JP6986644B1 - 決済処理方法 - Google Patents

決済処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6986644B1
JP6986644B1 JP2021019782A JP2021019782A JP6986644B1 JP 6986644 B1 JP6986644 B1 JP 6986644B1 JP 2021019782 A JP2021019782 A JP 2021019782A JP 2021019782 A JP2021019782 A JP 2021019782A JP 6986644 B1 JP6986644 B1 JP 6986644B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
privilege
payment
information
store
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021019782A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022122507A (ja
Inventor
徹 清水
英樹 峯
昌弘 兼重
創 竹内
陽太郎 小林
圭秀 青木
俊 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2021019782A priority Critical patent/JP6986644B1/ja
Priority to JP2021192623A priority patent/JP7117441B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6986644B1 publication Critical patent/JP6986644B1/ja
Publication of JP2022122507A publication Critical patent/JP2022122507A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】特定のユーザが特定の店舗で決済を行った場合に即時に特典を付与する。【解決手段】決済処理装置1は、第三者端末4から受け付けたユーザIDと、店舗IDと、特典情報とを関連付けて記憶部12に記憶する。決済処理装置1は、ユーザ端末2が表示した決済用コードを読み取った店舗において使用される店舗端末3から、当該決済用コードに対応する決済用トークンと、店舗IDと、決済情報を受信する決済用情報受信部134と、受信した決済用トークンが記憶部12に記憶されている場合、決済を行うとともに、当該決済用トークンに関連付けられて記憶されているユーザIDと、受信した店舗IDとに関連付けられて特典情報が記憶部12に記憶されていることを条件として、当該特典情報が示す特典を前記ユーザに付与する決済処理部135とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、決済処理方法に関する。
QRコード(登録商標)等の二次元バーコードを用いたコード決済が普及している(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。コード決済は、店舗側が表示した二次元バーコードをユーザ端末により読み取るか、ユーザ端末が表示した二次元バーコードを店舗側が読み取ることにより決済が行われる。
特許6528160号公報 特許6473539号公報
ユーザが属する組織において、ユーザに対して、特定の店舗での決済時に割引等の特典が与えられる権利が付されることがある。しかしながら、特定の店舗においてユーザがコード決済により決済を行った場合に、即時に特典が付される方法がないという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、特定のユーザが特定の店舗で決済を行った場合に即時に特典を付与することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る決済処理方法は、コンピュータが実行する、ユーザ端末のユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記ユーザが商品又はサービスを購入することにより特典を付与する店舗を識別するための店舗識別情報と、前記特典の内容を示す特典情報とを前記ユーザ及び前記店舗とは異なる第三者から受け付け、前記ユーザ識別情報と、前記店舗識別情報と、前記特典情報とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、前記ユーザ端末から、前記ユーザ識別情報と、前記ユーザが決済するための決済用コードの発行要求とを受信するステップと、前記決済用コードの発行要求を受信すると、前記決済用コードを生成するための決済用トークンを生成するステップと、前記ユーザ識別情報と、前記決済用トークンとを関連付けて前記記憶部に記憶させるステップと、前記決済用トークンを前記ユーザ端末に送信するステップと、前記決済用トークンに基づいて前記ユーザ端末が表示した前記決済用コードを読み取った前記店舗において使用される店舗端末から、前記決済用トークンと、前記店舗識別情報と、前記ユーザの前記店舗における決済に対応する決済情報とを受信するステップと、受信した前記決済用トークンが前記記憶部に記憶されている場合、決済を行うとともに、当該決済用トークンに関連付けられて記憶されている前記ユーザ識別情報と、受信した前記店舗識別情報とに関連付けられて前記特典情報が前記記憶部に記憶されていることを条件として、当該特典情報が示す特典を前記ユーザに付与するステップと、を有する。
本発明の第2の態様に係る決済処理方法は、コンピュータが実行する、ユーザ端末のユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記ユーザが商品又はサービスを購入することにより特典を付与する店舗を識別するための店舗識別情報と、前記特典の内容を示す特典情報とを前記ユーザ及び前記店舗とは異なる第三者から受け付け、前記ユーザ識別情報と、前記店舗識別情報と、前記特典情報とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、商品又はサービスの購入に関する決済を行うための決済用コードを示す決済用トークンを前記記憶部に記憶させるステップと、前記決済用コードを読み取った前記ユーザ端末から、当該決済用コードに対応する前記決済用トークンと、前記ユーザ識別情報と、前記店舗識別情報を含み前記ユーザの決済に対応する決済情報とを受信するステップと、受信した前記決済用トークンが前記記憶部に記憶されている場合、決済を行うとともに、受信した前記ユーザ識別情報と、受信した決済情報に含まれる前記店舗識別情報とに関連付けられて前記特典情報が前記記憶部に記憶されていることを条件として、当該特典情報が示す特典を前記ユーザに付与するステップと、を有する。
本発明によれば、特定のユーザが特定の店舗で決済を行った場合に即時に特典を付与することができるという効果を奏する。
決済システムの概要を示す図である。 決済処理装置の機能構成を示す図である。 クーポン情報の一例を示す図である。 ユーザ端末の機能構成を示す図である。 店舗端末の機能構成を示す図である。 決済システムの動作シーケンス図である。 図6に続く動作シーケンス図である。 決済処理装置がユーザ端末から決済用トークンを受信することにより決済を行う場合の決済システムの概要を示す図である。
[決済システムSの概要]
図1は、決済システムSの概要を示す図である。決済システムSは、ユーザが店舗において商品又はサービスを購入する場合に、ユーザが所持するユーザ端末からの要求に応じて決済用コードをユーザ端末に表示させ、店舗側で決済用コードが読み込まれたことに応じて決済を行うシステムである。決済用コードは、店舗での精算に用いられる店舗側の端末において読み取れるテキスト又は画像であり、決済時に用いられるコードである。
決済システムSは、決済処理装置1と、ユーザ端末2と、店舗端末3と、第三者端末4とを備える。決済処理装置1は、購入金額の決済を行うサーバである。ユーザ端末2は、ユーザが使用する情報端末であり、例えばスマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータである。店舗端末3は、例えばPOS端末である。第三者端末4は、ユーザ端末2のユーザ及び店舗の事業者(店舗事業者と資本関係を有する親子会社含む)とは異なる第三者が使用する情報端末であり、例えばスマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータである。第三者は、例えば、ユーザ端末2のユーザを雇用する雇用主、又はユーザが居住する地域の自治体あるいは国家、中央政府又はユーザが加入する保険会社、その他各種特典、支援、補助を会員であるユーザに一定条件のもと提供する組織、等である。第三者は、特典の付与が特定の商品又はサービスの購入に限定されている場合、当該商品又はサービスの提供者、販売者、製造者と異なっていてもよい。
以下、図1を参照しながら、決済が完了するまでの流れを説明する。
第三者は、ユーザが店舗において利用可能な特典を示す特典情報を決済処理装置1に登録するために、第三者端末4を操作し、第三者を識別するための第三者IDと、店舗を識別するための店舗IDと、ユーザ端末2のユーザを識別するためのユーザIDと、特典を示す特典情報とを決済処理装置1に送信する(図1における(1))。ユーザIDは、例えば、決済処理装置1に係るサービスを提供する所定事業者がユーザに付与するIDである。第三者ID及び店舗IDは、例えば、所定事業者が第三者及び店舗に付与するIDである。決済処理装置1は、第三者端末4から受信した第三者IDと、店舗IDと、ユーザIDと、特典情報とを関連付けて記憶する(図1における(2))。
ユーザは、店舗において商品やサービスの購入を行う。ユーザは、店舗において会計を行う場合に、決済用のアプリケーションソフトウェアを起動する。ユーザは、アプリケーションソフトウェアにおいて、決済用コードをユーザ端末2に表示させるための操作を行う。ユーザ端末2は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報としてのユーザIDと、決済用コードの発行要求とを決済処理装置1に送信する(図1における(3))。
決済処理装置1は、ユーザ端末2から、決済用コードの発行要求を受信すると、決済用トークンを生成する(図1における(4))。決済用トークンは、ユーザが店舗で提示する決済用コードをユーザ端末2が生成する際に用いるデータ列である。決済処理装置1は、生成した決済用トークンと、受信したユーザIDとを関連付けて記憶する(図1における(5))。
決済処理装置1は、生成した決済用トークンをユーザ端末2に送信する(図1における(6))。決済処理装置1は、決済用トークンを暗号化した後に、暗号化した決済用トークンをユーザ端末2に送信してもよい。
ユーザ端末2は、受信した決済用トークンに基づいて決済用コードを生成して表示させる(図1における(7))。
ユーザは、店舗のレジで商品の購入代金を精算する際に決済用コードを提示する。そして、例えば店員の操作により、店舗端末3が、ユーザ端末2に表示された決済用コードを読み取る(図1における(8))。
店舗端末3は、ユーザの店舗における商品又はサービスの購入に関する決済情報を生成する。決済情報には、例えばユーザの商品購入に係る決済金額が含まれている。店舗端末3は、生成した決済情報と、店舗IDと、読み取った決済用コードが示す決済用トークンとを含む決済要求を決済処理装置1に送信する(図1における(9))。
決済処理装置1は、店舗端末3から決済要求を受信すると、受信した決済要求に含まれる決済用トークンが、ユーザ端末2に送信した決済用トークンと一致するか否かを判定する。決済処理装置1は、2つの決済用トークンが一致すると判定した場合に、決済要求と、ユーザIDとに基づく決済処理を行うとともに、決済用トークンに関連付けられて記憶されているユーザIDと、受信した店舗IDとに関連付けられて特典情報が記憶されていることを条件として、当該特典情報が示す特典をユーザに付与する(図1における(10))。
決済システムSが以上のように動作することで、第三者が特典を付与することを決定した特定のユーザが、第三者が指定した特定の店舗で決済を行った場合に即時に特典を付与することができる。
以下、決済処理装置1、ユーザ端末2及び店舗端末3の構成の詳細を説明する。
[決済処理装置1の機能構成]
図2は、決済処理装置1の機能構成を示す図である。決済処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、インターネット等のネットワークを介してユーザ端末2及び店舗端末3とデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部12は、各種のデータを記憶する記憶媒体であり、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びハードディスク等を有する。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶する。記憶部12は、制御部13を、登録部131、要求受信部132、トークン送信部133、決済用情報受信部134、及び決済処理部135として機能させる決済用プログラムを記憶する。
また、記憶部12は、特典を管理するための特典管理情報を記憶する。図3は、特典管理情報の一例を示す図である。図3に示すように、特典管理情報は、第三者IDと、店舗IDと、ユーザIDと、特典を識別するための特典IDと、特典を示す特典情報と、特典付与条件と、特典総額と、付与総額とを少なくとも関連付けた特典管理情報を記憶する。
特典情報には、特典内容と、特典の説明文とが含まれている。特典付与条件は、例えば、特典の有効期限を超えないことであるが、これに限らない。特典付与条件には、決済時の金額が所定額以上であること等の、他の条件が含まれていてもよい。また、特典総額は、第三者が提供可能な特典に対応する金銭価値の総額を示す情報であり、例えば、ユーザに付与された特典であるポイントの合計、割引額の合計、ポイント及び割引額の合計である。付与総額は、ユーザに付与された一以上の特典に対応する金銭価値の総額を示す情報である。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶された決済用プログラムを実行することにより、登録部131、要求受信部132、トークン送信部133、決済用情報受信部134、及び決済処理部135として機能する。制御部13の各部の動作の詳細については後述する。
[ユーザ端末2の機能構成]
図4は、ユーザ端末2の機能構成を示す図である。ユーザ端末2は、操作部21と、通信部22と、表示部23と、記憶部24と、制御部25とを有する。制御部25は、操作受付部251と、要求送信部252と、コード生成部253と、表示制御部254とを有する。
操作部21は、ユーザの操作を受け付ける操作デバイスであり、例えば表示部23の表面に設けられたタッチパネルである。操作部21は、ユーザがタッチした位置を示す信号を操作受付部251に通知する。
通信部22は、例えば携帯電話網の基地局との間でデータを送受信するための無線通信インターフェースである。通信部22は、決済処理装置1から受信した決済用トークン等をコード生成部253に入力する。また、通信部22は、決済処理装置1から受信する、ユーザが特典を使用可能な店舗に対応する店舗情報と、特典情報とを表示制御部254に入力する。店舗情報は例えば店舗名である。
表示部23は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示部23は、コード生成部253の制御に基づいて、決済用コードを表示する。
記憶部24は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部24は、制御部25が実行するプログラムを記憶している。記憶部24は、制御部25を、操作受付部251、要求送信部252、コード生成部253及び表示制御部254として機能させるプログラムを記憶する。また、記憶部24は、決済処理装置1から受信した決済用トークン、及び決済用トークンに基づいて生成された決済用コード等を記憶する。
制御部25は、例えばCPUであり、記憶部24に記憶されたプログラムを実行することにより、操作受付部251、要求送信部252、コード生成部253及び表示制御部254として機能する。
操作受付部251は、操作部21から入力された信号に基づいて、ユーザの操作内容を特定する。操作受付部251は、特定した操作内容が、決済用コードをユーザ端末2に表示させるための操作である場合に、操作内容を要求送信部252に通知する。要求送信部252は、通信部22を介して、ユーザIDと、決済用コードの発行要求とを決済処理装置1に送信する。
コード生成部253は、決済処理装置1から決済用トークンが送信されると、決済用トークンに基づく決済用コードを生成する。コード生成部253は、例えば、予め定められた規則に基づいて決済用コードを生成する。コード生成部253は、生成した決済用コードを表示部23に表示させる。
表示制御部254は、決済処理装置1からユーザが特典を使用可能な店舗に対応する店舗情報と、特典情報とを受信すると、当該店舗情報と、特典情報とを関連付けて表示部23に表示させる。表示制御部254は、決済処理装置1から決済が完了したことを示す決済完了情報を受信すると、当該決済完了情報を表示部23の同一の画面上に表示させる。
[店舗端末3の機能構成]
図5は、店舗端末3の機能構成を示す図である。店舗端末3は、操作部31と、読取部32と、通信部33と、表示部34と、記憶部35と、制御部36とを有する。
操作部31は、ユーザの操作を受け付ける操作デバイスであり、例えばユーザが購入する商品を選択するためのボタンや、表示部34の表面に設けられたタッチパネルである。
読取部32は、例えば、バーコードリーダ及びカメラであり、ユーザが購入する商品に付されているバーコードや、ユーザ端末2が表示した決済用コードを読み取る。読取部32は、読み取ったバーコード及び決済用コードが示す情報を制御部36に出力する。
通信部33は、例えば決済処理装置1との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。通信部33は、制御部36の制御に応じて、決済用トークン、決済情報を含む決済要求を決済処理装置1に送信する。
表示部34は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示部34は、例えば、決済金額を表示する。
記憶部35は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部35は、制御部36が実行するプログラムを記憶している。記憶部35は、制御部36を、決済用情報生成部361、トークン取得部362、及び決済用情報送信部363として機能させるプログラムを記憶する。また、記憶部35は、商品IDと、商品の価格とを関連付けた商品DBを記憶する。
制御部36は、例えばCPUであり、記憶部35に記憶されたプログラムを実行することにより、決済用情報生成部361、トークン取得部362、及び決済用情報送信部363として機能する。
決済用情報生成部361は、決済対象の一以上の商品を特定し、決済情報を生成する。具体的には、決済用情報生成部361は、操作部31において店員が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを取得することにより、取得した商品IDの商品を決済対象の商品と特定する。決済用情報生成部361は、記憶部35に記憶されている商品DBを参照し、取得した商品IDに関連付けられている商品の価格を特定する。決済用情報生成部361は、操作部31において店員が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを一以上取得し、当該商品IDから特定した商品の価格を集計する。決済用情報生成部361は、操作部31において精算操作を受け付けると、集計した商品の価格を決済金額に決定する。
決済用情報生成部361は、決定した決済金額と、読み取った商品IDと、店舗を識別するための店舗IDと、決済時刻としての現在時刻を示す決済時刻情報とを含む決済情報を生成する。ここで、決済時刻情報は、現在時刻に限らず、例えば、決済用コードが読み取られた時刻を示す時刻情報であってもよい。
トークン取得部362は、読取部32が、ユーザ端末2に表示された決済用コードを読み取ることにより、決済用コードから抽出した情報を、決済用トークンとして取得する。
決済用情報送信部363は、決済用情報生成部361が決済情報を生成し、トークン取得部362が決済用トークンを取得すると、通信部33を介して、決済用トークンと、決済情報とを含む決済要求を決済処理装置1に送信する。
[制御部13の各部の動作]
続いて、制御部13の各部の動作について説明する。
登録部131は、第三者が使用する第三者端末4からユーザIDと、店舗IDと、特典情報とを受け付ける。登録部131は、受け付けたユーザIDと、店舗IDと、特典情報とを関連付けて記憶部12に記憶させる。
登録部131は、まず、第三者端末4から、認証情報としての、第三者IDと、パスワードとを受け付けることにより第三者の認証を行う。記憶部12には、予め第三者IDとパスワードとが関連付けて記憶されており、登録部131は、第三者端末4から受け付けた第三者IDとパスワードとが関連付けて記憶部12に記憶されている場合、第三者の認証に成功したと判定する。登録部131は、認証に成功したと判定すると、第三者端末4から、ユーザIDと、店舗IDと、特典情報と、特典付与条件と、特典総額とを受け付ける。登録部131は、特典情報を受け付けると、特典情報に対応する特典IDを生成する。登録部131は、ユーザIDと、店舗IDと、特典IDと、特典情報と、特典付与条件と、特典総額とを関連付けて特典管理情報として記憶部12に記憶させる。
登録部131は、複数の店舗のそれぞれに対応して特典情報を受け付けてもよい。例えば、登録部131は、1つのユーザIDと、複数の店舗IDと、複数の店舗IDそれぞれが示す店舗に対応する特典情報とを受け付けることにより、一人のユーザに対して、複数の店舗ごとに異なる特典情報を受け付けてもよい。
また、登録部131は、第三者端末4から、複数のユーザのそれぞれに対して、個別に特典情報を受け付けてもよいし、複数のユーザに対して共通の特典情報を受け付けてもよい。また、登録部131は、第三者端末4から、ユーザに関連付けられている特典情報の更新及び特典総額の更新を受け付けてもよい。例えば、登録部131は、第三者がユーザの雇用主である場合に、勤続年数に応じた特典情報の更新を受け付けてもよい。
また、登録部131は、第三者とユーザとの関係を有することを条件として特典管理情報を記憶部12に記憶させるようにしてもよい。この場合、登録部131は、例えば、第三者とユーザとの関係を証明する証明用情報を第三者端末4から受け付けたことを条件として特典管理情報を記憶部12に記憶させる。
第三者がユーザを雇用する雇用主である場合、証明用情報は、ユーザと雇用主との雇用関係を証明する従業員証明書あるいは雇用契約書である。また、第三者が自治体でありユーザが自治体の居住者である場合、証明用情報は、ユーザの住民票である。また、第三者がサービスの提供者でありユーザがサービスの会員である場合、証明用情報は、会員加入証明書や会員に発行されたIDあるいはその他カード類である。また、登録部131は、第三者端末4から受け付けた証明用情報に基づいて、第三者とユーザとの関係が認められない場合、特典管理情報を記憶部12に記憶させないようにしてもよい。証明用情報に基づいて、第三者とユーザとの関係が認められない場合とは、例えば証明用情報に含まれるユーザ名と、ユーザIDに対応するユーザ名とが不一致である場合や、証明用情報に含まれる有効期限が切れていることである。
要求受信部132は、ユーザ端末2から、ユーザ端末2のユーザのユーザIDと、当該ユーザが店舗で決済するための決済用コードの発行要求とを受信する。
トークン送信部133は、要求受信部132が決済用コードの発行要求を受信すると、当該発行要求とともに受信したユーザIDに対応した決済用コードを生成するための決済用トークンをユーザ端末に送信する。具体的には、まずトークン送信部133は、要求受信部132が決済用コードの発行要求を受信すると、決済用トークンを生成する。続いて、トークン送信部133は、要求受信部132が受信したユーザIDと、生成した決済用トークンとを関連付けて記憶部12に記憶させる。トークン送信部133は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信したユーザ端末2に送信する。
ここで、トークン送信部133は、ユーザ端末2から、ユーザIDと、決済用コードの発行要求とを受信すると、特典管理情報において、受信したユーザIDに関連付けられている店舗IDが示す店舗に対応する情報と、当該ユーザIDに関連付けられている特典情報とをユーザ端末2に通知してもよい。
この場合において、トークン送信部133は、ユーザ端末2からユーザ端末2の位置を示す端末位置情報を受信してもよい。この場合において、店舗IDと、店舗情報と、店舗の位置を示す店舗位置情報とを記憶部12に記憶させておく。トークン送信部133は、当該端末位置情報が示すユーザ端末2の位置から所定範囲内に位置する店舗に対応する店舗情報と、当該店舗に対応する特典情報とをユーザ端末2に通知してもよい。また、ユーザ端末2に通知するタイミングは、決済用コードの発行要求の受信時に限らず、ユーザが通知要求を行ったタイミングであってもよい。このようにすることで、ユーザ端末2のユーザは、決済時に、自身が購入をする店舗において特典が付与されるか否かを確認することができる。
決済用情報受信部134は、トークン送信部133が送信した決済用トークンに基づいてユーザ端末2が表示した決済用コードを読み取った店舗端末3から、決済用トークンと、店舗IDと、ユーザの店舗における商品又はサービスの購入に関する決済に対応する決済情報とを含む決済要求を受信する。
決済処理部135は、受信した決済要求に含まれる決済用トークンが記憶部12に記憶されている場合、決済を行うとともに、当該決済用トークンに関連付けられて記憶されているユーザIDと、受信した店舗IDとに関連付けられて特典情報が記憶部12に記憶されていることを条件として、当該特典情報が示す特典をユーザに付与する。決済処理部135は、決済用コードの発行要求を受信してから決済用トークンを受信するまでに、ユーザ端末2から、特典情報を受信することなく、特典をユーザに付与する。
具体的には、まず、決済処理部135は、決済用情報受信部134が決済要求を受信すると、当該決済要求に含まれる決済用トークンと一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されているか否かを判定する。決済処理部135は、一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されていると判定すると、当該決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されているユーザIDを特定する。
続いて、決済処理部135は、記憶部12に記憶されている特典管理情報において、特定したユーザIDと、店舗端末3から受信した店舗IDとに関連付けて特典情報が記憶されているか否かを判定する。決済処理部135は、ユーザIDと、特典情報が記憶されていると判定すると、特典情報に関連付けられている特典付与条件が満たされているか否かを判定するとともに、特典情報に関連付けられている特典総額から付与総額を差し引いた金銭価値が0よりも大きいか否かを判定する。決済処理部135は、特典付与条件が満たされているとともに、特典総額から付与総額を差し引いた金銭価値が0よりも大きいと判定すると、特典情報が示す特典をユーザに付与することを決定する。
なお、決済処理部135は、特典情報に関連付けられている特典総額から付与総額を差し引いた金銭価値が0よりも大きいことを、特典情報が示す特典をユーザに付与する条件としたが、これに限らない。決済処理部135は、特典情報に関連付けられている特典総額から付与総額を差し引いた金銭価値が、特典情報が示す特典に対応する金銭価値よりも大きいことを、ユーザに特典を付与する条件としてもよい。
また、決済処理部135は、記憶部12に記憶されている特典管理情報において、特定したユーザIDと、店舗端末3から受信した店舗IDとに関連付けて特典情報が記憶されていると判定すると、当該特典情報に関連付けられている第三者IDと、ユーザIDとの関係を証明する有効な証明用情報が記憶部12に記憶されているか否かを判定してもよい。そして、決済処理部135は、有効な証明用情報が記憶部12に記憶されている場合に、特典情報が示す特典をユーザに付与し、有効な証明用情報が記憶部12に記憶されていない場合に、特典情報が示す特典をユーザに付与しないようにしてもよい。決済処理部135は、有効な証明用情報が記憶部12に記憶されておらず、特典情報が示す特典をユーザに付与しない場合に、特典を付与しなかった理由をユーザ端末2に通知してもよい。
決済処理部135は、特典情報が示す特典をユーザに付与することを決定すると、決済情報に含まれている決済金額に対し、特典情報が示す特典内容に基づいて割引を行い、取得したユーザIDで特定されるユーザの口座から引き落とす処理を実行する。また、決済処理部135は、決済情報に含まれている店舗IDで特定される店舗の口座に、特典を適用した後の決済金額を入金する処理を実行する。決済処理部135は、決済金額の決済が完了すると、決済が完了したことを示す決済完了情報をユーザ端末2及び店舗端末3に通知する。
また、決済処理部135は、特典情報が示す特典がユーザに付与された場合、ユーザを特定する情報(例えばユーザID又はユーザ名)を含み、第三者に対応する特典情報が当該ユーザに付与されたことを示す付与結果情報を第三者端末4に通知してもよい。決済処理部135は、付与結果情報を含む決済完了情報を第三者端末4に通知してもよい。
また、決済処理部135は、ユーザに付与された特典に対応する付与総額を更新する。例えば、決済処理部135は、特典情報に関連付けられている付与総額に、特典情報が示す特典に対応する金銭価値を加算することにより付与総額を更新する。
決済処理部135は、特典管理情報において、特典情報に関連付けられている第三者IDを特定し、当該第三者IDが示す第三者に、特典に対応する金銭価値を請求する。例えば、記憶部12に第三者IDと、第三者が利用する金融機関の口座情報とを関連付けて記憶させておき、特定した第三者IDに関連付けられている第三者の口座情報に基づいて、付与された特典に対応する金銭価値を第三者に請求する。例えば、決済処理部135は、第三者の口座から、付与された特典に対応する金銭価値を取得する請求情報を、当該口座に対応する金融機関に送信する。
[動作シーケンス]
図6は、決済システムSの動作シーケンス図である。図7は、図6に続く動作シーケンス図である。
まず、第三者端末4は、端末を使用するユーザとしての第三者から、ユーザIDと、店舗IDと、特典情報と、特典付与条件と、特典総額とを受け付け、受け付けたユーザIDと、店舗IDと、特典情報と、特典付与条件と、特典総額とを決済処理装置1に送信する(S1)。登録部131は、第三者端末4から受信したユーザIDと、店舗IDと、特典情報と、特典付与条件と、特典総額とを関連付けて特典管理情報として記憶部12に記憶させる(S2)。
続いて、商品等を店舗で購入するユーザのユーザ端末2は、決済用コードの表示操作を受け付ける(S3)。要求送信部252は、ユーザIDと、決済用コードの発行要求とを決済処理装置1に送信する(S4)。
決済処理装置1の要求受信部132が、ユーザ端末2から、ユーザIDと、決済用コードの発行要求とを取得すると、トークン送信部133は、決済用トークンを生成する(S5)。トークン送信部133は、ユーザIDと、生成した決済用トークンとを関連付けて記憶部12に記憶させる(S6)。トークン送信部133は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信したユーザ端末2に送信する(S7)。
図7に説明を移す。ユーザ端末2のコード生成部253は、決済処理装置1から受信した決済用トークンに基づく決済用コードを生成し、生成した決済用コードを表示部23に表示させる(S8)。ユーザが店舗において、ユーザ端末2に表示された決済用コードを提示し、店舗端末3の読取部32が決済用コードを読み取る(S9)。
また、店舗端末3の決済用情報生成部361は、操作部31において店員が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDに基づいて商品の価格を特定し、決済金額を算出する(S10)。店舗端末3の決済用情報送信部363は、S10において算出された決済金額を含む決済情報と、店舗IDと、S9において読み取られた決済用コードに含まれている決済用トークンとを含む決済要求を決済処理装置1に送信する(S11)。
決済処理装置1の決済用情報受信部134は、店舗端末3から、決済情報と、決済用トークンとを含む決済要求を受信する。決済処理部135は、記憶部12に記憶されている決済用トークンと、受信した決済用トークンが一致する場合に、受信した店舗IDと、受信した決済用トークンに関連付けられているユーザIDとに対応する特典情報が示す特典をユーザに付与できるか否かを判定する(S12)。
続いて、決済処理部135は、決済処理を行う(S13)。具体的には、決済処理部135は、特典情報が示す特典をユーザに付与できると判定すると、特典をユーザに付与して決済を行い、受信した店舗IDと、受信した決済用トークンに関連付けられているユーザIDとに関連付けられている特典情報に対応する付与総額を変更する。決済処理部135は、特典情報をユーザに付与できないと判定すると、特典情報が示す特典をユーザに付与せずに決済を行う。
続いて、決済処理部135は、決済完了情報をユーザ端末2に送信する(S14)。ユーザ端末2の表示制御部254は、決済処理装置1から決済完了情報を受信すると、決済完了情報を表示部23に表示させる(S15)。
[変形例1]
以上の説明においては、決済処理装置1は、ユーザ端末2に決済用コードを表示させ、ユーザ端末2に表示された決済用コードを読み取った店舗端末3から決済情報を受信することにより決済を行ったが、これに限らない。例えば、コード決済の方式には、店舗端末3が表示した決済用コードを読み取ったユーザ端末2が決済用トークンとユーザIDとを決済処理装置に送信し、決済処理装置が当該決済用トークンとユーザIDとに基づいて決済処理を行う方式も存在する。そこで、決済処理装置1が、当該方式において決済を行うようにしてもよい。以下に、この場合の処理を簡単に説明する。
図8は、決済処理装置1がユーザ端末2から決済用トークンを受信することにより決済を行う場合の決済システムSの概要を示す図である。
第三者は、第三者端末4を操作し、第三者IDと、店舗IDと、ユーザIDと、特典情報とを決済処理装置1に送信する(図8における(1))。決済処理装置1は、第三者端末4から受信した第三者IDと、店舗IDと、ユーザIDと、特典情報とを関連付けて記憶する(図8における(2))。
決済処理装置1は、予め店舗からの決済用コードの発行要求に応じて、店舗に対応する店舗IDと、店舗に対応する決済用トークンを生成する(図8における(3))。ここで、決済用トークンには店舗IDが含まれていてもよい。決済処理装置1は、店舗IDと、決済用トークンとを関連付けて記憶部12に記憶する(図8における(4))。決済用コードの発行要求は、店舗端末3を介して行われてもよいし、郵送や電子メール等により行われてもよい。発行された決済用トークンに対応する決済用コードと、店舗IDとは、店舗端末3に送信されるものとする。
ユーザは、店舗において商品の購入を行う。店舗の店員は、ユーザが店舗において会計を行う場合に、例えば店舗端末3において購入対象の商品に付されたバーコードを読み取る。店舗端末3は、ユーザが購入する商品の合計額を示す店舗における決済金額を算出する。また、店員は、店舗端末3において、決済用コードを店舗端末3に表示させるための操作を行う。店舗端末3は、決済用コードを表示部34に表示させる(図8における(5))。なお、店舗端末3が決済用コードを表示部34に表示させることとしたが、これに限らない。例えば、店員が、紙等に印刷された決済用コードをユーザに提示してもよい。
ユーザ端末2は、ユーザによる決済用コードの読取操作に応じて、店舗端末3に表示された決済用コードを読み取る(図8における(6))。なお、決済処理装置1は、ユーザ端末2が決済用コードを読み取る場合に、ユーザ端末2からユーザIDを受信してもよい。そして、決済処理装置1は、記憶部12に記憶されている特典管理情報において、受信したユーザIDに関連付けられている店舗IDが示す店舗に対応する情報及び特典情報をユーザ端末に通知してもよい。
また、ユーザ端末2は、ユーザ端末2が決済用コードを読み取る場合に、ユーザから決済金額の入力を受け付ける(図8における(7))。ユーザ端末2は、決済用コードを読み取ると、読み取った決済用コードが示す決済用トークンと、決済金額を含む決済情報と、ユーザIDとを決済要求を決済処理装置1に送信する(図8における(8))。
決済処理装置1は、ユーザ端末2からユーザIDと決済用トークンとを受信すると、受信した決済用トークンが記憶されているか否かを判定する。決済処理装置1は、決済用トークンが記憶されていると判定した場合に、決済用トークンに関連付けられている店舗IDと、受信した決済情報と、ユーザIDとに基づく決済処理を行うとともに、当該ユーザIDと、当該店舗IDとに関連付けられて特典情報が記憶されていることを条件として、当該特典情報が示す特典をユーザに付与する(図8における(9))。決済処理装置は、決済時において、ユーザ端末2から特典情報を受信することなく、特典をユーザに付与する。
決済システムSが以上のように動作することで、決済処理装置1は、ユーザ端末2に表示された決済用コードを読み取った店舗端末3から決済情報を受信することにより決済を行う場合と同様に、第三者が特典を付与することを決定した特定のユーザが、第三者が指定した特定の店舗で決済を行った場合に即時に特典を付与することができる。
[変形例2]
また、上述の説明では、登録部131は、第三者が使用する第三者端末4からユーザIDと、店舗IDと、特典情報とを受け付け、受け付けたユーザIDと、店舗IDと、特典情報とを関連付けて記憶部12に記憶させることとしたが、これに限らない。登録部131は、第三者が使用する第三者端末4から、店舗IDを受け付けずに、ユーザIDと、特典情報とを受け付けてもよい。そして、登録部131は、受け付けたユーザIDと、特典情報とを関連付けて記憶部12に記憶させることとしてもよい。このようにすることで、決済処理装置1は、ユーザが商品等を購入する店舗を限定せずに、ユーザがコード決済を用いて商品等を購入したことに応じて、ユーザに特典を付与することができる。
[決済システムSによる効果]
以上説明したように、本実施形態に係る決済処理装置1は、第三者端末4から受け付けたユーザIDと、店舗IDと、特典情報とを関連付けて記憶部12に記憶する。決済処理装置1は、ユーザ端末2が表示した決済用コードを読み取った店舗において使用される店舗端末3から、当該決済用コードに対応する決済用トークンと、店舗IDと、決済情報を受信する。決済処理装置1は、受信した決済用トークンが記憶部12に記憶されている場合、決済を行うとともに、当該決済用トークンに関連付けられて記憶されているユーザIDと、受信した店舗IDとに関連付けられて特典情報が記憶部12に記憶されていることを条件として、当該特典情報が示す特典をユーザに付与する。このようにすることで、決済処理装置1は、第三者が特典を付与することを決定した特定のユーザが、第三者が指定した特定の店舗で決済を行った場合に即時に特典を付与することができる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 決済処理装置
2 ユーザ端末
3 店舗端末
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
21 操作部
22 通信部
23 表示部
24 記憶部
25 制御部
31 操作部
32 読取部
33 通信部
34 表示部
35 記憶部
36 制御部
131 登録部
132 要求受信部
133 トークン送信部
134 決済用情報受信部
135 決済処理部
251 操作受付部
252 要求送信部
253 コード生成部
254 表示制御部
361 決済用情報生成部
362 トークン送信部
363 決済用情報送信部

Claims (16)

  1. コンピュータが実行する、
    ユーザ及び前記ユーザが商品又はサービスを店舗で購入することにより特典が前記ユーザに付与される前記店舗とは異なる第三者から、前記ユーザそれぞれを識別するための複数のユーザ識別情報と、前記店舗を識別するための店舗識別情報と、前記特典の内容を示す特典情報と、前記第三者が提供可能であって複数の前記ユーザ識別情報それぞれのユーザが利用可能な前記特典に対応する金銭価値の総額とを受け付け、前記店舗識別情報と、前記特典情報と、前記総額と、複数の前記ユーザ識別情報とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザを識別するための前記ユーザ識別情報と、前記ユーザが決済するための決済用コードの発行要求とを受信するステップと、
    前記決済用コードの発行要求を受信すると、前記決済用コードを生成するための決済用トークンを生成するステップと、
    前記ユーザ端末から受信した前記ユーザ識別情報と、前記決済用トークンとを関連付けて前記記憶部に記憶させるステップと、
    前記決済用トークンを前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記決済用トークンに基づいて前記ユーザ端末が表示した前記決済用コードを読み取った前記店舗において使用される店舗端末から、前記決済用トークンと、前記店舗識別情報と、前記ユーザの前記店舗における決済に対応する決済情報とを受信するステップと、
    受信した前記決済用トークンが前記記憶部に記憶されている場合、決済を行うとともに、当該決済用トークンに関連付けられて記憶されている前記ユーザ識別情報と、受信した前記店舗識別情報とに関連付けられて前記特典情報が前記記憶部に記憶されており、当該特典情報に関連付けられている前記総額から、当該特典情報に関連付けられている複数の前記ユーザ識別情報が示す複数のユーザの少なくともいずれかに対し、前記特典に対応して既に付与された金銭価値の総額である付与総額を差し引いた金銭価値である残存額が0よりも大きいこと、又は当該特典情報が示す特典に対応する金銭価値よりも当該残存額が大きいことを条件として、当該特典情報が示す特典を前記ユーザに付与するステップと、
    を有する決済処理方法。
  2. 前記特典情報を前記記憶部に記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、前記ユーザ識別情報と、前記店舗識別情報と、前記特典情報と、前記特典を前記ユーザに付与するための特典付与条件とを受け付け、前記ユーザ識別情報と、前記店舗識別情報と、前記特典情報と、前記特典付与条件とを関連付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記特典を前記ユーザに付与するステップにおいて、前記コンピュータは、受信した前記決済用トークンに関連付けられて記憶されている前記ユーザ識別情報と、受信した前記店舗識別情報とに関連付けられて前記特典情報及び前記特典付与条件が前記記憶部に記憶されており、当該特典付与条件が満たされている場合に、当該特典情報が示す特典を前記ユーザに付与する
    請求項1に記載の決済処理方法。
  3. 前記決済用コードの発行要求を受信するステップから前記決済用トークンを受信するステップを実行するまでに、前記コンピュータは、前記ユーザ端末から、前記特典情報を受信することなく、前記特典を前記ユーザに付与するステップにおいて前記特典をユーザに付与する、
    請求項1又は2に記載の決済処理方法。
  4. 前記ユーザ端末から、前記ユーザ識別情報と、前記決済用コードの発行要求とを受信すると、当該ユーザ識別情報に関連付けられている前記店舗識別情報が示す店舗に対応する情報及び前記特典情報を前記ユーザ端末に通知するステップをさらに有する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  5. コンピュータが実行する、
    ユーザ及び前記ユーザが商品又はサービスを店舗で購入することにより特典が前記ユーザに付与される前記店舗とは異なる第三者から、前記ユーザそれぞれを識別するための複数のユーザ識別情報と、前記店舗を識別するための店舗識別情報と、前記特典の内容を示す特典情報と、前記第三者が提供可能であって複数の前記ユーザ識別情報それぞれのユーザが利用可能な前記特典に対応する金銭価値の総額とを受け付け、前記店舗識別情報と、前記特典情報と、前記総額と、複数の前記ユーザ識別情報とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    商品又はサービスの購入に関する決済を行うための決済用コードを示す決済用トークンを前記記憶部に記憶させるステップと、
    前記決済用コードを読み取った前記ユーザが使用するユーザ端末から、当該決済用コードに対応する前記決済用トークンと、前記ユーザを識別するための前記ユーザ識別情報と、前記店舗識別情報を含み前記ユーザの決済に対応する決済情報とを受信するステップと、
    受信した前記決済用トークンが前記記憶部に記憶されている場合、決済を行うとともに、受信した前記ユーザ識別情報と、受信した決済情報に含まれる前記店舗識別情報とに関連付けられて前記特典情報が前記記憶部に記憶されており、当該特典情報に関連付けられている前記総額から、当該特典情報に関連付けられている複数の前記ユーザ識別情報が示す複数のユーザの少なくともいずれかに対し、前記特典に対応して既に付与された金銭価値の総額である付与総額を差し引いた金銭価値である残存額が0よりも大きいこと、又は当該特典情報が示す特典に対応する金銭価値よりも当該残存額が大きいことを条件として、当該特典情報が示す特典を前記ユーザに付与するステップと、
    を有する決済処理方法。
  6. 前記コンピュータが実行する、前記ユーザ端末が前記決済用コードを読み取る場合に前記ユーザ端末から前記ユーザ識別情報を受信し、受信した前記ユーザ識別情報に関連付けられている前記店舗識別情報が示す店舗に対応する情報及び前記特典情報を前記ユーザ端末に通知するステップをさらに有する、
    請求項に記載の決済処理方法。
  7. 前記コンピュータが実行する、前記特典情報が示す特典が前記ユーザに付与されると、前記特典が前記ユーザに付与されたことを前記第三者の端末に通知するステップをさらに有する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の決済処理方法。
  8. 前記特典情報を前記記憶部に記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、前記特典情報と、前記第三者を識別する第三者識別情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記コンピュータが実行する、前記ユーザに付与された特典を示す特典情報に関連付けて前記記憶部に記憶されている第三者識別情報を特定し、特定した第三者識別情報が示す第三者に、当該特典に対応する金銭価値を請求するステップをさらに有する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の決済処理方法。
  9. 前記記憶部は、前記第三者の口座情報を記憶し、
    前記第三者に請求するステップにおいて、前記コンピュータは、前記記憶部に記憶されている前記口座情報に基づいて、前記ユーザに付与された特典に対応する金銭価値を前記第三者に請求する、
    請求項に記載の決済処理方法。
  10. 前記特典情報を前記記憶部に記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、第三者としての前記ユーザを雇用する雇用主から、複数の前記ユーザ識別情報と、前記店舗識別情報と、前記特典情報と、前記総額とを受け付ける、
    請求項1からのいずれか1項に記載の決済処理方法。
  11. 前記特典情報を前記記憶部に記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、第三者としての前記ユーザが居住する自治体から、複数の前記ユーザ識別情報と、前記店舗識別情報と、前記特典情報と、前記総額とを受け付ける、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  12. 前記コンピュータが、前記第三者から、前記ユーザに関連付けられている前記特典情報の更新を受け付けるステップをさらに有する、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  13. 前記記憶部は、第三者を識別する第三者識別情報を記憶し、
    前記特典情報を前記記憶部に記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、前記第三者識別情報を第三者から受け付けることにより第三者の認証を行い、認証に成功した第三者から特典情報を受け付ける、
    請求項10から12のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  14. 前記特典情報を前記記憶部に記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、前記第三者から、前記第三者と前記ユーザとの関係を証明する証明用情報を受け付け、前記証明用情報を前記記憶部に記憶させる、
    請求項1から13のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  15. 前記特典を前記ユーザに付与するステップにおいて、前記ユーザ識別情報と、前記特典情報に対応する第三者の関係を証明する有効な前記証明用情報が前記記憶部に記憶されていない場合、前記ユーザに前記特典を付与することなく前記決済を行う、
    請求項14に記載の決済処理方法。
  16. 前記決済用トークンを受信するステップを実行するまでに、前記コンピュータは、前記ユーザ端末から前記特典情報を受信することなく、前記特典を前記ユーザに付与するステップにおいて前記特典をユーザに付与する、
    請求項1から15のいずれか1項に記載の決済処理方法。
JP2021019782A 2021-02-10 2021-02-10 決済処理方法 Active JP6986644B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021019782A JP6986644B1 (ja) 2021-02-10 2021-02-10 決済処理方法
JP2021192623A JP7117441B1 (ja) 2021-02-10 2021-11-29 決済処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021019782A JP6986644B1 (ja) 2021-02-10 2021-02-10 決済処理方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021192623A Division JP7117441B1 (ja) 2021-02-10 2021-11-29 決済処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6986644B1 true JP6986644B1 (ja) 2021-12-22
JP2022122507A JP2022122507A (ja) 2022-08-23

Family

ID=79193179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021019782A Active JP6986644B1 (ja) 2021-02-10 2021-02-10 決済処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6986644B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7113153B1 (ja) 2022-02-25 2022-08-04 Kddi株式会社 情報処理方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002312582A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Daiwa Securities Group Inc 電子書面交付システム、電子書面交付システムにおける特典付与方法およびプログラム
JP2018163475A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 社食システム株式会社 サポートシステム、サーバ装置、及び、サポート方法
JP2019079107A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 株式会社日本総合研究所 ワークライフバランス支援システム、その方法及びプログラム
JP2019114179A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 株式会社日本総合研究所 決済機関サーバ、その方法及びプログラム
JP2020052805A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 Kddi株式会社 特典付与方法、特典付与装置及び特典付与システム
JP2020154682A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 Kddi株式会社 情報処理装置及び情報処理方法
JP2020154683A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 Kddi株式会社 情報処理装置及び情報処理方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002312582A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Daiwa Securities Group Inc 電子書面交付システム、電子書面交付システムにおける特典付与方法およびプログラム
JP2018163475A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 社食システム株式会社 サポートシステム、サーバ装置、及び、サポート方法
US20200097915A1 (en) * 2017-03-24 2020-03-26 Shashoku System Co., Ltd. Support system, server device, and support method
JP2019079107A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 株式会社日本総合研究所 ワークライフバランス支援システム、その方法及びプログラム
JP2019114179A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 株式会社日本総合研究所 決済機関サーバ、その方法及びプログラム
JP2020052805A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 Kddi株式会社 特典付与方法、特典付与装置及び特典付与システム
JP2020154682A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 Kddi株式会社 情報処理装置及び情報処理方法
JP2020154683A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 Kddi株式会社 情報処理装置及び情報処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7113153B1 (ja) 2022-02-25 2022-08-04 Kddi株式会社 情報処理方法
JP2023124136A (ja) * 2022-02-25 2023-09-06 Kddi株式会社 情報処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022122507A (ja) 2022-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7069391B2 (ja) 特典付与方法、特典付与装置及び特典付与システム
JP6990796B2 (ja) 決済処理方法
JP6910509B1 (ja) 決済処理方法
JP6990797B2 (ja) 決済処理方法
JP6845960B1 (ja) 決済処理方法及び決済処理装置
JP6074789B2 (ja) 決済処理システム、方法、及びコンピュータプログラム
JP6924916B1 (ja) 決済処理方法及び決済処理装置
JP6986644B1 (ja) 決済処理方法
JP2011141671A (ja) 伝票参照システム、伝票参照方法
JP5405197B2 (ja) プリペイド型電子マネー決済システム
JP7117441B1 (ja) 決済処理方法
JP6840814B1 (ja) 特典付与方法及び特典付与装置
JP2021077423A (ja) 特典付与方法及び特典付与装置
JP7113153B1 (ja) 情報処理方法
JP7096937B1 (ja) 情報処理方法
JP6924877B1 (ja) 決済処理方法
JP7096936B1 (ja) 情報処理方法
JP7133081B2 (ja) 決済処理方法及び決済処理装置
JP6868151B1 (ja) 決済処理方法及び決済処理装置
JP6924876B1 (ja) 決済処理方法
KR20140069992A (ko) 모바일 단말기를 이용한 사용자 직접 결제 방법, 모바일 단말기에서 구동되는 애플리케이션의 모바일 카드결제 방법 및 모바일 단말기에서 구동되는 카드결제를 위한 애플리케이션의 컨텐츠 제공방법
JP6937860B1 (ja) 決済処理方法及び決済処理装置
JP2022031858A (ja) 決済処理方法及び決済処理装置
JP2024076300A (ja) 決済装置及びプログラム
JP2002007923A (ja) ポイントサービスシステム、登録センターサーバ、ポイント管理センターサーバ、pos/レジ装置、ポイントサービス方法及びポイントサービスプログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210210

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6986644

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150