JP2012172856A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドレンパンユニットに外力がかかっても、ドレンパンユニットの左右方向の中間部分をキャビネットから外れないようにする。
【解決手段】キャビネット3に、ドレン水を受けるドレンパンユニット12が着脱自在に設けられる。キャビネット3の左右方向の中間部分に、ドレンパンユニット12がキャビネット3から脱落することを阻止する係止部30が設けられ、ドレンパンユニット12に、係止部30に係止される被係止部31が設けられる。ドレンパンユニット12が取り外し方向以外の方向に動くとき、被係止部31は、係止部30に当接して係止される。
【選択図】図6

Description

本発明は、吹出口を一体的に形成したドレンパンユニットを備えた空気調和機に関する。
空気調和機の室内機は、熱交換器および送風ファンが装着されたキャビネットに複数のユニットが取り付けられて構成される。そして、キャビネットに、熱交換器の熱交換によって生じたドレン水を受けるドレンパンが設けられる。ドレンパンは着脱可能とされ、ドレンパンを取り外して洗浄できるようになっている。
例えば特許文献1に記載の空気調和機では、ドレンパンがベースに一体形成され、ベースに風向板が設けられてユニット化され、ベースユニット(ドレンパンユニット)が構成されている。ベースユニットに、左右方向に横長の吹出口が形成される。このベースユニットはキャビネットに着脱自在とされる。すなわち、ベースの後部に形成された爪がキャビネットの溝に係止され、ベースの前部がキャブネットにねじ止めされて、ベースユニットはキャビネットに固定される。そして、ねじを外し、爪を溝から外すことにより、ベースユニットはキャビネットから取り外される。ドレンパンの清掃を容易に行うことができる。
特開2004−232882号公報
上記のように、ドレンパンユニットを固定するための爪は、左右方向の両側に形成される。ねじ止めも左右方向の両側において行われる。左右方向の中間部分では、ドレンパンユニットはキャビネットに固定されていない。そのため、ドレンパンユニットの着脱の際にドレンパンユニットの中間部分に外力がかかった場合、ドレンパンユニットが変形して、中間部分がキャビネットから離れる。ドレンパンユニットの左右両側に過大な負荷がかかり、爪が損傷したり、ねじの周辺が損傷すると、ドレンパンユニットが脱落するおそれがある。
この対策として、ドレンパンユニットの中間部分をキャビネットにねじ止めする、あるいはドレンパンユニットの中間部分に爪を設けて、キャビネットに爪を引っ掛けるといったように、ドレンパンユニットの中間部分を固定することが考えられる。しかし、ドレンパンユニットを取り付けるとき、キャビネットに対するドレンパンユニットの位置合わせが必要となる。また、ねじや爪を着脱するための作業が増え、ドレンパンユニットの着脱作業が煩雑となる。
本発明は、上記に鑑み、ドレンパンユニットの左右方向の中間部分をキャビネットから外れないようにしながら、ドレンパンユニットを容易に着脱できる空気調和機の提供を目的とする。
本発明は、熱交換器および送風ファンが装着されたキャビネットに、熱交換器の熱交換によって生じたドレン水を受けるドレンパンユニットが着脱自在に設けられ、ドレンパンユニットに、左右方向に吹出口が形成され、キャビネットの左右方向の中間部分に、ドレンパンユニットがキャビネットから脱落することを阻止する係止部が設けられ、ドレンパンユニットに、係止部に係止される被係止部が設けられたものである。
ドレンパンユニットに外力がかかって、ドレンパンユニットが取り外し方向以外の方向に動くとき、被係止部は、係止部に当接して係止される。ドレンパンユニットをキャビネットから取り外すとき、ドレンパンユニットを取り外し方向に動かすと、被係止部は係止部に係止されず、ドレンパンユニットを取り外すことができる。ここで、中間部分は、左右方向の両端を除く、一側から他側までの間の部分である。
ドレンパンユニットは、キャビネットの前側に配され、ドレンパンユニットの後側に、被係止部が形成されるようにしてもよい。そして、被係止部の下方に位置するドレンパンユニットの後端がキャビネットの前端に当接し、ドレンパンユニットの取り付け時に後端を支点としてドレンパンユニットを上方向に回動させることにより、被係止部が係止部に近接するようにすることが好ましい。なお、ここでの近接は、被係止部が係止部に接触した状態も含むものとする。このように、ドレンパンユニットを取り付けるとき、ドレンパンユニットを回動させることにより、係止部と被係止部との位置合わせが自動的に行われる。この位置合わせの手間を省くことができ、取付作業が容易となる。
係止部は、下向きに突出して形成され、被係止部は、凹状に形成されるようにしてもよい。すなわち、被係止部は、孔あるいは凹みを有する形状にするとよい。ドレンパンユニットがキャビネットに取り付けられるとき、被係止部が係止部に下側から近接し、係止部は被係止部に嵌まる。ドレンパンユニットが取り付けられた後、ドレンパンユニットの前側に外力がかかって、ドレンパンユニットの後側が下向き以外の上方向や前方向に動くとき、係止部が被係止部に嵌まったまま、被係止部が係止部に係止されるようにしてもよい。ドレンパンユニットを取り外すときは、ドレンパンユニットは下方向に動かされる。
係止部の前面および後面は傾斜し、前面の傾きが後面の傾きより緩やかにしてもよい。このようにすれば、外力がかかったときにドレンパンユニットの動く方向によって、被係止部は、係止部の前面あるいは後面に当接して、係止される。
被係止部は、ドレンパンユニットの後端から後側に向かって突出するようにしてもよい。このようにすれば、ドレンパンユニットがキャビネットに取り付けられるとき、ドレンパンユニットが後方向に移動するが、被係止部が係止部の前面に当接して撓み、被係止部が係止部の下方に位置して、係止部が被係止部に嵌まる。ドレンパンユニットが前方向に移動するとき、被係止部は係止部の後面に当接し、係止される。
ドレンパンユニットの左右方向の両側がキャビネットに固定され、吹出口の下壁となるドレンパンユニットの下部に被係止部が設けられるようにしてもよい。吹出口の下方において、ドレンパンユニットの中間部分を保持することができ、キャビネット内のスペースを有効に利用できる。
キャビネットにドレンパンユニット以外の別ユニットが着脱自在に設けられ、小型部品装着用の固定部材がドレンパンユニットの左右方向の中間部分に取り付けられ、別ユニットを保持するためのフックが固定部材に設けられる。これによれば、別ユニットに外力がかかっても、別ユニットの中間部分がフックにより保持されるので、別ユニットはキャビネットから外れることはない。また、固定部材にフックを一体的に形成できるので、ドレンパンユニットの形状に関係なく、別ユニットの形態に応じてフックの形態を任意に設計することができる。
本発明によると、ドレンパンユニットが取り外し方向以外の方向に動くときに、ドレンパンユニットを係止することにより、ドレンパンユニットを着脱するときには係止に影響を受けずに作業を行え、ドレンパンユニットに外力がかかった必要時にドレンパンユニットを係止することができ、ドレンパンユニットがキャビネットから外れることを防止できる。
本発明の空気調和機の室内機の斜視図 室内機の断面図 (a)ドレンパンユニットおよび清掃ユニットを取り付けたキャビネットの断面図、(b)ドレンパンユニット12および清掃ユニットを取り外した状態のキャビネットの断面図 (a)ドレンパンユニットを斜め下から見たときの斜視図、(b)ドレンパンユニットを斜め上から見たときの斜視図 (a)清掃ユニットの斜視図、(b)清掃ユニットの正面図、(c)A−A断面図 係止部および被係止部を示したキャビネットの断面図および部分拡大図 ベース板の斜視図 (a)ドレンパンユニットを取り付けたベース板の斜視図、(b)ドレンパンユニットが取り外されたベース板の斜視図 清掃ユニットの保持構造を示したキャビネットの断面図および部分拡大図
本実施形態の空気調和機の室内機を図1、2に示す。室内機は、熱交換器1および室内ファン2を備え、これらがキャビネット3に内装されている。キャビネット3の前面から底面にかけて湾曲面とされる。キャビネット3の上面に吸込口4が形成され、湾曲面に吹出口5が形成される。
キャビネット3の内部には、吸込口4から吹出口5に至る空気通路6が形成され、この空気通路6に熱交換器1と送風ファン2とが配設される。吸込口4と熱交換器1との間に、フィルタ7が配され、吸込口4から吸込んだ室内の空気から塵埃を除去する。フィルタ7は左右2枚とされる。
キャビネット3の湾曲面には、吹出口5を開閉するパネル8が設けられる。パネル8は、キャビネット3に開閉自在に支持され、パネル8を開閉するための開閉部が設けられる。
空気調和機の運転時に、パネル8が開く。冷房運転時には、パネル8は、冷風を斜め上方向に導き、冷風が天井に沿って吹き出す。暖房運転時には、パネル8は、前方に向かって吹き出される温風を押え込み、温風を床面方向に導く。なお、冷房運転の初期時にも、冷風が床面方向に吹き出され、急速冷房が行われる。パネル8は、運転停止時には閉姿勢となり、吹出口5を覆って、キャビネット3と一体化する。このように、パネル8は、風向変更板(横ルーバ)として機能する。
キャビネット3内において、熱交換器1の下方にドレンパン11が設けられ、熱交換器1を伝って流れ落ちてくる露を受ける。ドレンパン11は、吹出口5を形成するドレンパンユニット12に一体的に形成される。ドレンパンユニット12には、イオンを発生するイオン発生ユニット13が装着される。
室内機には、フィルタ7を移動させながら清掃するフィルタ清掃装置が設けられる。フィルタ清掃装置は、フィルタ7から塵埃を除去する回転ブラシ14と、除去された塵埃を溜めるダストボックス15とを有する。フィルタ7は、キャビネット3に形成された案内路16に沿って移動する。フィルタ清掃装置およびフィルタ7は、清掃ユニット17に装着され、清掃ユニット17は、キャビネット3内に設置される。
キャビネット3は、図1に示すように、後側に位置するベース板20と、左右の側面カバー21と、前側に位置する前面パネル22とによって、左右方向に横長の箱状に形成される。ベース板20は、壁面等に据え付けられる。側面カバー21および前面パネル22は、ベース板20に対して着脱自在とされる。ドレンパンユニット12は、ベース板20の前側の下部に着脱自在に取り付けられ、ドレンパンユニット12は、キャビネット3の底面の一部を構成する。清掃ユニット17はベース板20に着脱自在に取り付けられる。
キャビネット3から側面カバー21および前面パネル22を取り外したとき、図3に示すように、清掃ユニット17が露出する。清掃ユニット17およびドレンパンユニット12がベース板20から取り外し可能となる。清掃ユニット17およびドレンパンユニット12は、左右方向の両側においてベース板20にそれぞれねじ止めされる。
図4に示すように、ドレンパンユニット12は、上下左右の壁部材によって枠状に一体形成され、ドレンパンユニット12の上面に、ドレンパン11が形成される。ドレンパンユニット12内に、前後方向に通路が形成される。この通路は空気通路6に連通する。通路は、左右方向に横長に形成され、吹出口5とされる。ドレンパンユニット12の前側に、パネル8が着脱可能に取り付けられる。ドレンパンユニット12の通路内に、縦ルーバ23、整流板24がそれぞれ設けられる。
イオン発生ユニット13は、ホルダ25に嵌め込まれて保持され、ホルダ25がドレンパンユニット12の上壁26に取り付けられる。ホルダ25に、イオン発生ユニット13を覆うカバー27が装着される。
図5に示すように、清掃ユニット17は、案内路16を形成するガイドフレーム28を有し、ガイドフレーム28にダストボックス15が着脱可能に装着される。ガイドフレーム28の下部がドレンパンユニット12の上壁26に保持される。
ところで、ドレンパンユニット12は、ベース板20に対して左右両側が固定されており、左右方向の中間部分では、ドレンパンユニット12は固定されていないと仮定する。そして、ユーザが、溜まった塵埃を捨てるためにダストボックス15を着脱するとき、ドレンパンユニット12の中間部分に外力がかかると、ドレンパンユニット12の中間部分が撓み、ドレンパンユニット12がキャビネット3から脱落するおそれがある。ここで、中間部分は、左右方向の両端を除く、一側から他側までの間の部分である。
そこで、図6に示すように、ドレンパンユニット12が外れないようにキャビネット3に係止部30が設けられ、ドレンパンユニット12に、係止部30に係止される被係止部31が設けられる。被係止部31は、ベース板20に対向するドレンパンユニット12の後側において、左右方向の中央に形成される。
ドレンパンユニット12の下側の壁部材は、上下2段の下壁32a,32bによって構成される。上段の下壁32aは、空気通路6を形成するものである。この下壁32aの後端が、ベース板20における空気通路6を形成する通路壁33の前端に密接する。上段の下壁32aと通路壁33とが滑らかに連なり、連続した空気通路6が形成される。上段の下壁32aの後端の左右方向の中央に、後側に向かって突出するように被係止部31が一体的に形成される。平板状の被係止部31に、孔35が形成されている。すなわち、被係止部31の一部が凹状に形成されたことになる。
下段の下壁32bは、キャビネット3の底壁の一部を構成し、ベース板20の底壁36に密接する。ベース板20の底壁36の前端に、段差37が形成される。ドレンパンユニット12がベース板20に取り付けられたとき、この段差37に下段の下壁32bの後端が下方から当接する。
図7に示すように、係止部30は、ベース板20の前側の下部において、左右方向の中央に一体的に設けられる。ベース板30の通路壁33の前端の左右方向の中央に、被係止部31が入り込む挿入口38が形成され、挿入口38の上部に、係止部30が下向きに突出して形成される。係止部30は、通路壁33の下方に位置する。係止部30の下端は、尖るように形成され、係止部30の前面30aおよび後面30bが傾斜している。前面30aの傾きが後面30bの傾きより緩やかにされる。すなわち、前面30aは、前側から後側に向かって緩やかに下り傾斜し、後面30bは、ほぼ鉛直状態とされる。
ドレンパンユニット12がベース板20に取り付けられたとき、被係止部31は係止部30に近接する。すなわち、被係止部31の孔35に係止部30が入り込む。このとき、係止部30の前面30aが被係止部31の孔35の周壁に近接した状態にある。なお、係止部30が被係止部31の孔35の周壁に接触していてもよく、ここでの近接した状態は、少し隙間がある状態だけでなく、接触した状態も含むものとする。
ドレンパンユニット12をベース板20に取り付けるに際して、図8(b)に示すように、前傾させたドレンパンユニット12をベース板20に対して斜め下から近づける。ドレンパンユニット12の下段の下壁32bがベース板20の底壁36の段差37に当たる。このとき、被係止部31がベース板20の挿入口38に入り、被係止部31の後端が係止部30の前面30aに当たる。
ドレンパンユニット12の下段の下壁32bがベース板20の底壁36に当たった状態でドレンパンユニット12を持ち上げる。ドレンパンユニット12の下壁32bの後端が支点となって、ドレンパンユニット12は上方向に回動する。係止部30の前面30aは緩やかな傾斜面に形成されているので、係止部30の前面30aに当たっている被係止部31は、係止部30の前面30aに沿って下向きに撓む。被係止部31の孔35が係止部30の下方に至ると、係止部30が被係止部31の孔35に嵌まる。そして、ドレンパンユニット12の上段の下壁32aの後端がベース板20の通路壁33の前端に当接する。このとき、被係止部31の孔35の周壁が係止部30の前面30aに近接する。この後、ドレンパンユニット12の左右両側をベース板20にねじ止めすることにより、ドレンパンユニット12がベース板20に固定される。さらに、清掃ユニット17がベース板20に取り付けられ、左右の側面カバー21および前面パネル22が装着され、キャビネット3が完成する。
このように、ドレンパンユニット12をベース板20に対して位置合わせして、押し込むという簡単な作業により、ドレンパンユニット12をキャビネット3に取り付けることができる。被係止部31を係止部30に嵌めるといった作業を行わなくても、自然に係止部30を被係止部31に嵌めることができ、ドレンパンユニット12の取付作業が容易になる。
ドレンパンユニット12を取り外すとき、まず清掃ユニット17をベース板20から取り外した後、ドレンパンユニット12の左右のねじを外す。ドレンパンユニット12を取り外し方向である下方向に動かすと、係止部30が被係止部31の孔35から抜ける。ドレンパンユニット12を前方に引き出すと、被係止部31が挿入口38から抜け出し、ドレンパンユニット12がベース板20から外れる。
ところで、清掃ユニット17のフィルタ7を清掃したり、ダストボックス15を清掃することがある。このとき、前面パネル22が開けられ、ドレンパンユニット12の上壁26の前側が露出する。ドレンパンユニット12の前側に上方から外力がかかるおそれがある。ドレンパンユニット12の左右両側はねじにより固定されているので、ドレンパンユニット12の左右方向の中間部分が撓む。ドレンパンユニット12の左右両側が動かないので、ドレンパンユニット12の中間部分の前側は下向きに動き、後側は上向きに動く。このように、ドレンパンユニット12の中間部分が取り外し方向以外の方向に動く。しかし、被係止部31の孔35の前側の周壁が係止部30の前面30aに当接して、被係止部31は係止部30に係止される。ドレンパンユニット12はベース板20から外れることはない。
また、ドレンパンユニット12の下段の下壁32bは、ベース板20の底壁36の段差37に当接しているので、ドレンパンユニット12の後側が上方向に動くことが阻止される。このようにして、ドレンパンユニット12に外力がかかったとしても、ドレンパンユニット12の脱落を防げる。
ドレンパンユニット12に外力がかかって、ドレンパンユニット12の左右方向の中間部分が前方に動いた場合、ドレンパンユニット12の下段の下壁32bはベース板20の底壁36から離れるが、被係止部31が前方に移動して、孔35の後側の周壁が係止部30の後面30bに当接する。係止部30の後面30bはほぼ鉛直状態であるので、被係止部31は、撓むことなく係止部30に引っ掛かる。このように、被係止部31は係止部30に係止され、ドレンパンユニット12がベース板20から外れない。
また、清掃ユニット17も同様に左右両側がベース板20に固定されている。清掃ユニット17の前側には、左右に2つのダストボックス15が装着される。そのため、清掃ユニット17のガイドフレーム28の左右方向の中間部分に負荷がかかり、キャビネット3に取り付けられたガイドフレーム28が撓むおそれがある。そこで、キャビネット3には、ドレンパンユニット12以外の別ユニットが着脱自在に設けられ、別ユニットを保持するためのフック40が設けられる。小型部品装着用の固定部材がドレンパンユニット12の左右方向の中間部分に取り付けられる。フック40は固定部材に設けられる。具体的には、図9に示すように、別ユニットである清掃ユニット17のガイドフレーム28が撓まないようにするために、ガイドフレーム28の中間部分がドレンパンユニット12に保持される。イオン発生ユニット13を装着する固定部材であるホルダ25にフック40が設けられ、ガイドフレーム28にフック40に係合する係合体41が設けられる。
図8に示すように、フック40は、ドレンパンユニット12の左右方向の中央に位置し、ドレンパンユニット12に固定されたホルダ25の前側において前傾するように形成される。図6に示すように、係合体41は、左右のダストボックス15の間に位置し、ガイドフレーム28の前側に斜め上向きに突出するように形成される。係合体41の上部がフック40の上部に嵌まり込むようにして、係合体41はフック40に係合される。このように、フック40をホルダ25に形成し、ドレンパンユニット12と組み合わせることにより、フック40をドレンパンユニット12に形成する場合に比べ、金型構造の物理的要因による制限が緩和されるので、フック40の角度、高さなどに対する制限が緩和され、フック40の設計の自由度が増す。そのため、清掃ユニット17の形態に応じた所望の形態にフックを容易に形成することができる。
そして、フック40の前方において、ドレンパンユニット12に受リブ42が設けられ、ガイドフレーム28に縦リブ43が設けられる。図8に示すように、受リブ42は、ドレンパンユニット12の上壁26に左右方向にわたって前傾するように形成される。縦リブ43は、ガイドフレーム28の前側に斜め下向きに突出するように形成される。縦リブ43と受リブ42とは同じ傾斜角に形成されており、縦リブ43が受リブ42に当接する。
清掃ユニット17をキャビネット3に取り付けるとき、清掃ユニット17を熱交換器1に被せるようにして、ベース板20に対して押し込む。このとき、係合体41がフック40の上部に当接し、フック40が起き上がって、係合体41が押し込まれる。そして、係合体441がフック40に嵌り込んで係合されるとともに、縦リブ43が受リブ42に当接する。この後、ガイドフレーム28の左右両側がねじ止めされ、清掃ユニット17がベース板20に取り付けられる。清掃ユニット17を取り外すときは、清掃ユニット17を少し下げながら前方に引っ張る。係合体41がフック40を変形させて、係合体41がフック40から離れ、清掃ユニット17が引き出される。
清掃ユニット17がキャビネット3に取り付けられているとき、清掃ユニット17の左右方向の中間部分はドレンパンユニット12に保持される。ダストボックス15を着脱する際に、ガイドフレーム28に外力がかかっても、係合体41がフック40により係合されているので、ガイドフレーム28が前方に向かって移動することはない。したがって、ガイドフレーム28が撓んで、ガイドフレーム28の左右両側に負荷がかかることを防止でき、外力がかかっても清掃ユニット17がキャビネット3から外れることはない。
ここで、ガイドフレーム28の中間部分をドレンパンユニット12にねじ止めすることが考えられる。しかし、ねじ止めするためには、ねじの長さに応じたスペースが必要となる。そのため、ガイドフレーム28の前後方向の厚みが増し、ダストボックス15の形状の変更が必要となり、ダストボックス15の容積を減らさなければならない。この点、上記のようにフック40による係合であれば、スペースを必要とせず、ダストボックス15の容積を確保できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。係止部および被係止部は、左右方向の中央に1つだけ設けられているが、左右方向の中央以外の中間部分に設けてもよく、1つに限らず複数設けてもよい。また、被係止部は、孔を有しているが、孔の代わりに係止部が嵌まるような凹みを形成してもよい。また、フックを有する固定部材がドレンパンユニットであってもよい。すなわち、フックは、ドレンパンユニットに一体的に形成されてもよい。
3 キャビネット
12 ドレンパンユニット
17 清掃ユニット
20 ベース板
25 ホルダ
26 上壁
28 ガイドフレーム
30 係止部
31 被係止部
32a 上段の下壁
32b 下段の下壁
33 通路壁
35 孔
36 底壁
37 段差
40 フック
41 係合体
本発明は、熱交換器および送風ファンが装着されたキャビネットに、熱交換器の熱交換によって生じたドレン水を受けるドレンパンユニットが着脱可能に設けられ、ドレンパンユニットに、左右方向に吹出口が形成され、キャビネットの左右方向の少なくとも中央部分に、ドレンパンユニットがキャビネットから脱落することを阻止する係止部が設けられ、ドレンパンユニットに、係止部に係止される被係止部が設けられたものである。
ドレンパンユニットに外力がかかって、ドレンパンユニットが取り外し方向以外の方向に動くとき、被係止部は、係止部に当接して係止される。ドレンパンユニットをキャビネットから取り外すとき、ドレンパンユニットを取り外し方向に動かすと、被係止部は係止部に係止されず、ドレンパンユニットを取り外すことができる。

Claims (7)

  1. 熱交換器および送風ファンが装着されたキャビネットに、熱交換器の熱交換によって生じたドレン水を受けるドレンパンユニットが着脱自在に設けられ、ドレンパンユニットに、左右方向に吹出口が形成され、キャビネットの左右方向の中間部分に、ドレンパンユニットがキャビネットから脱落することを阻止する係止部が設けられ、ドレンパンユニットに、係止部に係止される被係止部が設けられ、ドレンパンユニットが取り外し方向以外の方向に動くとき、被係止部は、係止部に当接して係止されることを特徴とする空気調和機。
  2. ドレンパンユニットは、キャビネットの前側に配され、ドレンパンユニットの後側に、被係止部が形成され、被係止部の下方に位置するドレンパンユニットの後端がキャビネットの前端に当接し、ドレンパンユニットの取り付け時に後端を支点としてドレンパンユニットを上方向に回動させることにより、被係止部が係止部に近接することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 係止部は、下向きに突出して形成され、被係止部は、凹状に形成され、ドレンパンユニットがキャビネットに取り付けられるとき、被係止部が係止部に下側から近接し、ドレンパンユニットの前側に外力がかかって、ドレンパンユニットの後側が下向き以外の方向に動くとき、被係止部が係止部に係止されることを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機。
  4. 係止部の前面および後面は傾斜し、前面の傾きが後面の傾きより緩やかにされたことを特徴とする請求項3記載の空気調和機。
  5. 被係止部は、ドレンパンユニットの後端から後側に向かって突出し、ドレンパンユニットがキャビネットに取り付けられるとき、被係止部が係止部の前面に当接して撓み、係止部が被係止部に嵌まることを特徴とする請求項4記載の空気調和機。
  6. ドレンパンユニットの左右方向の両側がキャビネットに固定され、吹出口の下壁となるドレンパンユニットの下部に被係止部が設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和機。
  7. キャビネットにドレンパンユニット以外の別ユニットが着脱自在に設けられ、小型部品装着用の固定部材がドレンパンユニットの左右方向の中間部分に取り付けられ、別ユニットを保持するためのフックが固定部材に設けられたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の空気調和機。
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