JP7042288B2 - エアコン室内機 - Google Patents

Description

本発明は空調技術分野に関し、特にエアコン室内機に関する。

現在では、エアコンの使用の普及に伴い、使用者は、ますますエアコンの使用によってもたらされた健康問題に関心を持つようになっている。セパレート式のエアコン室内機について、通常、室内の空気は順にフィルター、蒸発器、ファン、及び風路等を経て、再び室内へ吹き出される。以上の部品を適時に掃除しなければ、或いは、掃除が徹底していなければ、細菌の繁殖ひいてはかびの発生を起こしやすく、エアコンを通って吹き出される冷たい風も汚染されてしまう。しかし、現在よく見かけるエアコン室内機の組立において、通常では、フィルターを取り出して洗浄するために、フィルター取付口を覆う前パネルだけは一定の角度開くことが可能であり、他の部品は、とりわけ風路組立体は、組立関係が複雑なため、使用者が自力で取り外して掃除することは到底不可能である。これにより、エアコン室内機には潜在的な健康リスクが生じやすくなる。

本発明の主な目的は、エアコン室内機の脱着の利便性を向上させて、エアコン室内機に対する徹底した掃除を便利にするためのエアコン室内機を提供することである。

上記の目的を実現するために、本発明が提案するエアコン室内機は、ベース、風路組立体、フレーム、グリッド組立体、第一パネル、第二パネル、導風板および前記導風板の回動を駆動するためのモータを含む導風組立体を含み、風路組立体は前記ベースと取り外し可能に接続され、フレームには取付口及び前記風路組立体を取り出すための取り外し口が設けられ、グリッド組立体は前記取付口に取り外し可能に取り付けられているグリッド部品、及び前記グリッド部品に取り付けられているフィルターを含み、第一パネルは前記取り外し口を開閉するためのものであり、前記第一パネルには風路組立体の風路に繋がる送風口が設けられ、第二パネルは前記第一パネルと組み合わされて前記フレームの一表面を覆う。前記導風組立体は、前記第一パネルの内面に取り付けられており、前記第一パネルが開いた場合、前記導風組立体が露出する。前記風路組立体は、渦巻形ケーシング、前ドレンパン及び後ドレンパンを含む。前記前ドレンパン及び前記後ドレンパンは、何れも前記渦巻形ケーシングの上部に形成され、且つ、前記渦巻形ケーシングと一体に設置されている。前記ベースの左右両端にはそれぞれ横固定部が突設され、前記横固定部の内側面は左右方向に沿って内側へ突出して二つの接続部を形成し、前記二つの接続部にはそれぞれ上向きに開放して且つ前後方向に沿って延在するスライド溝構造が設けられる。前記渦巻形ケーシングの左右両端には二つの側板が設けられ、前記二つの側板のそれぞれの外側面には中空構造のスライダーが外へ突出して形成される。前記スライダーの自由端の周縁は周方向に沿って外へ延在して位置制限凸縁を形成する。前記スライダーの底部は前記スライド溝構造と摺動嵌合される。前記位置制限凸縁の内側面は、前記接続部における他方側の前記横固定部の方を向いた表面と摺動嵌合される。前記スライダーが前記スライド溝構造から滑り出ることにより前記風路組立体が前記ベースから離脱する場合、前記前ドレンパン及び前記後ドレンパンは前記ベースから離脱する。

好ましくは、前記第一パネルは前記フレームと取り外し可能に係合されている。

好ましくは、前記第一パネルは前記第二パネルと組み合わされて前記フレームの前面を覆い、且つ、前記第二パネルは前記第一パネルの上方に位置し、前記第一パネルの左右両端は前記フレームと取り外し可能に係合されている。

好ましくは、前記第一パネルの一端は前記フレームと回動可能に接続され、他端は前記フレームに対して離れるように開くことが可能である。

好ましくは、前記第一パネルは前記第二パネルと組み合わされて前記フレームの前面を覆い、且つ、前記第二パネルは前記第一パネルの上方に位置し、前記第二パネルの上端は前記フレームと回動可能に接続され、下端は前記フレームに対して離れるように開くことが可能である。

好ましくは、前記第一パネルの内面には複数の留め具が突設され、前記フレームの前面には前記留め具を係止させるための係止穴が設けられ、或いは、前記フレームの前面には複数の留め具が突設され、前記第一パネルの内面には前記留め具を係止させるための係止穴が設けられている。

好ましくは、前記留め具は複数設置され、且つ、前記第一パネルの左右両端の内面にそれぞれ設置されている。

好ましくは、前記第一パネルの左右両端の内面それぞれには、二つの対向して間隔を空いて設置される前記留め具が設置されており、
前記留め具の自由端には上下方向に沿って延在している係止凸部が設置され、且つ、同じ側に位置する二つの留め具の係止凸部の延在方向は互いに反対する。

好ましくは、前記第二パネルは前記フレームと一体成型され、或いは、前記第二パネルの一端は前記フレームと回動可能に接続され、他端は前記フレームに対して離れるように開くことが可能である。

好ましくは、前記グリッド部品は前記フィルターと一体成型されている。

好ましくは、前記風路組立体は渦巻形ケーシングを含み、前記ベースの左右両端にはそれぞれ横固定部が突設され、二つの横固定部の対向する二つの側面にはそれぞれスライド溝構造が設けられ、前記渦巻形ケーシングの左右両端には、前記スライド溝構造とスライド可能に嵌合されているスライド凸構造がそれぞれ設置されている。

好ましくは、前記風路組立体はさらに前ドレンパン及び後ドレンパンを含み、前記前ドレンパン及び前記後ドレンパンは、何れも前記渦巻形ケーシングの上部に形成されて、且つ、前記渦巻形ケーシングと一体に設置されている。

本発明のエアコン室内機の技術案では、一方では、第一パネルはフレームに対して開いて取り外し口を露出させることが可能で、ベースと取り外し可能に接続されている風路組立体を便利に当該取り外し口から取り出せるようにして、さらには風路、熱交換器及びその他の関連部品に対する徹底した掃除を大いに便利する。もう一方では、フレームに取付口が設置されており、フィルターが取り付けられているグリッド部品は取付口と取り外し可能に接続されているため、フィルターも便利に取り出して洗浄できる。この両方が共働して、エアコン室内機の脱着の利便性を向上させて、エアコン室内機に対する全面的かつ徹底的な掃除を便利にでき、エアコン室内機がもたらす潜在的な健康リスクの低下に有利である。

本発明の実施例及び従来技術の技術案をより明確に説明するために、以下では、実施例或いは従来技術の説明に必要とされる図面を簡単に紹介する。下記説明における図面は本発明の一部の実施例に過ぎないことは明らかであって、当業者にとって、創造的な労働を行わないことを前提に、これらの図面に示す構造により他の図面を得ることができる。
本発明のエアコン室内機の第一実施例の分解図である。 図１のＡ部分の拡大模式図である。 図１のＢ部分の拡大模式図である。 図１における第一パネルの構造模式図である。 図４のＣ部分の拡大模式図である。 本発明のエアコン室内機の第二実施例の分解図である。 本発明のエアコン室内機の第三実施例の分解図である。 本発明のエアコン室内機の第四実施例の分解図である。

本発明の目的の実現、機能的特徴及び長所について、図面を参照しながら実施例をさらに説明する。

以下では、本発明の実施例における図面と組み合わせ、本発明の実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。説明される実施例は本発明の全ての実施例ではなく、本願の一部の実施例に過ぎないことは明らかである。本発明における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行わないことを前提に得られた全ての他の実施例は、本発明の保護する範囲に属す。

なお、本発明の実施例で方向性指示（例えば上、下、左、右、前、後、…）に関わる場合、当該方向性指示はある特定の姿勢（図面に示す）における各部品間の相対的位置関係、運動状況等を説明するためだけに用いられ、もし当該特定の姿勢が変わる場合、当該方向性指示もそれ相応に変わる。

また、本発明の実施例において「第一」、「第二」等の説明に関わる場合、当該「第一」、「第二」等の説明は、説明のために利用されるだけであって、その相対的な重要性を提示又は暗示する、或いは提示される技術的特徴の数を暗示的に指定するように理解すべきではない。これにより、「第一」、「第二」に限定されている特徴は明示的或いは暗示的に少なくとも一つの当該特徴を含んでもよい。また、各実施例の技術案はお互いに組み合わせることができる。ただし、当業者が実現できることが前提である。技術案の組み合わせに矛盾が生じるか、実現できない場合には、このような技術案の組み合わせが存在しない、且つ本発明が主張する保護範囲内ではないと理解すべきである。

本発明ではエアコン室内機を提案する。

図１を参照すると、本発明の第一実施例において、当該エアコン室内機は具体的に、壁掛け式エアコン室内機である。当該エアコン室内機はベース１、風路組立体（符号なし）、フレーム３、グリッド組立体（図示せず）、第一パネル５及び第二パネル６を含む。風路組立体はベース１と取り外し可能に接続され、フレーム３には取付口（図示せず）及び風路組立体を取り出すための取り外し口３２が設けられ、グリッド組立体は取付口に取り外し可能に取り付けられているグリッド部品４１、及びグリッド部品４１に設置されているフィルター（図示せず）を含み、第一パネル５は取り外し口３２を開閉するためのものであり、第一パネル５には風路組立体の風路に繋がる送風口５１が設けられ、第二パネル６は第一パネル５と組み合わされてフレーム３の一表面を覆う。

なお、本実施例では、フレーム３は上支柱３３、下フレーム３４、及び上支柱３３と下フレーム３４の間に位置する二つの対向する横接続部材３５を含む。取付口は上支柱３３と下フレーム３４の間に形成され、取り外し口３２は下フレーム３４に形成されて、グリッド部品４１は上支柱３３に取り外し可能に取り付けられている。エアコン室内機の使用時、空気は順にグリッド部品４１、フィルター、熱交換器（図示せず）、風路組立体及び送風口５１を経て温度が下がってから吹き出される。

本実施例では、一方では、第一パネル５はフレーム３に対して開いて取り外し口３２を露出させることが可能であり、ベース１と取り外し可能に接続されている風路組立体を便利に当該取り外し口３２から取り出せるようにして、さらには風路、熱交換器及びその他の関連部品に対する徹底した掃除を大いに便利にする。もう一方では、フレーム３に取付口が設置されており、フィルターが取り付けられているグリッド部品４１が取付口と取り外し可能に接続されているため、フィルターも便利に取り出して洗浄できる。この両方が共働して、エアコン室内機の脱着の利便性を向上させて、エアコン室内機に対する全面的かつ徹底的な掃除を便利にでき、エアコン室内機がもたらす潜在的な健康リスクの低下に有利である。

図１から図５を参照すると、本実施例では、好ましくは、第一パネル５はフレーム３と取り外し可能に係合されている。具体的には、第一パネル５は第二パネル６と組み合わされてフレーム３の前面を覆い、且つ、第二パネル６は第一パネル５の上方に位置し、第一パネル５の左右両端はフレーム３と取り外し可能に係合されている。勿論、フレーム３と取り外し可能に係合されるのは第一パネル５の上下両端或いは周縁部でもよいが、本実施例では、第一パネル５がその左右両端でフレーム３と取り外し可能に係合されている構成により、構造をより簡単にするとともに、風路組立体の取り外しを邪魔することを避けることができる。

さらに、図２、図４から図５を参照すると、本実施例では、第一パネル５の内面には複数の留め具５２が突設され、フレーム３の前面には留め具５２を係止させるための係止穴３６が設けられている。こうすることにより、留め具５２を対応する係止穴３６内に係止させるだけで第一パネル５とフレーム３との係合を実現でき、第一パネル５を取り外す必要があるときは、留め具５２を係止穴３６から分離させるだけでよい。具体的には、留め具５２は複数設置され、且つ、第一パネル５の左右両端の内面にそれぞれ設置されている。下フレーム３４の左右両側の縁部は内側へ延在して凸板３４１を形成し、凸板３４１には係止穴３６が設けられている。即ち、係止穴３６は取り外し口３２の左右両側に設けられて、風路組立体の取り外しに影響することを避ける。しかし、本発明はこれに限定されず、留め具５２はフレーム３の前面に設置されてもよい。それと対応するように、係止穴３６は第一パネル５の内面に設けられている。また、留め具５２と係合されるのは係止穴３６に限定されず、係合受座等の構造でもよい。

具体的には、係合の確実性を確保する前提で構造をより簡素化するために、第一パネル５の左右両端の内面それぞれには、好ましくは、対向して間隔を空けて設置される二つの留め具５２が設置されている。留め具５２の自由端には上下方向に沿って延在している係止凸部５２１が設置され、且つ、同じ側に位置する二つの留め具５２の係止凸部５２１の延在方向は互いに反対する。図５に示すように、同じ側に位置する二つの留め具５２は上下方向に沿って間隔を空けて配置され、上方に位置する留め具５２は第一パネル５の上端に近接して設置され、且つ、その係止凸部５２１は上へ延在しているのに対し、下方に位置する留め具５２の係止凸部５２１は下へ延在している。こうすることにより、留め具５２を係止穴３６に係止させた場合、係止凸部５２１は係止穴３６の縁部の内側面に当接されることにより、第一パネル５を前後方向における位置決めして接続でき、上下二つの留め具５２の係止凸部５２１の延在方向が互いに反対する構成により、第一パネル５の上下方向における位置決めを実現できる。

図１と図４を参照すると、本実施例では、さらに、エアコン室内機はさらに第一パネル５に取り付けられている導風組立体８を含む。具体的には、導風組立体８は導風板８２及び導風板８２の回動を駆動するためのモータ８１を含む。導風板８２は送風口５１に設置され、その左右両端はそれぞれ第一パネル５と回動可能に接続され、且つ、そのうちの一端は駆動モータ８１と接続されている。駆動モータ８１は第一パネル５の内面に固設されており、且つ、送風口５１の左右方向の一方側に位置する。第一パネル５をフレーム３に対して開いて取り外し口３２を露出させたとき、第一パネル５に取り付けられている導風組立体８もそれと共に開かれて、導風板８２に対する掃除を便利にできることは、理解できるであろう。

図１から図３を参照すると、本実施例では、さらに、風路組立体は渦巻形ケーシング２１を含み、ベース１の左右両端にはそれぞれ横固定部１１が突設され、二つの横固定部１１の対向する二つの側面にはそれぞれスライド溝構造が設置されており、渦巻形ケーシング２１の左右両端それぞれには、スライド溝構造とスライド可能に嵌合されているスライド凸構造２１１が設置されている。こうすることにより、風路組立体は非常に便利にベース１から滑り出て離脱できる。しかし、本発明はこれに限定されず、スライド凸構造２１１がそれぞれ二つの横固定部１１に設置されて、それと対応するように、スライド溝構造が渦巻形ケーシング２１の左右両側の端に設置されてもよい。具体的には、渦巻形ケーシング２１の左右両端に二つの側板が設置され、当該側板の外側面にはスライダー２１１ａが外へ突出して形成され、スライダー２１１ａの自由端の周縁は周方向に沿って外へ延在して位置制限凸縁２１１ｂを形成している。横固定部１１の内側面は左右方向に沿って内側へ突出して接続部１１１を形成し、当該接続部１１１には上向きに開放して且つ前後方向に沿って延在するスライド溝１１２が設けられている。風路部品が滑り込む過程及び滑り出る過程において、スライダー２１１ａの底部はスライド溝１１２と摺動嵌合され、位置制限凸縁２１１ｂの内側面は接続部１１１における他方側の固定部１１の方を向いた表面と摺動嵌合されている。ここで、スライダー２１１ａは好ましくは中空構造とすることで、材料を節約する。

またさらに、風路部品はさらに前ドレンパン２２及び後ドレンパン（図示せず）を含み、前ドレンパン２２と後ドレンパンは何れも渦巻形ケーシング２１の上部に形成され、且つ、渦巻形ケーシング２１と一体に設置されている。風路部品がベース１から取り外せる場合、それとともに渦巻形ケーシング２１と一体の前ドレンパン２２と後ドレンパンもベース１から分離でき、これによりこれらの部品に対して掃除することを便利にする。また、エアコン室内機のファン２４とファン２４を駆動するためのファンモータ２５も渦巻形ケーシング２１の上部に設置され、且つ、前ドレンパン２２と後ドレンパンの間に位置し、ファン２４とファンモータ２５も風路部品とともに取り外すことができる。これにより、両者に対する修理や掃除を便利にする。

なお、第一実施例において、第一パネル５はフレーム３と取り外し可能に係合されているのに対し、第二パネル６はフレーム３と固定接続され、且つ、好ましくは一体に設置されている。また、フレーム３の取付口はフレーム３の前面から上支柱３３まで延在しており、且つ、上支柱３３の取付口部分は即ち通常の意味でのエアコン室内機の吸気口であり、グリッド部品４１は当該吸気口内に設置され且つそれとは取り外し可能に係合されている。具体的には、グリッド部品には上支柱と係合するための複数の留め具が設置されており、且つ、これらの留め具は好ましくは、グリッド部品の左右両側にそれぞれ設置されており、フィルターはグリッド部品４１に設置され且つグリッド部品４１とともに取り外せる。具体的には、グリッド部品４１は好ましくはフィルターと一体成型されている。しかし、本発明の技術案はそれに限定されず、図６に示す第二実施例において、第一パネル５がフレーム３と取り外し可能に係合されているとき、第一パネル５の上方に位置する第二パネル６はフレーム３に対して回動可能に開くことができる。具体的には、第二パネル６の上端はフレーム３と回動可能に接続され、その下端はフレーム３に対して離れるように開くことができる。

また、図７と図８に示す他の二つの実施例において、第一パネル５が取り外し口３２を開閉することは、回動して開く方法で実現してもよい。即ち、第一パネル５の一端はフレーム３と回動可能に接続され、他端はフレーム３に対して離れるように開くことができる。具体的には、図７に示す第三実施例において、第一パネル５の上端はフレーム３と回動可能に接続され、下端はフレーム３に対して離れるように開くことができる。それとともに、第二パネル６はフレーム３と固定接続され、且つ好ましくは一体に設置され、フィルターはグリッド部品４１に設置され、且つグリッド部品４１とともに取り出せる。図８に示す第四実施例において、第二パネル６の上端がフレーム３と回動可能に接続され、下端がフレーム３から離れるように開くことができるという点で第三実施例とは異なる。なお、本発明の技術案において、フィルターの取り出しは第一パネル５を開く前に行うことができる。

上記は本発明の好ましい実施例にすぎず、それによって本発明の特許請求の範囲を限定するわけではない。本発明の発明構想の下で、本発明の明細書及び添付図面の内容を利用してなされた等価構造変換、或いは他の関連する技術分野への直接／間接的な応用は、何れも本発明の特許の保護範囲に含まれる。

１ ベース
１１ 横固定部
１１１ 接続部
１１２ スライド溝
２１ 渦巻形ケーシング
２２ 前ドレンパン
２１１ スライド凸構造
２１１ａ スライダー
２１１ｂ 位置制限凸縁
２４ ファン
２５ ファンモータ
３ フレーム
３２ 取り外し口
３３ 上支柱
３４ 下フレーム
３５ 横接続部材
４１ グリッド部品
５ 第一パネル
６ 第二パネル
３４１ 凸板
３６ 係止穴
５１ 送風口
８ 導風組立体
８１ 駆動モータ
８２ 導風板
５２ 留め具
５２１ 係止凸部

Claims (10)

1. ベースと、
   前記ベースと取り外し可能に接続されている風路組立体と、
   取付口、及び前記風路組立体を取り外すための取り外し口が設けられているフレームと、
   前記取付口に取り外し可能に取り付けられているグリッド部品、及び前記グリッド部品に設置されているフィルターを含むグリッド組立体と、
   前記取り外し口を開閉するためのものであり、風路組立体の風路に繋がる送風口が設けられている第一パネルと、
   前記第一パネルと組み合わされて前記フレームの一表面を覆う第二パネルと、
   導風板および前記導風板の回動を駆動するためのモータを含む導風組立体と、を含み、
   前記導風組立体は、前記第一パネルの内面に取り付けられており、前記第一パネルが開いた場合、前記導風組立体が露出し、
   前記風路組立体は、渦巻形ケーシング、前ドレンパン及び後ドレンパンを含み、
   前記前ドレンパン及び前記後ドレンパンは、何れも前記渦巻形ケーシングの上部に形成され、且つ、前記渦巻形ケーシングと一体に設置されており、
   前記ベースの左右両端にはそれぞれ横固定部が突設され、
   前記横固定部の内側面は左右方向に沿って内側へ突出して二つの接続部を形成し、
   前記二つの接続部にはそれぞれ上向きに開放して且つ前後方向に沿って延在するスライド溝構造が設けられ、
   前記渦巻形ケーシングの左右両端には二つの側板が設けられ、
   前記二つの側板のそれぞれの外側面には中空構造のスライダーが外へ突出して形成され、
   前記スライダーの自由端の周縁は周方向に沿って外へ延在して位置制限凸縁を形成し、
   前記スライダーの底部は前記スライド溝構造と摺動嵌合され、
   前記位置制限凸縁の内側面は、前記接続部における他方側の前記横固定部の方を向いた表面と摺動嵌合され、
   前記スライダーが前記スライド溝構造から滑り出ることにより前記風路組立体が前記ベースから離脱する場合、前記前ドレンパン及び前記後ドレンパンは前記ベースから離脱する、
   ことを特徴とするエアコン室内機。
2. 前記第一パネルは前記フレームと取り外し可能に係合されている
   ことを特徴とする請求項１に記載のエアコン室内機。
3. 前記第一パネルは前記第二パネルと組み合わされて前記フレームの前面を覆い、且つ、前記第二パネルは前記第一パネルの上方に位置し、前記第一パネルの左右両端は前記フレームと取り外し可能に係合されている
   ことを特徴とする請求項２に記載のエアコン室内機。
4. 前記第一パネルの一端は前記フレームと回動可能に接続され、他端は前記フレームに対して離れるように開くことが可能である
   ことを特徴とする請求項１に記載のエアコン室内機。
5. 前記第一パネルは前記第二パネルと組み合わされて前記フレームの前面を覆い、且つ、前記第二パネルは前記第一パネルの上方に位置し、前記第二パネルの上端は前記フレームと回動可能に接続され、下端は前記フレームに対して離れるように開くことが可能である
   ことを特徴とする請求項４に記載のエアコン室内機。
6. 前記第一パネルの内面には複数の留め具が突設され、前記フレームの前面には前記留め具を係止させるための係止穴が設けられ、或いは、前記フレームの前面には複数の留め具が突設され、前記第一パネルの内面には前記留め具を係止させるための係止穴が設けられている
   ことを特徴とする請求項２～５の何れか一つに記載のエアコン室内機。
7. 前記留め具が複数設置され、且つ、前記第一パネルの左右両端の内面にそれぞれ設置されている
   ことを特徴とする請求項６に記載のエアコン室内機。
8. 前記第一パネルの左右両端の内面それぞれには、対向して間隔を空いて設置される二つの前記留め具が設置されており、
   前記留め具の自由端には上下方向に沿って延在している係止凸部が設置されており、且つ、同じ側に位置する二つの留め具の係止凸部の延在方向は互いに反対する
   ことを特徴とする請求項６に記載のエアコン室内機。
9. 前記第二パネルは前記フレームと一体成型され、或いは、前記第二パネルの一端は前記フレームと回動可能に接続され、他端は前記フレームに対して離れるように開くことが可能である
   ことを特徴とする請求項１に記載のエアコン室内機。
10. 前記グリッド部品は前記フィルターと一体成型されている
    ことを特徴とする請求項１に記載のエアコン室内機。

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