JP5178248B2 - 鞍乗り型車両の車体後部構造 - Google Patents

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Description

この発明は、自動二輪車等の鞍乗り型車両の車体後部構造に関する。
従来、車体のメインフレーム部の後方に乗員用シート等を支持するリヤフレームを備え、該リヤフレームに後部同乗用の可倒式のピリオンステップを取り付ける鞍乗り型車両の車体後部構造において、ピリオンステップを支持するステーがリヤフレームに左右方向で締結されるものと(例えば、特許文献1,2参照。)、前記ステーがリヤフレームに概ね上下方向で締結されるものとがある(例えば、特許文献3参照。)。
特開2007−55489号公報 特開2007−237898号公報 特開2006−232166号公報
ところで、上記特許文献1,2記載の技術は、リヤフレームそのものにステー締結用の孔等を形成することから、リヤフレーム剛性に影響し易く、かつ締結ボルトが車体外側に露出することから、車体後部の外観性に影響し易いという課題がある。
また、上記特許文献3記載の技術は、上方に開放するボックス型の単一のリヤフレームへの適用を開示しており、確かにリヤフレーム剛性は向上するものの、このような構成は、左右一対のリヤフレームを備えた一般的な車体後部には適用できず、汎用性にも乏しい。したがって、左右一対のリヤフレームを備えた一般的な車体後部にも適用可能な、かつリヤフレーム剛性を考慮したピリオンステップ(前記ステー)の取り付け構造が要望されている。
そこでこの発明は、車体のメインフレーム部の後方に左右一対のリヤフレームを備えた鞍乗り型車両の車体後部構造において、左右リヤフレームにそれぞれピリオンステップを取り付ける際のリヤフレーム剛性への影響を抑えると共に、車体後部の外観性への影響を抑えることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車体のメインフレーム部(例えば実施例のメインフレーム部10)の後方に左右一対のリヤフレーム(例えば実施例のリヤフレーム15)を備え、該左右リヤフレームにそれぞれステー(例えば実施例のステー19)を介してピリオンステップ(例えば実施例のピリオンステップ18)を取り付ける鞍乗り型車両(例えば実施例の自動二輪車1)の車体後部構造であって、前記左右リヤフレームの左右内側に突出するように、前記ステーを取り付けるステー取り付け部(例えば実施例のステー取り付け部36)を設け、該ステー取り付け部に前記ステーを左右方向と略直交する方向で締結し、前記ステー取り付け部及びステーが、互いの締結方向と直交しかつ前記リヤフレームの下面に対して上方に変位する突き当て面(例えば実施例の突き当て面52,54)と、前記締結方向と平行かつ互いに当接可能な段差面(例えば実施例の段差面52a,54a)とを形成することを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記左右リヤフレーム間に渡るクロスメンバ(例えば実施例のクロスメンバ35)を備え、該クロスメンバの左右側部が、それぞれ前記左右リヤフレームのステー取り付け部に前記ステーと共に締結されることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、左右一対のリヤフレームを備えた一般的な車体後部への適用を可能とした上で、左右リヤフレームの左右内側にピリオンステップのステーを左右方向と略直交する方向で締結することで、リヤフレームそのものに単にステー締結用の孔を形成したものに対して、リヤフレームの剛性を良好に確保できると共に、締結ボルト等の左右外側への露出が無くなり、車体後部の外観性を良好に維持できる。
また、ステー取り付け部のリヤフレーム下面からの突出を抑えてリヤフレーム単体の嵩を抑えると共に、前記段差面を互いに当接させることでピリオンステップのステー取り付け時の位置決めが容易になり、かつステー締結後のリヤフレームの結合部の剛性を高めることができる。
請求項2に記載した発明によれば、ステー及びクロスメンバを共締め固定することで、これらの一方の取り付け部及び締結ボルト等が不要となり、リヤフレーム周りの簡素化及び部品点数の削減を図ると共に、左右のステー取り付け部をクロスメンバで直接連結することで、クロスメンバ周りのリヤフレームの剛性を良好に確保でき、結果、ステーを取り付けたリヤフレーム周りの剛性を良好に確保できる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示すように、自動二輪車(鞍乗り型車両)1の前輪2を軸支する左右フロントフォーク3の上部は、ステアリングステム4を介して車体フレーム5前端部のヘッドパイプ6に操舵可能に枢支される。ステアリングステム4(又はフロントフォーク3)には操向用のバーハンドル4aが取り付けられる。ヘッドパイプ6からは左右メインフレーム7が後方に延びて左右ピポットプレート8に接続される。左右ピボットプレート8にはスイングアーム9の前端部が上下揺動可能に枢支される。スイングアーム9の後端部には後輪11が軸支される。以下、車体フレーム5におけるヘッドパイプ6、左右メインフレーム7及び左右ピボットプレートを主とする部位をメインフレーム部10という。
メインフレーム部10の上方には燃料タンク12が配設され、該燃料タンク12の後方には乗員用のシート13が配設される。メインフレーム部10の内側には、自動二輪車1の原動機である例えばV型四気筒のエンジン(内燃機関)14が搭載される。車体フレーム5におけるメインフレーム部10の後方には、前記シート13を支持する左右一対のリヤフレーム15が設けられる。
図2を併せて参照し、左右リヤフレーム15は、メインフレーム部10の後端部の左右両側からやや後上がりかつ先細りに後方に延びるように設けられる。リヤフレーム15の前端部上側は、メインフレーム部10の後端部に例えば左右方向に沿うボルトで締結され、リヤフレーム15の前端部下側は、メインフレーム部10の後端部に例えば前後方向に沿うボルトで締結される。なお、図中符号b1,b2はリヤフレーム15前端部上下のボルト挿通孔をそれぞれ示す。
図1を参照し、前記シート13は、その前後に運転者用及び後部同乗用の着座面13a,13bをそれぞれ有する。運転者の足を載せる左右ステップ16は、左右ピボットプレート8の下部後側にそれぞれステップブラケット17を介して取り付けられ、後部同乗の足を載せる左右ピリオンステップ18は、左右リヤフレーム15の前部下側にそれぞれステー19を介して取り付けられる。
図2,4を参照し、ピリオンステップ18は、ステー19の先端部に設けたステップ支持部21から左右外側に略水平に突出する使用状態(図4に鎖線で示す)と、ステップ支持部21から斜め後上方に延びるように折り畳まれた格納状態(図2に鎖線で示す)との間で揺動可能な可倒式とされる。ピリオンステップ18の基端部は前上がりの支持軸22が貫通し、該支持軸22の両端部がステップ支持部21の左右外側に立設された一対の支持壁23にそれぞれ支持される。ステップ支持部21の斜め後上側には、ピリオンステップ18に載せた足の内側を押し当て可能なヒールプレート24が設けられる。なお、各図には車体左側のリヤフレーム15及びピリオンステップ18を示すが、車体右側のものは左右勝手違い対称とする。
ステー19は、前記ステップ支持部21と、該ステップ支持部21から側面視で斜め前上方に分岐して延びる前後ビーム部25,26とを有して側面視V字状をなすもので、例えばアルミニウム合金からなる一体の鋳造成形部品とされる。前後ビーム部25,26の延出先端部(ステー19の基端部でもある)には、それぞれ該前後ビーム部25,26よりも側面視での傾斜をやや急にした円筒状の前後ボス部27,28が一体形成される。前後ボス部27,28は、それぞれの軸線c1,c2がリヤフレーム15の前部下側の下面29に対して側面視で略直交するように設けられる。なお、前記下面29は、後上がりかつ左右方向と略平行な平坦面とされる。ステー19は下側ほど左右外側に位置するように上面視でも傾斜し、ピリオンステップ18をリヤフレーム15よりも左右外側に配置する。
図3,5を併せて参照し、リヤフレーム15は、その本体部分を構成する概ね左右方向と直交する板状の外側壁31により、前記先細りに斜め上後方に延びる側面視形状を形成するもので、例えばアルミニウム合金からなる一体の鋳造成形部品とされる。外側壁31の上下縁部には、左右内側に概ね左右方向に沿って起立する上下壁32,33部が一体形成される。リヤフレーム15の後部の左右内側には、側面視トラス状の補強リブ34が一体形成される。
ここで、リヤフレーム15は、車体後部において左右別体に設けられ、その後端部が左右内側に湾曲して不図示の連結部材を介して左右間で連結されると共に、前部下側がクロスメンバ35を介して左右間で連結される。
そして、リヤフレーム15の前部下側における外側壁31よりも左右内側の部位には、前記ステー19の基端部(前後ボス部27,28)を取り付けるためのステー取り付け部36が一体形成される。
図6を併せて参照し、ステー取り付け部36は、外側壁31の左右内側に前後ボス部27,28と同軸をなす前後フレーム側ボス部37,38を有してなる。前後フレーム側ボス部37,38は、外側壁31の内面から左右内側に突出し、その先端側に前記軸線c1,c2に沿う半円筒状の先端面を形成すると共に、その上下端には軸線c1,c2と直交する平坦な円形の上下端面を形成する。前後フレーム側ボス部37,38の下端面には、それぞれステー19の前後ボス部27,28における同じく軸線c1,c2と直交する平坦な円形の上端面が下方から同時に突き当たる。なお、この実施例では、前後フレーム側ボス部37,38の下端面と前後ボス部27,28の上端面とは同一平面上にあるが、これらが異なる面上にあることも有り得る。以下、前後ボス部27,28の上端面をそれぞれ前後突き当て面41,42、前後フレーム側ボス部37,38の下端面をそれぞれ前後突き当て面43,44とする。
そして、前突き当て面41,43同士及び後突き当て面42,44同士をそれぞれ突き当てた状態で、前後フレーム側ボス部37,38内の挿通孔37a,38aに上方から挿通した締結ボルト45の首下を前後ボス部27,28内側のネジ孔27a,28aに螺着し締め込むことで、前後フレーム側ボス部37,38に前後ボス部27,28がそれぞれ軸線c1,c2に沿う方向で一体的に締結、固定され、もってピリオンステップ18がステー19を介してリヤフレーム15のステップ取り付け部に支持される。なお、前記挿通孔37a,38aは貫通孔であり、前記ネジ孔27a,28aは袋孔であるが、該ネジ孔27a,28aが貫通孔であってもよい。また、前後フレーム側ボス部37,38にネジ孔を、前後ボス部27,28に挿通孔をそれぞれ設け、締結ボルト45を下方から挿通し締め込む構成としてもよい。
各突き当て面41〜44はリヤフレーム15の前部下側の下面29と略面一に設けられ、もって前後フレーム側ボス部37,38の下端部の前記下面29からの突出が抑えられる。なお、前記軸線c1,c2は上側ほど左右内側に位置するように上面視でも傾斜し、これに伴い前後フレーム側ボス部37,38及び前後ボス部27,28並びに各突き当て面41〜44も傾斜することで、前後フレーム側ボス部37,38の突き当て面43,44の左右内側の部位が側面視で前記下面29から若干張り出している。
図4,5,6を参照し、前記クロスメンバ35は左右に延びる帯状の鋼板からなり、その左右端部には前下がりに傾斜する結合フランジ46が形成される。前後フレーム側ボス部37,38の上端面(ボルト座面)は同一平面上にあり、該前後フレーム側ボス部37,38の上端面に結合フランジ46の下面が当接する。結合フランジ46の前後にはボルト挿通孔46aが形成され(図6参照)、該結合フランジ46を前後フレーム側ボス部37,38の上端面と各締結ボルト45の頭部との間に介装して該各締結ボルト45を締め込むことで、結合フランジ46をステー19と共に前後フレーム側ボス部37,38に共締め固定可能であり、もってクロスメンバ35を介して左右のリヤフレーム15が連結される。
以上説明したように、上記実施例における鞍乗り型車両の車体後部構造は、車体のメインフレーム部10の後方に左右一対のリヤフレーム15を備え、該左右リヤフレーム15にそれぞれステー19を介してピリオンステップ18を取り付ける自動二輪車1に適用されるものであって、前記左右リヤフレーム15の左右内側に突出するように、前記ステー19の基端部(前後ボス部27,28)を取り付けるためのステー取り付け部36(前後フレーム側ボス部37,38)を設け、該ステー取り付け部36に前記ステー19の基端部を左右方向と略直交する方向(略上下方向)で締結するものである。
この構成によれば、左右一対のリヤフレーム15を備えた一般的な車体後部への適用を可能とした上で、左右リヤフレーム15の左右内側にピリオンステップ18のステー19を左右方向と略直交する方向で締結することで、リヤフレーム15そのものにステー19締結用の孔を形成しなくてもよくなり、リヤフレーム15の剛性を良好に確保できると共に、締結ボルト45等の左右外側への露出が無くなり、車体後部の外観性を良好に維持できる。
また、上記車体後部構造は、前記左右リヤフレーム15間に渡るクロスメンバ35を備え、該クロスメンバ35の左右側部が、それぞれ前記左右リヤフレーム15のステー取り付け部36に前記ステー19と共に締結される(共締め固定される)ことで、これらの一方の取り付け部及び締結ボルト等が不要となり、リヤフレーム15周りの簡素化及び部品点数の削減を図ると共に、左右のステー取り付け部36をクロスメンバ35で直接連結することで、ピリオンステップ18周りの剛性を良好に確保できる。
さらに、上記車体後部構造は、前記ステー取り付け部36(前後フレーム側ボス部37,38)及びステー19(前後ボス部27,28)が、互いの締結方向と直交しかつ前記リヤフレーム15の下面29と略面一な突き当て面41〜44を形成することで、ステー取り付け部36及びステー19の突き当て面41〜44の加工を容易にし、かつステー取り付け部36のリヤフレーム15下面からの突出を抑えてリヤフレーム15単体の嵩を抑えることができる。
ここで、図7を参照し、上記実施例の変形例を説明する。なお、図7は後フレーム側ボス部38及び後ボス部28周りの構成を示すが、当該構成は前フレーム側ボス部37及び前ボス部27側にも適用可能である。
図7に示すフレーム側ボス部38において、その下端部には、前記円形の突き当て面44に対して例えばその外側壁31側の一部を直線状に切り欠くと共にリヤフレーム15の下面29よりも上方に変位させてなる突き当て面54と、該突き当て面54の前記切り欠き側から軸線c2に沿って下方に立ち上がる例えば左右方向と略直交する平坦な段差面54aとが形成される。
一方、図7に示すボス部28において、その上端部には、前記円形の突き当て面42に対して前記突き当て面54と同様に一部を切り欠くと共に下面29よりも上方に変位させてなる突き当て面52と、該突き当て面52の切り欠き側から軸線c2に沿って上方に立ち上がる前記段差面54aと平行かつ当接可能な段差面52aとが形成される。
そして、ボス部28の上端部をフレーム側ボス部38の下端部に嵌合させることで、各突き当て面52,54が互いに突き当たると共に各段差面52a,54aが互いに当接し、フレーム側ボス部38に対するボス部28の軸線c2に沿う方向(締結方向)での位置決めがなされると共に左右方向での位置決めがなされる。これと同様にフレーム側ボス部37に対するボス部27の位置決めがなされることで、リヤフレーム15に対するステー19の位置決めが完了し、この状態で前後フレーム側ボス部37,38と前後ボス部27,28とを締結することで、ピリオンステップ18のリヤフレーム15への取り付けが完了する。

このように、前記ステー取り付け部36及びステー19が、互いの締結方向と直交しかつ前記リヤフレーム15の下面29に対して上方に変位する突き当て面52,54と、前記締結方向と平行かつ互いに当接可能な段差面52a,54aとを形成することで、ステー取り付け部36のリヤフレーム15下面からの突出を抑えてリヤフレーム15単体の嵩を抑えると共に、前記段差面52a,54aを互いに当接させることでピリオンステップ18取り付け時の位置決めが容易になり、かつステー19締結後の結合剛性を高めることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、ステー19をリヤフレーム15に略前後方向で締結する等、その締結方向は適宜設定可能である。
また、上記変形例において、各段差面52a,54aの向きを軸線c2中心に変化させれば、軸線c2と直交する任意の方向でステー19の位置決めを行うことが可能であり、かつ異なる向きの段差面を複数設ければ、ステー19の位置決めをより容易に行うことができる。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、自動二輪車に限らず三輪又は四輪の鞍乗り型車両や低床の足載せ部を有するスクータ型車両にも適用できることはもちろん、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の車体左側のリヤフレームの左側面図である。 上記リヤフレームの右側面図である。 上記リヤフレームの上面図である。 上記リヤフレームの下面図である。 (a)は図2のA−A断面図、(b)は(a)のB断面図である。 上記実施例の変形例を示し、(a)は図6(a)に相当する断面図、(b)は(a)のC断面図である。
符号の説明
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
10 メインフレーム部
15 リヤフレーム
18 ピリオンステップ
19 ステー
35 クロスメンバ
36 ステー取り付け部
41〜44,52,54 突き当て面
52a,54a 段差面

Claims (2)

  1. 車体のメインフレーム部の後方に左右一対のリヤフレームを備え、該左右リヤフレームにそれぞれステーを介してピリオンステップを取り付ける鞍乗り型車両の車体後部構造であって、
    前記左右リヤフレームの左右内側に突出するように、前記ステーを取り付けるステー取り付け部を設け、該ステー取り付け部に前記ステーを左右方向と略直交する方向で締結し、
    前記ステー取り付け部及びステーが、互いの締結方向と直交しかつ前記リヤフレームの下面に対して上方に変位する突き当て面と、前記締結方向と平行かつ互いに当接可能な段差面とを形成することを特徴とする鞍乗り型車両の車体後部構造。
  2. 前記左右リヤフレーム間に渡るクロスメンバを備え、該クロスメンバの左右側部が、それぞれ前記左右リヤフレームのステー取り付け部に前記ステーと共に締結されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の車体後部構造。
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