JP2014089386A - 現像剤規制部材、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤規制部材、現像装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】磁性板に対して現像剤搬送方向下流側に非磁性板を配置した現像剤規制部材を用いる場合でも、磁性キャリアが劣化した経時においてボソツキ感の少ない高品質な画像を形成することを課題とする。
【解決手段】現像スリーブ11の表面に規制端面を対向させて現像スリーブ表面と規制端面との間を現像剤が通過することで、現像領域へ搬送する現像剤量を規制する規制ブレード10において、非磁性板10aに対して現像スリーブ表面移動方向上流側に磁性板10bを対向させて磁性板端面と非磁性板端面とで上記規制端面が形成されており、磁性板端面が非磁性板端面よりも現像スリーブ表面側へ突出しており、磁性板端面のうちその現像剤スリーブ表面移動方向下流端Bが現像スリーブ表面に最も近接している。
【選択図】図9

Description

本発明は、潜像担持体と対向する現像領域へ搬送する現像剤量を規制する現像剤規制部材、この現像剤規制部材を備えた現像装置、及び、この現像装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来から、内部に磁界発生手段を備えた現像剤担持体の表面上に磁力によって担持された現像剤の層厚を現像剤規制部材で規制してから現像剤を現像領域へ送り込む現像装置が広く知られている。近年では、現像領域へ送り込む現像剤の量が少なく設定される傾向にあるため、現像剤規制部材で現像剤の層厚を薄く規制することが要求される。そのため、現像剤規制部材における現像剤担持体表面と対向する端面(規制端面)と現像剤担持体表面との間のギャップ(ドクタギャップ)の公差が非常に厳しいものとなっている。そのため、この公差を広げるために、現像剤規制部材に磁性部材を設けた現像装置が提案されている。
現像剤規制部材に磁性部材を設けるとドクタギャップの公差を広げることができる理由は次のとおりである。
現像剤規制部材に磁性部材を設けた場合、現像剤規制部材に磁性部材を設けない場合に比べて、ドクタギャップを通過する現像剤は疎の状態となる。現像剤規制部材に磁性部材を設けた場合、その磁性部材と現像剤担持体内部の磁界発生手段とによってドクタギャップ内及びその周辺で強い磁界が形成されるため、その磁力線に沿って現像剤が穂立ちする。穂立ち状態の現像剤は穂と穂の間に隙間を持つ磁気ブラシとなり、現像剤規制部材に磁性部材を設けないで現像剤を穂立ちさせない場合に比べて、疎の状態になる。このように穂立ちして疎の状態になっている現像剤であれば、密の状態である場合に比べて、ドクタギャップの変化量に対するこれを通過する現像剤量の変化割合が小さくなる。よって、ドクタギャップの公差を広げることができる。
現像剤規制部材に磁性部材を設けたものとしては、特許文献1や特許文献2に開示されたものが知られている。その現像剤規制部材は、磁性部材を板状とした磁性板に対し、その現像剤搬送方向下流側に非磁性板を配置している。
現像剤規制部材それ自体を磁性部材だけで構成すると、穂立ちした現像剤による磁気ブラシの先端が現像剤規制部材に集められ、その磁気ブラシの先端が現像剤規制部材から離れる時に磁気ブラシがばたつく。このばたつきにより、トナー飛散が悪化する。しかしながら、上記特許文献1、2に開示された現像剤規制部材のように、磁性板に対して現像剤搬送方向下流側に非磁性板を配置した現像剤規制部材においては、以下の理由により、磁気ブラシのばたつきが抑えられ、トナー飛散が抑制できる。
磁性板に対して現像剤搬送方向下流側に非磁性板を配置した現像剤規制部材においては、現像剤担持体表面と対向する磁性板の一端面(磁性板端面)と非磁性板の一端面(非磁性板端面)とで、現像剤規制部材の規制端面が形成される。このような現像剤規制部材においても、穂立ちした現像剤による磁気ブラシの先端が磁性板に集められるが、磁気ブラシの先端が磁性板から離れる際、非磁性板の存在により磁気ブラシのばたつきが抑制される。これは、磁気ブラシの先端が磁性板から離れた時に、その磁気ブラシの先端の動きが非磁性板端面によって妨げられるからだと考えられる。よって、ドクタギャップの公差を広げるために磁性部材を設けた現像剤規制部材を採用する場合でも、その磁性板の現像剤搬送方向下流側に非磁性板を配置することで、トナー飛散を抑制することが可能である。
また、上記特許文献1に開示の現像装置では、図13に示すように、現像剤担持体表面と磁性板端面との間隔が現像剤担持体表面と非磁性板端面との間隔よりも大きく設定されている。このような構成では、現像剤担持体表面と磁性板端面との間で規制された現像剤は、その後、これよりも間隔が狭い現像剤担持体表面と非磁性板端面との間で更に規制を受けることになる。このような構成においては、現像領域へ送り込む現像剤量を適正量に設定するには、磁性板と非磁性板の両方について現像剤担持体表面との間隔を高精度に管理することが要求される。
これに対し、上記特許文献2に開示の現像装置では、非磁性板端面よりも磁性板端面を現像剤担持体表面側に突出させて現像剤規制部材の規制端面に段差を形成している。これにより、現像剤担持体表面と磁性板端面との間隔が現像剤担持体表面と非磁性板端面との間隔よりも小さくなっている。よって、現像剤担持体表面と磁性板端面との間で規制された現像剤は、その後、現像剤担持体表面と非磁性板端面との間で、更なる規制を受けることはない。したがって、現像剤担持体表面と磁性板端面との間隔を精度よく管理すれば、現像領域へ送り込む現像剤量を適正量に設定することが可能である。この構成においては、現像剤担持体表面と非磁性板端面との間隔については高い精度が要求されることがないので、製造コストの削減が可能となる。
ところが、図14及び図15に示すように、上記特許文献2に開示の現像装置において、現像剤担持体表面と磁性板端面との間隔は、現像剤搬送方向上流端が最も狭く、現像剤搬送方向下流に向かって徐々に広がっている。本発明者らは、研究の結果、このような構成では、現像剤中の磁性キャリアの劣化が進んだ経時において、画像上にボソツキ感が現れるという問題が生じることを突き止めた。このボソツキ感は、おおよそ、磁性板端面における現像剤搬送方向長さに相当する周期をもった画像濃度ムラによってもたらされるものである。
本発明者は、このようなボソツキ感が発生する原因について検討したところ、以下のような結論に達した。
上記特許文献2に開示の現像装置では、図14及び図15中の符号Aで示す地点、すなわち、磁性板端面のうちの現像剤搬送方向上流端が、最も現像剤担持体表面に近接している地点である。よって、この現像装置においては、この地点Aを通過した時点で、現像剤量の規制は完了することになる。
磁性キャリアの劣化が進行していない初期時においては、磁性キャリアが適正に磁化するので、図14に示すように、磁気ブラシの先端は上記地点Aで磁性板から離れる。したがって、初期時においては、現像剤量の規制完了とほぼ同時に、その磁気ブラシの先端が磁性板端面から離れ、現像剤担持体の表面上に担持された状態で現像領域に向けて搬送される。このとき、磁気ブラシの先端が磁性板端面から離れる現象は時間を空けることなく連続的に生じる。そのため、地点Aを通過した現像剤の現像剤担持体表面上の単位面積当たりの現像剤量をほぼ均一にすることが可能である。
一方、磁性キャリアの劣化が進行した経時においては、磁性キャリアのコート層が剥がれて磁性キャリアが過剰に磁化しやすい状態になっている。そのため、磁気ブラシの先端は、上記地点Aでは磁性板端面から離れず、磁性板端面に吸着したままとなる。そして、その磁気ブラシは、表面移動する現像剤担持体に引っ張られ、また、後から地点Aを通過してくる現像剤に押されるなどして、先端が磁性板に吸着したまま、現像剤搬送方向下流側へ移動する。そして、その磁気ブラシの先端は、図15に示すように、図中符号Bで示す地点、すなわち、磁性板端面のうちの現像剤搬送方向下流端に到達したときに、磁性板端面から離れる。このとき、磁気ブラシの先端が地点Bで磁性板端面から離れると、これによる磁界の急激な変化や衝撃、現像剤の劣化によって凝集力の高まりなどの影響で、その現像剤搬送方向上流側で磁性板端面に吸着していた磁気ブラシも、一緒に磁性板端面から離れることになる。これにより、磁性板端面の全域にわたって吸着していた磁気ブラシが一度に磁性板端面から離れる。その結果、一度に磁性板端面から離れた現像剤の塊が、現像剤担持体の表面上に担持され、その状態のまま現像領域に向けて搬送される。
このようにして磁性板端面の全域にわたって吸着していた磁気ブラシが一度に磁性板から離れると、磁性板端面全域は磁気ブラシが接触していない状態となる。このような磁性板端面に対し、後から搬送されてくる現像剤の磁気ブラシが再び地点Aを通過し、その先端を磁性板端面に吸着したまま、現像剤搬送方向下流側へ次々と搬送される。そして、先頭の磁気ブラシの先端が地点Bで磁性板端面から離れることにより、再度、現像剤の塊が現像剤担持体の表面上に担持された状態で現像領域に向けて搬送される。このような現象が繰り返されることで形成される現像剤の塊は、おおよそ、磁性板の端面における現像剤搬送方向長さに対応した間隔で、現像剤担持体表面上に担持され、現像領域へ送り込まれることになる。その結果、磁性板端面における現像剤搬送方向長さに相当する周期をもった画像濃度ムラが生じる。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、磁性板に対して現像剤搬送方向下流側に非磁性板を配置した現像剤規制部材を用いる場合でも、磁性キャリアが劣化した経時においてボソツキ感の少ない高品質な画像を形成することが可能な現像剤規制部材、現像装置及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、磁性板と、該磁性板の現像剤担持体による現像剤搬送移動方向下流側に配置される非磁性板とから構成され、該非磁性板の端面よりも現像剤担持体表面側に該磁性板の端面が突出した現像剤規制部材において、上記磁性板の端面のうち、その現像剤搬送方向下流端が上記現像剤担持体の表面に最も近接していることを特徴とする。
現像剤量の規制は、現像剤担持体表面と磁性板端面との間で最も間隔が狭い箇所で完了する。したがって、本発明においては、磁性板端面のうち、その現像剤搬送方向下流端で、現像剤量の規制が完了する。また、本発明においては、磁性板端面が非磁性板端面よりも現像剤担持体の表面側へ突出しているので、磁性板端面の現像剤搬送方向下流端を通過する時点で、磁気ブラシの先端が磁性板から離れることになる。このような現象は、磁性キャリアの劣化の進行具合に関係なく、安定したものである。したがって、磁性キャリアの劣化が進行した経時においても、磁気ブラシの先端が磁性板から離れる地点が磁性板端面の現像剤搬送方向下流端で安定する。このように、現像剤量の規制が完了する磁性板端面の現像剤搬送方向下流端で磁気ブラシの先端が磁性板から離れることで、磁気ブラシの先端が磁性板端面から離れる現象が時間を空けることなく連続的に生じる。そのため、磁性キャリアの劣化が進行していない初期時はもとより、磁性キャリアの劣化が進行した経時においても、現像領域へ搬送される現像剤担持体表面上の単位面積当たりの現像剤量はほぼ均一にすることが可能である。
以上より、本発明によれば、磁性板に対して現像剤搬送方向下流側に非磁性板を配置した現像剤規制部材を用いる場合でも、磁性キャリアが劣化した経時においてボソツキ感の少ない高品質な画像を形成することが可能となるという優れた効果が得られる。
本実施形態に係る複写機の概略構成図である。 同複写機における現像装置の概略構成を示す断面図である。 回収搬送路の搬送方向下流部における回収搬送路と攪拌搬送路との断面図である。 同現像装置の供給搬送路の搬送方向上流部における断面図である。 同現像装置の供給搬送路の搬送方向下流部における断面図である。 同現像装置内における現像剤の流れの模式図である。 同現像装置の供給搬送路の搬送方向最下流部における断面図である。 同現像装置の規制ブレードの概略構成を、現像スリーブ回転軸方向に対して直交する方向に切断した断面図で示した図である。 同規制ブレードと現像スリーブとの対向領域の拡大図である。 効果確認試験の結果を示す表である。 同効果確認試験で用いた比較例の構成における規制ブレードの概略構成を、現像スリーブ回転軸方向に対して直交する方向に切断した断面図で示した図である。 比較例の規制ブレードと現像スリーブとの対向領域の拡大図である。 現像剤担持体表面と磁性板端面との間隔が現像剤担持体表面と非磁性板端面との間隔よりも大きく設定されている従来構成を示す説明図である。 現像剤担持体表面と磁性板端面との間隔が現像剤担持体表面と非磁性板端面との間隔よりも小さく設定されている従来構成において、初期時の磁気ブラシの様子を模式的に示した説明図である。 現像剤担持体表面と磁性板端面との間隔が現像剤担持体表面と非磁性板端面との間隔よりも小さく設定されている従来構成において、経時の磁気ブラシの様子を模式的に示した説明図である。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、複数の感光体が並行配設されたタンデム型の複写機(以下、単に「複写機」という。)の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る複写機の概略構成図である。
この複写機は、プリンタ部100、これを載せる給紙装置200、プリンタ部100の上に固定されたスキャナ300などを備えている。また、このスキャナ300の上に固定された原稿自動搬送装置400なども備えている。
上記プリンタ部100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像を形成するための4組のプロセスカートリッジ18Y,18M,18C,18Kからなる画像形成ユニット20を備えている。各符号の数字の後に付されたY、M、C、Kは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック用の部材であることを示している(以下同様)。プロセスカートリッジ18Y,18M,18C,18Kの他には、光書込ユニット21、中間転写ユニット17、二次転写装置22、レジストローラ対49、ベルト定着方式の定着装置25などが配設されている。
光書込ユニット21は、図示しない光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどを有し、画像データに基づいて後述の感光体の表面にレーザ光を照射する。
プロセスカートリッジ18Y,18M,18C,18Kは、ドラム状の感光体1、帯電器、現像装置4、ドラムクリーニング装置、除電器などを有している。
以下、イエロー用のプロセスカートリッジ18について説明する。
帯電手段たる帯電器によって、感光体1Yの表面は一様帯電される。帯電処理が施された感光体1Yの表面には、光書込ユニット21によって変調及び偏向されたレーザ光が照射される。すると、照射部(露光部)の電位が減衰する。この減衰により、感光体1Y表面にY用の静電潜像が形成される。形成されたY用の静電潜像は現像手段たる現像装置4Yによって現像されてYトナー像となる。Y用の感光体1Y上に形成されたYトナー像は、後述の中間転写ベルト110に一次転写される。一次転写後の感光体1Yの表面は、ドラムクリーニング装置によって転写残トナーがクリーニングされる。Y用のプロセスカートリッジ18Yにおいて、ドラムクリーニング装置によってクリーニングされた感光体1Yは、除電器によって除電される。そして、帯電器によって一様帯電せしめられて、初期状態に戻る。以上のような一連のプロセスは、他のプロセスカートリッジ18M,18C,18Kについても同様である。
次に、中間転写ユニットについて説明する。
中間転写ユニット17は、中間転写ベルト110やベルトクリーニング装置90などを有している。また、張架ローラ14、駆動ローラ15、二次転写バックアップローラ16、4つの一次転写バイアスローラ62Y,62M,62C,62Kなども有している。中間転写ベルト110は、張架ローラ14を含む複数のローラによってテンション張架されている。そして、図示しないベルト駆動モータによって駆動される駆動ローラ15の回転によって図中時計回りに無端移動せしめられる。
4つの一次転写バイアスローラ62Y,62M,62C,62Kは、それぞれ中間転写ベルト110の内周面側に接触するように配設され、図示しない電源から一次転写バイアスの印加を受ける。また、中間転写ベルト110をその内周面側から感光体1Y,1M,1C,1Kに向けて押圧してそれぞれ一次転写ニップを形成する。各一次転写ニップには、一次転写バイアスの影響により、感光体と一次転写バイアスローラとの間に一次転写電界が形成される。Y用の感光体1Y上に形成された上述のYトナー像は、この一次転写電界やニップ圧の影響によって中間転写ベルト110上に一次転写される。このYトナー像の上には、M、C、K用の感光体1M,1C,1K上に形成されたM、C、Kトナー像が順次重ね合わせて一次転写される。この重ね合わせの一次転写により、中間転写ベルト110上には多重トナー像たる4色重ね合わせトナー像(以下「4色トナー像」という。)が形成される。
中間転写ベルト110上に重ね合わせ転写された4色トナー像は、後述の二次転写ニップで図示しない記録シートたる転写紙に二次転写される。二次転写ニップ通過後の中間転写ベルト110の表面に残留する転写残トナーは、図中左側の駆動ローラ15との間にベルトを挟み込むベルトクリーニング装置90によってクリーニングされる。
次に、二次転写装置22について説明する。
中間転写ユニット17の図中下方には、2本の張架ローラ23によって紙搬送ベルト24を張架している二次転写装置22が配設されている。紙搬送ベルト24は、少なくとも何れか一方の張架ローラ23の回転駆動に伴って、図中反時計回りに無端移動せしめられる。2本の張架ローラ23のうち、図中右側に配設された一方のローラは、中間転写ユニット17の二次転写バックアップローラ16との間に、中間転写ベルト110及び紙搬送ベルト24を挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ユニット17の中間転写ベルト110と、二次転写装置22の紙搬送ベルト24とが接触する二次転写ニップが形成されている。そして、この一方の張架ローラ23には、トナーと逆極性の二次転写バイアスが図示しない電源によって印加される。この二次転写バイアスの印加により、二次転写ニップには中間転写ユニット17の中間転写ベルト110上の4色トナー像をベルト側からこの一方の張架ローラ23側に向けて静電移動させる二次転写電界が形成される。後述のレジストローラ対49によって中間転写ベルト110上の4色トナー像に同期するように二次転写ニップに送り込まれた転写紙には、この二次転写電界やニップ圧の影響を受けた4色トナー像が二次転写せしめられる。なお、このように一方の張架ローラ23に二次転写バイアスを印加する二次転写方式に代えて、転写紙を非接触でチャージさせるチャージャを設けてもよい。
複写機本体の下部に設けられた給紙装置200には、内部に複数の転写紙を紙束の状態で複数枚重ねて収容可能な給紙カセット44が、鉛直方向に複数重なるように配設されている。それぞれの給紙カセット44は、紙束の一番上の転写紙に給紙ローラ42を押し当てている。そして、給紙ローラ42を回転させることにより、一番上の転写紙を給紙路46に向けて送り出される。
給紙カセット44から送り出された転写紙を受け入れる給紙路46は、複数の搬送ローラ対47と、その路内の末端付近に設けられたレジストローラ対49とを有している。そして、転写紙をレジストローラ対49に向けて搬送する。レジストローラ対49に向けて搬送された転写紙は、レジストローラ対49のローラ間に挟まれる。一方、上記中間転写ユニット17において、中間転写ベルト110上に形成された4色トナー像は、ベルトの無端移動に伴って上記二次転写ニップに進入する。レジストローラ対49は、ローラ間に挟み込んだ転写紙を二次転写ニップにて4色トナー像に密着させ得るタイミングで送り出す。これにより、二次転写ニップでは、中間転写ベルト110上の4色トナー像が転写紙に密着する。そして、転写紙上に二次転写されて、白色の転写紙上でフルカラー画像となる。このようにしてフルカラー画像が形成された転写紙は、紙搬送ベルト24の無端移動に伴って二次転写ニップを出た後、紙搬送ベルト24上から定着装置25に送られる。
定着装置25は、定着ベルト26を2本のローラによって張架しながら無端移動せしめるベルトユニットと、このベルトユニットの一方のローラに向けて押圧される加圧ローラ27とを備えている。これら定着ベルト26と加圧ローラ27とは互いに当接して定着ニップを形成しており、紙搬送ベルト24から受け取った転写紙をここに挟み込む。ベルトユニットにおいける2本のローラのうち、加圧ローラ27から押圧される方のローラは、内部に図示しない熱源を有しており、これの発熱によって定着ベルト26を加圧する。加圧された定着ベルト26は、定着ニップに挟み込まれた転写紙を加熱する。この加熱やニップ圧の影響により、フルカラー画像が転写紙に定着せしめられる。
定着装置25内で定着処理が施された転写紙は、プリンタ筐体の図中左側板に突設せしめられたスタック部57上にスタックされるか、もう一方の面にもトナー像を形成するために上述の二次転写ニップに戻されるかする。
図示しない原稿のコピーがとられる際には、例えばシート原稿の束が原稿自動搬送装置400の原稿台30上セットされる。但し、その原稿が本状に閉じられている片綴じ原稿である場合には、コンタクトガラス32上にセットされる。このセットに先立ち、複写機本体に対して原稿自動搬送装置400が開かれ、スキャナ300のコンタクトガラス32が露出される。この後、閉じられた原稿自動搬送装置400によって片綴じ原稿が押さえられる。
このようにして原稿がセットされた後、図示しないコピースタートスイッチが押下されると、スキャナ300による原稿読取動作がスタートする。但し、原稿自動搬送装置400にシート原稿がセットされた場合には、この原稿読取動作に先立って、原稿自動搬送装置400がシート原稿をコンタクトガラス32まで自動移動させる。原稿読取動作では、まず、第1走行体33と第2走行体34とがともに走行を開始し、第1走行体33に設けられた光源から光が発射される。そして、原稿面からの反射光が第2走行体34内に設けられたミラーによって反射せしめられ、結像レンズ35を通過した後、読取センサ36に入射される。読取センサ36は、入射光に基づいて画像情報を構築する。
このような原稿読取動作と並行して、各プロセスカートリッジ18Y,18M,18C,18K内の各機器や、中間転写ユニット17、二次転写装置22、定着装置25がそれぞれ駆動を開始する。そして、読取センサ36によって構築された画像情報に基づいて、光書込ユニット21が駆動制御されて、各感光体1Y,1M,1C,1K上に、Y、M、C、Kトナー像が形成される。これらトナー像は、中間転写ベルト110上に重ね合わせ転写された4色トナー像となる。
また、原稿読取動作の開始とほぼ同時に、給紙装置200内では給紙動作が開始される。この給紙動作では、給紙ローラ42の1つが選択回転せしめられ、ペーパーバンク43内に多段に収容される給紙カセット44の1つから転写紙が送り出される。送り出された転写紙は、分離ローラ45で1枚ずつ分離されて反転給紙路46に進入した後、搬送ローラ対47によって二次転写ニップに向けて搬送される。このような給紙カセット44からの給紙に代えて、手差しトレイ51からの給紙が行われる場合もある。この場合、手差し給紙ローラ50が選択回転せしめられて手差しトレイ51上の転写紙を送り出した後、分離ローラ52が転写紙を1枚ずつ分離してプリンタ部100の手差し給紙路53に給紙する。
本複写機は、2色以上のトナーからなる複数色画像を形成する場合には、中間転写ベルト110をその上部張架面がほぼ水平になる姿勢で張架して、上部張架面に全ての感光体1Y,1M,1C,1Kを接触させる。これに対し、Kトナーのみからなるモノクロ画像を形成する場合には、図示しない機構により、中間転写ベルト110を図中左下に傾けるような姿勢にして、その上部張架面をY、M、C用の感光体1Y,1M,1Cから離間させる。そして、4つの感光体1Y,1M,1C,1Kのうち、K用の感光体1Kだけを図中反時計回りに回転させて、Kトナー像だけを作像する。この際、Y、M、Cについては、感光体だけでなく、現像器も駆動を停止させて、感光体や現像剤の不要な消耗を防止する。
本複写機は、複写機内の下記機器の制御を司るCPU等から構成される図示しない制御部と、液晶ディスプレイや各種キーボタン等などから構成される図示しない操作表示部とを備えている。操作者は、この操作表示部に対するキー入力操作により、制御部に対して命令を送ることで、転写紙の片面だけに画像を形成するモードである片面プリントモードについて、3つのモードの中から1つを選択することができる。この3つの片面プリントモードとは、ダイレクト排出モードと、反転排出モードと、反転デカール排出モードとからなる。
図2は、4つプロセスカートリッジ18Y,18M,18C,18Kのうちの1つが備える現像装置4及び感光体1を示す拡大構成図である。
4つのプロセスカートリッジ18Y,18M,18C,18Kは、それぞれ扱うトナーの色が異なる点の他がほぼ同様の構成になっているので、同図ではY、M、C、Kという添字を省略している。
本実施形態の現像装置4は、二成分現像剤を収容した現像容器2を備え、感光体1と対面した現像容器2の開口部に、現像剤担持体としての現像スリーブ11が感光体1と所定の間隔を開けて回転自在に設置されている。現像スリーブ11は、非磁性材料の円筒形からなり、矢印の方向に回転する感光体1に対して、対向部が同方向に移動する向きに回転する。現像スリーブ11の内側には磁界発生手段のマグネットローラが固定配置されている。マグネットローラは、5つの磁極N1,S1,N2,N3,S2を有している。現像スリーブ11上方の現像容器2の部分には現像剤規制部材としての規制ブレード10が取付けられ、この規制ブレード10は、マグネットローラの鉛直方向最上点に略位置した磁極S2の近傍に向けて、現像スリーブ11と非接触に配置されている。
現像容器2内には第1現像剤攪拌搬送手段である供給スクリュー5、第2現像剤攪拌搬送手段である回収スクリュー6、第3現像剤攪拌搬送手段である攪拌スクリュー7をそれぞれ収容する供給搬送路2a、回収搬送路2b、攪拌搬送路2cの3つの現像剤搬送路が設けられている。供給搬送路2aと攪拌搬送路2cとは、斜め上下方向に配置されている。また、回収搬送路2bは、現像スリーブ11の現像領域下流側で、攪拌搬送路2cと略水平な側方に配置されている。
現像容器2内に収容された二成分現像剤は、供給スクリュー5、回収スクリュー6、攪拌スクリュー7の撹拌、搬送により供給搬送路2a、回収搬送路2b、攪拌搬送路2cを循環搬送されながら、供給搬送路2aより現像スリーブ11に供給される。現像スリーブ11に供給された現像剤は、マグネットローラの磁極N2により現像スリーブ11上に汲み上げられる。現像スリーブ11の回転にともない、現像スリーブ11上を磁極S2から磁極N1、磁極N1から磁極S1と搬送され、現像スリーブ11と感光体1とが対向した現像領域に至る。その搬送の途上で現像剤は、規制ブレード10により磁極S2と共同して磁気的に層厚を規制され、現像スリーブ11上に現像剤の薄層が形成される。現像スリーブ11内の現像領域に位置されたマグネットローラの磁極S1は現像主極であり、現像領域に搬送された現像剤は、磁極S1によって穂立ちして感光体1の表面に接触し、感光体1の表面に形成された静電潜像を現像する。潜像を現像した現像剤は、現像スリーブ11の回転にともない現像領域を通過し、搬送極N3を経て現像容器2内に戻され、磁極N2、N3の反発磁界により現像スリーブ11から離脱し、回収スクリュー6により回収搬送路2bに回収される。
供給搬送路2aと斜め下方の回収搬送路2bとは第1仕切り部材3Aによって仕切られている。
回収搬送路2bと側方に配置される攪拌搬送路2cとは第2仕切り部材3Bによって仕切られているが、回収搬送路2bの回収スクリュー6による搬送方向下流部には、回収された現像剤を攪拌搬送路2cに供給するための現像剤供給用開口部が設けられている。図3は、回収スクリュー6による搬送方向下流部における回収搬送路2bと攪拌搬送路2cとの断面図であり、回収搬送路2bと攪拌搬送路2cとを連通する開口部2dが設けられている。
また、供給搬送路2aと斜め下方に配置される攪拌搬送路2cとは第3仕切り部材3Cにより仕切られているが、供給搬送路2aの供給スクリュー5による搬送方向上流部と下流部には、現像剤を供給するための現像剤供給用開口部が設けられている。図4は、供給スクリュー5による搬送方向上流部における現像装置4の断面図であり、第3仕切り部材3Cに攪拌搬送路2cと供給搬送路2aとを連通する開口部2eが設けられている。また、図5は、供給スクリュー5による搬送方向下流部における現像装置4の断面図であり、第3仕切り部材3Cに攪拌搬送路2cと供給搬送路2aとを連通する開口部2fが設けられている。
次に、3つの現像剤搬送路内での現像剤の循環について説明する。
図6は、現像装置4内での現像剤の流れの模式図である。図6中の各矢印は現像剤の移動方向を示している。攪拌搬送路2cから現像剤の供給を受けた供給搬送路2aでは、現像スリーブ11に現像剤を供給しながら、供給スクリュー5の搬送方向下流側に現像剤を搬送する。そして、現像スリーブ11に供給されずに供給搬送路2aの搬送方向下流部まで搬送された余剰現像剤は第3仕切り部材3Cに設けられた第1現像剤供給用開口部としての開口部2fより攪拌搬送路2cに供給される。
また、回収スクリュー6により現像スリーブ11から回収搬送路2bに回収され、供給搬送路2aの現像剤と同方向に搬送方向下流部まで搬送された回収現像剤は第2仕切り部材3Bに設けられた第2現像剤供給用開口部としての開口部2dより攪拌搬送路2cに供給される。
攪拌搬送路2cでは、攪拌スクリュー7により供給された余剰現像剤と回収現像剤とを攪拌し、回収搬送路2b及び供給搬送路2aの現像剤と逆方向に搬送する。そして、攪拌搬送路2cの搬送方向下流側に搬送された現像剤は、第3仕切り部材3Cに設けられた第3現像剤供給用開口部としての開口部2eより供給搬送路2aの搬送方向上流部に供給される。
また、攪拌搬送路2cの下方には、トナー濃度センサ(不図示)が設けられ、センサ出力により不図示のトナー補給制御装置を作動し、トナー収容部(不図示)からトナー補給を行っている。攪拌搬送路2cでは攪拌スクリュー7によって、必要に応じてトナー補給口3から補給されるトナーを、回収現像剤及び余剰現像剤と攪拌しながら搬送方向下流側へ搬送する。トナーを補給する際には攪拌スクリュー7の上流にて補給すると補給から現像までの攪拌時間を長くとれるので良い。
このように現像装置4では、供給搬送路2aと回収搬送路2bとを備え、現像剤の供給と回収とを異なる現像剤搬送路で行うので、現像済みの現像剤が供給搬送路2aに混入することがない。よって、供給搬送路2aの搬送方向下流側ほど現像スリーブ11に供給される現像剤のトナー濃度が低下することを防止することができる。また、回収搬送路2bと攪拌搬送路2cとを備え、現像剤の回収と攪拌とを異なる現像剤搬送路で行うので、現像済みの現像剤が攪拌の途中に落ちることがない。よって、十分に攪拌がなされた現像剤が供給搬送路2aに供給されるため、供給搬送路2aに供給される現像剤が攪拌不足となることを防止することができる。このように、供給搬送路2a内の現像剤のトナー濃度が低下することを防止し、供給搬送路2a内の現像剤が攪拌不足となることを防止することができるので現像時の画像濃度を一定にすることができる。
また、図4に示す供給搬送路2aの搬送方向上流部では、斜め下方に配置される攪拌搬送路2cから上方の供給搬送路2aへ現像剤を供給するものである。この現像剤の受け渡しは、攪拌スクリュー7の回転で現像剤を押し込むことにより、現像剤を盛り上がらせて開口部2eより現像剤を溢れさせて供給搬送路2aに現像剤を供給するものである。このような現像剤の移動は、現像剤に対してストレスを与えることになり、現像剤の寿命低下の一因となる。現像装置4では、供給搬送路2aを攪拌搬送路2cの斜め上方になるように配置することにより、供給搬送路2aを攪拌搬送路2cの垂直上方に設け、現像剤を持ち上げるものに比べて、上方への現像剤の移動における現像剤のストレスを軽減することができる。
また、図5に示す供給スクリュー5による搬送方向下流部では、上方に配置される供給搬送路2aから斜め下方に配置される攪拌搬送路2cへ現像剤を供給するために、供給搬送路2aと攪拌搬送路2cとを連通する開口部2fが設けられている。ここで、攪拌搬送路2cと供給搬送路2aとを仕切る第3仕切り部材3Cは、供給搬送路2aの最下点から上方に延伸しており、開口部2fは最下点よりも上方の位置に設けられている。また、図7は、供給スクリュー5による搬送方向最下流部における現像装置4の断面図である。図7に示すように、供給スクリュー5による搬送方向に関して開口部2fよりも下流部には、第3仕切り部材3Cに攪拌搬送路2cと供給搬送路2aとを連通する開口部2gが設けられている。また、開口部2gは開口部2fの最上部よりも上方に設けられている。
開口部2f,2gを有する供給搬送路2aでは、供給スクリュー5により供給搬送路2aを軸方向に開口部2fまで搬送されてきた現像剤のうち嵩が開口部2fの最下部の高さに達するものは、開口部2fを介して下方の攪拌搬送路2cへこぼれ落ちる。一方、開口部2fの最下部の高さに達しない現像剤は、供給スクリュー5によりさらに下流側へ搬送されながら現像スリーブ11に供給される。そこで、供給搬送路2a内の開口部2fよりも下流側では、現像剤の嵩は開口部2fの最下部よりも徐々に低くなっていく。供給搬送路2aの最下流部は行き止まりとなっているため最下流部で現像剤の嵩が高くなることもあるが、ある程度の高さになると供給スクリュー5に逆らって現像剤が押し戻されて開口部2fまで戻り、開口部2fの最下部の高さに達するものは開口部2fを介して下方の攪拌搬送路2cへこぼれ落ちる。これらにより、供給搬送路2aの開口部2fよりも下流側では、現像剤の嵩は増え続けることはなく、開口部2fの最下部近傍である勾配を持った平衡状態となる。開口部2gを、開口部2fの最上部より高い位置、すなわち、この平衡状態よりも高い位置に設けることで、開口部2fが現像剤で塞がれて通気が不十分となる虞は少なく、攪拌搬送路2cと供給搬送路2aとで十分な通気を確保することができる。すなわち、開口部2gは、供給搬送路2aと攪拌搬送路2cとの間の現像剤供給用開口部としての機能ではなく、供給搬送路2aと攪拌搬送路2cとの間で十分な通気を確保するための通気用開口部としての機能を果たすものである。このような通気用の開口部2gを設けることで、下方に配置される攪拌搬送路2cおよび攪拌搬送路2cと連通する回収搬送路2bで内圧が上昇しても、空気を通過させるフィルタを設けた上方の供給搬送路2aと十分な通気を確保することができ、現像装置4全体の内圧上昇を抑制することができる。
次に、本発明の特徴部分である規制ブレード10について説明する。
なお、いずれの色の現像装置でも同じ規制ブレードを用いるので、以下の説明では、色分け符号Y、C、M、Kを省略して説明する。
図8は、本実施形態における規制ブレード10の概略構成を、現像スリーブ11の回転軸方向に対して直交する方向に切断した断面図で示した図である。
本実施形態の規制ブレード10は、ブレード本体である非磁性板10aに対し、現像スリーブ表面移動方向上流側に磁性板10bを対向配置された構成となっている。この規制ブレード10においては、磁性板10bの一端面(図中下面)である磁性板端面と非磁性板10aの一端面(図中下面)である非磁性板端面とで、規制端面が形成される。
非磁性板10aには、例えば、2mm程度の板厚をもったSUS304製の板状部材を用いることができる。磁性板10bは、例えば、0.3mm程度の板厚をもったSUS430製の板状部材を用いることができる。磁性板10bは、非磁性体に作られた半抜き形状のカシメ部10cをカシメることで、非磁性板10aに締結されている。非磁性板10aは、ネジ10dによって現像容器2に取り付けられている。
非磁性板10aは、プレス加工により外形抜きして形成することができる。このとき、バリが発生する面(以下「バリ面」という。)と、外形抜きにより角がダレる側の面(以下「ダレ面」という。)とが生じる。本実施形態では、非磁性板10aのダレ面側に磁性板10bを固定している。この場合、研磨処理を行っても、規制ブレード10の規制端面には、非磁性板10aのダレによる溝が存在し、その溝に現像剤中のトナーやその他の異物が堆積していき、これが成長する場合がある。しかしながら、本実施形態では、磁性板10bの端面が非磁性板10aの端面よりも突出するように構成されていることから、成長した堆積物の悪影響は少ない。一方で、非磁性板10aのバリ面側に磁性板10bを固定してもよい。
磁性板10bも、非磁性板10aと同様、プレス加工により外形抜きして形成することができる。この場合、磁性板端面の現像スリーブ表面移動方向下流端Bを、バリ面端部とするか、ダレ面端部とするかは、いずれでもよい。
本実施形態において、規制ブレード10の磁性板10bの端面は非磁性板10aの端面よりも現像スリーブ11の表面側へ突出している。その突出量は、例えば、0.2[mm]以上0.5[mm]以下の範囲内であるのが好ましい。この突出量が0.5[mm]を超えると、磁性板10bの現像スリーブ表面移動方向下流側に配置された非磁性板10aによる磁気ブラシのばたつき抑制効果が十分に得られず、トナー飛散が悪化しやすい。一方、この突出量が0.2[mm]よりも短いと、非磁性板10aと現像スリーブ11との間隔が規制ブレード10により規制される現像剤量に影響を与えやすくなり、非磁性板10aと現像スリーブ11との間隔についても高精度な管理が要求されるようになる。
現像スリーブ11の表面に担持されて現像スリーブの表面移動に伴って搬送される現像剤は、磁性板10bと現像スリーブ11との対向領域近傍で、マグネットローラによる磁界によって穂立ちし、磁気ブラシを形成する。規制ブレード10によって例えば0.35[mg/cm]程度の現像剤量に規制する場合、磁性板10bと現像スリーブ11との間隔は、磁性部材を用いた従来の規制ブレードと同程度の間隔に設定される。
図9は、本実施形態における規制ブレード10と現像スリーブ11との対向領域の拡大図である。
本実施形態において、磁性板10bの磁性板端面(図中下面)のうち、現像スリーブ表面移動方向下流端が現像スリーブ11の表面に最も近接している最近接地点Bである。よって、本実施形態における規制ブレード10による現像剤量の規制は、磁性板端面のうちの現像スリーブ表面移動方向下流端Bを現像剤が通過する時に完了する。
ここで、図9において、この最近接地点Bを通るように現像スリーブ11の表面についての法線Cを引いたとき、この法線Cが通る現像スリーブ11の表面上の地点をB’としている。この地点B’において現像スリーブ11の表面についての接線が符号Dで示されている。そして、この接線Dに平行でかつ最近接地点Bを通る仮想線D’を引いたとき、この仮想線D’と磁性板10bの磁性板端面とのなす角度θ1は、0°よりも大きい角度(図9において仮想線D’から反時計回り方向への角度をプラスとする。)となるが、本実施形態では0°に近い角度となっている。この角度θ1を0°に近付けるほど、磁性板10bの磁性板端面において、現像スリーブ表面移動方向上流側から最近接地点Bである下流端に向かって、磁力の変化がなだらかになる。したがって、磁性板端面の現像スリーブ表面移動方向上流から下流へ現像剤が移動する間、磁気ブラシが適正に維持され、現像剤量の安定した規制が実現できる。
また、本実施形態においては、この仮想線D’と磁性板10bの現像スリーブ表面移動方向下流側の板面(非磁性板10aと対向する板面)とのなす角度θ2は、なるべく大きな角度、具体的には90°程度の角度であるのが望ましい。この角度θ2が大きいほど、最近接地点Bの現像スリーブ表面移動方向下流側で磁界が急激に小さくなる。これにより、最近接地点Bまで磁性板端面に吸着していた磁気ブラシの先端が、最近接地点Bで安定して磁性板端面から離れることができる。
本実施形態では、磁性板10bの磁性板端面(図中下面)を現像剤が通過する際、マグネットローラの磁界によって現像剤が穂立ちして形成される磁気ブラシの先端が磁性板端面から離れることなく、現像スリーブ表面移動方向下流端である最近接地点Bまで搬送される。そして、その磁気ブラシの先端が最近接地点Bに到達すると、その磁気ブラシの先端が磁性板端面から離れると同時に、現像剤量の規制が完了する。このような現象が時間を空けることなく連続的に生じる結果、現像領域へ搬送される現像スリーブ表面上の単位面積当たりの現像剤量はほぼ均一になる。しかも、現像剤中の磁性キャリアの劣化が進行して磁性キャリアが過剰に磁化しやすい状態になっていても、この現象は維持されるので、磁性キャリアの劣化が進行していない初期時はもとより、磁性キャリアの劣化が進行した経時においても、現像領域へ搬送される現像スリーブ表面上の単位面積当たりの現像剤量はほぼ均一に維持される。
次に、上述した実施形態における規制ブレード10を用いた場合の効果確認のために行った効果確認試験について説明する。
実施例は、オンデマンド印刷機であるRICOH製ProC751EXの現像装置に、上述した実施形態における規制ブレード10の構成を採用したものであり、比較例は、図11に示すような規制ブレード10’を用いた構成である。比較例は、実施例と同じ現像装置の現像容器2における非磁性板10aの取り付け箇所を切削し、実施例と同じ規制ブレード10を用いて、その磁性板10bの磁性板端面の現像スリーブ表面移動方向上流端Aが現像スリーブ表面に最も近接するように構成したものである。具体的には、比較例は、図12に示すように、仮想線D’と磁性板10bの磁性板端面とのなす角度θ1’は、0°よりも小さい角度(図9において仮想線D’から反時計回り方向への角度をプラスとする。)であり、およそ−15°に設定されている。現像剤は、どちらも、RICOH製ProC751EXのシアン現像剤を使用した。
本効果確認試験では、トナー濃度がそれぞれ4[wt%]、7[wt%]、10[wt%]に調整した現像剤を用いて、現像領域へ搬送される現像剤量のトナー濃度依存性について確認した。その結果は、図10に示すとおりである。この結果からわかるように、トナー濃度の変化に応じて現像領域へ搬送される現像剤量の変動量は、比較例の構成と比べて、実施例の構成の方が少ない。
比較例においては、磁性板端面の現像スリーブ表面移動方向上流端Aが最も現像スリーブ表面に近接しており、現像スリーブ表面移動方向下流に向かって徐々に広くなる構成となっている。この構成においては、磁性板端面の現像スリーブ表面移動方向上流端Aを通過した時点で、現像剤量の規制は完了する。磁性キャリアの劣化が進行していない初期時においては、磁性キャリアが適正に磁化するので、図14に示すように、磁気ブラシの先端は上記地点Aで磁性板から離れる。したがって、初期時においては、現像剤量の規制完了とほぼ同時に、その磁気ブラシの先端が磁性板端面から離れ、現像スリーブの表面上に担持された状態で現像領域に向けて搬送される。このとき、磁気ブラシの先端が磁性板端面から離れる現象は時間を空けることなく連続的に生じるため、現像領域へ搬送される現像スリーブ表面上の単位面積当たりの現像剤量をほぼ均一になる。
しかしながら、磁性キャリアの劣化が進行した経時においては、磁性キャリアのコート層が剥がれて磁性キャリアが過剰に磁化しやすい状態になっている。そのため、磁気ブラシの先端は、上記地点Aでは磁性板端面から離れず、磁性板端面に吸着したままとなる。そして、その磁気ブラシは、表面移動する現像スリーブ11に引っ張られ、また、後から地点Aを通過してくる現像剤に押されるなどして、先端が磁性板に吸着したまま、現像スリーブ表面移動方向下流側へ移動する。そして、その磁気ブラシの先端は、図15に示すように、図中符号Bで示す地点、すなわち、磁性板端面のうちの現像スリーブ表面移動方向下流端に到達したときに、磁性板端面から離れる。このとき、磁気ブラシの先端が地点Bで磁性板端面から離れると、これによる磁界の急激な変化や衝撃、現像剤の劣化によって凝集力の高まりなどの影響で、その現像スリーブ表面移動方向上流側で磁性板端面に吸着していた磁気ブラシも、一緒に磁性板端面から離れることになる。これにより、磁性板端面の全域にわたって吸着していた磁気ブラシが一度に磁性板端面から離れる。その結果、一度に磁性板端面から離れた現像剤の塊が、現像スリーブの表面上に担持され、その状態のまま現像領域に向けて搬送される。このような現象が繰り返されることで形成される現像剤の塊は、おおよそ、磁性板端面における現像スリーブ表面移動方向長さに対応した間隔で、現像スリーブ表面上に担持され、現像領域へ送り込まれることになる。その結果、磁性板端面における現像スリーブ表面移動方向長さに相当する周期をもった画像濃度ムラが生じる。
これに対し、実施例の構成によれば、磁性板端面の現像スリーブ表面移動方向下流端Bが最も現像スリーブ表面に近接しており、現像スリーブ表面移動方向上流に向かって徐々に広くなる構成となっている。この構成においては、磁性板端面の現像スリーブ表面移動方向下流端Bを通過した時点で、現像剤量の規制は完了する。これは、磁性キャリアの劣化が進行していない初期時においても、磁性キャリアの劣化が進行した経時においても、同じである。したがって、初期時も、経時も、現像剤量の規制完了とほぼ同時に、その磁気ブラシの先端が磁性板端面から離れ、現像スリーブの表面上に担持された状態で現像領域に向けて搬送される。このとき、磁気ブラシの先端が磁性板端面から離れる現象は時間を空けることなく連続的に生じるため、現像領域へ搬送される現像スリーブ表面上の単位面積当たりの現像剤量をほぼ均一になる。
ここで、磁性キャリアの劣化が進行した経時においては、現像剤の劣化によって凝集力が高まっているので、磁気ブラシの先端が磁性板端面の現像スリーブ表面移動方向下流端Bで離れる際に、その現像スリーブ表面移動方向上流側で磁性板端面に吸着している磁気ブラシも一緒に磁性板端面から離れることもあり得る。しかしながら、本実施例の構成は、磁性板端面が現像スリーブ表面移動方向下流に向かって徐々に狭くなる構成となっている。そのため、仮に磁気ブラシの先端が磁性板端面下流端Bで離れたときに、その上流側の磁気ブラシの先端が一緒に磁性板端面から離れたとしても、当該上流側の磁気ブラシが下流側へ搬送されることで、その先端は直ぐに磁性板端面に接触し、再び吸着状態に戻る。よって、現像剤の劣化によって凝集力が高まっている経時であっても、比較例のような現像剤の塊が現像スリーブ表面上に担持されることはなく、画像濃度ムラは生じない。
なお、上述した説明では、現像剤担持体が、その表面が移動することにより現像剤を搬送する構成であったが、現像剤担持体の表面が移動せずに現像剤担持体内部の磁界によって現像剤担持体表面上を現像剤が移動する構成であってもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
磁性板10bと、該磁性板の現像剤担持体による現像剤搬送移動方向下流側に配置される非磁性板10aとから構成され、該非磁性板の端面よりも現像剤担持体表面側に該磁性板の端面が突出した規制ブレード10等の現像剤規制部材において、上記磁性板の端面のうち、その現像剤搬送方向下流端が上記現像剤担持体の表面に最も近接していることを特徴とする。
これによれば、磁性キャリアの劣化が進行した経時においても、磁気ブラシの先端が磁性板10bから離れる地点が磁性板端面の現像剤搬送方向下流端Bで安定する。その結果、現像剤量の規制の完了とほぼ同時に磁気ブラシの先端が磁性板端面から離れる現象が時間を空けることなく連続的に生じ、現像領域へ搬送される現像剤担持体表面上の単位面積当たりの現像剤量はほぼ均一になる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、上記磁性板の端面における上記非磁性板の端面からの突出量が、0.2[mm]以上0.5[mm]以下の範囲内であることを特徴とする。
これによれば、磁性板10bの現像剤搬送方向下流側に配置された非磁性板10aによる磁気ブラシのばたつき抑制効果が十分に得られ、トナー飛散を抑制できる。また、非磁性板10aと現像剤担持体との間隔が現像剤規制部材により規制される現像剤量に与える影響が小さくなり、非磁性板10aと現像剤担持体との間隔についての高精度な管理が不要となる。
(態様C)
上記態様A又はBにおいて、上記磁性板10bは、上記非磁性板10aよりも薄く、かつ、該磁性板10bの厚みが0.2[mm]以上0.5[mm]以下の範囲内であることを特徴とする
磁性板10bの厚みが厚すぎると、磁気ブラシを一箇所にあつめる効果が小さくなり、現像剤規制部材と現像剤担持体との間隔の変化に対する現像剤規制量の変動は大きくなり、現像剤規制部材と現像剤担持体との間隔の管理が難しくなる。本態様によれば、現像剤規制部材と現像剤担持体との間隔の変化に対する現像剤規制量の変動が小さいので、現像剤規制部材と現像剤担持体との間隔の管理が比較的容易になり、現像剤規制量の安定化を図ることができる。
(態様D)
表面に現像剤を担持して搬送する現像スリーブ11等の現像剤担持体と、上記現像剤担持体の表面に対向配置され、該現像剤担持体の表面との間を現像剤が通過することで、現像領域へ搬送する現像剤量を規制する現像剤規制部材とを備えた現像装置4において、上記現像剤規制部材として、上記態様A〜Cのいずれかの態様に係る現像剤規制部材を用いたことを特徴とする。
これによれば、現像領域へ搬送される現像剤担持体表面上の単位面積当たりの現像剤量が経時においてもほぼ均一に維持できるので、安定した現像性を初期から経時にわたって得ることができる。
(態様E)
表面に潜像を担持して表面移動する感光体1等の潜像担持体と、該潜像担持体と対向する現像領域で該潜像担持体上の潜像に対して現像剤を供給して該潜像を現像する現像手段とを備え、該現像手段により現像されて得られる画像を最終的に記録材上に転移させて該記録材上に画像を形成する画像形成装置において、上記現像手段として、上記態様Dに係る現像装置を用いたことを特徴とする。
これによれば、初期から経時にわたってボソツキ感の少ない高品質な画像を形成することができる。
1 感光体
2 現像容器
4 現像装置
10 規制ブレード
10a 磁性板
10b 非磁性板
11 現像スリーブ
18 プロセスカートリッジ
20 画像形成ユニット
21 光書込ユニット
22 二次転写装置
62 一次転写バイアスローラ
100 プリンタ部
110 中間転写ベルト
200 給紙装置
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置
特開2004−191529号公報 特開2007−86312号公報

Claims (5)

  1. 磁性板と、該磁性板の現像剤担持体による現像剤搬送移動方向下流側に配置される非磁性板とから構成され、該非磁性板の端面よりも現像剤担持体表面側に該磁性板の端面が突出した現像剤規制部材において、
    上記磁性板の端面のうち、その現像剤搬送方向下流端が上記現像剤担持体の表面に最も近接していることを特徴とする現像剤規制部材。
  2. 請求項1の現像剤規制部材において、
    上記磁性板の端面における上記非磁性板の端面からの突出量が、0.2[mm]以上0.5[mm]以下の範囲内であることを特徴とする現像剤規制部材。
  3. 請求項1又は2の現像剤規制部材において、
    上記磁性板は、上記非磁性板よりも薄く、かつ、該磁性板の厚みが0.2[mm]以上0.5[mm]以下の範囲内であることを特徴とする現像剤規制部材。
  4. 表面に現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、
    上記現像剤担持体の表面に対向配置され、該現像剤担持体の表面との間を現像剤が通過することで、現像領域へ搬送する現像剤量を規制する現像剤規制部材とを備えた現像装置において、
    上記現像剤規制部材として、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現像剤規制部材を用いたことを特徴とする現像装置。
  5. 表面に潜像を担持して表面移動する潜像担持体と、
    該潜像担持体と対向する現像領域で該潜像担持体上の潜像に対して現像剤を供給して該潜像を現像する現像手段とを備え、
    該現像手段により現像されて得られる画像を最終的に記録材上に転移させて該記録材上に画像を形成する画像形成装置において、
    上記現像手段として、請求項4の現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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