JP6878837B2 - 注出口付きパウチ - Google Patents
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Description
以下、図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態の注出口付パウチ1について説明する。図1は、本発明の第1実施形態の注出口付きパウチ1の正面図である。図2は、図1の部分拡大図である。図3において(A)は図1に示すA−A線断面図であり、(B)は図1に示すB−B線断面図であり、(C)は(B)に示すC−C線断面図である。図4は、吊り下げられた状態の注出口付パウチ1を示す斜視図である。図5は、吊り下げられた状態の注出口付パウチ1を示す正面図である。
パウチ本体2は、流動性を有する内容物を収容する内容物収容部26(図3参照)を有する。内容物収容部26に収容される内容物は、流動性を有すれば特に制限されない。内容物としては、例えば、ジュース類、果汁類、ゼリー状飲料、栄養ドリンク剤等の飲料品や、液体状又は粉末状の調味料、その他種々の飲食品が挙げられる。また、内容物としては、各種の日用品、医薬品が挙げられる。
図1、図2、図3(A)に示すように、注出口6は、パウチ本体2に収容されている内容物を注出する口部材である。注出口6の筒部61は、パウチ本体2の上端部31を含むように取り付けられている。注出口6は、プラスチック成形体から形成されており、例えば、射出成形法で作製することができる。
フランジ部62は、前面フィルム21の内面と背面フィルム22の内面とによって挟まれていない筒部61の上部の外周面から延出しており、上下方向D1に複数個設けられている。フランジ部62の厚さ方向は上下方向D1である。
キャップ69は、注出口6の貫通孔を封鎖するものであり、注出口6の筒部61の上部に対して着脱自在である。第1実施形態では、着脱自在な構成は、螺合により実現されている。なお、着脱自在な構成は螺合に制限されない。また、キャップは、打栓式のものであってもよいし、注出口6から一旦外すと、再度の装着が不可能な構成であってもよい。
図1に示すように、パウチ本体2の前面を形成する前面フィルム21には、表示部24が設けられる。パウチ本体2の背面を形成する背面フィルム22には、表示部(図示せず)が設けられていてもよく、又は、設けられていなくてもよい。表示部24は、各種の表示内容が記載された部位である。表示内容は、特に制限されないが、例えば、注出口付パウチ1に係る商品の内容、商品名(ロゴマークを含む)、商品の製造者名(ロゴマークを含む)、商品のイメージイラストが挙げられる。図1には、イメージイラストとして、熊が大きなリンゴを抱えたイラストが示されているが、これに限らず、文字、数字、記号、図形、絵柄やこれらの組合せであってもよい。
図1、図2に示すように、側部シール部50は、上下方向D1に延びている。側部シール部50は、注出口取付シール部40と接続する第1側部シール部51と、第1側部シール部51の下部と連続する第2側部シール部52とに区画されている。第1側部シール部51は、パウチ本体2の上縁まで延びている。第2側部シール部52は、底部シール部55に連続している。図2に示すように、第1側部シール部51の幅W51は、第2側部シール部52の幅W52よりも広くなっている。パウチ本体2(前面フィルム21、背面フィルム22)の側縁(横方向D2の外縁。以下同様)と、第1側部シール部51の側縁と、第2側部シール部52の側縁とは、一致している。そのため、第1側部シール部51の内縁513(横方向D2の内縁。以下同様)は、第2側部シール部52の内縁521よりも横方向D2の内側に位置している。例えば、左側の第1側部シール部51の内縁513は、左側の第2側部シール部52の内縁521よりも右方向D22に位置している。
第1実施形態においては、前述の各幅W51、幅W511、幅W512及び幅W52は一定である。なお、一定ではない場合には、幅W51及び幅W511においては、最も広い幅を意味し、幅W512及び幅W52においては、非延出領域512と第2側部シール部52との接続部の幅を意味する。
図1、図2に示すように、吊り下げ手段7としての貫通孔79は、注出口付きパウチ1を吊り下げるときに用いられる吊り下げ手段であり、パウチ本体2の仮想延長部分45に設けられる。貫通孔79は、注出口取付シール部40の形成時又は形成後に、形成される。その場合、前面フィルム21に形成される貫通孔79と背面フィルム22に形成される貫通孔79との位置は、自ずと一致する。
以上の構成を有する注出口付パウチ1は、以下のように吊り下げられる。パウチ本体2の貫通孔79(吊り下げ手段7)を展示用の吊り下げ用フックPの先端部P1に接近させて、吊り下げ用フックPの先端部P1を貫通孔79に挿通させる。その結果、図4及び図5に示すように、注出口付パウチ1は、吊り下げ用フックPに吊り下げされ、展示され、又は陳列される。
次に、本発明の第2実施形態の注出口付パウチ1Aについて、図6を参照しながら説明する。図6は、本発明の第2実施形態の注出口付きパウチ1Aの正面図である(図2対応図)。第2実施形態では、主に第1実施形態との相違点について説明する。そのため、第1実施形態と同一(又は同等)の構成については、詳細な説明を省略する。また、第2実施形態において特に説明しない点については、第1実施形態の説明が適宜に適用又は援用される。第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が奏される。これらについては、第3実施形態においても同様である。
次に、本発明の第3実施形態の注出口付パウチ1Bについて、図7を参照しながら説明する。図7は、本発明の第3実施形態の注出口付きパウチ1Bの正面図である(図1対応図)。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。
例えば、吊り下げ手段は貫通孔に制限されない。
吊り下げ手段7は、貫通孔79及び切り込み線70に制限されない。
切り込み線70は、略C字状に制限されず、吊り下げ手段として機能可能な限り、各種形状を取ることができる。
第1側部シール部51の内縁513は、上下方向D1に平行に延びているが、これに制限されない。第1側部シール部51の内縁は、横方向D2の内側に向かって斜め上方に延びていてもよい。言い換えると、横方向D2に一対の第1側部シール部51の内縁は、上方向D11に向かうに従って徐々に間隔が狭くなるように、傾斜していてもよい。
2 パウチ本体
6 注出口
21 前面フィルム
213 側部
22 背面フィルム
223 側部
24 表示部
26 内容物収容部
31 上端部
32 底部
34 マチ部
40 注出口取付シール部
45 仮想延長部分
50 側部シール部
51 第1側部シール部
52 第2側部シール部
521 第2側部シール部の内縁
7 吊り下げ手段
70 切り込み線
75 非連続部
79 貫通孔
D2 幅方向、水平方向
W51 第1側部シール部の幅
W52 第2側部シール部の幅
Claims (2)
- 可撓性のフィルムで構成される略矩形状のパウチ本体と、前記パウチ本体の上端部に取り付けられる注出口と、を備える注出口付きパウチであり、前記パウチ本体に設けられ且つ注出口付きパウチを吊り下げるときに用いられる吊り下げ手段を更に備える注出口付きパウチであって、
前記パウチ本体の前記前面フィルムの側部と前記背面フィルムの側部とは、側部シール部により接合されており、
前記パウチ本体は、前記フィルムとして、前面を形成する前面フィルム及び背面を形成する背面フィルムを少なくとも備え、また、底部にマチ部を備える底部ガセットパウチ形状を有するか、又は、底部にマチ部を備えない平坦パウチ形状を有し、
前記パウチ本体は、前面及び/又は背面に、表示部を有し、
前記パウチ本体の前記前面フィルムの側部と前記背面フィルムの側部とは、側部シール部により接合されており、
前記注出口は、前記パウチ本体の幅方向中央部に、注出口取付シール部により取り付けられ、
前記側部シール部は、前記注出口取付シール部と接続する第1側部シール部と、前記第1側部シール部の下部と連続する第2側部シール部とに区画されており、前記第2側部シール部は、前記パウチ本体の側縁に沿って形成されており、
前記吊り下げ手段は、前記注出口取付シール部を水平方向に延長した仮想延長部分であって、且つ、前記第1側部シール部に、配置されており、
前記第1側部シール部の幅は、前記第2側部シール部の幅よりも広くなっており、
前記吊り下げ手段は、前記第2側部シール部の内縁の延長線上に位置している、
注出口付きパウチ。 - 前記吊り下げ手段が、貫通孔である、請求項1に記載の注出口付きパウチ。
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Family Applications (1)
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2016
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