JP6944483B2 - 鞍乗り型車両のクッションユニット支持構造 - Google Patents
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Description
前端部が前記パワーユニットケースを支持するフレームに枢支されて、後端部が後輪を軸支するスイングアームと、
前記スイングアームに下端部が枢支されるクッションユニットと、
前記パワーユニットケースと前記クッションユニットとの間に介装され、前記クッションユニットの上端部を揺動可能に支持するステーと、を備えた鞍乗り型車両のクッションユニット支持構造において、
前記パワーユニットケースは、前記パワーユニットケースの壁部に設けられた被固定部を有し、
前記ステーは、前記被固定部の被接触面と接触する接触面を有し、前記被接触面と前記接触面が接するように、前記被固定部に締結部材により固定され、
前記クッションユニットは、前記上端部が車体前方に向くように傾斜して配置され、
前記締結部材の締結方向は、車体前後方向のベクトル成分を持ち、
前記被固定部は、前記被接触面を複数有し、
前記ステーは、複数の前記被接触面に対応する前記接触面(55,56)を複数有し、
前記ステーは、前記クッションユニットの前記上端部を連結部材により揺動可能に支持し、
複数の前記被接触面のうち少なくとも一つは、前記連結部材の中心軸である連結部材中心軸に対して、少なくともその一部が上方に位置する上被接触面であり、
複数の前記被接触面のうち少なくとも一つは、前記連結部材中心軸に対して、少なくともその一部が下方に位置する下被接触面であることを特徴とする鞍乗り型車両用クッションユニット支持構造である。
前記ステーは、複数の前記被接触面に対応する前記接触面を複数有し、
前記ステーは、前記クッションユニットの前記上端部を連結部材により揺動可能に支持し、
複数の前記被接触面のうち少なくとも一つは、前記連結部材の中心軸である連結部材中心軸に対して、少なくともその一部が上方に位置する上被接触面であり、
複数の前記被接触面のうち少なくとも一つは、前記連結部材中心軸に対して、少なくともその一部が下方に位置する下被接触面であり、
前記ステーは、前記上被接触面に接する上接触面と、前記下被接触面に接する下接触面を有し、
前記上被接触面の向きおよび前記下被接触面の向きは、前記ステーが前記連結部材中心軸を中心として揺動する力に抗う向きにすることもできる。
三角リンク部材63は、第1頂部63a、第2頂部63b、第3頂部63cの三つの頂部を持った三角形に形成されている。第1頂部63aは支軸65を介してセンターフレーム部材33の鉛直部の下端に接続されている。第2頂部63bは支軸66を介して棒状リンク部材64の一端64aに接続されている。第3頂部63cは支軸67を介してクッションユニット61の下端部61bに接続されている。図1も参照して、棒状リンク部材64の他端64bは、スイングアーム7の下部に突出している取付け部70に支軸68を介して枢支されている。
さらに、パワーユニットケース41は、パワーユニットケース41から延出した被固定部43を有し、ステー50は、被固定部43と接触する上接触面55と下接触面56を有し、被固定部43とステー50とは、被固定部43の上被接触面44および下被接触面45と、ステー50の上接触面55および下接触面56とが当接された状態で、締結部材であるボルト80、ボルト81およびナット82により締結されている。
また、クッションユニット61は、上端部61aが車体前方に向くように傾斜して配置され、締結部材であるボルト80、ボルト81およびナット82の締結方向D1,D2は、それぞれ車体前後方向のベクトル成分D1x,D2xを持っている。
クッションユニット61の上端部61aとステー50とは、連結部材58によりの連結されている。複数の被接触面のうち少なくとも一つは、連結部材中心軸58Lに対して上方に位置する上被接触面44となっている。また、複数の被接触面のうち少なくとも一つは、連結部材中心軸58Lに対して下方に配置する下被接触面45となっている。
50…ステー、52…第2基部、52a…ボルト挿通孔、55…上接触面、56…下接触面、58…連結部材、58L…連結部材中心軸、
61…クッションユニット、61a…上端部、61b…下端部、
80…ボルト、81…ボルト、82…ナット、
100…クッションユニット支持構造、140…パワーユニットケース、141…上側ケース、141a…後壁部、141b…ボス部、141d…合わせ面、142…下側ケース、142b…ボス部、142d…合わせ面、142e…溝部、143…ハンガー部、144…被固定部、145…被接触面、147…縦リブ、147b…下端、150…ステー、153…接触面、180…ボルト、
F…フレーム、WR…後輪、D1x…車体前後方向のベクトル成分、D2x…車体前後方向のベクトル成分。
Claims (9)
- 鞍乗り型車両のパワーユニットケース(41,140)と、
前端部(7a)が前記パワーユニットケース(41,140)を支持するフレーム(F)に枢支されて、後端部(7b)が後輪(WR)を軸支するスイングアーム(7)と、
前記スイングアーム(7)に下端部(61b)が枢支されるクッションユニット(61)と、
前記パワーユニットケース(41,140)と前記クッションユニット(61)との間に介装され、前記クッションユニット(61)の上端部(61a)を揺動可能に支持するステー(50,150)と、を備えた鞍乗り型車両のクッションユニット支持構造において、
前記パワーユニットケース(41,140)は、前記パワーユニットケース(41,140)の壁部(41e,141a)に設けられた被固定部(43,144)を有し、
前記ステー(50,150)は、前記被固定部(43,144)の被接触面(44,45,145)と接触する接触面(55,56,153)を有し、前記被接触面(44,45,145)と前記接触面(55,56,153)が接するように、前記被固定部(43)に締結部材(80,81,82,180)により固定され、
前記クッションユニット(61)は、前記上端部(61a)が車体前方に向くように傾斜して配置され、
前記締結部材(80,81,82,180)の締結方向は、車体前後方向のベクトル成分(D1x,D2x)を持ち、
前記被固定部(43)は、前記被接触面(44,45)を複数有し、
前記ステー(50)は、複数の前記被接触面(44,45)に対応する前記接触面(55,56)を複数有し、
前記ステー(50)は、前記クッションユニット(61)の前記上端部(61a)を連結部材(58)により揺動可能に支持し、
複数の前記被接触面(44,45)のうち少なくとも一つは、前記連結部材(58)の中心軸である連結部材中心軸(58L)に対して、少なくともその一部が上方に位置する上被接触面(44)であり、
複数の前記被接触面(44,45)のうち少なくとも一つは、前記連結部材中心軸(58L)に対して、少なくともその一部が下方に位置する下被接触面(45)であることを特徴とする鞍乗り型車両のクッションユニット支持構造。 - 前記ステー(50)は、前記上被接触面(44)に接する上接触面(55)と、前記下被接触面(45)に接する下接触面(56)を有し、
前記上被接触面(44)の向きおよび前記下被接触面(45)の向きは、前記ステー(50)が前記連結部材中心軸(58L)を中心として揺動する力に抗う向きであることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のクッションユニット支持構造。 - 前記下被接触面(45)と前記下接触面(56)とを固定をする前記締結部材(81,82)は、ボルト(81)と前記ボルト(81)に螺合されるナット(82)が用いられ、
前記被固定部(43)の前記下被接触面(45)が設けられた箇所(43c)には、前記ボルト(81)が挿通される被固定部用ボルト挿通孔(43e)が設けられ、
前記ステー(50)の前記下接触面(56)が設けられた箇所(52)には、前記ボルト(81)が挿通されるステー用ボルト挿通孔(52a)が設けられたことを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両のクッションユニット支持構造。 - 前記パワーユニットケース(41)の壁部(41e)には、前記被固定部(43)における前記締結部材(80)が締結される箇所の下方から、前記壁部(41e)から突出する縦リブ(46)が設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の鞍乗り型車両のクッションユニット支持構造。
- 前記パワーユニットケース(41)は、上側ケース(41a)と下側ケース(41b)とを具備する上下割ケースであり、
前記被固定部(43)は、前記上側ケース(41a)に設けられ、
前記パワーユニットケース(41)の前記壁部(41e)には、前記縦リブ(46)の下部(46c)が接続され、前記壁部(41e)から突出し左右に延びる横リブ(48)が設けられたことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両のクッションユニット支持構造。 - 前記パワーユニットケース(140)は、スタッドボルト(149)により結合される上側ケース(141)と下側ケース(142)とを有する上下割ケースであり、
前記被固定部(144)は、前記上側ケース(141)に設けられ、
前記上側ケース(141)の壁部(141a)には、前記被固定部(144)における前記締結部材(180)が締結される箇所の下方から、前記壁部(141a)から突出する縦リブ(147)が設けられ、
前記上側ケース(141)の前記壁部(141a)および前記下側ケース(142)の前記壁部(142a)は、前記スタッドボルト(149)が挿通されるボス部(141b,142b)を有し、
前記縦リブ(147)は、その下端(147b)が前記ボス部(141b)に連続するように設けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のクッションユニット支持構造。 - 前記上側ケース(141)の前記下側ケース(142)との合わせ面(141d)と、前記下側ケース(142)の前記上側ケース(141)との合わせ面(142d)とのうち、少なくともどちらか一方には、複数の前記ボス部(141b,142b)の間に位置して、液体ガスケットが溜まる溝部(142e)が設けられたことを特徴とする請求項6に記載の鞍乗り型車両のクッションユニット支持構造。
- 前記被固定部(43,144)は、前記パワーユニットケース(41,140)を前記フレーム(F)に固定するハンガー部(42,143)に設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の鞍乗り型車両のクッションユニット支持構造。
- 前記被固定部(43)は、前記パワーユニットケース(41)を前記フレーム(F)に固定するハンガー部(42)に設けられ、
前記ハンガー部(42)は、取付ボルト(28)により前記フレーム(F)に取り付けられ、
前記ハンガー部(42)は、前記取付ボルト(28)が挿通される取付ボルト挿通孔(42c)を有し、
前記上被接触面(44)は、少なくともその一部が前記取付ボルト挿通孔(42c)より上方に位置し、
前記下被接触面(45)は、少なくともその一部が前記取付ボルト挿通孔(42c)より下方に位置することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の鞍乗り型車両のクッションユニット支持構造。
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