１０は、ドア開口部を提供するピラー１４に隣接するドア１２を含む。ドアチェッカー１６が、ドアキャビティ内に配置され、ドア１２とピラー１４との間に相互に連結されている。ドアチェッカー１６は、ドアチェッカーによって提供される保持力によってドアが所望の開放位置に維持される分離した開放位置を提供する。

図２Ａ～図２Ｃを参照すると、ドアチェッカー１６は、３つの面が実質的に開いている打ち抜き板金のＣ字形ハウジング１８を含む。留め具２０、例えばスタッドが、ハウジング１８に取り付けられ、ドアチェッカー１６をナットでドア１２に固定するために使用されている。チェックアーム２２が、ハウジング１８を通って延び、ピボットピン２６によって一方の端部に固定されたクレビス２４を含む。クレビス２４は、ピラー１４に固定されている。チェックアーム２２のクレビス２４と反対の端部に停止部２８が設けられ、ドアを開けるときの可動域を制限している。

図示の実施例では、チェックアーム２２は、金属コアの周りにオーバーモールドされたプラスチック材料である。チェックアーム２２は、対向する面のそれぞれに配置された外形３０を含み、溝３２によって提供されている。溝３２は、ドア１２を開けるときにばねの予圧を増加させる傾斜路３４を含む。複数のポケット３６ｂ、３６ｃ、３６ｄが溝３２に設けられ、予め定められた保持力での分離したドア開放位置に対応している。

ハウジング１８は、穴４０を有する基部３８を含み、穴４０を通ってチェックアーム２２が延びている。対向するフランジ４２は、図示の実施形態では基部３８と一体であり、基部３８から延びている。１対のガイドピン４４などのガイド要素が、フランジ４２に相互に連結され、基部３８から離間している。実施例では、ガイドピン４４は、フランジ４２の穴４６を通って延び、拡大された端部４８によってハウジング１８に保持され、その一端は、組み立て中にスエージ加工され得る。

図３及び図４を参照すると、軸受部材５０が、溝３２に保持力を加えるために各フランジ４２とチェックアーム２２との間に設けられている。実施例では、各軸受部材５０は、金属製のボール５６を受け入れる開口部５４を有する、プラスチック製の軸受ケース５２によって提供されている。軸受ケース５２は、開口部５４の周囲にタブ５８を含み、タブ５８は、図３及び図４に示されるボール５６の直径よりもわずかに小さい穴を提供する。したがって、タブ５８は、組み立て中にボール５６をそれぞれの開口部５４内に保持する。１つ以上のスロット６０が開口部５４に設けられ、使用中にボール５６を潤滑するための潤滑剤で満たされている。

各フランジ４２と各軸受ケース５２との間にばね６２が取り付けられている。実施例では、軸受ケース５２は凹部６４を含み、フランジ４２はくぼみ６６を提供する。凹部６４及びくぼみ６６は、動作中にばね６２の位置を決めて保持する。

軸受ケース５２のそれぞれの反対の端部は、図４に最もよく示されるＣ字形の断面を有する弧状の細長いスロット７０を提供する湾曲した壁６８を含む。細長いスロット７０は、ガイドピン４４の外径よりもわずかに小さい直径を有する。細長いスロット７０は、組み立て中に湾曲した壁６８が撓んでガイドピン４４を収容することを可能にする隙間７２を含み、これは弾性公差補償を提供し、自由な遊びを排除することによってノイズを防止する。図３及び図４を参照すると、１つ以上のポケット７４が細長いスロット７０内に設けられ、潤滑剤で満たされ得る。ポケット７４は、潤滑剤をよりよく保持するために、細長いスロット７０の縁の内側に配置されている。

各ボール５６は、チェックアーム２２の対向する面のそれぞれの溝３２に配置されている。使用中にドアが開閉されると、ボール５６は溝３２に沿って滑る。外形３０によって提供される変化する高さにより、軸受ケース５２はガイドピン４４に沿ってスライドし、可変のドア保持力を提供する。

図４を参照すると、軸受ケース５２は、内面７６と外面７８とを含む。内面７６は、隙間８０を提供するために基部３８から離間している。軸受ケース５２の縁８４が、内面７６に隣接して配置され、ガイドピン４４に平行に基部３８から延びる横方向リップ８２から離間している。縁８４のそれぞれと近くのリップ８２との間に空間８６が設けられている。したがって、軸受ケース５２は、通常の使用時にハウジング１８に接触しない。

ドアが完全開放位置まで伸ばされると、停止部２８は軸受ケース５２の外面７８と係合することができ、これにより、ガイドピン４４が曲がり、軸受ケース５２が横方向に移動する場合に内面７６が基部３８と、場合によってはリップ８２と係合することが可能になる。ガイドピン４４の撓みにより、停止部２８から軸受ケース５２及びハウジング１８を通してドア１２に荷重を伝達することが可能になり、これによりドアチェックの荷重支持能力が大幅に向上する。隙間８０及び空間８６は比較的小さく、ガイドピン４４の撓みを制限する。

図２Ａ、２Ｂ及び２Ｄに示すように、軸受ケース５２は、外面７８に隣接して離間した突出部９０を含む。突出部９０は、チェックアーム２２が完全に伸ばされたときに（図２Ｄ）停止部２８を横方向に配置し、停止部２８への高荷重、例えば１０ｋＮが停止部２８を軸受ケース５２から横方向に押し出すのを防止する。

他の例示的なドアチェッカー１１６を図５～７に示す。ドアチェッカー１１６は、異なる軸受部材１５０及び異なるチェックアーム１２２が外形１３０によって提供される可変のドア保持力に追加の可変のドア保持力を提供するために使用されることを除いて、図１～図４に示すドアチェッカー１６と同様である。図５～図７に示す実施例では、軸受部材１５０のそれぞれは、軸受ケース１５２によって提供されている。軸受ケース１５２の一部分が、チェックアーム１２２の側面３７に隣接する領域まで延びるスリーブ６７（例えば、各軸受ケースの各側面に１つのスリーブ）によって提供される。細長いスロット１７０によって分離された湾曲した壁１６８を提供するスリーブ６７は、側面３７に隣接する摩擦面６９を含む。軸受部材１５０は、スリーブ６７を介してチェックアーム１２２からガイドピン４４に荷重を伝達し、ガイドピン４４は曲がって追加の可変のドア保持力を提供する。

図７に示すように、側面３７は、チェックアーム１２２の長さに沿って変化する幅を画定する。摩擦面６９に対するチェックアームの位置は、様々なドア開放位置に対応する。軸受部材１５０は、チェックアーム１２２のハウジング１８に対するスライド位置に基づいて、チェックアーム１２２と選択的に係合する。このように、この追加の可変のドア保持力は、曲げられたガイドピン４４から側面３７に加えられる荷重によって提供され、チェックアーム１２２のその長さに沿った位置に基づいて様々な程度の力でチェックアーム１２２を挟む（例えば、図１０を参照）。

図８Ａ～９Ｃは、他の例示的なドアチェッカー２１６を示す。ドアチェッカー２１６は、より軽いドアチェッカーを提供するために成形プラスチックから構成され得るハウジング１１８を含む。このような構成では、リップ１８２は、対向するフランジ１４２に追加の構造的支持を提供するために延長され得る。

スリーブ６７は、軸受部材１５０と外形１３０との係合によって提供される保持力を補うために追加の可変のドア保持力が使用されないように、図８Ａ及び図８Ｂに示す第１の位置では側面３７から離間している。

図９Ａ～図９Ｃを参照すると、スリーブ６７が側面３７と係合してガイドピン４４を曲げる第２の位置が示されており、これは図９Ｃでは誇張された形で示されている。このように、ガイドピン４４は、軸受部材１５０の外形１３０との係合から提供される可変の保持力に対して補足的な可変のドア保持力を生成する荷重に応答して曲がる。

ドアチェッカー２１６の様々なドア開閉角度に対する一例のチェック力曲線を図１０に示す。位置Ｂ（図９Ａ～９Ｃに示す）と位置Ｃとの間に設けられた摩擦ゾーンは、スリーブ６７と側面３７との間の係合によって提供される追加の可変のドア保持力に対応する。位置Ａは図８Ａ及び８Ｂに示される第１の位置に対応し、第１の位置においてスリーブ６７は側面３７から離間している。

開示されたドアチェッカー１６、１１６及び２１６はそれぞれ、従来のドアチェッカー設計よりも軽量なロバスト設計を提供する。

また、図示の実施形態では特定の構成要素の配置が開示されているが、他の配置もこの恩恵を受けることを理解されたい。特定のステップシーケンスが示され、記載され、特許請求されているが、他に示されていない限り、ステップは任意の順序で実行し、分離し、又は組み合わせることができ、依然として本発明の恩恵を受けることを理解されたい。

異なる実施例は、図に示される特定の構成要素を有するが、本発明の実施形態は、これらの特定の組み合わせに限定されない。実施例の１つからの構成要素又は特徴のいくつかを、実施例の他の１つからの構成要素又は特徴と組み合わせて使用することが可能である。

例示的な実施形態が開示されているが、当業者であれば、特定の変更が特許請求の範囲内に入ることを認識するであろう。そのため、以下の特許請求の範囲は、その真の範囲及び内容を決定するために検討されるべきである。

Claims (19)

1. ドアチェッカーであって、
   基部を含み、前記基部から対向する第１及び第２のフランジが延びるハウジングと、
   互いに離間し、前記第１及び第２のフランジに相互に連結された第１及び第２のガイドピンであって、荷重に応答して曲がるように構成された第１及び第２のガイドピンと、
   前記基部を通って延び、前記第１及び第２のガイドピンの間に配置されるチェックアームであって、前記ハウジングに対して移動するように構成され、可変ドア保持力に対応する外形を含むチェックアームと、
   前記チェックアームの１つの面に配置された軸受部材であって、前記外形と協働し、前記第１及び第２のガイドピンに支持され、前記軸受部材に対する前記チェックアームの移動に応答して前記第１及び第２のガイドピン上をスライドするように構成され、前記チェックアームから前記第１及び第２のガイドピンに前記荷重を伝達する軸受部材と
   を含み、
   前記可変ドア保持力は第１の可変ドア保持力であり、前記チェックアームの側面によって提供される部分が前記チェックアームの長さに沿って変化する幅を画定し、前記長さに沿った位置に基づいて前記軸受部材と前記チェックアームの側面との間に第２の可変ドア保持力が提供される、ドアチェッカー。
2. 前記軸受部材の一部分が、前記ハウジングに対する前記チェックアームのスライド位置に基づいて前記チェックアームと選択的に係合する、請求項１に記載のドアチェッカー。
3. 前記軸受部材は、前記第１及び第２のガイドピンをそれぞれ受け入れる第１及び第２のスリーブを有する軸受ケースを含み、前記スリーブは、前記側面に隣接する領域まで延び、前記第１及び第２のスリーブは、前記チェックアームが第１の位置に対応する位置にある状態で前記側面から離間し、前記スリーブは、前記チェックアームが第２の位置に対応する位置にある状態で前記側面に係合し、前記第１及び第２のガイドピンを曲げて前記荷重を発生させる、請求項１に記載のドアチェッカー。
4. 前記スリーブは、前記チェックアームが前記第２の位置とは異なる他の位置にある状態で前記側面に係合し、前記第１及び第２のガイドピンを曲げ、前記チェックアームは、前記荷重が前記第２の位置において第１の荷重となるように前記第１及び第２のガイドピンを曲げ、前記チェックアームは、前記荷重が他の位置において前記第１の荷重とは異なる第２の荷重となるように前記第１及び第２のガイドピンを曲げる、請求項３に記載のドアチェッカー。
5. 前記第１及び第２のスリーブは、それぞれその長さに沿って第１及び第２の細長いスロットを含み、前記第１及び第２の細長いスロットは、それぞれ前記第１及び第２のガイドピンを受け入れ、前記第１及び第２のスリーブは、弧状の断面を有し、一方の側が開口している、請求項３に記載のドアチェッカー。
6. 前記チェックアームの他の面に配置された他の軸受部材を含み、前記他の軸受部材は、前記チェックアームの他の面にある他の外形と協働し、前記外形は、可変の高さを有し、前記軸受部材は、前記外形と協働しているときに前記第１及び第２のガイドピンに沿ってスライドするように構成されている、請求項１に記載のドアチェッカー。
7. 前記軸受部材は、ボールが配置されている開口部を有する軸受ケースを含み、前記ボールは前記外形と係合し、前記第１のフランジと前記軸受ケースとの間にばねが配置され、前記可変ドア保持力を提供するために前記ボールを前記外形に係合させるように構成されている、請求項５に記載のドアチェッカー。
8. 前記軸受ケースは、前記ボールが前記外形内をスライドするときに前記第１及び第２のガイドピン上をスライドするように構成されている、請求項７に記載のドアチェッカー。
9. 前記軸受部材は、動作中に前記第１及び第２のガイドピン上をスライド可能な軸受ケースを含み、前記チェックアームの一端に旋回可能に取り付けられたクレビスと、前記軸受ケースの側にある前記チェックアームの他端の停止部とを含み、前記停止部は、前記チェックアームが完全に伸長した位置で前記停止部を横方向に配置するように構成された離間した突出部を有する外面を有し、前記軸受ケースは、第１の位置で前記基部から離間した内面を含み、前記ガイドピンは、前記停止部が前記外面と係合する他の位置で撓み、それによって前記荷重を伝達し、前記内面が前記基部と係合することを可能にするように構成されている、請求項１に記載のドアチェッカー。
10. 前記基部は、離間したリップを含み、前記軸受ケースは、前記リップの近くで前記内面に隣接する対向する縁を含み、前記リップは、前記他の位置で前記ハウジングに対する前記軸受ケースの横方向の動きを阻止するように構成されている、請求項９に記載のドアチェッカー。
11. 前記第１及び第２のガイドピンのそれぞれは、前記第１及び第２のガイドピンを前記第１及び第２のフランジに固定するスエージ加工された端部を含む、請求項１に記載のドアチェッカー。
12. 前記ハウジングはプラスチックである、請求項１１に記載のドアチェッカー。
13. 請求項１に記載のドアチェッカーを使用してドアを所望の開放位置に保持する方法であって、
    第１の可変ドア保持力を提供するためにハウジング内の軸受部材に対してチェックアームをスライドさせるステップと、
    前記チェックアームをスライドさせるステップに応答してガイドピンに沿って前記軸受部材をスライドさせるステップと、
    前記第１の可変ドア保持力に加えて第２の可変ドア保持力を提供するために前記チェックアームをスライドさせるステップに応答して前記チェックアームを前記軸受部材の一部と係合させるステップと
    を含む方法。
14. 前記軸受部材の一部分が、前記チェックアームをスライドさせるステップ中に前記チェックアームと選択的に係合し、前記一部分は、第１のチェックアーム位置で前記チェックアームから離間し、前記一部分は、第２のチェックアーム位置で前記チェックアームと係合する、請求項１３に記載の方法。
15. 前記ガイドピンは第１のガイドピンであり、第２のガイドピンを含み、前記チェックアームは側面を含み、前記一部分は、前記第１及び第２のガイドピンにスライド可能に支持された第１及び第２のスリーブによって提供され、前記軸受部材は、前記チェックアームを係合させるステップ中に前記チェックアームから前記第１及び第２のガイドピンに荷重を伝達し、前記荷重は、前記第２の可変ドア保持力に相当する、請求項１４に記載の方法。
16. 前記チェックアームは、１対の軸受部材の間に配置され、前記軸受部材は、前記軸受部材をスライドさせるステップ中に互いに相対的に移動する、請求項１５に記載の方法。
17. 前記軸受部材は、外形を提供する前記チェックアームの溝に沿って移動するボールを有する軸受ケースを含む、請求項１３に記載の方法。
18. 前記チェックアームをスライドさせるステップに応答してスライド移動のために前記軸受部材を支持する１対のガイドピンを支持するハウジングを含む、請求項１３に記載の方法。
19. 前記ガイドピンを曲げて前記軸受部材を前記ハウジングと係合するように移動させるチェックアーム停止部と前記軸受部材を係合させるステップを含む、請求項１３に記載の方法。

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