JP6567967B2 - エンジン制御装置 - Google Patents

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この発明は、エンジン制御装置に関し、特に、ステアリングホイールの操作によって向きが変更される車両に設けられたエンジンを、停止条件が成立したときに停止し、再起動条件が成立したときに再起動する、エンジン制御装置に関する。
この種の制御装置の一例が、特許文献1に開示されている。この文献によれば、トルクセンサは、ステアリング機構に加えられた操舵トルクを検出する。エンジンのアイドルストップは、トルクセンサによって検出された操舵トルクがIDS禁止トルク閾値以上である場合に禁止され、トルクセンサによって検出された操舵トルクがIDS許可トルク閾値未満である状態がディレイ時間にわたって継続した場合に許可される。これによって、アイドルストップが望ましくない状況下でアイドルストップが実行される懸念を軽減することができる。
特開2014−214661号公報
しかし、特許文献1では、ステアリングホイールから手を離し、操舵トルクがIDS許可トルク閾値を下回ると、ディレイ時間が経過した時点でアイドルストップが許可され、エンジンが停止してしまう。このような事態は、たとえば人通りの多い交差点で僅かな間隙を狙って右折または左折をしようとする場合に、エンジンの再起動の遅れによって右折または左折の機会を逃す可能性がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、アイドルストップが望ましくない状況下でアイドルストップが実行される懸念をさらに軽減することができる、アイドルストップ制御装置を提供することである。
この発明のエンジン制御装置は、ステアリングホイールの操作によって向きが変更される車両に設けられたエンジンを、許可フラグがオンされている状態で停止条件が成立したときに停止し、再起動条件が成立したときに再起動するエンジン制御装置であって、ステアリングホイールに加えられた操舵トルクを繰り返し検知する検知手段、検知手段によって検知された操舵トルクの値が第1閾値以上のとき許可フラグをオフ状態に設定する設定手段、検知手段によって検知された操舵トルクの値が第1閾値よりも大きい第2閾値以上である状態が継続する時間を測定する測定手段、および測定手段によって測定された時間が基準値を下回るとき許可フラグをオン状態に設定する一方、測定手段によって測定された時間が基準値以上のとき許可フラグのオフ状態を維持するフラグ制御手段を備える。
エンジン停止の許否を判断する際に参照される許可フラグは、操舵トルクの値が第1閾値に達したときにオフ状態に設定される。その後、操舵トルクの値が第2閾値以上である状態が継続する時間が測定されるところ、測定時間が基準値に満たなければ、許可フラグはオン状態に更新される。これに対して、当該測定時間が基準値に達すると、許可フラグはオフ状態を維持する。
これによって、アイドルストップが望ましくない状況下でアイドルストップが実行される懸念を軽減することができる。
たとえば、車両が右折または左折のために交差点に進入し(操舵トルク値は第1閾値以上)、右折または左折のタイミングを待っている(操舵トルク値は第2閾値以上)状況で、ドライバが継続して(継続時間は基準値以上)ステアリングホイールを把持した場合、その後にドライバがステアリングホイールから手を離しても、エンジンは起動状態を維持する。これによって、ドライバは、右折または左折の機会を逃すことなく右折または左折を遂行できる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施形態の車両の要部構成の一例を示すブロック図である。 図2に示すアイドルストップECUの動作の一部を示すフロー図である。 操舵トルク,車速またはIDS許可フラグの変化の一例を示すグラフである。 操舵トルク,車速またはIDS許可フラグの変化の他の一例を示すグラフである。
図1を参照して、この実施形態の車両10は、エンジン12を含む。エンジン12を構成するクランクシャフト12sの回転力は、トルクコンバータ16および無段変速機18を介して、図示しないドライブシャフトに伝達される。エンジン12にはスタータ20が付随する。停止状態のエンジン12は、スタータ20によるクランキングによって始動する。
クランクシャフト12sの回転力は、オルタネータベルト14を介してオルタネータ22の回転軸22sに伝達される。回転軸22sの回転力は電力に変換され、変換された電力はバッテリ24に蓄えられる。
エンジン12が起動している状態でステアリングホイール32によって操舵が行われると、操舵トルク値がトルクセンサ34によって検知される。ステアリングECU36は、検知された操舵トルク値をアイドルストップECU28に与えるとともに、検知された操舵トルク値に基づいてモータ38を回転させる。ステアリング機構40は、モータ38の回転に伴って前輪の舵角を変更する。
エンジン12が起動している状態でブレーキペダル42が踏み込まれると、ブレーキECU46は、ブレーキング機構48を制御して車速を低減させるとともに、ブレーキペダル42が踏み込まれたことをアイドルストップECU28に通知する。この通知には、車速センサ44によって検知された速度情報が付随する。
アイドルストップECU28は、後述するIDS許可フラグがオンされている状態で停止条件が満足されたときに、エンジン停止命令をエンジンECU30に与える。この結果、エンジン12がエンジンECU30によって停止される。これによって、アイドルストップが実現される。
なお、停止条件は、具体的には、エンジン12が起動している状態でブレーキペダル42が踏み込まれ、車速が閾値THspd(=たとえば9km/h)以下の速度を示し、そして操舵トルク値が閾値THtrq1(=たとえば0.25N/m)を下回るという条件である。
アイドルストップ状態でブレーキペダル42から足が離されると、アイドルストップECU28は、再起動条件が満足されたとみなしてリレー26をオンする。バッテリ24の電力はオン状態のリレー26を介してスタータ20に供給され、スタータ20はバッテリ24の電力によってクランキングを実行する。これによって、エンジン12が再起動する。
上述のように、エンジン12は、IDS許可フラグがオンされている状態で停止条件が成立したときに、アイドルストップ状態に遷移する。しかし、IDS許可フラグのオン/オフ制御によっては、アイドルストップが望ましくない状況下でアイドルストップが実行されてしまう。
たとえば、車両10が人通りの多い交差点で停止し、僅かな間隙を狙って右折または左折をしようとする場合には、エンジン12の再起動のために時間的ロスが発生するアイドルストップは、右折または左折の機会を逃す大きな要因となる。
そこで、この実施形態では、ステアリングホイール32に加えられた操舵トルクの値が閾値THtrq1(=たとえば0.25N/m)に達したときに、まずIDS許可フラグがオフ状態に設定される。その後、操舵トルクの値が閾値THtrq2(=たとえば0.5N/m)以上である状態が継続する時間が測定され、測定時間が基準値REF(=たとえば5秒)に満たなければIDS許可フラグがオン状態に更新される一方、測定時間が基準値REFに達したときはIDS許可フラグのオフ状態が維持される。
この結果、上述の例では、車両10が右折または左折のために交差点に進入し(操舵トルク値≧閾値THtrq1)、右折または左折のタイミングを待っている(操舵トルク値≧閾値THtrq2)状況で、ドライバが継続して(継続時間≧REF)ステアリングホイール32を把持した場合、その後にドライバがステアリングホイール32から手を離しても、エンジン12は起動状態を維持する。これによって、ドライバは、右折または左折の機会を逃すことなく右折または左折を遂行できる。
具体的には、アイドルストップECU28は、IDS許可フラグのオン/オフ制御に関して、図2に示すフロー図に従う処理を実行する。なお、この処理に対応するプログラムは、メモリ28mに記憶される。
ステップS1では、ステアリングECU36から与えられた最新の操舵トルク値が閾値THtrq1以上であるか否かを判別する。判別結果がNOであれば、ステップS3でIDS許可フラグをオンし、その後にステップS1に戻る。これに対して判別結果がYESであれば、ステップS5でIDS許可フラグをオフし、ステップS7に進む。
ステップS7では、ステアリングECU36から与えられた最新の操舵トルク値が閾値THtrq2以上であるか否かを判別する。判別結果がNOであればステップS1に戻り、判別結果がYESであればステップS9でタイマ28tのリセット&スタートを実行する。ステップS11では、ステアリングECU36から与えられた最新の操舵トルク値が閾値THtrq2を下回るか否かを繰り返し判別する。
判別結果がNOからYESに更新されるとステップS13に進み、タイマ28tを停止するとともに、タイマ28tの測定値(タイマ値)を取得する。ステップS15では、取得したタイマ値が基準値REF未満であるか否かを判別する。判別結果がNOであればそのまま処理を終了し、判別結果がYESであればステップS17でIDS許可フラグをオンしてから処理を終了する。
したがって、図3の上段に示すグラフに描かれた曲線TRQ1に沿って操舵トルクが変化し、同じグラフに描かれた曲線SPD1に沿って車速が変化した場合、IDS許可フラグは、図3の下段のグラフに示す要領でオン/オフされる。また、図4の上段に示すグラフに描かれた曲線TRQ2に沿って操舵トルクが変化し、同じグラフに描かれた曲線SPD2に沿って車速が変化した場合、IDS許可フラグは、図4の下段のグラフに示す要領でオン/オフされる。
図3および図4のいずれにおいても、IDS許可フラグは操舵トルク値が閾値THtrq1に達した時点でオフされる。車速はIDS許可フラグがオフされた後に閾値THspdを下回るため、アイドルストップが実行されることはない。
その後、図3によれば、操舵トルク値が継続的に閾値THtrq2以上となる時間が基準値REFを下回る。したがって、操舵トルク値が閾値THtrq2を下回った時点でIDS許可フラグがオンされる。これに対して、図4によれば、操舵トルク値が継続的に閾値THtrq2以上となる時間が基準値REF以上となる。したがって、IDS許可フラグはオフ状態を維持する。
以上の説明から分かるように、車両10に設けられたエンジン12は、IDS許可フラグがオンされている状態で停止条件が成立したときに停止され、再起動条件が成立したときに再起動される。また、ステアリングホイール32に加えられた操舵トルクは、トルクセンサ34によって繰り返し検知される。
これを踏まえて、アイドルストップECU28は、検知された操舵トルクの値が閾値THtrq1以上のときIDS許可フラグをオフ状態に設定し(S1, S5)、検知された操舵トルクの値が閾値THtrq1よりも大きい閾値THtrq2以上である状態が継続する時間を測定する(S7~S11)。アイドルストップECU28はまた、測定された時間が基準値REFを下回るときIDS許可フラグをオン状態に設定する一方、測定された時間が基準値REF以上のときIDS許可フラグのオフ状態を維持する(S15, S17)。
これによって、アイドルストップが望ましくない状況下でアイドルストップが実行される懸念を軽減することができる。
10 …車両
12 …エンジン
28 …アイドルストップECU
28t …タイマ
30 …エンジンECU
32 …ステアリングホイール
34 …トルクセンサ
40 …ステアリング機構

Claims (1)

  1. ステアリングホイールの操作によって向きが変更される車両に設けられたエンジンを、許可フラグがオンされている状態で停止条件が成立したときに停止し、再起動条件が成立したときに再起動するエンジン制御装置であって、
    前記ステアリングホイールに加えられた操舵トルクを繰り返し検知する検知手段、
    前記検知手段によって検知された操舵トルクの値が第1閾値以上のとき前記許可フラグをオフ状態に設定する設定手段、
    前記検知手段によって検知された操舵トルクの値が前記第1閾値よりも大きい第2閾値以上である状態が継続する時間を測定する測定手段、および
    前記測定手段によって測定された時間が基準値を下回るとき前記許可フラグをオン状態に設定する一方、前記測定手段によって測定された時間が前記基準値以上のとき前記許可フラグのオフ状態を維持するフラグ制御手段を備える、エンジン制御装置。
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