JP6945541B2 - ロボット外科手術アセンブリ - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本願は、2016年3月4日に出願された、米国仮特許出願第62/303,574号の利益及びこれに対する優先権を主張し、その内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
ロボット外科手術システムは、最小侵襲性医療処置において使用されている。いくつかのロボット外科手術システムは、外科手術ロボットアームと、ロボットアームに取り付けられた少なくとも1つのエンドエフェクタ(例えば、鉗子または把持具)を有する外科手術器具とを支持するコンソールを含んだ。ロボットアームは、その動作及び移動に対する機械力を外科手術器具に提供した。
手動操作用の外科手術器具は、外科手術器具の機能を作動させるためのハンドルアセンブリを含むことが多かった。しかしながら、ロボット外科手術システムを使用するとき、エンドエフェクタの機能を作動するためのハンドルアセンブリは、典型的には存在しなかった。したがって、ロボット外科手術システムと共に各々特殊な外科手術器具を使用するために、器具駆動ユニットが、外科手術器具の動作を駆動するために選択された外科手術器具に接合するために使用された。
典型的には、器具駆動ユニットの内部構成要素を回転させて、外科手術器具をその長手方向軸の周りで回転させた。器具駆動ユニットを回転可能にすることは、ステープラ、電気外科手術器具、及び直線状器具を含む、より単純化された外科手術器具を提供する。しかしながら、器具駆動ユニット及び外科手術器具が内部構成要素に損傷を与えずに回転することができる量には限界がある。
したがって、器具駆動ユニット及び/または外科手術器具が回転される量を監視及び/または制御する方法に対する必要性が存在する。
本開示の一態様によれば、ロボットアームと共に使用するための器具駆動ユニットが提供される。器具駆動ユニットは、外殻と、外殻内に取り外し可能に受容された内殻とを含む。外殻は、ロボットアームに選択的に連結されるように構成される。内殻は、ハブと、モータパックと、環状部材とを含む。ハブは、外殻内に回転不能に受容され、遠位に延在する表面特徴部を有する。モータパックは、ハブに回転可能に連結された近位端部と、その近位端部から近位に延在する表面特徴部とを含む。環状部材は、上部環状チャネル及び下部環状チャネルを画定する。上部環状チャネルは、内部に受容されたハブの表面特徴部を有する。下部環状チャネルは、内部に受容されたモータパックの表面特徴部を有する。環状部材は、上部及び下部環状チャネルの各々内に形成された停止部を有する。モータパックがハブに対して回転の閾値量を達成すると、モータパックの表面特徴部が、下部環状チャネルの停止部に当接して環状部材をハブに対して回転させる。環状部材がハブに対して回転の閾値量を達成すると、上部環状チャネルの停止部が、ハブの表面特徴部に当接してモータパックのさらなる回転を停止させる。
いくつかの実施形態では、モータパック、環状部材、及びハブの近位端部の各々は、互いに連通し、互いの相対回転位置を検知するように構成されるセンサを有する。モータパックのセンサは、その表面特徴部に隣接して配置されてもよい。環状部材のセンサは、上部または下部環状チャネルの停止部に隣接して配置されてもよい。ハブのセンサは、その表面特徴部に隣接して配置されてもよい。モータパック、環状部材及びハブの各々のセンサは、ホール効果センサ、回転可変差動トランス、可変リラクタンスセンサ、ポテンショメータ、容量式回転位置センサ、光学エンコーダ、またはレーザ表面速度計であってもよい。
モータパックのハブに対する回転の閾値量が、約1〜360度であり得、環状部材のハブに対する回転の閾値量が、約1〜360度であり得、その結果、モータパックが、外殻に対して約2〜720度回転するように構成されると考えられる。
環状部材は、H字形状横断面輪郭を有する中空リングであってもよいことが想定される。
本開示のいくつかの態様において、モータパックの表面特徴部は、環状部材の下部環状チャネル内に摺動可能に受容された湾曲した突起であってもよい。ハブの表面特徴部は、環状部材の上部環状チャネル内に摺動可能に受容された湾曲した突起であってもよい。
本開示の別の態様では、ロボットアームに使用されるため、かつロボットアームに選択的に接続するための外科手術アセンブリが提供される。外科手術アセンブリは、器具駆動ユニットを含む。器具駆動ユニットは、ハブと、モータパックと、環状部材とを含む。ハブは、表面特徴部を有する。モータパックは、表面特徴部を有し、ハブに回転可能に連結されている。環状部材は、ハブとモータパックとの間に配置される。環状部材は、上部環状チャネル及び下部環状チャネルを画定する。環状部材は、上部及び下部環状チャネルの各々内に形成された停止部を有する。モータパックがハブに対して回転の閾値量を達成すると、モータパックの表面特徴部が、下部環状チャネルの停止部に当接して環状部材を回転させる。環状部材がハブに対して回転の閾値量を達成すると、上部環状チャネルの停止部が、ハブの表面特徴部に当接してモータパックのさらなる回転を停止させる。
いくつかの実施形態では、器具駆動ユニットは、外殻をさらに含むことができる。ハブは、外殻内に回転不能に受容されてもよい。外科手術アセンブリは、キャリッジハウジングと、キャリッジハウジング内に配置されたモータとを含む外科手術器具ホルダをさらに含むことができる。キャリッジハウジングは、外科手術ロボットアームに対して可動係合するように構成された第1の側部と、器具駆動ユニットの外殻を回転不能に支持するように構成された第2の側部とを有してもよい。モータは、器具駆動ユニットのモータパックの回転を達成するように構成することができる。
外科手術器具ホルダは、キャリッジハウジング内に配置され、モータ、モータパック、環状部材、及びハブの各々のセンサとに連通する制御回路をさらに含むことが想定される。制御回路は、上部環状チャネルの停止部がハブの表面特徴部に隣接して配置されると、モータの動作を停止するように構成される。
ハブの表面特徴部は、ハブから遠位に延在することができ、モータパックの表面特徴部は、その近位端部から近位に延在することができると考えられる。モータパックは、ハブに回転可能に結合された近位端部を有することができる。
本開示のいくつかの態様において、モータパックは、電気機械器具の近位端部に回転不能に連結されるように構成された遠位端部を有することができる。器具駆動ユニットのモータパックは、電気機械器具の機能を作動させるように構成されてもよい。電気機械器具は、器具駆動ユニットのモータパックの回転と共に回転することができる。
本開示のさらに別の態様では、ロボットアームと共に使用するための器具駆動ユニットが提供され、ロボットアームに連結されるように構成された外殻、駆動モータ、インターフェース、及び駆動モータ出力を含む。駆動モータは、中心軸の周りで外殻内の軌道内で選択的に移動可能である。インターフェースは、外殻に連結され、外科手術器具に選択的に連結可能に構成される。駆動モータ出力は、駆動モータに連結され、インターフェースが外科手術器具のインターフェースに連結されるとき、外科手術器具の入力に連結されるように構成される。
いくつかの実施形態では、駆動モータは、外殻内に入れられていてもよい。
駆動モータが選択的に軌道内を移動するとき、外殻が静止したままである場合があると考えられる。駆動モータは、外殻内の軌道内のグループとして選択的に移動可能な複数の駆動モータであってもよい。駆動モータの各々は、外科手術器具のそれぞれの入力に連結されるように構成された駆動モータ出力を有することができる。器具駆動ユニットは、器具駆動ユニットのインターフェースが外科手術器具のインターフェースに選択的に連結されるとき、外科手術器具を中心軸の周りで回転させるように構成されてもよい。
器具駆動ユニットは、駆動モータのうちの少なくとも1つに連結された電気機械アクチュエータをさらに含むことが想定される。電気機械アクチュエータは、外科手術器具のインターフェースが、器具駆動ユニットのインターフェースに選択的に連結されるとき、駆動モータ、駆動モータ出力、及び外科手術器具のそれぞれの入力を外殻内の軌道内で移動させながら、外科手術器具を中心軸の周りで回転させるように構成される。
本開示のさらに別の態様では、ロボットアームと共に使用するための器具駆動ユニットの別の実施形態が提供される。器具駆動ユニットは、ロボットアームに選択的に連結されるように構成された外殻と、外殻内に取り外し可能に受容された内殻とを含む。内殻は、ハブ、モータパック、ならびに第1及び第2の環状部材を含む。ハブは、外殻内に回転不能に受容され、遠位に延在する表面特徴部を有する。モータパックは、ハブに回転可能に連結された近位端部と、近位端部から近位に延在する表面特徴部とを含む。第1の環状部材は、その内部に受容されたハブの表面特徴部を有する上部環状チャネルを画定する。第1の環状部材は、その上部チャネルに形成された停止部を有する。第2の環状部材は、第1の環状部材に関連付けられ、下部環状チャネルを画定する。第2の環状部材は、その下部環状チャネルに形成された停止部を有する。モータパックがハブに対して回転の閾値量を達成すると、モータパックの表面特徴部が、第2の環状部材の下部環状チャネルの停止部に当接して第2の環状部材をハブに対して回転させる。第1の環状部材がハブに対して回転の閾値量を達成すると、第1の環状部材の上部環状チャネルの停止部がハブの表面特徴部に当接してモータパックのさらなる回転を停止させる。
いくつかの実施形態では、器具駆動ユニットは、第1の環状部材と第2の環状部材の間に挿入された第3の環状部材を含むことができる。
本開示の例となる実施形態のさらなる詳細及び態様が、添付の図を参照して以下により詳細に記載されている。
本明細書で使用される場合、平行及び垂直という用語は、実際の平行及び実際の垂直から最大約+または−10度まで実質的に平行及び実質的に垂直である相対的な構成を含むと理解される。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
ロボットアームと共に使用するための器具駆動ユニットであって、
ロボットアームに選択的に連結されるように構成された外殻と、
前記外殻内に取り外し可能に受容された内殻であって、
前記外殻内に回転不能に受容され、遠位に延在する表面特徴部を有するハブと、
前記ハブに回転可能に連結された近位端部と、その前記近位端部から近位に延在する表面特徴部と、を含む、モータパックと、
少なくとも1つの環状部材であって、
内部に収容された前記ハブの前記表面特徴部を有する上部環状チャネルと、
内部に受容された前記モータパックの前記表面特徴部を有する下部環状チャネルと、を画定し、前記上部及び下部環状チャネルの各々内に形成された停止部を有する、少なくとも1つの環状部材と、を含む、内殻と、を備え、前記モータパックが前記ハブに対して回転の閾値量を達成すると、前記モータパックの前記表面特徴部が、前記下部環状チャネルの停止部に当接して、前記少なくとも1つの環状部材を前記ハブに対して回転させ、前記少なくとも1つの環状部材が前記ハブに対して回転の閾値量を達成すると、前記上部環状チャネルの前記停止部が前記ハブの前記表面特徴部に当接して、前記モータパックのさらなる回転を停止させる、器具駆動ユニット。
(項目2)
前記モータパックの前記近位端部、前記少なくとも1つの環状部材、及び前記ハブの各々が、互いに連通し、かつ互いの相対回転位置を検知するように構成されたセンサを有する、項目1に記載の器具駆動ユニット。
(項目3)
前記モータパックの前記センサが、その前記表面特徴部に隣接して配置され、前記少なくとも1つの環状部材の前記センサが、前記上部または下部環状チャネルの前記停止部に隣接して配置され、前記ハブの前記センサが、その前記表面特徴部に隣接して配置される、項目2に記載の器具駆動ユニット。
(項目4)
前記モータパック、前記少なくとも1つの環状部材、及び前記ハブの各々の前記センサのうちの少なくとも1つが、ホール効果センサ、回転可変差動トランス、可変リラクタンスセンサ、ポテンショメータ、容量式回転位置センサ、光学式エンコーダ、またはレーザ表面速度計のうちの少なくとも1つである、項目2に記載の器具駆動ユニット。
(項目5)
前記ハブに対する前記モータパックの前記回転の閾値量が、約1〜360度であり、前記ハブに対する前記少なくとも1つの環状部材の前記回転の閾値量が、約1〜360度であり、そのため、前記モータパックが、前記外殻に対して約2〜720度回転するように構成される、項目1に記載の器具駆動ユニット。
(項目6)
前記少なくとも1つの環状部材が、H字形状横断面輪郭を有する中空リングである、項目1に記載の器具駆動ユニット。
(項目7)
前記モータパックの前記表面特徴部が、前記少なくとも1つの環状部材の前記下部環状チャネル内に摺動可能に受容された湾曲した突起であり、前記ハブの前記表面特徴部が、前記少なくとも1つの環状部材の前記上部環状チャネル内に摺動可能に受容された湾曲した突起である、項目1に記載の器具駆動ユニット。
(項目8)
ロボットアームと共に使用するため、かつ選択的に接続するための外科手術アセンブリであって、
器具駆動ユニットであって、
表面特徴部を有するハブと、
表面特徴部を有し、前記ハブに回転可能に連結されたモータパックと、
前記ハブと前記モータパックとの間に配置された少なくとも1つの環状部材であって、
上部環状チャネルと、
下部環状チャネルと、を画定し、前記上部及び下部環状チャネルの各々内に形成された停止部を有する、少なくとも1つの環状部材と、を含む、器具駆動ユニットを備え、前記モータパックが前記ハブに対して回転の閾値量を達成すると、前記モータパックの前記表面特徴部が、前記下部環状チャネルの前記停止部に当接して、前記少なくとも1つの環状部材を回転させ、前記少なくとも1つの環状部材が前記ハブに対して回転の閾値量を達成すると、前記上部環状チャネルの前記停止部が前記ハブの前記表面特徴部に当接して、前記モータパックのさらなる回転を停止させる、外科手術アセンブリ。
(項目9)
前記器具駆動ユニットが、外殻をさらに含み、前記ハブが、前記外殻内に回転不能に受容され、前記モータパックが、前記ハブに回転可能に連結された近位端部を有する、項目8に記載の外科手術アセンブリ。
(項目10)
前記ハブの前記表面特徴部が、前記ハブから遠位に延在し、前記モータパックの前記表面特徴部が、その前記近位端部から近位に延在する、項目9に記載の外科手術アセンブリ。
(項目11)
外科手術器具ホルダであって、
外科手術ロボットアームに可動係合するように構成された第1の側部と、前記器具駆動ユニットの前記外殻を回転不能に支持するように構成された第2の側部と、を有する、キャリッジハウジングと、
前記キャリッジハウジング内に配置され、前記器具駆動ユニットの前記モータパックの回転を達成するように構成されたモータと、を含む、外科手術器具ホルダをさらに備える、項目9に記載の外科手術アセンブリ。
(項目12)
前記外科手術器具ホルダが、前記キャリッジハウジング内に配置され、かつ前記モータと連通する制御回路と、前記モータパック、前記少なくとも1つの環状部材、及び前記ハブの各々のセンサと、をさらに含み、前記制御回路が、前記上部環状チャネルの前記停止部が前記ハブの前記表面特徴部に隣接して配置されると、前記モータの動作を停止させるように構成される、項目11に記載の外科手術アセンブリ。
(項目13)
前記モータパック、前記少なくとも1つの環状部材、及び前記ハブの各々が、互いに連通し、かつ互いの相対回転位置を検知するように構成されたセンサを有する、項目8に記載の外科手術アセンブリ。
(項目14)
前記モータパックの前記センサが、その前記表面特徴部に隣接して配置され、前記少なくとも1つの環状部材の前記センサが、前記上部または下部環状チャネルの前記停止部に隣接して配置され、前記ハブの前記センサが、その前記表面特徴部に隣接して配置される、項目13に記載の外科手術アセンブリ。
(項目15)
前記モータパック、前記少なくとも1つの環状部材、及び前記ハブの各々の前記センサのうちの少なくとも1つが、ホール効果センサ、回転可変差動トランス、可変リラクタンスセンサ、ポテンショメータ、容量式回転位置センサ、光学式エンコーダ、またはレーザ表面速度計のうちの少なくとも1つである、項目13に記載の外科手術アセンブリ。
(項目16)
前記モータパックの前記ハブに対する前記回転の閾値量が、約1〜360度であり、前記ハブに対する前記少なくとも1つの環状部材の前記回転の閾値量が、約1〜360度であり、そのため、前記モータパックが、前記外殻に対して約2〜720度回転するように構成される、項目8に記載の外科手術アセンブリ。
(項目17)
前記少なくとも1つの環状部材が、H字形状横断面輪郭を有する中空リングである、項目8に記載の外科手術アセンブリ。
(項目18)
前記モータパックの前記表面特徴部が、前記少なくとも1つの環状部材の前記下部環状チャネル内に摺動可能に受容された湾曲した突起であり、前記ハブの前記表面特徴部が、前記少なくとも1つの環状部材の前記上部環状チャネル内に摺動可能に受容された湾曲した突起である、項目8に記載の外科手術アセンブリ。
(項目19)
前記モータパックが、電気機械器具の近位端部に回転不能に連結されるように構成された遠位端部を有する、項目8に記載の外科手術アセンブリ。
(項目20)
前記器具駆動ユニットの前記モータパックが、前記電気機械器具の機能を作動させるように構成され、前記電気機械器具が、前記器具駆動ユニットの前記モータパックの回転と共に回転する、項目19に記載の外科手術アセンブリ。
(項目21)
ロボットアームと共に使用するための器具駆動ユニットであって、
ロボットアームに連結されるように構成された外殻と、
前記外殻内の軌道内で中心軸の周りを選択的に移動可能な駆動モータと、
前記外殻に連結され、かつ外科手術器具に選択的に連結可能なように構成されたインターフェースと、
前記駆動モータに連結され、前記インターフェースが、外科手術器具のインターフェースに連結されたときに、外科手術器具の入力に結合されるように構成された駆動モータ出力とを、備える、器具駆動ユニット。
(項目22)
前記駆動モータが、前記外殻内に入れられている、項目21に記載の器具駆動ユニット。
(項目23)
前記駆動モータが、前記軌道内で選択的に移動されたとき、前記外殻が静止したままである、項目21に記載の器具駆動ユニット。
(項目24)
前記駆動モータが、前記外殻内の前記軌道内でグループとして選択的に移動可能な複数の駆動モータであり、駆動モータ出力を有する前記複数の駆動モータの各々が、外科手術器具のそれぞれの入力に連結されるように構成される、項目23に記載の器具駆動ユニット。
(項目25)
前記器具駆動ユニットが、前記器具駆動ユニットの前記インターフェースが前記外科手術器具のインターフェースに選択的に連結されるとき、前記外科手術器具を前記中心軸の周りで回転させるように構成される、項目24に記載の器具駆動ユニット。
(項目26)
前記駆動モータのうちの少なくとも1つに連結された電気機械アクチュエータをさらに備え、前記電気機械アクチュエータが、前記外科手術器具の前記インターフェースが前記器具駆動ユニットの前記インターフェースに選択的に連結されたときに、前記駆動モータ、前記駆動モータ出力、及び前記外科手術器具の前記それぞれの入力を、前記外殻内の前記軌道内で移動させながら、前記外科手術器具を前記中心軸の周りで回転させるように構成される、項目24に記載の器具駆動ユニット。
(項目27)
ロボットアームと共に使用するための器具駆動ユニットであって、
ロボットアームに選択的に連結されるように構成された外殻と、
前記外殻内に取り外し可能に受容された内殻であって、
前記外殻内に回転不能に受容され、遠位に延在する表面特徴部を有するハブと、
前記ハブに回転可能に連結された近位端部と、その前記近位端部から近位に延在する表面特徴部と、を含む、モータパックと、
内部に受容された前記ハブの前記表面特徴部を有する上部環状チャネルを画定する第1の環状部材であって、その前記上部チャネル内に形成された停止部を有する、第1の環状部材と、
前記第1の環状部材に関連付けられ、下部環状チャネルを画定する第2の環状部材であって、その前記下部環状チャネル内に形成された停止部を有する第2の環状部材と、を含む、内殻と、を備え、前記モータパックが前記ハブに対して回転の閾値量を達成すると、前記モータパックの前記表面特徴部が、前記第2の環状部材の前記下部環状チャネルの前記停止部に当接して、前記第2の環状部材を前記ハブに対して回転させ、前記第1の環状部材が前記ハブに対して回転の閾値量を達成すると、前記第1の環状部材の前記上部環状チャネルの前記停止部が、前記ハブの前記表面特徴部に当接して、前記モータパックのさらなる回転を停止させる、器具駆動ユニット。
(項目28)
前記第1の環状部材と第2の環状部材との間に介在する第3の環状部材をさらに備える、項目27に記載の器具駆動ユニット。
本開示の実施形態が、添付の図を参照して本明細書に記載されている。
本開示による外科手術アセンブリを含むロボット外科手術システムの概略図である。 スライダと、外科手術器具ホルダと、器具駆動ユニットと、外科手術器具とを含む図1の外科手術アセンブリの正面斜視図である。 スライダと、外科手術器具ホルダと、器具駆動ユニットと、外科手術器具とを含む図1の外科手術アセンブリの背面斜視図である。 外殻及び内殻を含む図1の器具駆動ユニットの斜視図である。 本開示の一実施形態による回転位置検知システムを含む図3の器具駆動ユニットの長手方向断面図である。 図4の回転位置検知システムの一部が分離された上面斜視図である。 図5の回転位置検知システムの環状部材の底面図である。 図1の器具駆動ユニットと共に使用される回転位置検知システムの別の実施形態の一連の環状部材の斜視図である。 図7の一連の環状部材のうちの1つの底面図である。
本開示の電気機械器具、回転位置検知システムの動作を駆動するための器具駆動ユニット、及びその方法を含む外科手術アセンブリの実施形態が、図を参照して詳細に記載されており、断面図の各々において、同様の符号は同一または対応する要素を指定している。本明細書で使用される「遠位」という用語は、患者に最も近いロボット外科手術システム、外科手術アセンブリまたはその構成要素の一部分を指し、「近位」という用語は、患者からより遠い、ロボット外科手術システム、外科手術アセンブリ、またはその構成要素のその一部分を指す。
以下で詳細に説明するように、外科手術ロボットアームに取り付けられるように構成された外科手術アセンブリが提供される。外科手術アセンブリは、外科手術器具をその長手方向軸の周りで回転させるように構成された器具駆動ユニットを含む。器具駆動ユニットは、その長手方向軸の周りの外科手術器具の回転の角度を決定し、かつ調整するように構成された回転位置検知システムを含む。
まず図1及び2を参照すると、例えば、ロボット外科手術システム1等の外科手術システムは、一般に、これに取り外し可能に取り付けられた器具駆動ユニット100及び電気機械器具10を有する複数の外科手術ロボットアーム2、3と、制御装置4と、制御装置4に連結された操作コンソール5とを含む。
操作コンソール5は、当業者に原則として知られているような、3次元画像を特に表示するように設定された表示装置6と、例えば外科医等のヒト(図示せず)が第1の動作モードでロボットアーム2、3を遠隔操作することができる手動入力装置7、8とを含む。ロボットアーム2、3の各々は、継手を通して接続された複数の部材から構成され得る。ロボットアーム2、3は、制御装置4に接続された電動駆動装置(図示しない)によって駆動され得る。制御装置4(例えば、コンピュータ)は、ロボットアーム2、3、取り付けられた器具駆動装置100、したがって電気機械器具10が、手動入力装置7、8の手段によって画定された移動に従って所望の移動を実行するように、特にコンピュータプログラムの手段によって駆動装置を作動させるように設定されている。制御装置4はまた、それがロボットアーム2、3及び/または駆動装置の移動を調整するように設定され得る。
ロボット外科手術システム1は、例えば電気機械器具10等の外科手術器具の手段によって最小侵襲性方法で治療するために、外科手術台「ST」に横たわる患者「P」に対して使用されるように構成される。ロボット外科手術システム1はまた、2つを超えるロボットアーム2、3と、制御装置4に接続され、操作コンソール5の手段によって遠隔操作可能である同様の追加のロボットアームとを含み得る。例えば電気機械外科手術器具10(電気機械エンドエフェクタを含む(図示せず))等の外科手術器具がまた、追加のロボットアームに取り付けられ得る。
制御装置4は、複数のモータ、例えばモータ(モータ1...n)を制御することができ、各々のモータは、ロボットアーム2,3の複数の方向の移動を駆動するように構成されている。さらに、制御装置4は、外科手術器具10の様々な動作を駆動するために器具駆動ユニット100のモータパック122(図3)を制御することができ、器具駆動ユニット100のモータパック122の回転を制御して、以下に詳細に説明するように、最終的に電気機械器具10をその長手方向軸「X」に沿って回転させることができる。モータパック122は、外科手術器具10のそれぞれの入力に連結されるように構成されたそれぞれの駆動モータ出力127a、127bを有する複数の駆動モータ125a、125bを含む。実施形態では、モータパック122の各々の駆動モータ125a、125bは、電気機械器具10の各々の電気機械式エンドエフェクタ(図示せず)の動作及び/または移動を達成するために、駆動ロッドまたはレバーアームを作動させるように構成することができる。いくつかの実施形態では、器具駆動ユニット100のモータパック122を使用して、電気機械外科手術器具10のリードスクリュー(明示的には図示せず)を駆動することができる。
ロボット外科手術システムの構成及び動作についての詳細な説明については、その全体的な内容が参照により本明細書に組み込まれる、「Medical Workstation」という発明の名称で、2011年11月3日に出願された、米国特許出願公開第2012/0116416号を参照し得る。
引き続き図1及び図2を参照すると、ロボット外科手術システム1は、ロボットアーム2とまたはそれに連結された外科手術器具ホルダ102と、外科手術器具ホルダ102に連結された器具駆動ユニット100と、器具駆動ユニット100に連結された電気機械器具10とを含む外科手術アセンブリ30を含む。外科手術アセンブリ30の外科手術器具ホルダ102は、器具駆動ユニット100及び外科手術器具10を保持し、器具駆動ユニット100をロボットアーム2に動作可能に連結する。外科手術器具ホルダ102は、インターフェースパネルまたはキャリッジ104と、キャリッジ104の端部から垂直に延在する外側ハウジング部分108とを含む。キャリッジ104は、制御装置4から制御及び電力を受容するモータ「M」を支持または収容する。キャリッジ104は、第1の側部104a及び第2の側部104bを有する。キャリッジ104の第1の側部104aは、ロボットアーム2のレール40上に摺動可能に取り付けられている。キャリッジ104は、モータ駆動チェーンまたはベルト(図示せず)などを介してレール40に沿って移動させることができる。外科手術器具ホルダ102のキャリッジ104の第2の側部104bは、器具駆動ユニット100の外殻110の回転不能な取り付けのために構成される。
外科手術器具ホルダ102の外側ハウジング部分108は、器具駆動ユニット100のモータパック122の遠位端部またはインターフェース122bを受容するように構成された経路(図示せず)を画定する。このように、器具駆動ユニット100が外科手術器具ホルダ102に取り付けられると、器具駆動ユニット100の外殻110は、キャリッジ104の第2の側部104bに回転不能に接続され、器具駆動装置100のモータパック122の遠位端部またはインターフェース122bは、外科手術器具ホルダ102の外側ハウジング部分108の経路内に回転可能に受容される。
外科手術器具ホルダ102は、キャリッジ104内に配置された制御回路109をさらに含む。制御回路109は、例えば、モータ「M」の動作を制御するためのモータ「M」のような電気機械アクチュエータと連通している。モータ「M」は、器具駆動ユニット100のモータパック122に動作可能に連結されるように構成されてモータパック122の回転を駆動する。いくつかの実施形態では、制御回路109は、外科手術アセンブリ30の構成要素の任意ものの内部に内に配置されてもよい。
図3及び図4を参照すると、器具駆動ユニット100は、そのモータ(図4)から電気機械器具10(図2)の被駆動部材(図示せず)に動力及び作動力を伝達し、例えば、ナイフブレード(図示せず)の移動、ならびに/またはエンドエフェクタの顎部材(図示せず)の閉鎖及び開口など、電気機械器具10のエンドエフェクタ(図示せず)の構成要素の移動を最終的に駆動させる。器具駆動ユニット100は、概して、外殻110と、外殻110内に配置された内殻120とを含む。
器具駆動ユニット100の外殻110は、器具駆動ユニット100の内部構成要素を包囲して、器具駆動ユニット100の内部と外部環境との間に無菌バリアを形成する。外殻110は、使い捨て可能であり、再使用可能であり(滅菌時)、及び/または透明であってもよい。外殻110は、内部にキャビティ(図示せず)を画定し、器具駆動ユニット100の内殻120を取り外し可能に受容する。外殻は、略U字形状部分110aと、U字形状部分110aから遠位に延在する円筒状本体110bとを有する。外殻110のU字形状部分110aは、外殻110内の内殻120の除去または挿入中に選択的に開放される蓋112を有する。
器具駆動ユニット100の内殻120は、器具駆動ユニット100の外殻110内に取り外し可能に受容可能である。器具駆動ユニット100の内殻120は、ハブ124と、ハブ124に回転可能に連結され、そこから遠位に延在するモータパック122とを含む。内殻120のハブ124は、外殻110のU字形状部分110aに対応する形状を有し、その結果、ハブ124は、外殻110のU字形状部分110a内に回転不能に受容される。内殻120のハブ124は、その遠位端部から遠位に延在する表面特徴部126を有する。表面特徴部126は、以下に詳細に説明するように、ハブ124に固定され、環状部材140の上部チャネル140a内に摺動可能に受容される。表面特徴部126は、湾曲した突起であるが、表面特徴部126は、例えば、三角形、弓形、多角形、均一、不均一、先細などのような様々な形状を採るタブまたはブロックであってもよいと考えられる。
器具駆動ユニット100の内殻120のハブ124は、その表面特徴部126に隣接してまたはその上に配置されたセンサs126(図5)をさらに含む。ハブ124のセンサs126は、以下で詳細に説明するように、その場所を制御回路109に伝達するために外科手術器具ホルダ102の制御回路109(図2)と連通する。
引き続き図3及び図4を参照すると、器具駆動ユニット100の内殻120のモータパック122は、モータパック122が、器具駆動ユニット100の外殻110の円筒状本体110b内に回転可能に受容され得るように、器具駆動ユニット100の外殻110の円筒状本体110bに対応する形状を有する。内殻120のモータパック122は、内殻110のハブ124に回転可能に連結された近位端部122aを有する。モータパック122は、その近位端部122aから近位に延在する表面特徴部128(図5)を有する。モータパック122の表面特徴部128は、その近位端部122aに固定され、環状部材140の下部チャネル140b内に摺動可能に受容される。モータパック122の表面特徴部128は、湾曲した突起であるが、表面特徴部128は、例えば、三角形、弓形、多角形、均一、不均一、先細などのような様々な形状を採るタブまたはブロックであってもよいと考えられる。
モータパック122はさらに、その表面特徴部128に隣接してまたはその表面特徴部128上に配置されたセンサs122(図5)を含む。モータパック122のセンサs122は、ハブ124のセンサs126に対するその場所(例えば、角度場所)を制御回路109に伝達するために外科手術器具ホルダ102の制御回路109(図2)及びハブ124のセンサs126と連通する。
モータパック122は、任意の好適な駆動機構、例えばプーリーシステムによって外科手術器具ホルダ102のモータ「M」(図2)に動作可能に連結される。このように、内殻120のモータパック122は、外科手術器具ホルダ102のモータ「M」の作動を介して、外殻110内及び内殻120のハブ124に対して回転する。モータパック122は、それぞれの駆動シャフト(図示せず)が全て互いに平行であり、すべてが共通の方向に延在するように、長方形の形態に配列された4つのモータを含むことができる。各々のモータの駆動シャフトは、外科手術器具10のそれぞれの駆動シャフトを作動可能に接合して、外科手術器具10の駆動シャフトを独立して作動させることができる。
図4〜図6を参照すると、器具駆動ユニット100は、モータパック122、したがって外科手術器具10が長手方向軸「X」を中心に回転する角度を決定し、かつ示すように構成された回転位置センサシステム130を含む。センサシステム130は、長手方向軸「X」の周りの器具駆動ユニット100の外殻110(図3)に対する外科手術器具10の旋回(複数可)の量を計算/決定して表示するように構成され、そのため、臨床医は、その使用中に外科手術器具10の正確な回転位置を決定することができると考えられる。
センサシステム130は、外科手術器具ホルダ102の制御回路109(図2)、それぞれハブ124及びモータパック122のセンサs126、s122、ならびに環状部材140を含む。環状部材140は、器具駆動ユニット100のハブ124と器具駆動ユニット100のモータパック122との間に回転可能に配置される。環状部材140は、中空リングであり、上部環状チャネル140a及び下部環状チャネル140bを画定する。そのように、環状部材140は、H字形状横断面輪郭を有する。上部環状チャネル140aは、その内部の器具駆動ユニット100のハブ124の表面特徴部126を摺動可能に受容するように構成される。下部環状チャネル140bは、その内部の器具駆動ユニット100のモータパック122の表面特徴部128を摺動可能に受容するように構成される。上部及び下部環状チャネル140a、140bは各々、環状部材140の少なくとも実質的な円周に沿って延在する。
環状部材140は、上部環状チャネル140aに形成された第1の対の停止部142a、144aと、下部環状チャネル140bに形成された第2の対の停止部142b、144bとを有する。いくつかの実施形態では、各々のチャネル140a、140b内に配置された一対の停止部を有する環状部材140の代わりに、環状部材140は、上部環状チャネル140a内に配置された1つの停止部と、下部環状チャネル140b内に配置された1つの停止部のみを有することができる。停止部142a、144a、142b、144bは、一般に四角形であるが、例えば、三角形、弓形、多角形、均一、不均一、先細などの様々な形状を採ることができる。停止部142a、144a、142b、144b各々及び/または表面特徴部126、128は、例えば、PEEK、DELRIN、黄銅、UHMWなどのような滑らかな(ブッシング)材料から製作することができる。
環状部材140の下部環状チャネル140bの第2の対の停止部142b、144bは、器具駆動ユニット100のモータパック122の表面特徴部128と円周方向に整列している(すなわち、同軸円周状である)。このように、モータパック122の閾値量または回転の角度(例えば、時計回りもしくは反時計回り方向に約180°〜約360°)で、モータパック122の表面特徴部128は、環状部材140の下部環状チャネル140bの停止部142b、144bの第2の対の1つと当接または係合する。実施形態では、回転の閾値量は、約1°〜約360°であってもよい。環状部材140の上部環状チャネル140aの第1の対の停止部142a、144aは、器具駆動ユニット100のハブ124の表面特徴部126と円周方向に整列している(すなわち、同軸円周状である)。このように、環状部材140の閾値量または回転の角度(例えば、時計回りまたは反時計回り方向に約180°〜約360°)で、環状部材140の第1の対の停止部142a、144aのうちの1つが、ハブ124が外殻110のU字形状部分110a内に回転的に固定されているので、モータパック122の回転を停止させるように、器具駆動ユニット100のハブ124の表面特徴部126に当接または係合する。実施形態では、回転の閾値量は、約1°〜約360°であってもよい。
上部環状チャネル140aの第1の対の停止部142a、144aは、円周方向に互いに離間配置され、それらの間に隙間146aを画定する。下部環状チャネル140bの第2の対の停止部142b、144bもまた、円周方向に互いに離間配置され、それらの間に隙間146bを画定する。環状部材140は、上部環状チャネル140aの隙間146a内に配置された第1のセンサs140aと、下部環状部材140bの隙間146b内に配置された第2のセンサs140bとを含む。いくつかの実施形態では、センサs140a、s140bは、それぞれの停止部142a、144a、142b、144bに隣接する環状部材140上またはその内部の任意の好適な場所に配置することができる。環状部材140のセンサs140a、s140bと、器具駆動ユニット100のハブ124のセンサs126と、器具駆動ユニット100のモータパック122のセンサs122とは、それぞれ互いに、及び外科手術器具ホルダ102の制御回路109(図2の)と連通し、互いに相対的な回転位置または角度位置を検知するように構成される。センサs122、s126、s140a、s140bの各々は、ホール効果センサ、回転可変差動トランス、可変リラクタンスセンサ、ポテンショメータ、容量式回転位置センサ、光学エンコーダ、及び/またはレーザ表面速度計であってもよい。
動作中に外科手術器具10の回転位置が監視され、及び/または外科手術器具10の回転が停止されて、例えば、外科手術器具10の過回転による外科手術アセンブリ30の構成要素への潜在的損傷を防止することができる。外科手術器具ホルダ102のモータ「M」が作動され、これにより、内殻120のモータパック122が内殻120のハブ124に対して、上述のように回転を達成する。モータパック122の回転中、モータパック122のセンサs122及び環状部材140の下部環状チャネル140bのセンサs140bは、互いの相対位置を検知し、検知された相対位置を外科手術器具ホルダ102の制御回路109に伝達する。このように、モータパック122及び外科手術器具10のハブ124に対する回転位置は、制御回路109によって分かっており、モータパック122がメモリ(図示せず)に格納された予め設定された回転量を達成したとき、モータ「M」の作動を中断させることができる。付加的に、制御回路109は、モータパック122の既知の相対回転位置をその開始位置から表示装置6(図1)に伝達することができる。
モータパック122がハブ124に対して第1の閾値量または回転の角度(例えば、約180°〜約360°)を達成した後、モータパック122の表面特徴部128は、環状部材140の下部環状チャネル140bの第2の対の停止部142b、144bのうちの1つ(モータパック122の回転方向による)に当接する。実施形態では、回転の閾値量は、約1°〜約360°であってもよい。モータパック122の表面特徴部128が下部環状チャネル140bの第2の対の停止部142b、144bのうちの1つに当接すると、モータパック122の回転が継続され、環状部材140が回転を開始する。
環状部材140のハブ124に対する回転中、環状部材140の上部環状チャネル140aのセンサs140a及びハブ124のセンサs126は、互いに互いの位置を検知し、検知された相対位置を外科手術器具ホルダ102の制御回路109に伝達する。このように、モータパック122及び外科手術器具10のハブ124に対する回転位置は既知である。環状部材140が、ハブ124に対して第2の回転の閾値量または角度(例えば、約180°〜約360°)を達成すると、モータパック122の継続的な回転によって引き起こされて、環状部材140の上部環状チャネル140aの停止部142a、144aの第1の対ののうちの1つが器具駆動ユニット100のハブ124の表面特徴部126に当接して環状部材140、及びモータパック122の外科手術器具10との回転を停止させる。このようにして、外科手術器具ホルダ102の「M」の継続的な作動は、モータパック122の回転をもたらさず、それによって、モータパック122の過回転からの外科手術アセンブリ30の任意の構成要素への損傷の発生を防止する。実施形態では、回転の閾値量は、約1°〜約360°であってもよい。
モータパック122が反対方向に回転すると、モータパック122が、器具駆動ユニット100のハブ124の表面特徴部126または器具駆動ユニット100のハブ124の別の表面特徴部(図示せず)によって回転することが防止されるまで、上記のプロセスが繰り返される。外科手術処置を行う前に、器具駆動ユニット100をチェックして、両方の回転方向における完全な回転を達成することが可能であると判断することができると考えられる。具体的には、モータパック122は、それが停止するまで第1の方向(例えば時計回り)に回転され、次いで、モータパック122は、それが停止するまで第2の方向(例えば、反時計回り)に回転する。このプロセス中に、器具駆動ユニット100のモータエンコーダ(図示せず)、例えばインクリメンタルタイプをチェックすることができる。モータパック122がその2つの停止点に回転された後、モータパック122は、2つの停止点の間に位置するように再位置決めされる。
モータパック122の閾値量または回転の角度は、停止部142a、144a、142b、144bがそれぞれの上部及び下部環状チャネル140a、140b内に載置される位置に基づいて設定されることが考えられる。いくつかの実施形態では、閾値量または回転の角度は、180°または360°よりも大きくてもまたは小さくてもよく、約360°〜約720°であってもよい。実施形態では、回転の閾値量は、約2°〜約720°であってもよい。
本開示の一実施形態によれば、制御回路109は、約0.05オームの非常に低い抵抗を有する高公差抵抗「R」(図示せず)を組み込むことができ、それは、外科手術器具ホルダ102のモータ「M」を駆動することを担うHブリッジの下側部に追加されることが考えられる。動作中、制御回路109は、抵抗器「R」を横切る電圧「V」降下を測定する。抵抗器「R」を横切る電圧「V」降下を測定することによって、制御回路109は、オームの法則を使って抵抗器「R」を通る電流「I」の量を計算することができる。
Figure 0006945541
モータ「M」を構成することができるDC電気モータでは、電流「I」は、関係、例えば、トルク定数(K)を用いて展開されたトルク「τ」の量に直接関係している。したがって、制御回路109は、以下の式に従ってモータ「M」に印加されているトルク「τ」の量を計算することができる。
Figure 0006945541
モータに印加されるトルクの量を計算するように構成された制御回路の例示的な実施形態の詳細な説明については、2011年3月3日に出願された米国特許第8,517,241号を参照することができ、その全体の内容は、本明細書中に参照によって組み込まれる。
外科手術器具10の通常の回転の間、制御回路109によって、例えば、電流対時間プロファイル(図示せず)または電流対距離プロファイル(図示せず)のいずれかの特定のまたは所定の力プロファイルが見られることが予想される。使用中、モータ「M」の作動は、上述のように、器具駆動ユニット100のモータパック122の回転を達成する。モータパック122の回転は、最終的にモータパック122の表面特徴部128を環状部材140の下部環状チャネル140bの第2の対の停止部142b、144bのちの1つと係合するように載置する。モータパック122の表面特徴部128が環状部材140の第2の対の停止部142b、144bのうちの1つに係合または接触すると、環状部材140の静的な慣性は、モータ「M」によって印可される特定の閾値量の追加のトルクによって克服され得る。環状部材140を回転を開始させるのに必要な追加のトルクは、モータ「M」の状態を変化させ、これはモータ「M」に送達される電流「I」の変化であり、制御回路109に格納された予想される力のプロファイルに比べて異なる電流量である。
電流「I」または電流スパイクのこの増加は、制御回路109によって記録され、制御回路109は、外科手術器具10がその元の位置から閾値量だけ回転させたと合理的に推定することができる。特に、電流スパイクは、モータパック122がその元の回転位置から所定の閾値(例えば、約180°)だけ回転したことを示す。外科手術器具10は、モータパック122とともに回転するので、制御回路109によって記録されたモータパック122の回転の閾値量は、その長手方向軸「X」を中心として外科手術器具10によって進む同じ回転の閾値量に相関する。表示装置6(図1)は、外科手術器具10の回転量を度数の形式で示すために提供されてもよい。
外科手術器具10の継続的な回転は、結果として、環状部材140の上部環状チャネル140aの第1の対の停止部142a、144aのうちの1つを、ハブ124の表面特徴部126に当接または係合させ、別の電流スパイク、及びモータ「M」に電流を送達することを中断させる命令を生じさせ、それによってモータパック122の回転、したがって外科手術器具10の回転を中断させる。ハブ124の表面特徴部126は、モータパック122のさらなる回転に物理的に抵抗するかまたは防止することができることが想定される。
いくつかの実施形態では、器具駆動ユニット100は、単一の環状部材、または任意の好適な数の様々に離間配置された表面特徴部またはタブを有する2つ以上の環状部材を含むことができる。器具駆動ユニット100は、1つ以上のハブ及び各々のハブに対応する環状部材を含むことができるとさらに考えられる。
図7及び図8を参照すると、器具駆動ユニット100(図3)は、複数の環状部材140、240、340を積み重ねた形態で含むことができる。1つを超える環状部材を有することにより、モータパック122のハブ124に対する回転の量の増加が可能になる。いくつかの実施形態では、3つを超える環状部材を設けることができる。実施形態では、モータパック122は720°を超えて回転することができる。第2及び第3の環状部材240、340は、第1の環状部材140と同様であるので、必要と思われる詳細レベルでのみ説明する。
第2の環状部材240は、下部環状チャネル242を画定し、下部環状チャネル242内に形成された一対の停止部242a、242bを含む。停止部242a、242bは、円周方向に互いに離間配置され、それらの間に隙間246を画定している。第2の環状部材240は、隙間246内に配置されたセンサs240を含む。第2の環状部材240のセンサs240は、器具駆動ユニット100のハブ124のセンサs126及び器具駆動ユニット100のモータパック122のセンサs122と連通している。実施形態では、第2の環状部材240のセンサs240は、環状部材140の下部環状チャネル140bのセンサs140b(図6)と連通していてもよい。
第3の環状部材340は、第1の環状部材140と第2の環状部材240との間に配置される。明示的に図示されていないが、第3の環状部材340は、第1及び第2の環状部材140、240と同様に、上部及び下部環状チャネルを画定することができ、そのチャネルの各々の内部に停止部及びセンサを含むことができる。
動作中、環状部材140、240、340の各々は、各々に関連付けられるセンサのために、互いに対する回転位置を検知することができる。さらに、環状部材140、240、340の様々な停止部の相互作用のために、モータパック122の回転の閾値量は、第2の環状部材240の回転をもたらし、第2の環状部材240の回転の閾値量は、第3の環状部材340の回転をもたらし、第3の環状部材340の回転の閾値量は、第1の環状部材140の回転をもたらす。
上述したように、第1の環状部材140が、ハブ124に対する回転の閾値量または角度(例えば、約180°〜約360°)を達成した後、モータパック122の継続的な回転によって引き起こされて、環状部材140の上部環状チャネル140aの第1の対の停止部142a、144aのうちの1つは、器具駆動ユニット100のハブ124の表面特徴部126に当接し、環状部材140及び外科手術器具10を有するモータパック122の回転を停止させる。このようにして、外科手術器具ホルダ102のモータ「M」の継続的な作動は、モータパック122の回転をもたらさず、それにより、モータパック122の過回転からの外科手術アセンブリ30の任意の構成要素への損傷の発生を防止する。
本明細書で開示されている実施形態に対して様々な改変を行い得ることが理解されるだろう。したがって、上の明細書は、限定として解釈されるべきではなく、様々な実施形態の単なる例示として解釈されるべきである。当業者であれば、添付の特許請求の範囲の範囲及び趣旨内で他の改変を想定するだろう。

Claims (22)

  1. ロボットアームと共に使用するための器具駆動ユニットであって、
    ロボットアームに選択的に連結されるように構成された外殻と、
    前記外殻内に取り外し可能に受容された内殻であって、
    前記外殻内に回転不能に受容され、遠位に延在する表面特徴部を有するハブと、
    前記ハブに回転可能に連結された近位端部と、その前記近位端部から近位に延在する表面特徴部と、を含む、モータパックと、
    少なくとも1つの環状部材であって、
    記ハブの前記表面特徴部を受容する上部環状チャネルと、
    記モータパックの前記表面特徴部を受容する下部環状チャネルと
    画定し、前記上部環状チャネル及び下部環状チャネルの各々内に形成された停止部を有する、少なくとも1つの環状部材と
    含む、内殻と
    備え、前記モータパックが前記ハブに対して回転の閾値量を達成すると、前記モータパックの前記表面特徴部が、前記下部環状チャネルの停止部に当接して、前記少なくとも1つの環状部材を前記ハブに対して回転させ、前記少なくとも1つの環状部材が前記ハブに対して回転の閾値量を達成すると、前記上部環状チャネルの前記停止部が前記ハブの前記表面特徴部に当接して、前記モータパックのさらなる回転を停止させる、器具駆動ユニット。
  2. 前記モータパックの前記近位端部、前記少なくとも1つの環状部材、及び前記ハブの各々が、互いに連通し、かつ互いの相対回転位置を検知するように構成されたセンサを有する、請求項1に記載の器具駆動ユニット。
  3. 前記モータパックの前記センサが、その前記表面特徴部に隣接して配置され、前記少なくとも1つの環状部材の前記センサが、前記上部環状チャネルまたは下部環状チャネルの前記停止部に隣接して配置され、前記ハブの前記センサが、その前記表面特徴部に隣接して配置される、請求項2に記載の器具駆動ユニット。
  4. 前記モータパック、前記少なくとも1つの環状部材、及び前記ハブの各々の前記センサのうちの少なくとも1つが、ホール効果センサ、回転可変差動トランス、可変リラクタンスセンサ、ポテンショメータ、容量式回転位置センサ、光学式エンコーダ、またはレーザ表面速度計のうちの少なくとも1つである、請求項2に記載の器具駆動ユニット。
  5. 前記ハブに対する前記モータパックの前記回転の閾値量が、約1〜360度であり、前記ハブに対する前記少なくとも1つの環状部材の前記回転の閾値量が、約1〜360度であり、そのため、前記モータパックが、前記外殻に対して約2〜720度回転するように構成される、請求項1に記載の器具駆動ユニット。
  6. 前記少なくとも1つの環状部材が、H字形状横断面輪郭を有する中空リングである、請求項1に記載の器具駆動ユニット。
  7. 前記モータパックの前記表面特徴部が、前記少なくとも1つの環状部材の前記下部環状チャネル内に摺動可能に受容された湾曲した突起であり、前記ハブの前記表面特徴部が、前記少なくとも1つの環状部材の前記上部環状チャネル内に摺動可能に受容された湾曲した突起である、請求項1に記載の器具駆動ユニット。
  8. ロボットアームと共に使用するため、かつ選択的に接続するための外科手術アセンブリであって、
    器具駆動ユニットであって、
    表面特徴部を有するハブと、
    表面特徴部を有し、前記ハブに回転可能に連結されたモータパックと、
    前記ハブと前記モータパックとの間に配置された少なくとも1つの環状部材であって、
    上部環状チャネルと、
    下部環状チャネルと
    画定し、前記上部環状チャネル及び下部環状チャネルの各々内に形成された停止部を有する、少なくとも1つの環状部材と
    含む、器具駆動ユニット
    備え、前記モータパックが前記ハブに対して回転の閾値量を達成すると、前記モータパックの前記表面特徴部が、前記下部環状チャネルの前記停止部に当接して、前記少なくとも1つの環状部材を回転させ、前記少なくとも1つの環状部材が前記ハブに対して回転の閾値量を達成すると、前記上部環状チャネルの前記停止部が前記ハブの前記表面特徴部に当接して、前記モータパックのさらなる回転を停止させる、外科手術アセンブリ。
  9. 前記器具駆動ユニットが、外殻をさらに含み、前記ハブが、前記外殻内に回転不能に受容され、前記モータパックが、前記ハブに回転可能に連結された近位端部を有する、請求項8に記載の外科手術アセンブリ。
  10. 前記ハブの前記表面特徴部が、前記ハブから遠位に延在し、前記モータパックの前記表面特徴部が、その前記近位端部から近位に延在する、請求項9に記載の外科手術アセンブリ。
  11. 外科手術器具ホルダであって、
    外科手術ロボットアームに可動係合するように構成された第1の側部と、前記器具駆動ユニットの前記外殻を回転不能に支持するように構成された第2の側部と、を有する、キャリッジハウジングと、
    前記キャリッジハウジング内に配置され、前記器具駆動ユニットの前記モータパックの回転を達成するように構成されたモータと
    含む、外科手術器具ホルダをさらに備える、請求項9に記載の外科手術アセンブリ。
  12. 前記外科手術器具ホルダが、前記キャリッジハウジング内に配置され、かつ前記モータと連通する制御回路と、前記モータパック、前記少なくとも1つの環状部材、及び前記ハブの各々のセンサと、をさらに含み、前記制御回路が、前記上部環状チャネルの前記停止部が前記ハブの前記表面特徴部に隣接して配置されると、前記モータの動作を停止させるように構成される、請求項11に記載の外科手術アセンブリ。
  13. 前記モータパック、前記少なくとも1つの環状部材、及び前記ハブの各々が、互いに連通し、かつ互いの相対回転位置を検知するように構成されたセンサを有する、請求項8に記載の外科手術アセンブリ。
  14. 前記モータパックの前記センサが、その前記表面特徴部に隣接して配置され、前記少なくとも1つの環状部材の前記センサが、前記上部環状チャネルまたは下部環状チャネルの前記停止部に隣接して配置され、前記ハブの前記センサが、その前記表面特徴部に隣接して配置される、請求項13に記載の外科手術アセンブリ。
  15. 前記モータパック、前記少なくとも1つの環状部材、及び前記ハブの各々の前記センサのうちの少なくとも1つが、ホール効果センサ、回転可変差動トランス、可変リラクタンスセンサ、ポテンショメータ、容量式回転位置センサ、光学式エンコーダ、またはレーザ表面速度計のうちの少なくとも1つである、請求項13に記載の外科手術アセンブリ。
  16. 前記モータパックの前記ハブに対する前記回転の閾値量が、約1〜360度であり、前記ハブに対する前記少なくとも1つの環状部材の前記回転の閾値量が、約1〜360度であ、請求項8〜9のいずれか一項に記載の外科手術アセンブリ。
  17. 前記少なくとも1つの環状部材が、H字形状横断面輪郭を有する中空リングである、請求項8に記載の外科手術アセンブリ。
  18. 前記モータパックの前記表面特徴部が、前記少なくとも1つの環状部材の前記下部環状チャネル内に摺動可能に受容された湾曲した突起であり、前記ハブの前記表面特徴部が、前記少なくとも1つの環状部材の前記上部環状チャネル内に摺動可能に受容された湾曲した突起である、請求項8に記載の外科手術アセンブリ。
  19. 前記モータパックが、電気機械器具の近位端部に回転不能に連結されるように構成された遠位端部を有する、請求項8に記載の外科手術アセンブリ。
  20. 前記器具駆動ユニットの前記モータパックが、前記電気機械器具の機能を作動させるように構成され、前記電気機械器具が、前記器具駆動ユニットの前記モータパックの回転と共に回転する、請求項19に記載の外科手術アセンブリ。
  21. ロボットアームと共に使用するための器具駆動ユニットであって、
    ロボットアームに選択的に連結されるように構成された外殻と、
    前記外殻内に取り外し可能に受容された内殻であって、
    前記外殻内に回転不能に受容され、遠位に延在する表面特徴部を有するハブと、
    前記ハブに回転可能に連結された近位端部と、その前記近位端部から近位に延在する表面特徴部と、を含む、モータパックと、
    記ハブの前記表面特徴部を受容する上部環状チャネルを画定する第1の環状部材であって、その前記上部環状チャネル内に形成された停止部を有する、第1の環状部材と、
    前記第1の環状部材に関連付けられ、下部環状チャネルを画定する第2の環状部材であって、その前記下部環状チャネル内に形成された停止部を有する第2の環状部材と
    含む、内殻と
    備え、前記モータパックが前記ハブに対して回転の閾値量を達成すると、前記モータパックの前記表面特徴部が、前記第2の環状部材の前記下部環状チャネルの前記停止部に当接して、前記第2の環状部材を前記ハブに対して回転させ、前記第1の環状部材が前記ハブに対して回転の閾値量を達成すると、前記第1の環状部材の前記上部環状チャネルの前記停止部が、前記ハブの前記表面特徴部に当接して、前記モータパックのさらなる回転を停止させる、器具駆動ユニット。
  22. 前記第1の環状部材と第2の環状部材との間に介在する第3の環状部材をさらに備える、請求項21に記載の器具駆動ユニット。

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