JP6970147B2 - 空調室内機・室外機の自己清浄方法 - Google Patents

空調室内機・室外機の自己清浄方法 Download PDF

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Description

本開示は、空調の技術分野に属し、特に空調室内機・室外機の自己清浄方法に関するものである。
空調製品は、蒸発器としてフィンチューブ熱交換器を採用することが一般的である。一定年数使用された場合、室内空気中のほこりは流入空気と共に蒸発器内を流れることで、そのほこり粒子の一部が湿った蒸発器のフィン表面(主に蒸発器の風上面)に貼り付き、空気側汚れが形成されるようになる。この汚れは、必ず蒸発器の熱伝達や圧力降下に悪影響を与え、蒸発器が有する性能の低下を招くとともに、細菌が熱交換器表面で急速に繁殖しやすくなる。細菌が繁殖して集まると、粘り気のある様々な分泌物が生じ、より多くのほこりが蒸発器表面に吸着されてしまうという悪循環に陥る。そのため、空調室内機はその使用中常に清浄を行う必要がある。
一方、空調室外機の凝縮器は経年的に室内よりも悪い室外環境に曝されるため、汚れによって詰まりやすくなり、その場合、室外機による空気導入量に影響がおよび、空調の冷房/暖房性能の劣化に繋がっている。そのため、空調室外機の清浄も非常に必要とされている。
従来技術においては、空調室内機及び/又は室外機の清浄方法は多く提案されている。例えば、空調室内機の自己清浄技術に関する中国特許出願CN106839278A、CN105928139A、CN107514683A、CN107642866A、CN107763874A、CN107763796A等、及び、空調室内機・室外機の両者の自己清浄技術に関する中国特許出願CN106594976A、CN106152413A、CN106196476A等がある。しかしながら、これらの技術では、空調室内機と室外機に対する自己清浄機能の要求が十分に満たされていなかった。本発明は、自己清浄を可能とするとともに、省エネルギー且つ高効率のものとなる新たな空調室内機・室外機の自己清浄方法を提案する。
従来技術の上記問題点に鑑みて、本開示は、空調室内機・室外機の自己清浄方法を提供することを目的の一つとする。この方法によれば、空調室内機と室外機の自己清浄が可能になり、長期間の使用につれて室内機の蒸発器やエアダクト及び室外機の凝縮器にほこりが堆積するという問題が解決され、空調の冷房/暖房性能への影響や利用者の健康被害が回避されるようになる。
本発明は、上記した空調室内機・室外機の自己清浄方法を実行可能な空調器を提供することをもう一つの目的とする。
本開示は、
室内機の蒸発器表面を結露させるように、室内機のファンの回転数及び/又はコンプレッサの作動速度を調節することと、
室内機の蒸発器表面を着霜させるように、室内機のファンを停止し、あるいは、室内機のファンの回転数及び/又はコンプレッサの作動速度を調節することと、
コンプレッサの運転を停止し四方弁を切り替えてからコンプレッサを再起動させることで、室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程及び室外機の凝縮器の結露・着霜工程を行うことと、
室内機の蒸発器表面を除霜・乾燥させるように、室内機のファンの回転数を調節することと、
室外機の凝縮器表面を結露させるように、室外機のファンの回転数を調節することと、
室外機の凝縮器表面を着霜させるように、室外機のファンの回転数を調節することと、
室外機の凝縮器表面を除霜させることと、
を含む空調室内機・室外機の自己清浄方法を提供する。
そのうち、前記した室内機の蒸発器表面を結露させるように、室内機のファンの回転数及び/又はコンプレッサの作動速度を調節することは、
室内機が設けられる室内の現在の環境温度と環境湿度を取得し、室内機の蒸発器表面を結露させうる室内結露温度の範囲を特定することと、
室内機のファンの回転数を低下させ、コンプレッサの作動速度を調節することにより、室内機の蒸発器の温度を前記室内結露温度の範囲に維持させるように制御することと、
を含む。
さらには、前記した室内機が設けられる室内の現在の環境温度と環境湿度を取得し、室内機の蒸発器表面を結露させうる結露温度の範囲を特定することは、
前記した室内の現在の環境温度と環境湿度に基づいて、現在の環境での室内露点温度T内露を特定することを含み、
前記室内結露温度の範囲はT=(T内露−T内露修)±2℃であり、
ここで、T内露修は室内機の蒸発器結露工程の修正温度である。
好ましくは、室内機の蒸発器結露工程の修正温度T内露修は15℃〜25℃で、T≧0℃であり、(T内露−T内露修)±2℃<0℃であるとき、Tは0℃となる。
またさらには、前記した室内機のファンの回転数を低下させ、コンプレッサの作動速度を調節することにより、室内機の蒸発器の温度を前記室内結露温度の範囲に維持させるように制御することは、
室内機のファンを予め定められた低風速で運転させることと、
室内機の蒸発器における銅管の表面温度Tを検出し、T>T内露−T内露修+2℃であるとき、コンプレッサの作動速度を向上させ、T≦T内露−T内露修−2℃であるとき、コンプレッサの作動速度を低下させ、T内露−T内露修−2℃<T≦T内露−T内露修+2℃であるとき、コンプレッサの作動速度をそのまま維持することと、
を含む。
さらには、室内機の蒸発器表面の結露の継続時間tは5分〜15分である。
そのうち、前記した室内機の蒸発器表面を着霜させるように、室内機のファンを停止し、あるいは、室内機のファンの回転数及び/又はコンプレッサの作動速度を調節することは、
室内機の蒸発器表面に着霜させうる室内着霜温度の範囲を特定することと、
室内機のファンの回転数を低下させる、又はそれを停止し、コンプレッサの作動速度を調節することにより、室内機の蒸発器の温度を前記室内着霜温度の範囲に維持させるように制御することと、
を含む。
さらには、室内機の蒸発器表面に着霜させうる着霜温度の範囲を特定することは、
前記室内着霜温度の範囲をT≦0℃となるようにT=(T内露−T内霜修)±2℃とすることを含み、
ここで、T内霜修は室内機の蒸発器着霜工程の修正温度である。
好ましくは、室内機の蒸発器着霜工程の修正温度T内霜修は25℃〜35℃で、T内露−T内霜修+2℃≦0℃となるように保証されている。
またさらには、前記した室内機のファンの回転数を低下させる、又はそれを停止し、コンプレッサの作動速度を調節することにより、室内機の蒸発器の温度を前記室内着霜温度の範囲に維持させるように制御することは、
室内機のファンを予め定められた微小風速で運転させる、又はそれを停止することと、
室内機の蒸発器における銅管の表面温度Tを検出し、T>T内露−T内霜修+2℃であるとき、コンプレッサの作動速度を向上させ、T≦T内露−T内霜修−2℃であるとき、コンプレッサの作動速度を低下させ、T内露−T内霜修−2℃<T≦T内露−T内霜修+2℃であるとき、コンプレッサの作動速度をそのまま維持することと、
を含む。
さらには、室内機の蒸発器表面の結露の継続時間tは5分〜15分である。
そのうち、前記した室内機の蒸発器表面を除霜・乾燥させるように、室内機のファンの回転数を調節することは、
室内機の蒸発器における銅管の表面温度Tを検出し、T>T内除+2℃であるとき、室内機のファンの回転数を向上させ、T≦T内除−2℃であるとき、室内機のファンの回転数を低下させ、T内除−2℃<T≦T内除+2℃であるとき、室内機のファンの回転数をそのまま維持することを含み、
ここで、T内除は室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程での室内機の蒸発器における銅管の表面の目標温度である。
好ましくは、前記した室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程での室内機の蒸発器における銅管の表面の目標温度T内除は50℃〜65℃である。
さらには、前記した室内機の蒸発器表面を除霜・乾燥させるように、室内機のファンの回転数を調節することは、
室内機のファンの回転数Rを検出し、R≧Rであるとき、補助電気加熱の機能をオンにし、R<R−50RPMであるとき、補助電気加熱の機能をオフにし、R−50RPM<R≦Rであるとき、補助電気加熱の機能の現在の状態を維持することをさらに含み、
ここで、Rは室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程にて補助電気加熱の機能をオンにする場合の最低回転数である。
好ましくは、前記した室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程にて補助電気加熱の機能をオンにする場合の最低回転数Rは、室内機のファンについて予め定められた中風速に対応するその回転数である。
そのうち、前記した室外機の凝縮器表面を結露させるように、室外機のファンの回転数を調節することは、
室外機が設けられる室外の現在の環境温度と環境湿度を取得し、室外機の凝縮器表面を結露させうる室外結露温度の範囲を特定することと、
室外機のファンの回転数を調節し、室外機の凝縮器の温度を前記室外結露温度の範囲に維持させるように制御することと、
を含む。
さらには、前記した室外機が設けられる室外の現在の環境温度と環境湿度を取得し、室外機の凝縮器表面を結露させうる室外結露温度の範囲を特定することは、
前記した室外の現在の環境温度と環境湿度に基づいて、現在の環境での室外露点温度T外露を特定することを含み、
前記室外結露温度の範囲はT=(T外露−T外露修)±2℃であり、
ここで、T外露修は室外機の凝縮器結露工程の修正温度である。
好ましくは、室外機の凝縮器結露工程の修正温度T外露修は15℃〜30℃である。
さらには、前記した室外機のファンの回転数を調節し、室外機の凝縮器の温度を前記室外結露温度の範囲に維持させるように制御することは、
室外機の凝縮器における銅管の表面温度Tを検出し、T>T外露−T外露修+2℃であるとき、室外機のファンの回転数を低下させ、T≦T外露−T外露修−2℃であるとき、室外機のファンの回転数を向上させ、T外露−T外露修−2℃<T≦T外露−T外露修+2℃であるとき、室外機のファンの回転数をそのまま維持することを含む。
さらには、室外機の凝縮器の結露の継続時間tは5分〜15分である。
そのうち、前記した室外機の凝縮器表面を着霜させるように、室外機のファンの回転数を調節することは、
室外機の凝縮器表面を着霜させうる室外着霜温度の範囲を特定することと、
室外機のファンの回転数を調節し、室外機の凝縮器の温度を前記室外着霜温度の範囲に維持させるように制御することと、
を含む。
さらには、前記した室外機の凝縮器表面を着霜させうる室外着霜温度の範囲を特定することは、
前記室外着霜温度の範囲をT≦0℃となるようにT=(T外露−T外霜修)±2℃とすることを含み、
ここで、T外霜修は室外機の凝縮器着霜工程の修正温度である。
好ましくは、室外機の凝縮器着霜工程の修正温度T外霜修は25℃〜40℃で、T外露−T外霜修+2℃≦0℃となるように保証されている。
さらには、前記した室外機のファンの回転数を調節し、室外機の凝縮器の温度を前記室外着霜温度の範囲に維持させるように制御することは、
室外機の凝縮器における銅管の表面温度Tを検出し、T>T外露−T外霜修+2℃であるとき、室外機のファンの回転数を低下させ、T≦T外露−T外霜修−2℃であるとき、室外機のファンの回転数を向上させ、T外露−T外霜修−2℃<T≦T外露−T外霜修+2℃であるとき、室外機のファンの回転数をそのまま維持することを含む。
さらには、室外機の凝縮器着霜の継続時間tは5分〜15分である。
そのうち、前記した室外機の凝縮器表面を除霜させることは、
室外機が設けられる室外の現在の環境温度T外環を検出し、T外環>15℃であるとき、室外機のファンの回転数を予め定められた高風速にまで向上させて5分〜10分運転させ、T外環≦15℃であるとき、コンプレッサの運転を停止し四方弁を切り替えてからコンプレッサを再起動させ、また室外機のファンの回転数を調節することで、室外機の凝縮器表面を除霜させることを含む。
さらには、前記した室外機の凝縮器表面を除霜させるように、室外機のファンの回転数を調節することは、
室外機の凝縮器における銅管の表面温度Tを検出し、T>T外除+2℃であるとき、室外機のファンの回転数を向上させ、T≦T外除−2℃であるとき、室外機のファンの回転数を低下させ、T外除−2℃<T≦T外除+2℃であるとき、室外機のファンの回転数をそのまま維持することを含み、
ここで、T外除は室外機の凝縮器除霜工程での室外機の凝縮器における銅管の表面の目標温度である。
好ましくは、前記した室外機の凝縮器除霜工程での室外機の凝縮器における銅管の表面の目標温度T外除は50℃〜65℃である。
本発明は、上記した空調室内機・室外機の自己清浄方法を実行可能な空調器をさらに提供する。
本発明による前記した空調室内機・室外機の自己清浄方法では、結露と着霜の二つの自己清浄手段が併用されており、結露によれば、蒸発器と凝縮器の表面の汚れを溶解でき、着霜によれば、蒸発器と凝縮器の表面の汚れを剥離することで、空調室内機・室外機の自己清浄がより良好に実現可能になる。
前記した空調室内機・室外機の自己清浄方法は、コンプレッサの作動速度、室内機のファン又は室外機のファンの回転数を調節するだけで、蒸発器又は凝縮器の結露、着霜、除霜及び乾燥の工程が実現され、空調器のうち他の構造の変更が不要である一方、大部分の空調器に適するものである。
追加のコスト増加せずに、空調の制御流れのみを変えることで、コンプレッサ、絞り機構、室内ファン、室外ファン、補助電気ヒータ等のアクチュエータによる連携制御にて室内機の蒸発器の結露、着霜、除霜、乾燥等の工程が実現され、室内機の自己清浄作業が可能になるとともに、室外側の凝縮器についても同様に、結露、着霜、除霜の工程によりその自己清浄が可能になっている。
1.空調室内機の自己清浄や乾燥・静菌が可能になり、空調性能が向上するとともに、利用者の健康を確保することにも役立っている。
2.空調室外機の自己清浄が可能になり、室外機による空気導入量が向上し、空調性能が向上している。
3.追加のコスト増加せずに、空調の制御流れのみを変えることで、室内機と室外機の自己清浄作業が可能になっている。
本発明の実施例1にかかる空調室内機・室外機の自己清浄方法のフロー図である。
本開示の解決手段をより明確に説明するために、以下、具体的な実施例と添付の図面を参照して、空調室内機・室外機の自己清浄方法について説明を行うが、下記の実施例は本開示のいくつかの実施例にすぎず、当業者にとっては、さらなる創造性を要することなく、これらの実施例のもとに他の実施例が得られるのは明らかである。
本実施例にかかる空調室内機・室外機の自己清浄方法のフロー図は図1に示されている。具体的な手順は以下の通りである。
(1)空調室内機の結露工程にて、室内機の蒸発器表面を結露させるように、室内機のファンの回転数及び/又はコンプレッサの作動速度を調節する。
室内機が設けられる室内の現在の環境温度と環境湿度を取得し、前記した室内の現在の環境温度と環境湿度に基づいて、現在の環境での室内露点温度をT内露=18℃と特定し、室内機の蒸発器結露工程の修正温度T内露修を15℃とする。
前記室内結露温度の範囲はT=(T内露−T内露修)±2℃=1℃〜3℃である。
続いて、室内機のファンの回転数を低下させて予め定められた低風速で運転させ、コンプレッサの作動速度を調節することにより、室内機の蒸発器の温度を前記室内結露温度の範囲に維持させるように制御する。すなわち、室内機の蒸発器における銅管の表面温度Tを検出し、T>3℃であるとき、コンプレッサの作動速度を向上させ、T≦1℃であるとき、コンプレッサの作動速度を低下させ、1℃<T≦3℃であるとき、コンプレッサの作動速度をそのまま維持する。
室内機の蒸発器表面の結露の継続時間tは5分である。
(2)空調室内機の着霜工程にて、室内機の蒸発器表面を着霜させるように、室内機のファンを停止し、あるいは、室内機のファンの回転数及び/又はコンプレッサの作動速度を調節する。
まず、室内機の蒸発器表面を着霜させうる室内着霜温度の範囲を特定し、室内機の蒸発器着霜工程の修正温度T内霜修を25℃とする。
前記室内着霜温度の範囲はT=−9℃〜−7℃である。
続いて、室内機のファンを予め定められた微小風速で運転させる、又はそれを停止し、コンプレッサの作動速度を調節することにより、室内機の蒸発器の温度を前記室内着霜温度の範囲に維持させるように制御する。すなわち、室内機の蒸発器における銅管の表面温度Tを検出し、T>−7℃であるとき、コンプレッサの作動速度を向上させ、T≦−9℃であるとき、コンプレッサの作動速度を低下させ、−9℃<T≦−7℃であるとき、コンプレッサの作動速度をそのまま維持する。
室内機の蒸発器表面の結露の継続時間tは15分である。
(3)コンプレッサの運転を停止し四方弁を切り替えてからコンプレッサを再起動させることで、室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程及び室外機の凝縮器の結露・着霜工程を行う。
室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程にて、室内機の蒸発器表面を除霜・乾燥させるように、室内機のファンの回転数を調節し、室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程での室内機の蒸発器における銅管の表面の目標温度T内除を50℃とする。
室内機の蒸発器における銅管の表面温度Tを検出し、T>52℃であるとき、室内機のファンの回転数を向上させ、T≦48℃であるとき、室内機のファンの回転数を低下させ、48℃<T≦52℃であるとき、室内機のファンの回転数をそのまま維持する。
それと同時に、室内機のファンの回転数Rを検出し、R≧Rであるとき、補助電気加熱の機能をオンにし、R<R−50RPMであるとき、補助電気加熱の機能をオフにし、R−50RPM<R≦Rであるとき、補助電気加熱の機能の現在の状態を維持する。ここで、Rは室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程にて補助電気加熱の機能をオンにする場合の最低回転数である。Rを室内機のファンについて予め定められた中風速に対応するその回転数とする。
室外機の凝縮器結露工程にて、室外機の凝縮器表面を結露させるように、室外機のファンの回転数を調節し、室外機の凝縮器結露工程の修正温度T外露修を15℃とする。
まず、室外機が設けられる室外の現在の環境温度と環境湿度を取得し、前記した室外の現在の環境温度と環境湿度に基づいて、現在の環境での室外露点温度をT外露=23℃と特定し、
前記室外結露温度の範囲はT=(T外露−T外露修)±2℃=6℃〜10℃である。
続いて、室外機のファンの回転数を調節し、室外機の凝縮器の温度を前記室外結露温度の範囲に維持させるように制御する。すなわち、室外機の凝縮器における銅管の表面温度Tを検出し、T>6℃であるとき、室外機のファンの回転数を低下させ、T≦10℃であるとき、室外機のファンの回転数を向上させ、6℃<T≦10℃であるとき、室外機のファンの回転数をそのまま維持する。
室外機の凝縮器の結露の継続時間tは5分である。
室外機の凝縮器着霜工程にて、室外機の凝縮器表面を着霜させるように、室外機のファンの回転数を調節する。室外機の凝縮器着霜工程の修正温度T外霜修は25℃であり、
まず、室外機の凝縮器表面を結露させうる室外着霜温度の範囲をT=(T外露−T外霜修)±2℃=−4℃〜0℃と特定し、
続いて、室外機のファンの回転数を調節し、室外機の凝縮器の温度を前記室外着霜温度の範囲に維持させるように制御する。すなわち、室外機の凝縮器における銅管の表面温度Tを検出し、T>0℃であるとき、室外機のファンの回転数を低下させ、T≦−4℃であるとき、室外機のファンの回転数を向上させ、−4℃<T≦0℃であるとき、室外機のファンの回転数をそのまま維持する。
室外機の凝縮器着霜の継続時間tは15分である。
(4)室外機除霜工程にて、室外機の凝縮器表面を除霜させる。
室外機が設けられる室外の現在の環境温度をT外環=35℃と検出すると、T外環>15℃であるから、室外機のファンの回転数を予め定められた高風速にまで向上させて5分〜10分運転させる。
本実施例にかかる空調室内機・室外機の自己清浄方法の手順は以下の通りである。
(1)空調室内機の結露工程にて、室内機の蒸発器表面を結露させるように、室内機のファンの回転数及び/又はコンプレッサの作動速度を調節する。
まず、室内機が設けられる室内の現在の環境温度と環境湿度を取得し、前記した室内の現在の環境温度と環境湿度に基づいて、現在の環境での室内露点温度をT内露=23℃と特定し、室内機の蒸発器結露工程の修正温度T内露修を25℃とする。
前記室内結露温度の範囲はT=(T内露−T内露修)±2℃=−4℃〜0℃である。
続いて、室内機のファンの回転数を低下させて予め定められた低風速で運転させ、コンプレッサの作動速度を調節することにより、室内機の蒸発器の温度を前記室内結露温度の範囲に維持させるように制御する。すなわち、室内機の蒸発器における銅管の表面温度Tを検出し、T>0℃であるとき、コンプレッサの作動速度を向上させ、T≦−4℃であるとき、コンプレッサの作動速度を低下させ、−4℃<T≦0℃であるとき、コンプレッサの作動速度をそのまま維持する。
室内機の蒸発器表面の結露の継続時間tは15分である。
(2)空調室内機の着霜工程にて、室内機の蒸発器表面を着霜させるように、室内機のファンを停止し、あるいは、室内機のファンの回転数及び/又はコンプレッサの作動速度を調節する。
まず、室内機の蒸発器表面を着霜させうる室内着霜温度の範囲を特定し、室内機の蒸発器着霜工程の修正温度T内霜修を35℃とする。
前記室内着霜温度の範囲はT=(T内露−T内霜修)±2℃=−14℃〜−10℃である。
続いて、室内機のファンを予め定められた微小風速で運転させる、又はそれを停止し、コンプレッサの作動速度を調節することにより、室内機の蒸発器の温度を前記室内着霜温度の範囲に維持させるように制御する。すなわち、室内機の蒸発器における銅管の表面温度Tを検出し、T>−10℃であるとき、コンプレッサの作動速度を向上させ、T≦−14℃であるとき、コンプレッサの作動速度を低下させ、−14℃<T≦−10℃であるとき、コンプレッサの作動速度をそのまま維持する。
室内機の蒸発器表面の結露の継続時間tは5分である。
(3)コンプレッサの運転を停止し四方弁を切り替えてからコンプレッサを再起動させることで、室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程及び室外機の凝縮器の結露・着霜工程を行う。
室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程にて、室内機の蒸発器表面を除霜・乾燥させるように、室内機のファンの回転数を調節し、室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程での室内機の蒸発器における銅管の表面の目標温度T内除を65℃とする。
室内機の蒸発器における銅管の表面温度Tを検出し、T>67℃であるとき、室内機のファンの回転数を向上させ、T≦63℃であるとき、室内機のファンの回転数を低下させ、63℃<T≦67℃であるとき、室内機のファンの回転数をそのまま維持する。
それと同時に、室内機のファンの回転数Rを検出し、R≧Rであるとき、補助電気加熱の機能をオンにし、R<R−50RPMであるとき、補助電気加熱の機能をオフにし、R−50RPM<R≦Rであるとき、補助電気加熱の機能の現在の状態を維持する。ここで、Rは室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程にて補助電気加熱の機能をオンにする場合の最低回転数である。Rを室内機のファンについて予め定められた中風速に対応するその回転数とする。
室外機の凝縮器結露工程にて、室外機の凝縮器表面を結露させるように、室外機のファンの回転数を調節し、室外機の凝縮器結露工程の修正温度T外露修を30℃とする。
まず、室外機が設けられる室外の現在の環境温度と環境湿度を取得し、前記した室外の現在の環境温度と環境湿度に基づいて、現在の環境での室外露点温度をT外露=27℃と特定し、
前記室外結露温度の範囲はT=(T外露−T外露修)±2℃=−5℃〜−1℃である。
続いて、室外機のファンの回転数を調節し、室外機の凝縮器の温度を前記室外結露温度の範囲に維持させるように制御する。すなわち、室外機の凝縮器における銅管の表面温度Tを検出し、T>−1℃であるとき、室外機のファンの回転数を低下させ、T≦−5℃であるとき、室外機のファンの回転数を向上させ、−5℃<T≦−1℃であるとき、室外機のファンの回転数をそのまま維持する。
室外機の凝縮器の結露の継続時間tは15分である。
室外機の凝縮器着霜工程にて、室外機の凝縮器表面を着霜させるように、室外機のファンの回転数を調節する。室外機の凝縮器着霜工程の修正温度T外霜修は40℃であり、
まず、室外機の凝縮器表面を結露させうる室外着霜温度の範囲をT=(T外露−T外霜修)±2℃=−15℃〜−11℃と特定し、
続いて、室外機のファンの回転数を調節し、室外機の凝縮器の温度を前記室外着霜温度の範囲に維持させるように制御する。すなわち、室外機の凝縮器における銅管の表面温度Tを検出し、T>−11℃であるとき、室外機のファンの回転数を低下させ、T≦−15℃であるとき、室外機のファンの回転数を向上させ、−15℃<T≦−11℃であるとき、室外機のファンの回転数をそのまま維持する。
室外機の凝縮器着霜の継続時間tは5分である。
(4)室外機除霜工程にて、室外機の凝縮器表面を除霜させる。
室外機が設けられる室外の現在の環境温度をT外環=42℃と検出し、即ち、T外環>15℃であるから、室外機のファンの回転数を予め定められた高風速にまで向上させて5分〜10分運転させる。
室外機の凝縮器除霜工程にて、T外環≦15℃と検出されると、コンプレッサの運転を停止し四方弁を切り替えてからコンプレッサを再起動させ、また室外機のファンの回転数を調節することで、室外機の凝縮器表面を除霜させる。すなわち、室外機の凝縮器における銅管の表面温度Tを検出し、T>T外除+2℃であるとき、室外機のファンの回転数を向上させ、T≦T外除−2℃であるとき、室外機のファンの回転数を低下させ、T外除−2℃<T≦T外除+2℃であるとき、室外機のファンの回転数をそのまま維持する。そのうち、室外機の凝縮器除霜工程での室外機の凝縮器における銅管の表面の目標温度T外除は50℃〜65℃である。
開示した実施例についての上記説明によれば、当業者は本発明を実現したり使用することが可能になる。これらの実施例に対する様々な変更は当業者にとっては明らかなものであり、本願において定義された一般原理は、本発明の精神や範囲から逸脱することなく、他の実施例にて実現されうる。このため、本発明は、本願に示されたこれらの実施例に制限されず、本願に開示した原理と新規な特徴と合致する最大限の範囲に含まれている。

Claims (20)

  1. 室内機の蒸発器表面を結露させるように、室内機のファンの回転数及び/又はコンプレッサの作動速度を調節することと、
    室内機の蒸発器表面を着霜させるように、室内機のファンを停止し、あるいは、室内機のファンの回転数及び/又はコンプレッサの作動速度を調節することと、
    コンプレッサの運転を停止し四方弁を切り替えてからコンプレッサを再起動させることで、室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程及び室外機の凝縮器の結露・着霜工程を行うことと、
    室内機の蒸発器表面を除霜・乾燥させるように、室内機のファンの回転数を調節することと、
    室外機の凝縮器表面を結露させるように、室外機のファンの回転数を調節することと、
    室外機の凝縮器表面を着霜させるように、室外機のファンの回転数を調節することと、
    室外機の凝縮器表面を除霜させることと、
    を含み、
    ここで、自己清浄方法は、さらに下記の(1)乃至(4)の少なくとも一つを含み、
    (1)前記した室内機の蒸発器表面を除霜・乾燥させるように、室内機のファンの回転数を調節することは、
    室内機の蒸発器における銅管の表面温度T を検出し、T >T 内除 +2℃であるとき、室内機のファンの回転数を向上させ、T ≦T 内除 −2℃であるとき、室内機のファンの回転数を低下させ、T 内除 −2℃<T ≦T 内除 +2℃であるとき、室内機のファンの回転数をそのまま維持し、ここで、T 内除 は室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程での室内機の蒸発器における銅管の表面の目標温度であること、
    (2)前記した室内機の蒸発器表面を除霜・乾燥させるように、室内機のファンの回転数を調節することは、
    室内機のファンの回転数R を検出し、R ≧R であるとき、補助電気加熱の機能をオンにし、R <R −50RPMであるとき、補助電気加熱の機能をオフにし、R −50RPM<R ≦R であるとき、補助電気加熱の機能の現在の状態を維持し、ここで、R は室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程にて補助電気加熱の機能をオンにする場合の最低回転数であること、
    (3)前記した室外機の凝縮器表面を結露させるように、室外機のファンの回転数を調節することは、
    前記した室外の現在の環境温度と環境湿度に基づいて、現在の環境での室外露点温度T 外露 を特定し、ここで、前記室外結露温度の範囲はT =(T 外露 −T 外露修 )±2℃であり、T 外露修 は室外機の凝縮器結露工程の修正温度であり、室外機の凝縮器結露工程の修正温度T 外露修 は15℃〜30℃であり、
    室外機の凝縮器における銅管の表面温度T を検出し、T >T 外露 −T 外露修 +2℃であるとき、室外機のファンの回転数を低下させ、T ≦T 外露 −T 外露修 −2℃であるとき、室外機のファンの回転数を向上させ、T 外露 −T 外露修 −2℃<T ≦T 外露 −T 外露修 +2℃であるとき、室外機のファンの回転数をそのまま維持すること、
    (4)前記した室外機の凝縮器表面を着霜させるように、室外機のファンの回転数を調節することは、
    室外機の凝縮器表面を着霜させうる室外着霜温度の範囲を特定し、ここで、前記室外着霜温度の範囲をT ≦0℃となるようにT =(T 外露 −T 外霜修 )±2℃とすることを含み、T 外霜修 は室外機の凝縮器着霜工程の修正温度であり、
    室外機の凝縮器における銅管の表面温度T を検出し、T >T 外露 −T 外霜修 +2℃であるとき、室外機のファンの回転数を低下させ、T ≦T 外露 −T 外霜修 −2℃であるとき、室外機のファンの回転数を向上させ、T 外露 −T 外霜修 −2℃<T ≦T 外露 −T 外霜修 +2℃であるとき、室外機のファンの回転数をそのまま維持すること、
    を特徴とする空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  2. 前記した室内機の蒸発器表面を結露させるように、室内機のファンの回転数及び/又はコンプレッサの作動速度を調節することは、
    室内機が設けられる室内の現在の環境温度と環境湿度を取得し、室内機の蒸発器表面を結露させうる室内結露温度の範囲を特定することと、
    室内機のファンの回転数を低下させ、コンプレッサの作動速度を調節することにより、室内機の蒸発器の温度を前記室内結露温度の範囲に維持させるように制御することと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  3. 前記した室内機が設けられる室内の現在の環境温度と環境湿度を取得し、室内機の蒸発器表面を結露させうる結露温度の範囲を特定することは、
    前記した室内の現在の環境温度と環境湿度に基づいて、現在の環境での室内露点温度T内露を特定することを含み、
    前記室内結露温度の範囲はT=(T内露−T内露修)±2℃であり、
    ここで、T内露修は室内機の蒸発器結露工程の修正温度であることを特徴とする、請求項2に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  4. 室内機の蒸発器結露工程の修正温度T内露修は15℃〜25℃で、T≧0℃であり、
    (T内露−T内露修)±2℃<0℃であるとき、Tは0℃となることを特徴とする、請求項3に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  5. 前記した室内機のファンの回転数を低下させ、コンプレッサの作動速度を調節することにより、室内機の蒸発器の温度を前記室内結露温度の範囲に維持させるように制御することは、
    室内機のファンを予め定められた低風速で運転させることと、
    室内機の蒸発器における銅管の表面温度Tを検出し、T>T内露−T内露修+2℃であるとき、コンプレッサの作動速度を向上させ、T≦T内露−T内露修−2℃であるとき、コンプレッサの作動速度を低下させ、T内露−T内露修−2℃<T≦T内露−T内露修+2℃であるとき、コンプレッサの作動速度をそのまま維持することと、
    を含むことを特徴とする、請求項2に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  6. 室内機の蒸発器表面の結露の継続時間tは5分〜15分であることを特徴とする、請求項1に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  7. 前記した室内機の蒸発器表面を着霜させるように、室内機のファンを停止し、あるいは、室内機のファンの回転数及び/又はコンプレッサの作動速度を調節することは、
    室内機の蒸発器表面に着霜させうる室内着霜温度の範囲を特定することと、
    室内機のファンの回転数を低下させる、又はそれを停止し、コンプレッサの作動速度を調節することにより、室内機の蒸発器の温度を前記室内着霜温度の範囲に維持させるように制御することと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  8. 室内機の蒸発器表面に着霜させうる着霜温度の範囲を特定することは、
    前記室内着霜温度の範囲をT≦0℃となるようにT=(T内露−T内霜修)±2℃とすることを含み、
    ここで、T内霜修は室内機の蒸発器着霜工程の修正温度であることを特徴とする、請求項7に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  9. 室内機の蒸発器着霜工程の修正温度T内霜修は25℃〜35℃で、T内露−T内霜修+2℃≦0℃となるように保証されていることを特徴とする、請求項8に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  10. 前記した室内機のファンの回転数を低下させる、又はそれを停止し、コンプレッサの作動速度を調節することにより、室内機の蒸発器の温度を前記室内着霜温度の範囲に維持させるように制御することは、
    室内機のファンを予め定められた微小風速で運転させる、又はそれを停止することと、
    室内機の蒸発器における銅管の表面温度Tを検出し、T>T内露−T内霜修+2℃であるとき、コンプレッサの作動速度を向上させ、T≦T内露−T内霜修−2℃であるとき、コンプレッサの作動速度を低下させ、T内露−T内霜修−2℃<T≦T内露−T内霜修+2℃であるとき、コンプレッサの作動速度をそのまま維持することと、
    を含むことを特徴とする、請求項7に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  11. 室内機の蒸発器表面の結露の継続時間tは5分〜15分であることを特徴とする、請求項1に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  12. 前記した室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程での室内機の蒸発器における銅管の表面の目標温度T内除は50℃〜65℃であることを特徴とする、請求項に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  13. 前記した室内機の蒸発器の除霜・乾燥工程にて補助電気加熱の機能をオンにする場合の最低回転数Rは室内機のファンについて予め定められた中風速に対応するその回転数であることを特徴とする、請求項に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  14. 室外機の凝縮器の結露の継続時間tは5分〜15分であることを特徴とする、請求項1に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  15. 室外機の凝縮器着霜工程の修正温度T外霜修は25℃〜40℃で、T外露−T外霜修+2℃≦0℃となるように保証されていることを特徴とする、請求項に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  16. 室外機の凝縮器着霜の継続時間tは5分〜15分であることを特徴とする、請求項1に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  17. 前記した室外機の凝縮器表面を除霜させることは、
    室外機が設けられる室外の現在の環境温度T外環を検出し、T外環>15℃であるとき、室外機のファンの回転数を予め定められた高風速にまで向上させて5分〜10分運転させ、T外環≦15℃であるとき、コンプレッサの運転を停止し四方弁を切り替えてからコンプレッサを再起動させ、また室外機のファンの回転数を調節することで、室外機の凝縮器表面を除霜させることを含むことを特徴とする、請求項1に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  18. 前記した室外機の凝縮器表面を除霜させるように、室外機のファンの回転数を調節することは、
    室外機の凝縮器における銅管の表面温度Tを検出し、T>T外除+2℃であるとき、室外機のファンの回転数を向上させ、T≦T外除−2℃であるとき、室外機のファンの回転数を低下させ、T外除−2℃<T≦T外除+2℃であるとき、室外機のファンの回転数をそのまま維持することを含み、
    ここで、T外除は室外機の凝縮器除霜工程での室外機の凝縮器における銅管の表面の目標温度であることを特徴とする、請求項17に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  19. 前記した室外機の凝縮器除霜工程での室外機の凝縮器における銅管の表面の目標温度T外除は50℃〜65℃であることを特徴とする、請求項18に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法。
  20. 請求項1〜請求項19のいずれか一項に記載の空調室内機・室外機の自己清浄方法を実行可能であることを特徴とする空調器。
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