JP7024561B2 - 工作機械、コンピュータプログラム及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークを加工する工作機械、コンピュータプログラム及び制御方法に関する。
従来、工作機械は、主軸に装着する工具を交換する場合、主軸の上昇又は下降速度を低くし、工具交換時における振動の発生を抑制していた。
特許第6051937号公報
近年、同一工場内に配置した一の工作機械から他の工作機械への振動の伝搬、及び騒音による環境悪化を防止すべく、更なる振動の抑制が求められている。工具交換時の振動の原因は、アンクランプレバーがアンクランプピンに当接する時に発生する時の衝撃によるものである。従って、従来の工作機械はアンクランプレバーがアンクランプピンに当接する付近で主軸ヘッドの移動速度を減速していた。
しかし、アンクランプレバーがアンクランプピンに当接する主軸ヘッドの位置は、主軸に工具を装着している時と、主軸に工具を装着していない時とで異なる。具体的には、主軸に工具を装着していない時の方が主軸に工具を装着している時よりも、主軸ヘッドが低い位置でアンクランプレバーがアンクランプピンに当接する。従来の工作機械は主軸の工具装着の有無に関係なく減速するため、必要以上に減速期間が長くなり、加工時間が長くなるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、必要以上に主軸の減速期間が長くなることを抑制できる工作機械及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る工作機械は、工具を装着する主軸と、該主軸の往復移動を実行する移動機構と、該移動機構の駆動を制御する制御装置とを備える工作機械において、前記制御装置は、前記主軸が上昇する場合、前記主軸に工具を装着したか否かを判定する判定部と、該判定部にて前記主軸に工具を装着したと判定した場合、上下方向における第一位置にて減速を開始し、前記判定部にて前記主軸に工具を装着していないと判定した場合、前記第一位置よりも低い第二位置にて減速を開始する減速部とを有することを特徴とする。
本発明においては、工具を装着した主軸が上昇し、工具交換動作を実行した場合における大きな振動が発生する上下方向の区間は、工具を装着していない主軸が上昇し、工具交換動作を実行した場合における大きな振動が発生する上下方向の区間よりも高い位置にある。工具を装着した主軸が上昇する場合、第一位置にて減速を開始し、工具を装着していない主軸が上昇する場合、第一位置よりも低い第二位置にて減速を開始する。
本発明に係る工作機械は、前記制御装置は、前記減速部にて減速を開始した後に、前記主軸に工具を装着したか否かを判定する第二判定部と、該第二判定部にて工具を装着したと判定した場合、前記第一位置よりも高い第三位置にて加速を開始し、前記第二判定部にて工具を装着していないと判定した場合、前記第三位置よりも低い第四位置にて加速を開始する加速部とを有することを特徴とする。
本発明においては、工具を装着した主軸が上昇する場合、第三位置にて加速を開始し、工具を装着していない主軸が上昇する場合、第三位置よりも低い第四位置にて加速を開始する。工具の有無に応じて、主軸の加速開始位置を設定するので、主軸の高速区間が不要に短くなることを防止できる。
本発明に係る工作機械は、前記工具を把持する把持アームを複数有し、いずれかの前記把持アームを割り出し位置に配置する工具マガジンを備え、前記制御装置は、前記主軸が上昇後に下降する場合、前記割り出し位置に配置した前記把持アームが工具を把持しているか否かを判定する第三判定部と、該第三判定部にて前記把持アームが工具を把持していると判定した場合、上下方向における第五位置にて減速を開始し、所定速度まで減速を行う第二減速部と、前記第三判定部にて前記把持アームが工具を把持していないと判定した場合、前記所定速度よりも高い速度によって前記主軸の下降を実行する下降実行部とを有することを特徴とする。
本発明においては、主軸が下降し、割り出し位置に配置した把持アームが工具を把持し、工具交換動作を実行した場合における振動の大きさは、主軸が下降し、割り出し位置に配置した把持アームが工具を把持しておらず、工具交換動作を実行した場合における振動の大きさよりも大きい。把持アームが工具を把持していない場合、主軸の下降速度を、把持アームが工具を把持している場合よりも高くし、作業時間を短縮する。
本発明に係る工作機械の前記下降実行部は、前記第五位置よりも低い第六位置にて減速を開始することを特徴とする。
本発明においては、例えば、工具を装着しない場合、アンクランプレバーがアンクランプピンから離れる時に、バネ力でアンクランプピン、ドローバーが上方に移動し、アンクランプピンが長穴に衝突する。故に、減速し、衝突を抑制する。
本発明に係る工作機械は、前記第二減速部にて減速を開始した後に、前記主軸に工具を装着したか否かを判定する第四判定部と、該第四判定部にて工具を装着したと判定した場合、前記第五位置よりも低い第七位置にて加速を開始する第二加速部とを有することを特徴とする。
本発明においては、例えば、工具を装着している場合、工具ホルダが主軸テーパー穴に係合するので、ドローバーは途中で止まり、アンクランプピンは、長穴に衝突しない。故に加速し、作業時間を短縮する。
本発明に係る工作機械は、前記下降実行部は、前記所定速度よりも高い第二の所定速度まで前記主軸を減速するか、又は前記主軸の速度を前記所定速度よりも高い速度に維持することを特徴とする。
本発明においては、割り出し位置に配置した把持アームが工具を把持していない場合、把持アームが工具を把持している場合における所定速度よりも高い第二の所定速度まで主軸を減速するか、又は主軸の速度を所定速度よりも高い速度に維持する。作業時間の短縮を実現する。
本発明に係る工作機械は、振動を検出する振動検出器を備え、前記下降実行部は、前記振動検出器の検出結果に応じて、前記第二の所定速度まで前記主軸を減速するか、又は前記主軸の速度を前記所定速度よりも高い速度に維持するかを選択することを特徴とする。
本発明においては、振動検出器の検出結果に応じて、第二の所定速度まで主軸を減速するか、又は主軸の速度を所定速度よりも高い速度に維持するかを選択する。振動の大/小に応じて、主軸の速度を低/高にし、振動の抑制及び作業時間の短縮の両立を図る。
本発明に係るコンピュータプログラムは、工具を装着する主軸の往復移動を実行する移動機構を制御する制御装置で実行可能なコンピュータプログラムであって、前記主軸が上昇する場合、前記主軸に工具を装着したか否かを判定し、前記主軸に工具を装着したと判定した場合、上下方向における第一位置にて減速を開始し、前記主軸に工具を装着していないと判定した場合、前記第一位置よりも低い第二位置にて減速を開始する処理を実行させることを特徴とする。
本発明においては、工具を装着した主軸が上昇し、工具交換動作を実行した場合における大きな振動が発生する上下方向の区間は、工具を装着していない主軸が上昇し、工具交換動作を実行した場合における大きな振動が発生する上下方向の区間よりも高い位置にある。工具を装着した主軸が上昇する場合、第一位置にて減速を開始し、工具を装着していない主軸が上昇する場合、第一位置よりも低い第二位置にて減速を開始する。
本発明に係る制御方法は、工具を装着する主軸の上下移動を制御する制御方法であって、前記主軸が上昇する場合、前記主軸に工具を装着したか否かを判定し、前記主軸に工具を装着したと判定した場合、上下方向における第一位置にて減速を開始し、前記主軸に工具を装着していないと判定した場合、前記第一位置よりも低い第二位置にて減速を開始することを特徴とする。
本発明においては、工具を装着した主軸が上昇し、工具交換動作を実行した場合における大きな振動が発生する上下方向の区間は、工具を装着していない主軸が上昇し、工具交換動作を実行した場合における大きな振動が発生する上下方向の区間よりも高い位置にある。工具を装着した主軸が上昇する場合、第一位置にて減速を開始し、工具を装着していない主軸が上昇する場合、第一位置よりも低い第二位置にて減速を開始する。
本発明に係る工作機械、コンピュータプログラム及び制御方法にあっては、工具を装着した主軸が上昇し、工具交換動作を実行した場合における大きな振動が発生する上下方向の区間は、工具を装着していない主軸が上昇し、工具交換動作を実行した場合における大きな振動が発生する上下方向の区間よりも高い位置にある。工具を装着した主軸が上昇する場合、第一位置にて減速を開始し、工具を装着していない主軸が上昇する場合、第一位置よりも低い第二位置にて減速を開始する。工具の有無に応じて、主軸の低速区間を設定するので、主軸の高速区間が不要に短くなることを防止できる。
実施の形態1に係る工作機械を略示する斜視図である。 工具マガジン及び主軸ヘッドを示す右側面図である。 制御装置の構成を略示するブロック図である。 制御装置による主軸動作処理を説明するフローチャートである。 主軸が上昇する場合における主軸の上下位置及び上昇速度の関係を示すグラフである。 制御装置による主軸の下降処理を説明するフローチャートである。 主軸が下降する場合における主軸の上下位置及び下降速度の関係を示すグラフである。 制御装置による下降処理を説明するフローチャートである。 主軸が下降する場合における主軸の上下位置及び下降速度の関係を示すグラフである。 振動検出器及び制御装置を示すブロック図である。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る工作機械を示す図面に基づいて説明する。以下の説明では図に示す上下前後左右を使用する。図1は、工作機械を略示する斜視図、図2は、工具マガジン及び主軸ヘッド4を示す右側面図である。工作機械は、前後に延びた矩形の基台1を備える。基台1の上面後部に立柱2が設けてある。立柱2の後面に制御装置3が設けてあり、立柱2の前面に、上下方向に移動するZ軸移動機構(図示略)が設けてある。Z軸移動機構は、上下方向を軸方向としたボールねじ機構と、Z軸モータ33(図3参照)を備える。ボールねじ機構のナットに主軸ヘッド4が設けてある。Z軸モータ33の回転によって、主軸ヘッド4は上下方向に移動する。
主軸ヘッド4は上下延びる主軸6を備える。主軸6の下端部に工具を装着する。主軸6は主軸テーパー穴を備える。工具は主軸テーパー穴に係合する工具ホルダと、該工具ホルダに保持した加工刃を備える。主軸ヘッド4の上端部には主軸6の回転を行う主軸モータ5が設けてある。立柱2の上下方向中途部に、二つの連結板8を介して工具マガジン7が設けてある。二つの連結板8は立柱2から前方に突出し、左右に並ぶ。二つの連結板8の前端部に工具マガジン7が固定してある。
工具マガジン7は、前方視円形のフレーム7aと、マガジンモータ60(図3参照)を備える。マガジンモータ60の回転によって、フレーム7aはフレーム7aの中心回りに回転する。連結板8はフレーム7aを回転可能に支持する。フレーム7aの外周に沿って複数の把持アーム7bが並ぶ。把持アーム7bは工具9を把持する。工具マガジン7は主軸ヘッド4よりも前側に位置する。制御装置3は、工具マガジン7を回転して、工具を割り出し位置に割り出す。割り出し位置は、例えば工具マガジン7の最下位置である。制御装置3は主軸ヘッド4の下降を行い、主軸6に工具を装着する。また主軸ヘッド4の上昇を行い、工具9を主軸6から取り外し、把持アーム7bは工具9を把持する。
基台1の上面前部に前後方向に移動するY軸移動機構20が設けてある。Y軸移動機構20は、前後方向を軸方向としたボールねじ機構(図示略)と、Y軸モータ13(図3参照)を備える。ボールねじ機構のナットに移動台21が設けてある。Y軸モータ13の回転によって、移動台21は前後方向に移動する。ボールねじ機構の上側をテレスコピックカバー22が覆う。
移動台21に左右方向に移動するX軸移動機構30が設けてある。X軸移動機構30は、左右方向を軸方向としたボールねじ機構(図示略)と、X軸モータ23を備える。ボールねじ機構のナットに保持台31が設けてある。保持台31はワークを保持する。X軸モータ23の回転によって、保持台31は左右方向に移動する。ボールねじ機構の上側をテレスコピックカバー32が覆う。
図3は制御装置3の構成を略示するブロック図である。制御装置3は、CPU51、記憶部52、RAM53及び入出力インタフェース54を備える。記憶部52は書き換え可能なメモリであり、例えばEPROM、EEPROM等である。記憶部52はワークを加工する加工プログラム、把持アーム7bと各把持アーム7bに把持した工具9の関係を示すテーブルを記憶する。工具交換する都度、CPU51はテーブルを更新する。制御装置3は記憶部52に記憶した制御プログラムに基づいて、工作機械を制御する。制御プログラムは記憶媒体、例えばCD-ROM、HDD(図示略)に記憶することができ、読取装置又はネットワークを介して、記憶媒体から記憶部52に格納することができる。制御装置3は予め制御プログラムを格納したROMを備えてもよい。制御装置3はCPU51に代えてロジック回路、例えばFPGAを備えてもよい。
作業者が操作部10を操作した場合、操作部10から入出力インタフェース54に信号が入力する。操作部10は例えばキーボード、ボタン、タッチパネル等である。入出力インタフェース54は表示部11に信号を出力する。表示部11は文字、図形、記号等を表示する。表示部11は例えば液晶表示パネルである。工具9の主軸6への装着/非装着を検出する装着検出器12が主軸ヘッド4に設けてある。装着検出器12から入出力インタフェース54に信号が入力する。
制御装置3は、X軸モータ23に対応したX軸制御回路55、サーボアンプ55a及び微分器23bを備える。X軸モータ23はエンコーダ23aを備える。X軸制御回路55はCPU51からの指令に基づいて、電流量を示す命令をサーボアンプ55aに出力する。サーボアンプ55aは前記命令を受け、X軸モータ23に駆動電流を出力する。
エンコーダ23aはX軸制御回路55に位置フィードバック信号を出力する。X軸制御回路55は位置フィードバック信号に基づいて、位置のフィードバック制御を実行する。
エンコーダ23aは微分器23bに位置フィードバック信号を出力し、微分器23bは位置フィードバック信号を速度フィードバック信号に変換して、X軸制御回路55に出力する。X軸制御回路55は、速度フィードバック信号に基づいて、速度のフィードバック制御を実行する。
サーボアンプ55aが出力した駆動電流の値を電流検出器55bが検出する。電流検出器55bは駆動電流の値をX軸制御回路55にフィードバックする。X軸制御回路55は駆動電流の値に基づいて、電流制御を実行する。
制御装置3はY軸モータ13に対応したY軸制御回路56、サーボアンプ56a、微分器13b、電流検出器56bを備え、Y軸モータ13はエンコーダ13aを備える。Y軸制御回路56、サーボアンプ56a、微分器13b、Y軸モータ13、エンコーダ13a、電流検出器56bはX軸のものと同様であり、その説明を省略する。
制御装置3はZ軸モータ33に対応したZ軸制御回路57、サーボアンプ57a、電流検出器57b、微分器33bを備える。Z軸モータ33はエンコーダ33aを備える。Z軸制御回路57、サーボアンプ57a、微分器33b、Z軸モータ33、エンコーダ33a、電流検出器57bはX軸のものと同様であり、その説明を省略する。
制御装置3はマガジンモータ60に対応したマガジン制御回路58、サーボアンプ58a、電流検出器58b、微分器60bを備える。マガジンモータ60はエンコーダ60aを備える。マガジン制御回路58、サーボアンプ58a、微分器60b、マガジンモータ60、エンコーダ60a、電流検出器58bはX軸のものと同様であり、その説明を省略する。
制御装置3は主軸モータ5に対応した主軸制御回路79、サーボアンプ79a、電流検出器79b、微分器80bを備える。主軸モータ5はエンコーダ80aを備える。主軸制御回路79、サーボアンプ79a、微分器80b、主軸モータ5、エンコーダ80a、電流検出器79bはX軸のものと同様であり、その説明を省略する。
図4は、制御装置3による主軸動作処理を説明するフローチャート、図5は、主軸が上昇する場合における主軸6の上下位置及び上昇速度の関係を示すグラフである。図5において、横軸Zは上下位置を示し、縦軸Vは上昇速度を示し、破線は主軸6に工具9を装着した場合のグラフを示し、実線は主軸6に工具9を装着していない場合のグラフを示す。なお以下に示す第一速度V1、第二速度V2及び第三速度V3は大きさを示し、速度の向きは上昇又は下降によって示す。初期状態において、主軸6は工具マガジン7よりも下方に位置し、主軸6は工具9を装着するか、又は装着していない。工具9を装着してない主軸6が工具マガジン7よりも上方に位置し、工具9を把持する把持アーム7bを割り出し位置に配置し、主軸6が下降した場合、工具マガジン7よりも下方にて、主軸6は工具9を装着する。一方、工具9を装着してない主軸6が工具マガジン7よりも上方に位置し、工具9を把持しない把持アーム7bを割り出し位置に配置し、主軸6が下降した場合、工具マガジン7よりも下方にて、主軸6は工具9を装着しない。
CPU51は、工具交換指令を読み込んだ場合、Z軸モータ33に上昇信号を出力し、主軸6は第一速度V1にて上昇する(S1)。CPU51は、装着検出器12から信号を取り込み、主軸6が工具9を装着しているか否か判定する(S2)。
主軸6が工具9を装着している場合(S2:YES)、主軸6の下端部が第一位置P1に位置するか否か判定する(S3)。主軸6の下端部が第一位置P1に位置しない場合(S3:NO)、CPU51はS3に処理を戻す。
主軸6が工具9を装着していない場合(S2:NO)、主軸6の下端部が第二位置P2に位置するか否か判定する(S4)。第二位置P2は、第一位置P1よりも低い(図5参照)。主軸6の下端部が第二位置P2に位置しない場合(S4:NO)、CPU51はS4に処理を戻す。
主軸6の下端部が第一位置P1に位置する場合(S3:YES)、又は主軸6の下端部が第二位置P2に位置する場合(S4:YES)、CPU51はZ軸モータ33の回転数を制御し、主軸6の上昇速度の減速を行い(S5)、主軸6の上昇速度が第二速度V2に至ったか否かを判定する(S6)。第二速度V2は第一速度V1よりも小さい。主軸6の上昇速度が第二速度V2に至っていない場合(S6:NO)、CPU51はS5に処理を戻す。
主軸6の上昇速度が第二速度V2に至った場合(S6:YES)、CPU51主軸6の上昇速度を維持し(S7、図5参照)、主軸6が工具9を装着しているか否か判定する(S8)。
主軸6が工具9を装着している場合(S8:YES)、主軸6の下端部が第三位置P3に位置するか否か判定する(S9)。主軸6の下端部が第三位置P3に位置しない場合(S9:NO)、CPU51はS9に処理を戻す。第三位置P3は第一位置P1よりもい(図5参照)。
主軸6が工具9を装着していない場合(S8:NO)、主軸6の下端部が第四位置P4に位置するか否か判定する(S10)。第四位置P4は、第三位置P3よりも低い(図5参照)。主軸6の下端部が第四位置P4に位置しない場合(S10:NO)、CPU51はS10に処理を戻す。
主軸6の下端部が第三位置P3に位置する場合(S9:YES)、又は主軸6の下端部が第四位置P4に位置する場合(S10:YES)、CPU51はZ軸モータ33の回転数を制御し、主軸6の上昇速度を第一速度V1まで加速する(S11)。
CPU51は主軸6が位置Psに至ったか否か判定する(S12)。位置Psは第三位置P3よりも高い。主軸6が位置Psに至ってない場合(S12:NO)、CPU51はS12に処理を戻す。主軸6が位置Psに至った場合(S12:YES)、CPU51はZ軸モータ33の回転数を制御し、主軸6の上昇速度を減速し(S13)、停止する(S14)。CPU51はマガジンモータ60の回転数を制御して、工具マガジン7を回転し(S15)、所定の把持アーム7bを割り出し位置に配する。CPU51は主軸6の下降処理を実行する(S16)。
図6は、制御装置3による主軸6の下降処理を説明するフローチャート、図7は、主軸が下降する場合における主軸6の上下位置及び下降速度の関係を示すグラフである。図7において、横軸Zは上下位置を示し、縦軸Vは下降速度を示し、破線は、割り出し位置に配置した把持アーム7bが工具9を把持した状態のグラフを示し、実線は、割り出し位置に配置した把持アーム7bが工具9を把持していない状態のグラフを示す。CPU51は、所定の把持アーム7bを割り出し位置に配した後(S15)、主軸6を第一速度V1にて下降する(S21)。CPU51は、割り出し位置に配置した把持アーム7bが工具9を把持しているか否かを判定する(S22)。
把持アーム7bが工具9を把持している場合(S22:YES)、主軸6の下端部が第五位置P5に位置するか否か判定する(S23)。主軸6の下端部が第五位置P5に位置しない場合(S23:NO)、CPU51はS23に処理を戻す。
主軸6の下端部が第五位置P5に位置する場合(S23:YES)、CPU51はZ軸モータ33の回転数を制御し、主軸6の下降速度の減速を行い(S24)、主軸6の下降速度が第二速度V2に至ったか否かを判定する(S25)。第二速度V2は第一速度V1よりも小さい(図7参照)。主軸6の下降速度が第二速度V2に至っていない場合(S25:NO)、CPU51はS24に処理を戻す。
把持アーム7bが工具9を把持していない場合(S22:NO)、主軸6の下端部が第六位置P6に位置するか否か判定する(S26)。第六位置P6は、第五位置P5よりも低い(図7参照)。主軸6の下端部が第六位置P6に位置しない場合(S26:NO)、CPU51はS26に処理を戻す。
主軸6の下端部が第六位置P6に位置する場合(S26:YES)、CPU51はZ軸モータ33の回転数を制御し、主軸6の下降速度の減速を行い(S27)、主軸6の下降速度が第三速度V3に至ったか否かを判定する(S28)。第三速度V3は第一速度V1よりも小さく、第二速度V2よりも大きい(図7参照)。主軸6の下降速度が第三速度V3に至っていない場合(S28:NO)、CPU51はS27に処理を戻す。
主軸6の下降速度が第二速度V2又は第三速度V3に至った場合(S25:YES、又はS28:YES)、CPU51は、主軸6の下降速度を維持し(S29)、把持アーム7bに工具9を装着したか否かを判定する(S30)。
把持アーム7bに工具9を装着した場合(S30:YES)、CPU51は、主軸6の下端部が第七位置P7に位置しているか否か判定する(S31)。第七位置P7は第六位置P6よりも低い(図7参照)。主軸6の下端部が第七位置P7に位置していない場合(S31:NO)、CPU51はステップS31に処理を戻す。
把持アーム7bに工具9を装着していない場合(S30:NO)、CPU51は、主軸6の下端部が第八位置P8に位置しているか否か判定する(S32)。第八位置P8は第七位置P7よりも低い(図7参照)。主軸6の下端部が第八位置P8に位置していない場合(S32:NO)、CPU51はステップS32に処理を戻す。
主軸6の下端部が第七位置P7又は第八位置P8に位置している場合(S31:YES、又はS32:YES)、CPU51はZ軸モータ33の回転数を制御して、主軸6の下降速度を第一速度V1まで加速し(S33、図7参照)、主軸6の下端部がZ軸原点に位置するか否か判定する(S34)。Z軸原点は第八位置P8よりも低い。主軸6の下端部がZ軸原点に位置しない場合(S34:NO)、CPU51はS34に処理を戻す。主軸6の下端部がZ軸原点に位置する場合(S34:YES)、CPU51は主軸6の目標位置への移動を実行し(S35)、主軸動作処理に戻り(図4参照)、処理を終了する。
実施の形態1に係る工作機械にあっては、工具9を装着した主軸6が上昇し、工具交換動作を実行した場合における大きな振動が発生する上下方向の区間は、工具9を装着していない主軸6が上昇し、工具交換動作を実行した場合における大きな振動が発生する上下方向の区間よりも高い位置にある。工具9を装着した主軸6が上昇する場合、第一位置P1にて減速を開始し、工具9を装着していない主軸6が上昇する場合、第一位置P1よりも低い第二位置P2にて減速を開始する。工具9の有無に応じて、主軸6の低速区間を設定するので、主軸6の高速区間が不要に短くなることを防止できる。
また工具9を装着した主軸6が上昇する場合、第三位置P3にて加速を開始し、工具9を装着していない主軸6が上昇する場合、第三位置P3よりも低い第四位置P4にて加速を開始する。工具9の有無に応じて、主軸6の加速開始位置を設定するので、主軸6の高速区間が不要に短くなることを防止できる。
また主軸6が下降し、割り出し位置に配置した把持アーム7bが工具9を把持し、且つ工具交換動作を実行した場合における振動の大きさは、主軸6が下降し、割り出し位置に配置した把持アーム7bが工具を把持しておらず、且つ工具交換動作を実行した場合における振動の大きさよりも大きい。把持アーム7bが工具9を把持していない場合、主軸6の下降速度を、把持アーム7bが工具を把持している場合よりも高くし、作業時間を短縮する。
また割り出し位置に配置した把持アーム7bが工具を把持していない場合、把持アーム7bが工具を把持している場合における下降速度V2よりも高い下降速度V3まで主軸6を減速し、作業時間の短縮を実現する。
また工具を装着したと判定した場合、第五位置P5よりも低い第七位置P7にて加速を開始する。工具を装着している場合、工具ホルダが主軸テーパー穴に係合するので、ドローバーは途中で止まり、アンクランプピンは、長穴に衝突しない。故に加速し、作業時間を短縮する。
また工具を装着したと判定していないと判定した場合、第五位置よりも低い第六位置にて減速を開始する。工具を装着しない場合、アンクランプレバーがアンクランプピンから離れる時に、バネ力でアンクランプピン、ドローバーが上方に移動し、アンクランプピンが長穴に衝突する。故に、減速し、衝突を抑制する。
(実施の形態2)
以下本発明を実施の形態2に係る工作機械を示す図面に基づいて説明する。実施の形態2にあっては、下降処理が実施の形態1とは異なる。図8は、制御装置3による下降処理を説明するフローチャート、図9は、主軸が下降する場合における主軸6の上下位置及び下降速度の関係を示すグラフである。図9において、破線は、割り出し位置に配置した把持アーム7bが工具9を把持した状態のグラフを示し、実線は、割り出し位置に配置した把持アーム7bが工具9を把持していない状態のグラフを示す。
CPU51は、所定の把持アーム7bを割り出し位置に配した後(S15)、主軸6を第一速度V1にて下降する(S41)。CPU51は、割り出し位置に配置した把持アーム7bが工具9を把持しているか否かを判定する(S42)。
把持アーム7bが工具9を把持している場合(S42:YES)、主軸6の下端部が第五位置P5に位置するか否か判定する(S43)。主軸6の下端部が第五位置P5に位置しない場合(S43:NO)、CPU51はS43に処理を戻す。
主軸6の下端部が第五位置P5に位置する場合(S43:YES)、CPU51はZ軸モータ33の回転数を制御し、主軸6の下降速度の減速を行い(S44)、主軸6の下降速度が第二速度V2に至ったか否かを判定する(S45)。第二速度V2は第一速度V1よりも小さい(図9参照)。主軸6の下降速度が第二速度V2に至っていない場合(S45:NO)、CPU51はS44に処理を戻す。
主軸6の下降速度が第二速度V2に至った場合(S45:YES)、CPU51は、主軸6の下降速度を維持し(S46)、CPU51は、主軸6の下端部が第七位置P7に位置しているか否か判定する(S47)。第七位置P7は第五位置P5よりも低い(図9参照)。主軸6の下端部が第七位置P7に位置していない場合(S47:NO)、CPU51はステップS46に処理を戻す。
把持アーム7bが工具9を把持していない場合(S42:NO)、又は主軸6の下端部が第七位置P7に位置している場合(S47:YES)、CPU51は、主軸6を第一速度V1にて下降する(S48)。把持アーム7bが工具9を把持していない場合(S42:NO)、減速することなく、主軸6は下降する。
CPU51は、主軸6の下端部がZ軸原点に位置するか否か判定する(S49)。Z軸原点は第七位置P7よりも低い。主軸6の下端部がZ軸原点に位置しない場合(S49:NO)、CPU51はS49に処理を戻す。主軸6の下端部がZ軸原点に位置する場合(S49:YES)、CPU51は主軸6の目標位置への移動を実行し(S50)、主軸動作処理に戻り(図4参照)、処理を終了する。
実施の形態2に係る工作機械にあっては、割り出し位置に配置した把持アーム7bが工具を把持していない場合(S42:NO)、主軸6の速度を第二速度V2よりも高い第一速度V1に維持し、作業時間の短縮を実現する。
(実施の形態3)
以下本発明を実施の形態3に係る工作機械を示す図面に基づいて説明する。図10は、振動検出器15及び制御装置3を示すブロック図である。工作機械は、振動検出器15を備える。主軸動作処理の実行中に、振動検出器15は工作機械の振動を検出し、制御装置3に検出結果を出力する。
振動検出器15にて検出した振動の大きさが、予め記憶部52に記憶した閾値よりも大きい場合、制御装置3は、例えば次の主軸動作処理を実行する場合に、実施の形態1の下降処理(図6参照)を実行する。振動検出器15にて検出した振動の大きさが、予め記憶部52に記憶した閾値よりも小さい場合、制御装置3は、例えば次の主軸動作処理を実行する場合に、実施の形態2の下降処理(図8参照)を実行する。
実施の形態3に係る工作機械にあっては、振動検出器15の検出結果に応じて、第二速度V2まで主軸6を減速するか、又は主軸6の速度を第二速度V2よりも高い第一速度V1に維持するかを選択する。振動の大/小に応じて、主軸6の下降速度を低/高にし、振動の抑制及び作業時間の短縮の両立を図る。主軸6が工具9を装着しているか否か、把持アーム7bが工具9を把持しているか否かは、予め記憶部52に把持アーム7b毎にどの工具が装着されているかを記憶し、工具交換が実行される毎に記憶部52に記憶した把持アーム7bの記憶部を記憶していれば、CPU51は現在の状態を把握できるので、装着検出器12を必要としない。
3 制御装置
6 主軸
7 工具マガジン
7b 把持アーム
9 工具
15 振動検出器

Claims (8)

  1. 工具を装着する主軸と、該主軸の往復移動を実行する移動機構と、該移動機構の駆動を制御する制御装置とを備える工作機械において、
    前記制御装置は、
    前記主軸が上昇する場合、前記主軸に工具を装着したか否かを判定する判定部と、
    該判定部にて前記主軸に工具を装着したと判定した場合、上下方向における第一位置にて減速を開始し、前記判定部にて前記主軸に工具を装着していないと判定した場合、前記第一位置よりも低い第二位置にて減速を開始する減速部と
    前記減速部にて減速を開始した後に、前記主軸に工具を装着したか否かを判定する第二判定部と、
    該第二判定部にて工具を装着したと判定した場合、前記第一位置よりも高い第三位置にて加速を開始し、前記第二判定部にて工具を装着していないと判定した場合、前記第三位置よりも低い第四位置にて加速を開始する加速部と
    を有することを特徴とする工作機械。
  2. 前記工具を把持する把持アームを複数有し、いずれかの前記把持アームを割り出し位置に配置する工具マガジンを備え、
    前記制御装置は、
    前記主軸が上昇後に下降する場合、前記割り出し位置に配置した前記把持アームが工具を把持しているか否かを判定する第三判定部と、
    該第三判定部にて前記把持アームが工具を把持していると判定した場合、上下方向における第五位置にて減速を開始し、所定速度まで減速を行う第二減速部と、
    前記第三判定部にて前記把持アームが工具を把持していないと判定した場合、前記所定速度よりも高い速度によって前記主軸の下降を実行する下降実行部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記下降実行部は、前記第五位置よりも低い第六位置にて減速を開始すること
    を特徴とする請求項に記載の工作機械。
  4. 前記第二減速部にて減速を開始した後に、前記主軸に工具を装着したか否かを判定する第四判定部と、
    該第四判定部にて工具を装着したと判定した場合、前記第五位置よりも低い第七位置にて加速を開始する第二加速部と
    を有することを特徴とする請求項に記載の工作機械。
  5. 前記下降実行部は、前記所定速度よりも高い第二の所定速度まで前記主軸を減速するか、又は前記主軸の速度を前記所定速度よりも高い速度に維持すること
    を特徴とする請求項に記載の工作機械。
  6. 振動を検出する振動検出器を備え、
    前記下降実行部は、前記振動検出器の検出結果に応じて、前記第二の所定速度まで前記主軸を減速するか、又は前記主軸の速度を前記所定速度よりも高い速度に維持するかを選択すること
    を特徴とする請求項に記載の工作機械。
  7. 工具を装着する主軸の往復移動を実行する移動機構を制御する制御装置で実行可能なコンピュータプログラムであって、
    前記主軸が上昇する場合、前記主軸に工具を装着したか否かを判定し、
    前記主軸に工具を装着したと判定した場合、上下方向における第一位置にて減速を開始し、前記主軸に工具を装着していないと判定した場合、前記第一位置よりも低い第二位置にて減速を開始し、
    減速を開始した後に、前記主軸に工具を装着したか否かを判定し、
    工具を装着したと判定した場合、前記第一位置よりも高い第三位置にて加速を開始し、工具を装着していないと判定した場合、前記第三位置よりも低い第四位置にて加速を開始する
    処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 工具を装着する主軸の往復移動を制御する制御方法であって、
    前記主軸が上昇する場合、前記主軸に工具を装着したか否かを判定し、
    前記主軸に工具を装着したと判定した場合、上下方向における第一位置にて減速を開始し、前記主軸に工具を装着していないと判定した場合、前記第一位置よりも低い第二位置にて減速を開始し、
    減速を開始した後に、前記主軸に工具を装着したか否かを判定し、
    工具を装着したと判定した場合、前記第一位置よりも高い第三位置にて加速を開始し、工具を装着していないと判定した場合、前記第三位置よりも低い第四位置にて加速を開始する
    ことを特徴とする制御方法。
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