JP6983326B2 - スプライシングテープ、テープ判定方法、及びテープ判定装置 - Google Patents

スプライシングテープ、テープ判定方法、及びテープ判定装置 Download PDF

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Description

本明細書は、スプライシングテープ、テープ判定方法、及びテープ判定装置に関する。
キャリアテープには、基板に装着される電子部品が所定間隔で収容される。キャリアテープは、環状の供給リールに巻回されている。キャリアテープは、電子部品を収容可能な収容部と、供給リールが着脱可能に取り付けられるフィーダの有するスプロケットが係合可能な送り穴と、を有している。キャリアテープは、スプロケットの駆動により供給リールから定量ずつ搬送方向に送り出されて電子部品をフィーダの部品供給位置に供給する。部品供給位置に供給された電子部品は、部品装着機の有する吸着ノズルなどにより吸着されて基板に装着される。そして、供給リールに巻回されているキャリアテープ内の電子部品の残量が少なくなると、そのキャリアテープ(以下、旧キャリアテープと称す。)と、別の供給リールに巻回されている同一種類の電子部品を収容するキャリアテープ(以下、新キャリアテープと称す。)とが互いに接続されるスプライシングが行われる。このスプライシングは、スプライシングテープが旧キャリアテープと新キャリアテープとの双方に接着されることにより実現される。
キャリアテープは、収容部及び送り穴が設けられたベーステープと、ベーステープの上面に接着されて収容部の開口を覆うトップテープと、を有している。スプライシングテープは、キャリアテープの下面の略全域に亘って貼り付けられると共に、キャリアテープの上面の一部(具体的には、トップテープ)に貼り付けられる。
スプライシングテープとしては、旧キャリアテープの送り穴を閉塞する閉塞部が形成されると共に、新キャリアテープの送り穴を開放する切欠部が形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。閉塞部は、旧キャリアテープに貼付される第一スプライシング部に設けられている。切欠部は、新キャリアテープに貼付される第二スプライシング部に設けられている。このスプライシングテープによるスプライシングは、スプライシングテープの閉塞部が旧キャリアテープの送り穴を閉塞しかつ切欠部が新キャリアテープの送り穴を開放するように行われる。このスプライシングテープによれば、旧キャリアテープの送り穴が閉塞される一方で新キャリアテープの送り穴が開放されることにより、旧キャリアテープと新キャリアテープとで送り穴の閉塞と開放とが切り替わる。このため、スプライシング後のキャリアテープの送り穴の状態を認識することで、旧キャリアテープと新キャリアテープとの切り替わり位置(継ぎ目)を検知することができる。
特開2013−135093号公報
しかしながら、上記した特許文献1記載のスプライシングテープでは、旧キャリアテープの送り穴を閉塞する閉塞部が設けられているので、旧キャリアテープと新キャリアテープとの継ぎ目には、スプライシングテープにより閉塞されている送り穴が存在する。送り穴が閉塞されていると、その閉塞した送り穴へのフィーダのスプロケットの係合が阻害されるおそれがある。
本明細書は、新旧のキャリアテープの切り替わり判定をキャリアテープの送り穴を閉塞することなく実現することが可能なスプライシングテープ、テープ判定方法、及びテープ判定装置を提供することを目的とする。
本明細書は、それぞれテープ長手方向に所定間隔で設けられた送り穴を有する第一キャリアテープ及び第二キャリアテープをスプライシングするスプライシングテープであって、スプライシング後に前記送り穴に連通する、テープ長手方向に前記所定間隔で設けられた開口穴と、前記開口穴とは別に設けられた視認可能な透過部と、を備える、スプライシングテープを開示する。
本明細書は、スプライシングテープによりスプライシングされる、それぞれテープ長手方向に所定間隔で設けられた送り穴を有する第一キャリアテープ及び第二キャリアテープを判定するテープ判定方法であって、前記スプライシングテープは、スプライシング後に前記送り穴に連通する、テープ長手方向に前記所定間隔で設けられた開口穴と、前記開口穴とは別に設けられた視認可能な透過部と、を有し、前記テープ判定方法は、前記スプライシングテープによるスプライシング後、前記透過部が通過する部位での透過情報に基づいて前記第一キャリアテープから前記第二キャリアテープへの切り替わりを判定する第一ステップを備える、テープ判定方法を開示する。
また、本明細書は、スプライシングテープによりスプライシングされる、それぞれテープ長手方向に所定間隔で設けられた送り穴を有する第一キャリアテープ及び第二キャリアテープを判定するテープ判定装置であって、前記スプライシングテープは、スプライシング後に前記送り穴に連通する、テープ長手方向に前記所定間隔で設けられた開口穴と、前記開口穴とは別に設けられた視認可能な透過部と、を有し、前記テープ判定装置は、前記透過部が通過する部位を撮像する撮像部と、前記スプライシングテープによるスプライシング後、前記撮像部による画像情報に基づいて前記第一キャリアテープから前記第二キャリアテープへの切り替わりを判定するテープ切替判定部と、を備える、テープ判定装置を開示する。
本開示によれば、スプライシングテープは、キャリアテープの送り穴に連通する開口穴とは別の透過部を備えている。スプライシングテープの透過部を用いれば、そのスプライシングテープによりスプライシングされている第一キャリアテープと第二キャリアテープとの切り替わりの有無や位置を判定することができる。また、スプライシングテープの開口穴はキャリアテープの送り穴に連通するので、上記の切り替わり判定を行ううえでキャリアテープの送り穴を閉塞することは不要である。従って、新旧のキャリアテープの切り替わり判定をキャリアテープの送り穴を閉塞することなく実現することができる。
一実施形態のスプライシングテープを介してスプライシングされたキャリアテープの斜め上方からの斜視図である。 スプライシングテープを介してスプライシングされたキャリアテープの斜め下方からの斜視図である。 キャリアテープの上面図である。 キャリアテープの図3に示すIV−IVで切断した際の断面図である。 スプライシング装置の斜視図である。 スプライシング装置によりスプライシングされる二本のキャリアテープの上面図である。 スプライシング装置の内部構成図である。 スプライシングテープが台紙に貼付された状態での展開平面図である。 スプライシングテープを介してスプライシングされたキャリアテープの、送り穴を通る位置で切断した際の断面図である。 スプライシングテープを介してスプライシングされたキャリアテープの、透過部を通る位置で切断した際の断面図である。 キャリアテープを巻回する供給リールが装填されるテープフィーダの側面図である。 テープフィーダを含む部品装着機の上面図である。 テープフィーダに装填されたキャリアテープが紙テープであるときにおいてそのキャリアテープのスプライシング位置の周辺を下方から見た際の下面図である。 テープフィーダに装填されたキャリアテープが黒色に彩色されたエンボス型のテープであるときにおいてそのキャリアテープのスプライシング位置の周辺を下方から見た際の下面図である。 テープフィーダに装填されたキャリアテープが透明又は半透明のエンボス型のテープであるときにおいてそのキャリアテープのスプライシング位置の周辺を下方から見た際の下面図である。 テープ判定装置を備える部品装着機の構成図である。 テープ判定装置において実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。
以下、図面を用いて、スプライシングテープ、テープ判定方法、及びテープ判定装置を具体化した一実施形態について説明する。
スプライシングテープ1は、図1及び図2に示す如く、二本のキャリアテープ10を繋ぎ合わせて接合(スプライシング)するテープである。二本のキャリアテープ10は、後述のテープフィーダに装着されていた供給リールに巻回されている部品切れ直前のキャリアテープ(以下、旧キャリアテープ10aと称す。)と、補給用リールに巻回されている補給用の新たなキャリアテープ(以下、新キャリアテープ10bと称す。)と、である。
旧キャリアテープ10aと新キャリアテープ10bとは、互いに同一構造を有している。このため、以下、両キャリアテープ10a,10bを纏めてキャリアテープ10の構成を説明する。また、キャリアテープ10は、表面に溝型のキャビティが設けられた紙テープであってもよいし、キャビティが設けられた部位が下方に突出したエンボス型のテープであってもよい。更に、紙テープであるキャリアテープ10は、規格上、その表面が白色に配色されたテープである。また、エンボス型のキャリアテープ10は、その表面が黒色に配色されているものが多いが、透明や半透明に形成され或いはその表面が茶色などに配色されているものもある。
キャリアテープ10は、図3及び図4に示す如く、ベーステープ11と、トップテープ12と、を有している。ベーステープ11は、細長い長尺状に形成されている。ベーステープ11は、紙材等の柔軟な材料により構成されている。ベーステープ11は、テープ短手方向であるテープ幅方向に所定の幅寸法(すなわちテープ幅)を有している。ベーステープ11のテープ幅は、キャリアテープ10の種類に応じて異なり、予め規格として定められており、例えば、4mm、8mm、12mm、16mm、24mmなどである。キャリアテープ10は、テープ幅方向の両端部にて、テープフィーダにおいてテープ搬送路を形成するガイド部材に支持される。ベーステープ11には、キャビティ13及び送り穴14が設けられている。
キャビティ13は、ベーステープ11に凹設された、電子部品20を収容する溝である。電子部品20は、電子回路を構成するトランジスタやダイオード,抵抗などである。尚、電子部品20は、例えば0201サイズ(0.2mm×0.1mm)などの微小部品を含んでよい。キャビティ13は、ベーステープ11のテープ幅方向の中央に設けられている。キャビティ13は、テープ長手方向に沿って複数設けられており、所定間隔で一列に並んでいる。
送り穴14は、キャリアテープ10をテープ長手方向に搬送するために設けられた、ベーステープ11を貫通する円形穴である。送り穴14には、後述のスプロケットの歯が係合される。送り穴14は、ベーステープ11のテープ幅方向の一端側に設けられている。送り穴14は、テープ長手方向に沿って複数設けられており、所定間隔で一列に並んでいる。
トップテープ12は、ベーステープ11の上面に剥離可能に接着される。トップテープ12は、ベーステープ11の上面側に開口するキャビティ13を上方から覆うように配置される。トップテープ12は、キャビティ13に収容された電子部品20の飛び出しを防止する機能を有する。トップテープ12は、長尺状に形成されている。トップテープ12は、透明な高分子フィルムなどにより構成されている。トップテープ12は、テープ短手方向であるテープ幅方向に、ベーステープ11のテープ幅よりも小さい所定のテープ幅を有している。尚、トップテープ12のテープ幅は、キャリアテープ10の種類すなわちベーステープ11のテープ幅に応じて異なっていてよい。
また、キャリアテープ10が紙テープである場合において、キャビティ13がベーステープ11を貫通する穴であるとき、そのキャリアテープ10は、図4に示す如く、更に、ベーステープ11のキャビティ13の下面側を閉塞するボトムテープ15を有する。ボトムテープ15は、透明又は半透明の紙材や高分子フィルムなどにより構成される。ボトムテープ15は、ベーステープ11の下面に接着される。
二本のキャリアテープ10のスプライシングは、スプライシングテープ1を介して行われる。スプライシングテープ1は、旧キャリアテープ10aの終端部と新キャリアテープ10bの始端部とをスプライシングするテープである。スプライシングテープ1は、図1、図2、及び図8に示す如く、長尺状に形成されている。スプライシングテープ1のテープ長手方向の長さは、旧キャリアテープ10aの終端から所定個(例えば4個)だけ始端側に位置する送り穴14までの距離と、新キャリアテープ10bの始端から所定個(例えば4個)だけ終端側に位置する送り穴14までの距離と、を足した長さ程度に設定されている。また、スプライシングテープ1の展開時の総テープ幅は、キャリアテープ10の下面のテープ幅と上面のテープ幅と片側の側面の高さとを足した長さ程度に設定されている。
スプライシングテープ1は、キャリアテープ10の上面(すなわち表面)に貼付される表側スプライシングテープ1aと、キャリアテープ10の下面(すなわち裏面)に貼付される裏側スプライシングテープ1bと、を含む。表側スプライシングテープ1aと裏側スプライシングテープ1bとは、対をなす。尚、表側スプライシングテープ1a及び裏側スプライシングテープ1bは、キャリアテープ10へのスプライシング前は、図8に示す如く、台紙4に貼られた状態で一体的に扱われるものであってよい。この場合、表側スプライシングテープ1a及び裏側スプライシングテープ1bは、一枚の台紙4に複数組が並んで貼られるものであってもよいし、一組ごと台紙4に貼られるものであってもよい。また、図1、図2、及び図8において、表側スプライシングテープ1a及び裏側スプライシングテープ1bを梨地で示す。更に、以下適宜、表側スプライシングテープ1a及び裏側スプライシングテープ1bを総称して単にスプライシングテープ1と称す。
表側スプライシングテープ1a及び裏側スプライシングテープ1bはそれぞれ、キャリアテープ10との接着に必要な粘着力を有している。表側スプライシングテープ1a及び裏側スプライシングテープ1bはそれぞれ、銀色などに色付けされている。表側スプライシングテープ1aは、キャリアテープ10の上面のトップテープ12の略全域に亘って接着される。裏側スプライシングテープ1bは、キャリアテープ10の下面の略全域に亘って接着される。
裏側スプライシングテープ1bには、開口穴2が設けられている。開口穴2は、キャリアテープ10の送り穴14に対応して配置された穴であって、裏側スプライシングテープ1bを貫通する円形穴である。開口穴2は、送り穴14と略同じ径を有している。開口穴2は、キャリアテープ10の下面に貼付される裏側スプライシングテープ1bにおけるテープ幅方向の一端側に偏って設けられている。開口穴2は、テープ長手方向に沿って複数(例えば8個)設けられており、キャリアテープ10の送り穴14の間隔と同じ所定間隔で一列に並んでいる。開口穴2は、図9に示す如く、裏側スプライシングテープ1bがキャリアテープ10をスプライシングした際にそのキャリアテープ10の送り穴14に連通する。
裏側スプライシングテープ1bには、更に、透過部3が設けられている。透過部3は、裏側スプライシングテープ1bを透過してその裏側スプライシングテープ1bの裏側(具体的には、裏側スプライシングテープ1bが貼付するキャリアテープ10の接着面)を視認可能とする部位であって、裏側スプライシングテープ1bを貫通して開口する穴である。透過部3は、例えば円形や矩形の穴であって、外部から視認可能である。透過部3は、裏側スプライシングテープ1bにおけるテープ幅方向の一端側に偏って設けられている。透過部3は、テープ長手方向に並んだ二つの開口穴2の間(例えば、中間位置)に配置されている。
透過部3は、裏側スプライシングテープ1bにテープ長手方向に並んで複数個設けられている。開口穴2と透過部3とは、テープ長手方向に交互に一列となって並んで配置されている。尚、透過部3の大きさは、開口穴2の大きさよりも小さくてよい。透過部3は、図10に示す如く、裏側スプライシングテープ1bがキャリアテープ10をスプライシングした際にそのキャリアテープ10の送り穴14に連通せず、そのキャリアテープ10の下面により上側(すなわち穴奥側)が塞がれた状態になる。
透過部3は、裏側スプライシングテープ1bのテープ長手方向の一端側に偏って配置されている。具体的には、透過部3は、裏側スプライシングテープ1bにおける旧キャリアテープ10a及び新キャリアテープ10bの何れか一方に接着される部位にのみ設けられている。例えば、透過部3は、裏側スプライシングテープ1bが新キャリアテープ10bの下面に接着される部位に設けられる一方、裏側スプライシングテープ1bが旧キャリアテープ10aの裏面に接着される部位には設けられていない。
スプライシングテープ1による二本のキャリアテープ10a,10bのスプライシングは、図5に示す如きスプライシング装置30を用いて行われる。スプライシング装置30は、旧キャリアテープ10aと新キャリアテープ10bとを自動的にスプライシングするうえで用いられる接合装置である。スプライシング装置30は、筐体33の両側側面それぞれに設けられた挿入口34を有している。各挿入口34は、筐体33の内外を連通する口であって、テープ搬送路を介して互いに連通されている。スプライシング装置30は、一方の挿入口34から挿入された旧キャリアテープ10aと、他方の挿入口34から挿入された新キャリアテープ10bと、を筐体33内の中央付近で突き合わせてスプライシングテープ1を介してスプライシングする。
スプライシング装置30は、図7に示す如く、搬送装置40と、切断装置50と、制御装置60と、を備えている。搬送装置40及び切断装置50は、旧キャリアテープ10a及び新キャリアテープ10bそれぞれに対応して、二組設けられている。搬送装置40、切断装置50、及び制御装置60は、スプライシング装置30の筐体33内に設けられている。搬送装置40及び切断装置50はそれぞれ、制御装置60により動作制御される。尚、スプライシング装置30における旧キャリアテープ10a側の構成と新キャリアテープ10b側の構成とは、スプライシング装置30の長手方向中央のスプライシング位置Lpを中心として略対称となる関係にある。このため、以下では、スプライシング装置30における旧キャリアテープ10a側の構成及び新キャリアテープ10b側の構成を一つに纏めて説明する。
搬送装置40は、挿入口34に挿入されたキャリアテープ10をテープ搬送路に沿ってスプライシング位置Lpに向けて搬送する装置である。搬送装置40は、テープ搬送路41と、テープ挿入検知部42と、スプロケット43と、駆動部44と、上面押さえ部45と、を備えている。
テープ搬送路41は、筐体33の挿入口34に挿入されたキャリアテープ10を搬送方向Yへ搬送可能に支持する搬送路である。テープ搬送路41は、挿入口34からスプライシング位置Lpまで搬送方向Yに向けて略水平に延在しており、ガイド装置により周囲を囲まれることにより溝状に形成されている。
テープ挿入検知部42は、挿入口34にキャリアテープ10が挿入されたか否かを検知するセンサである。テープ挿入検知部42は、挿入口34よりも搬送方向下流側にかつ係合位置Leよりも搬送方向上流側に配置されている。この係合位置Leは、キャリアテープ10の送り穴14とスプロケット43の有する歯43aとの係合が行われる位置である。テープ挿入検知部42は、例えば、テープ搬送路41の上方に配置された投光部と、テープ搬送路41の下方に配置された受光部と、を有する光電センサである。テープ挿入検知部42は、投光部から上記の係合位置Leよりも搬送方向上流側の検査位置L1へ光を照射し、受光部での受光状態に応じた信号を出力する。尚、テープ挿入検知部42は、上記の光電センサに限ることなく、例えば、撮像により挿入口34へのキャリアテープ10の挿入有無を検知する画像認識装置などであってもよい。
テープ挿入検知部42は、制御装置60に電気的に接続されている。テープ挿入検知部42の出力信号は、制御装置60に供給される。制御装置60は、テープ挿入検知部42の出力信号に基づいて、挿入口34に挿入されたキャリアテープ10の先端が検査位置L1に達したか否かを判別する。制御装置60は、例えば、テープ挿入検知部42の受光部にて投光部からの光が受光されるときは、挿入口34に挿入されたキャリアテープ10の先端が検査位置L1に達しておらず、キャリアテープ10が検査位置L1まで挿入されていないと判定する。また、制御装置60は、テープ挿入検知部42の受光部にて投光部からの光が受光されなくなったときは、挿入口34に挿入されたキャリアテープ10の先端が検査位置L1に達し、そのキャリアテープ10が検査位置L1まで挿入されたと判定する。
スプロケット43は、テープ搬送路41の下方に配置されている。スプロケット43は、筐体33内において回転可能に支持されている。スプロケット43は、略円板状に形成されている。スプロケット43は、径方向外側に向けて突出する、全周に亘って等角度間隔で設けられた歯43aを有している。歯43aの間隔は、キャリアテープ10の送り穴14の間隔に対応したものである。歯43aは、スプロケット43の少なくとも最上端に位置したときに、テープ搬送路41を形成するガイド装置の下面支持部に形成された貫通穴(図示せず)から搬送面上に突出する。この貫通穴が設けられた位置は、キャリアテープ10の送り穴14にその歯43aが係合する係合位置Leである。
駆動部44は、スプロケット43に連結されたギヤに係合するモータなどである。駆動部44は、ギヤを回転させることでスプロケット43を回転させる。駆動部44には、制御装置60が電気的に接続されている。制御装置60は、テープ挿入検知部42によりキャリアテープ10が検査位置L1まで挿入されたと判定すると、駆動部44を作動させる指令を発する。駆動部44は、制御装置60からの駆動指令に従ってスプロケット43を回転させる。
上面押さえ部45は、下面がガイド装置に支持されているキャリアテープ10の上面を押さえる部材である。上面押さえ部45は、テープ搬送路41の係合位置Leにおける上方を含むように形成配置されている。上面押さえ部45は、板バネ状に形成されており、上下方向に撓むことが可能な弾性を有している。上面押さえ部45は、上面を押さえるキャリアテープ10のテープ厚が変わっても、何れのキャリアテープ10の上面をも押さえることで、そのキャリアテープ10の搬送時にそのキャリアテープ10の浮き上がりを防止してその送り穴14をスプロケット43に確実に係合させる機能を有する。
切断装置50は、キャリアテープ10をその送り穴14の中心を通る切断箇所Cpで切断する装置である。切断装置50は、筐体33に取り付けられている。切断装置50は、カッタ51と、押圧部材52と、可動搬送路53と、を有している。カッタ51は、上記係合位置Leに対して搬送方向Yの下流側のテープ切断位置Lcに位置決めされたキャリアテープ10を切断する。押圧部材52は、テープ切断位置Lcに位置決めされたキャリアテープ10の切断箇所Cpの近傍を上面から押圧し、テープ搬送路41との間にキャリアテープ10を挟持する。切断装置50は、押圧部材52を用いてテープ搬送路41上に挟持固定したキャリアテープ10を、カッタ51を用いてその切断箇所Cpで切断する。
可動搬送路53は、テープ搬送路41に対して搬送方向下流側に連なる搬送路の一部をなす搬送路である。可動搬送路53は、開閉動作することが可能である。可動搬送路53は、閉塞動作によりテープ搬送路41と一体化することが可能であると共に、開放動作によりテープ搬送路41の搬送方向下流側へのキャリアテープ10の搬送を規制しつつ開口穴54を形成することが可能である。カッタ51により切断されたキャリアテープ10の先端の不要部分は、可動搬送路53の開放動作により形成された開口穴54からダクトを通じて廃却箇所まで案内される。
スプライシング装置30は、図6に示す如く、旧キャリアテープ10aを送り穴14の中心を通る切断箇所Cpaで切断すると共に、新キャリアテープ10bを送り穴14の中心を通る切断箇所Cpbで切断する。そして、その切断後、スプライシング装置30は、新旧のキャリアテープ10a,10bを互いに近接する搬送方向Yに搬送して、切断により半円形となった送り穴14同士をスプライシング位置Lpで互いに突き合わして一つの円形の送り穴14を形成し、その状態でスプライシングテープ1を用いたスプライシングを実行する。
このスプライシング装置30によるスプライシングは、スプラシングテープ1が台紙4から剥がされ、裏側スプライシングテープ1bが新旧のキャリアテープ10a,10bの裏面に貼付されかつ表側スプライシングテープ1aが新旧のキャリアテープ10a,10bの表面に貼付されるように行われる。また、このスプライシングは、裏側スプライシングテープ1bの開口穴2が新旧のキャリアテープ10a,10bの送り穴14の裏側に連通するように行われる。スプライシング装置30は、上記のスプライシングを完了した後、筐体33の上部カバーを開くことで、そのスプライシングが完了したキャリアテープ(すなわち、旧キャリアテープ10aと新キャリアテープ10bとを接合したもの)10を外部に取り出し可能とする。
尚、スプライシングテープ1による二本のキャリアテープ10a,10bのスプライシングは、上記したスプライシング装置30に代えて、作業者の手動で行われるものであってもよい。この場合は、表側スプライシングテープ1a及び裏側スプライシングテープ1bは、一組ごと台紙4に貼られているのが好適である。
キャリアテープ10は、スプライシングが完了しかつ供給リールに巻き取られた後、図11に示す如きテープフィーダ70に装填される。そして、このテープフィーダ70は、図12に示す如き部品装着機80に着脱可能に取り付けられる。部品装着機80は、基板90に電子部品20を装着する基板生産ラインに設けられており、キャリアテープ10内の電子部品20を基板90へ移載する。部品装着機80は、基板搬送部81と、部品供給部82と、部品移載部83と、を備えている。
基板搬送部81は、生産対象の回路基板などの基板90を搬送する装置である。基板搬送部81は、間隔を空けて互いに平行に配置された一対のガイドレール81aと、一対のガイドレール81aの間で基板90を載置可能かつ輪転可能なコンベアベルト(図示せず)と、コンベアベルト上の基板90を所定の部品装着位置に位置決めするクランプ装置(図示せず)と、を有している。基板90は、一対のガイドレール81aにより案内されつつコンベアベルトにより搬送方向Aに向けて搬送され、所定の部品装着位置に達した際にクランプ装置によって位置決めされる。
部品供給部82は、基板90に装着する電子部品20を所定の部品供給位置まで供給する装置である。部品供給部82は、テープフィーダ70が着脱可能に保持されるスロット82aと、キャリアテープ10が巻回される供給リール71を交換可能かつ回転可能に保持するリール保持部82bと、を有している。スロット82aは、基板搬送部81に対して基板90の搬送方向Aに直交する直交方向Bに配置されていると共に、基板90の搬送方向Aに並んで複数設けられている。リール保持部82bは、2つの供給リール71を保持可能である。リール保持部82bは、2つの供給リール71がテープフィーダ70に対して直交方向Bの基板搬送部81側とは反対側に配置されている。リール保持部82bは、テープフィーダ70が装着されるスロット82aに対応して、基板の搬送方向Aに並んで複数設けられている。
部品移載部83は、テープフィーダ70における所定の部品供給位置まで供給された電子部品20を、キャリアテープ10から所定の部品装着位置に位置決めされている基板90に向けて移載する装置である。部品移載部83は、間隔を空けて互いに平行に配置された一対のガイドレール83aと、一対のガイドレール83aに沿って直交方向Bに向けて移動可能なB軸スライダ83bと、B軸スライダ83bに搬送方向Aに向けて移動可能に取り付けられたA軸スライダ83cと、電子部品20を吸着可能なノズルなどが取り付けられた装着ヘッド83dと、を有している。B軸スライダ83bは、B軸サーボモータ(図示せず)により直交方向Bへ位置移動される。A軸スライダ93cは、A軸サーボモータ(図示せず)により搬送方向Aへ位置移動される。装着ヘッド83dは、ヘッドモータ(図示せず)により上下方向に位置移動される。
テープフィーダ70は、部品装着機80の上記したスロット82aに着脱可能に装着される。テープフィーダ70は、部品装着機80のリール保持部82bに保持されている供給リール71に巻回されているキャリアテープ10を、基板90の搬送方向Aに直交する直交方向Bに送ることにより、キャリアテープ10のキャビティ13に収容されている電子部品20を所定の部品供給位置まで供給する。テープフィーダ70は、図11に示す如く、フィーダ本体72と、テープ搬送路73と、スプロケット74と、モータ75と、を備えている。
フィーダ本体72は、扁平な箱形に形成されている。フィーダ本体72は、基板搬送部81側とは反対側の後部位に設けられた、キャリアテープ10を挿入するためのテープ挿入部と、基板搬送部81側の前部位に設けられた、キャリアテープ10を外部に排出するためのテープ排出部と、を有している。テープ搬送路73は、テープ挿入部からテープ排出部にかけてキャリアテープ10の搬送方向に沿って延びている。フィーダ本体72でのキャリアテープ10の搬送方向は、部品装着機80における基板90の搬送方向Aに直交する直交方向Bに一致する。テープ搬送路73は、テープ挿入部からテープ排出部にかけて搬送中のキャリアテープ10をその下面、側面、又は上面を支えて案内する。
スプロケット74は、フィーダ本体72においてテープ搬送路73の下方に設けられた円盤状の部材である。スプロケット74は、テープ搬送路73上のキャリアテープ10がテープ挿入部側からテープ排出部側へ向けて搬送されるように回転する回転体である。スプロケット74は、フィーダ本体72においてテープ搬送路73の少なくとも前部側に回転可能に取り付けられている。スプロケット74は、回転により、テープ挿入部側からテープ搬送路73に沿って搬送されたキャリアテープ10をテープ排出部側へ向けて更にはそのテープ排出部から外部へ向けて送る。
スプロケット74は、外周において径方向外側に向けて突出する歯74aを有している。テープ搬送路73におけるスプロケット74の上方に位置する部分には、窓孔が設けられている。スプロケット74は、上端付近の歯74aが窓孔を通じてテープ搬送路73上に突出するように配置されている。スプロケット74の歯74aは、テープ搬送路73上に突出した状態でキャリアテープ10の送り穴14に係合する。
モータ75は、フィーダ本体72の前部側に取り付けられる、スプロケット74を間欠回転させるサーボモータである。モータ75の回転軸は、フィーダ本体72に回転可能に取り付けられたギヤ76を介して、上記のスプロケット74に噛合している。このモータ75が間欠回転されると、その回転がギヤ76を介して減速されつつスプロケット74に伝達され、そのスプロケット74が間欠回転する。
フィーダ本体72には、テープガイド77が設けられている。テープガイド77は、テープ搬送路73上のキャリアテープ10をその幅方向端面及びその上端面において案内するガイド部材である。テープガイド77は、スプロケット74の上方かつテープ搬送路73の上方に配置されている。テープガイド77は、キャリアテープ10の搬送方向に沿って延びており、テープ搬送路73を上方から覆う例えば断面U字状に形成されている。
テープガイド77は、フィーダ本体72に対して上下動可能に取り付けられている。テープガイド77は、トーションスプリングなどの付勢部材により下方に付勢されている。テープガイド77は、この付勢力により、テープ搬送路73上のキャリアテープ10の上面を押さえてそのキャリアテープ10の浮上を防止する機能を有する。テープガイド77は、特定色に色付けされている。特に、テープガイド77において特定色に色付けされる部位は、キャリアテープ10の上面に当接して案内する部位を少なくとも含むものであればよい。このテープガイド77の特定色は、キャリアテープ10が透明性のあるエンボス型のテープであるときにその透明なキャリアテープ10を通して認識可能な色であって、一般的なエンボス型のテープに色付けされる色と同じ黒色などである。
上記の部品装着機80において、テープフィーダ70のスプロケット74が間欠回転すると、供給リール71に巻回されているキャリアテープ10が間欠的に搬送されて、キャビティ13に収容されている電子部品20が所定の部品供給位置まで供給される。電子部品20は、所定の部品供給位置まで供給された後、部品装着機80の装着ヘッド83dに取り付けられたノズルなどで保持され、所定の部品装着位置に位置決めされている基板90に移載される。
ところで、スプライシングテープ1は、旧キャリアテープ10aと新キャリアテープ10bとに接着され、それらの新旧キャリアテープ10a,10bをスプライシングする。スプライシングテープ1の裏側スプライシングテープ1bは、それぞれテープ長手方向に沿ってキャリアテープ10の送り穴14の間隔と同じ間隔で一列に並んだ開口穴2を有すると共に、そのテープ長手方向に並んだ二つの開口穴2の間に配置された透過部3を有する。上記のスプライシングは、裏側スプライシングテープ1bの開口穴2が新旧のキャリアテープ10a,10bの送り穴14に連通するように行われる。すなわち、開口穴2には、キャリアテープ10の送り穴14が連通する。これらの開口穴2及び送り穴14には、テープフィーダ70のスプロケット74の歯74aが係合する。
一方、透過部3には、キャリアテープ10の送り穴14は連通せず、テープフィーダ70のスプロケット74の歯74aは係合しない。スプロケット74の歯74aがキャリアテープ10の送り穴14及びスプライシングテープ1の開口穴2に連通している状態でも、そのスプライシングテープ1の透過部3が外部から視認可能である。
従って、キャリアテープ10の送り穴14が並ぶテープ長手方向の列上に透過部3が存在するか否かを検知することにより、スプライシングテープ1の存在有無すなわち旧キャリアテープ10aから新キャリアテープ10bへの切替有無を判定することができる。具体的には、送り穴14が並ぶテープ長手方向の列上に透過部3が存在しないことが検知されたときは、そのキャリアテープ10での検知部位がスプライシングテープ1が存在しない部位であると判定することができる。また、図13−図15に示す如く、送り穴14が並ぶテープ長手方向の列上に透過部3が存在することが検知されたときは、そのキャリアテープ10での検知部位がスプライシングテープ1が存在する部位であると判定することができ、旧キャリアテープ10aから新キャリアテープ10bへの切り替わりを判定することができる。
特に、透過部3は、スプライシングテープ1のテープ長手方向の一端側に偏って配置されており、スプライシングテープ1における旧キャリアテープ10a及び新キャリアテープ10bの何れか一方に接着される部位にのみ設けられている。この場合には、スプライシングテープ1のうち旧キャリアテープ10aが接着されている旧側領域と新キャリアテープ10bが接着されている新側領域との間で、互いに透過部3の存在有無が切り替わる。
従って、キャリアテープ10の送り穴14が並ぶテープ長手方向の列上での透過部3の存在有無の切り替わり位置を検出することにより、旧キャリアテープ10aから新キャリアテープ10bへの境界位置を判定することができる。例えば、スプライシングテープ1の透過部3が新キャリアテープ10bの下面に接着される部位に設けられている場合は、キャリアテープ10の送り穴14が並ぶテープ長手方向の列上に透過部3が存在しないことが検知されている状態からその透過部3が存在することが検知されたときに、検知箇所において旧キャリアテープ10aから新キャリアテープ10bへの境界位置が通過したと判定することができる。また、スプライシングテープ1の透過部3が旧キャリアテープ10aの下面に接着される部位に設けられている場合は、キャリアテープ10の送り穴14が並ぶテープ長手方向の列上に透過部3が存在することが検知されている状態からその透過部3が存在しないことが検知されたときに、検知箇所において旧キャリアテープ10aから新キャリアテープ10bへの境界位置が通過したと判定することができる。
上記の如く、透過部3は、スプライシングテープ1の長手方向において複数個設けられている。このため、透過部3が一個だけ設けられる構造に比べて、透過部3の検知機会を確保することができ、透過部3が存在するにもかかわらず検知できない事態が生じるのをできるだけ抑えることができる。
また、透過部3は、スプライシングテープ1がキャリアテープ10に接着されている状態では、そのスプライシングテープ1の裏側スプライシングテープ1bを透過して、その裏側スプライシングテープ1bに接着されているキャリアテープ10の接着面を視認可能とする部位である。スプライシング対象のキャリアテープ10は、種類に応じて配色を異にしている。具体的には、紙テープでは、その表面が白色に配色されている。また、エンボス型のテープでは、その表面に黒色や茶色などの配色が施されており、或いは、透明や半透明な素材が使われる。また、テープガイド77は、黒色や茶色などに配色されるエンボス型のテープの色と同じ色に配色されている。
従って、スプライシングテープ1によりスプライシングされたキャリアテープ10では、スプライシングテープ1の透過部3を透過して視認される状態情報(具体的には、スプライシングテープ1との接着面に付されている配色)を検知することにより、そのキャリアテープ10の種類を判定することが可能である。例えば、図13に示す如く状態情報に基づく配色が輝度の高い白色であるときは、キャリアテープ10が紙テープであると判定することができる。また、状態情報に基づく配色が輝度の低い黒色や茶色であるときは、図14に示す如く黒色などに配色されたエンボス型のテープが視認されており、或いは、図15に示す如く透明又は半透明のエンボス型のテープを通じて黒色などに配色されたテープガイド77が視認されていると判定して、キャリアテープ10がエンボス型のテープであると判定することができる。
次に、部品装着機80での新旧キャリアテープ10a,10bの切り替え判定及びキャリアテープ10の種類判定について説明する。
部品装着機80は、図16に示す如く、テープ判定装置100を備えている。テープ判定装置100は、判定部101と、撮像部102と、を有している。判定部101は、マイクロコンピュータを主体にして構成されている。判定部101は、新旧キャリアテープ10a,10bの切り替え判定を行うと共に、キャリアテープ10の種類判定を行う。判定部101は、部品装着機80の各種動作を制御する制御部84に接続されている。尚、判定部101は、部品装着機80の制御部84内に組み込まれていてもよい。
撮像部102は、例えば、テープフィーダ70に取り付け固定されるカメラである。撮像部102は、テープフィーダ70の有するテープガイド77の下方に配置されており、そのテープガイド77に案内されるキャリアテープ10の下面側を下方から撮像することが可能である。具体的には、撮像部102は、テープガイド77に案内されるキャリアテープ10における、新旧のキャリアテープ10a,10bをスプライシングするスプライシングテープ1の透過部3が通過し得る部位を撮像することが可能である。尚、撮像部102による撮像は、テープフィーダ70の動作中(具体的には、スプロケット74の間欠回転中の回転停止時)に行われることが好ましい。また、その撮像は、間欠回転中の回転停止時に透過部3が含まれ得るエリア(図13−図15に一点鎖線で囲まれるエリア;以下、認識エリアSと称す。)に対して行われることが好ましい。
撮像部102が撮像した画像情報は、判定部101に供給される。判定部101は、撮像部102から画像情報が供給された場合、まず、その画像処理を行い(図17に示すステップS100)、そして、上記の各種判定を行う。この判定部101での各種判定は、テープフィーダ70の動作中、キャリアテープ10の下面における、新旧のキャリアテープ10a,10bをスプライシングするスプライシングテープ1の透過部3が通過し得る部位を撮像した認識エリアSの画像情報に基づいて行われる。
判定部101は、上記の各種判定を行ううえで必要なデータを記憶している。この記憶データは、スプライシングテープ1の透過部3の存在有無を検知できるデータ、及び、スプライシングテープ1によりスプライシングされたキャリアテープ10の種類を判定できるデータを含む。この記憶データは、例えば、その透過部3の大きさとして想定される閾値範囲(但し、この閾値範囲は、開口穴2の大きさを含まない範囲である。)、キャリアテープ10のテープ長手方向に隣接する二つの送り穴14の距離間隔、紙テープの配色(白色)とエンボス型テープの特定配色(黒色)とを区別できる輝度閾値などである。判定部101は、撮像部102から供給された認識エリアSの画像情報の画像処理結果を記憶データと比較することにより、上記の各種判定を行う。
例えば、判定部101は、キャリアテープ10の送り穴14が並ぶテープ長手方向の列上に透過部3が存在することを検知した場合(ステップS101における肯定判定時)、キャリアテープ10にスプライシングテープ1が貼付された箇所が現れたと判定し、そのスプライシングテープ1によりスプライシングされた新旧キャリアテープ10a,10bの切り替わりが生じたと判定する(ステップS102)。具体的には、この切り替わり判定は、認識エリアSの画像情報内にスプライシングテープ1の透過部3の大きさに対して閾値範囲内の大きさの輪郭が含まれること、又は、認識エリアSの画像情報内に穴(具体的には、開口穴2及び透過部3の何れか)が現れる距離間隔が、キャリアテープ10のテープ長手方向に隣接する二つの送り穴14の間隔に対して半分程度であることが検知された場合などに肯定される。尚、上記穴の距離間隔は、時間とテープ搬送速度とにより求められる。
特に、判定部101は、以下の場合、認識エリアSにおいて旧キャリアテープ10aから新キャリアテープ10bへの境界位置が通過したと判定する。すなわち、この境界位置の通過判定は、認識エリアSの画像情報としてスプライシングテープ1の透過部3の大きさに対して閾値範囲内の大きさの輪郭が含まれていない状態から含まれる状態へ変化し若しくは更に含まれる状態から含まれない状態へ変化したタイミングで肯定される。又は、この境界位置の通過判定は、認識エリアSの画像情報内に穴が現れる距離間隔が、キャリアテープ10のテープ長手方向に隣接する二つの送り穴14の間隔に対して同程度である状態からその半分程度である状態へ変化し若しくは更にその半分状態である状態から同程度である状態へ変化したタイミングで肯定される。
このように新旧のキャリアテープ10a,10bの切り替わり判定及び境界位置の通過判定を行ううえで、スプライシングテープ1に設けられた透過部3が用いられる。この透過部3は、キャリアテープ10の送り穴14に連通する開口穴2とは別に設けられている。すなわち、キャリアテープ10の送り穴14は、スプライシングテープ1の開口穴2に連通しており、スプライシングテープ1のテープ面に閉塞されていない。このため、キャリアテープ10の送り穴14へのテープフィーダ70のスプロケット74の係合が阻害されるのは回避される。従って、新旧のキャリアテープ10a,10bの切り替わり判定及び境界位置の通過判定をキャリアテープ10の送り穴14を閉塞することなく実現することができる。
また、判定部101は、キャリアテープ10の送り穴14が並ぶテープ長手方向の列上に透過部3が存在することを検知した場合、テープフィーダ70において搬送されているキャリアテープ10の種類を判定する。尚、この種類判定は、新旧キャリアテープ10a,10bの切り替わりが生じたと判定される際に同時に実施されるものであってよい。この種類判定は、その画像情報内の画像処理により得られる透過部3内の色が何色であるか否か、具体的には、その透過部3内における輝度が輝度閾値に対して紙テープの配色(具体的には白色)側の輝度であるか或いはエンボス型テープの特定配色(具体的には黒色など)側の輝度であるかを判別することにより行われる。
その結果、判定部101は、透過部3内の輝度が紙テープの配色側の高輝度であると判別した場合(ステップS103における肯定判定時)は、白色に色付けされているキャリアテープ10がその透過部3を透過して視認されていると判定する。そして、テープフィーダ70において搬送されているキャリアテープ10が紙テープであると判定する(ステップS104)。一方、透過部3内の輝度がエンボス型テープの特定配色側の低輝度であると判別した場合(ステップS103における否定判定時)は、黒色に色付けされているキャリアテープ10がその透過部3を透過して視認され或いは黒色に色付けされているテープガイド77がその透過部3を透過しつつ透明性のあるキャリアテープ10を通して視認されていると判定する。そして、テープフィーダ70において搬送されているキャリアテープ10がエンボス型のテープであると判定する(ステップS105)。
テープ判定装置100において、判定部101にて新旧キャリアテープ10a,10bの切り替わり判定又は新旧キャリアテープ10a,10bの境界位置判定がなされると、その後、キャリアテープ10のキャビティ13に収容された電子部品20を、部品装着機80の部品移載部83の装着ヘッド83dに取り付けられたノズルなどが吸着するうえでの吸着位置の補正が行われる。
上記の吸着位置の補正は、新キャリアテープ10bのキャビティ13内の電子部品20に対する吸着が適切な位置で行われるように実施される。例えば、この補正は、部品装着機80に搭載された部品センサなどを用いて検出されるキャビティ13の位置などに基づいて行われるものであってよい。尚、上記の吸着位置は、旧キャリアテープ10aのキャビティ13内の電子部品20に対する吸着位置とは異なることが一般的であるが、新旧キャリアテープ10a,10bのスプライシングが正確になされたときなどは同じであってもよい。このため、新旧キャリアテープ10a,10bの切り替わりに基づく吸着位置の補正によれば、キャリアテープ10のスプライシングテープ1が設けられた継ぎ目部分の後側の新キャリアテープ10bで電子部品20の吸着が不安定になるのを防止することができ、部品装着機80での生産性を向上させることができる。
また、判定部101にてキャリアテープ10の種類判定がなされると、上記の吸着位置の補正がそのキャリアテープ10の種類に合わせて行われる。キャリアテープ10が紙テープである場合は、その紙テープに合わせた吸着位置補正がなされる。また、キャリアテープ10がエンボス型のテープである場合は、そのエンボス型のテープに合わせた吸着位置補正がなされる。このため、キャリアテープ10の種類に関係のない一律な吸着位置補正がなされるのを回避することができ、キャリアテープ10の種類に合わせて適切に吸着位置を補正することができるので、何れの種類の新キャリアテープ10bでも電子部品20の吸着が不安定になるのを防止することができる。
尚、透過部3がスプライシングテープ1における新キャリアテープ10bの下面に接着される部位に設けられる場合は、新キャリアテープ10bの種類が判定される。このため、新キャリアテープ10bの種類判定がなされた後、その種類に合わせて吸着位置(特に吸着高さ位置)の補正がなされれば、何れの種類の新キャリアテープ10bでも電子部品20の吸着が不安定になるのを確実に防止することができる。
また、キャリアテープ10の種類判定を、スプライシングテープ1に設けた透過部3を用いて行うので、その種類判定を、テープフィーダ70に設けられた操作パネルの設定スイッチなどで作業者に設定操作させることなどによって事前に行うことは不要である。このため、キャリアテープ10の種類判定を行ううえでの作業者による誤操作を回避することができるので、その種類判定を精度良く行うことができる。また、キャリアテープ10の種類判定を行ううえでの作業者の設定操作が不要であるので、その種類判定を自動的に行うことができ、作業者の誤設定操作に伴うキャリアテープ種類の誤判定を防止することができる。
ところで、上記の実施形態においては、テープフィーダ70が、キャリアテープ10をその幅方向端面及びその上端面において案内するテープガイド77を有し、キャリアテープ10の新旧キャリアテープ10a,10bの継ぎ目に接着されるスプライシングテープ1の透過部3がキャリアテープ10の下面に貼付される裏側スプライシングテープ1bに設けられ、その透過部3を撮像する撮像部102がテープガイド77の下方に配置されている。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。テープフィーダ70のテープガイド77が、キャリアテープ10をその下端面において案内する部位を有する構造においては、スプライシングテープ1の透過部3が、キャリアテープ10の下面に貼付される表側スプライシングテープ1aに設けられ、撮像部102がテープガイド77の上方に配置されるものであってもよい。
また、上記の実施形態においては、スプライシングテープ1の透過部3がテープ幅方向の一端側に偏って設けられる。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。スプライシングテープ1の透過部3が、テープ長手方向の全域に亘って設けられていてもよい。
また、上記の実施形態においては、スプライシングテープ1の透過部3が裏側スプライシングテープ1bを貫通して開口する穴である。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。スプライシングテープ1の透過部3は、裏側スプライシングテープ1bを貫通することなく透明のフィルムなどで閉じられた穴又は透明な部材が埋設された穴であってもよい。
1:スプライシングテープ、1b:裏側スプライシングテープ、2:開口穴、3:透過部、10:キャリアテープ、10a:旧キャリアテープ、10b:新キャリアテープ、14:送り穴、20:電子部品、70:テープフィーダ、77:テープガイド、80:部品装着機、100:テープ判定装置、101:判定部、102:撮像部。

Claims (13)

  1. それぞれテープ長手方向に所定間隔で設けられた送り穴を有する第一キャリアテープ及び第二キャリアテープをスプライシングするスプライシングテープであって、
    スプライシング後に前記送り穴に連通する、テープ長手方向に前記所定間隔で設けられた開口穴と、
    前記開口穴とは別に設けられた視認可能な透過部と、
    を備える、スプライシングテープ。
  2. 前記透過部は、テープ長手方向の一端側に偏って配置されている、請求項1に記載のスプライシングテープ。
  3. 前記透過部は、テープ長手方向に前記開口穴と交互に一列に並んで配置されている、請求項1又は2に記載のスプライシングテープ。
  4. 前記透過部は、開口する穴である、請求項1乃至3の何れか一項に記載のスプライシングテープ。
  5. スプライシングテープによりスプライシングされる、それぞれテープ長手方向に所定間隔で設けられた送り穴を有する第一キャリアテープ及び第二キャリアテープを判定するテープ判定方法であって、
    前記スプライシングテープは、
    スプライシング後に前記送り穴に連通する、テープ長手方向に前記所定間隔で設けられた開口穴と、
    前記開口穴とは別に設けられた視認可能な透過部と、
    を有し、
    前記テープ判定方法は、前記スプライシングテープによるスプライシング後、前記透過部が通過する部位での透過情報に基づいて前記第一キャリアテープから前記第二キャリアテープへの切り替わりを判定する第一ステップを備える、テープ判定方法。
  6. 前記第一ステップは、前記透過情報に前記透過部が含まれる場合に、前記第一キャリアテープから前記第二キャリアテープへの切り替わりを判定する、請求項5に記載のテープ判定方法。
  7. 前記透過部は、前記スプライシングテープのテープ長手方向の一端側に偏って配置されており、
    前記第一ステップは、前記透過情報における前記透過部の有無の変化に基づいて前記第一キャリアテープと前記第二キャリアテープとの境界位置を判定する、請求項5に記載のテープ判定方法。
  8. 前記テープ判定方法は、前記スプライシングテープによるスプライシング後、前記透過情報に基づいて前記第一キャリアテープ及び前記第二キャリアテープの種類を判定する第二ステップを備える、請求項5乃至7の何れか一項に記載のテープ判定方法。
  9. 前記第一キャリアテープ及び前記第二キャリアテープは、前記送り穴近傍の面にて、特定色に色付けされたガイド部材により支持されており、
    前記第二ステップは、前記透過情報に前記ガイド部材の前記特定色が含まれる場合に、前記種類を前記特定色に関連させて判定する、請求項8に記載のテープ判定方法。
  10. スプライシングテープによりスプライシングされる、それぞれテープ長手方向に所定間隔で設けられた送り穴を有する第一キャリアテープ及び第二キャリアテープを判定するテープ判定装置であって、
    前記スプライシングテープは、
    スプライシング後に前記送り穴に連通する、テープ長手方向に前記所定間隔で設けられた開口穴と、
    前記開口穴とは別に設けられた視認可能な透過部と、
    を有し、
    前記テープ判定装置は、
    前記透過部が通過する部位を撮像する撮像部と、
    前記スプライシングテープによるスプライシング後、前記撮像部による画像情報に基づいて前記第一キャリアテープから前記第二キャリアテープへの切り替わりを判定するテープ切替判定部と、
    を備える、テープ判定装置。
  11. 前記透過部は、前記スプライシングテープのテープ長手方向の一端側に偏って配置されており、
    前記テープ切替判定部は、前記画像情報における前記透過部の有無の変化に基づいて前記第一キャリアテープと前記第二キャリアテープとの境界位置を判定する、請求項10に記載のテープ判定装置。
  12. 前記テープ判定装置は、前記スプライシングテープによるスプライシング後、前記画像情報に基づいて前記第一キャリアテープ及び前記第二キャリアテープの種類を判定するテープ種類判定部を備える、請求項10又は11に記載のテープ判定装置。
  13. 前記第一キャリアテープ及び前記第二キャリアテープは、前記送り穴近傍の面にて、特定色に色付けされたガイド部材により支持されており、
    前記テープ種類判定部は、前記画像情報に前記ガイド部材の前記特定色が含まれる場合に、前記種類を前記特定色に関連させて判定する、請求項12に記載のテープ判定装置。
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