JP6880175B2 - 二層の鉄道車両 - Google Patents

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Description

本発明は、動力車列車のような高速鉄道車両に関し、特に二層の鉄道車両に関し、鉄道車両内装設備の技術分野に属する。
高速鉄道車両の急速な発展に伴い、車両に対する機能的な要求はますます高まり、既存の鉄道車両は単一の機能を持ち、動力車列車は旅客を輸送する機能しか持たず、トラックは貨物を輸送する機能のみを提供でき、これは、輸送費および保守費を大幅に増加させてしまい、対応する旅客鉄道、貨物鉄道、旅客輸送プラットフォーム、および貨物プラットフォームを建設する必要があることを含む。また、高速鉄道車両の開発に伴い、車体の等級を改善し、高級旅客の個性的ニーズを満たすために、車体の内装設備に対する要求がますます高くなる。
本発明が解決しようとする主たる技術的問題は、鉄道車両の機能性を向上させ、商品と旅客の同時輸送を実現することができる二層の鉄道車両を提供することである。
上記目的を実現するために、本発明の第1の技術案は、
二層の鉄道車両であって、上層の車室と下層の車室とを含み、それぞれは旅客が乗用するための旅客用車室、貨物を積荷するための貨物用車室であり、前記旅客用車室と貨物用車室とに、それぞれ、旅客が乗降するための旅客用ドアと、貨物を積み降ろすための貨物用ドアとが設置される。
さらに、前記旅客用車室において、貨物を収納するための補助貨物エリアが設置され、前記貨物用車室において、乗客が使用するための補助旅客エリアが設置されている。
さらに、前記上層の車室は旅客用車室であり、前記下層の車室は貨物用車室である。
さらに、前記旅客用車室において、車体の長手方向に沿って設置された二列のシートユニットを含み、前後の二つの前記シートユニットは車体の長手方向にずらして重ね合わせて取り付けられ、前記シートユニットはシートを含み、前記シートがシートの位置している側の側壁方向に傾斜して設置される。
さらに、前記シートユニットのそれぞれはシート間壁によって仕切られ、前記シート間壁が横隔壁と縦隔壁とからなり、前記横隔壁はS字形であり、前記シートはこのシートユニットの横隔壁の外側の外へ凹んだ空間と、前のシートユニットの横隔壁の内側の内へ凹んだ空間とで延伸する。
さらに、前記縦隔壁に隔壁ドアが設置され、前記隔壁ドアは引戸であり、前記縦隔壁は中空の構造であり、前記隔壁ドアは開状態において前記縦隔壁の内部に隠れる。
さらに、前記シートユニットのそれぞれに、シート、オットマン、テーブル、およびファンクションチェアが取り付けられ、前記シートは背もたれ、クッション、および移動機構からなり、前記移動機構は前記背もたれとクッションとを移動させ座位、臥位、および任意のもたれ位の間に切り替え、前記オットマンはシートの直前に取り付けられ、前記シートが臥位にある場合に、前記オットマン、クッション、背もたれは水平の寝台を形成し、前記テーブルとファンクションチェアは前記シートの側壁に向かう側部に取り付けられる。
さらに、前記シートユニットのそれぞれに対応して車体に1セットの車窓が設置される。
さらに、前記旅客用車室において、コンパートメント隔壁によって仕切られる複数のコンパートメントを含み、コンパートメント隔壁に、コンパートメントドアが設置され、前記コンパートメントのそれぞれに、休憩所とトイレとがある。
さらに、前記休憩所には、坐臥兼用装置が取り付けられ、前記トイレと前記休憩所との間は仕切り板で仕切られ、前記仕切り板にトイレドアが取り付けられる。
さらに、前記坐臥兼用装置は、坐、臥の変換を実現できるソファー及びソファースツールを少なくとも1セット含み、前記ソファーは、臥位にある場合にソファースツールと組み合わせて水平の寝床を形成する。
さらに、車室通り道に隣接するコンパートメント隔壁は複数の円弧状隔壁からなる波形状の構造である。
さらに、前記休憩所に対応する車体側壁に第1の窓が設置され、前記トイレに対応する車体側壁に第2の窓が設置されている。
さらに、前記貨物用車室は、一方の側のヘッド車から他方の側のヘッド車まで貫通する貨物倉空間を有し、前記貨物倉空間に支持構造が設置される。
さらに、前記貨物倉空間は前記支持構造によって複数の空間に分割され、一部の空間が設備倉であり、他の空間が貨物倉であり、前記設備倉の両側に設備倉スカートパネルが設置され、前記貨物倉の両側に貨物用ドアが設置される。
さらに、前記支持構造は、中空のサポート構造である。
さらに、前記貨物倉に貨物倉の床が設置され、前記貨物倉の床に、貨物が貨物倉内を変位するための複数の列のボールが設置されている。
さらに、前記貨物用ドアは折れ戸である。
さらに、前記折れ戸は上扉と下扉とを含み、上扉と下扉とはヒンジ連結され、前記上扉の頂部は車体スケルトンにヒンジ連結して、前記折れ戸と支持構造との間に前記折れ戸を支持するためのドア支持機構が取り付けられている。
さらに、前記旅客用車室と貨物用車室とに対応して、上層のプラットフォームと、下層のプラットフォームが設置され、それぞれは旅客輸送プラットフォーム、貨物運送プラットフォームである。
要するに、本発明に記載の二層の鉄道車両は、旅客と貨物の同時輸送を実行し、鉄道車両の機能がもはや単一ではなくなり、輸送費および維持費を大幅に削減する。同時に、旅客輸送と貨物輸送は2つの層に分けられ、貨物輸送と旅客輸送が完全に分離され、旅客に快適性を提供し、乗りの安全性を向上させる。
本発明は、各国間を長距離運行する大陸間列車に適用可能である。
本発明に係る二層の鉄道車両とプラットフォームの構造模式図である。 本発明に係る二層の鉄道車両の構造模式図である。 本発明に係る1等席旅客用車室レイアウトの構造図である。 本発明に係る1等席旅客用車室シートユニット(座位状態)の構造模式図1である。 本発明に係る1等席旅客用車室シートユニット(臥位状態)の構造模式図である。 本発明に係るビジネス旅客用車室レイアウト構造図である。 本発明に係るビジネス旅客用車室のドア配置図である。 本発明に係る運転室、及びヘッド車車室の構造模式図である。 本発明に係る観光車室の平面構造模式図である。 本発明に係るバー車室の平面構造模式図である。 本発明に係るヘッド車車室の断面構造模式図である。 本発明に係る貨物用車室の構造模式図である。
以下、図面と実施例に基づいて本発明の詳細を更に説明する。
実施例一
図1と図2に示すように、本発明が提供する二層の鉄道車両は、両端の運転室、運転室に隣接するヘッド車車室、及び複数の中間車室によって連結構成される。本実施例において提供される二層の鉄道車両とは中間車室を指す。
中間車室は、旅客が乗用するための上部の旅客用車室1と、貨物を載せるための下部の貨物用車室2を含み、旅客用車室1と貨物用車室2とには、それぞれ、旅客が乗降するための旅客用ドア3と、貨物を積み降ろすための貨物用ドア4が設置される。旅客用車室1は、異なる等級の旅客の乗りニーズを満足するためにビジネス席車室、1等席車室、及び2等席車室などを含んでいる。
図1に示すように、旅客用車室1と貨物用車室2とに対応して上層のプラットフォームと、下層のプラットフォームとを設置し、上層が旅客輸送プラットフォーム5であり、下層が貨物運送プラットフォーム6である。
貨物運送プラットフォーム6に貨物運送通り道が設置されており、貨物運送通り道は、列車の一方の側に設置される貨物積み通り道7、列車の他方の側に設置される貨物降ろし路8、貨物を列車の一方の側から入れて列車の他方の側から出すための積み降ろし設備9を含んでいる。貨物積み通り道7は、列車の床面と面一で、列車の長手方向に沿って配置された貨物積みコンベヤベルトを含み、貨物積みコンベヤベルトは列車の長さに沿って輸送される複数段の横方向貨物積みコンベヤベルトと、列車貨物用ドア4に配置され自由方向伝送できる複数段の自由貨物積みコンベヤベルトとを含む。貨物降ろし路8は、複数段の傾斜に設置せれ、列車の幅に沿って輸送される縦方向貨物降ろしコンベヤベルトを含み、縦方向貨物降ろしコンベヤベルトの列車から離れた一端に、列車の長手方向にわたって設置される横方向貨物降ろしコンベヤベルトが設置されている。積み降ろし設備9はロポットを含む。
輸送される貨物はそれぞれコンテナ10内に置かれ、乗客の大きな荷物もコンテナ10内に置かれることができ、コンテナ10に貨物自動識別のためのチップなどを実装し、チップはコンテナ10内の貨物の名称、乗り降り場所、置かれた位置情報、所有者情報などを記憶し、ロポットにより自動的に貨物の積み降ろしを実現する。
旅客輸送プラットフォーム5には、接続路11が設置されており、接続路11は、一端が待合区47に接続され、他端が旅客用車室1の旅客用ドア3に接続され、乗客は当該専用の接続路11を介して直接乗降することができ、既存の列車のプラットフォームを要せず、乗客は、まず待合区47からプラットフォームに入ってから、プラットフォームから乗車する必要がなくなり、乗降時間が短縮され、乗降の安全性を向上させ、乗降時の乗客の快適性を向上させ、より多くの乗客のニーズを満足する。接続路11は、伸縮可能な構造を採用し、車両が駅へ進入する際に伸びて、端部が旅客用ドア3に密着し、待合区47と旅客用ドア3とを接続して、乗客が乗降した後、それを縮み、プラットフォームの他の機能に影響を与えない。
本発明は、旅客と貨物運送の同時輸送を実現し、鉄道車両の機能がもはや単一ではなく、輸送費および維持費を大幅に削減する。同時に、旅客輸送と貨物輸送は2つの層に分けられ、貨物輸送と旅客輸送が完全に分離され、互いに影響せず、各駅の待ち時間を大幅に短縮できるだけでなく、乗降の安全性を保証し、乗客により快適な快適性を与える。
実施例二
この実施例において、旅客用車室1とは1等席車室を指し、図3ないし図5に示すように、当該車室は、車体の長手方向に沿って設置される二列のシートユニット12を含み、二列のシートユニット12の間は車室通り道13であり、前後の二つのシートユニット12は、車体の長手方向にずらして重ね合わせて取り付けられ、各シートユニットが占める空間を削減し、乗客の快適性を確保することを前提として、車室の乗員数を大幅向上させ、さらに、車室空間を最大限に活用する。
各シートユニット12はシート間壁14によって分離され、シート間壁14が半高さの隔壁を採用し、快適性と各シートユニット12の優れたプライバシーの両方を兼ねる。シート間壁14の材料は外層の複合木質板、中間層のスポンジ、内層の装飾布で構成され、装飾布は、見栄えがよく手触りの良いリネン材を採用することができる。複合木質板の最外層(即ち、シート間壁14の外面)は、例えば、木目表面を有する装飾板を有し、装飾板はガラス板を採用してもよく、シート間壁14の全体的な構造強度を確保することができ、シート間壁14の全体的な美観を向上させることもできる。
シート間壁14は、横隔壁14aと縦隔壁14bとからなるL字型構造であり、横隔壁14aがS字形状であり、横隔壁14aの内側(即ち、車体側壁15に隣接する側)がこのシートユニット12の内部に凹み、横隔壁14aの外側(即ち、車室通り道13に隣接する側)がこのシートユニット12の外部に凹む。横隔壁14aと縦隔壁14bとの間は接続部材により接続固定され、横隔壁14aと縦隔壁14bの底部とは車室の床面に固定接続され、横隔壁14aの一辺は車体側壁15に固定接続される。
各シートユニット12は、シート16、オットマン17、テーブル18、及びファンクションチェア19を含んでいる。なお、各シート16は当該側の車体側壁15方向に対して斜めに設置され、即ち、車両の進行方向に対して斜めに配置され、好ましくは、傾斜した角度が45度であり、シート16は、このシートユニット12の横隔壁14aの外側の外へ凹む空間と前のシートユニット12の横隔壁14aの内側の内へ凹む空間とで延在し、各シートユニット12の占める空間を最大限に節約し、車室内の空間の利用率を向上させる。
シート16は背もたれ、クッション、及び移動機構からなり、背もたれとクッションとはスケルトン、スポンジパッド、及び最外層の装飾布で構成され、背もたれとクッションとの間はヒンジ式であり、移動機構は背もたれとクッションとを駆動して座位と臥位とを切り替え、乗客はスイッチを操作することでシート16の座位、臥位及び任意のもたれ位への変換を実現し、乗客の異なるニーズを満足する。
オットマン17は、前シートユニット12の横隔壁14aの内側下方に固定されている。オットマン17は、クッションと同様に、スケルトン、スポンジパッド、及び最外層の装飾布から構成され、オットマン17のスケルトンが横隔壁14aにボルトで固定されている。図5に示すように、シート16が臥位にある場合、シート16はオットマン17まで前方に延び、オットマン17は、シート16のクッションおよび背もたれとともに水平の寝台を形成し、空間を節約するだけでなく、寝台で休む際に、乗客がより快適になるようにする。
シート16の他方の側と車体側壁15との間にテーブル18が設置されている。この実施例において、テーブル18は、横隔壁14aの下半分を前方に凹ませた平面で構成され、テーブル18の側部が車体の側壁15に当接し、テーブル18と横隔壁14aとは一体化される構造であり、シートユニット12の構造をより簡単にするだけでなく、シートユニット12のモジュール化組立に有益であり、横隔壁14aの全体的な美観も保証する。テーブル18の表面の平坦性を確保するために、テーブル18の上面にシート間壁14におけるスポンジ層およびバーラップ層を設置せず、直接に複合木質板の上に一層の装飾板貼り付けられ、テーブル18の装飾板の上に乗客が使用するためのカップホルダー等が設けられ、テーブルの面積が大きいので、本、雑誌などの物も置くことができる。テーブル18の情報の横隔壁14aに一つのウォールランプ20をさらに実装し、乗客は必要に応じて自分で生業することができ、乗客の使用を容易にする。後のシートユニット12内のオットマン17は横隔壁14aの前へ凹む空間に実装され、前のシートユニット12のテーブル18の下方に実装されることで、テーブル18の下方の凹み空間を最大限に活用し、そして、オットマン17の下方に、乗客が靴のような物を置くのを容易にするための空間がさらにある。
テーブル18の前方に、さらに、車体側壁15の窓21の窓枠の下方に位置する可動独立して取り付けられたファンクションチェア19が設置されており、ファンクションチェア19は全体として三角体構造であり、テーブル18と車体側壁15との間の空間は滑らかに移行さ、そこの空間は合理的に利用される。この実施例において、ファンクションチェア19は直接に車室の床上に置かれ、乗客は、必要に応じてファンクションチェア19を所望の位置および角度に動かすことができる、使用を容易にする。ファンクションチェア19は、当該シートユニット12内の乗客とチャットするために、一時に当該シートユニット12に座る乗客が着席する。
ファンクションチェア19の座席の下側は収納空間であり、収納空間はロッカーまたは収納引き出しの形をとってもよく、乗客は、持ち運ぶ小物や貴重品をロッカーや収納引き出しに入れることができる。ロッカー又は収納引き出しには、乗客用品の安全性を確保するために、パスワードロックをかけることができる。
快適性を向上させるために、各シートユニット12内にさらにテレビ22が実装され、テレビ22は前のシートユニット12の横隔壁14aの上に実装される。
各シートユニット12に対応して車体側壁15の上に1セットの窓21が設置され、各シートユニット12の窓は互いに独立し、シートユニット12内の乗客の動きは窓ガラスの反射によって隣接する他のシートユニット12の窓21の上に反映されないため、各シートユニット12のプライバシーをさらに向上させることができる。
この実施例において、各セットの窓21は側壁から上へルーフ板の位置まで連続して延び、窓21はテーブル18と前のシートユニット12の横隔壁14aとの間に開口し、全体として、細長く、丸みを帯びた形状をなし、車体の形状と同じである。当該構造の窓21は各シートユニット12に対応する窓21の面積、および窓21の全高を増大させ、さらに、窓の視界を大幅に増大させ、視覚効果を改善し、乗客に最良の視界、およびユーザーエクスペリエンスを提供する。乗客は窓21方向に向かって傾斜したシート16に着座し、車体側壁15から上へ側頂部まで延びる窓21を通って、より完璧な車外の景色を見ることができ、さらに、乗客の乗り物酔いの感覚をある程度減らす。
前後の二つのシートユニット12の縦隔壁14bの間に、隣り合う二つのシートユニット12の間の通り道隙間を塞ぐための隔壁ドア23が設置され、さらに各シートユニット12のプライバシーをより高める。この実施例において、隔壁ドア23は、引戸を採用し、縦隔壁14bは中空の構造を採用し、隔壁ドア23は開状態で縦隔壁14bに隠され、縦隔壁14bと一体となり、隔壁ドア23の占める空間を節約し、隔壁ドア23は閉状態で縦隔壁14bの内側から伸びる。
各縦隔壁14bの外側表面に装飾灯、およびナンバー灯(不図示)が設置され、隔壁ドア23の外面に装飾灯、およびナンバー灯が配置されてもよい。なお、ナンバー灯は、乗客が自分のシートユニット12を見つけるのを容易にする。車室通り道13の両側のシート間壁14の上に複数の装飾灯が設置され、照明として役立つだけでなく、車室内の内装の全体的な美観を高めることができる。
装飾灯は、複数の平行なライトストリップからなるライトベルトであってもよく、ライトストリップは、水平のライトストリップ、垂直のライトストリップ、斜めのライトストリップ、弧状のライトストリップなどを採用してもよく、装飾灯は、複数のライトストリップからなる特殊なグラフィックやパターンなどを採用してもよい。この実施例において、好ましくは、縦隔壁14bの外面に平行で斜めのライトストリップを複数設けることが好ましく、複数のライトストリップは一本の斜めライトベルトを構成し、簡潔、エレガントである。
装飾灯およびナンバー灯の位置において、シート間壁14の複合木質板の上に設計のグラフィックおよびパターンに応じて溝が設置され、溝がライトストリップの形状と同じであり、溝の内部にLED光源板を実装し、LED光源板が縦隔壁14bにボトルで固定され、LED光源板の上方は一層の透光性材料によって被覆され、透光性材料は好ましくはアクリルであり、透光性材料はゲルで縦隔壁14bに固定され、透光性材料は縦隔壁14bの表面と同一平面上にあり、縦隔壁14bの表面全体を平らにし、縦隔壁14bの全体的な美観を確保する。LEDが点灯している際に、LED光源板から発射した光は透光性材料を透過し、照明しながら異なる形状のライトベルトや、他の特別なグラフィック、パターンを表示する。
装飾灯およびナンバー灯は、他の構造を採用してもよく、即ち、装飾灯およびナンバー灯の位置に、縦隔壁14bの複合木質板の上に、面積が完全なグラフィックとパターンとをカバーできる溝が一つ設置され、溝の内部に複数のLED光源板を実装し、LED光源板はボトルを介して縦隔壁14bに固定され、LED光源板の上方は一層の透光性材料によって被覆され、透光性材料の表面にさらに一層の遮光シートを被覆し、遮光シートがゲルで透光性材料に固定され、遮光シートの上に、設計されたグラフィックとパターンとに応じて開口が設けられ、開口を透過した光は所望のグラフィックおよびパターンを形成する。
1等席車室内において、車室通り道13の両側の各シート間壁14の上に、ライトベルトが設置され、各シートユニット12内にウォールランプ20がさらに設置され、この実施例において、車室の天板の中央領域に車室の長手方向に沿って設置されるルーフライトベルト(不図示)が一本設置され、ルーフライトベルトの両側に、さらに、若干の円円筒形のルーフランプが配置され、ルーフランプは円筒形のフード、および内部に実装されるLEDランプからなり、フードがルーフ板に固定され、照明効果が改善される場合、車室天板の構造を簡略化しながら、車室の内装の全体的な美観も増やす。
本発明におけるシートユニット12はモジュール化組立を実現でき、乗る前にシート16、オットマン17、テーブル18、ファンクションチェア19、ウォールランプ20、シート間壁14、隔壁ドア23、テレビ22、装飾灯、ナンバー灯などを全部で事前に組み立てることができ、乗った後に床および側壁に固定的に接続すればよく、既存の車両の組み立て効率が大幅に改善され、労力が軽減される。
実施例三:
この実施例において、旅客用車室1とはビジネス席車室を指し、図6和図7に示すように、当該車室は、コンパートメント隔壁24によって分離された複数のコンパートメント25を含み、ビジネス席車室内に6つのコンパートメント25が設置され、コンパートメント隔壁24の上にコンパートメントドア26が設置され、コンパートメント25は車体の長手方向に沿って車室の一方の側に設置され、コンパートメント25と他方の側の車体側壁15との間は車室通り道13である。コンパートメント25はコンパートメント隔壁24に分離されてなり、コンパートメント隔壁24は車室の床から車室天板まで完全に密閉された構造である。
各コンパートメント25内には、休憩所27とトイレ28とがあり、休憩所27において坐臥兼用装置を実装しており,トイレ28は仕切り板29で仕切られており、仕切り板29にトイレ扉が実装され、トイレ扉が引戸構造を採用する。仕切り板29はコンパートメントドア26の一方の側から反対側の側壁に向かって延在して設置され、仕切り板29は全体的に湾曲した形状をなし、合理的に休憩所27とトイレ28との空間を区画し、コンパートメントドア26からコンパートメント25に入る乗客に休憩所27に入るための弓形通り道を提供する。仕切り板29は、不透明な材料を採用してもよいし、電気的な調光ガラスを採用してもよく、使用時には調光ガラスが不透明状態に制御され、不使用時には調光ガラスが透明状態に制御され、空間を広げる視覚効果がある。
各コンパートメント25はコンパートメント隔壁24によって相対完全に独立した空間に区画され、プライバシーに対する乗客の高い要求を満たすことができ、各コンパートメント25内において休憩用の坐臥兼用装置およびトイレが設置され、乗客にあらゆるサービスを提供でき、合理的な空間レイアウトにより、限られた空間を最大限に活用するだけでなく、コンパートメント内の各設備のレイアウトは合理的かつコンパクトとなり、そして、乗客はより便利に使用でき、VIPなどのハイエンド消費者グループのプライバシーおよび快適性に対するより高い要求を満たすことができる。
車室通り道13に隣接するコンパートメント隔壁24は、複数の円弧状の隔壁からなる波形構造であり、各円弧状のコンパートメント隔壁24の両端の谷間に1つまたは2つのコンパートメント25を含み、この実施例において、二つのコンパートメントの設計を採用することが好ましい。コンパートメント隔壁24は円弧状の設計を採用し、二つの円弧状の接合部に内に凹んだ空間を有し、コンパートメント25内の使用可能な空間を影響しない前提で、相対的に車室通り道13の人の通過空間は拡大され、複数の人が車室通り道13を交互に通過するときの混雑状態を効果的に回避し、乗客の快適性を向上させる。
休憩所27において坐臥兼用装置を実装し、休憩所27は、昼間で乗客に着座と移動ための空間を提供し、夜間で寝床として使用することができる。坐臥兼用装置は、2人掛けソファー30と二つのソファースツール31とを1セット含み、コンパートメントドア26の入口の一方の側にコンパートメント隔壁24の近くに2人掛けソファー30が配置され、2人掛けソファー30の反対側(即ち、車体の側壁の近く)に二つのソファースツール31が配置されている。
2人掛けソファー30は、背もたれ、クッション、および伝達機構からなり、背もたれおよびクッションは伝達機構を介して、坐臥の変換を実現する。二つのソファースツール31は移動可能であり、乗客は、必要に応じて所望の位置に移動させることができ、二つのソファースツール31は組み合せた後の幅はちょうど2人掛けソファー30の幅と一致する。昼間、2人掛けソファー30の背もたれは垂直になり且つクッションが縮まれ座位状態にあり、2人掛けソファー30と二つのソファースツール31との間に乗客が動かすための領域を残し、休憩所27の限られた空間を十分に利用する。夕方、2人掛けソファー30のクッションは伝達機構により前へ移動させ、これに伴い、背もたれも下に向かって水平状態に移動され、二つのソファースツール31の位置を移動させ、2人掛けソファー30と二つのソファースツール31とを組み合わせて水平の寝床になり、乗客が夜休むためのものである。各コンパートメント25は2人の大人と1人または2人の子供が使用することができ、家族のニーズを満たす。休憩所27の空間に応じて、1セットの2人掛けソファー30のみを設置してもよく、2人掛けソファー30は平らに置かれ、ソファーベッドになる。
2人掛けソファー30とソファースツール31との間に一つの置物棚32が設置され、置物棚32がコンパートメント隔壁24に固定され、乗客がいつでも使用できる小物などを置くためのものである。
トイレ28において流し33、便器34および入浴設備が設置され、流し33の上方にラックと鏡が設置され、入浴設備は、乗客の異なる使用要求を満たすためにバスタブ35とシャワーヘッドなどを含む。バスタブ35は車体側壁15に隣接して横方向に配置され、流し33はコンパートメント25のサイド部のコンパートメント隔壁24に隣接して設置され、流し33はバスタブ35と便器34との間に実装され、便器34はコンパートメントドア26の入り口の仕切り板29とサイド部のコンパートメント隔壁24との間に実装され、全体のトイレ28の空間レイアウトはかなりコンパクトで100%の空間利用率に達する。
各コンパートメント25に2つの窓が設けられ、第1の窓36は休憩所27に対応する車体側壁15に設置し、第2の窓37はトイレ28に対応する車体側壁15に設置し、第2の窓37はバスタブ35の上方に設置する。乗客は休憩所27にいるか、またはトイレ28を使用しているかにかかわらず、第1の窓36と第2の窓37を通じて車外の景色を見ることができ、快適性を向上させる。プライバシーに対する乗客の要求を満足するために、第1の窓36と第2の窓37とは被膜付きガラスを使用することで、車外の人々が窓の中の乗客の活動を見ることができなく、且つ乗客が車外の景色を見ることに影響を及ぼすことない。
この実施例において、第1の窓36と第2の窓37とは車体側壁15から上へ車体の天板の位置まで連続して延びて、側壁部と側頂部(車体側壁11とルーフ板との接続渡りの位置)を含み、第1の窓36と第2の窓37の上部は円弧面の形状を有し、車体側壁と側頂部の位置の形状と同じである。第1の窓36は、面積が大きく、幅が休憩所27の車体側壁15における幅に相当し、第2の窓37は面積が相対的小さく、全体として長尺状をなす。第1の窓36と第2の窓37構造は、車体側壁15全体の強度および剛性を確保することを前提としたものであり、コンパートメント対応する窓面積および窓の全高を増大させるだけではない、コンパートメント25の照明効果を確保するだけでなく、窓の視界を大幅に増大させ、視覚効果を改善し、乗客に最高の視野とユーザーエクスペリエンスを提供。
VIP乗客のより高いニーズを満足するために、休憩所27においてさらに投影装置が設置され、投影装置の投影スクリーンは第1の窓36の位置に取り付けられており、乗客が2人掛けソファー30に着座すると投影を見ることができる。使用されていないとき、それは第1の窓36の上の窓枠内に隠されている。使用されているとき、それは第1の窓36の前で覆われる、すなわちそれは投影スクリーンまたはカーテンとして使用できる。
コンパートメント25のコンパートメント隔壁24の外側の表面に装飾灯の部屋ナンバー灯が取り付けられ、装飾灯および部屋ナンバー灯はコンパートメントドア26に取り付けられてもよく、部屋ナンバー灯は、乗客が乗った後にコンパートメント25のナンバーが正しいかどうかを確認するのに便利である。装飾灯およびナンバー灯は構造が実施例二の記載と同じである。
実施例四
図3、図6に示すように、車室の端部に旅客用ドア3に面する領域通り道プラットフォーム38があり、乗客は旅客用ドア3から乗った後又は降りる前に一時留まる移行区域であり、通り道プラットフォーム38は全体的に円形に設計され、円形の通り道プラットフォーム38の一方の側に車室端ドア39が開口され、円形通り道プラットフォーム38の他方の側に通り道40を介して隣接する他の車室が接続される。二つの車室間の接合部における通り道プラットフォーム38は円形構造に設計され、審美性を高め、一方で、通り道プラットフォーム38の面積を相対的に増加させ、当該通り道プラットフォーム38によって収容され得る人々の数を増加させ、ここでの人員の通過スペースが広がり、乗降人数が多い場合の渋滞状態を効果的に改善することができ、乗客の快適性をさらに向上させることができる。
円形通り道プラットフォーム38の周辺には円弧状の隔壁が設けられ、隔壁が通り道プラットフォーム38と車室とを仕切り、隔壁により通り道プラットフォーム38内の各機能領域によって仕切られる。隔壁は複合木質板の構造を採用し、複合木質板の最外層は一層の装飾板であり、装飾板は木紋のパターンを採用し、隔壁の全体的な美的効果を改善する。乗客が乗降するのを容易にするために、旅客用ドア3の入口の少なくとも一つの隔壁に肘掛けが取り付けられ、このましくは、両側の隔壁にそれぞれ一つの肘掛けが取り付けられ、乗客が乗降するのを容易にするとともに、乗客が乗降する安全を確保する。
乗客が乗降するのを容易にするために、この実施例において、旅客用ドア3の入り口の少なくとも一方の隔壁にナンバー灯および装飾灯が設置され、ナンバー灯は、乗客が乗った後に車室が正しいかどうかを確認するのに便利であり、装飾灯は、照明の役割を果たすだけでなく、装飾の役割も果たし、通り道プラットフォーム38の全体的な美的効果を向上させることができ、装飾灯、およびナンバー灯は構造が実施例二における記載と同じである。通り道プラットフォーム38の頂部にさらに一つのシーリングライト(不図示)が取り付けられ、照明および装飾効果をさらに高める。
円形の通り道プラットフォーム38の周りに洗面台41、トイレ42、レジャーエリア43、配電箱44などの施設が設置されている。洗面台41はその中の一つの旅客用ドア3の入口側に設置され、即ち、洗面台41が旅客用ドア3とこの車室の車室端ドア13との間の空間に取り付けられるので、既存の列車内に独立して設置された洗面所を省略することに相当し、旅客用ドア3の入口側と側方の隔壁との間の空間デッドスペースを活用する。洗面台41は一つの洗面台と蛇口を含み、他の下水道の管などの設備が洗面台41の下方の隔壁14によって囲まれるキャビネット内に隠れ、洗面台41の上方に、乗客がタオルなどの物を置くための一つの置物棚が固定的に取り付けられる。置物棚の上方の隔壁に、さらにミラーと1つまたは2つのスポットライトミラーと1つまたは2つのスポットライトが取り付けられ、乗客が使用しやすい。ビジネス席車室は、空間の制限に応じて流しを設置しなくてもよい。
通り道40の一側にトイレ42が設置され、トイレ42が洗面台41と対向し、それぞれ当該旅客用ドア3の両側に設置される。トイレ42において、便器、流しなどが設置され、トイレ42において、さらに一つの独立した空間を簡略化するシャワー室として仕切り、乗客が使用しやくなる。トイレ42の隔壁に標識灯が設置されている。
この実施例において、他方の旅客用ドア3の側、すなわち、トイレ42に面する通り道40の他方側において、乗客が一時レジャーする際に使用されるレジャーエリア43として、当該レジャーエリア43において、レジャー用ソファーなどのレジャー用具がレジャー用領域43に配置され、乗客が使用するために、単純なコーヒーテーブルをレジャー用ソファーの隣に配置することができる。
旅客用ドア3の他方側のレジャーエリア43と対向する領域において、配電箱44が取り付けられ、配電箱44と洗面台41とはそれぞれ車室端ドア13の両側に設置され、洗面台41と同様に、配電箱も旅客用ドア3の入口と側方の通り道プラットフォーム隔壁との間の空間デッドスペースを十分に活用する。
本発明において、洗面台41、トイレ42、レジャーエリア43、配電箱44などの施設は、円形の通り道プラットフォーム38を巡って設計され、通り道プラットフォーム38全体の空間構造は非常にコンパクトとなり、通り道プラットフォーム38内の各施設に対する合理的レイアウトにより、車室の端部の空間利用率を大幅に向上させ、乗客が使用しやすくなるだけでなく、乗客により多い機能を提供し、その分、乗客の可動領域の面積が増加し、列車の機能性および快適性が向上し、特に長距離列車の乗客に良いサービスを提供する。
実施例五
図8ないし図11に示すように、この実施例において、二層の車両は二層のヘッド車車室69をさらに含み、ヘッド車車室69の上層が観光車室48であり、観光エリアが設置され、この観光エリアが運転室68よりも高い部分から形成され、下層車室がバー車室49である。
図10に示すように、バー車室49においてバーテーブル50、バー椅子51およびワインクーラー52が取り付けられ、バーテーブル50がバー車室49の中央に一列に配置され、複数のバー椅子51はそれぞれバーテーブル50の両側に設置され、ワインクーラー52はバー車室49の一つの隅に設置され、バー車室49の両側の壁に、サイドウインドウ53が設置され、乗客はバー車室49において楽しませ、リラックスすることができる。
上層の観光車室48と下層のバー車室49との間に通過するための円形階段54が設置され、ヘッド車車室の端部にヘッド車ドア55に連痛する通り道プラットフォーム38を有し、ヘッド車ドア55は中間車室の旅客用ドア3と同じ層にあり、乗客はヘッド車ドア55から乗った後又は隣り合う他の中間車室から入った後に、通り道プラットフォーム38を通過して階段54に沿って上へ観光車室48に入って、階段54に沿って下へバー車室49に入る。
図8、図9に示すように、観光車室48は運転室よりも高い部分を有し、この部分の車体において観光のための観光車窓67が設置される。観光車室48は、全体として運転室よりも高くなってもよいが、できるだけ車両の重心を低くし、車体の空気抵抗を小さくするためには、このましくは、観光車室48の上半分のみを運転室よりも高くし、観光機能を満たしながら車高を低くする。
観光車室48の運転室よりも高い部分の車体において観光車窓67が設置される、観光車窓67はガラスまたは他の透明材料であってもよい。この実施例において、観光車窓67は、視覚効果を向上させることができ、車体全体の構造強度を確保することができる中空の二層ガラス構造を採用することが好ましい。
この実施例において、観光車室48の前端部と両側部には観光窓67が設けられていることが好ましい,観光窓67は、観光車室48の車体の前端部から両側にかけて連続したリング状構造を有することがより好ましい。乗客は観光車室48に乗った際に、三つの面の円形の観光用窓67を通して車の視界を楽しむことができ、そしてパノラマの視界経験は大いに改善され、それは車両の機能性および快適性を大いに改善する。
この実施例において、観光車窓67の高さは運転室よりも高い位置から上へルーフ板の位置まで延伸し、車室の全体にとって、観光車窓67は車体側壁とルーフとの接続する側頂部の位置に取り付けられ、観光車窓67の高さ方向は車体の形状と円弧状に一致しているので、キャブ部よりも高い車体の側壁と前壁は全て観光窓67であり、観光窓67の高さを増大し、観光窓67の面積を増大し、乗客の視認効果を保証でき、そして車両全体の全体的な外観を改善することができる。
観光車室48の運転室よりも高い部分の前端部および両側の車体において複数の観光車窓67を取り付けるための開口が設置され、窓ガラスは接着剤で開口部の窓枠に固定されており、窓枠はボルトで車体フレームに固定される。この実施例において、好ましくは、車体の前端部に1個の開口部を形成し、各辺の側部に2〜3個の開口部を形成することで、観光窓67の水平方向の幅を広くし、観光窓67の面積を大きくすることができる。それは乗客の視認効果を保証し、車体全体の構造強度を確保することができる。
車両全体の見栄えをさらに良くするために、観光車室48の運転室よりも高い部分の前端部および両側部の車体外面に、即ち観光車窓67の外面にさらに一層の透明材料が配置され(不図示)、このように、外観からは、運転室の車体の全ての側面と前端は、見栄えの良い透明な材料である。
観光車窓67の上縁や下縁等には、不図示の装飾灯を設置してもよい。装飾灯は、帯状のLEDランプであってもよく、照明としてだけでなく、装飾としても機能し、観光車室48の全体的な美観が向上する。
運転中の車体の空気抵抗を減少させるために、運転室の外側ケーシングと観光車室48の外側ケーシングとの間の傾斜面または湾曲面によって流線形の移行部を実現することができ、図8に示すように、段差構造移行では、運転室と観光車室48との段差が滑らかに曲面状に移行するとともに、観光車48の走行部の外装ケースの前端部も水平方向に湾曲している。ヘッドの前端部の前端部および両側部にも、空気の流れを案内することを主たる機能とするU字状の凹部(不図示)が形成されている。車体の高さを大きくし、窓ガラス面積を大きくすることを前提として、車体ヘッドの全体形状を合理的に設計することにより、フロントエンドの強度を確保し、高速で空気抵抗を低減して良好な空力性能を得ることができる。ヘッドの前端のブロッカーは、ヘッドの円弧に沿って前方に突出する構造を採用することもでき、これは大きな異物を排除し、運転の安全性を確保するためにより有利である。
観光車室48の運転室よりも高い部分の接合部において、即ち、観光車窓67の下縁において、下に凹んだ構造を有し、当該下に凹んだ構造は観光車窓67の下縁に沿ってリング状に設置され、その主な機能は空気流を案内することであり、車両の運転中の空気抵抗をさらに減らして、車両が優れた空力性能を発揮し、車両の走行速度と安定性を確保します。
観光車窓67がリング状に設置されるので、観光中の観光効果および快適性を向上させるために、観光車室48に円形の観光窓67に沿ってリング状に設けられた観光シート57が設けられている。観光シート(観光用座席)57は観光車窓67に沿って設置され、リング状の観光シート57によって囲まれる中間部は観光車室48の車室通り道58であり、このように、乗客が観光シート57に座ると全景の鑑賞体験を得ることができ、また途中で景色と景色を楽しむことができるので、より完璧な外観を見ることができます。
図9、図11に示すように、リング状の観光シート57は背もたれ59、クッション60、およびベース61を含み、背もたれ59とクッション60は中間のスポンジと外側の装飾布で構成され、クッション60がベース6に取り付けられる。背もたれ59、クッション60及ベース61は、観光車室48の前端部および車室の両側はリング状に設置される。
この実施例において、ベース61は、観光席57の高さを高くするために階段状に形成されている。ベース61の段数および全体の高さは、観光席57上に一般人体が乗って後方視線が高くなる程度である。従って、好ましくは、ベース61は2段構造であり、クッション60は、上層の第2段に取り付けられ、下層の第1段は外へ突出し、オットマン62とし、構造が単純であるだけでなく、大幅に乗客の快適性を向上させる。当該観光シート57は、構造が単純であるだけでなく、全体として美観であり、そして、観光車室48の限られた空間を十分に活用する。
ベース61の各段は、縦支持板63と水平のパネル64とからなり、各段のパネル64の縁部には装飾灯(不図示)が取り付けられている、装飾灯は帯状のLEDランプを採用してもよく。照明の役割を果たすだけでなく、観光車室の全体的な美観を向上させる。
観光シート57の上に物品を載置するための少なくとも1つの載置台65を含み、使用しやすくするために、両側の観光シート57の上に二つの載置台65が対称的に設置され、載置台65は背もたれ59一体的に前方に突出する背もたれ59の一部によって形成される、観光シート57全体としては両側が内側に凹んだ形状となっている。載置台65の上面に金属的な質感を有する装飾板が設置され、ワイングラスやウォーターカップなどを置く、使用しやすくなるだけでなく、観光車室48の全体的な美観を向上させる。
この実施例において、観光車室48のルーフ板に観光のためのサンルーフ66が開口される、観光シート57に座っている乗客は、周囲の観光窓67を通して車外の景色を見ることができ、またルーフの天窓66を通して空を見ることができる。車体のルーフ板にサンルーフ66を取り付けるための開口が設置され、天窓ガラスはゲルで開口の窓枠に固定され、窓枠はボルトを介して車体スケルトンに固定される。
階段54に列車情報を表示するためのディスプレイが取り付けられ、観光車室48の階段54の入口に一つの仕切りが設置され、仕切り56が下層バーの階段の入口までが設置され、仕切り56に新聞、雑誌などを配置するための組込型の置物ラックが設置され,乗客は使用しやすくなる。
実施例六
図1、図12に示すように、この実施例において、下層の貨物用車室2は、一方の側から他方の側までの貫通構造であり、中間は縦支持構造45によって複数の独立した空間に区画され、一部の空間が設備倉であり、他の部分の空間が貨物倉であり、設備倉は、エアコンなどの車用設備を収納するために用いられ、貨物倉は、貨物を輸送するために用いられ、設備倉が台車の上方に位置し、貨物倉が二つの台車の真ん中に位置する。
支持構造45は、その全体構造強度を確保するために金属フレーム構造を採用することが好ましく、支持構造45は、車体幅方向に沿って配置され、上層の旅客用車室1を支持する作用以外、貨物用車室2の貨物倉を複数の多数の異なる機能的エリアに分割し、異なる種類を分離して置くのを容易にし、商品の識別と積み降ろしを容易にする。
貨物用車室2bの設備倉の車体幅方向における両側にそれぞれスカートパネルが取り付けられ、貨物倉車体幅方向における両側においてそれぞれ一つの折れ戸70が設置される。折れ戸70は、上扉70aと下扉70bを含み、上扉70aと下扉70bとの間はヒンジで連結され、折れ戸70を開くと、上扉70aと下扉70bとは折り畳まれ重なり合い、扉本体の開放が実現される。折れ戸70の設置により、開放口半径を効果的に縮小し、必要なスペースを縮小し、そして貨物またはコンテナ10の積み降ろしを容易にすることができる。
折れ戸70の上扉70aの頂部は車体スケルトンにヒンジ連結され、折れ戸70と支持構造45との間に折れ戸70を支持するためのドア支持機構46が取り付けられる。ドア支持機構46は上扉70aと支持構造45との間に設置される倉ドア支持ロッドであり、倉ドア支持ロッドは弾性支持構造である。倉ドア支持ロッドはシリンダと支柱を含み、シリンダの一端は支持構造45とヒンジ結合され、シリンダの動力端は支柱の一端に固定され、支柱の他端は上部ページに固定される。ドアを開くと、シリンダが支柱を駆動して伸長させ、上扉70aをひっくり返し、下扉70bをひっくり返して上扉70a上に折り畳む。ドアを閉じると、支柱が引っ込められ、上扉ページ70aが反転され、下下扉70bがひっくり返されて上扉70aと共にドアを形成する。
貨物用車室2において貨物倉の床が設置され、貨物倉床は複数の直方体ブロックに分割され、各貨物倉床に複数のボール71が設置され、ボール71は貨物又はコンテナが貨物倉内を移動できるために用いられ、貨物およびコンテナを自由に変位させ、貨物の積み降ろしの自動的操作を実現しやすくなる。
貨物倉において、貨物又はコンテナの固定および位置決めのための昇降位置決め構造72が設置される。昇降位置決め構造72が二つの隣り合う直方体ブロック貨物倉床の間に設置され、昇降位置決め構造72の断面形状は”凸”であり、昇降位置決め構造72は貨物運送コンテナ10の底部と合わせる。コンテナ10が適所に積載されると、昇降位置決め構造72は持ち上げられコンテナ10を固定させるので、ラックの運転中にコンテナ10が揺れ、車体の構造および内部貨物を損傷することを防ぐ。
到達して貨物を降ろす場合に、折れ戸70が上方に開かれ、荷降ろしが必要なコンテナ10がロボットによって自動的に認識され、ロポットは貨物用車室2内のコンテナ10を列車の幅方向に沿って車室へ押し出され、コンテナ10は貨物降ろし路8へ押し入られ、コンテナ10は貨物降ろし路8からプラットフォームへ輸送され、貨物降ろしが完了する。または、ロポットはコンテナ10を押しながら、コンテナ10を介して列車の貨物用車室2に入って、元の車室内のコンテナ10を貨物用車室2から貨物降ろし路8に押し出し、貨物は貨物降ろし路8からプラットフォームに輸送され、貨物の降ろしが完了する。自動的積み降ろしを実現し、積み、降ろしを同時に行うことができ、積み降ろし効率が高め、押し入れ、押し出しの積み降ろし方式は効率的で省スペースになる。
支持構造45は中空サポート構造であり、2つの横方向フレームと2つの縦方向フレームとからなるフレームと、フレーム内に固定されかつ横方向フレームおよび/または縦方向フレームに固定された補強フレームとを含む。
2つの横フレームはそれぞれ貨物倉の頂部と底部に固定され、2つの垂直フレームは貨物室の両側にそれぞれ固定され、2つの横フレームと2つの垂直フレームは「口」形のフレームを形成する。フレームにおいて補強フレームが設置され、横補強フレームと傾斜補強フレームを含み、横補強フレームが二つの補強フレームの間に設置され、傾斜補強フレームがそれぞれ横補強フレームと横フレームとの間、横補強フレームと縦フレームの間に固定される。上記の構造設置により、支持構造45全体は、貨物倉の安全要件を満たすのに十分な支持強度を有する。トラックの重量を減らすために、この実施例では、横フレーム、縦フレームおよび補強フレームは中空フレームである。
実施例七
上記実施形態との相違点は、旅客用車室1において、一定の領域を区画し、例えば車室の端部の領域であり、商品を収納するための補助貨物領域とする点である。貨物車室2内には、同様に、一定の領域を区画し、乗客用の補助乗客区域とし、これにより車両の機能性をさらに向上させることができる。
上述のように、図面と合わせて提供する方案の内容は、類似する技術案を導き出すことができる。本発明の技術案から逸脱しない内容であれば、本発明の技術的実体に従ってなされるあらゆる単純な修正、均等な変更、および修正は本発明の技術案の範囲に含まれる。
1 旅客用車室
2 貨物用車室
2a 設備倉
2b 貨物倉
3 旅客用ドア
4 貨物用ドア
5 旅客輸送プラットフォーム
6 貨物運送プラットフォーム
7 貨物積み通り道
8 貨物降ろし路
9 積み降ろし設備
10 コンテナ
11 接続路
12 シートユニット
13 車室通り道
14 シート間壁
14a 横隔壁
14b 縦隔壁
15 車体側壁
16 シート
17 オットマン
18 テーブル
19 ファンクションチェア
20 ウォールランプ
21 旅客用車室ドア
22 テレビ
23 隔壁ドア
24 コンパートメント隔壁
25 コンパートメント
26 コンパートメントドア
27 休憩所
28 トイレ
29 仕切り板
30 2人掛けソファー
31 ソファースツール
32 置物棚
33 流し
34 便器
35 バスタブ
36 第1の観光窓
37 第2の観光窓
38 通り道プラットフォーム
39 車室端ドア
40 通り道
41 洗面台
42 トイレ
43 レジャーエリア
44 配電箱
45 支持構造
46 ドア支持機構
47 待合区
48 観光車室
49 バー車室
50 バーテーブル
51 バー椅子
52 ワインクーラー
53 サイドウインドウ
54 階段
55 ヘッド車ドア
56 仕切り
57 観光シート
58 車室通り道
59 背もたれ
60 クッション
61 ベース
62 フットレスト
63 支持板
64 パネル
65 載置台
66 サンルーフ
67 観光車窓
68 運転室
69 ヘッド車車室
70 折れ戸
71 ボール
72 昇降位置決め構造

Claims (18)

  1. 二層の鉄道車両であって、
    上層の車室と下層の車室とを含み、それぞれは旅客が乗用するための旅客用車室、貨物を積荷するための貨物用車室であり、前記旅客用車室と貨物用車室とに、それぞれ、旅客が乗降するための旅客用ドアと、貨物を積み降ろすための貨物用ドアとが設置され、
    二層のヘッド車車室をさらに含み、前記ヘッド車車室の上層が観光車室であり、前記観光車室に観光エリアが設置され、この観光エリアが運転室よりも高い部分から形成され、
    前記運転室の外側ケーシングと前記観光車室における前記運転室よりも高い部分の外側ケーシングとの間は、段差構造によって移行し、
    前記運転室と前記観光車室との段差構造の部位は曲面状に滑らかに移行し、
    前記観光車室における前記運転室よりも高い部分の外側ケーシングの前端部も水平方向に曲面状に伸び
    前記旅客用車室において、車体の長手方向に沿って設置された二列のシートユニットを含み、前後の二つの前記シートユニットは車体の長手方向にずらして重ね合わせて取り付けられ、前記シートユニットはシートを含み、前記シートがシートの位置している側の側壁方向に傾斜して設置され、
    前記シートユニットのそれぞれはシート間壁によって仕切られ、前記シート間壁が横隔壁と縦隔壁とからなり、前記横隔壁はS字形であり、前記シートはこのシートユニットの横隔壁の外側の外へ凹んだ空間と、前のシートユニットの横隔壁の内側の内へ凹んだ空間とで延伸することを特徴とすることを特徴とする二層の鉄道車両。
  2. 前記旅客用車室において、貨物を収納するための補助貨物エリアが設置され、前記貨物用車室において、乗客が使用するための補助旅客エリアが設置されていることを特徴とする請求項1に記載の二層の鉄道車両。
  3. 前記上層の車室は旅客用車室であり、前記下層の車室は貨物用車室であることを特徴とする請求項1に記載の二層の鉄道車両。
  4. 前記縦隔壁に隔壁ドアが設置され、前記隔壁ドアは引戸であり、前記縦隔壁は中空の構造であり、前記隔壁ドアは開状態において前記縦隔壁の内部に隠れることを特徴とする請求項に記載の二層の鉄道車両。
  5. 前記シートユニットのそれぞれに、シート、オットマン、テーブル、およびファンクションチェアが取り付けられ、前記シートは背もたれ、クッション、および移動機構からなり、前記移動機構は前記背もたれとクッションとを移動させ座位、臥位、および任意のもたれ位の間に切り替え、前記オットマンはシートの直前に取り付けられ、前記シートが臥位にある場合に、前記オットマン、クッション、背もたれは水平の寝台を形成し、前記テーブルとファンクションチェアは前記シートにおける側壁に向かう側部に取り付けられることを特徴とする請求項に記載の二層の鉄道車両。
  6. 前記シートユニットのそれぞれに対応して車体に1セットの車窓が設置されることを特徴とする請求項に記載の二層の鉄道車両。
  7. 前記旅客用車室において、コンパートメント隔壁によって仕切られる複数のコンパートメントを含み、コンパートメント隔壁に、コンパートメントドアが設置され、前記コンパートメントのそれぞれに、休憩所とトイレとがあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の二層の鉄道車両。
  8. 前記休憩所には、坐臥兼用装置が取り付けられ、前記トイレと前記休憩所との間は仕切り板で仕切られ、前記仕切り板にトイレドアが取り付けられることを特徴とする請求項に記載の二層の鉄道車両。
  9. 前記坐臥兼用装置は、坐、臥の変換を実現できるソファー及びソファースツールを少なくとも1セット含み、前記ソファーは、臥位にある場合にソファースツールと組み合わせて水平の寝床を形成することを特徴とする請求項に記載の二層の鉄道車両。
  10. 車室通り道に隣接するコンパートメント隔壁は複数の円弧状隔壁からなる波形状の構造であることを特徴とする請求項に記載の二層の鉄道車両。
  11. 前記休憩所に対応する車体側壁に第1の窓が設置され、前記トイレに対応する車体側壁に第2の窓が設置されていることを特徴とする請求項に記載の二層の鉄道車両。
  12. 前記貨物用車室は、一方の側のヘッド車から他方の側のヘッド車まで貫通する貨物倉空間を有し、前記貨物倉空間に支持構造が設置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の二層の鉄道車両。
  13. 前記貨物倉空間は前記支持構造によって複数の空間に分割され、一部の空間が設備倉であり、他の空間が貨物倉であり、前記設備倉の両側に設備倉スカートパネルが設置され、前記貨物倉の両側に貨物用ドアが設置されることを特徴とする請求項12に記載の二層の鉄道車両。
  14. 前記支持構造は、中空のサポート構造であることを特徴とする請求項12に記載の二層の鉄道車両。
  15. 前記貨物倉に貨物倉の床が設置され、前記貨物倉の床に、貨物が貨物倉内を変位するための複数の列のボールが設置されていることを特徴とする請求項13に記載の二層の鉄道車両
  16. 前記貨物用ドアは折れ戸であることを特徴とする請求項13に記載の二層の鉄道車両。
  17. 前記折れ戸は上扉と下扉とを含み、上扉と下扉とはヒンジ連結され、前記上扉の頂部は車体スケルトンにヒンジ連結して、前記折れ戸と支持構造との間に前記折れ戸を支持するためのドア支持機構が取り付けられていることを特徴とする請求項16に記載の二層の鉄道車両。
  18. 前記旅客用車室と貨物用車室とに対応して、上層のプラットフォームと、下層のプラットフォームが設置され、それぞれは旅客輸送プラットフォーム、貨物運送プラットフォームであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の二層の鉄道車両。
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