JP7017152B2 - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

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本明細書が開示する技術は、トレンチゲートを備える半導体装置の製造方法に関する。本明細書が開示する技術は、トレンチゲートを備える半導体装置にも関する。
トレンチゲートを備える半導体装置の開発が進められている。この種の半導体装置は、n型のドリフト領域とp型のボディ領域とn型のソース領域を有する半導体層と、その半導体層の表面からソース領域とボディ領域を貫通してドリフト領域に達するトレンチ内に設けられているトレンチゲートと、を備えている。
特許文献1は、トレンチゲートの底部の電界集中を緩和するために、トレンチゲートの底面に接する位置にp型の電界緩和領域を形成する技術を開示する。
特開2013-214661号公報
特許文献1で開示される電界緩和領域は、半導体層の表層部にトレンチを形成した後に、イオン注入技術を利用して、そのトレンチの底面に向けてp型不純物を導入することで形成される。しかしながら、このようなイオン注入技術を利用して電界緩和領域を形成すると、残存欠陥による信頼性低下が問題となる。
本願明細書は、イオン注入技術を利用することなく、トレンチゲートの底部の電界集中が緩和される半導体装置を製造する方法を提供することを目的とする。本願明細書はまた、トレンチゲートの底部の電界集中が緩和される半導体装置を提供することも目的とする。
本明細書が開示する半導体装置の製造方法は、第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域上に設けられている第2導電型の第2半導体領域と、前記第2半導体領域上に設けられている第1導電型の第3半導体領域と、を有する半導体層を準備する工程と、前記半導体層の表面から前記第3半導体領域を貫通して伸びるトレンチを形成する工程と、前記トレンチ内にトレンチゲートを形成する工程と、を備えることができる。前記第1半導体領域と前記第2半導体領域の前記第3半導体領域の各々の間には、他の半導体領域が設けられていてもよい。前記トレンチを形成する工程では、前記トレンチの底面の少なくとも一部の下方に前記第2半導体領域の一部を残存させるように、前記トレンチが形成される。この製造方法によると、前記トレンチゲートの底面の少なくとも一部に接するように前記第2半導体領域が配置される。この位置に配置された前記第2半導体領域は、前記トレンチゲートの底部の電界集中を緩和することができる。このように、上記製造方法によると、イオン注入技術を利用することなく、前記トレンチゲートの底部の電界集中が緩和される半導体装置を製造することができる。
上記製造方法の前記トレンチを形成する工程では、前記トレンチの前記底面の全体の下方に前記第2半導体領域の一部が残存するように、前記トレンチが形成されてもよい。この製造方法で製造される前記半導体装置は、前記トレンチゲートの前記底面の全体が前記第2半導体領域で覆われるので、高い信頼性を有することができる。
上記製造方法の前記半導体層を準備する工程は、前記第1半導体領域上に前記第2半導体領域を結晶成長させる工程、を有していてもよい。この場合、前記第2半導体領域を結晶成長させる工程は、前記第1半導体領域上に低濃度半導体領域を結晶成長させる第1工程と、前記低濃度半導体領域上に第2導電型不純物の濃度が前記低濃度半導体領域よりも高い高濃度半導体領域を結晶成長させる第2工程と、を有していてもよい。前記トレンチを形成する工程では、前記高濃度半導体領域を貫通するとともに、前記トレンチの前記底面の全体の下方に前記低濃度半導体領域の一部が存在するように、前記トレンチが形成されてもよい。この製造方法で製造される前記半導体装置では、前記トレンチゲートの前記底面の下方に第2導電型不純物の濃度が低い前記低濃度半導体領域が配置される。これにより、前記トレンチゲートの前記底面の全体が前記第2半導体領域で覆われていても、オン抵抗の大幅な増加が抑えられている。
上記製造方法の前記第2半導体領域を結晶成長させる工程は、前記第1工程と前記第2工程の間において、前記低濃度半導体領域上にエッチングストッパ層を形成する工程、をさらに備えていてもよい。この場合、前記トレンチを形成する工程では、前記半導体層の表面から進行するエッチングが前記エッチングストッパ層に達したときに前記エッチングが停止されてもよい。この製造方法によると、前記トレンチゲートの前記底面の下方に前記低濃度半導体領域を確実に配置させることができる。
上記製造方法では、前記半導体層の材料が窒化物半導体であってもよい。窒化物半導体を材料とする半導体装置の製造方法では、イオン注入技術を利用して第2導電型不純物を導入させることが難しいことが知られている。本明細書が開示する技術は、イオン注入技術を利用することなく、前記トレンチゲートの底面に接する位置に第2導電型の前記第2半導体領域の一部を配置させ、前記トレンチゲートの底部の電界集中が緩和される半導体装置を製造することができる。したがって、本明細書が開示する技術は、窒化物半導体を材料とする半導体装置を製造するときに特に有用である。
本明細書が開示する半導体装置は、第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域上に設けられている第2導電型の第2半導体領域と、前記第2半導体領域上に設けられている第1導電型の第3半導体領域と、を有する半導体層と、前記半導体層の表面から前記第3半導体領域を貫通して伸びているトレンチ内に設けられているトレンチゲートと、を備えることができる。前記第1半導体領域と前記第2半導体領域の前記第3半導体領域の各々の間には、他の半導体領域が設けられていてもよい。前記トレンチゲートの底面の少なくとも一部は、前記第1半導体領域と前記第2半導体領域のpn接合面よりも浅い位置にある。この半導体装置では、前記トレンチゲートの底面の少なくとも一部に接するように前記第2半導体領域が配置されている。この位置に配置された前記第2半導体領域は、前記トレンチゲートの底部の電界集中を緩和することができる。
上記半導体装置では、前記トレンチゲートの前記底面の全体が、前記第1半導体領域と前記第2半導体領域のpn接合面よりも浅い位置にあってもよい。この半導体装置は、前記トレンチゲートの前記底面の全体が前記第2半導体領域で覆われているので、高い信頼性を有することができる。
上記半導体装置では、前記第2半導体領域が、低濃度半導体領域と高濃度半導体領域を有していてもよい。この場合、前記低濃度半導体領域は、前記第1半導体領域と前記高濃度半導体領域の間に配置されている。前記高濃度半導体領域は、前記低濃度半導体領域と前記第3半導体領域の間に配置されており、前記低濃度半導体領域よりも第2導電型不純物の濃度が高い。前記トレンチゲートの前記底面の全体は、前記低濃度半導体領域が存在する深さに位置している。この半導体装置では、前記トレンチゲートの前記底面の下方に第2導電型不純物の濃度が低い前記低濃度半導体領域が配置されている。これにより、前記トレンチゲートの前記底面の全体が前記第2半導体領域で覆われていても、オン抵抗の大幅な増加が抑えられている。
上記半導体装置では、前記半導体層の材料が、窒化物半導体であってもよい。
第1実施形態の半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第1実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第1実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第1実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第1実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第1実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第2実施形態の半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第2実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第2実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第2実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第2実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第2実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第3実施形態の半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第3実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第3実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第3実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第3実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第3実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第4実施形態の半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第4実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第4実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 第4実施形態の半導体装置を製造する一工程における半導体装置の要部断面図を模式的に示す。
以下、図面を参照し、本明細書が開示する技術が適用された半導体装置を説明する。以下では、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)と称される種類の半導体装置を例にして本明細書が開示する技術を説明する。しかしながら、本明細書が開示する技術は、MOSFET以外の種類の半導体装置にも適用可能であり、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)に適用することができる。以下の説明では、実質的に共通する構成要素については共通の符号を付し、その説明を省略することがある。
(第1実施形態)
図1に示されるように、半導体装置1は、窒化物半導体層10、窒化物半導体層10の裏面を被覆するドレイン電極22、窒化物半導体層10の表面の一部を被覆するボディ電極24、窒化物半導体層10の表面の一部を被膜するソース電極26、及び、窒化物半導体層10の表面の一部に設けられているトレンチゲート30を備えている。窒化物半導体層10は、n+型のドレイン領域12、n型のドリフト領域14、p型のボディ領域16、及び、n+型のソース領域18を有している。
ドレイン領域12は、n型不純物を含む窒化ガリウム(GaN)を材料として形成されている。ドレイン領域12は、窒化物半導体層10の裏面に露出する位置に配置されており、ドレイン電極22にオーミック接触している。ドレイン領域12は、ドリフト領域14とボディ領域16をエピタキシャル成長するための下地基板でもある。
ドリフト領域14は、n型不純物を含む窒化ガリウム(GaN)を材料として形成されている。ドリフト領域14は、ドレイン領域12上に設けられており、ドレイン領域12とボディ領域16の間に配置されている。ドリフト領域14は、エピタキシャル成長技術を利用して、ドレイン領域12の表面から結晶成長して形成される。なお、ドリフト領域14は、第1半導体領域の一例である。
ボディ領域16は、p型不純物を含む窒化ガリウム(GaN)を材料として形成されている。ボディ領域16は、ドリフト領域14上に設けられており、窒化物半導体層10の表面に露出する位置に配置されており、ボディ電極24にオーミック接触している。また、ボディ領域16は、ドリフト領域14とソース領域18の間に配置されており、ドリフト領域14とソース領域18を隔てている。ボディ領域16は、トレンチゲート30の底面の全体及び側面の一部に接している。ボディ領域16は、エピタキシャル成長技術を利用して、ドリフト領域14の表面から結晶成長して形成される。なお、ボディ領域16は、第2半導体領域の一例である。
ソース領域18は、n型不純物を含む窒化ガリウム(GaN)を材料として形成されている。ソース領域18は、ボディ領域16上に設けられており、窒化物半導体層10の表面に露出する位置に配置されており、ソース電極26にオーミック接触している。ソース領域18は、トレンチゲート30の側面の一部に接している。ソース領域18は、イオン注入技術を利用して、窒化物半導体層10の表面にn型不純物を導入することで形成される。なお、ソース領域18は、第3半導体領域の一例である。
トレンチゲート30は、窒化物半導体層10の表層部に形成されたトレンチTR1内に設けられている。トレンチTR1は、窒化物半導体層10の深さ方向(紙面上下方向)に沿って、窒化物半導体層10の表面からソース領域18を貫通して伸びている。トレンチゲート30は、酸化シリコンのゲート絶縁膜32及びポリシリコンのゲート電極34を有している。ゲート絶縁膜32は、トレンチTR1の内壁面を被覆している。ゲート電極34は、トレンチTR1内に充填されており、ゲート絶縁膜32によって窒化物半導体層10から絶縁されている。
半導体装置1では、トレンチゲート30の底面の全体が、窒化物半導体層10の深さ方向において、ドリフト領域14とボディ領域16のpn接合面よりも浅い位置にある。このため、トレンチゲート30の底面の全体の下方にはボディ領域16の一部が存在しており、トレンチゲート30の底面の全体がボディ領域16によって被覆されている。換言すると、トレンチゲート30は、ボディ領域16によってドリフト領域14から隔てられている。
次に、半導体装置1の動作を説明する。半導体装置1は、ドレイン電極22にボディ電極24及びソース電極26よりも正となる電圧が印加された状態で駆動される。なお、ボディ電極24とソース電極26は短絡しており、同電位である。トレンチゲート30のゲート電極34に閾値電圧よりも正となる電圧が印加されると、半導体装置1はターンオンする。このとき、トレンチゲート30の側面に接する位置のボディ領域16に反転層が形成される。半導体装置1ではトレンチゲート30がドリフト領域14に接していないので、ボディ領域16に形成された反転層は、ドリフト領域14と直接的に接触するように形成されない。しかしながら、ドリフト領域14とボディ領域16のpn接合から伸びている空乏層が反転層に達するパンチスルー現象により、ボディ領域16に形成された反転層からドリフト領域14に電子キャリアが流れることができる。これにより、半導体装置1では、ドレイン電極22とソース電極26の間に電流が流れることができる。
トレンチゲート30のゲート電極34に閾値電圧よりも負となる電圧が印加されると、半導体装置1はターンオフする。半導体装置1では、トレンチゲート30の底面を覆うようにボディ領域16の一部が設けられている。このため、半導体装置1は、トレンチゲート30の底部の電界集中が緩和されることから、高い耐圧を有することができ、高い信頼性を有することができる。
上記したように、半導体装置1は、パンチスルー現象を利用してターンオンするように構成されている。このため、半導体装置1では、従来の半導体装置のようにボディ領域に形成された反転層がドリフト領域と直接的に接触する場合に比して、オン抵抗が増大する。これは、電流電圧特性(IV特性)において、ドレイン電圧の増加に対してドレイン電流の立ち上がるポイントが遅れる(本願明細書では「電流電圧特性のオフセット」という)という事象として現れる。一方、上記したように、半導体装置1は、トレンチゲート30の底面の全体がボディ領域16で覆われることにより、高い信頼性を有することができる。また、後述するように、半導体装置1は、イオン注入技術及び再成長技術を利用することなく製造可能な構成を有している。このため、半導体装置1は、電流電圧特性のオフセットによるオン抵抗の増加を犠牲にしつつも、高い信頼性及び製造が容易という特徴を有しており、実用上の有用性を有している。なお、窒化物半導体層10の深さ方向において、ドリフト領域14とボディ領域16のpn接合面とトレンチゲート30の底面の間の長さが0.1μm~0.5μmの範囲に設定されていると、電界緩和とオン抵抗の増加抑制を良好に両立させることができる。
次に、半導体装置1の製造方法を説明する。まず、図2Aに示されるように、ドレイン領域12とドリフト領域14とボディ領域16とソース領域18が積層した窒化物半導体層10を準備する。ドリフト領域14とボディ領域16は、エピタキシャル成長技術を利用して、ドレイン領域12の表面から順に結晶成長して形成される。ソース領域18は、イオン注入技術を利用して、窒化物半導体層10の表面にn型不純物を導入して形成される。
次に、図2Bに示されるように、窒化物半導体層10上にマスク層42を成膜する。マスク層42の材料は、例えば酸化シリコン(SiO2)である。マスク層42は、窒化物半導体層10の表層部に形成されたソース領域18の一部が露出するように、パターニングされている。
次に、図2Cに示されるように、ドライエッチング技術を利用して、マスク層42の開口から露出する窒化物半導体層10の表面からソース領域18を貫通して伸びるトレンチTR1を形成する。このトレンチTR1を形成する工程では、トレンチTR1がボディ領域16を貫通しないように、即ち、トレンチTR1の底面の全体の下方にボディ領域16の一部が残存するように、トレンチTR1が形成される。
次に、図2Dに示されるように、CVD技術を利用して、トレンチTR1内にゲート絶縁膜32を堆積する。
次に、図2Eに示されるように、CVD技術を利用して、トレンチTR1内にゲート電極34を充填する。このようにして、トレンチTR1内にトレンチゲート30を形成することができる。最後に、窒化物半導体層10の裏面にドレイン電極22を被膜し、窒化物半導体層10の表面の一部にボディ電極24及びソース電極26を被膜すると、半導体装置1が完成する。
半導体装置1の窒化物半導体層10は、GaNを材料としている。このような窒化物半導体においては、イオン注入技術を利用してp型不純物を導入することが難しいことが知られている。例えば、シリコン等を材料とする半導体装置では、トレンチゲートの底部の電界を緩和するために、イオン注入技術を利用して、トレンチゲートの底面に接する位置にp型領域を形成する技術が知られている。しかしながら、窒化物半導体を材料とする半導体装置においては、イオン注入技術を利用して、このようなp型領域を形成することが困難である。イオン注入技術に代えて、トレンチゲートを形成するためのトレンチの底面から再成長技術を利用してp型領域を形成することも考えられる。しかしながら、このような再成長技術を利用する製造方法では、工程数が増加するという問題がある。半導体装置1では、トレンチゲート30の底面に接する位置にボディ領域16の一部を残存させることにより、そのボディ領域16の一部によってトレンチゲート30の底部の電界集中を緩和することができる。上記の製造方法では、イオン注入技術及び再成長技術を利用することなく、トレンチゲート30の底部の電界集中が緩和される半導体装置1を提供することができる。したがって、本明細書が開示する技術は、窒化物半導体を材料とする半導体装置において特に有用である。また、上記の製造方法では、イオン注入技術を利用しないので、残留欠陥による信頼性低下という問題も生じない。この点においても、上記の製造方法は有用である。
(第2実施形態)
図3に示されるように、半導体装置2は、ボディ領域16が低濃度ボディ領域16aと高濃度ボディ領域16bを有していることを特徴としている。低濃度ボディ領域16aは、ドリフト領域14と高濃度ボディ領域16bの間に配置されている。高濃度ボディ領域16bは、低濃度ボディ領域16aとソース領域18の間に配置されており、低濃度ボディ領域よりもp型不純物(マグネシウム)の濃度が高い。一例ではあるが、低濃度ボディ領域16aのp型不純物の濃度は、8×1016cm-3以下である。半導体装置2では、トレンチゲート30の底面の全体が、低濃度ボディ領域16aが存在する深さに位置している。換言すると、半導体装置1では、トレンチゲート30の底面の全体が、低濃度ボディ領域16aによって被覆されている。なお、低濃度ボディ領域16aは低濃度半導体領域の一例であり、高濃度ボディ領域16bは高濃度半導体領域の一例である。
半導体装置2では、ドリフト領域14と低濃度ボディ領域16aのpn接合面から低濃度ボディ領域16a内に向けて空乏層が良好に伸びている。このため、半導体装置1がターンオンするときに、パンチスルー現象が良好に発生し、電流電圧特性のオフセットが改善され、オン抵抗の増加が抑制される。
次に、半導体装置2の製造方法を説明する。まず、図4Aに示されるように、ドレイン領域12とドリフト領域14と低濃度ボディ領域16aと高濃度ボディ領域16bとソース領域18が積層した窒化物半導体層10を準備する。ドリフト領域14と低濃度ボディ領域16aと高濃度ボディ領域16bは、エピタキシャル成長技術を利用して、ドレイン領域12の表面から順に結晶成長して形成される。ソース領域18は、イオン注入技術を利用して、窒化物半導体層10の表面にn型不純物を導入して形成される。
次に、図4Bに示されるように、窒化物半導体層10上にマスク層44を成膜する。マスク層44の材料は、例えば酸化シリコン(SiO2)である。マスク層44は、窒化物半導体層10の表層部に形成されたソース領域18の一部が露出するように、パターニングされている。
次に、図4Cに示されるように、ドライエッチング技術を利用して、マスク層44の開口から露出する窒化物半導体層10の表面からソース領域18及び高濃度ボディ領域16bを貫通して伸びるトレンチTR2を形成する。このトレンチTR2を形成する工程では、トレンチTR2が低濃度ボディ領域16aを貫通しないように、即ち、トレンチTR2の底面の全体の下方に低濃度ボディ領域16aの一部が残存するように、トレンチTR2が形成される。
次に、図4Dに示されるように、CVD技術を利用して、トレンチTR2内にゲート絶縁膜32を堆積する。
次に、図4Eに示されるように、CVD技術を利用して、トレンチTR2内にゲート電極34を充填する。このようにして、トレンチTR2内にトレンチゲート30を形成することができる。最後に、窒化物半導体層10の裏面にドレイン電極22を被膜し、窒化物半導体層10の表面の一部にボディ電極24及びソース電極26を被膜すると、半導体装置2が完成する。
(第3実施形態)
図5に示されるように、半導体装置3は、低濃度ボディ領域16aと高濃度ボディ領域16bの間にエッチングストッパ層15をさらに備えていることを特徴としている。エッチングストッパ層15は、インジウム又はアルミニウムを含み、Gaを含まないGaN系化合物半導体の混晶である。例えば、エッチングストッパ層15の材料は、InAlNである。また、エッチングストッパ層15の厚みは、1nm以下である。
次に、半導体装置3の製造方法を説明する。まず、図6Aに示されるように、ドレイン領域12とドリフト領域14と低濃度ボディ領域16aとエッチングストッパ層15と高濃度ボディ領域16bとソース領域18が積層した窒化物半導体層10を準備する。ドリフト領域14と低濃度ボディ領域16aとエッチングストッパ層15と高濃度ボディ領域16bは、エピタキシャル成長技術を利用して、ドレイン領域12の表面から順に結晶成長して形成される。ソース領域18は、イオン注入技術を利用して、窒化物半導体層10の表面にn型不純物を導入して形成される。
次に、図6Bに示されるように、窒化物半導体層10上にマスク層46を成膜する。マスク層46の材料は、例えば酸化シリコン(SiO2)である。マスク層46は、窒化物半導体層10の表層部に形成されたソース領域18の一部が露出するように、パターニングされている。
次に、図6Cに示されるように、ドライエッチング技術を利用して、マスク層46の開口から露出する窒化物半導体層10の表面からソース領域18及び高濃度ボディ領域16bを貫通して伸びるトレンチTR3を形成する。ここで、エッチングストッパ層15の材料であるInAlNと高濃度ボディ領域16bの材料であるGaNの間には、高いエッチング選択比が存在する。特に、エッチングガスとしてClとOを用いた場合、InAlNのエッチング速度は、GaNのエッチング速度よりも顕著に遅い。このため、このトレンチTR3を形成する工程では、トレンチTR3のエッチング速度が、エッチングストッパ層15に達したときに低下する。したがって、トレンチTR3のエッチング時間を設定することにより、トレンチTR3がエッチングストッパ層15に達したときにエッチングの進行を停止させることができる。また、ドライエッチング時にエンドポイントモニターを用いることにより、エッチングストッパ層15に達するタイミングを精度よく検出することができる。例えば、ドライエッチング中にGa固有の発光波長(209nm、417nm、633nm)をモニターすると、InAlNを材料とするエッチングストッパ層15に達したときに、Ga固有発光が弱くなることが検出可能である。このタイミングでドライエッチングを停止することで、トレンチTR3がエッチングストッパ層15に達したときにエッチングの進行を停止させることができる。これにより、トレンチTR3を形成する工程では、トレンチTR3が低濃度ボディ領域16aを貫通しないように、即ち、トレンチTR3の底面の全体の下方に低濃度ボディ領域16aの一部が残存するように、トレンチTR3を形成することができる。
次に、図6Dに示されるように、CVD技術を利用して、トレンチTR3内にゲート絶縁膜32を堆積する。
次に、図6Eに示されるように、CVD技術を利用して、トレンチTR3内にゲート電極34を充填する。このようにして、トレンチTR3内にトレンチゲート30を形成することができる。最後に、窒化物半導体層10の裏面にドレイン電極22を被膜し、窒化物半導体層10の表面の一部にボディ電極24及びソース電極26を被膜すると、半導体装置3が完成する。
(第4実施形態)
図7に示されるように、半導体装置4は、トレンチゲート30の底部の一部が突出して構成されていることを特徴としている。このトレンチゲート30の突出部36は、トレンチゲート30の側面の下部を構成している。換言すると、トレンチゲート30の突出部36は、トレンチゲート30の短手方向(紙面左右方向)の両端であって、トレンチゲート30の底部に設けられている。トレンチゲート30の突出部36は、ドリフト領域14内に侵入するように構成されている。一方、突出部36以外のトレンチゲート30の底部は、窒化物半導体層10の深さ方向において、ドリフト領域14とボディ領域16のpn接合面よりも浅い位置にある。このため、トレンチゲート30の底面の一部の下方には、ボディ領域16の一部が存在している。
半導体装置4では、トレンチゲート30の突出部36がドリフト領域14内に侵入している。このため、半導体装置4がターンオンするときに、ボディ領域16に形成される反転層がドリフト領域14に直接的に接することができる。したがって、上記半導体装置1~3の例のように、パンチスルー現象に起因した電流電圧特性のオフセットが生じない。半導体装置4は、低いオン抵抗を有することができる。また、半導体装置4では、トレンチゲート30の底面の少なくとも一部に接するようにボディ領域16が配置されている。このため、半導体装置4は、トレンチゲート30の底部において電界集中が緩和されることから、高い耐圧を有することができ、高い信頼性を有することができる。
次に、半導体装置4の製造方法を説明する。窒化物半導体層10を準備し、マスク層42を成膜するまでの工程は、図2A及び図2Bと同様である。次に、図8Aに示されるように、ドライエッチング技術を利用して、マスク層42の開口から露出する窒化物半導体層10の表面からソース領域18を貫通して伸びるトレンチTR4を形成する。ここで、このトレンチTR4を形成する工程では、エッチング中にトレンチTR4の底面中央に堆積する反応生成物のエッチング量を低下させるようにイオンの加速エネルギーを調整し、トレンチTR4の短手方向の両端にサブトレンチ36aを形成する。トレンチTR4を形成する工程では、サブトレンチ36aがボディ領域16を貫通してドリフト領域14に達するとともに、トレンチTR4の底面の中央がボディ領域16を貫通しないように、即ち、トレンチTR4の底面の中央の下方にボディ領域16の一部が残存するように、トレンチTR4が形成される。
次に、図8Bに示されるように、CVD技術を利用して、トレンチTR4内にゲート絶縁膜32を堆積する。
次に、図8Cに示されるように、CVD技術を利用して、トレンチTR4内にゲート電極34を充填する。このようにして、トレンチTR4内にトレンチゲート30を形成することができる。なお、サブトレンチ内にもゲート絶縁膜32とゲート電極34が充填され、突出部36が形成される。最後に、窒化物半導体層10の裏面にドレイン電極22を被膜し、窒化物半導体層10の表面の一部にボディ電極24及びソース電極26を被膜すると、半導体装置4が完成する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1 :半導体装置
10 :窒化物半導体層
12 :ドレイン領域
14 :ドリフト領域
16 :ボディ領域
18 :ソース領域
22 :ドレイン電極
24 :ボディ電極
26 :ソース電極
30 :トレンチゲート
32 :ゲート絶縁膜
34 :ゲート電極
TR1 :トレンチ

Claims (6)

  1. 第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域上に設けられている第2導電型の第2半導体領域と、前記第2半導体領域上に設けられている第1導電型の第3半導体領域と、を有する半導体層を準備する工程と、
    前記半導体層の表面から前記第3半導体領域を貫通して伸びるトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内にトレンチゲートを形成する工程と、を備えており、
    前記半導体層を準備する工程は、
    前記第1半導体領域上に前記第2半導体領域を結晶成長させる工程、を有しており、
    前記第2半導体領域を結晶成長させる工程は、
    前記第1半導体領域上に低濃度半導体領域を結晶成長させる第1工程と、
    前記低濃度半導体領域上に第2導電型不純物の濃度が前記低濃度半導体領域よりも高い高濃度半導体領域を結晶成長させる第2工程と、を有しており、
    前記トレンチを形成する工程では、前記高濃度半導体領域を貫通するとともに、前記トレンチの底面の全体の下方に前記低濃度半導体領域の一部が存在するように、前記トレンチが形成され、
    前記トレンチゲートの底面の全体が、前記低濃度半導体領域によって被覆されている、半導体装置の製造方法。
  2. 前記第2半導体領域を結晶成長させる工程は、前記第1工程と前記第2工程の間において、前記低濃度半導体領域上にエッチングストッパ層を形成する工程、をさらに備えており、
    前記トレンチを形成する工程では、前記半導体層の表面から進行するエッチングが前記エッチングストッパ層に達したときに前記エッチングが停止される、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記半導体層の材料が、窒化物半導体である、請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域上に設けられている第2導電型の第2半導体領域と、前記第2半導体領域上に設けられている第1導電型の第3半導体領域と、を有する半導体層と、
    前記半導体層の表面から前記第3半導体領域を貫通して伸びているトレンチ内に設けられているトレンチゲートと、を備えており、
    前記第2半導体領域は、低濃度半導体領域と高濃度半導体領域を有しており、
    前記低濃度半導体領域は、前記第1半導体領域と前記高濃度半導体領域の間に配置されており、
    前記高濃度半導体領域は、前記低濃度半導体領域と前記第3半導体領域の間に配置されており、前記低濃度半導体領域よりも第2導電型不純物の濃度が高く、
    前記トレンチゲートの底面の全体は、前記低濃度半導体領域が存在する深さに位置しており、
    前記トレンチゲートの前記底面の全体が、前記低濃度半導体領域によって被覆されている、半導体装置。
  5. 前記半導体層の材料が、窒化物半導体である、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域上に設けられている第2導電型の第2半導体領域と、前記第2半導体領域上に設けられている第1導電型の第3半導体領域と、を有する半導体層を準備する工程と、
    前記半導体層の表面から前記第3半導体領域を貫通して伸びるトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内にトレンチゲートを形成する工程と、を備えており、
    前記半導体層を準備する工程は、
    前記第1半導体領域上に前記第2半導体領域を結晶成長させる工程、を有しており、
    前記第2半導体領域を結晶成長させる工程は、
    前記第1半導体領域上に低濃度半導体領域を結晶成長させる第1工程と、
    前記低濃度半導体領域上に第2導電型不純物の濃度が前記低濃度半導体領域よりも高い高濃度半導体領域を結晶成長させる第2工程と、を有しており、
    前記トレンチを形成する工程では、前記高濃度半導体領域を貫通するとともに、前記トレンチの底面の全体の下方に前記低濃度半導体領域の一部が存在するように、前記トレンチが形成され、
    前記第2半導体領域を結晶成長させる工程は、前記第1工程と前記第2工程の間において、前記低濃度半導体領域上にエッチングストッパ層を形成する工程、をさらに備えており、
    前記トレンチを形成する工程では、前記半導体層の表面から進行するエッチングが前記エッチングストッパ層に達したときに前記エッチングが停止される、半導体装置の製造方法。
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