JP7008832B2 - 空気調和システムおよび空気調和システムのプログラム更新方法 - Google Patents

空気調和システムおよび空気調和システムのプログラム更新方法 Download PDF

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Description

本発明は、プログラムを更新する空気調和システムおよび空気調和システムのプログラム更新方法に関するものである。
従来、複数の室外機および室内機等の空気調和装置と、空気調和装置を管理する管理装置とを備える空気調和システムにおいて、装置のプログラムを更新するための種々の方法が提案されている。例えば、特許文献1には、空気調和装置等の設備機器を管理する管理装置における管理プログラムを更新する方法が開示されている。
一方、空気調和装置等の機器のプログラムを更新する際には、個別に更新作業が行われている。この場合、作業者は、設置された機器を直接取り扱うことによって内蔵プログラムの書き換えを行う。具体的には、作業者は、機器に設けられたパネル等のカバーを開けてプログラム更新用端子にアクセスし、当該端子にプログラム更新装置または補助記憶装置を接続する。そして、作業者は、プログラム更新装置または補助記憶装置に記憶された更新プログラムを用いて、機器に内蔵されたプログラムを更新する。
特開2006-39813号公報
しかしながら、空気調和装置等の機器は、屋外、天井裏またはパイプスペースといった作業者がアクセスしづらい場所に設置されていることが多い。そのため、機器の設置場所によっては、作業者が身体的な負担を強いられてしまう虞がある。また、プログラム更新がうまくいかなかった場合、空気調和装置等の機器が正常に動作しない不具合が発生する可能性がある。その不具合が発生すると、作業者は、機器が正常に動作するよう再度作業しなければならず、手間がかかってしまう。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、作業者に対する身体的な負担を軽減するとともに、プログラム更新が失敗した際に設備機器が正常に動作しない不具合を解消することができる空気調和システムおよび空気調和システムのプログラム更新方法を提供することを目的とする。
本発明の空気調和システムは、空調に関連する1または複数の設備機器と、前記設備機器に接続され、前記設備機器を制御する上位装置と、前記設備機器のプログラムを更新するための更新プログラムを予め記憶する更新管理装置と通信を行い、前記更新プログラムを取得する第1通信部と、前記設備機器と通信を行い、取得した前記更新プログラムを前記設備機器に送信するとともに、前記設備機器から更新前プログラムを取得する第2通信部と、取得した前記更新プログラムおよび前記更新前プログラムを記憶する記憶装置と、前記設備機器の前記プログラムを更新する更新実行部と、前記プログラムの更新を行った前記設備機器から取得した、前記プログラムを更新した際の前記更新の成否に影響するパラメータと更新結果とを含む機器更新データに基づき、前記パラメータの相関関係を解析する解析部とを備え、前記更新実行部は、前記記憶装置に記憶された前記更新プログラムを前記設備機器に送信して前記設備機器の前記プログラムを更新し、前記プログラムが更新された前記設備機器が正常に動作しない場合正常に動作しない前記設備機器に関する前記パラメータに相関があるときに、正常に動作しない前記設備機器の前記プログラムの再更新を行い、前記プログラムの再更新により前記設備機器が正常に動作しない場合に、前記記憶装置に記憶された前記更新前プログラムを前記設備機器に送信して前記設備機器の前記プログラムを前記更新前プログラムに戻すものである。
また、本発明の空気調和システムのプログラム更新方法は、空調に関連する1または複数の設備機器のプログラムを更新する空気調和システムのプログラム更新方法であって、前記設備機器のプログラムを更新するための更新プログラムを予め記憶する更新管理装置から前記更新プログラムを取得するステップと、前記設備機器から更新前プログラムを取得するステップと、取得した前記更新プログラムを前記設備機器に送信して前記設備機器の前記プログラムを更新するステップと、前記プログラムが更新された前記設備機器が正常に動作しない場合に、前記プログラムの更新を行った前記設備機器から、前記プログラムを更新した際の前記更新の成否に影響するパラメータと更新結果とを含む機器更新データを取得するステップと、取得した前記機器更新データに基づき、前記パラメータの相関関係を解析するステップと、前記プログラムが更新された前記設備機器が正常に動作しない場合で、前記プログラムの更新により正常に動作しない設備機器に関する前記パラメータに相関があるときに、正常に動作しない前記設備機器の前記プログラムの再更新を行うステップと、前記プログラムの再更新により前記設備機器が正常に動作しない場合に、前記更新前プログラムを前記設備機器に送信して前記設備機器の前記プログラムを前記更新前プログラムに戻すステップとを有するものである。
本発明によれば、更新処理装置は、更新管理装置から取得した更新プログラムを設備機器に送信して設備機器のプログラムを更新する。また、更新処理装置は、プログラムが更新された設備機器が正常に動作しない場合に、記憶装置に記憶された更新前プログラムを用いて設備機器のプログラムを更新前プログラムに戻す。これにより、作業者が設備機器に直接アクセスしてプログラムの更新作業を行う必要がないため、作業者に対する身体的な負担を軽減するとともに、プログラム更新が失敗した際に設備機器が正常に動作しない不具合を解消することができる。
実施の形態1に係る空気調和システムの構成の一例を示すブロック図である。 図1の更新処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2の更新処理装置の構成の一例を示すハードウェア構成図である。 図2の更新処理装置の構成の他の例を示すハードウェア構成図である。 図1の室外機によるプログラム更新処理の流れの一例を示すフローチャートである。 更新されたプログラムを更新前のプログラムに戻す処理の一例の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2に係る空気調和システムの構成の一例を示すブロック図である。 図7の室外機によるプログラム更新処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る空気調和システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態4に係る空気調和システムの構成の一例を示すブロック図である。 図10の更新処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 機器更新データの一例を示す概略図である。 図10の室外機によるプログラム再更新処理の流れの一例を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る空気調和システムについて説明する。本実施の形態1に係る空気調和システムは、空調に関連する設備機器としての1または複数の室内機と、室内機に接続され、室内機を制御する上位装置としての室外機とを備えるものである。
[空気調和システム100の構成]
図1は、本実施の形態1に係る空気調和システム100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、空気調和システム100は、更新管理装置1、集中管理装置2、室外機3A~3F、ならびに、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lを備えている。なお、空気調和システム100において、室外機3A~3Fならびに室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lの台数は、この例に限られず、任意の台数であってもよい。
集中管理装置2と室外機3A~3Fとは、通信ケーブル10によって接続されている。室外機3Aと室内機4A~4Lとは、通信ケーブル11によって接続されている。室外機3Cと室内機5A~5Lとは、通信ケーブル12によって接続されている。室外機3Eと室内機6A~6Lとは、通信ケーブル13によって接続されている。更新管理装置1と集中管理装置2とは、各機器のプログラムを更新する際に、通信ケーブル20によって接続される。更新管理装置1と集中管理装置2とを接続する通信ケーブル20は、プログラムの更新が終了した場合に取り外される。
更新管理装置1は、空気調和システム100に設けられた各機器を更新するための更新プログラムが予め記憶されている。更新管理装置1は、プログラムを更新する際に、集中管理装置2を介して室外機3A~3Fに更新プログラムを送信する。
集中管理装置2は、通信ケーブル10を介して室外機3A~3Fと各種のデータを送受信することにより、室外機3A~3Fならびにこれらの室外機3A~3Fに接続された室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lの管理および制御を行う。例えば、集中管理装置2は、室外機3A~3Fならびに室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lの状態を示す情報を受信するとともに、通信ケーブル10を介してこれらを制御するための制御信号を送信する。
室外機3A~3Fは、通信ケーブル10を介して集中管理装置2から受信した制御信号に基づき、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lと連動して空調運転を行う。また、室外機3A~3Fは、運転の際に、集中管理装置2が制御を行うために必要となるデータを含む信号を、通信ケーブル10を介して集中管理装置2に送信する。
室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lは、空調対象空間に設置され、それぞれが連動する室外機3A~3Fからの制御に基づき、空調対象空間の空調を行う。室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lは、それぞれが接続された室外機3A~3Fからの制御信号に基づき自装置内の各部が制御され、冷房運転および暖房運転等の各種運転を行う。
(更新処理装置30)
ここで、本実施の形態1において、室外機3A、3Cおよび3Eは、更新処理装置30を備えている。更新処理装置30は、室外機3A、3Cおよび3Eに接続された室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lのプログラムを更新するプログラム更新処理を実行するために設けられている。
図2は、図1の更新処理装置30の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、更新処理装置30は、第1通信部31、第2通信部32、確認処理部33、更新実行部34および記憶装置35を有している。更新処理装置30は、マイクロコンピュータなどの演算装置上でソフトウェアを実行することにより各種機能が実現され、もしくは各種機能を実現する回路デバイスなどのハードウェア等で構成されている。
第1通信部31は、通信ケーブル10を介して更新管理装置1と通信を行うためのインタフェースである。第1通信部31は、更新管理装置1から更新プログラムを受信する。
第2通信部32は、通信ケーブル11~13を介して室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lと通信を行うためのインタフェースである。第2通信部32は、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lから更新される前のプログラム(以下、「更新前プログラム」という)と、設定に関する情報を示す設定情報データとを受信する。また、第2通信部32は、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lに対して制御信号更新プログラムおよび設定情報データ等の各種データを送信する。設定情報データは、例えば、省エネ機能の有効または無効といった運転時の設定情報を含むデータである。
確認処理部33は、室外機3A、3Cおよび3Eに接続された室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lの動作状態および更新状態を確認する。具体的には、確認処理部33は、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lのプログラムを更新する際に、それぞれについてプログラムが更新されたか否かを判断し、更新対象の室内機4A~4L、5A~5Lまたは6A~6Lを決定する。また、確認処理部33は、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lのプログラムを更新した際に、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lそれぞれの動作状態を確認し、正常に動作するか否かを判断する。
更新実行部34は、確認処理部33で決定された室内機4A~4L、5A~5Lまたは6A~6Lに対するプログラム更新処理を行う。また、更新実行部34は、プログラム更新を行う際に、対象の室内機4A~4L、5A~5Lまたは6A~6Lの運転および運転の停止を制御する。具体的には、更新実行部34は、プログラム更新の際に、記憶装置35に記憶された更新プログラムおよび設定情報データを読み出す。そして、更新実行部34は、プログラムの更新対象である室内機4A~4L、5A~5Lまたは6A~6Lに対して、読み出した更新プログラムおよび設定情報データを、第2通信部32を介して送信する。
記憶装置35は、例えば不揮発性メモリで構成され、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lのプログラムを更新する際の各種情報を記憶する。具体的には、記憶装置35は、第1通信部31を介して受信した更新プログラムを一時的に記憶する。また、記憶装置35は、第2通信部32を介して受信した、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lの更新前プログラムおよび設定情報データを一時的に記憶する。
図3は、図2の更新処理装置30の構成の一例を示すハードウェア構成図である。更新処理装置30の各種機能がハードウェアで実行される場合、図2の更新処理装置30は、図3に示すように、通信装置51および処理回路52で構成される。図2の第1通信部31および第2通信部32は、図3の通信装置51である。また、確認処理部33、更新実行部34および記憶装置35の各機能は、処理回路52により実現される。
各機能がハードウェアで実行される場合、処理回路52は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。確認処理部33、更新実行部34および記憶装置35の各部の機能それぞれを処理回路52で実現してもよいし、各部の機能を処理回路52で実現してもよい。
図4は、図2の更新処理装置30の構成の他の例を示すハードウェア構成図である。更新処理装置30の各種機能がソフトウェアで実行される場合、図2の更新処理装置30は、図4に示すように、通信装置61、プロセッサ62およびメモリ63で構成される。図2の第1通信部31および第2通信部32は、図4の通信装置61である。また、確認処理部33、更新実行部34および記憶装置35の各機能は、プロセッサ62およびメモリ63により実現される。
各機能がソフトウェアで実行される場合、確認処理部33および更新実行部34の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ63に格納される。プロセッサ62は、メモリ63に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。
メモリ63として、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable and Programmable ROM)およびEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ等が用いられる。また、メモリ63として、例えば、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)およびDVD(Digital Versatile Disc)等の着脱可能な記録媒体が用いられてもよい。
[空気調和システム100の動作]
上記構成を有する空気調和システム100の動作について説明する。本実施の形態1では、空気調和システム100に設けられた複数の室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lすべてに対して、プログラムを順次更新するプログラム更新処理が行われる。
(プログラム更新処理)
まず、更新管理装置1は、室外機3A、3Cおよび3Eに対して、プログラムの更新開始を通知する。通知を受けた各室外機3A、3Cおよび3Eのそれぞれは、更新管理装置1から更新プログラムを取得し、記憶装置35に一時保存する。
室外機3Aは、更新対象の室内機4A~4Lのうち1台を選択し、プログラムの更新を行う。室外機3Cは、更新対象の室内機5A~5Lのうち1台を選択し、プログラムの更新を行う。室外機3Eは、更新対象の室内機6A~6Lのうち1台を選択し、プログラムの更新を行う。なお、室外機3A、3Cおよび3Eのそれぞれにおけるプログラム更新処理は、それぞれ同様に行われるため、以下では、室外機3Aを取り上げて説明する。
室外機3Aは、更新対象の室内機4A~4Lのうち1台の室内機4Aを選択した場合、選択された室内機4Aから設定情報データおよび更新前プログラムを取得する。室外機3Aは、取得した設定情報データおよび更新前プログラムを記憶装置35に一時保存する。
次に、室外機3Aは、更新対象である室内機4Aを運転可能機器から除外し、室内機4Aの運転を停止させる。室内機4Aは、室外機3Aから更新プログラムを取得し、取得した更新プログラムを、プログラムが書き込まれた不揮発性メモリに上書きして保存する。これにより、室内機4Aのプログラムが更新される。
室内機4Aは、プログラムの更新が完了した後、室外機3Aに一時保存されている設定情報データを室外機3Aから取得し、再度設定を行う。そして、室内機4Aは、再起動して運転を再開する。
次に、室外機3Aは、次の更新対象である室内機4Bに対するプログラム更新処理を、室内機4Aに対する処理と同様の手順で行う。このようにして、室外機3Aは、対象であるすべての機器に対してプログラム更新処理を順次実行する。
ここで、プログラムを更新することにより、室内機が正常に動作しないことが発生する可能性がある。このような場合、室外機3Aは、正常に動作しない室内機のプログラムを更新前プログラムに戻す処理を行う。以下では、一例として、プログラムの更新により、室内機4Bが正常に動作しない場合について説明する。
プログラムの更新により、室内機4Bが正常に動作しない場合、室外機3Aは、対象である室内機4Bを運転可能機器から除外し、室内機4Bの運転を停止させる。室内機4Bは、室外機3Aから更新前プログラムを取得し、取得した更新前プログラムを不揮発性メモリに上書きして保存する。これにより、室内機4Bのプログラムが更新前プログラムに戻される。
室内機4Bは、プログラムを更新前に戻した後、室外機3Aに一時保存されている設定情報データを室外機3Aから取得し、再度設定を行う。そして、室内機4Aは、再起動して運転を再開する。
このように、本実施の形態1では、更新管理装置1に記憶された更新プログラムが室外機3A、3Cおよび3Eを介して室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lのそれぞれに送信される。これにより、作業者は、更新管理装置1を操作するのみで、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lのプログラムを更新することができる。すなわち、本実施の形態1では、作業者に対して身体的な負担を強いることなく、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lのプログラムを更新することができる。
また、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lのプログラム更新の際には、1台ずつ順次更新が行われる。そのため、更新対象の室内機のみの動作を停止させればよく、空気調和システム100全体の動作を停止させることがない。
図5は、図1の室外機3A~3Eによるプログラム更新処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下では、室外機3Aによってプログラム更新処理が行われる場合を例にとって説明する。
ステップS1において、室外機3Aの第1通信部31は、更新管理装置1から送信された、プログラムの更新を開始する通知を受信する。ステップS2において、確認処理部33は、自装置に接続された室内機4A~4Lのうち、プログラムが更新されていない室内機が存在するか否かを判断する。プログラムが更新されていない室内機が存在しない場合(ステップS2;No)には、一連の処理が終了する。一方、プログラムが更新されていない室内機が存在する場合(ステップS2;Yes)には、処理がステップS3に移行する。
ステップS3において、確認処理部33は、更新管理装置1から更新プログラムを取得したか否かを判断する。更新プログラムを取得したと判断した場合(ステップS3;Yes)には、処理がステップS5に移行する。一方、更新プログラムを取得していないと判断した場合(ステップS3;No)、第1通信部31は、ステップS4において、更新管理装置1から更新プログラムを取得し、記憶装置35に一時保存する。
ステップS5において、第2通信部32は、更新対象の室内機(例えば、室内機4A)から設定情報データおよび更新前プログラムを取得し、記憶装置35に一時保存する。ステップS6において、更新実行部34は、更新対象の室内機4Aの運転を停止させる。
ステップS7において、第2通信部32は、更新プログラムを室内機4Aに送信する。これにより、室内機4Aでは、更新プログラムが不揮発性メモリに上書きされることにより、プログラムが更新される。ステップS8において、第2通信部32は、一時保存された設定情報データを室内機4Aに送信する。これにより、室内機4Aでは、設定情報データに基づいて設定が行われる。ステップS9において、更新実行部34は、室内機4Aの運転を開始させる。
次に、プログラムが更新された室内機4A~4Lにおいて、正常に動作しなかった場合の処理について説明する。図6は、更新されたプログラムを更新前のプログラムに戻す処理の一例の流れを示すフローチャートである。なお、以下では、プログラムを更新した後、室内機4Bが正常に動作しない場合を例にとって説明する。
ステップS11において、確認処理部33は、プログラムを更新した室内機4A~4Lの動作状態を確認する。ステップS12において、確認処理部33は、室内機4A~4Lが正常に動作しているか否かを判断する。室内機4A~4Lが正常に動作していると判断した場合(ステップS12;Yes)には、一連の処理が終了する。一方、室内機4A~4Lのうちいずれか一つでも正常に動作していないと判断した場合(ステップS12;No)には、処理がステップS13に移行する。
ステップS13において、更新実行部34は、正常に動作していない室内機(例えば、室内機4B)の運転を停止させる。ステップS14において、第2通信部32は、記憶装置35に一時保存された更新前プログラムを室内機4Bに送信する。これにより、室内機4Bでは、更新前プログラムが不揮発性メモリに上書きされることにより、プログラムが更新前に戻される。ステップS15において、第2通信部32は、一時保存された設定情報データを室内機4Bに送信する。これにより、室内機4Bでは、設定情報データに基づいて設定が行われる。ステップS16において、更新実行部34は、室内機4Bの運転を開始させる。
なお、プログラムの更新は、利用者の快適性の観点から、その可否あるいは更新時間を設定できるようにすると好ましい。例えば、空調がホテルに設置されたものである場合、通常、利用者は朝方および夜間に在室し、日中には在室していないと考えられる。そのため、この場合、プログラム更新は日中に実行され、朝方および夜間には実行されないように設定する。これにより、利用者が空調を利用する際にプログラムの更新が実行されるのを防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態1に係る空気調和システム100では、更新管理装置1から取得した更新プログラムが室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lに送信され、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lのプログラムが更新される。これにより、作業者が室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lに直接アクセスしてプログラムの更新作業を行う必要がないため、作業者に対する身体的な負担を軽減することができる。
また、プログラムが更新された室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lが正常に動作しない場合、記憶装置35に記憶された更新前プログラムが室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lに送信され、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lのプログラムが更新前プログラムに戻される。これにより、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lが正常に動作する状態に直ちに戻される。そのため、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lが動作しない状態になるのを抑制することができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態2では、複数の室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lのうち、予め選択された室内機のみのプログラムを更新する点で、実施の形態1と相違する。なお、以下の説明において、実施の形態1と共通する部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
[空気調和システム100の構成]
図7は、本実施の形態2に係る空気調和システム100の構成の一例を示すブロック図である。図7に示す空気調和システム100は、図1に示す実施の形態1に係る空気調和システム100と同様の構成を有している。図7において、網掛けにより図示された室内機4A、4C~4F、4Hおよび4Jは、本実施の形態2においてプログラムの更新対象となっている室内機を示す。なお、この例では、説明が煩雑になるのを防ぐため、室外機3C~3F、ならびに室内機5A~5Lおよび6A~6Lの図示を省略している。
本実施の形態2に係る更新管理装置1は、更新プログラムに加えて、更新条件情報が予め記憶されている。更新管理装置1は、プログラムを更新する際に、集中管理装置2を介して室外機3A~3Fに更新プログラムおよび更新条件情報を送信する。室外機3A~3Fの更新処理装置30は、更新管理装置1から受信した更新プログラムおよび更新条件情報を一時的に記憶する。更新条件情報は、プログラムの更新条件を示す情報であり、具体的には、プログラムの更新対象となる室内機の情報を含んでいる。
[空気調和システム100の動作]
図7に示す空気調和システム100によるプログラム更新処理について説明する。まず、更新管理装置1は、室外機3Aに対して、プログラムの更新開始を通知する。通知を受けた室外機3Aは、更新管理装置1から更新プログラムを取得し、記憶装置35に一時保存する。また、室外機3Aは、更新管理装置1から更新条件情報を取得し、記憶装置35に一時保存する。なお、更新条件情報には、図7に示すように、室内機4A、4C~4F、4Hおよび4Jがプログラムの更新対象であることを示す情報が含まれているものとする。
室外機3Aは、自装置に接続された室内機4A~4Lを順次探索して選択する。そして、室外機3Aは、更新条件情報に基づき、選択された室内機が更新対象であるか否かを判断する。判断の結果、選択された室内機が更新対象であると判断した場合、室外機3Aは、選択された室内機に対するプログラムの更新を行う。
例えば、更新対象の室内機4A~4Lのうち1台の室内機4Aを選択した場合、室外機3Aは、更新条件情報に基づき、選択された室内機4Aが更新対象であるか否かを判断する。この場合、室内機4Aは更新対象であるため、室外機3Aは、室内機4Aから設定情報データおよび更新前プログラムを取得する。室外機3Aは、取得した設定情報データおよび更新前プログラムを記憶装置35に一時保存する。
以下、室外機3Aは、実施の形態1と同様に、室内機4Aのプログラムを更新する。その後、室外機3Aは、更新条件情報に含まれる更新対象の室内機4C~4F、4Hおよび4Jのプログラムを、実施の形態1と同様に更新する。このように、本実施の形態2では、更新管理装置1に記憶された更新条件情報に基づき、室内機4A~4Lのうち、更新が必要な室内機4A、4C~4F、4Hおよび4Jのプログラムのみが更新される。
図8は、図7の室外機3Aによるプログラム更新処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図8において、図5と共通する処理については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
ステップS1において、第1通信部31は、更新管理装置1から送信された、プログラムの更新を開始する通知を受信する。ステップS21において、第1通信部31は、更新管理装置1から送信された更新条件情報を受信する。受信した更新条件情報は、記憶装置35に一時保存される。ステップS22において、確認処理部33は、自装置に接続された室内機4A~4Lのうちの1台を選択する。
ステップS23において、確認処理部33は、更新条件情報に基づき、選択した室内機が更新対象であるか否かを判断する。選択された室内機が更新対象でない場合(ステップS23;No)には、処理がステップS22に戻り、確認処理部33は、次の室内機を選択する。一方、選択された室内機が更新対象である場合(ステップS23;Yes)には、処理がステップS24に移行する。
ステップS24において、確認処理部33は、選択した室内機のプログラムが未更新であるか否かを判断する。選択された室内機のプログラムが更新されている場合(ステップS24;No)には、一連の処理が終了する。一方、選択された室内機のプログラムが未更新である場合(ステップS24;Yes)には、処理がステップS3に移行する。
以下、図5に示す実施の形態1と同様に、ステップS3~ステップS9までの処理が行われ、プログラムが更新される。そして、更新対象である室内機のプログラムが更新されると、処理がステップS22に戻り、次の室内機に対するプログラム更新処理が行われる。
以上のように、本実施の形態2に係る空気調和システム100では、更新管理装置1に記憶された更新条件情報に基づき、プログラムの更新対象となる室内機が順次選択され、選択された室内機のプログラムが更新される。これにより、更新が必要な室内機のみがプログラムを更新するため、プログラムの更新処理を効率的に行うことができる。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態3では、複数の室内機に対してグループが設定され、設定されたグループ内の室内機がプログラムの更新中である場合に、同一グループ内の他の室内機が、更新中の室内機による空調能力を補うように動作する点で、実施の形態1および2と相違する。なお、以下の説明において、実施の形態1および2と共通する部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
[空気調和システム100の構成]
図9は、本実施の形態3に係る空気調和システム100の構成の一例を示すブロック図である。図9に示す空気調和システム100は、図1および図7に示す実施の形態1および2に係る空気調和システム100と同様の構成を有している。図9において、網掛けにより図示された室内機4D、4E、4G、4Jおよび4Kは、本実施の形態3においてプログラムの更新中である室内機を示す。なお、この例では、説明が煩雑になるのを防ぐため、室外機3C~3F、ならびに室内機5A~5Lおよび6A~6Lの図示を省略している。
本実施の形態3に係る空気調和システム100では、室内機4A~4Lに対して複数のグループが設定されている。図9に示す例では、室内機4A~4Lに対して3つのグループ#1~#3が設定されている。室内機4A、4B、4Eおよび4Fは、グループ#1に属している。室内機4C、4D、4Gおよび4Hは、グループ#2に属している。室内機4I~4Lは、グループ#3に属している。
室内機4A~4Lに対するグループは、例えば管理単位で設定される。より具体的には、グループは、同一部屋毎あるいは大部屋における同一区画毎などの隣接して設置された室内機同士が属するように設定される。
[空気調和システム100の動作]
本実施の形態3に係る空気調和システム100では、実施の形態1または2と同様に、室内機4A~4Lに対するプログラム更新処理が行われる。
ここで、グループ毎の空調能力を考えた場合、グループに属する一部の室内機がプログラムの更新中であると、更新中の室内機は運転を停止しているので、グループとしての空調能力が低下する。
そこで、本実施の形態3では、グループ内の一部の室内機がプログラム更新中である場合に、更新中の室内機以外の他の室内機が低下した空調能力を補うように、他の室内機を動作させる。具体的には、図9に示すように、グループ#1において、室内機4Eがプログラム更新中である場合、グループ#1に属する他の室内機4A、4Bおよび4Fは、空調能力を高める運転を行う。また、グループ#2において、室内機4Dおよび4Gがプログラム更新中である場合、グループ#2に属する他の室内機4Cおよび4Hは、空調能力を高める運転を行う。さらに、グループ#3において、室内機4Jおよび4Kがプログラム更新中である場合、グループ#3に属する他の室内機4Iおよび4Lは、空調能力を高める運転を行う。
このように、本実施の形態3では、プログラムの更新中により運転を停止している室内機が同一グループ内に存在する場合に、更新中の室内機による空調能力の低下を補うように、当該グループ内の他の室内機が運転する。これにより、グループ内の空調能力が維持される。
以上のように、本実施の形態3に係る空気調和システム100において、更新処理装置30は、グループ内の一部の室内機がプログラムの更新中である場合に、当該室内機の空調能力を補うように、グループ内の他の室内機を運転させる。これにより、グループ内に運転が停止された室内機が存在しても、運転の停止によって低下する空調能力が、同一グループ内の他の室内機によって補われるため、グループ内の空調能力の低下を抑制することができる。
実施の形態4.
次に、本発明の実施の形態4について説明する。本実施の形態4では、室内機に対するプログラムの更新が失敗した場合に、プログラムの再更新を試みる点で、実施の形態1~3と相違する。なお、以下の説明において、実施の形態1~3と共通する部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
[空気調和システム100の構成]
図10は、本実施の形態4に係る空気調和システム100の構成の一例を示すブロック図である。図10に示す空気調和システム100は、図1、図7および図9に示す実施の形態1~3に係る空気調和システム100と同様の構成を有している。図10において、網掛けにより図示された室内機4Aおよび4Fは、本実施の形態4においてプログラムの更新が失敗した室内機を示す。なお、この例では、説明が煩雑になるのを防ぐため、室内機4H、室外機3C~3F、ならびに室内機5A~5Lおよび6A~6Lの図示を省略している。
図11は、図10の更新処理装置30の構成の一例を示すブロック図である。図11に示すように、更新処理装置30は、第1通信部31、第2通信部32、確認処理部33、更新実行部34、記憶装置35および解析部36を有している。更新処理装置30は、マイクロコンピュータなどの演算装置上でソフトウェアを実行することにより各種機能が実現され、もしくは各種機能を実現する回路デバイスなどのハードウェア等で構成されている。
第2通信部32は、実施の形態1で説明したように、室内機4A~4Gから更新前プログラムおよび設定情報データを受信することに加えて、機器更新データを受信する。機器更新データは、各室内機4A~4Gそれぞれのプログラムを更新した際の室内機の状態および更新状態を示すデータである。確認処理部33は、第2通信部32で受信した機器更新データに基づき、室内機4A~4Gにおけるプログラム更新の成否を確認する。
解析部36は、機器更新データに含まれる各種パラメータと、プログラム更新の成否とに基づき、各種情報の相関関係を解析する。更新実行部34は、解析部36による相関関係の解析結果に基づき、相関関係があると判断された場合に、対象の室内機4A~4Gのプログラムを再更新する処理を行う。また、更新実行部34は、相関がないと判断された場合、あるいはプログラムの再更新に失敗した場合に、対象の室内機4A~4Gのプログラムを更新前プログラムに戻す処理を行う。
(機器更新データ)
図12は、機器更新データの一例を示す概略図である。図12に示すように、機器更新データには、各室内機4A~4Gにおける更新前プログラムのバージョン、室内機の機種および更新時間等の各種パラメータと、プログラム更新の成否を示す情報とが含まれている。更新前プログラムのバージョンは、プログラムの更新を行う前のプログラムのバージョンを示す情報である。機種は、当該室内機の機種を示す情報である。更新時間は、プログラムの更新を実行した時間を示す情報である。更新時間には、このときの伝送トラフィックを示す情報が含まれていてもよい。更新の成否は、プログラムの更新を実行した結果を示す情報である。
図12に示す例において、例えば室内機4Aは、更新前プログラムのバージョンが「X」、機種が「#1」、更新時間が「13時(伝送トラフィック:中)」であり、プログラム更新が失敗したことを示している。また、室内機4Bは、更新前プログラムのバージョンが「X」、機種が「#3」、更新時間が「23時(伝送トラフィック:少)」であり、プログラム更新が成功したことを示している。
[空気調和システム100の動作]
上記構成を有する空気調和システム100の動作について説明する。本実施の形態4では、各室内機4A~4Gのうち1つでもプログラム更新に失敗した場合に、プログラムの再更新を試みるプログラム再更新処理が行われる。
(プログラム再更新処理)
プログラム再更新処理は、プログラムの更新対象となるすべての室内機4A~4Gのプログラム更新が終了した後に行われる。まず、更新処理装置30は、プログラムの更新を行った各室内機4A~4Gから、第2通信部32を介して機器更新データを受信する。第2通信部32は、受信した機器更新データを確認処理部33に供給する。
確認処理部33は、受け取った機器更新データに基づき、すべての室内機4A~4Gのプログラム更新が成功したか否かを判断する。すべての室内機4A~4Gのうち1つでもプログラムの更新に失敗した室内機がある場合、確認処理部33は、機器更新データを解析部36に供給する。
解析部36は、受け取った機器更新データに含まれる各種パラメータと、プログラム更新の成否を示す情報との関係を抽出し、抽出した各種情報の相関関係を解析する。解析の結果、各種情報に相関関係がある場合、更新実行部34は、対象となる室内機に対して、プログラムを再更新する処理を行う。一方、各種情報に相関関係がない場合、あるいは、プログラムの再更新を行ってもプログラム更新に失敗した場合、更新実行部34は、実施の形態1と同様に、プログラムを更新前プログラムに戻す処理を行う。
ここで、図12を用いて、プログラム再更新処理の具体例について説明する。例えば、室内機4Aおよび室内機4Bに着目した場合、2つの室内機は、共に更新前プログラムのバージョンが「X」であるが、室内機4Bがプログラム更新に成功している一方で、室内機4Aはプログラム更新に失敗している。そこで、更新処理装置30の更新実行部34は、室内機4Aに対してプログラム再更新処理を行い、プログラムの再更新を試みる。
このとき、室内機4Aと室内機4Bとでは、プログラム更新処理が実行された更新時間が異なっており、更新した際の伝送トラフィックがプログラム更新の成否に影響していた可能性があると考えられる。したがって、室内機4Aに対してプログラム再更新処理を行う場合、更新実行部34は、室内機4Bのプログラムを更新した際の更新時間あるいは伝送トラフィックが近いタイミングで、室内機4Aに対するプログラム再更新処理を行う。
なお、この場合でもプログラムの更新に失敗した場合には、室内機の機種の違いがプログラム更新の成否に影響していた可能性があると考えられる。しかし、室内機の機種を変更することはできないため、この場合、更新実行部34は、プログラムの更新を保留する。
室内機4Dおよび室内機4Fに着目した場合も同様に、2つの室内機は、共に更新前プログラムのバージョンが「Y」であるが、室内機4Dがプログラム更新に成功している一方で、室内機4Fはプログラム更新に失敗している。なお、室内機4Dおよび室内機4Fは、伝送トラフィックが同等のタイミングでプログラム更新処理が行われているため、室内機の機種の違いがプログラム更新の成否に影響していた可能性があると考えられる。したがって、この場合にも、更新実行部34は、プログラムの更新を保留する。
次に、すべての室内機4A~4Gにおける更新前プログラムのバージョンに着目した場合、更新前プログラムのバージョンが「Z」である室内機4C、室内機4Eおよび室内機4Gは、すべてプログラムの更新に成功している。このことから、バージョンが「Z」である更新前プログラムからプログラムを更新することにより、プログラムの更新が成功する可能性があると考えることができる。そこで、更新実行部34は、プログラムの更新に失敗した室内機4Aおよび室内機4Fに対して、プログラムをバージョンが「Z」のプログラムに更新した後、最新のプログラムに更新する処理を行う。
なお、この例では、プログラム更新の成否に影響するパラメータとして、図12に示す情報を用いたが、これはこの例に限られない。例えば、人工知能を用いてプログラムが更新される室内機に関する様々な情報から得られる共通点および相違点に基づき、プログラム再更新処理が行われてもよい。
また、解析部36による解析結果は、例えば記憶装置35に記憶させ、更新プログラムの作成元にフィードバックしてもよい。また、すべての室内機4A~4Gに対して行われるプログラム更新処理が失敗する場合には、更新プログラム自体の不具合の可能性を考慮して、更新プログラムの作成元にフィードバックしてもよい。これにより、プログラム作成元は、更新に関する情報に基づき、次の新たな更新プログラムを検討および作成を行うことができる。
図13は、図10の室外機3Aによるプログラム再更新処理の流れの一例を示すフローチャートである。ステップS31において、確認処理部33は、第2通信部32を介して各室内機4A~4Gから受信した機器更新データに基づき、すべての室内機4A~4Gのプログラム更新が成功したか否かを判断する。なお、ここでは、後述するステップS37において、室内機のプログラムを更新前プログラムに戻した場合も、プログラム更新が成功したものと同様に扱われる。
すべての室内機4A~4Gのプログラム更新が成功したと判断された場合(ステップS31;Yes)には、一連の処理が終了する。一方、室内機4A~4Gのうち1つでもプログラム更新が失敗したと判断された場合(ステップS31;No)には、処理がステップS32に移行する。
ステップS32において、解析部36は、機器更新データから、プログラム更新の成否に影響する各種パラメータを抽出する。そして、ステップS33において、解析部36は、抽出した各種パラメータと、プログラム更新の成否を示す情報との相関関係を解析する。
ステップS34において、解析部36は、各種パラメータと更新の成否との間に相関関係があるか否かを判断する。相関関係があると判断された場合(ステップS34;Yes)、更新実行部34は、ステップS35において、対象の室内機に対してプログラムを再更新する処理を行う。一方、相関関係がないと判断された場合(ステップS34;No)には、処理がステップS37に移行する。
ステップS36において、更新実行部34は、プログラムの再更新が成功したか否かを判断する。プログラムの再更新が成功したと判断された場合(ステップS36;Yes)には、処理がステップS31に戻る。一方、プログラムの再更新が失敗したと判断された場合(ステップS36;No)、更新実行部34は、ステップS37において、当該室内機のプログラムを更新前プログラムに戻す処理を行う。そして、処理がステップS31に戻る。
以上のように、本実施の形態4では、プログラム更新後に各室内機の機器更新データが解析され、当該データに含まれるパラメータに相関がある場合に、更新に失敗した室内機に対してプログラム再更新処理が行われる。これにより、本来プログラム更新が可能な室内機が何らかの原因でプログラム更新が失敗した場合でも、当該室内機のプログラムをより確実に更新することができる。
以上、本発明の実施の形態1~4について説明したが、本発明は、上述した本発明の実施の形態1~4に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。実施の形態1~4では、更新プログラムを一時保存する記憶装置35は、上位装置としての室外機3A、3Cおよび3Eに設けられるように説明したが、これはこの例に限られない。例えば、更新管理装置1または集中管理装置2を上位装置として、記憶装置35は、更新管理装置1または集中管理装置2に設けられてもよい。これにより、プログラム更新処理を室外機3A~3Fに対しても実行することができる。
また、実施の形態1~4では、更新管理装置1が集中管理装置2に接続されている場合について説明したが、これに限られず、例えば更新管理装置1の機能を集中管理装置2に持たせてもよい。
さらに、実施の形態1~4では、室外機3A~3Eが集中管理装置2に接続されている場合について説明したが、これに限られず、例えば集中管理装置2が設けられていなくてもよい。この場合、更新管理装置1は、プログラムを更新する際に、室外機3A、3Cおよび3Eのそれぞれに通信ケーブル20で接続され、集中管理装置2を介さずに、更新管理装置1と室外機3A、3Cおよび3Eとの間で直接更新プログラムのやりとりが行われる。
さらにまた、更新管理装置1の機能を、更新処理装置30を備える上位装置としての室外機に持たせてもよい。この場合、更新管理装置1が予め記憶している更新プログラムまたは更新条件情報は、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の着脱可能な記録媒体に記録する。そして、室内機のプログラムを更新する際には、USBメモリ等の記録媒体が室外機に接続され、室外機は、記録媒体に記録された更新プログラムまたは更新条件情報を読み出す。
なお、このように記録媒体を用いてプログラムの更新を行う場合、室外機が室内機から受け取る更新前プログラムは、例えば記録媒体に記録されてもよい。また、記録媒体に記録された更新プログラム等は、例えば室外機の記憶装置35に記憶されてもよい。
また、プログラムを更新する機器として、室内機4A~4L、5A~5Lおよび6A~6Lに限られず、空気調和システム100に設けられた機器であれば、どのような機器でもよい。例えば、空気調和システム100に中継器、換気装置およびリモートコントローラ等が設けられている場合には、これらの設備機器を更新対象としてプログラム更新処理が実行されてもよい。
1 更新管理装置、2 集中管理装置、3A~3F 室外機、4A~4L、5A~5L、6A~6L 室内機、10、11、12、13、20 通信ケーブル、30 更新処理装置、31 第1通信部、32 第2通信部、33 確認処理部、34 更新実行部、35 記憶装置、36 解析部、51 通信装置、52 処理回路、61 通信装置、62 プロセッサ、63 メモリ、100 空気調和システム。

Claims (9)

  1. 空調に関連する1または複数の設備機器と、
    前記設備機器に接続され、前記設備機器を制御する上位装置と、
    前記設備機器のプログラムを更新するための更新プログラムを予め記憶する更新管理装置と通信を行い、前記更新プログラムを取得する第1通信部と、
    前記設備機器と通信を行い、取得した前記更新プログラムを前記設備機器に送信するとともに、前記設備機器から更新前プログラムを取得する第2通信部と、
    取得した前記更新プログラムおよび前記更新前プログラムを記憶する記憶装置と、
    前記設備機器の前記プログラムを更新する更新実行部と
    前記プログラムの更新を行った前記設備機器から取得した、前記プログラムを更新した際の前記更新の成否に影響するパラメータと更新結果とを含む機器更新データに基づき、前記パラメータの相関関係を解析する解析部と
    を備え、
    前記更新実行部は、
    前記記憶装置に記憶された前記更新プログラムを前記設備機器に送信して前記設備機器の前記プログラムを更新し、
    前記プログラムが更新された前記設備機器が正常に動作しない場合正常に動作しない前記設備機器に関する前記パラメータに相関があるときに、正常に動作しない前記設備機器の前記プログラムの再更新を行い、
    前記プログラムの再更新により前記設備機器が正常に動作しない場合に、前記記憶装置に記憶された前記更新前プログラムを前記設備機器に送信して前記設備機器の前記プログラムを前記更新前プログラムに戻す空気調和システム。
  2. 前記更新管理装置に予め記憶された、前記プログラムの更新対象となる前記設備機器の情報を含む更新条件情報に基づき、前記プログラムの更新対象となる前記設備機器を順次選択する確認処理部をさらに備え、
    前記更新実行部は、
    前記確認処理部によって選択された前記設備機器に対して前記更新プログラムを送信して前記設備機器の前記プログラムを更新する請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 前記設備機器は、
    予め設定された複数のグループのいずれかに属し、
    前記更新実行部は、
    前記グループ内の一部の設備機器が前記プログラムの更新中である場合に、前記プログラムの更新中の設備機器の空調能力を補うように、前記グループ内の他の設備機器を運転させる請求項1または2に記載の空気調和システム。
  4. 前記上位装置は、室外機であり、
    前記設備機器は、室内機、中継器、換気装置またはリモートコントローラである請求項1~のいずれか一項に記載の空気調和システム。
  5. 前記上位装置は、前記設備機器の管理および制御を行う集中管理装置であり、
    前記設備機器は、室外機、室内機、中継器、換気装置またはリモートコントローラである請求項1~のいずれか一項に記載の空気調和システム。
  6. 前記第1通信部、前記第2通信部、前記記憶装置および前記更新実行部を含んで構成され、前記設備機器の前記プログラムを更新する更新処理装置をさらに備える請求項1~のいずれか一項に記載の空気調和システム。
  7. 空調に関連する1または複数の設備機器と、
    前記設備機器に接続され、前記設備機器を制御する上位装置と、
    前記設備機器のプログラムを更新するための更新プログラムを予め記憶する更新管理装置と通信を行い、前記更新プログラムを取得する第1通信部と、
    前記設備機器と通信を行い、取得した前記更新プログラムを前記設備機器に送信するとともに、前記設備機器から更新前プログラムを取得する第2通信部と、
    取得した前記更新プログラムおよび前記更新前プログラムを記憶する記憶装置と、
    前記設備機器の前記プログラムを更新する更新実行部と、
    前記プログラムの更新を行った前記設備機器から取得した、前記プログラムを更新した際の前記更新の成否に影響するパラメータと更新結果とを含む機器更新データに基づき、前記パラメータの相関関係を解析する解析部と
    を備え、
    前記更新実行部は、
    前記記憶装置に記憶された前記更新プログラムを前記設備機器に送信して前記設備機器の前記プログラムを更新し、
    前記プログラムが更新された前記設備機器が正常に動作しない場合で、正常に動作しない前記設備機器に関する前記パラメータに相関があるときに、正常に動作しない前記設備機器の前記プログラムの再更新を行う空気調和システム。
  8. 前記更新実行部は、
    前記解析部によって前記パラメータに相関があると解析された際の解析結果に基づく前記パラメータにて、前記プログラムの再更新を行う請求項1~7のいずれか一項に記載の空気調和システム。
  9. 空調に関連する1または複数の設備機器のプログラムを更新する空気調和システムのプログラム更新方法であって、
    前記設備機器のプログラムを更新するための更新プログラムを予め記憶する更新管理装置から前記更新プログラムを取得するステップと、
    前記設備機器から更新前プログラムを取得するステップと、
    取得した前記更新プログラムを前記設備機器に送信して前記設備機器の前記プログラムを更新するステップと、
    前記プログラムが更新された前記設備機器が正常に動作しない場合に、前記プログラムの更新を行った前記設備機器から、前記プログラムを更新した際の前記更新の成否に影響するパラメータと更新結果とを含む機器更新データを取得するステップと、
    取得した前記機器更新データに基づき、前記パラメータの相関関係を解析するステップと、
    前記プログラムが更新された前記設備機器が正常に動作しない場合で、前記プログラムの更新により正常に動作しない設備機器に関する前記パラメータに相関があるときに、正常に動作しない前記設備機器の前記プログラムの再更新を行うステップと、
    前記プログラムの再更新により前記設備機器が正常に動作しない場合に、前記更新前プログラムを前記設備機器に送信して前記設備機器の前記プログラムを前記更新前プログラムに戻すステップと
    を有する空気調和システムのプログラム更新方法。
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