JP6893738B2 - ブレーキ制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ブレーキ制御装置に関し、特に、警報の発生に応答して自動ブレーキを作動させる、ブレーキ制御装置に関する。
この種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この文献は、緊急ブレーキの開始タイミングを算出し、算出された開始タイミングよりも早期に警報ブレーキを実行することを開示している。ここで、警報ブレーキは、程度の弱いブレーキとされる。一方、緊急ブレーキは、衝突回避および衝突時の被害を軽減するべく、程度の強いブレーキとされる。
特開2014−117995号公報
マニュアルトランスミッション車では、シフトアップ操作が行われると、エンジン回転数が低下する。したがって、特許文献1の技術がマニュアルトランスミッション車に適用され、シフトアップ操作とほぼ同時に警報ブレーキが作動すると、エンジン回転数がさらに低下してしまう。このようなエンジン回転数の過度な低下は、エンジンストールを引き起こす原因となる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、エンジン回転数の過度な低下によってエンジンストールが発生する懸念を軽減することができる、ブレーキ制御装置を提供することである。
この発明に係るブレーキ制御装置は、マニュアルトランスミッション方式を採用する車両に搭載され、警報の発生に応答して自動ブレーキを作動させるブレーキ制御装置であって、シフトアップ操作から所定時間だけ自動ブレーキの作動を禁止する禁止手段を備える。
シフトアップ操作はエンジン回転数を低下させることを踏まえて、シフトアップ操作から所定時間だけ自動ブレーキの作動が禁止される。これによって、エンジン回転数の過度な低下によってエンジンストールが発生する懸念を軽減することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施例の車両の要部構成の一部を示すブロック図である。 車速とエンジン回転数と変速比との関係の一例を示すグラフである。 自動ブレーキの起動からエンストまでの加速度の変化の一例を示すグラフである。 図1に示すECUの動作の一部を示すフロー図である。
図1を参照して、この実施例の車両10は、3つの気筒141〜143が形成された4ストローク型のエンジン(内燃機関)12を動力源として備える。
イグニッションキー(図示せず)によってIGオン操作が行われると、ECU40は、エンジン12を始動するべくリレー24をオンする。バッテリ22の電力はオン状態のリレー24を介してスタータ26に供給され、スタータ26はバッテリ22の電力によってクランキングを実行する。この結果、エンジン12が始動する。
気筒141〜143の各々に設けられたピストン(図示せず)は、クランクシャフト16がアイドル回転数で回転できる速度で上下動する。クランクシャフト16の回転力は、ベルト18を介してオルタネータ20の回転軸20sに伝達される。回転軸20sの回転力は電力に変換され、変換された電力はバッテリ22に蓄えられる。
なお、クランクシャフト16の回転数つまりエンジン12の回転数は、図示しないアクセルペダルの踏み込み量に応じて変化する。
クランクシャフト16とプロペラシャフト30との間には、マニュアルトランスミッション28が介在する。シフトレバー34が“ニュートラル”の位置に設定された状態では、マニュアルトランスミッション28とクランクシャフト16との接続が開放される。この結果、“ニュートラル”の状態では、クランクシャフト16の回転力がプロペラシャフト30に伝達されることはない。
クラッチペダル32が踏み込まれ、シフトレバー34が“1速”〜“4速”のいずれかの位置に設定されると、マニュアルトランスミッション28の変速比は、シフトレバー34の設定に対応する変速比に調整される。その後、クラッチペダル32の踏み込みが解除されると、マニュアルトランスミッション28とクランクシャフト16との接続が確立される。
クランクシャフト16の回転力は、シフトレバー34の設定に対応する変速比でプロペラシャフト30に伝達される。プロペラシャフト30の回転力はその後、ドライブシャフト(図示せず)を介してタイヤまで伝達され、これによって車両10が前進する。
図2を参照して、シフトレバー34が“1速”の位置に設定された場合、車速は、エンジン回転数に対して直線L1に沿って変化する。シフトレバー34が“2速”の位置に設定された場合、車速は、エンジン回転数に対して直線L2に沿って変化する。
シフトレバー34が“3速”の位置に設定された場合、車速は、エンジン回転数に対して直線L3に沿って変化する。シフトレバー34が“4速”の位置に設定された場合、車速は、エンジン回転数に対して直線L4に沿って変化する。
走行中の車両10の前方に障害物が存在する場合、この障害物までの距離やこの障害物との相対速度は、各種センサ38によって検知される。車両10が障害物に過度に接近すると、各種センサ38は、緊急性に応じて異なる警報をECU40に通知する。つまり、緊急性が低い段階では衝突回避のための1次警報が通知され、緊急性が高くなると衝突被害を軽減するための2次警報が通知される。
1次警報が通知されると、ECU40は、制動力の低い警報ブレーキの作動を自動ブレーキ装置42に対して要求する。警報ブレーキは時間Tstpだけ作動し、これによって車両10が減速する。また、2次警報が通知されると、ECU40は、制動力の高い緊急ブレーキの作動を自動ブレーキ装置42に対して要求する。車両10は、緊急ブレーキによって停止する。
因みに、警報ブレーキが作動した場合は、図3に示すハッチング領域に相当する制動力が車両10に対して働く。図3によれば、縦軸および横軸はそれぞれ、加速度および時間を表す。また、ハッチング領域の左辺の傾きSL1は、警報ブレーキが作動したときのジャークを示し、ハッチング領域の下辺の高さG1は、警報ブレーキが作動したときの車両10の加速度(減速度)を示す。
ただし、この実施例の車両10のようにマニュアルトランスミッション方式を採用する車両では、シフトアップ操作に応答してエンジン回転数が低下するところ、シフトアップ操作とほぼ同時に警報ブレーキが作動すると、エンジン回転数がさらに低下してしまう。このようなエンジン回転数の過度な低下は、エンジンストールを引き起こす原因となる。
警報ブレーキは緊急性の低い段階で作動するところ、この段階でのエンジンストールは、逆に車両10の安全性を損なうことになる。また、停止した車両10を再び走行させるには、エンジン12の再始動が必要となるため、運転者は煩わしさを感じる。
そこで、この実施例では、エンジン回転数の過度な低下に起因するエンジンストールを回避するべく、図4に示すフロー図に従う警報ブレーキ制御処理をECU40に繰り返し実行させるようにしている。このとき、ECU40はブレーキ制御装置として機能する。なお、このフロー図に対応する制御プログラムは、メモリ40mに記憶される。
ステップS1では、各種センサ38から1次警報が通知されたか否かを判別し、ステップS3ではシフトアップ操作が行われたか否かをシフト位置識別回路36の出力に基づいて判別する。ステップS1の判別結果およびステップS3の判別結果のいずれもがNOであれば、そのまま今回の警報ブレーキ制御処理を終了する。ステップS3の判別結果がYESであれば、ステップS5で1秒待機し、その後に今回の警報ブレーキ制御処理を終了する。
ステップS1の判別結果がYESであれば、ステップS7で警報ブレーキの起動を自動ブレーキ装置42に要求する。これによって、車両10の減速が開始される。ステップS9では、時間Tstp1が経過したか否かを繰り返し判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS11で警報ブレーキの解除を自動ブレーキ装置42に要求し、その後に今回の警報ブレーキ制御処理を終了する。
以上の説明から分かるように、ECU40は、マニュアルトランスミッション方式を採用する車両10に搭載され、1次警報の発生に応答して警報ブレーキの作動を自動ブレーキ装置42に要求する。ただし、シフトアップ操作が行われると、その時点から1秒間だけ警報ブレーキの作動が禁止される。これによって、エンジン回転数の過度な低下によってエンジンストールが発生する懸念を軽減することができる。
10 …車両
12 …エンジン
28 …マニュアルトランスミッション
32 …クラッチペダル
34 …シフトレバー
38 …各種センサ
40 …ECU
42 …自動ブレーキ装置

Claims (1)

  1. マニュアルトランスミッション方式を採用する車両に搭載され、警報の発生に応答して自動ブレーキを作動させるブレーキ制御装置であって、
    シフトアップ操作から所定時間だけ前記自動ブレーキの作動を禁止する禁止手段を備える、ブレーキ制御装置。
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