JP6891089B2 - 作業機の油圧システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ等の作業機の油圧システムに関する。
従来より、作業機において、様々な事情によって油圧機器等の出力を下げる必要がある。例えば、特許文献1では、エンジンに所定以上の負荷が掛かったときに、油圧機器の1つである走行ポンプの出力を下げている。詳しくは、特許文献1の作業機は、エンジンと、エンジンにより駆動する走行ポンプと、走行操作レバーと、走行操作レバーの操作に応じてパイロット油の圧力(パイロット圧)が変更可能な操作弁と、操作弁の上流側に設けられた圧力制御弁とを備えている。
特許第5687970号公報
特許文献1の作業機では、エンジンに所定以上の負荷が掛かった場合には、操作弁の上流側に配置した圧力制御弁を操作することによって、操作弁に入る作動油の圧力(一次圧)を低減し、走行ポンプの出力を低下させている。このように、走行ポンプ等の出力を下げる方法として操作弁の一次側の圧力を下げた場合、操作弁に繋がる全ての油圧機器、即ち、走行ポンプ以外の機器であって出力を低下させたくない油圧機器の出力も下がってしまうことになる。また、走行操作レバーを操作した場合の操作感(操作性)が低下してしまう虞がある。
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、簡単に走行ポンプの受圧部へ作用するパイロット圧を制限することができる作業機の油圧システムを提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下の通りである。
作業機の油圧システムは、作動油を吐出する油圧ポンプと、作動油によって作動可能な走行モータと、作動油を受圧する受圧部を有し、且つ、前記受圧部に作用した作動油の圧力に基づいて前記走行モータを駆動する走行ポンプと、操作量に基づいて前記受圧部に作用する作動油の圧力を設定可能な走行操縦装置と、前記走行ポンプの複数の受圧部と前記走行操縦装置とを接続する複数のパイロット油路と、前記複数のパイロット油路に接続され且つ前記パイロット油路の作動油を排出可能な複数の排出油路と、前記排出油路に設けられ、且つ前記操作量に対する前記パイロット油路のパイロット圧を変更する複数の変更部と、複数の差圧発生部と、前記走行操縦装置は、一方又は他方に操作可能な操作部材と、前記操作部材を一方に操作した場合に作動油の圧力である第1圧力を設定する第1操作弁と、前記操作部材を他方に操作した場合に作動油の圧力である第2圧力を設定する第2操作弁と、を有し、前記複数の受圧部は、前記第1圧力が受圧される第1受圧部と、前記第2圧力が受圧される第2受圧部と、を有し、前記複数のパイロット油路は、前記第1操作弁と第1受圧部とを接続する第1パイロット油路と、前記第2操作弁と第2受圧部とを接続する第2パイロット油路と、を有し、前記複数の排出油路は、前記第1パイロット油路に接続された第1排出油路と、前記第2パイロット油路に接続された第2排出油路と、を有し、前記変更部は、前記第1排出油路に設けられた第1変更部と、前記第2排出油路に設けられた第2変更部と、を有し、前記複数の差圧発生部は、前記第1排出油路に設けられ且つ前記第1変更部の上流側又下流側に差圧を発生させる第1差圧発生部と、前記第2排出油路に設けられ且つ前記第2変更部の上流側又下流側に差圧を発生させる第2差圧発生部と、を有している
前記第1変更部及び前記第2変更部は、可変絞り弁である
本発明によれば、簡単に走行ポンプの受圧部へ作用するパイロット圧を制限することができる。
走行系の油圧システムを示す図である。 操作量とパイロット圧との関係を示す図である。 操作量とパイロット圧との関係を示す他の図である。 走行系の油圧システムの第1の変形例を示す図である。 走行系の油圧システムの第2の変形例を示す図である。 走行系の油圧システムの第3の変形例を示す図である。 走行系の油圧システムの第4の変形例を示す図である。 作業機の一例であるトラックローダを示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図4は、本発明に係る作業機の側面図を示している。図4では、作業機の一例として、コンパクトトラックローダを示している。但し、本発明に係る作業機はコンパクトトラックローダアローダに限定されず、例えば、スキッドステアローダ等の他の種類のローダ作業機であってもよい。また、ローダ作業機以外の作業機であってもよい。
作業機1は、図4に示すように、作業機1は、機体2と、キャビン3と、作業装置4と、走行装置5とを備えている。本発明の実施形態において、作業機1の運転席8に着座した運転者の前側(図4の左側)を前方、運転者の後側(図4の右側)を後方、運転者の左側(図4の手前側)を左方、運転者の右側(図4の奥側)を右方として説明する。また、前後の方向に直交する方向である水平方向を機体幅方向として説明する。機体2の中央部から右部或いは左部へ向かう方向を機体外方として説明する。言い換えれば、機体外方とは、機体幅方向であって、機体2から離れる方向である。機体外方とは反対の方向を、機体内方として説明する。言い換えれば、機体内方とは、機体幅方向であって、機体2に近づく方向である。
キャビン3は、機体2に搭載されている。このキャビン3には運転席8が設けられている。作業装置4は機体2に装着されている。走行装置5は、機体2の外側に設けられている。機体2内の後部には、原動機が搭載されている。
作業装置4は、ブーム10と、作業具11と、リフトリンク12と、制御リンク13と、ブームシリンダ14と、バケットシリンダ15とを有している。
ブーム10は、キャビン3の右側及び左側に上下揺動自在に設けられている。作業具11は、例えば、バケットであって、当該バケット11は、ブーム10の先端部(前端部)に上下揺動自在に設けられている。リフトリンク12及び制御リンク13は、ブーム10が上下揺動自在となるように、ブーム10の基部(後部)を支持している。ブームシリンダ14は、伸縮することによりブーム10を昇降させる。バケットシリンダ15は、伸縮することによりバケット11を揺動させる。
左側及び右側の各ブーム10の前部同士は、異形の連結パイプで連結されている。各ブーム10の基部(後部)同士は、円形の連結パイプで連結されている。
リフトリンク12、制御リンク13及びブームシリンダ14は、左側と右側の各ブーム10に対応して機体2の左側と右側にそれぞれ設けられている。
リフトリンク12は、各ブーム10の基部の後部に、縦向きに設けられている。このリフトリンク12の上部(一端側)は、各ブーム10の基部の後部寄りに枢支軸を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。また、リフトリンク12の下部(他端側)は、機体2の後部寄りに枢支軸を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。
ブームシリンダ14の上部は、枢支軸を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。ブームシリンダ14の下部は、枢支軸を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。
制御リンク13は、リフトリンク12の前方に設けられている。この制御リンク13の一端は、枢支軸を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。制御リンク13の他端は、枢支軸を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。
ブームシリンダ14を伸縮することにより、リフトリンク12及び制御リンク13によって各ブーム10の基部が支持されながら、各ブーム10が枢支軸回りに上下揺動し、各ブーム10の先端部が昇降する。制御リンク13は、各ブーム10の上下揺動に伴って枢支軸回りに上下揺動する。リフトリンク12は、制御リンク13の上下揺動に伴って枢支軸回りに前後揺動する。
ブーム10の前部には、バケット11の代わりに別の作業具が装着可能とされている。別の作業具としては、例えば、油圧圧砕機、油圧ブレーカ、アングルブルーム、アースオーガ、パレットフォーク、スイーパー、モア、スノウブロア等のアタッチメント(予備アタッチメント)である。
左側のブーム10の前部には、接続部材が設けられている。接続部材は、予備アタッチメントに装備された油圧機器と、ブーム10に設けられたパイプ等の第1管材とを接続する装置である。具体的には、接続部材の一端には、第1管材が接続可能で、他端には、予備アタッチメントの油圧機器に接続された第2管材が接続可能である。これにより、第1管材を流れる作動油は、第2管材を通過して油圧機器に供給される。
バケットシリンダ15は、各ブーム10の前部寄りにそれぞれ配置されている。バケットシリンダ15を伸縮することで、バケット11が揺動される。
左側及び右側の各走行装置5は、本実施形態ではクローラ型(セミクローラ型を含む)の走行装置が採用されている。なお、前輪及び後輪を有する車輪型の走行装置を採用してもよい。
図1に示すように、油圧システムは、第1油圧ポンプP1と、第2油圧ポンプP2とを有している。第1油圧ポンプP1は、ブームシリンダ14、バケットシリンダ15又はブーム22の先端側に取り付けられるアタッチメントの油圧アクチュエータを駆動するために使用される。第2油圧ポンプP2(パイロットポンプ)は、主として制御圧又は信号圧としての作動油の圧力を供給するために使用される。以降、説明の便宜上、制御圧又は信号圧としての作動油のことを「パイロット油」、パイロット油の圧力のことを「パイロット圧」という。
図1に示すように、走行系の油圧システムは、走行装置5を駆動するシステムである。
なお、図1に示す「X1」及び「X2」は油路の接続先を示している。
走行装置5は、第1走行モータ装置35Lと、第2走行モータ装置35Rとを有している。
第1油圧ポンプP1には、作動油(パイロット油)を流す吐出油路40が設けられている。吐出油路40には、方向切換弁29、第1走行モータ装置35L及び第2走行モータ装置35Rが設けられている。また、吐出油路40にはチャージ油路41が設けられている。
方向切換弁29は、第1走行モータ装置35L及び第2走行モータ装置35Rの回転を変更する電磁弁であって、励磁により第1位置29aと第2位置29bとに切り換え可能な二位置切換弁である。方向切換弁29の切換え操作は、図示省略の操作部材等によって行う。
第1走行モータ装置35Lは、機体2の左側に設けられた走行装置5の駆動軸に動力を伝達する装置である。第2走行モータ装置35Rは、機体2の右側に設けられた走行装置の駆動軸に動力を伝達する装置である。
第1走行モータ装置35Lは、走行モータ36Lと、斜板切換シリンダ37と、走行制御弁(油圧切換弁)38とを有している。走行モータ36Lは、斜板形可変容量アキシャルモータあって、車速(回転)を1速或いは2速に変更することができるモータである。言い換えれば、走行モータ36Lは、作業機1の推進力を変更することができるモータである。
斜板切換シリンダ37は、伸縮によって走行モータ36Lの斜板の角度を変更するシリンダである。走行制御弁38は、斜板切換シリンダ37を一方側或いは他方側に伸縮させる弁であって、第1位置38a及び第2位置38bに切り換わる二位置切換弁である。この走行制御弁38の切換え操作は、当該走行制御弁38に接続された上流側に位置する方向切換弁29によって行われる。
以上、第1走行モータ装置35Lによれば、操作部材の操作によって方向切換弁29を第1位置29aにした場合、方向切換弁29と走行制御弁38との間における区間においてパイロット油が抜け、走行制御弁38が第1位置38aに切換えられる。その結果、斜板切換シリンダ37が縮み、走行モータ36Lは1速状態になる。また、操作部材の操作によって方向切換弁29を第2位置29bにした場合、方向切換弁29を通じて走行制御弁38にパイロット油が供給され、走行制御弁38が第2位置38bに切換えられる。その結果、斜板切換シリンダ37が延び、走行モータ36Lは2速状態になる。
なお、第2走行モータ装置35Rも第1走行モータ装置35Lと同様に作動する。第2走行モータ装置35Rの構成及び作動は、第1走行モータ装置35Lと同様であるため説明を省略する。
走行系の油圧システムは、複数の走行ポンプ50を備えている。走行ポンプ50は、走行ポンプ50A、走行ポンプ50Bである。走行ポンプ50Aは、第1走行モータ装置35Lの走行モータ36Lを制御する。走行ポンプ50Bは、第2走行モータ装置35Rの走行モータ36Rを制御する。
走行ポンプ50A、50Bは、斜板形可変容量アキシャルポンプである。走行ポンプ50Aは、パイロット圧が作用する第1受圧部51aと、パイロット圧が作用する第2受圧部51bとを有している。走行ポンプ50Aの受圧部51a、51bにパイロット圧が作用すると、当該走行ポンプ50Aの斜板の角度が変更される。斜版の角度を変更することによって、走行ポンプ50Aの出力(作動油の吐出量)や作動油の吐出方向を変えることができる。
走行ポンプ50Bは、パイロット圧が作用する第1受圧部52aと、パイロット圧が作用する第2受圧部52bとを有している。走行ポンプ50Bの受圧部52a、52bにパイロット圧が作用すると、当該走行ポンプ50Bの斜板の角度が変更される。斜版の角度を変更することによって、走行ポンプ50Bの出力(作動油の吐出量)や作動油の吐出方向を変えることができる。
走行ポンプ50Aと走行モータ36Lとは、変速用油路28hにより接続され、走行ポンプ50Aから吐出した作動油(パイロット油)が走行モータ36Lに供給される。走行ポンプ50Bと走行モータ36Rとは、変速用油路28iにより接続され、走行ポンプ50Bから吐出した作動油(パイロット油)が走行モータ36Rに供給される。なお、変速用油路28h及び変速用油路28iは、チャージ油路41に接続されていて、当該チャージ油路41のパイロット油を補充することができる。
走行系の油圧システムは、複数の走行操縦装置53を備えている。複数の走行操縦装置53は、複数の走行ポンプ50のそれぞれを操作する装置である。走行操縦装置53は、操作が行われた場合、走行ポンプ50の受圧部(第1受圧部51a、52a、第2受圧部51b、52b)に作用するパイロット圧を設定することができる。複数の走行操縦装置53は、運転席8の左側に配置された走行操縦装置53A、運転席8の右側に配置された走行操縦装置53Bである。
走行操縦装置53Aは、操作部材54Aと、複数の操作弁46A、46Bとを有している。操作部材54Aは、レバー等で構成されていて、前、後に揺動自在である。複数の操作弁46A、46Bは、油路を介して第2油圧ポンプP2に接続されていて、操作部材54Aの操作に応じてパイロット圧を設定する。
例えば、操作部材54Aを前側に傾動させると、操作弁46Aは、当該操作部材54Aの操作量に応じて、第1受圧部51aに作用するパイロット圧を設定する。第1受圧部51aに作用したパイロット圧が所定以上である場合、走行ポンプ50Aの斜板の角度が変わり、当該走行ポンプ50Aは正転する。
操作部材54Aを後側に傾動させると、操作弁46Bは、当該操作部材54Aの操作量に応じて、第2受圧部51bに作用するパイロット圧を設定する。第2受圧部51bに作用したパイロット圧が所定以上である場合、走行ポンプ50Aの斜板の角度が変わり、当該走行ポンプ50Aは逆転する。
走行操縦装置53Bは、操作部材54Bと、複数の操作弁46C、46Dとを有している。操作部材54Bは、レバー等で構成されていて、前、後に揺動自在である。複数の操作弁46C、46Dは、油路を介して第2油圧ポンプP2に接続されていて、操作部材54Bの操作に応じてパイロット圧を設定する。
例えば、操作部材54Bを前側に傾動させると、操作弁46Cは、当該操作部材54Bの操作量に応じて、第1受圧部52aに作用するパイロット圧を設定する。第1受圧部52aに作用したパイロット圧が所定以上である場合、走行ポンプ50Bの斜板の角度が変わり、当該走行ポンプ50Bは正転する。
操作部材54Bを後側に傾動させると、操作弁46Dは、当該操作部材54Bの操作量に応じて、第2受圧部52bに作用するパイロット圧を設定する。第2受圧部52bに作用したパイロット圧が所定以上である場合、走行ポンプ50Bの斜板の角度が変わり、当該走行ポンプ50Bは逆転する。
走行系の油圧システムは、複数のパイロット油路45を備えている。複数のパイロット油路45は、走行操縦装置53と、複数の受圧部(第1受圧部51a、52a、第2受圧部51b、52b)とを接続する油路である。具体的には、複数のパイロット油路45は、操作弁46Aと第1受圧部51aとを接続するパイロット油路45a、操作弁46Bと第2受圧部51bとを接続するパイロット油路45b、操作弁46Cと第1受圧部52aとを接続するパイロット油路45c、操作弁46Dと第2受圧部52bとを接続するパイロット油路45dである。
走行系の油圧システムは、複数の排出油路91を備えている。複数の排出油路91は、複数のパイロット油路45に接続した油路であって、当該複数のパイロット油路45のパイロット油を作動油タンク23等に排出可能である。具体的には、複数の排出油路91は、パイロット油路45aに接続された排出油路91a、パイロット油路45bに接続された排出油路91b、パイロット油路45cに接続された排出油路91cと、パイロット油路45dに接続された排出油路91dである。
また、複数のパイロット油路45において、当該複数のパイロット油路45と複数の排出油路91とを接続する接続部92a、92b、92c、92dと、複数の操作弁46A、46B、46C、46Dとの間には、絞り部93a、93b、93c、93dが設けられている。
走行系の油圧システムは、複数の変更部94と、複数の差圧発生部95とを備えている。複数の変更部94は、走行操縦装置53の操作量に対する受圧部(第1受圧部51a、52a、第2受圧部51b、52b)に作用するパイロット圧(2次パイロット圧)を変更する。即ち、複数の変更部94は、少なくとも走行操縦装置53の操作量に対する2次パイロット圧の増加量(傾き)を変更可能である。複数の変更部94は、走行操縦装置53の操作量に対する2次パイロット圧との減少量(傾き)を変更可能であってもよい。
複数の変更部94は、複数の排出油路91に設けられている。複数の変更部94は、排出油路91aに設けられた変更部94a、排出油路91aに設けられた変更部94b、排出油路91cに設けられた変更部94c、排出油路91dに設けられた変更部94dである。
変更部94a、94b、94c、94dは、電磁式の可変絞り弁(電気式の可変絞り弁)である。可変絞り弁は、絞り面積を零、即ち、通路を完全に閉鎖する閉鎖位置96と、通路を最大に開放する開放位置97とに切り換えることが可能な弁である。また、可変絞り弁は、閉鎖位置96から開放位置97の間の任意の位置で、絞り面積を設定することが可能である。
可変絞り弁の絞り量は、制御装置165に設けられたスイッチ166等で行うことが可能である。スイッチ166は、運転席8の近傍に設けられ、運転者等が操作可能である。例えば、スイッチ166はON/OFFの切換可能なスイッチであって、当該スイッチ166のON又はOFFを示す信号が制御装置165に入力される。スイッチ166がONである場合は、複数のパイロット油路45のパイロット圧(操作弁46A、46B、46C、46Dの2次パイロット圧)が制限され、スイッチ166がOFFである場合は、二次パイロット圧は制限されない。例えば、スイッチ166がONである場合は、制御装置165は、可変絞り弁の絞り量を設定して、変更部94の絞り径(絞り面積)を、絞り部93a、93b、93c、93dの絞り径に一致させる。一方、スイッチ166がOFFである場合は、制御装置165は、可変絞り弁を閉鎖位置96にする。また、制御装置165に回動可能なボリューム、スライドスイッチ等で構成された変更操作部材168を設け、変更操作部材168を操作することで、走行操縦装置53の操作量に対する2次パイロット圧との増加量(傾き)を変更してもよい。なお、上述した可変絞り弁の絞り量の設定は一例であり、限定されない。
複数の差圧発生部95は、複数の排出油路91に設けられている。複数の差圧発生部95は、複数の変更部94の上流側又は下流側において差圧を発生させる部分である。
複数の差圧発生部95は、複数の変更部94の下流側に設けられている。複数の差圧発生部95は、変更部94aの下流側に設けられた差圧発生部95A、変更部94bの下流側に設けられた差圧発生部95B、変更部94cの下流側に設けられた差圧発生部95C、変更部94dの下流側に設けられた差圧発生部95Dである。差圧発生部95A、95B、95C、95Dは、パイロット油路45側から変更部94に向けて作動油が流れるのを許容し且つパイロット油路45側に作動油が流れるのを阻止する逆止弁である。なお、この実施形態では、複数の差圧発生部95が複数の変更部94の下流側に設けられているが、複数の差圧発生部95が複数の変更部94の上流側に設けられていてもよい。
さて、走行系の油圧システムでは、操作部材54Aを前、後に揺動させる場合において、走行ポンプ50A(走行モータ36L)がスムーズに作動することができるようにしている。或いは、操作部材54Bを前、後に揺動させる場合において、走行ポンプ50B(走行モータ36R)がスムーズに作動することができるようにしている。
説明の便宜上、操作部材54A、54Bにおいて、一方側を「前」とし、一方側と反対側である他方向を「後」として説明を進める。また、操作部材54A、54Bを一方側に操作した場合に作動する一方側の操作弁(操作弁46A、46C)のことを「第1操作弁」、操作部材54A、54Bを他方側に操作した場合に作動する他方側の操作弁(操作弁46B、46D)のことを「第2操作弁」という。
また、第1受圧部51a、52aと、第1操作弁46A、46Cとをそれぞれ接続する油路45a、45cのことを「第1パイロット油路」、第2受圧部51b、52bと、第2操作弁46B、46Dとをそれぞれ接続する油路45b、45dのことを「第2パイロット油路」、第1パイロット油路45a、45cに接続された排出油路91a、91cのことを「第1排出油路」、第2パイロット油路45b、45dに接続された排出油路91b、91dのことを「第2排出油路」という、また、第1排出油路91a、91cに設けられた変更部94a、94cのことを「第1変更部」、第2排出油路91b、91dに設けられた変更部94b、94dのことを「第2変更部」、第1排出油路91a、91cに設けられた差圧発生部95A、95Cのことを「第1差圧発生部」、第2排出油路91b、91dに設けられた差圧発生部95B、95Dのことを「第2差圧発生部」という。
図1に示すように、走行ポンプ50Aの第1受圧部51aに着目した場合、第1受圧部51aと第1操作弁46Aとを接続する第1パイロット油路45aに、排出油路91aが設けられ、当該第1排出油路91aに第1変更部94a及び第1差圧発生部95Aが設けられている。また、走行ポンプ50Aの第2受圧部51bに着目した場合、第2受圧部51bと第2操作弁46Bとを接続する第2パイロット油路45bに、第2排出油路91bが設けられ、当該第2排出油路91bに第2変更部94b及び第2差圧発生部95Bが設けられている。
したがって、操作部材54Aを中立位置から前側(一方側)又は後側(他方側)に揺動させた場合において、中立位置から所定範囲(例えば、不感帯)では、第1差圧発生部95A又は第2差圧発生部95Bによって、第1変更部94a又は第2変更部94bから排出されるパイロット油を制限することができる。その結果、操作部材54Aの操作の初動段階では、走行ポンプ50Aの第1受圧部51aに作用するパイロット圧である第1圧力、又は、第2受圧部51bに作用するパイロット圧である第2圧力を上昇させることができる。一方、操作部材54Aを前側又は後側の揺動が所定範囲を超えた場合には、第1変更部94a及び第1差圧発生部95A、又は、第2変更部94b及び第2差圧発生部95Bからパイロット油を排出することで、走行ポンプ50Aに作用する2次パイロット圧の上限を設定することができる。
また、走行ポンプ50Bの第1受圧部52aに着目した場合、第1受圧部52aと第1操作弁46Cとを接続する第1パイロット油路45cに、第1排出油路91cが設けられ、当該第1排出油路91cに変更部94c及び第1差圧発生部95Cが設けられている。また、走行ポンプ50Aの第2受圧部52bに着目した場合、第2受圧部52bと第2操作弁46Dとを接続する第2パイロット油路45dに、第2排出油路91dが設けられ、当該第2排出油路91dに変更部94d及び第2差圧発生部95Dが設けられている。
したがって、操作部材54Bを中立位置から前側(一方側)又は後側(他方側)に揺動させた場合において、中立位置から所定範囲では、第1差圧発生部95C又は第2差圧発生部95Dによって、第1変更部94c又は第2変更部94dから排出されるパイロット油を制限することができる。その結果、操作部材54Bの操作の初動段階では、走行ポンプ50Bの第1受圧部52aに作用するパイロット圧である第1圧力、又は、第2受圧部52bに作用するパイロット圧である第2圧力を上昇させることができる。一方、操作部材54Bを前側又は後側の揺動が所定範囲を超えた場合には、第1変更部94c及び第1差圧発生部95C、又は、第2変更部94d及び第2差圧発生部95Dからパイロット油を排出することで、走行ポンプ50Bに作用する2次パイロット圧の上限を設定することができる。
図2A及び図2Bは、操作部材(操作弁)の操作量とパイロット圧との関係を示す図である。図2A及び図2Bに示すパイロット圧は、第1パイロット油路45a、45c、第2パイロット油路45b、45dの2次パイロット圧(受圧部に作用する2次パイロット圧)である。なお、図2A及び図2Bに示すパイロット圧は、複数のパイロット油路45側に設けた絞り部93a、93b、93c、93dの絞り面積と、排出油路91側に設けた変更部94a、94b、94c、94cの絞り面積とを同じにして、操作部材93を操作した場合の圧力である。また、図2A及び図2Bの圧力は一例であり、限定されない。
図2A及び図2Bに示すように、2次パイロット圧を制限しない場合(第1パイロット油路45a、45c、第2パイロット油路45b、45dのパイロット油を排出油路91に排出しない場合)、パイロット圧P1は、操作量が20%を超えた時点で、油圧アクチュエータの作動に必要なパイロット圧P3に達して制御弁20が切り換わり、油圧アクチュエータの作動が開始される。操作量が約20%を超えて以降は、パイロット圧力P1は、操作量に応じて2次パイロット圧が上昇(増加)する。
また、従来のように、操作弁に供給されるパイロット油の1次パイロット圧を制限するアンチストールでも、図2Aに示すように、パイロット圧P4は、操作量が約20%を超えた時点でパイロット圧P3に達して制御弁20が切り換わり、油圧アクチュエータの作動が開始される。また、従来の1次パイロット圧を制限する場合は、操作量が30%を超えた時点で2次パイロット圧P4が一定になるため、操作性が低下する場合がある。
また、図2Bに示すように、2次パイロット圧を制限するために、単に排出油路91及び変更部94のみを設ける(第1差圧発生部95A、95C、第2差圧発生部95B、95Dを設けない場合)において、操作部材54A、54Bを操作した場合、操作量が約70%を超えないと、パイロット圧力P2はパイロット圧P3に達せず、制御弁20が切り変わらない。そのため、操作性が低下する可能性がある。
上述した実施形態のように、第1差圧発生部95A、95C、第2差圧発生部95B、95Dを設けた油圧システムにおいて、操作部材54A、54Bを操作した場合、図2Bに示すように、操作量が略30%を超えた時点で2次パイロット圧P5がパイロット圧P3と略同じ又はそれ以上であるため、通常時とほとんど変わらずに、走行ポンプ50からパイロット油が吐出して、走行モータ36、36Rを作動させることができる。なお、第1差圧発生部95A、95C、第2差圧発生部95B、95Dにおける差圧の設定は、走行ポンプ50が作動し始める圧力、即ち、レギュレータを作動させるのに必要なP3に設定することが好ましい。
また、上述した実施形態では、可変絞り弁等で構成された変更部94によって操作量に対するパイロット圧P5を変更することができる。例えば、図2Bに示すように、変更部94によって、パイロット圧P5の傾きを変更することができる。そのため、所定の操作量であっても、2次パイロット圧を異ならせることができるため、様々な状況に応じた操作性を実現することができる。
図3A〜図3Dは、走行系の油圧システムにおいて、排出油路、絞り部、差圧発生部等を変形した変形例を示している。図3Aは、走行ポンプ50Aの周囲の排出油路、絞り部、差圧発生部を変形した例であるが、他の走行ポンプ50Bにも適用可能である。また、図3Aにおいて他の箇所は上述した実施形態の油圧システムと同様の構成である。
図3Aに示すように、排出油路47は、第1接続油路48と、第2接続油路49とを有している。第1接続油路48は、第1パイロット油路45a及び第2パイロット油路45bに接続された油路である。第2接続油路49は、第1接続油路48に接続され、第1接続油路48の作動油を、作動油タンク等に排出する。第2接続油路49には、絞り面積(内径)が固定の絞り部101が設けられている。絞り部101の下流側に、差圧発生部95Eが設けられている。差圧発生部95Eは、第1接続油路48からの作動油を、第2接続油路49を通過させて排出することを許容し、且つ、第2接続油路49側の作動油を、絞り部101を通過させて第1接続油路48に流すことを阻止する逆止弁である。
また、第1接続油路48には、第1逆止弁102aと、第2逆止弁102bとが設けられている。第1逆止弁102aは、第1接続油路48と第2接続油路49とを接続する接続部105と、第1接続油路48と第1パイロット油路45aとを接続する接続部106aとの区間に設けられている。第1逆止弁102aは、第1パイロット油路45aから第2接続油路49に作動油が流れることを許容し且つ、第2接続油路49から第1パイロット油路45aに作動油が流れることを阻止する。
第2逆止弁102bは、接続部105と、第1接続油路48と第2パイロット油路45bとを接続する接続部106bとの区間に設けられている。第2逆止弁102bは、第2パイロット油路45bから第2接続油路49に作動油が流れることを許容し且つ、第2接続油路49から第2パイロット油路45bに作動油が流れることを阻止する。
また、第1接続油路48において、差圧発生部95Eと接続部105との間には、切換弁107が設けられている。切換弁107は、開放位置である第1位置107aと、閉鎖位置である第2位置107bとに切換可能な弁である。切換弁107の切換は、制御装置165に接続されたON/OFFに切換可能なスイッチ167で行う。スイッチ167は、運転席8の近傍に設けられ、運転者等が操作可能である。運転者がスイッチ167を操作して、当該スイッチ167がONになると、制御装置165は、切換弁107を第2位置107bに切り換えることで、2次パイロット圧の制限を行うことができる。一方、運転者がスイッチ167を操作して、当該スイッチ167がOFFになると、制御装置165は、切換弁107を第1位置107aに切り換えることで、2次パイロット圧の制限を停止することができる。
図3Bに示すように、第1接続油路48には、圧力選択弁108が設けられている。圧力選択弁78は、第1パイロット油路45a又は第2パイロット油路45bのパイロット圧、即ち、第1パイロット油路45aに作用するパイロット圧(第1接続油路48において、接続部106aと圧力選択弁108との間の区間)に作用するパイロット圧と、第2パイロット油路45bに作用するパイロット圧(第1接続油路48において、接続部106bと圧力選択弁108との間の区間)に作用するパイロット圧のうち、高いパイロット圧を第2接続油路49に伝達する。
また、第2接続油路49には、可変絞り部で構成された変更部94eが設けられ、変更部94eの下流側には、逆止弁で構成された差圧発生部95Fが設けられている。
図3Cに示すように、第2接続油路49には、変更部94fが設けられている。変更部94fは、手動式の可変絞り弁である。変更部94fの下流側には、リリーフ弁で構成された差圧発生部95Gが設けられている。
図3Dに示すように、排出油路91は、複数の排出油路91a、91b、91c、91c、91d、91eを有している。排出油路91eは、他の排出油路91a、91b、91c、91dを下流側で合流する油路である。排出油路91eには、逆止弁で構成された差圧発生部95Hが設けられている。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。なお、差圧発生部95は、逆止弁であってもリリーフ弁であってもよい。
1 作業機
36L 走行モータ
36R 走行モータ
37 斜板切換シリンダ
38 走行制御弁
38a 第1位置
38b 第2位置
40 吐出油路
41 チャージ油路
45 パイロット油路
45a、45b、45c、45d パイロット油路
46A、46B、46C、46D 操作弁
47 排出油路
48 第1接続油路
49 第2接続油路
50 走行ポンプ
50A、50B 走行ポンプ
51a、52a 第1受圧部
51b、52b 第2受圧部
53 走行操縦装置
53A、53B 走行操縦装置
54A、54B 操作部材
91 排出油路
91a、91b、91c、91d 排出油路
92a、92b、92c、92d 接続部
93a、93b、93c、93d 絞り部
94 変更部
94a、94b、94c、94d、94e 変更部
95 差圧発生部
95A、95B、95C、95D、95E、95F、95G 差圧発生部
96 閉鎖位置
97 開放位置
101 絞り部
102a 第1逆止弁
102b 第2逆止弁
105 接続部
106a 接続部
107b 接続部
107 切換弁
107a 第1位置
107b 第2位置
108 圧力選択弁
165 制御装置
166 スイッチ
P1 第1油圧ポンプ
P2 第2油圧ポンプ

Claims (2)

  1. 作動油を吐出する油圧ポンプと、
    作動油によって作動可能な走行モータと、
    作動油を受圧する受圧部を有し、且つ、前記受圧部に作用した作動油の圧力に基づいて前記走行モータを駆動する走行ポンプと、
    操作量に基づいて前記受圧部に作用する作動油の圧力を設定可能な走行操縦装置と、
    前記走行ポンプの複数の受圧部と前記走行操縦装置とを接続する複数のパイロット油路と、
    前記複数のパイロット油路に接続され且つ前記パイロット油路の作動油を排出可能な複数の排出油路と、
    前記排出油路に設けられ、且つ前記操作量に対する前記パイロット油路のパイロット圧を変更する複数の変更部と、
    複数の差圧発生部と、
    前記走行操縦装置は、一方又は他方に操作可能な操作部材と、前記操作部材を一方に操作した場合に作動油の圧力である第1圧力を設定する第1操作弁と、前記操作部材を他方に操作した場合に作動油の圧力である第2圧力を設定する第2操作弁と、を有し、
    前記複数の受圧部は、前記第1圧力が受圧される第1受圧部と、前記第2圧力が受圧される第2受圧部と、を有し、
    前記複数のパイロット油路は、前記第1操作弁と第1受圧部とを接続する第1パイロット油路と、前記第2操作弁と第2受圧部とを接続する第2パイロット油路と、を有し、
    前記複数の排出油路は、前記第1パイロット油路に接続された第1排出油路と、前記第2パイロット油路に接続された第2排出油路と、を有し、
    前記変更部は、前記第1排出油路に設けられた第1変更部と、前記第2排出油路に設けられた第2変更部と、を有し、
    前記複数の差圧発生部は、前記第1排出油路に設けられ且つ前記第1変更部の上流側又下流側に差圧を発生させる第1差圧発生部と、前記第2排出油路に設けられ且つ前記第2変更部の上流側又下流側に差圧を発生させる第2差圧発生部と、を有している作業機の油圧システム。
  2. 前記第1変更部及び前記第2変更部は、可変絞り弁である請求項1に記載の作業機の油圧システム。
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