JP6977836B1 - 浴室洗浄システムおよび浴室洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室洗浄装置を遠隔操作する場合に、浴室外への洗浄水の飛散を抑制する。【解決手段】実施形態に係る浴室洗浄システムは、宅内に設置されたリモコンと、ネットワークを介して通信可能な携帯端末またはリモコンによって操作され、浴室の洗い場に洗浄水を散布する浴室洗浄動作を行う浴室洗浄装置と、浴室のドアの開閉状態を検知する検知部と、検知部による検知結果に基づき、浴室外への洗浄水の飛散を抑制する飛散抑制処理を実行する制御部とを備える。【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、浴室洗浄システムおよび浴室洗浄方法に関する。
浴室の洗い場には、人体の洗浄に使用された石鹸やシャンプーなどのかす、人体から発生した垢(タンパク質系、炭水化物系、油脂系、塩類等)などの汚れが付着する。これらの汚れを除去するために、洗い場に水や殺菌水等の洗浄水を散布することによって洗い場を洗浄する浴室洗浄装置が知られている(特許文献1参照)。
一方、近年、インターネット等の通信技術の普及に伴い、宅内に設置された電気機器をスマートフォンなどの携帯端末を用いて宅外から遠隔操作する技術が提案されている。
特許第3339351号公報
浴室のドアが開いている状態で浴室洗浄装置を使用すると、浴室洗浄装置から散布された洗浄水が浴室の外に飛び散るおそれがある。浴室洗浄装置を宅内から直接操作する場合、ユーザは、浴室のドアが開いていることに気付く可能性がある。しかしながら、浴室洗浄装置を遠隔操作する場合、宅外にいるユーザは、浴室のドアが開いていることに気付くことができない。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、浴室洗浄装置を遠隔操作する場合に、浴室外への洗浄水の飛散を抑制することができる浴室洗浄システムおよび浴室洗浄方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る浴室洗浄システムは、宅内に設置されたリモコンと、ネットワークを介して通信可能な携帯端末または前記リモコンによって操作され、浴室の洗い場に洗浄水を散布する浴室洗浄動作を行う浴室洗浄装置と、前記浴室のドアの開閉状態を検知する検知部と、前記検知部による検知結果に基づき、前記浴室外への前記洗浄水の飛散を抑制する飛散抑制処理を実行する制御部とを備える。
かかる構成によれば、検知部による検知結果に基づき、浴室外への洗浄水の飛散を抑制する飛散抑制処理を実行することで、浴室洗浄装置を遠隔操作する場合に、浴室外への洗浄水の飛散を抑制することができる。
また、上記浴室洗浄システムでは、前記携帯端末から前記浴室洗浄動作の開始を要求され、かつ、前記検知部によって前記ドアが開いていることが検知された場合に、前記浴室洗浄動作の開始の可否を判定する判定部を備え、前記制御部は、前記判定部によって前記浴室洗浄動作が開始不可であると判定された場合に前記飛散抑制処理を実行する。
かかる構成によれば、浴室のドアが閉状態の時よりも浴室外に洗浄水が飛び散る可能性が高い開状態の時において、浴室洗浄動作の開始の可否を判定することで、浴室外への洗浄水の飛散を抑制することができる。
また、上記浴室洗浄システムでは、前記判定部は、前記ドアが開いている旨の情報を受信した前記携帯端末から送信される前記浴室洗浄動作の開始の可否の選択結果を示す情報に従って、前記浴室洗浄動作の開始の可否を判定する。
かかる構成によれば、携帯端末のユーザは、たとえば外出中であり、浴室のドアの開閉状態を直接確認することができない場合であっても、浴室のドアの開閉状態を確認したうえで、浴室洗浄動作を開始するか否かを選択することができる。
また、上記浴室洗浄システムでは、前記判定部である第1の判定部によって前記浴室洗浄動作が開始可能であると判定された場合に、前記検知部による検知結果に基づいて前記浴室洗浄動作の開始の可否を再判定する第2の判定部を備え、前記制御部は、前記第2の判定部によって前記浴室洗浄動作が開始不可であると判定された場合に前記飛散抑制処理を実行する。
たとえば第1の判定部が宅外に設けられる場合、第1の判定部は、インターネット等の外部ネットワークを介して行われるため、外部ネットワークを使用しない宅内のみの通信と比べてタイムラグが生じるおそれがある。すなわち、浴室のドアの開閉状態が第1の判定部に通知された時点で、第1の判定部に通知された開閉状態と実際の開閉状態とが異なっているおそれがある。この場合、第1の判定部は、浴室のドアの開閉状態を誤判定してしまうおそれがある。これに対し、浴室洗浄動作を開始させる直前で、浴室のドアの開閉状態を第2の判定部により再度判定することで、上記誤判定を抑制することができる。したがって、浴室外への洗浄水の飛散をより確実に抑制することができる。
また、上記浴室洗浄システムでは、前記制御部は、前記飛散抑制処理として、前記浴室洗浄動作の実行を禁止する。
かかる構成によれば、浴室のドアが開いている場合に、浴室洗浄動作を開始させないようにすることで、浴室外に洗浄水が飛散してしまうことを抑制することができる。
また、上記浴室洗浄システムでは、前記制御部は、前記携帯端末から前記浴室洗浄動作の開始を要求された場合に、前記飛散抑制処理として、前記浴室洗浄動作の実行を禁止する一方、前記リモコンから前記浴室洗浄動作の開始を要求された場合には、前記検知部による検知結果に関わらず前記浴室洗浄動作を前記浴室洗浄装置に実行させる。
かかる構成によれば、浴室外に洗浄水が飛散してしまった場合にすぐに対応することができない可能性がある携帯端末からの要求に対しては浴室洗浄動作を開始しないようにしつつ、浴室外に洗浄水が飛散してしまった場合でもすぐに対応することができる可能性が高いリモコンからの要求に対しては検知部による検知結果に関わらず浴室洗浄動作を開始させることができる。これにより、浴室外への洗浄水の飛散を適切に抑制することができる。
また、上記浴室洗浄システムでは、前記制御部は、前記飛散抑制処理として、前記リモコンからの要求に従って実行される第1の浴室洗浄動作とは異なる第2の浴室洗浄動作を前記浴室洗浄装置に実行させる。
かかる構成によれば、浴室のドアが開いている場合に、通常の浴室洗浄動作である第1の浴室洗浄動作とは異なる第2の浴室洗浄動作を実行させることで、浴室外に洗浄水が飛散してしまうことを抑制することができる。
また、上記浴室洗浄システムでは、前記制御部は、前記第1の浴室洗浄動作における前記洗浄水の散布範囲よりも狭い範囲に前記洗浄水を散布する動作を前記第2の浴室洗浄動作として前記浴室洗浄装置に実行させる。
かかる構成によれば、第1の浴室洗浄動作における洗浄水の散布範囲よりも狭い範囲に洗浄水を散布する動作を第2の浴室洗浄動作として実行させることで、浴室洗浄動作を行いつつも、浴室外に洗浄水が飛散してしまうことを抑制することができる。
また、上記浴室洗浄システムでは、前記制御部は、前記浴室洗浄動作の実行中に、前記検知部によって前記ドアが開いたことが検知された場合に、前記飛散抑制処理として、前記浴室洗浄動作を一時停止する。
かかる構成によれば、浴室洗浄動作中に浴室のドアが開いた場合であっても、浴室外への洗浄水の飛散を抑制することができる。
また、上記浴室洗浄システムでは、前記制御部は、前記浴室洗浄動作を一時停止した後、前記検知部によって前記ドアが閉じたことが検知された場合に、前記浴室洗浄動作を再開する。
かかる構成によれば、浴室外への洗浄水の飛散を抑制しつつ、浴室洗浄動作の中断を最小限に抑えることができる。
また、上記浴室洗浄システムでは、前記制御部は、前記浴室洗浄動作を再開した場合、一時停止された前記浴室洗浄動作の残り時間よりも短い時間で前記浴室洗浄動作を終了する。
かかる構成によれば、浴室洗浄動作の実行中に浴室のドアが開かれてしまい浴室洗浄動作が一時停止したとしても、浴室洗浄動作が完了するまでの時間が長くなることを抑制することができる。
実施形態の一態様によれば、浴室洗浄装置を遠隔操作する場合に、浴室外への洗浄水の飛散を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る浴室洗浄システムの構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る浴室を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係る浴室の洗い場の平面図である。 図4は、実施形態に係るサーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 図5は、実施形態に係る宅内制御装置の機能構成を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係るサーバ装置が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る宅内制御装置が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、第1変形例に係る宅内制御装置が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、第2の浴室洗浄動作の一例を示す図である。 図10は、第2の浴室洗浄動作の他の一例を示す図である。 図11は、第2変形例に係る宅内制御装置が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、第3変形例に係る宅内制御装置が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する浴室洗浄システムおよび浴室洗浄方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、実施形態に係る浴室洗浄システムの構成について図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係る浴室洗浄システムの構成を示すブロック図である。
なお、図1などのブロック図では、本実施形態の特徴を説明するために必要な構成要素のみを機能ブロックで表しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
換言すれば、図1などのブロック図に図示される各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。例えば、各機能ブロックの分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することが可能である。
図1に示すように、浴室洗浄システム1は、浴室洗浄装置10と、宅内制御装置20と、リモコン30と、検知部40と、通信ハブ50と、ゲートウェイ装置60と、通信機器70と、サーバ装置80とを備える。なお、浴室洗浄システム1は、携帯端末90をさらに含んでいてもよい。
浴室洗浄装置10、宅内制御装置20、リモコン30、検知部40、通信ハブ50、ゲートウェイ装置60および通信機器70は、住宅などの建物100の内部(宅内)に設置される。一方、サーバ装置80は、建物100の外部に設置され、インターネット網などのネットワークNを介して通信機器70および携帯端末90と通信可能に接続される。
携帯端末90は、たとえば建物100の居住者であるユーザが所持するスマートフォンやタブレット端末などであり、ネットワークNを介して通信機器70およびサーバ装置80と通信可能に接続される。携帯端末90は、建物100の外部に存在することもあるし、宅内に存在することもある。図1では、携帯端末90が建物100の外部に存在する場合の例を示している。
浴室洗浄装置10は、宅内に設置された浴室を自動洗浄する装置である。具体的には、浴室洗浄装置10は、浴室の洗い場に洗浄水を散布する浴室洗浄動作を行う。浴室洗浄装置10の構成については後述する。
宅内制御装置20は、リモコン30または携帯端末90への操作に基づいて、浴室洗浄装置10の動作を制御する。宅内制御装置20の構成については後述する。なお、ここでは、宅内制御装置20が独立した装置として宅内に設置される場合の例を示しているが、宅内制御装置20は、たとえば浴室洗浄装置10、リモコン30、通信ハブ50およびゲートウェイ装置60の何れかに設けられてもよい。
リモコン30は、たとえばユーザが操作可能なボタンを有し、かかるボタンへの操作に応じて、浴室洗浄装置10による浴室洗浄動作の開始を要求する信号(以下、「開始要求」と記載する)を通信ハブ50を介して宅内制御装置20へ送信する。リモコン30は、たとえば浴室に隣接する洗面所に設置される。また、リモコン30は、洗面所に限らずリビング等に設置されてもよい。
検知部40は、浴室のドアの開閉状態を検知する。検知部40については後述する。
通信ハブ50は、宅内制御装置20、リモコン30、検知部40およびゲートウェイ装置60と有線で接続され、これらの間で行われる通信を中継するハブとして機能する。例えば、通信ハブ50は、リモコン30および宅内制御装置20間、検知部40および宅内制御装置20間、検知部40およびゲートウェイ装置60間、ゲートウェイ装置60および宅内制御装置20間の通信を中継する。なお、通信ハブ50は、宅内制御装置20、リモコン30、検知部40およびゲートウェイ装置60と無線接続されてもよい。通信ハブ50による無線通信としては、例えばWifi(登録商標)やBluetooth(登録商標)などを用いることができる。
ゲートウェイ装置60は、通信機器70と無線通信可能に接続される。ゲートウェイ装置60は、通信機器70から無線通信により各種の信号を受信し、受信した信号を有線通信により通信ハブ50へ送信する。また、ゲートウェイ装置60は、通信ハブ50から有線通信を介して各種の信号を受信し、受信した信号を無線通信により通信機器70へ送信する。
通信機器70は、例えば、無線ルータおよびモデムを含んで構成される。また、通信機器70は、無線ルータおよび光回線終端装置等を含んで構成されてもよい。通信機器70は、サーバ装置80から各種の信号をネットワークN経由で受信し、受信した信号を無線通信を介してゲートウェイ装置60へ送信する。また、通信機器70は、ゲートウェイ装置60から各種の信号を無線通信により受信し、受信した信号をネットワークN経由でサーバ装置80へ送信する。
なお、通信機器70による無線通信としては、例えばWiFi(登録商標)などを用いることができるが、これに限られず、Bluetooth(登録商標)などその他の種類の無線通信を用いてもよい。
サーバ装置80は、浴室洗浄装置10を遠隔操作するために必要な各種の情報を格納する。また、サーバ装置80は、携帯端末90からの要求に応じて各種の情報処理を行い、処理結果をネットワークNを介して携帯端末90または通信機器70へ送信する。なお、サーバ装置80は、単数または複数の情報処理装置からなるクラウドコンピューティングにより構成されたクラウドサーバであるものとするが、これに限定されるものではない。サーバ装置80の構成については後述する。
携帯端末90は、たとえばスマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末、ノート型PC(Personal Computer)などのユーザが携帯可能な端末装置である。
なお、実施形態では、携帯端末90が宅外にある場合(すなわち、携帯端末90のユーザが外出している場合)を想定しているが、携帯端末90は宅内にあってもよい。すなわち、携帯端末90への操作は、宅外だけでなく宅内で行うことも可能である。また、携帯端末90による操作に限らず、スマートスピーカー等を用いて音声で操作することなども可能である。
携帯端末90は、ネットワークNを介して開始要求をサーバ装置80へ送信する。例えば、携帯端末90には、浴室洗浄装置10の制御を行うためのアプリケーション(以下、「浴室洗浄アプリ」と記載する)がインストールされている。携帯端末90は、この浴室洗浄アプリが起動された状態で、ユーザから所定の操作を受け付けた場合に、開始要求をネットワークN経由でサーバ装置80へ送信する。
なお、ここでは図示を省略するが、宅内には、浴室洗浄装置10以外の浴室関連機器が設けられてもよい。たとえば、浴槽に湯はりを行う湯はり装置、浴室に温風を吹き出して浴室内を暖めたり乾燥させたりする浴室乾燥暖房機、洗面所に温風を吹き出して洗面所内を温める洗面所暖房機、浴室の洗い場の床面を温める浴室床暖房機が浴室関連機器として設けられ得る。
浴室洗浄装置10を遠隔操作する場合、ユーザは、携帯端末90を操作することにより、携帯端末90からサーバ装置80へネットワークNを介して開始要求を送信する。開始要求は、サーバ装置80からネットワークNを介して通信機器70に送信され、通信機器70から無線通信によりゲートウェイ装置60に、さらに有線通信によりゲートウェイ装置60から通信ハブ50へ送信される。その後、開始要求は、通信ハブ50から一旦リモコン30へ送信された後、再度通信ハブ50へ送信され、通信ハブ50から宅内制御装置20へ送信される。なお、携帯端末90からの開始要求は、リモコン30を経由することなく通信ハブ50から宅内制御装置20に送信されてもよい。
一方、宅内から浴室洗浄装置10を操作する場合、ユーザは、リモコン30を操作する。これにより、開始要求が、リモコン30から通信ハブ50を介して宅内制御装置20へ送信される。
次に、浴室洗浄装置10の構成について図2および図3を参照して説明する。図2は、実施形態に係る浴室を示す斜視図である。また、図3は、実施形態に係る浴室の洗い場の平面図である。
図2に示すように、浴室洗浄装置10が設置される浴室500は、概ね直方体であり、4つの側壁、具体的には、第1側壁541、第2側壁542、第3側壁543および第4側壁544を備える。第2側壁542は、第1側壁541と対向し、第4側壁544は、第3側壁543と対向する。
浴室500には、第4側壁544に寄せて浴槽510が設けられており、浴槽510と第3側壁543との間に洗い場520が設けられる。洗い場520は、第3側壁543の他、第1側壁541の一部および第2側壁542の一部に接する。
洗い場520には、排水口521が設けられている。排水口521は、たとえば洗い場520の中央付近に浴槽510に寄せて設けられている。なお、ここでは図示を省略するが、洗い場520には、排水口521へ向かう緩やかな(例えば1〜5°程度の)排水勾配が設けられている。
洗い場520が接している第2側壁542の一部には、カウンター530が設けられている。カウンター530の上方には、鏡、給水栓、シャワーホースなどが適宜設けられている。
また、第3側壁543には、浴室500に出入りするための浴室ドア550が設けられる。なお、浴室ドア550は、建物100の間取りに応じて第1側壁541に設けられてもよい。
浴室洗浄装置10は、たとえばカウンター530の下部に設けられ、洗い場520に洗浄水を散布することによって洗い場520を洗浄する。
具体的には、図3に示すように、浴室洗浄装置10は、カウンター530の下部に突出するノズル11と、鉛直軸まわりにノズル11を回動させる図示しない駆動部とを備える。ノズル11は、洗い場520の床面から離隔した位置に設けられる。浴室洗浄装置10は、ノズル11から洗浄水を吐出するとともに、図示しない駆動部を用いてノズル11を回動させることにより、洗い場520の床面の略全面に洗浄水を散布する。たとえば、浴室洗浄装置10は、洗い場520に残存する角質等が排水口521に排出されるように洗浄水を散布した後、水道水を電気分解することで生成される次亜塩素酸等を含む殺菌水を洗い場520に散布する。
このように、浴室洗浄装置10は、洗い場520の床面の略全面に洗浄水を散布する。このため、仮に浴室ドア550が開いていると、浴室洗浄装置10によって散布された洗浄水が浴室500の外部(洗面所)に飛散するおそれがある。浴室洗浄装置10をリモコン30で宅内から直接操作する場合、ユーザは、浴室ドア550が開いていることに気付く可能性がある。しかしながら、携帯端末90を用いて浴室洗浄装置10を遠隔操作する場合、宅外にいるユーザは、浴室ドア550が開いていることに気付くことができない。
そこで、実施形態に係る浴室洗浄システム1では、浴室ドア550の開閉状態を検知する検知部40を設け、検知部40による検知結果に基づき、浴室500外への洗浄水の飛散を抑制する飛散抑制処理を実行することとした。
図2に示すように、検知部40は、たとえば浴室ドア550の近傍(図示の例では、浴室ドア550の側方)に設けられる。検知部40は、たとえば磁気型の近接センサである。磁気型の近接センサは、磁石を用いてスイッチのリード片を動作させることにより、スイッチをオンして信号を出力する。たとえば、磁石およびスイッチの一方は、浴室ドア550のドア枠に設けられ、他方は浴室ドア550に設けられる。浴室ドア550とドア枠との距離が閾値以下である場合、磁石によりスイッチがオンされることにより、検知部40は浴室ドア550が閉状態であることを検知することができる。一方、浴室ドア550とドア枠との距離が閾値を超えている場合、検知部40は浴室ドア550が開状態であることを検知する。
なお、検知部40は、磁気型の近接センサに限定されない。たとえば、検知部40は、赤外線センサであってもよい。赤外線センサは、投光部および受光部を有し、浴室ドア550から反射した光を受光部にて受光することにより、たとえば浴室ドア550のドア枠から浴室ドア550までの距離を検知する。赤外線センサとしての検知部40は、たとえば、浴室ドア550までの距離が設定された閾値以下である場合に、浴室ドア550が閉状態であることを検知し、閾値を超えている場合に、浴室ドア550が開状態であることを検知する。
また、検知部40は、静電容量型等の各種の近接センサであってもよい。また、検知部40は、たとえば浴室ドア550がドア枠に接触した際にドア枠をかかる圧力を検知する圧力センサであってもよい。また、検知部40は、カメラであってもよい。この場合、検知部40は、画像認識処理により、浴室ドア550の開閉状態を判別することができる。
検知部40は、検知結果を通信ハブ50へ送信する。通信ハブ50は、受信した検知結果をゲートウェイ装置60、通信機器70およびネットワークNを介してサーバ装置80へ送信する。なお、検知部40は、浴室ドア550の開閉状態が変化した場合、すなわち、浴室ドア550が開状態から閉状態に変化した場合または閉状態から開状態に変化した場合に、検知結果をサーバ装置80へ送信してもよい。また、検知部40は、サーバ装置80や宅内制御装置20からの要求に従って検知結果を送信してもよい。
次に、サーバ装置80の構成について図4を参照して説明する。図4は、実施形態に係るサーバ装置80の機能構成を示すブロック図である。
図4に示すように、サーバ装置80は、制御部81と、記憶部82とを備える。制御部81は、受付部81aと、第1の判定部81bと、確認処理部81cと、開始要求部81dとを備える。また、記憶部82は、開閉情報82aと、開始要求82bとを記憶する。
ここで、制御部81は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブ、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部81の受付部81a、第1の判定部81b、確認処理部81cおよび開始要求部81dとして機能する。
また、制御部81の受付部81a、第1の判定部81b、確認処理部81cおよび開始要求部81dの少なくともいずれか一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部82は、例えば、不揮発性メモリやハードディスクドライブといった記憶デバイスで構成される記憶部である。記憶部82には、開閉情報82a、開始要求82bおよび各種プログラム(図示せず)等が記憶される。
受付部81aは、検知部40による浴室ドア550の開閉状態についての検知結果をネットワークN経由で取得する。受付部81aは、取得した検知結果を開閉情報82aとして記憶部82に記憶させる。開閉情報82aには、浴室ドア550の開閉状態、すなわち、浴室ドア550が開状態および閉状態の何れであるかを示す情報の他、浴室洗浄装置10または浴室500を識別する識別情報(浴室ID)が含まれてもよい。
また、受付部81aは、携帯端末90からネットワークNを介して開始要求を受け付ける。受付部81aは、受け付けた開始要求82bを記憶部82に記憶させる。開始要求82bには、送信元である携帯端末90を識別する情報(ユーザID)が含まれてもよい。なお、ここでは図示を省略するが、サーバ装置80は、ユーザIDと浴室IDとを紐付ける情報を記憶部82に予め記憶しているものとする。
第1の判定部81bは、携帯端末90から開始要求が受け付けられた場合に、開閉情報82aに基づき、浴室ドア550が開状態であるか否かを判定する。
また、第1の判定部81bは、後述する確認処理部81cによって送信される選択要求に応じて携帯端末90から受信される選択結果に基づき、浴室洗浄動作の開始の可否を判定する。具体的には、第1の判定部81bは、浴室洗浄動作の開始を許可する旨の選択結果を携帯端末90から受信した場合に、浴室洗浄動作を開始可能であると判定する。一方、第1の判定部81bは、浴室洗浄動作の開始を拒否する旨の選択結果を携帯端末90から受信した場合に、浴室洗浄動作を開始不可であると判定する。
確認処理部81cは、第1の判定部81bによって浴室ドア550が開状態であると判定された場合に、対応する携帯端末90に対し、浴室洗浄動作の開始の可否を選択させる選択要求をネットワークN経由で送信する。
たとえば、確認処理部81cは、携帯端末90にインストールされた浴室洗浄アプリを介して携帯端末90の画面上に、「浴室ドアが開いていますが浴室洗浄動作を開始しますか?」というメッセージと、許可ボタン(たとえば、「はい」と表示されたボタン)および拒否ボタン(たとえば、「いいえ」と表示されたボタン)とを表示させる。携帯端末90のユーザは、浴室洗浄動作の開始を許可する場合には、許可ボタンを選択し、拒否する場合には拒否ボタンを選択する。そして、携帯端末90は、選択されたボタンに応じた情報(選択結果)をネットワークN経由でサーバ装置80へ送信する。
開始要求部81dは、第1の判定部81bによって浴室洗浄動作が開始可能であると判定された場合に、受付部81aによって受け付けられた開始要求82bをネットワークN経由で通信機器70(図1参照)に送信する。開始要求82bは、ゲートウェイ装置60,通信ハブ50、リモコン30等を介して宅内制御装置20へ送信される。
次に、宅内制御装置20の構成について図5を参照して説明する。図5は、実施形態に係る宅内制御装置20の機能構成を示すブロック図である。
図5に示すように、宅内制御装置20は、制御部21と、記憶部22とを備える。制御部21は、受付部21aと、第2の判定部21bと、動作制御部21cとを備える。また、記憶部22は、開閉情報22aと、開始要求82bとを記憶する。
ここで、制御部21は、例えば、CPU、ROM、RAM、ハードディスクドライブ、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部21の受付部21a、第2の判定部21bおよび動作制御部21cとして機能する。
また、制御部21の受付部21a、第2の判定部21bおよび動作制御部21cの少なくともいずれか一部または全部をASICやFPGA等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部22は、例えば、不揮発性メモリやハードディスクドライブといった記憶デバイスで構成される記憶部である。記憶部22には、開閉情報22a、開始要求82bおよび各種プログラム(図示せず)等が記憶される。
受付部21aは、検知部40による検知結果を通信ハブ50経由で取得する。受付部21aは、取得した検知結果を開閉情報22aとして記憶部22に記憶させる。開閉情報22aには、少なくとも浴室ドア550の開閉状態、すなわち、浴室ドア550が開状態および閉状態の何れであるかを示す情報が含まれる。
また、受付部21aは、サーバ装置80の開始要求部81dからネットワークNや通信ハブ50等を介して開始要求82bを受け付ける。受付部21aは、受け付けた開始要求82bを記憶部22に記憶させる。
第2の判定部21bは、サーバ装置80から開始要求82bが受け付けられた場合に、開閉情報22aに基づき、浴室ドア550の開閉状態を判定する。
動作制御部21cは、浴室洗浄装置10に対して浴室洗浄動作の実行を指示する。また、動作制御部21cは、浴室500外への洗浄水の飛散を抑制する飛散抑制処理を行う。具体的には、動作制御部21cは、第2の判定部21bによって浴室ドア550が閉じていると判定された場合に、浴室洗浄装置10に対して浴室洗浄動作を開始させる。一方、第2の判定部21bによって浴室ドア550が開いていると判定された場合、動作制御部21cは、携帯端末90からの要求に反し、浴室洗浄動作の実行を禁止する。
このように、実施形態に係る浴室洗浄システム1によれば、浴室ドア550が開いている場合に、浴室洗浄動作の実行を禁止することとしたため、携帯端末90によって浴室洗浄装置10が遠隔操作された場合であっても、浴室500外への洗浄水の飛散を好適に抑制することができる。
サーバ装置80は、インターネット等のネットワークNを介して検知部40や宅内制御装置20等の宅内機器と接続される。このため、サーバ装置80および宅内機器間における通信には、宅内のみの通信と比べてタイムラグが生じるおそれがある。
たとえば、サーバ装置80は、インターネット等のネットワークNを介して開閉情報82aを取得する。このため、サーバ装置80が開閉情報82aを受信した時点で、開閉情報82aによって示される開閉状態が、実際の開閉状態と異なっているおそれがある。この場合、サーバ装置80が備える第1の判定部81bは、浴室ドア550の開閉状態を誤判定してしまうおそれがある。すなわち、サーバ装置80は、実際には浴室ドア550が開いているにもかかわらず、宅内制御装置20に対して開始要求を送信してしまうおそれがある。また、サーバ装置80が開始要求を送信してから宅内制御装置20が開始要求を受け付けるまでの間に、浴室ドア550の実際の開閉状態が変化するおそれもある。
そこで、実施形態に係る浴室洗浄システム1では、浴室ドア550の開閉状態をサーバ装置80だけでなく宅内制御装置20においても判定することとした。検知部40および宅内制御装置20は、いずれも宅内に設置されており、インターネット等のネットワークNを介した通信を要しないため、タイムラグは生じにくい。このため、宅内制御装置20は、サーバ装置80と比べ、より近いリアルタイムに近い開閉情報22aに基づいて、浴室洗浄動作を開始可能か否かを判定することができる。したがって、実施形態に係る浴室洗浄システム1によれば、浴室500外への洗浄水の飛散をより確実に抑制することができる。
なお、宅内制御装置20の受付部21aは、宅内にいるユーザによってリモコン30が操作された場合に、リモコン30から通信ハブ50を介して開始要求を受け付ける。この場合、動作制御部21cは、浴室ドア550の開閉状態によらず、すなわち、浴室ドア550が開状態であっても、浴室洗浄装置10に対して浴室洗浄動作の実行を指示する。なお、これに限らず、宅内制御装置20は、「浴室ドアが開いていますが浴室洗浄動作を開始しますか?」等のメッセージをユーザに通知して、浴室洗浄動作を開始させるか否かをユーザに選択させてもよい。宅内制御装置20は、上記メッセージを、たとえばリモコン30に表示させてもよいし、リモコン30から音声として出力させてもよい。また、宅内制御装置20は、浴室洗浄動作の開始の可否を選択するためのボタンをリモコン30に表示させてもよい。
次に、サーバ装置80および宅内制御装置20の具体的な動作について説明する。まず、サーバ装置80の動作について図6を参照して説明する。図6は、実施形態に係るサーバ装置80が実行する処理の手順を示すフローチャートである。なお、図6に示す一連の処理は、たとえば、携帯端末90において浴室洗浄アプリが起動された場合に開始される。
図6に示すように、サーバ装置80の制御部81は、携帯端末90から開始要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。この処理は、たとえば、携帯端末90から開始要求を受け付けるまで繰り返される(ステップS101,No)。
ステップS101において、携帯端末90から開始要求を受け付けた場合(ステップS101,Yes)、制御部81は、記憶部82に記憶された開閉情報82aに基づき、浴室ドア550が開状態であるか否かを判定する(ステップS102)。
ステップS102において、浴室ドア550が開状態であると判定した場合(ステップS102,Yes)、制御部81は、携帯端末90に対し、浴室洗浄動作の開始の可否を選択させる選択要求を送信する(ステップS103)。
つづいて、制御部81は、携帯端末90から浴室洗浄動作が開始可能である旨の選択結果を受信したか否かを判定する(ステップS104)。この処理において、浴室洗浄動作が開始可能である旨の選択結果を受信していない場合(ステップS104,No)、制御部81は、処理をステップS101へ戻す。
一方、制御部81は、浴室洗浄動作が開始可能である旨の選択結果を受信した場合(ステップS104,Yes)、または、ステップS102において、浴室ドア550が閉状態であると判定した場合(ステップS102,No)、制御部81は、宅内制御装置20に対して開始要求を送信して(ステップS105)、処理を終える。
次に、宅内制御装置20の動作について図7を参照して説明する。図7は、実施形態に係る宅内制御装置20が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、宅内制御装置20の制御部21は、開始要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS201)。この処理は、たとえば、開始要求を受け付けるまで繰り返される(ステップS201,No)。
ステップS201において、開始要求を受け付けた場合(ステップS201,Yes)、制御部21は、開始要求を携帯端末90から受け付けたか否かを判定する(ステップS202)。具体的には、制御部21は、サーバ装置80からネットワークN経由で開始要求を受信した場合に、開始要求を携帯端末90から受け付けたと判定する。
ステップS202において、開始要求を携帯端末90から受け付けたと判定した場合(ステップS202,Yes)、制御部21は、記憶部22に記憶された開閉情報22aに基づき、浴室ドア550が開状態であるか否かを判定する(ステップS203)。
ステップS203において、浴室ドア550が開状態であると判定した場合(ステップS203,Yes)、制御部21は、浴室洗浄動作の実行を禁止する(ステップS204)。すなわち、制御部21は、浴室洗浄装置10に対して浴室洗浄動作の開始を指示しない。なお、この場合、制御部21は、サーバ装置80に対して浴室洗浄動作の実行を禁止した旨の情報を通知してもよい。また、サーバ装置80は、浴室洗浄動作の実行を禁止した旨の情報を浴室洗浄装置10から受信した場合に、携帯端末90に対して浴室洗浄動作の実行を禁止した旨の情報(たとえば、「浴室ドアが開いているため浴室洗浄動作を開始しませんでした。」等のメッセージ)を送信してもよい。
一方、ステップS202において、開始要求を携帯端末90から受け付けていない場合(ステップS202,No)、すなわち、開始要求をリモコン30から受け付けた場合、または、ステップS203において、浴室ドア550が閉状態である場合(ステップS203,No)、制御部21は、浴室洗浄装置10に対して浴室洗浄動作を開始させる(ステップS205)。ステップS204またはステップS205の処理を終えると、制御部21は、一連の処理を終える。
なお、ここでは、ステップS202において開始要求を携帯端末90から受け付けたか否かを判定した後、ステップS203において浴室ドア550が開状態であるか否かを判定することとしたが、ステップS203の判定処理とステップS202の判定処理の順番は逆であってもよい。
(第1変形例)
上述した実施形態では、宅内制御装置20において浴室ドア550が開状態であると判定した場合に(ステップS203,Yes)、浴室洗浄動作を行わないようにすることで、浴室500外への洗浄水の飛散を抑制することとした。これに限らず、宅内制御装置20は、浴室ドア550が開状態であると判定した場合に、通常の浴室洗浄動作(第1の浴室洗浄動作)と比べて洗浄水の飛散が抑制された第2の浴室洗浄動作を浴室洗浄装置10に対して行わせてもよい。
この点について図8〜図10を参照して説明する。図8は、第1変形例に係る宅内制御装置20が実行する処理の手順を示すフローチャートである。また、図9は、第2の浴室洗浄動作の一例を示す図であり、図10は、第2の浴室洗浄動作の他の一例を示す図である。
図8に示すステップS301〜S303の処理は、上述した図7に示すステップS201〜S203の処理と同じである。ステップS302において、開始要求を携帯端末90から受け付けていない場合(ステップS302,No)、または、ステップS303において、浴室ドア550が閉状態である場合(ステップS303,No)、制御部21は、浴室洗浄装置10に対して第1の浴室洗浄動作を開始させる(ステップS305)。第1の浴室洗浄動作は、洗い場520の床面の略全面に洗浄水を散布する通常の浴室洗浄動作である。
一方、ステップS303において、浴室ドア550が開状態であると判定した場合(ステップS303,Yes)、制御部21は、浴室洗浄装置10に対して第2の浴室洗浄動作の開始させる(ステップS304)。
第2の浴室洗浄動作は、第1の浴室洗浄動作における洗浄水の散布範囲よりも狭い範囲に洗浄水を散布する浴室洗浄動作である。たとえば、図9に示すように、浴室洗浄装置10は、第1の浴室洗浄動作における洗浄水の水勢よりも弱い水勢で洗浄水をノズル11から吐出させる動作を第2の浴室洗浄動作として実行してもよい。
また、浴室洗浄装置10は、ノズル11の回動範囲を狭めることで洗浄水の散布範囲を狭めてもよい。この場合、図10に示すように、浴室洗浄装置10は、浴室ドア550に向かう方向を除く方向、たとえば洗い場520の床面のうち、浴槽510側半分の床面に洗浄水が散布されるようにノズル11を回動させてもよい。
その他、浴室洗浄装置10は、ノズル11のノズル径を大きくしたり、ノズル11から吐出される洗浄水の水平方向に対する角度(俯角)を大きくしたり(より下向きに洗浄水を吐出したり)することにより、洗浄水の散布範囲を狭めてもよい。
(第2変形例)
図11は、第2変形例に係る宅内制御装置20が実行する処理の手順を示すフローチャートである。図11に示す一連の処理は、浴室洗浄動作の実行中に行われる。
図11に示すように、宅内制御装置20の制御部21(第2の判定部21b)は、浴室洗浄動作中に浴室ドア550が開いたか否かを判定する(ステップS401)。具体的には、制御部21は、浴室洗浄動作中に、浴室ドア550が開状態であることを示す開閉情報22aを検知部40から通信ハブ50経由で受信した場合に、浴室洗浄動作中に浴室ドア550が開いたと判定する。
ステップS401において、浴室洗浄動作中に浴室ドア550が開いたと判定した場合(ステップS401,Yes)、制御部21(動作制御部21c)は、浴室洗浄装置10を制御して、浴室洗浄動作を一時停止させる(ステップS402)。これにより、浴室洗浄動作中に浴室ドア550が開いた場合であっても、浴室500外への洗浄水の飛散を抑制することができる。
つづいて、制御部21(第2の判定部21b)は、浴室ドア550が閉じたが否かを判定する(ステップS403)。具体的には、制御部21は、浴室ドア550が閉状態であることを示す開閉情報22aを検知部40から通信ハブ50経由で受信した場合に、浴室ドア550が閉じたと判定する。
ステップS403において、浴室ドア550が閉じたと判定した場合(ステップS403,Yes)、制御部21(動作制御部21c)は、浴室洗浄動作を再開させる(ステップS404)。たとえば、制御部21は、一時停止された時点から浴室洗浄動作を再開させる。また、制御部21は、浴室洗浄動作を初めから実行し直してもよい。
このように、浴室ドア550が開状態から閉状態に変化した場合に、一時停止していた浴室洗浄動作を再開させることで、浴室500外への洗浄水の飛散を抑制しつつ、浴室洗浄動作を完了させることができる。
一方、ステップS403において、浴室ドア550が閉じていない場合(ステップS403,No)、制御部21(第2の判定部21b)は、タイムオーバーとなったか否かを判定する(ステップS405)。たとえば、制御部21は、ステップS402において浴室洗浄動作を一時停止してから一定時間が経過した場合に、タイムオーバーとなったと判定してもよい。また、制御部21は、浴室洗浄動作の終了時刻として予定されていた時刻を経過した場合に、タイムオーバーとなったと判定してもよい。制御部21は、タイムオーバーとなっていない場合(ステップS405,No)、処理をステップS403へ戻す。
一方、ステップS405において、タイムオーバーとなったと判定した場合(ステップS405,Yes)、制御部21(動作制御部21c)は、一時停止していた浴室洗浄動作を中止する(ステップS406)。すなわち、浴槽洗浄装置10は、浴室洗浄動作を再開することなく終了する。
(第3変形例)
図12は、第3変形例に係る宅内制御装置20が実行する処理の手順を示すフローチャートである。図12に示す一連の処理は、浴室洗浄動作の実行中に行われる。また、図12に示すステップS501〜S506の処理のうちS504以外の処理は、図11に示すステップS401〜S403,S504,S506の処理と同じである。
図12に示すように、制御部21(動作制御部21c)は、ステップS503において浴室ドア550が閉じたと判定した場合に(ステップS503,Yes)、時短モードで浴室洗浄動作を再開させてもよい(ステップS504)。
ここで、時短モードとは、一時停止された浴室洗浄動作の動作完了までの残り時間よりも短い時間で浴室洗浄動作を終了するモードのことである。たとえば、制御部21(動作制御部21c)は、浴室洗浄動作の終了時刻として予定されていた時刻までに、再開後の浴室洗浄動作を終了させてもよい。また、浴室洗浄動作に複数の工程(たとえば、水道水を散布する第1工程および殺菌水を散布する第2工程)が含まれる場合において、第1工程の途中で一時停止されたとすると、制御部21は、第2工程から浴室洗浄動作を再開してもよい。このように、浴室洗浄動作を時短モードで再開することで、浴室洗浄動作が完了までの時間が長くなることを抑制することができる。
(その他の変形例)
開始要求は、浴室洗浄動作を即座に開始させる要求に限らず、指定した時刻に浴室洗浄動作を開始させる要求(以下、「開始予約要求」と記載する)であってもよい。この場合、図6に示すステップS102の判定処理は、たとえば予約時刻が到来した場合または予約時刻の所定時間前に行われてもよい。
上述した実施形態では、図6に示すステップS101,S102の判定処理をサーバ装置80が行うこととしたが、ステップS101,S102の判定処理は、たとえば携帯端末90によって行われてもよい。この場合、携帯端末90は、ステップS102において、検知部40またはサーバ装置80から開閉情報を取得したうえで、浴室ドア550が開状態であるか否かを判定すればよい。また、ステップS104,S105の処理を携帯端末90が行ってもよい。
また、上述した実施形態では、図7に示すステップS201〜S203の判定処理を宅内制御装置20が行うこととしたが、ステップS201〜S203の判定処理は、サーバ装置80または携帯端末90によって行われてもよい。また、ステップS204,S205の処理をサーバ装置80または携帯端末90が行ってもよい。また、図11に示すステップS401〜S405の処理も同様に、サーバ装置80または携帯端末90が行ってもよい。
また、上述した実施形態では、飛散抑制処理として、浴室洗浄動作の実行を禁止する処理(図7のステップS204)、第2の浴室洗浄動作を開始させる処理(図8のステップS304)を行う場合の例について説明したが、飛散抑制処理は上記の例に限定されない。たとえば、浴室500には、浴室ドア550を自動で開閉させる開閉機構(図示しない)が設けられてもよい。この場合、制御部21(動作制御部21c)は、開閉機構を制御して浴室ドア550を閉じる処理を飛散抑制処理として実行してもよい。
上述してきたように、実施形態に係る浴室洗浄システム1は、宅内に設置されたリモコン30と、ネットワークNを介して通信可能な携帯端末90またはリモコン30によって操作され、浴室500の洗い場520に洗浄水を散布する浴室洗浄動作を行う浴室洗浄装置10と、浴室500のドア(浴室ドア550)の開閉状態を検知する検知部40と、検知部40による検知結果に基づき、浴室500外への洗浄水の飛散を抑制する飛散抑制処理を実行する制御部21とを備える。
したがって、実施形態に係る浴室洗浄システム1によれば、浴室洗浄装置10を遠隔操作する場合に、浴室500外への洗浄水の飛散を抑制することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 :浴室洗浄システム
10 :浴室洗浄装置
20 :宅内制御装置
21 :制御部
21a :受付部
21b :第2の判定部
21c :動作制御部
22 :記憶部
22a :開閉情報
30 :リモコン
40 :検知部
50 :通信ハブ
60 :ゲートウェイ装置
70 :通信機器
80 :サーバ装置
81 :制御部
81a :受付部
81b :第1の判定部
81c :確認処理部
81d :開始要求部
82 :記憶部
82a :開閉情報
82b :開始要求
90 :携帯端末
100 :建物
500 :浴室
510 :浴槽
520 :洗い場
521 :排水口
530 :カウンター
541 :第1側壁
542 :第2側壁
543 :第3側壁
544 :第4側壁
550 :浴室ドア

Claims (11)

  1. 宅内に設置されたリモコンと、
    ネットワークを介して通信可能な携帯端末または前記リモコンによって操作され、浴室の洗い場に洗浄水を散布する浴室洗浄動作を行う浴室洗浄装置と、
    前記浴室のドアの開閉状態を検知する検知部と、
    前記検知部による検知結果に基づき、前記浴室外への前記洗浄水の飛散を抑制する飛散抑制処理を実行する制御部と
    を備え
    前記制御部は、前記携帯端末から前記浴室洗浄動作の開始を要求された場合に、前記飛散抑制処理を実行する一方、前記リモコンから前記浴室洗浄動作の開始を要求された場合には、前記検知部による検知結果に関わらず前記浴室洗浄動作を前記浴室洗浄装置に実行させる、浴室洗浄システム。
  2. 前記携帯端末から前記浴室洗浄動作の開始を要求され、かつ、前記検知部によって前記ドアが開いていることが検知された場合に、前記浴室洗浄動作の開始の可否を判定する判定部
    を備え、
    前記制御部は、前記判定部によって前記浴室洗浄動作が開始不可であると判定された場合に前記飛散抑制処理を実行する、請求項1に記載の浴室洗浄システム。
  3. 前記判定部は、前記ドアが開いている旨の情報を受信した前記携帯端末から送信される前記浴室洗浄動作の開始の可否の選択結果を示す情報に従って、前記浴室洗浄動作の開始の可否を判定する、請求項2に記載の浴室洗浄システム。
  4. 前記判定部である第1の判定部によって前記浴室洗浄動作が開始可能であると判定された場合に、宅内に設置された前記検知部による検知結果に基づいて前記浴室洗浄動作の開始の可否を再判定する宅内に設置された第2の判定部
    を備え、
    前記制御部は、前記第2の判定部によって前記浴室洗浄動作が開始不可であると判定された場合に前記飛散抑制処理を実行する、請求項2または3に記載の浴室洗浄システム。
  5. 前記制御部は、前記飛散抑制処理として、前記浴室洗浄動作の実行を禁止する、請求項1〜4のいずれか一つに記載の浴室洗浄システム。
  6. 前記制御部は、前記飛散抑制処理として、前記リモコンからの要求に従って実行される第1の浴室洗浄動作とは異なる第2の浴室洗浄動作を前記浴室洗浄装置に実行させる、請求項1〜4のいずれか一つに記載の浴室洗浄システム。
  7. 前記制御部は、前記第1の浴室洗浄動作における前記洗浄水の散布範囲よりも狭い範囲に前記洗浄水を散布する動作を前記第2の浴室洗浄動作として前記浴室洗浄装置に実行させる、請求項に記載の浴室洗浄システム。
  8. 前記制御部は、前記浴室洗浄動作の実行中に、前記検知部によって前記ドアが開いたことが検知された場合に、前記飛散抑制処理として、前記浴室洗浄動作を一時停止する、請求項1〜4のいずれか一つに記載の浴室洗浄システム。
  9. 前記制御部は、前記浴室洗浄動作を一時停止した後、前記検知部によって前記ドアが閉じたことが検知された場合に、前記浴室洗浄動作を再開する、請求項に記載の浴室洗浄システム。
  10. 前記制御部は、前記浴室洗浄動作を再開した場合、一時停止された前記浴室洗浄動作の残り時間よりも短い時間で前記浴室洗浄動作を終了する、請求項に記載の浴室洗浄システム。
  11. ネットワークを介して通信可能な携帯端末または宅内に設置されたリモコンによって、浴室の洗い場に洗浄水を散布する浴室洗浄動作を行う浴室洗浄装置を操作する操作工程と、
    前記浴室のドアの開閉状態を検知する検知工程と、
    前記検知工程における検知結果に基づき、前記浴室外への前記洗浄水の飛散を抑制する飛散抑制処理を実行する制御工程と
    を含み、
    前記制御工程は、前記携帯端末から前記浴室洗浄動作の開始を要求された場合に、前記飛散抑制処理を実行する一方、前記リモコンから前記浴室洗浄動作の開始を要求された場合には、前記検知工程による検知結果に関わらず前記浴室洗浄動作を前記浴室洗浄装置に実行させる、浴室洗浄方法。
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