JP6874310B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体吐出装置に関する。
インクジェットプリンター等の液体吐出装置は、液体吐出ヘッドが有する吐出部を駆動して、吐出部のキャビティ内に充填されたインク等の液体を吐出させることで、記録媒体に画像を形成する印刷処理を実行する。
近年、このような液体吐出装置において、印刷処理の高速化等のために、液体吐出ヘッドとして、複数の吐出部が記録媒体の幅以上の範囲に延在するラインヘッドを採用した、所謂ラインプリンターが開発されている。一般的に、ラインプリンターは、シリアルプリンターのような、液体吐出ヘッドを往復運動させつつ印刷処理を実行する液体吐出装置と比較して、液体吐出ヘッドに設けられる吐出部の個数が多い。よって、一般的に、ラインプリンターにおいては、シリアルプリンターと比較して、液体吐出ヘッドを駆動するために、大きな電力が必要となる。このため、通常、ラインプリンターにおいては、液体吐出ヘッドを駆動するための駆動信号を、複数の配線により、液体吐出ヘッドに供給する(特許文献1参照)。
特開2016−093973号公報
ところで、液体吐出装置をメンテナンスする場合、例えば、液体吐出ヘッドを交換する場合においては、液体吐出ヘッドに駆動信号を供給するための配線を、液体吐出ヘッドから抜き差しすることがある。しかし、液体吐出ヘッドが具備する吐出部の個数が多く、液体吐出ヘッドに駆動信号を供給するための配線の本数が多い場合には、液体吐出ヘッドから配線を抜き差しする際に、配線の挿し違い等の作業ミスが生じてしまう可能性が高くなる。また、液体吐出ヘッドに駆動信号を供給するための配線の本数が多い場合には、配線の抜き差しにかかる手間が増大する。このため、液体吐出ヘッドに駆動信号を供給するための配線の本数が多い場合には、液体吐出装置のメンテナンス作業における作業の成功率や作業効率等のメンテナンス性が低下することがあった。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、液体吐出ヘッドに駆動信号を供給するための配線が多くなる場合であっても、メンテナンス性の低下の程度を小さく抑えることを可能とする技術の提供を、解決課題の一つとする。
以上の課題を解決するために、本発明に係る液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドを駆動するための第1駆動信号が供給される第1配線と、前記液体吐出ヘッドを駆動するための第2駆動信号が供給される第2配線と、前記第1配線及び前記第2配線から前記液体吐出ヘッドに対して、前記第1駆動信号及び前記第2駆動信号を中継する中継基板と、を備え、前記中継基板は、前記第1配線と接続する第1コネクタと、前記第2配線と接続する第2コネクタと、前記液体吐出ヘッドが有するヘッド側コネクタと接続する中継コネクタと、を備え、前記中継コネクタは、前記ヘッド側コネクタに対して、前記第1配線から前記第1コネクタに供給される前記第1駆動信号と、前記第2配線から前記第2コネクタに供給される前記第2駆動信号と、を出力する、ことを特徴とする。
本発明によれば、第1配線と第2配線とを、中継基板を介して、1個の中継コネクタにより液体吐出ヘッドに接続させるため、第1配線と第2配線とを、2個のコネクタにより別個に液体吐出ヘッドに接続させる場合と比較して、液体吐出装置のメンテナンス性を向上させることが可能となる。
また、本発明によれば、例えば、液体吐出ヘッドの交換または修理等を行うために、液体吐出ヘッドを液体吐出装置から取り外し、また、液体吐出ヘッドを液体吐出装置に装着する場合等において、液体吐出ヘッドに対して第1配線及び第2配線を個別に抜き差しする代わりに、中継基板の中継コネクタとヘッド側コネクタとを抜き差しすればよい。このため、本発明によれば、中継基板を備えない場合と比較して、第1配線及び第2配線の挿抜の回数を抑制することが可能となり、挿抜に起因する第1配線及び第2配線の劣化及び故障を抑制することが可能となる。
上述した液体吐出装置において、前記液体吐出ヘッドは、297ミリ以上の幅を有する記録媒体に対して、600dpi以上のドット密度での印刷が可能なラインヘッドである、ことを特徴としてもよい。
液体吐出ヘッドとしてラインヘッドを採用したラインプリンターにおいては、シリアルプリンターと比較して、液体吐出ヘッドに設けられる吐出部の個数が多くなる。特に、液体吐出ヘッドにおいて吐出部が広い範囲に設けられる場合や、ドット密度の高い印刷が要求される場合には、液体吐出ヘッドに設けられる吐出部の個数が多くなる。そして、液体吐出ヘッドに設けられる吐出部の個数が多い場合、液体吐出ヘッドの駆動に大きな電力が必要となる。
これに対して、本態様によれば、液体吐出ヘッドに対して、第1配線及び第2配線により、駆動信号(第1駆動信号及び第2駆動信号)を供給するため、液体吐出ヘッドの駆動に大きな電力が必要となる場合であっても、液体吐出ヘッドを駆動することが可能となる。
上述した液体吐出装置において、前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタのうち一方は、レセプタクルタイプのコネクタであり、前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタのうち他方は、ヘッダータイプのコネクタであり、前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタの一方または双方は、フローティング構造を有する、ことを特徴としてもよい。
この態様によれば、中継コネクタ及びヘッド側コネクタの少なくとも一方がフローティング構造であるため、振動等に起因して、第1配線、第2配線、及び、液体吐出ヘッド間の相対的な位置関係が変動する場合であっても、中継コネクタ及びヘッド側コネクタが接続された状態を維持することが可能となる。
上述した液体吐出装置において、前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタは、2点接点構造により接続する、ことを特徴としてもよい。
この態様によれば、中継コネクタからヘッド側コネクタに対する駆動信号の供給を、より確実に行うことが可能となる。
上述した液体吐出装置において、前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタは、1ピンあたり0.7アンペア以上の電流容量を有する、ことを特徴としてもよい。
この態様によれば、液体吐出ヘッドの駆動に大きな電力が必要となる場合であっても、液体吐出ヘッドを駆動することが可能となる。
上述した液体吐出装置において、前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタは、有効嵌合長が1.5ミリ以上である、ことを特徴としてもよい。
この態様によれば、中継コネクタからヘッド側コネクタに対する駆動信号の供給を、より確実に行うことが可能となる。
上述した液体吐出装置において、前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタは、厚みが5ミリ以下である、ことを特徴としてもよい。
この態様によれば、中継コネクタ及びヘッド側コネクタとして低背構造のコネクタを採用するため、低背構造のコネクタを採用しない場合と比較して、液体吐出装置の小型化を図ることが可能となる。
本発明に係るインクジェットプリンター1の構成の一例を示すブロック図である。 インクジェットプリンター1の概略的な内部構造の一例を示す斜視図である。 吐出部Dの構造の一例を説明するための説明図である。 液体吐出ヘッド3におけるノズルNの配置の一例を示す平面図である。 ヘッドユニットHUの構成の一例を示すブロック図である。 印刷処理の一例を説明するためのタイミングチャートである。 印刷信号SIと接続状態指定信号SLa及びSLbとの一例を説明するための説明図である。 接続状態指定回路32の構成の一例を示すブロック図である。 基板同士の接続の一例を説明するための説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
<<A.実施形態>>
本実施形態では、インク(「液体」の一例)を吐出して記録用紙P(「記録媒体」の一例)に画像を形成するインクジェットプリンターを例示して、液体吐出装置を説明する。
<<1.インクジェットプリンターの概要>>
図1及び図2を参照しつつ、本実施形態に係るインクジェットプリンター1の構成について説明する。ここで、図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンター1の構成の一例を示す機能ブロック図である。また、図2は、インクジェットプリンター1の概略的な内部構造の一例を示す斜視図である。
インクジェットプリンター1には、パーソナルコンピューターやデジタルカメラ等のホストコンピューター(図示省略)から、インクジェットプリンター1が形成すべき画像を示す印刷データImgが供給される。インクジェットプリンター1は、ホストコンピューターから供給される印刷データImgの示す画像を記録用紙Pに形成するための印刷処理を実行する。なお、詳細は後述するが、本実施形態では、インクジェットプリンター1がラインプリンターである場合を想定する。
図1に例示するように、インクジェットプリンター1は、インクを吐出する吐出部Dが設けられたヘッドユニットHUを具備する液体吐出ヘッド3と、インクジェットプリンター1の各部の動作を制御する制御部6と、液体吐出ヘッド3(より正確には、液体吐出ヘッド3が供える吐出部D)を駆動するための駆動信号Comを生成する駆動信号生成回路20を具備する駆動信号生成モジュール2と、液体吐出ヘッド3に対する記録用紙Pの相対位置を変化させるための搬送機構7と、インクジェットプリンター1の制御プログラム及びその他の情報を記憶する記憶部5と、を備える。
本実施形態では、図1に例示するように、液体吐出ヘッド3が、4個のヘッドユニットHUを備え、駆動信号生成モジュール2が、4個のヘッドユニットHUと1対1に対応する4個の駆動信号生成回路20を備える場合を想定する。
本実施形態において、各ヘッドユニットHUは、M個の吐出部Dを具備する吐出モジュール30と、駆動信号生成モジュール2が出力する駆動信号Comを吐出モジュール30に供給するか否かを切り替える駆動信号供給回路31と、を備える(本実施形態において、Mは、1≦Mを満たす自然数)。
以下では、各吐出モジュール30に設けられたM個の吐出部Dの各々を区別するために、順番に、1段、2段、…、M段と称することがある。また、m段の吐出部Dを、吐出部D[m]と称する場合がある(変数mは、1≦m≦Mを満たす自然数)。また、インクジェットプリンター1の構成要素や信号等が、吐出部D[m]の段数mに対応するものである場合には、当該構成要素や信号等を表わすための符号に、段数mに対応していることをを示す添え字[m]を付して表現することがある。
記憶部5は、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性のメモリーと、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、または、PROM(Programmable ROM)等の不揮発性メモリーと、を含んで構成され、ホストコンピューターから供給される印刷データImg、及び、インクジェットプリンター1の制御プログラム等の各種情報を記憶する。
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)を含んで構成される。但し、制御部6は、CPUの代わりに、FPGA(field-programmable gate array)等のプログラマブルロジックデバイスを備えていてもよい。
制御部6は、制御部6に設けられたCPUが記憶部5に記憶されている制御プログラムを実行することで、インクジェットプリンター1の各部を制御する。具体的には、制御部6は、液体吐出ヘッド3に設けられた駆動信号供給回路31を制御するための印刷信号SIと、駆動信号生成モジュール2に設けられた駆動信号生成回路20を制御するための波形指定信号dComと、搬送機構7を制御するための信号と、を生成する。
ここで、波形指定信号dComとは、駆動信号Comの波形を規定するデジタルの信号である。また、駆動信号Comとは、吐出部Dを駆動するためのアナログの信号である。駆動信号生成回路20は、DA変換回路を含み、波形指定信号dComが規定する波形を有する駆動信号Comを生成する。なお、本実施形態では、駆動信号Comが、駆動信号Com-Aと駆動信号Com-Bとを含む場合を想定する。
また、印刷信号SIとは、吐出部Dの動作の種類を指定するためのデジタルの信号である。具体的には、印刷信号SIは、吐出部Dに対して駆動信号Comを供給するか否かを指定することで、吐出部Dの動作の種類を指定する。ここで、吐出部Dの動作の種類の指定とは、例えば、吐出部Dを駆動するか否かを指定したり、吐出部Dを駆動した際に当該吐出部Dからインクが吐出されるか否かを指定したり、また、吐出部Dを駆動した際に当該吐出部Dから吐出されるインク量を指定したりすることである。
印刷処理が実行される場合、制御部6は、まず、ホストコンピューターから供給される印刷データImgを、記憶部5に記憶させる。次に、制御部6は、記憶部5に記憶されている印刷データImg等の各種データに基づいて、印刷信号SI、波形指定信号dCom、及び、搬送機構7を制御するための信号等の各種制御信号を生成する。そして、制御部6は、各種制御信号と、記憶部5に記憶されている各種データに基づいて、液体吐出ヘッド3に対する記録用紙Pの相対位置を変化させるように搬送機構7を制御しつつ、吐出部Dが駆動されるように液体吐出ヘッド3を制御する。これにより、制御部6は、吐出部Dからのインクの吐出の有無、インクの吐出量、及び、インクの吐出タイミング等を調整し、印刷データImgに対応する画像を記録用紙Pに形成する印刷処理の実行を制御する。
図2は、インクジェットプリンター1の内部構成の概略を例示する一部断面図である。図2に示すように、本実施形態では、インクジェットプリンター1が、4個のインクカートリッジ40を備える場合を想定する。なお、図2では、インクカートリッジ40が、液体吐出ヘッド3に設けられる場合を例示しているが、インクカートリッジ40は、インクジェットプリンター1の他の場所に設けられても良い。
4個のインクカートリッジ40は、シアン、マゼンタ、イエロー、及び、ブラックの、4色(CMYK)と1対1に対応して設けられたものであり、各インクカートリッジ40には、当該インクカートリッジ40に対応する色のインクが充填されている。
図2に示すように、搬送機構7は、記録用紙Pを搬送するための駆動源となる搬送モーター71と、搬送モーター71を駆動するためのモータードライバー(図示省略)と、液体吐出ヘッド3の下側(図2において−Z方向)に設けられるプラテン74と、搬送モーター71の作動により回転する搬送ローラー73と、図2においてY軸回りに回転自在に設けられたガイドローラー75と、記録用紙Pをロール状に巻き取った状態で収納するための収納部76と、を備える。
搬送機構7は、インクジェットプリンター1が印刷処理を実行する場合に、記録用紙Pを、収納部76から繰り出して、ガイドローラー75、プラテン74、及び、搬送ローラー73により規定される搬送経路に沿って、図において+X方向(上流側から下流側へ向かう方向。以下、「搬送方向Mv」と称することがある)に向けて搬送する。なお、以下では、図2に示すように、+X方向(搬送方向Mv)及びその反対の−X方向をX軸方向と総称し、+Z方向(上方向)及びその反対の−Z方向(下方向)をZ軸方向と総称し、X軸方向及びZ軸方向と交差する+Y方向及びその反対の−Y方向をY軸方向と総称する。
液体吐出ヘッド3に設けられている4M個の吐出部Dの各々は、4個のインクカートリッジ40のうち何れか1個のインクカートリッジ40からインクの供給を受ける。各吐出部Dは、インクカートリッジ40から供給されたインクを内部に充填し、充填したインクを当該吐出部Dが具備するノズルN(図3参照)から吐出することができる。具体的には、各吐出部Dは、搬送機構7が記録用紙Pをプラテン74上に搬送するタイミングで、記録用紙Pに対してインクを吐出することで、画像を構成するためのドットを記録用紙Pに形成する。そして、液体吐出ヘッド3が具備する4個のヘッドユニットHUに設けられている合計4M個の吐出部Dから全体としてCMYKの4色のインクを吐出することで、フルカラー印刷が実現される。
<<2.吐出モジュール及び吐出部の概要>>
図3及び図4を参照しつつ、吐出モジュール30と、吐出モジュール30に設けられる吐出部Dについて説明する。
図3は、吐出部Dを含むように吐出モジュール30を切断した、吐出モジュール30の概略的な一部断面図である。
図3に示すように、吐出部Dは、圧電素子PZと、内部にインクが充填されたキャビティ320と、キャビティ320に連通するノズルNと、振動板310と、を備える。
キャビティ320は、キャビティプレート340と、ノズルNが形成されたノズルプレート330と、振動板310と、により区画される空間である。キャビティ320は、インク供給口360を介してリザーバ350と連通している。リザーバ350は、インク取入口370を介して、当該吐出部Dに対応するインクカートリッジ40と連通している。
圧電素子PZは、上部電極Zuと、下部電極Zdと、上部電極Zu及び下部電極Zdの間に設けられた圧電体Zmと、を有する。そして、下部電極Zdが電位VBSに設定された給電線LHd(図5参照)に電気的に接続され、上部電極Zuに駆動信号Comが供給されることで、上部電極Zu及び下部電極Zdの間に電圧が印加されると、当該印加された電圧に応じて圧電素子PZが+Z方向または−Z方向に変位する。なお、本実施形態では、圧電素子PZとして、図3に示すようなユニモルフ(モノモルフ)型を採用する。なお、圧電素子PZは、ユニモルフ型に限らず、バイモルフ型や積層型等を採用してもよい。
キャビティプレート340の上面開口部には、振動板310が設置される。振動板310には、下部電極Zdが接合されている。このため、圧電素子PZが駆動信号Comにより駆動されて変位すると、振動板310も変位する。そして、振動板310の変位によりキャビティ320の容積が変化し、キャビティ320内に充填されたインクがノズルNより吐出される。インクの吐出によりキャビティ320内のインクが減少した場合、リザーバ350からインクが供給される。
図4は、+Z方向からインクジェットプリンター1を平面視した場合の、液体吐出ヘッド3が具備する4個の吐出モジュール30と、当該4個の吐出モジュール30に設けられた合計4M個のノズルNの配置の一例を説明するための説明図である。
図4に示すように、液体吐出ヘッド3に設けられた各吐出モジュール30には、ノズル列Lnが設けられる。ここで、ノズル列Lnとは、所定方向に列状に延在するように設けられた複数のノズルNである。本実施形態では、一例として、各吐出モジュール30において、ノズル列Ln-BKと、ノズル列Ln-CYと、ノズル列Ln-MGと、ノズル列Ln-YLと、からなる4列のノズル列Lnが設けられる場合を想定する。なお、ノズル列Ln-BKに属するノズルNは、ブラックのインクを吐出する吐出部Dに設けられたノズルNであり、ノズル列Ln-CYに属するノズルNは、シアンのインクを吐出する吐出部Dに設けられたノズルNであり、ノズル列Ln-MGに属するノズルNは、マゼンタのインクを吐出する吐出部Dに設けられたノズルNであり、ノズル列Ln-YLに属するノズルNは、イエローのインクを吐出する吐出部Dに設けられたノズルNである。また、本実施形態では、一例として、各吐出モジュール30において、4列のノズル列Lnの各々が、平面視したときに、Y軸方向に延在するように設けられている場合を想定する。
図4に示すように、本実施形態に係る液体吐出ヘッド3は、所謂、ラインヘッドである。すなわち、液体吐出ヘッド3は、インクジェットプリンター1が、記録用紙P(正確には、Y軸方向の幅がインクジェットプリンター1の印刷可能な最大の幅を有する記録用紙P)に対して印刷処理を実行する場合に、液体吐出ヘッド3の具備する合計4M個のノズルNのY軸方向における延在範囲YNLが、当該記録用紙Pの有するY軸方向における範囲YPを包含することを特徴とする。
なお、本実施形態において、範囲YPは、297ミリ以上の幅を有する範囲であることとする。すなわち、本実施形態に係るインクジェットプリンター1が具備するラインヘッド(液体吐出ヘッド3)は、A4サイズ横向きの記録用紙Pに対して印刷を行える大きさを有する。また、本実施形態において、液体吐出ヘッド3には、600dpi以上のドット密度での印刷が可能なように、ノズルNが配列されていることとする。
なお、図4に示す、液体吐出ヘッド3における4個の吐出モジュール30の配置、及び、各吐出モジュール30における各ノズル列Lnの配置は一例に過ぎない。各液体吐出ヘッド3において、吐出モジュール30及び各ノズル列Lnはどのように配置されるものであってもよい。
例えば、図4では、ノズル列LnがY軸方向に延在するように設けられるが、ノズル列Lnは、XY平面内で任意の方向に延在するように設けられるものであればよい。ノズル列Lnは、Y軸方向ともX軸方向とも異なる方向、例えば、図において斜めの方向に延在するように設けられるものであってもよい。
また、図4では、各吐出モジュール30に4列のノズル列Lnが設けられるが、各吐出モジュール30には1列以上のノズル列Lnが設けられればよい。
また、図4では、各ノズル列Lnを構成する複数のノズルNが、Y軸方向に一列に並ぶように設けられるが、図において−Y側から偶数番目のノズルNと奇数番目のノズルNのX軸方向の位置が互いに異なるように、所謂、千鳥状に配置されるものであってもよい。
<<3.ヘッドユニットの構成>>
以下、図5を参照しつつ、各ヘッドユニットHUの構成について説明する。
図5は、ヘッドユニットHUの構成の一例を示すブロック図である。上述のように、ヘッドユニットHUは、吐出モジュール30と、駆動信号供給回路31と、を備える。また、ヘッドユニットHUは、駆動信号生成モジュール2から駆動信号Com-Aが供給される内部配線LHaと、駆動信号生成モジュール2から駆動信号Com-Bが供給される内部配線LHbと、電位VBSに設定された給電線LHdと、を備える。
図5に示すように、駆動信号供給回路31は、M個のスイッチSWa(SWa[1]〜SWa[M])と、M個のスイッチSWb(SWb[1]〜SWb[M])と、各スイッチの接続状態を指定する接続状態指定回路32と、を備える。なお、各スイッチとしては、例えば、トランスミッションゲートを採用することができる。
接続状態指定回路32は、制御部6から供給される印刷信号SI、ラッチ信号LAT、及び、チェンジ信号CNGに基づいて、スイッチSWa[1]〜SWa[M]のオンオフを指定する接続状態指定信号SLa[1]〜SLa[M]と、スイッチSWb[1]〜SWb[M]のオンオフを指定する接続状態指定信号SLb[1]〜SLb[M]と、を生成する。
スイッチSWa[m]は、接続状態指定信号SLa[m]に応じて、内部配線LHaと、吐出部D[m]に設けられた圧電素子PZ[m]の上部電極Zu[m]と、の導通及び非導通を切り替える。本実施形態では、一例として、スイッチSWa[m]が、接続状態指定信号SLa[m]がハイレベルの場合にオンし、ローレベルの場合にオフする場合を想定する。
スイッチSWb[m]は、接続状態指定信号SLb[m]に応じて、内部配線LHbと、吐出部D[m]に設けられた圧電素子PZ[m]の上部電極Zu[m]との、導通及び非導通を切り替える。本実施形態では、一例として、スイッチSWb[m]が、接続状態指定信号SLb[m]がハイレベルの場合にオンし、ローレベルの場合にオフする場合を想定する。
なお、駆動信号Com-A及びCom-Bのうち、スイッチSWa[m]またはSWb[m]を介して、吐出部D[m]の圧電素子PZ[m]に実際に供給される信号を、供給駆動信号Vin[m]と称する場合がある。
<<4.ヘッドユニットの動作>>
以下、図6〜図8を参照しつつ、各ヘッドユニットHUの動作について説明する。
本実施形態において、インクジェットプリンター1の動作期間は、1または複数の単位期間Tuを含む。そして、インクジェットプリンター1は、各単位期間Tuにおいて、印刷処理を実行することができる。厳密には、インクジェットプリンター1は、各単位期間Tuにおいて、印刷処理のうち、各吐出部Dを駆動して各吐出部Dからインクを吐出させる処理を実行することができる。そして、インクジェットプリンター1は、連続的または間欠的な複数の単位期間Tuに亘って印刷処理を繰り返し実行し、各吐出部Dから1または複数回ずつインクを吐出させることで、印刷データImgの示す画像を形成する。
図6は、インクジェットプリンター1の単位期間Tuにおける動作を説明するためのタイミングチャートである。
図6に示すように、制御部6は、パルスPlsLを有するラッチ信号LATと、パルスPlsCを有するチェンジ信号CNGと、を出力する。これにより、制御部6は、パルスPlsLの立ち上がりから次のパルスPlsLの立ち上がりまでの期間として、単位期間Tuを規定する。また、制御部6は、パルスPlsCにより、単位期間Tuを2つの制御期間Ts1及びTs2に区分する。
印刷信号SIは、各単位期間Tuにおける吐出部D[1]〜D[M]の駆動の態様を指定する個別指定信号Sd[1]〜Sd[M]を含む。そして、制御部6は、単位期間Tuにおいて印刷処理が実行される場合、図6に示すように、当該単位期間Tuの開始に先立って、個別指定信号Sd[1]〜Sd[M]を含む印刷信号SIを、クロック信号CLKに同期させて接続状態指定回路32に供給する。この場合、接続状態指定回路32は、当該単位期間Tuにおいて、個別指定信号Sd[m]に基づいて、接続状態指定信号SLa[m]及びSLb[m]を生成する。
図6に示すように、駆動信号生成回路20は、制御期間Ts1に設けられた波形PXと、制御期間Ts2に設けられた波形PYと、を有する駆動信号Com-Aを出力する。本実施形態では、波形PXの最高電位VHXと最低電位VLXとの電位差が、波形PYの最高電位VHYと最低電位VLYとの電位差よりも大きくなるように、波形PX及び波形PYを定める。具体的には、波形PXを有する駆動信号Com-Aにより吐出部D[m]を駆動する場合、吐出部D[m]から中ドットに相当する量(中程度の量)のインクが吐出されるように、波形PXの波形を定める。また、波形PYを有する駆動信号Com-Aにより吐出部D[m]を駆動する場合、吐出部D[m]から小ドットに相当する量(小程度の量)のインクが吐出されるように、波形PYの波形を定める。なお、波形PX及び波形PYは、開始時及び終了時の電位が基準電位V0に設定されている。
また、駆動信号生成回路20は、制御期間Ts1及びTs2の各々に設けられた2つの波形PBを有する駆動信号Com-Bを出力する。本実施形態では、波形PBの最高電位VHBと最低電位VLBとの電位差が、波形PYの最高電位VHYと最低電位VLYとの電位差よりも小さくなるように、波形PBを定める。具体的には、波形PBを有する駆動信号Com-Bにより吐出部D[m]を駆動する場合、吐出部D[m]からインクが吐出されない程度に吐出部D[m]が駆動されるように、波形PBの波形を定める。なお、波形PBは、開始時及び終了時の電位が基準電位V0に設定されている。また、本実施形態では、最高電位VHBが基準電位V0であることとする。
図7は、単位期間Tuにおける、個別指定信号Sd[m]と、接続状態指定信号SLa[m]及びSLb[m]との関係の一例を説明するための説明図である。
図7に示すように、本実施形態では、個別指定信号Sd[m]が、2ビットのデジタル信号である場合を想定する(図7参照)。具体的には、個別指定信号Sd[m]は、各単位期間Tuにおいて、吐出部D[m]に対して、大ドットに相当する量(大程度の量)のインクの吐出(「大ドットの形成」と称する場合がある)を指定するする値(1,1)、中程度の量のインクの吐出(「中ドットの形成」と称する場合がある)を指定する値(1,0)、小程度の量のインクの吐出(「小ドットの形成」と称する場合がある)を指定する値(0,1)、及び、インクの非吐出を指定する値(0,0)、の4値のうち、何れか一つの値に設定される。
個別指定信号Sd[m]が、大ドットの形成を指定する値(1,1)に設定されている場合、接続状態指定回路32は、接続状態指定信号SLa[m]を、制御期間Ts1及びTs2においてハイレベルに設定し、接続状態指定信号SLb[m]を、制御期間Ts1及びTs2においてローレベルに設定する。この場合、吐出部D[m]は、制御期間Ts1において波形PXの駆動信号Com-Aにより駆動されて中程度の量のインクを吐出し、また、制御期間Ts2において波形PYの駆動信号Com-Aにより駆動されて小程度の量のインクを吐出する。これにより、吐出部D[m]は、単位期間Tuにおいて、合計で大程度の量のインクを吐出し、記録用紙Pには大ドットが形成される。
個別指定信号Sd[m]が、中ドットの形成を指定する値(1,0)に設定されている場合、接続状態指定回路32は、接続状態指定信号SLa[m]を、制御期間Ts1においてハイレベルに、制御期間Ts2においてローレベルに、それぞれ設定し、接続状態指定信号SLb[m]を、制御期間Ts1においてローレベルに、制御期間Ts2においてハイレベルに、それぞれ設定する。この場合、吐出部D[m]は、単位期間Tuにおいて中程度の量のインクを吐出し、記録用紙Pには中ドットが形成される。
個別指定信号Sd[m]が、小ドットの形成を指定する値(0,1)に設定されている場合、接続状態指定回路32は、接続状態指定信号SLa[m]を、制御期間Ts1においてローレベルに、制御期間Ts2においてハイレベルに、それぞれ設定し、接続状態指定信号SLb[m]を、制御期間Ts1においてハイレベルに、制御期間Ts2においてローレベルに、それぞれ設定する。この場合、吐出部D[m]は、単位期間Tuにおいて小程度の量のインクを吐出し、記録用紙Pには小ドットが形成される。
個別指定信号Sd[m]が、インクの非吐出を指定する値(0,0)に設定されている場合、接続状態指定回路32は、接続状態指定信号SLa[m]を制御期間Ts1及びTs2においてローレベルに設定し、接続状態指定信号SLb[m]を制御期間Ts1及びTs2においてハイレベルに設定する。この場合、吐出部D[m]は、単位期間Tuにおいて、インクを吐出せず、記録用紙Pにドットを形成しない。
図8は、本実施形態に係る接続状態指定回路32の構成をの一例を示す図である。図8に示すように、接続状態指定回路32は、接続状態指定信号SLa[1]〜SLa[M]、及び、接続状態指定信号SLb[1]〜SLb[M]を生成する。
具体的には、接続状態指定回路32は、吐出部D[1]〜D[M]と1対1に対応するように、転送回路SR[1]〜SR[M]と、ラッチ回路LT[1]〜LT[M]と、デコーダーDC[1]〜DC[M]と、を有する。このうち、転送回路SR[m]には、個別指定信号Sd[m]が供給される。なお、この図では、個別指定信号Sd[1]〜Sd[M]がシリアルで供給され、例えば、m段に対応する個別指定信号Sd[m]が、転送回路SR[1]から転送回路SR[m]へと、クロック信号CLKに同期して順番に転送される場合を例示している。また、ラッチ回路LT[m]は、ラッチ信号LATのパルスPlsLがハイレベルに立ち上がるタイミングにおいて、転送回路SR[m]に供給された個別指定信号Sd[m]をラッチする。また、デコーダーDC[m]は、個別指定信号Sd[m]、ラッチ信号LAT、及び、チェンジ信号CNGに基づいて、図7に従って、接続状態指定信号SLa[m]及びSLb[m]を生成する。
<<5.駆動信号生成モジュールと液体吐出ヘッドとの接続>>
以下、図9を参照しつつ、駆動信号生成モジュール2と液体吐出ヘッド3とを電気的に接続するための構成等について説明する。
図9は、駆動信号生成モジュール2及び液体吐出ヘッド3を電気的に接続するための構成と、制御部6及び駆動信号生成モジュール2を電気的に接続するための構成と、制御部6及び液体吐出ヘッド3を電気的に接続するための構成と、を説明するための説明図である。
なお、本明細書において「電気的な接続」とは、物理的に直接的に接続される場合の他に、導電性物質等を介して間接的に接続される場合も含む概念である。
図9に示すように、インクジェットプリンター1は、制御部6が設けられた制御基板600と、駆動信号生成モジュール2が具備する4個の駆動信号生成回路20が設けられた駆動基板200と、液体吐出ヘッド3が具備する4個の吐出モジュール30が設けられたヘッド基板300と、を備える。また、インクジェットプリンター1は、制御基板600と駆動基板200とを電気的に接続するためのFFC(Flexible Flat Cable)80と、駆動基板200とヘッド基板300とを電気的に接続するためのFFC81、FFC82、駆動側中継基板201、及び、ヘッド側中継基板301と、制御基板600とヘッド基板300とを電気的に接続するためのFFC83及びFFC84と、を備える。
図9に示すように、本実施形態では、一例として、インクジェットプリンター1が、4本のFFC80を備える場合を想定する。そして、制御基板600には、4本のFFC80と接続するための4個のコネクタCaが設けられ、また、駆動基板200には、4本のFFC80と接続するための4個のコネクタCbが設けられる。そして、各FFC80は、一端がコネクタCaに接続され、他端がコネクタCbに接続される。これにより、制御部6は、コネクタCa、FFC80、及び、コネクタCbを介して、波形指定信号dComを駆動信号生成回路20に対して供給することができる。
また、本実施形態では、一例として、インクジェットプリンター1が、4本のFFC81と、4本のFFC82と、4個の駆動側中継基板201と、4個のヘッド側中継基板301と、を備える場合を想定する。
そして、駆動基板200には、4個の駆動側中継基板201と接続するための4個のコネクタCcが設けられる。また、各駆動側中継基板201には、駆動基板200と接続するための1個のコネクタCdと、FFC81と接続するための1個のコネクタCe1と、FFC82と接続するための1個のコネクタCe2と、が設けられる。そして、各駆動側中継基板201のコネクタCdは、駆動基板200のコネクタCcと接続される。
他方、ヘッド基板300には、4個のヘッド側中継基板301と接続するための4個のコネクタChが設けられる。また、各ヘッド側中継基板301には、ヘッド基板300と接続するための1個のコネクタCgと、FFC81と接続するための1個のコネクタCf1と、FFC82と接続するための1個のコネクタCf2と、が設けられる。そして、各ヘッド側中継基板301のコネクタCgは、ヘッド基板300のコネクタChと接続される。
そして、各FFC81は、一端がコネクタCe1に接続され、他端がコネクタCf1に接続される。また、各FFC82は、一端がコネクタCe2に接続され、他端がコネクタCf2に接続される。
これにより、駆動信号生成回路20は、コネクタCc、コネクタCd、駆動側中継基板201、コネクタCe1、FFC81、コネクタCf1、ヘッド側中継基板301、コネクタCg、及び、コネクタChを経由して(以下、当該経路を「第1の経路」と称する)、駆動信号Comを駆動信号供給回路31に対して供給すると共に、コネクタCc、コネクタCd、駆動側中継基板201、コネクタCe2、FFC82、コネクタCf2、ヘッド側中継基板301、コネクタCg、及び、コネクタChを経由して(以下、当該経路を「第2の経路」と称する)、駆動信号Comを駆動信号供給回路31に対して供給することができる。
以下では、駆動信号生成回路20から駆動信号供給回路31に供給される駆動信号Comのうち、FFC81を含む第1の経路を経由して駆動信号供給回路31に供給される駆動信号Comを、「第1駆動信号」と称し、FFC82を含む第2の経路を経由して駆動信号供給回路31に供給される駆動信号Comを、「第2駆動信号」と称する。すなわち、本実施形態において、駆動信号生成回路20は、第1の経路により第1駆動信号を駆動信号供給回路31に供給すると共に、第2の経路により第2駆動信号を駆動信号供給回路31に供給する。
なお、本実施形態において、第1駆動信号は、駆動信号Com-A及び駆動信号Com-Bを含み、第2駆動信号は、駆動信号Com-A及び駆動信号Com-Bを含むこととする。すなわち、本実施形態では、第1駆動信号と第2駆動信号とが同一の信号である場合を想定する。
但し、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、第1駆動信号と第2駆動信号とは異なる信号であってもよい。例えば、駆動信号生成回路20は、駆動信号供給回路31に対して、第1駆動信号として駆動信号Com-Aを供給し、第2駆動信号として駆動信号Com-Bを供給してもよい。
また、本実施形態において、コネクタCc及びコネクタCdの一方は、レセプタクルタイプのコネクタであり、コネクタCc及びコネクタCdの他方は、ヘッダータイプのコネクタである。そして、コネクタCc及びコネクタCdのうちの少なくとも一方は、フローティング構造のコネクタである。このため、振動等に起因して、FFC81及び駆動基板200の間、または、FFC82及び駆動基板200の間等における相対的な位置関係が変化する場合においても、駆動側中継基板201が駆動基板200から外れることを防止し、駆動側中継基板201と駆動基板200とが接続された状態を維持することができる。
また、コネクタCc及びコネクタCdは、2点接点構造により接続し、有効嵌合長が1.5ミリ以上である。このため、コネクタCc及びコネクタCd間の電気的な接続を、より確実に維持することが可能となる。
また、コネクタCc及びコネクタCdは、複数のピンを備え、1ピンあたりの電流容量は0.5アンペア以上である。このため、コネクタCb及びコネクタCdを介して、大電流の信号を送信することができる。
また、コネクタCc及びコネクタCdは、有機溶剤系洗剤により洗浄可能なコネクタである。このため、コネクタCcまたはコネクタCdにインク等の異物が付着した場合において、当該異物を容易に除去することができる。
また、本実施形態において、コネクタCg及びコネクタChの一方は、レセプタクルタイプのコネクタであり、コネクタCg及びコネクタChの他方は、ヘッダータイプのコネクタである。そして、コネクタCg及びコネクタChのうちの少なくとも一方は、フローティング構造のコネクタである。このため、振動等に起因して、FFC81及びヘッド基板300の間、または、FFC82及びヘッド基板300の間等における相対的な位置関係が変化する場合においても、ヘッド側中継基板301がヘッド基板300から外れることを防止し、ヘッド側中継基板301とヘッド基板300とが接続された状態を維持することができる。
また、コネクタCg及びコネクタChは、2点接点構造により接続し、有効嵌合長が1.5ミリ以上である。このため、コネクタCg及びコネクタCh間の電気的な接続を、より確実に維持することが可能となる。
また、コネクタCg及びコネクタChは、複数のピンを備え、1ピンあたりの電流容量は0.7アンペア以上である。このため、コネクタCg及びコネクタChを介して、大電流の信号を送信することができる。
また、コネクタCg及びコネクタChは、有機溶剤系洗剤により洗浄可能なコネクタである。このため、コネクタCgまたはコネクタChにインク等の異物が付着した場合において、当該異物を容易に除去することができる。
また、コネクタCg及びコネクタChは、厚みが5ミリ以下の低背構造のコネクタである。このため、インクジェットプリンター1が例えば小型のプリンターであり、インクジェットプリンター1の内部において空間的な余裕が無い場合であっても、FFC81及びFFC82をヘッド側中継基板301を介してヘッド基板300に電気的に接続するための配線を設けることができる。
また、本実施形態において、制御基板600には、FFC83と接続するためのコネクタCi1と、FFC84と接続するためのコネクタCi2と、が設けられ、ヘッド基板300には、FFC83と接続するためのコネクタCj1と、FFC84と接続するためのコネクタCj2と、が設けられる。
そして、制御部6は、コネクタCi1、FFC83、及び、コネクタCj1を介して、印刷信号SI、クロック信号CLK、ラッチ信号LAT、及び、チェンジ信号CNGを、駆動信号供給回路31に対して供給しすることができる。
また、本実施形態において、ヘッド基板300には、吐出部Dが駆動信号Com(供給駆動信号Vin)により駆動された後に当該吐出部Dに生じる残留振動を検出し、当該検出の結果を示す残留振動信号を出力する残留振動検出回路(図示省略)と、液体吐出ヘッド3の温度を測定し、当該測定の結果を示す温度測定信号を出力する温度検出回路(図示省略)と、が設けられる。そして、残留振動検出回路及び温度検出回路は、コネクタCj2、FFC84、及び、コネクタCi2を介して、残留振動信号及び温度測定信号を、制御部6に対して供給することができる。なお、本実施形態において、制御部6は、残留振動信号に基づいて、吐出部Dがインクを正常に吐出することが可能か否かを判定することができ、また、温度測定信号に基づいて、液体吐出ヘッド3が所定の温度以下の温度を維持しているか否かを判定することができる。
<<6.実施形態の結論>>
以上において説明したように、本実施形態に係る液体吐出ヘッド3は、297ミリ以上の範囲YNLに亘り600dpi以上のドット密度での印刷が可能となるように、多数の吐出部Dが高密度で配置されたラインヘッドである。すなわち、本実施形態に係るインクジェットプリンター1は、液体吐出ヘッドがY軸方向に往復運動しながら印刷処理を実行するシリアルプリンター等と比較して、液体吐出ヘッド3に設けられる吐出部Dの個数が多い。このため、本実施形態に係るインクジェットプリンター1は、シリアルプリンター等と比較して、液体吐出ヘッド3の駆動に大きな電力が必要となる。
これに対して、本実施形態に係るインクジェットプリンター1は、液体吐出ヘッド3を駆動するための駆動信号Comの、駆動信号生成回路20から駆動信号供給回路31に対する供給を、FFC81を含む第1の経路と、FFC82を含む第2の経路と、により実行する。このため、液体吐出ヘッド3が多数の吐出部Dを有し、液体吐出ヘッド3の駆動に大電力を要する場合であっても、液体吐出ヘッド3の駆動に必要な駆動信号Comを、液体吐出ヘッド3に供給することができる。
また、本実施形態では、FFC81及びFFC82が、ヘッド側中継基板301を介してヘッド基板300に電気的に接続される。すなわち、本実施形態によれば、FFC81及びFFC82をヘッド基板300から着脱させる場合には、ヘッド側中継基板301をヘッド基板300から着脱させればよい。このため、本実施形態では、ヘッド側中継基板301を備えずにFFC81及びFFC82のそれぞれがヘッド基板300に直接に接続される場合と比較して、FFC81及びFFC82のヘッド基板300からの着脱が容易となる。このため、本実施形態によれば、液体吐出ヘッド3の修理等を行う場合等におけるメンテナンス性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、FFC81及びFFC82のヘッド基板300からの着脱を、ヘッド側中継基板301のヘッド基板300からの着脱により代替するため、FFC81及びFFC82のそれぞれがヘッド基板300に直接に接続される場合と比較して、FFC81及びFFC82を基板から実際に着脱する回数を抑制することが可能となる。このため、FFC81及びFFC82の劣化及び故障を抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、FFC81及びFFC82が、駆動側中継基板201を介して駆動基板200に電気的に接続される。すなわち、本実施形態によれば、FFC81及びFFC82を駆動基板200から着脱させる場合には、駆動側中継基板201を駆動基板200から着脱させればよい。このため、本実施形態では、駆動側中継基板201を備えずにFFC81及びFFC82のそれぞれが駆動基板200に直接に接続される場合と比較して、FFC81及びFFC82の駆動基板200からの着脱が容易となる。このため、本実施形態によれば、駆動信号生成モジュール2の修理等を行う場合等におけるメンテナンス性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、FFC81及びFFC82の駆動基板200からの着脱を、駆動側中継基板201の駆動基板200からの着脱により代替するため、FFC81及びFFC82のそれぞれが駆動基板200に直接に接続される場合と比較して、FFC81及びFFC82を基板から実際に着脱する回数を抑制することが可能となる。このため、FFC81及びFFC82の劣化及び故障を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態において、ヘッド基板300に接続されるヘッド側中継基板301は「中継基板」の一例であり、第1駆動信号が供給されるFFC81は「第1配線」の一例であり、第2駆動信号が供給されるFFC82は「第2配線」の一例であり、ヘッド側中継基板301に設けられFFC81と接続するコネクタCf1は「第1コネクタ」の一例であり、ヘッド側中継基板301に設けられFFC82と接続するコネクタCf2は「第2コネクタ」の一例であり、ヘッド側中継基板301に設けられヘッド基板300と接続するコネクタCgは「中継コネクタ」の一例であり、ヘッド基板300に設けられコネクタCgと接続するコネクタChは「ヘッド側コネクタ」の一例である。
<<B.変形例>>
以上の各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲内で適宜に併合され得る。なお、以下に例示する変形例において作用や機能が実施形態と同等である要素については、以上の説明で参照した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
<<変形例1>>
上述した実施形態において、駆動側中継基板201及びヘッド側中継基板301は、2本のFFC(FFC81及びFFC82)により電気的に接続されるが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、駆動側中継基板201及びヘッド側中継基板301は、3本以上のFFCにより接続されるものであってもよい。この場合、駆動に大電力を要する液体吐出ヘッド3に対しても、液体吐出ヘッド3の駆動に必要な駆動信号Comを供給することができる。
<<変形例2>>
上述した実施形態及び変形例において、駆動基板200及びヘッド基板300を電気的に接続するための構成要素には、駆動側中継基板201及びヘッド側中継基板301が含まれるが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、駆動基板200及びヘッド基板300を電気的に接続するための構成要素には、駆動側中継基板201及びヘッド側中継基板301のうち少なくとも一方が含まれていればよい。
例えば、インクジェットプリンター1は、駆動側中継基板201を備えずに構成され、駆動基板200及びヘッド基板300は、FFC81及びFFC82とヘッド側中継基板301とにより電気的に接続されてもよい。この場合、FFC81及びFFC82は、駆動基板200に設けられたコネクタに直接に接続されていればよい。
また、例えば、インクジェットプリンター1は、ヘッド側中継基板301を備えずに構成され、駆動基板200及びヘッド基板300は、FFC81及びFFC82と駆動側中継基板201とにより電気的に接続されてもよい。この場合、FFC81及びFFC82は、ヘッド基板300に設けられたコネクタに直接に接続されていればよい。
<<変形例3>>
上述した実施形態及び変形例において、液体吐出ヘッド3は4個のヘッドユニットHUを備えるが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、液体吐出ヘッド3は1個以上のヘッドユニットHUを備えていればよい。
また、上述した実施形態及び変形例において、駆動信号生成モジュール2には、駆動信号生成回路20がヘッドユニットHUと1対1に対応するように設けられるが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、駆動信号生成モジュール2には、1個のヘッドユニットHUに対して2個以上の駆動信号生成回路20が設けられてもよいし、2個以上のヘッドユニットHUに対して1個の駆動信号生成回路20が設けられてもよい。例えば、駆動信号生成モジュール2には、1個のヘッドユニットHUに対応して、駆動信号Com-Aを供給するための駆動信号生成回路20、及び、駆動信号Com-Bを供給するための駆動信号生成回路20の、2個の駆動信号生成回路20が設けられてもよい。また、例えば、駆動信号生成モジュール2には、2個のヘッドユニットHUに対応して、駆動信号Com-A及び駆動信号Com-Bを供給するための1個の駆動信号生成回路20が設けられてもよい。
また、上述した実施形態及び変形例において、インクジェットプリンター1には、駆動側中継基板201及びヘッド側中継基板301の一方または双方と、FFC81と、FFC82との組(以下、当該組を「中継部材」と称する)が、ヘッドユニットHUと1対1に対応するように設けられるが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、インクジェットプリンター1には、1個のヘッドユニットHUに対して2個以上の中継部材が設けられてもよいし、2個以上のヘッドユニットHUに対して1個の中継部材が設けられてもよい。
<<変形例4>>
上述した実施形態及び変形例では、制御部6が制御基板600に設けられ、駆動信号生成モジュール2の駆動信号生成回路20が駆動基板200に設けられるが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、制御部6及び駆動信号生成回路20は同一の基板に設けられてもよい。
1…インクジェットプリンター、2…駆動信号生成モジュール、3…液体吐出ヘッド、5…記憶部、6…制御部、7…搬送機構、20…駆動信号生成回路、30…吐出モジュール、31…駆動信号供給回路、80…FFC、81…FFC、82…FFC、200…駆動基板、201…駆動側中継基板、300…ヘッド基板、301…ヘッド側中継基板、600…制御基板、Cc…コネクタ、Cd…コネクタ、Ce1…コネクタ、Ce2…コネクタ、Cf1…コネクタ、Cf2…コネクタ、Cg…コネクタ、Ch…コネクタ。

Claims (7)

  1. 液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドを駆動するための第1駆動信号及び第2駆動信号を含む駆動信号が供給される供給配線と、
    前記供給配線から前記液体吐出ヘッドに対して、
    前記駆動信号を中継する中継基板と、
    を備え、
    前記中継基板は、
    前記供給配線と接続する複数の供給コネクタと、
    前記液体吐出ヘッドが有するヘッド側コネクタと接続する中継コネクタと、
    を備え、
    前記中継基板に設けられた前記中継コネクタの個数は、前記中継基板に設けられた供給コネクタの個数より少なく、
    前記中継コネクタは、
    前記ヘッド側コネクタに対して、
    前記複数の供給コネクタに供給される前記駆動信号を出力する、
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記液体吐出ヘッドは、
    297ミリ以上の幅を有する記録媒体に対して、
    600dpi以上のドット密度での印刷が可能なラインヘッドである、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタのうち一方は、
    レセプタクルタイプのコネクタであり、
    前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタのうち他方は、
    ヘッダータイプのコネクタであり、
    前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタの一方または双方は、
    フローティング構造を有する、
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタは、
    2点接点構造により接続する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタは、
    1ピンあたり0.7アンペア以上の電流容量を有する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の液体吐出装置。
  6. 前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタは、
    有効嵌合長が1.5ミリ以上である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の液体吐出装置。
  7. 前記中継コネクタ及び前記ヘッド側コネクタは、
    厚みが5ミリ以下である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の液体吐出装置。
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