JP6976662B2 - 蓋付き容器 - Google Patents
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Description
こうした問題に対応するために充填する容器又はその蓋体に、非対象者では容易に取り外しのできない機能、即ち、所謂チャイルドレジスタンス機能を付与することが求められている。このチャイルドレジスタンス機能を有する容器は、例えば、従来技術である容器の蓋体が、ただ単に蓋体と容器本体とを引き離す方向に蓋体を引っ張る操作だけで取り外せるのに対し、ただ蓋体を引っ張る操作だけでは蓋体を取り外せず、蓋体を引っ張る前に又は同時に蓋体を引っ張るのとは別の操作を蓋体等に対して行い、それによって蓋体を取り外すように構成されている。
第1の態様において、ロック部材は、操作板と該操作板上に所定の間隔を有して立設された内側係止片と外側係止部とを有して構成され、前記外側係止部と内枠体の外壁との間が前記第2ヒンジで連結されており、操作板を蓋体の頂壁と対向する位置に回動させることにより蓋体が係止されるロック状態に設定され、且つ操作板を容器本体の側壁と対向する位置に回動させることにより非ロック状態に設定され、前記外枠部が、操作板と内側係止片と外側係止部とで囲まれた部分に嵌合されることでロック状態に設定されるものであり、
前記容器本体が矩形形状であって、前記第1ヒンジが設けられている辺に直交する方向の一対の辺に対応する内枠体の部分に、一対の前記ロック部材が設けられていることを特徴とする。
また、内枠体と外枠部との間が第1ヒンジを介して回動可能に連結されると共に、内枠体とロック部材との間も第2ヒンジを介して回動可能に連結されている構成であるため、すなわち、内枠体と蓋体とロック部材とが一体となる構成であるため、三者を一体にて形成が可能であることから、製造コストが低減できるという効果を有している。
本態様によれば、チャイルドレンジスタンス機能をより一層強化することが可能となる。
本態様では、容器本体2は有底角筒状の形状を有しているが、当該形状に限定されるものではない。例えば円形形状のものであってもよい。
当該構成により、幼児等の非対象者に対しては、ロック状態にして蓋を開け難い状態を確保することが可能となる。
蓋体4は、内枠体3に組み付く外枠部41と外枠部41の内側に開口部23を閉塞する頂壁42(図1等参照)を備えており、内枠体3と蓋体4に備えられた外枠部41との間が背面側に設けられた第1ヒンジ43を介して連結され、蓋体4が回動可能(開閉可能)な構成となっている。
図3及び図4に示すように、内枠体3は、フランジ24(図4参照)の上面に接触する内枠体上面壁32と、内枠体上面壁32から側壁22の内周面に当接して底面部21に向かって形成された内枠体内壁31と、内枠体上面壁32から容器本体2の外側に垂下設される内枠体外壁33とを有して構成されており、それぞれがフランジ24を囲むようにして、フランジ24に組み付いている。
図5は、図2におけるB−B線の断面図であり、ロック部材34が使用されていない状態(非ロック状態)を示している。
当該ロック部材34は、内枠体3の内枠体外壁33の下端331に、第2ヒンジ35を介して回動可能に連結されている。そして、ロック部材34には、ロック部材34を回動させる際に指等でロック部材34を操作する操作板34Aと、この操作板34A上に所定の間隔を有して立設(図5において側壁22に対してほぼ直角方向)された内側係止片342及び外側係止部341が設けられている。尚、操作板34Aの先端部(第2ヒンジ35と逆側の端部)は指先で操作される部分である。
このロック状態において、ロック部材34の操作板34A、内側係止片342及び外側係止部341で囲まれた部分は、蓋体4に備えられた外枠部41を構成する凹部412a412bと嵌合するように構成されている。
つまり、本態様では、対象者に対しては非ロック状態を用いた使用方法が、非対象者に対してはロック状態を用いた使用方法が可能である。
また、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、趣旨の変更を加えることができる。
2 :容器本体
3 :内枠体
4 :蓋体
21 :底面部
22 :側壁
23 :開口部
24 :フランジ
31 :内枠体内壁
32 :内枠体上面壁
33 :内枠体外壁
34 :ロック部材
35 :第2ヒンジ
41 :外枠部
42 :頂壁
43 :第1ヒンジ
211:嵌合凹部
331:内枠体外壁下端
341:外側係止部
342:内側係止片
34A:操作板
411:外枠部内壁
412:外枠部上面壁
413:外枠部外壁
412a:凹部
412b:凹部
Claims (2)
- 開口部(23)の外縁に沿ってフランジ(24)が形成された有底筒状からなる容器本体(2)と、
前記フランジ(24)に組み付く内枠体(3)と、
前記内枠体(3)に組み付く外枠部(41)と該外枠部(41)の内側に前記開口部(23)を閉塞する頂壁(42)を備えた蓋体(4)と、
前記開口部(23)を閉塞した状態の前記蓋体(4)に係合して前記蓋体(4)を係止するロック部材(34)とを有すると共に、前記内枠体(3)、前記蓋体(4)及び前記ロック部材(34)が一体に成形されてなる蓋付き容器であって、
前記内枠体(3)と前記蓋体(4)との間が第1ヒンジ(43)を介して回動可能に連結され、且つ前記内枠体(3)と前記ロック部材(34)との間が第2ヒンジ(35)を介して回動可能に連結され、さらに、前記ロック部材(34)が前記蓋体(4)を係止しているロック状態と前記ロック部材(34)が前記蓋体(4)を係止していない非ロック状態との間で前記第2ヒンジ(35)を介して回動可能に連結されており、
前記ロック部材(34)は、操作板(34A)と該操作板(34A)上に所定の間隔を有して立設された内側係止片(342)と外側係止部(341)とを有して構成され、前記外側係止部(341)と前記内枠体(3)の外壁(33)との間が前記第2ヒンジ(35)で連結されており、前記操作板(34A)を前記蓋体(4)の前記頂壁(42)と対向する位置に回動させることにより前記蓋体(4)が係止されるロック状態に設定され、且つ前記操作板(34A)を前記容器本体(2)の側壁(22)と対向する位置に回動させることにより非ロック状態に設定され、前記外枠部(41)が、前記操作板(34A)と前記内側係止片(342)と前記外側係止部(341)とで囲まれた部分に嵌合されることでロック状態に設定されるものであり、
前記容器本体(2)の前記側壁(22)には、非ロック状態にした前記操作板(34A)が嵌合する嵌合凹部(221)が設けられていることを特徴とする蓋付き容器。 - 前記容器本体(2)が矩形形状であって、前記第1ヒンジ(43)が設けられている辺に直交する方向の一対の辺に対応する内枠体(3)の部分に、一対の前記ロック部材(34)が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載された蓋付き容器。
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JP2018035969A JP6976662B2 (ja) | 2018-02-28 | 2018-02-28 | 蓋付き容器 |
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JP2018035969A JP6976662B2 (ja) | 2018-02-28 | 2018-02-28 | 蓋付き容器 |
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JP6976662B2 true JP6976662B2 (ja) | 2021-12-08 |
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Family Applications (1)
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JP2018035969A Active JP6976662B2 (ja) | 2018-02-28 | 2018-02-28 | 蓋付き容器 |
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- 2018-02-28 JP JP2018035969A patent/JP6976662B2/ja active Active
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