JP7006333B2 - 現像剤規制部材、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
この種の現像剤規制部材として、特許文献1には、磁性部材が長手方向における複数箇所に貫通孔を有し、非磁性部材に設けた凸部を貫通孔に通してカシメることによって非磁性部材に磁性部材を固定する構成が記載されている。
図2は、実施形態に係る複写機500の概略構成図である。複写機500はプリンタ部100、これを載せる給紙装置200、プリンタ部100の上に固定されたスキャナ300などを備えている。また、このスキャナ300の上に固定された原稿自動搬送装置400なども備えている。
プロセスカートリッジ18は、図2中の手前側から奥側へ複写機500本体内の装着空間へ挿入されることで、複写機500本体に装着される。
図3は、プロセスカートリッジ18の概略構成図である。プロセスカートリッジ18は、ドラム状の感光体1と、感光体1の周りに配置されたドラムクリーニングユニット72、帯電ユニット71及び現像装置4を備えている。
このようにして原稿がセットされた後、コピースタートスイッチが押下されると、スキャナ300による原稿読取動作がスタートする。ただし、原稿自動搬送装置400にシート状の原稿がセットされた場合には、この原稿読取動作に先立って、原稿自動搬送装置400がシート状の原稿をコンタクトガラス32まで自動移動させる。
図4は、実施形態に係る現像装置4の斜視断面図である。現像装置4は、図3中の矢印「I」方向に表面移動しながら感光体1の表面の潜像にトナーを供給し、現像する現像剤担持体としての現像ローラ5と、現像剤を収容する現像剤収容部である現像ケース40とを備える。図3及び図4に示すように、現像ケース40の側面に放熱部120が形成されている。
本実施形態の現像装置4は、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤を用いる二成分現像方式を採用している。本発明を適用する現像装置としては、磁力によって現像剤を現像ローラ5等の現像剤担持体上に担持する構成であれば、磁性一成分現像剤を用いる一成分現像方式を採用しても良い。
現像ローラ5は、感光体1との最近接部を含む現像領域Aで、感光体1の表面上の潜像を現像する。
図5に示すように、現像ドクタ12は、板状の磁性体からなる磁性板121と、保持部材122とを備え、磁性板121の先端面及び保持部材122の先端面が現像スリーブ5aに対向する。
また、現像ドクタ12は、磁力によって現像剤を担持する現像剤担持体である現像ローラ5の表面における移動方向と直交する幅方向(図3の紙面に直交する方向)が長手方向となるように現像ローラ5の表面に対向して配置されている。
磁性板121は、現像スリーブ5aの表面に近接し、現像スリーブ5aとの間にドクタギャップDを形成する。現像装置4は、ドクタギャップDによって現像スリーブ5aに担持し、現像領域Aに供給する現像剤の量を規制する。
以下、磁性板121や保持部材122のような板状部材の板厚方向に直交する二つの面を「板面」という。
厚みが1.0[mm]を超える金属板を用いて現像剤を規制すると、現像剤担持体の表面と現像ドクタ12との最近接位置が、金属板の先端面の厚みの範囲でばらつくおそれがある。このバラツキを抑制するために、金属板の先端面を斜めにカットして傾斜させると、斜めにする削り加工に手間と費用がかかり、部品コストが上がってしまう。
また、板厚が厚いと、板形状をプレスで抜くときに先端面と板面との間のダレ面ができる。ダレ面ができた金属板を用いて現像剤を規制すると、ダレ面に現像剤が蓄積し、蓄積した現像剤の凝集体の先端が板部材の先端面よりも現像剤担持体の表面側となるまで凝集体が成長すると、白スジ等の不具合が発生する。
また、薄い板部材を用いることで、板形状をプレスで抜くときに、ダレ面ができない、または、ダレ面ができても幅が狭く、現像剤の蓄積が生じ難いため、ダレ面に現像剤が蓄積することに起因する不具合の発生を防止できる。
本実施形態では、保持部材122に対する磁性板121の突き出し量を0.4[mm]としているが、これに限るものではない。
本実施形態では、磁性板121で塞き止められた現像剤が、最近接位置の上流側で堆積することに起因する不具合の発生を防止でき、最近接位置における現像スリーブ5aの接線に対する磁性板121の設置角度の自由度が向上する。
図13は、従来の現像ドクタ12の一例を示す説明図である。図13(a)は、現像ドクタ12の長手方向(現像装置4における現像スリーブ5aの回転軸に平行な方向)に直交する断面の概略断面図である。図13(b)は、現像ドクタ12を図13(a)中の左側から見た概略図であり、現像ドクタ12の長手方向におけるカシメの位置とドクタギャップDを通過した現像剤量のバラツキとの関係を示す説明図である。図13(a)は、図13(b)中のE-E断面における断面図である。
図13(b)に示すように、磁性板121は、長手方向に複数の孔部121aを設けている。複数の孔部121aのそれぞれに保持部材122の凸部122aを通した後、凸部122aの先端を加熱して軟化させ、凸部122aの先端側の外径が孔部121aの内径よりも大きくなるように先端を潰してカシメる。凸部122aをカシメることにより、凸部122aの先端の潰れた部分と、保持部材122の板面との間で磁性板121を挟み、保持部材122と磁性板121とを密着させ、板厚方向だけでなく面方向にも動かなくすることができる。このように、カシメによって固定することで、保持部材122に対する磁性板121の板厚方向についての位置を固定するとともに、板厚方向に直交する方向(以下、「面方向」という)についても固定することができる。
これは以下の理由によるものと考えられる。
ドクタギャップDを通過する現像剤の量が現像スリーブ5aの幅方向の位置によってバラツキが生じると、現像領域Aで現像される画像の画像濃度に濃度ムラが生じ、転写紙上に形成された画像にも濃度ムラが生じる。
図1は、現像ドクタ12の一つ目の実施例(以下、「実施例1」と呼ぶ)の説明図である。図1(a)は、現像ドクタ12の長手方向(現像装置4における現像スリーブ5aの回転軸に平行な方向)に直交する断面の概略断面図である。図1(b)は、現像ドクタ12を図1(a)中の左側から見た概略図である。図1(a)は、図1(b)中のE-E断面における断面図である。図1(a)中の矢印「F」は現像ドクタ12の先端面が対向する現像スリーブ5aの回転方向である。図1(b)中の矢印「α」で示す領域は、磁性板121の長手方向における現像スリーブ5aの幅方向の現像を行う範囲に対向する範囲(以下、「画像領域α」と呼ぶ)を示している。
また、非磁性部材である保持部材122は、磁性板121の下部以外を覆うように一体成型によって形成されている。そして、図1に示すように、磁性板121の板厚方向に直交する二つの表面の両方に接触している。さらに、磁性板121は、保持部材122に接触する範囲である上端部に、上下方向に延在する本体部121bの上端部に図1(a)中の右方向に屈曲した屈曲部121cを有する。
ここで、磁性板121が平板形状の部材であると、磁性板121が面方向に移動して、保持部材122から磁性板121が抜け落ちるおそれがある。これに対して、実施例1の現像ドクタ12は、磁性板121が屈曲部121cを有するため保持部材122に対して磁性板121が面方向に移動しようとすると、屈曲部121cが保持部材122に引っかかり、移動を阻害する。これにより、保持部材122から磁性板121が抜け落ちることを防止でき、保持部材122に対して磁性板121を固定できる。
このように、実施例1の現像ドクタ12は、非磁性部材である保持部材122に対して磁性部材である磁性板121を固定しつつ、現像装置4に用いたときの現像画像の濃度ムラの発生を抑制することができる。
図6は、磁性板121が屈曲部121cを有する現像ドクタ12の一つ目の変形例(以下、「変形例1と呼ぶ」)の概略断面図である。
変形例1の現像ドクタ12は、保持部材122の下端部の磁性板121が突き出している部分を挟んで現像スリーブ5aの表面移動方向上流側と下流側とをそれぞれ傾斜させた構成である。
保持部材122の下端部を傾斜させることにより、磁性板121による現像剤規制時の現像剤の速度変化を抑えることができ、現像剤の劣化を抑制し、劣化して流動性が悪化した現像剤の滞留による汲み上げ量の低下を抑制できる。
保持部材122を傾斜させた点以外は実施例1と同様であるので、変形例1も実施例1と同様に保持部材122に対する磁性板121の固定性を確保しつつ、現像装置4に用いたときの現像画像の濃度ムラの発生を抑制することができる。
図7は、磁性板121が屈曲部121cを有する現像ドクタ12の二つ目の変形例(以下、「変形例2と呼ぶ」)の概略断面図である。
変形例2の現像ドクタ12は、保持部材122が、現像スリーブ5aの表面移動方向における磁性板121の上流側の板面に接触する上流側保持部材122bと、磁性板121の下流側の板面に接触する下流側保持部材122cとから構成される。図7に示す現像ドクタ12は、上流側保持部材122bの長手方向(図7中の紙面に直交する方向)における複数箇所に孔部を備え、下流側保持部材122cは上流側保持部材122bのそれぞれの孔部に貫通する凸部を備える。
保持部材122を二部品で構成した点以外は実施例1と同様であるので、変形例2も実施例1と同様に保持部材122に対して磁性板121の固定し、現像装置4に用いたときの現像画像の濃度ムラの発生を抑制することができる。
図8は、磁性板121が屈曲部121cを有する現像ドクタ12の三つ目の変形例(以下、「変形例3と呼ぶ」)の概略断面図である。
実施例1、変形例1及び変形例2の現像ドクタ12は、現像スリーブ5a側の端部が保持部材122よりも磁性板121の方が突き出ており、磁性板121の先端面と現像スリーブ5aの表面との間でドクタギャップDを形成している。一方、変形例3の現像ドクタ12は、図8に示すように、現像スリーブ5a側の端部が磁性板121よりも保持部材122の方が突き出ている。このような構成では、保持部材122(図8の例では「下流側保持部材122c」)の先端面と現像スリーブ5aの表面との間でドクタギャップDを形成する。
保持部材122が磁性板121よりも突き出る点以外は変形例2と同様であるので、変形例3も実施例1と同様に保持部材122に対する磁性板121の固定性を確保しつつ、現像装置4に用いたときの現像画像の濃度ムラの発生を抑制することができる。
また、磁性板121の先端面と保持部材122の先端面とが面一(段差無く平坦な状態)となるように配置しても良い。しかし、面一にすると、部材の精度誤差や組み付け誤差によって保持部材122の先端面が突き出てしまうおそれがあるため、実施例1等のように、磁性板121の先端面が突き出るように配置することで、保持部材122の先端面が突き出ることを防止できる。
これに対して、実施例1等のように、磁性板121を突き出す構成であれば、現像ローラ5との距離を精度よく調整する部材は磁性板121のみでよい。
図9は、現像ドクタ12の二つ目の実施例(以下、「実施例2」と呼ぶ)の説明図である。図9(a)は、現像ドクタ12の長手方向に直交する断面の概略断面図である。図9(b)は、図9(a)中のH-H断面における現像ドクタ12の概略断面図である。図9(a)は、図9(b)中のE-E断面における断面図である。図9(a)中の矢印「F」は現像ドクタ12の先端面が対向する現像スリーブ5aの回転方向である。
また、保持部材122は、現像スリーブ5aの表面移動方向における磁性板121の上流側の板面に接触する上流側保持部材122bと、磁性板121の下流側の板面に接触する下流側保持部材122cとから構成される。図9に示す実施例2の現像ドクタ12は、上流側保持部材122bの長手方向の複数箇所に孔部を備え、下流側保持部材122cは上流側保持部材122bの孔部に貫通する非磁性部材凸部122dを備える。
さらに、磁性板121は、下流側の板面における保持部材122に接触する範囲に、表面上に凹凸を形成する加工として表面を荒らす粗面処理が施された粗面処理部121dを有する。実施例2では、磁性板121の板面における粗面処理部121dとしたい箇所をサンドペーパーで擦って粗面処理を行う。粗面処理としては、サンドペーパーを用いるものに限らず、磁性板121の板面上に凹凸を形成する加工であればよい。
磁性板121が画像領域αの範囲内では貫通孔がなく、一様な断面であることにより、磁性板121とマグネットローラ5bとによって形成される磁界の強度にバラツキが生じる防止でき、ドクタギャップDを通過する現像剤の量のバラツキを抑制できる。これにより、感光体1の表面上に現像される現像画像の濃度ムラの発生を抑制でき、転写紙に形成される画像品質の向上を図ることができる。
また、実施例2の現像ドクタ12は、磁性板121が粗面処理部121dを備え、非磁性部材である保持部材122(実施例2では「下流側保持部材122c」)側の接触面との間の摩擦力を高めている。磁性板121の板面と保持部材122の接触面との間の摩擦力を高めることで、保持部材122に対して磁性板121が面方向に移動することを阻害する。このため、保持部材122から磁性板121が抜け落ちることを防止し、保持部材122に対する磁性板121の固定性を確保できる。
このように、実施例2の現像ドクタ12は、保持部材122に対する磁性板121の固定性を確保しつつ、現像装置4に用いたときの現像画像の濃度ムラの発生を抑制することができる。
図10(a)は、磁性板121の表面上に凹凸を形成する加工を施した現像ドクタ12の一つ目の変形例(以下、「変形例4と呼ぶ」)の概略断面図である。
保持部材122を一体成型によって形成する構成では、磁性板121が粗面処理部121dを備えることで、粗面処理部121dを設けた板面と保持部材122との接着力が向上する。これにより、保持部材122から磁性板121が抜け落ちることを防止し、保持部材122に対する磁性板121の固定性を確保できる。
図10(b)は、磁性板121の表面上に凹凸を形成する加工を施した現像ドクタ12の二つ目の変形例(以下、「変形例5と呼ぶ」)の概略断面図である。
図10(b)に示す構成では、断面が波型となるようなプレス加工を施すことで、磁性板121の二つの板面の両方に凹凸形状を形成することができる。
このような磁性板121に対して保持部材122を一体成型によって形成することで、凹凸が形成された二つの板面と保持部材122との接着力が向上する。これにより、保持部材122から磁性板121が抜け落ちることを防止し、保持部材122に対する磁性板121の固定性を確保できる。
磁性板121の表面上に凹凸を形成する加工としては、エンボス加工を用いることもできる。
図11は、現像ドクタ12の三つ目の実施例(以下、「実施例3」と呼ぶ)の説明図である。図11(a)は、現像ドクタ12の長手方向に直交する断面であって画像領域αの範囲内の位置における概略断面図である。図11(b)は、現像ドクタ12の長手方向に直交する断面であって画像領域αの範囲外の磁性板121に孔部121aを設けた位置おける概略断面図である。図11(c)は、図11(a)及び図11(b)中のH-H断面における現像ドクタ12の概略断面図である。図11(a)は、図11(c)中のE-E断面における断面図であり、図11(b)は、図11(c)中のI-I断面における断面図である。図11(a)及び図11(b)中の矢印「F」は現像ドクタ12の先端面が対向する現像スリーブ5aの回転方向である。
磁性板121が画像領域αの範囲内では貫通孔がなく、一様な断面であることにより、磁性板121とマグネットローラ5bとによって形成される磁界の強度にバラツキが生じる防止でき、ドクタギャップDを通過する現像剤の量を一定に保つことができる。これにより、感光体1の表面上に現像される現像画像の濃度ムラの発生を抑制でき、転写紙に形成される画像品質の向上を図ることができる。
また、実施例3の現像ドクタ12は、磁性板121における長手方向における画像領域αの外側に設けられた孔部121aに下流側保持部材122cのボス部122eが貫通し、磁性板121が面方向に移動することを防止する。これにより、保持部材122から磁性板121が抜け落ちることを防止し、保持部材122に対する磁性板121の固定性を確保できる。
このように、実施例3の現像ドクタ12は、保持部材122に対する磁性板121の固定性を確保しつつ、現像装置4に用いたときの現像画像の濃度ムラの発生を抑制することができる。
図12は、実施例3と同様に磁性板121の長手方向における画像領域αの外側に孔部121aを設けた現像ドクタ12の変形例(以下、「変形例6と呼ぶ」)の説明図である。
図12(a)は、現像ドクタ12の長手方向に直交する断面であって画像領域αの範囲内の位置における概略断面図である。図12(b)は、現像ドクタ12の長手方向に直交する断面であって画像領域αの範囲外の磁性板121に孔部121aを設けた位置おける概略断面図である。図12(c)は、図12(a)及び図12(b)中のH-H断面における現像ドクタ12の概略断面図である。図12(a)は、図12(c)中のE-E断面における断面図であり、図12(b)は、図12(c)中のI-I断面における断面図である。図12(a)及び図12(b)中の矢印「F」は現像ドクタ12の先端面が対向する現像スリーブ5aの回転方向である。
一体成型の際に、液状となった保持部材122の材料が孔部121aに充填され、その後、材料が硬化して保持部材122となることで、図12に示すように、保持部材122の一部が孔部121aに入り込んで孔部121aに対する嵌合形状を形成する。保持部材122が孔部121aに入り込むことで、粗面処理部121dを設けた板面と保持部材122との接着力が向上する。これにより、保持部材122から磁性板121が抜け落ちることを防止し、保持部材122に対する磁性板121の固定性を確保できる。
これらの磁性板121が抜け落ちることを防止する構成を二つ以上組み合わせても良い。例えば、実施例3の画像領域αの外側に保持部材122と嵌合する孔部121aを有する磁性板121の保持部材122と接触する板面に実施例2のように粗面処理を施し、粗面処理部121dを設けてもよい。これにより、実施例2や実施例3の構成よりも保持部材122から磁性板121が抜け落ちにくい構成を実現できる。実施例2と実施例3との組み合わせに限らず、実施例1と他の実施例とを組み合わせた構成や、実施例1から実施例3の全てを組み合わせた構成としてもよい。
保持部材122等の非磁性部材に板状の磁性板121等の磁性部材を固定した構成で、現像ローラ5等の現像剤担持体の表面に対向して配置される現像ドクタ12等の現像剤規制部材において、非磁性部材は、磁性部材の板厚方向の両側から磁性部材に接触し、磁性部材は、長手方向における現像剤担持体の表面の現像を行う範囲に対向する範囲(画像領域α等)内に貫通孔を有していないことを特徴とする。
本発明者らが鋭意検討を重ねたところ、従来のカシメによって磁性部材を非磁性部材に固定する構成では、現像剤規制部材によって規制された後の現像剤担持量が、磁性部材にカシメのため貫通孔を設けた部分と他の部分とで異なることが分かった。これは以下の理由によるものと考えられる。
すなわち、磁性部材に貫通孔を設けた部分では、現像剤担持体と対向する磁性体の量が他の部分よりも少なくなり、現像剤担持体と磁性部材との間に形成される磁界の強度も弱くなる。また、磁力によって現像剤担持体の表面上に形成される現像剤の磁気ブラシは、磁界の強度が強いほど疎になり、磁界の強度が弱いほど密になる。このため、磁性部材に貫通孔を設けた部分では、磁界の強度が弱くなり、磁気ブラシが他の部分よりも密になるため、現像剤規制部材によって規制された後の現像剤担持量が、他の部分よりも多くなる。よって、現像剤規制部材によって規制された後の現像剤担持量が、磁性部材に貫通孔を設けた部分と他の部分とで異なると考えられる。
態様Aの現像剤規制部材では、磁性部材の長手方向における現像剤担持体の表面の現像を行う範囲に対向する範囲内に貫通孔を有していないため、現像装置に用いたときに、磁界の強度の違いに起因して現像剤担持量の違いが生じることを防止できる。これにより、現像を行う範囲では、現像剤の担持量にバラツキが生じることを抑制でき、現像した画像の濃度ムラの発生を抑制できる。また、態様Aの現像剤規制部材では、非磁性部材が磁性部材の板厚方向の両側から磁性部材に接触して挟むことで、非磁性部材に対して磁性部材を固定できる。
よって、態様Aでは、非磁性部材に対して磁性部材を固定し、現像装置に用いたときの画像の濃度ムラの発生を抑制することができる。
態様Aにおいて、
磁性板121等の磁性部材は、現像ローラ5等の現像剤担持体の表面に対向する側とは反対側の端部に保持部材122等の非磁性部材に接触する屈曲部121c等の屈曲部を有することを特徴とする。
従来のカシメによって磁性部材を非磁性部材に固定する構成では、磁性部材の貫通孔に非磁性部材の凸部を通し、貫通孔を通した凸部の先端を潰してカシメる。カシメることで、凸部の先端の潰れた部分と非磁性部材の本体との間で磁性部材を挟んで磁性部材と非磁性部材とを密着させ、板厚方向だけでなく、板厚方向に直交する方向(以下、「面方向」という)にも磁性部材を動かなくすることができる。よって、板厚方向及び面方向の両方向について非磁性部材に対する磁性部材の位置を固定でき、非磁性部材に対して磁性部材を固定できる。態様Bでも、次のように非磁性部材に対して磁性部材を固定できる。
すなわち、態様Bの現像剤規制部材では、非磁性部材が、板厚方向の両側から磁性部材に接触することで、板厚方向における非磁性部材に対する磁性部材の位置を固定する。さらに、磁性部材が、現像剤担持体の表面に対向する側とは反対側の端部に屈曲部を有することで、磁性部材が面方向であって屈曲部が非磁性部材に接触する側に移動しようとすると、屈曲部が非磁性部材に引っかかり、面方向への移動を阻害できる。板厚方向及び面方向の両方向の位置を固定することで、非磁性部材に対して磁性部材を固定できる。
態様AまたはBにおいて、磁性板121等の磁性部材の板厚方向の表面における保持部材122等の非磁性部材が接触する範囲の少なくとも一部(粗面処理部121d等)に、断面が波型となるようなプレス加工や粗面処理等の凹凸を形成する加工が施されていることを特徴とする。
これによれば、実施例2等について説明したように、磁性部材の板厚方向の表面と非磁性部材の接触面との間の摩擦力を高めることができ、非磁性部材に対して磁性部材が面方向に移動することを阻害する。板厚方向及び面方向の両方向の位置を固定することで、非磁性部材に対して磁性部材を固定できる。
態様A乃至Cの何れかの態様において、磁性板121等の磁性部材は、長手方向における現像ローラ5等の現像剤担持体の表面の現像を行う範囲に対向する範囲(画像領域α等)の外側に孔部121a等の貫通孔を有し、保持部材122等の非磁性部材は、貫通孔と嵌合するボス部122e等の嵌合形状を有することを特徴とする。
これによれば、実施例3等について説明したように、磁性部材の貫通孔に非磁性部材の嵌合形状を嵌合させることで、面方向における非磁性部材に対する磁性部材の位置を固定できる。板厚方向及び面方向の両方向の位置を固定することで、非磁性部材に対して磁性部材を固定できる。
態様A乃至Dの何れかの態様において、保持部材122等の非磁性部材は、樹脂材料からなり磁性板121等の磁性部材に対して一体成型によって形成された部材であることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態で説明したように、非磁性部材が板厚方向の両側から磁性部材に接触して挟んで、磁性部材を保持する構成が実現できる。
態様A乃至Dの何れかの態様において、保持部材122等の非磁性部材は、磁性板121等の磁性部材の板厚方向の一方の面と接触する上流側保持部材122b等の第一非磁性部材と、他方の面と接触する下流側保持部材122c等の第二非磁性部材と、を含む複数の部材を接合して形成された部材であることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態で説明したように、非磁性部材が板厚方向の両側から磁性部材に接触して挟んで、磁性部材を保持する構成が実現できる。
態様Fにおいて、上流側保持部材122b等の第一非磁性部材及び下流側保持部材122c等の第二非磁性部材は、非磁性の樹脂部材または非磁性の金属部材であることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態で説明したように、非磁性部材としては、非磁性であれば、樹脂製の部材と金属製の部材との何れも用いることができる。
態様A乃至Gの何れかの態様において、磁性板121等の磁性部材の板厚方向における現像ローラ5等の現像剤担持体の表面移動方向上流側の表面に接触する保持部材122等の非磁性部材の現像剤担持体と対向する端面は、現像剤担持体の表面移動方向下流側ほど現像剤担持体に近づくように傾斜していることを特徴とする。
これによれば、上記変形例1で説明したように、磁性部材による現像剤規制時の現像剤の速度変化を抑えることができ、現像剤の劣化を抑制し、劣化して流動性が悪化した現像剤の滞留による汲み上げ量の低下を抑制できる。
内部に配置したマグネットローラ5b等の磁界発生手段の磁力によって表面に現像剤を担持し、表面移動することで現像剤を感光体1等の潜像担持体と対向する現像領域A等の現像領域へ搬送する現像ローラ5等の現像剤担持体と、現像剤担持体の幅方向に渡って現像剤担持体に対向し、対向部を通過する現像剤を規制する現像剤規制手段と、を備える現像装置4等の現像装置において、現像剤規制手段として、態様A乃至Hの何れか一項に係る現像ドクタ12等の現像剤規制部材を用いることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態で説明したように、現像装置で現像した画像に濃度ムラが発生することを抑制できる。
感光体1等の像担持体と、像担持体に形成された潜像を現像剤で現像する現像手段とを備えた複写機500等の画像形成装置において、現像手段として、態様Iに係る現像装置4等の現像装置を備える。
これによれば、上記実施形態で説明したように、現像装置で現像した画像を転写紙等の記録体に転写することで形成した画像に濃度ムラが発生することを抑制できる。
1K ブラック用感光体
1Y イエロー用感光体
2 排出搬送路
2a 排出搬送スクリュ
4 現像装置
5 現像ローラ
5a 現像スリーブ
5b マグネットローラ
6 回収スクリュ
7 回収搬送路
8 供給スクリュ
9 供給搬送路
9a 現像剤排出口
10 攪拌搬送路
11 攪拌スクリュ
12 現像ドクタ
14 張架ローラ
15 ベルト駆動ローラ
16 二次転写バックアップローラ
17 中間転写ユニット
18 プロセスカートリッジ
19 ベルトクリーニング装置
20 画像形成ユニット
21 光書込ユニット
22 二次転写装置
23 搬送張架ローラ
24 紙搬送ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
30 原稿台
32 コンタクトガラス
33 第一走行体
34 第二走行体
35 結像レンズ
36 読取センサ
40 現像ケース
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ対
49 レジストローラ対
60 手差し給紙ローラ
61 手差しトレイ
62 手差し分離ローラ
63 手差し給紙路
64 排紙ローラ対
65 スタック部
71 帯電ユニット
71a 帯電ローラ
71b 帯電ローラクリーナ
72 ドラムクリーニングユニット
72a クリーニングブレード
72b 排出スクリュ
72c 除電部材
73 一次転写ローラ
100 プリンタ部
110 中間転写ベルト
120 放熱部
121 磁性板
121a 孔部
121b 本体部
121c 屈曲部
121d 粗面処理部
122 保持部材
122a 凸部
122b 上流側保持部材
122c 下流側保持部材
122d 保持部材凸部
122e ボス部
122f ボス受穴
133 第一仕切り壁
134 第二仕切り壁
135 第三仕切り壁
200 給紙装置
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置
500 複写機
A 現像領域
B 回収口
D ドクタギャップ
α 画像領域
Claims (12)
- 非磁性部材に板状の磁性部材を固定した構成で、現像装置の現像剤担持体の表面に対向して配置される現像剤規制部材において、
前記非磁性部材は、前記磁性部材の板厚方向の両側から前記磁性部材に接触し、
前記磁性部材は、長手方向における前記現像剤担持体の表面の現像を行う範囲に対向する範囲内に貫通孔を有しておらず、且つ、長手方向における前記現像剤担持体の表面の現像を行う範囲内で前記非磁性部材よりも前記現像剤担持体に向かって突出していることを特徴とする現像剤規制部材。 - 請求項1の現像剤規制部材において、
前記磁性部材は、前記現像剤担持体の表面に対向する側とは反対側に前記非磁性部材に接触して前記磁性部材が前記非磁性部材に対して前記表面の方向に移動することを規制する移動規制部を有し、長手方向における前記現像剤担持体の表面の現像を行う範囲内の断面が一様であることを特徴とする現像剤規制部材。 - 請求項1または2の現像剤規制部材において、
前記磁性部材の前記板厚方向の表面における前記非磁性部材が接触する範囲の少なくとも一部に、凹凸を形成する加工が施されていることを特徴とする現像剤規制部材。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載の現像剤規制部材において、
前記磁性部材は、前記長手方向における前記現像剤担持体の表面の現像を行う範囲に対向する範囲の外側に前記貫通孔を有し、
前記非磁性部材は、前記貫通孔と嵌合する嵌合形状を有することを特徴とする現像剤規制部材。 - 請求項1乃至4の何れか一項に記載の現像剤規制部材において、
前記非磁性部材は、樹脂材料からなり前記磁性部材に対して一体成型によって形成された部材であることを特徴とする現像剤規制部材。 - 請求項1乃至4の何れか一項に記載の現像剤規制部材において、
前記非磁性部材は、前記磁性部材の前記板厚方向の一方の面と接触する第一非磁性部材と、他方の面と接触する第二非磁性部材と、を含む複数の部材を接合して形成された部材であることを特徴とする現像剤規制部材。 - 請求項6の現像剤規制部材において、
前記第一非磁性部材及び前記第二非磁性部材は、非磁性の樹脂部材または非磁性の金属部材であることを特徴とする現像剤規制部材。 - 請求項1乃至7の何れか一項に記載の現像剤規制部材において、
前記磁性部材の前記板厚方向における前記現像剤担持体の表面移動方向上流側の表面に接触する前記非磁性部材の前記現像剤担持体と対向する端面は、前記現像剤担持体の表面移動方向下流側ほど前記現像剤担持体に近づくように傾斜していることを特徴とする現像剤規制部材。 - 請求項1乃至8の何れか一項に記載の現像剤規制部材において、
前記磁性部材は厚みが1mm以下の磁性金属板であること
を特徴とする現像剤規制部材。 - 請求項1及び請求項3乃至9の何れか一項に記載の現像剤規制部材において、
前記現像剤規制部材は、長手方向における前記現像剤担持体の表面の現像を行う範囲内で断面が一様であること
を特徴とする現像剤規制部材。 - 内部に配置した磁界発生手段の磁力によって表面に現像剤を担持し、表面移動することで前記現像剤を潜像担持体と対向する現像領域へ搬送する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の幅方向に渡って前記現像剤担持体に対向し、対向部を通過する前記現像剤を規制する現像剤規制手段と、を備える現像装置において、
前記現像剤規制手段として、請求項1乃至10の何れか一項に記載の現像剤規制部材を用いることを特徴とする現像装置。 - 像担持体と、
前記像担持体に形成された潜像を現像剤で現像する現像手段とを備えた画像形成装置において、
前記現像手段として、請求項11に記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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