JP6872382B2 - 加工装置及びウエーハの搬出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ウエーハを搬送する搬送手段を備えた加工装置及びウエーハの搬出方法に関する。
半導体デバイスの製造工程において、IC、LSI等の各種デバイスが複数個形成されたウエーハは、個々のデバイスに分割される前にその裏面を研削装置によって研削して所定の厚さに形成される。ウエーハの裏面を研削する研削装置では、チャックテーブルに保持されたウエーハを研削砥石で研削する。研削されたウエーハは、研削装置が備える搬送パッドで吸引保持され、チャックテーブルからスピンナー洗浄ユニットに搬送される。
このように搬送パッドでウエーハを搬送する際、搬送パッドの保持面と、吸引保持される被保持面とが接触することでウエーハの被保持面に傷を付けてしまう事態が発生し得る。このような課題に対し、ウエーハの被保持面に対して傷を付けることなくウエーハを搬送する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のウエーハ搬送方法では、ウエーハの被保持面と搬送パッドの保持面との隙間に水の層を介在させ、水の表面張力によって搬送パッドの保持面にウエーハの被保持面を保持してウエーハを搬送させている。
特開2009−252877号公報
上述したようなウエーハの搬送方法においては、ウエーハの被保持面と搬送パッドの保持面との隙間に水の層を介在させることで、ウエーハを保持し、研削屑がウエーハの被保持面に付着し難くすると共に、ウエーハの被保持面に傷が付くのを抑制することができる。一方、このような非接触によるウエーハ搬送方法では、更に研削屑の付着を抑制しつつ、ウエーハの被保持面に傷を付けることなく搬送することが要請されている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、研削屑の付着を抑制しつつ、ウエーハの被保持面に傷を付けることなく搬送することができる加工装置及びウエーハの搬出方法を提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様の加工装置は、ウエーハを保持する保持テーブルと、保持テーブルが保持したウエーハを研削砥石で研削する研削手段または保持テーブルが保持したウエーハを研磨パッドで研磨する研磨手段のいずれか1つを少なくとも備える加工手段と、加工されたウエーハを保持テーブルから搬出する搬出手段と、を備えた加工装置であって、搬出手段は、板状でウエーハを保持する保持面を有する搬出パッドと、搬出パッドを保持テーブルに対して接近および離間する方向に昇降する昇降手段と、を備え、搬出パッドは、保持面の中央に外周に向かって中心から等角度で複数形成される放水口と、放水口から外周に向かって放射状で保持面より凹ませて水を流通させる複数の放水溝と、を備え、放水溝は、搬出パッドの外周縁まで至らないことでウエーハと保持面とに水を満たし保持テーブルからウエーハが離間された後は、水によって作用する吸着力でウエーハを保持する。
この構成によれば、搬出パッドの放水口から外周に向かって放射状に形成される放水溝に通水した水によって作用する吸着力によってウエーハが保持され、保持テーブルから搬出されることから、加工後のウエーハをウェット状態で保持テーブルから搬出することができる。これにより、保持面とウエーハとの間に介在する水を流動させながらウエーハを保持できるので、研削屑が付着するのを抑制することができる。また、放水溝に通水した水によって作用する吸着力でウエーハが保持されることから、搬出パッドの保持面に非接触でウエーハを保持することができるので、ウエーハの被保持面に傷が付くのを防止することができる。
本発明によれば、研削屑の付着を抑制しつつ、ウエーハの被保持面に傷を付けることなく搬送することができる。
本実施の形態に係る加工装置の一例である研削装置の斜視図である。 本実施の形態に係る研削装置が有する搬出パッドの外観を示す斜視図である。 本実施の形態に係る搬出パッドの保持面を説明するための斜視図である。 本実施の形態に係る搬出パッドの内部構造を説明するための断面模式図である。 本実施の形態に係る搬出パッドでウエーハを搬出する際の各種工程を説明するための断面模式図である。 図5Aに示す水供給工程における搬出パッドの保持面とウエーハの被保持面との間の水流を説明するための斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係る研削装置について説明する。図1は、本実施の形態の加工装置の一例である研削装置の斜視図である。以下では、本実施の形態に係る加工装置として研削装置を用いた場合について説明するが、これに限定されず、加工装置は研磨パッドでウエーハを研磨する研磨装置であってもよい。なお、図1においては、説明の便宜上、後述する水中移動手段43に対応する部分を破断して示している。
図1に示すように、研削装置1は、被加工物であるウエーハWに対して搬入処理、研削加工処理、搬出処理からなる一連の作業を自動で実施するように構成されている。研削装置1で加工されたウエーハWは、カセットC2に棚状に収納された状態で別装置である洗浄装置に搬出され、その表面(上面)及び裏面(下面)が洗浄される。
ウエーハWは、略円形に形成されており、カセットC1に棚状に収納された状態で研削装置1に搬入される。ウエーハWの下面には、ウエーハWと同径の保護テープT(図4参照)が貼着されている。なお、ウエーハWは、研削対象となる板状部材であればよく、シリコン、ガリウム砒素等の半導体ウエーハでもよいし、セラミック、ガラス、サファイア等の光デバイスウエーハでもよいし、デバイスパターン形成前のアズスライスウエーハでもよい。
研削装置1の基台10の前方側(X軸方向側)には、複数のウエーハWが収納される一対のカセットC1、C2が配置される。カセットC1には研削加工前のウエーハWが収納される一方、カセットC2には研削加工後のウエーハWが収納される。カセットC1の後方には、カセットC1からウエーハWを取り出すカセットロボット11が設けられている。カセットロボット11の後方には、加工前のウエーハWを位置決めする位置決め機構14が設けられている。
一方、カセットC2の後方側及び下方側には、カセットC2に対して加工後のウエーハWを収納する収納手段17が設けられている。位置決め機構14と収納手段17との間には、加工前のウエーハWを保持テーブル5に搬入する搬入手段20が設けられている。また、収納手段17の後方側には、保持テーブル5から加工後のウエーハWを収納手段17に搬出する搬出手段6が設けられている。
カセットロボット11は、多節リンクからなるロボットアーム12の先端にハンド部13を設けて構成されている。カセットロボット11は、カセットC1から位置決め機構14に対して加工前のウエーハWを搬送する。
位置決め機構14は、仮置きテーブル15の周囲に、仮置きテーブル15の中心に対して進退可能な複数の位置決めピン16を配置して構成される。位置決め機構14では、仮置きテーブル15上に載置されたウエーハWの外周縁に複数の位置決めピン16が突き当てられることで、ウエーハWの中心が仮置きテーブル15の中心に位置決めされる。
搬入手段20では、搬入パッド21によって仮置きテーブル15からウエーハWが持ち上げられ、アーム22によって搬入パッド21が旋回されることで保持テーブル5にウエーハWが搬入される。
搬出手段6では、搬出パッド60及び昇降手段61によって保持テーブル5からウエーハWが持ち上げられ、旋回手段62によって搬出パッド60等に連結されたアーム63が旋回されることで保持テーブル5からウエーハWが搬出される。搬出されたウエーハWは、収納手段17に搬送される。なお、搬出手段6の詳細構成については後述する。
収納手段17は、搬出手段6の前方側に配置された水槽40と、この水槽40内の水中にカセットC2を水没させるカセット水没手段41と、水槽40内で前後方向に延在するレール42と、レール42上に配置されたウエーハWを前方側に搬送する水中移動手段43とを含んで構成される。
水槽40は、搬出手段6の前方側において、基台10と一体的に設けられている。水槽40は、カセットC2の下方側に配置されている。水槽40は、上方側に開口した形状を有し、一定量の水を収容している。なお、水槽40は、基台10から着脱可能に設けられていてもよい。
カセット水没手段41は、カセットC2が載置されるカセットステージ411と、このカセットステージ411を支持するカセットステージ昇降手段412とを有している。カセットステージ411は、水槽40の開口部に対応する位置に配置されている。カセットステージ昇降手段412は、カセットC2を載置した状態のカセットステージ411を昇降可能に構成される。詳細について後述するように、カセットステージ昇降手段412は、水中移動手段43によるウエーハWの収納時にカセットC2を水槽40内に下降させ水没させる。
レール42は、一定間隔を空けて配置された一対のレール部材421を有している。これらのレール部材421は、水槽40内に収容された水に水没する位置に配置されている。これらのレール部材421の上面には、複数のウエーハ搬送面422が形成されている。これらのウエーハ搬送面422は、レール部材421に段差部を形成することで構成されている。これらのウエーハ搬送面422は、寸法の異なる複数のウエーハWを搬送可能に構成されている。例えば、ウエーハ搬送面422は、上段で寸法の大きいウエーハW(例えば、12インチ)を、下段で寸法の小さいウエーハ(例えば、6インチ)を、中段で寸法が中程度のウエーハW(例えば、8イント)を搬送可能に構成される。
水中移動手段43は、前後方向に延在するガイドレール431と、このガイドレール431に沿って往復移動可能なスライダ432とを有している。スライダ432には、装置内側に突出するアーム433と、このアーム433の先端部近傍から下方側に伸縮可能に構成された伸縮部材434とが設けられている。伸縮部材434は、上面視にて一対のレール部材421の中央に配置され、これらのレール部材421上に配置されたウエーハWの後端面に接触可能に構成されている。伸縮部材434がウエーハWの後端面に接触した状態でスライダ432が前方側に移動することでウエーハWを前方側に搬送することができる。
研削装置1の後方側における基台10の上面には、X軸方向に延在する矩形状の開口部が形成されている。この開口部は、保持テーブル5と共に移動可能な移動板23及び蛇腹状の防水カバー24に覆われている。防水カバー24の下方には、保持テーブル5をX軸方向に移動させるボールねじ式の進退手段(不図示)が設けられている。保持テーブル5は、図示しないテーブル回転手段に連結されており、テーブル回転手段の駆動によってウエーハWの中心を軸に回転可能に構成されている。保持テーブル5の上面には、ウエーハWの下面を保持する保持面50aが形成されている。
基台10の後部から立設するコラム25には、研削手段30を保持テーブル5に対して接近及び離反させる方向(Z軸方向)に研削送りする研削送り手段26が設けられている。研削送り手段26は、コラム25に配置されたZ軸方向に平行な一対のガイドレール27と、一対のガイドレール27にスライド可能に設置されたモータ駆動のZ軸テーブル28とを有している。Z軸テーブル28の背面側には図示しないナット部が形成され、これらナット部にボールネジ29が螺合されている。ボールネジ29の一端部に連結された駆動モータMによりボールネジ29が回転駆動されることで、研削手段30がガイドレール27に沿ってZ軸方向に移動される。
研削手段30は、ハウジング31を介してZ軸テーブル28の前面に取り付けられており、スピンドルユニット32で研削ホイール33を中心軸回りに回転させるように構成されている。スピンドルユニット32は、いわゆるエアスピンドルであり、ケーシングの内側で高圧エアを介してスピンドル軸34を回転可能に支持している。
スピンドル軸34の先端にはマウント35が連結されており、マウント35には研削砥石36を環状に備えた研削ホイール33が装着されている。研削砥石36は、例えば、所定砥粒径のダイヤモンド砥粒をビトリファイドボンドで結合して構成される。なお、研削砥石36は、これに限定されず、ダイヤモンド砥粒をメタルボンドやレジンボンド等の結合剤で固めて形成してもよい。研削手段30は、保持テーブル5が吸引保持したウエーハWを研削砥石36で研削する。
このような研削装置1では、カセットC1内からウエーハWが位置決め機構14に搬送されて、位置決め機構14でウエーハWがセンタリングされる。次に、保持テーブル5上にウエーハWが搬入され、保持テーブル5が研削手段30の下方の加工位置に位置付けられる。加工位置では、ウエーハWの厚みを測定しながら、ウエーハWの上面が所望の厚みまで研削加工される。
研削加工後は、保持テーブル5が搬出手段6の近傍に位置付けられる。そして、搬出手段6によってウエーハWが保持テーブル5から搬出される。ウエーハWは、収納手段17が有するレール42上に搬送される。その後、ウエーハWは、水中移動手段43により水槽40内でレール42に沿ってカセットC2へ搬送される。ウエーハWが所定枚数だけカセットC2に収納されると、カセットC2が洗浄装置に搬出され、内部のウエーハWが洗浄される。
このような研削装置1において、研削加工後のウエーハWの被保持面(研削加工面)を傷付けることなく搬出するウエーハ搬出方法として、ウエーハWの被保持面と搬出パッド60の保持面との隙間に水の層を介在させ、水の表面張力によってウエーハWを保持して搬出する方法が考えられる。一方、このような非接触によるウエーハ搬出方法では、更に精度良く、研削屑の付着を抑制しつつ、ウエーハWの被保持面に傷を付けることなく搬出することが要請されている。
本発明者は、搬出パッドの60の保持面とウエーハWの被保持面との間に介在する水により作用する吸着力の強度と研削屑の流動性に着目し、搬出パッドの60の保持面とウエーハWの被保持面との間に介在する水を流動させながらウエーハWを保持することが、ウエーハWの保持強度の向上及び被保持面に対する研削屑の付着の抑制に寄与することを見出し、本発明に想到した。
すなわち、本発明の骨子は、加工後のウエーハWを保持テーブル5から搬出する搬出手段6に搬出パッド60を有し、この搬出パッド60の保持面の中心部分に形成される放水口と、この放水口から外周に向かって放射状に形成される放水溝とを設け、放水溝に通水することで搬出パッドの保持面とウエーハWの被保持面との隙間に満たした水によって作用する吸着力によってウエーハWを保持した状態で保持テーブル5から搬出することである。
本発明に係る研削装置1によれば、搬出パッド60の保持面とウエーハWの被保持面との間に介在する水を流動させながらウエーハWを保持できるので、研削屑がウエーハWに付着するのを抑制することができる。また、搬出パッド60の保持面とウエーハWの被保持面との間で流動する水によって作用する吸着力でウエーハWが保持されることから、非接触でウエーハWを保持することができるので、ウエーハWの被保持面に傷が付くのを防止することができる。
以下、本実施の形態に係る研削装置1が有する搬出手段6(搬出パッド60)の構成について、図1〜図3を参照して説明する。図2は、本実施の形態に係る研削装置1が有する搬出パッド60の外観を示す斜視図である。図3は、本実施の形態に係る研削装置1が有する搬出パッド60の保持面64を説明するための斜視図である。なお、図2においては、説明の便宜上、搬出手段6の一部(昇降手段61)を簡略化して示している。
図1に示すように、搬出手段6は、基台10に立設される支柱の上端に設けられる旋回手段62と、この旋回手段62の周面から水平方向に延出するアーム63と、アーム63の先端に連結された昇降手段61と、昇降手段61の下端部に支持される搬出パッド60とを有する。
旋回手段62は、保持テーブル5から加工後のウエーハWを受け取る位置と、保持テーブル5から搬出したウエーハWを収納手段17のレール42上に受け渡す位置との間で搬出パッド60を旋回可能に構成されている。
アーム63は、旋回手段62の周面から装置の内側に向けて延出して設けられている。アーム63は、その先端部が、研削加工後のウエーハWの受け渡し位置に配置された保持テーブル5の保持面50aの上方領域、並びに、収納手段17のレール42の後端側の上方領域に配置される長さを有している。
昇降手段61は、搬出パッド60を保持テーブル5に対して接近及び離間する方向に昇降可能に構成されている。より具体的にいうと、昇降手段61は、保持テーブル5上のウエーハWを保持する高さ位置と、保持テーブル5から一定距離だけ離間し、ウエーハWを収納手段17まで搬送する高さ位置との間で搬出パッド60を昇降可能に構成されている。
図2に示すように、昇降手段61は、円盤形状を有する搬出パッド60の上面の中央部で連結されている。昇降手段61に連結される部分のアーム63の上面には、水供給源接続部631及びエア供給源接続部632が設けられている。これらの水供給源接続部631及びエア供給源接続部632には、それぞれ図示しない水供給源及びエア供給源が接続され、搬出パッド60の保持面64(図3参照)から噴射される水やエアの供給を受ける。昇降手段61の内部には、これらの水供給源接続部631を放水口642に連通する水供給管633及びエア供給源接続部632をエア噴出口632aに連通するエア供給管634が配設されている(図4参照)。
図3に示すように、搬出パッド60の下面には、板状を有し、ウエーハWを保持する保持面64が設けられている。搬出パッド60の外周部には、ガイドリング65が設けられている。このガイドリング65は、その下端部が搬出パッド60本体よりも下方側に突出するように、搬出パッド60に取り付けられている(図4参照)。すなわち、ガイドリング65は、搬出パッド60の保持面64よりも突出して配置されている。保持面64よりも突出するガイドリング65の内周面は、保持面64の外周縁を囲う環状の側壁部を構成する。
図3に示すように、保持面64の中央には、保持面64と同一平面上に配置される底面部641が設けられている。底面部641は、下面視にて、概して円形状を有しており、保持面64の一部を構成する。底面部641の上方には、昇降手段61内に形成された水供給管633が配置されている(図4参照)。底面部641は、この水供給管633を通る水の進行方向と直交する平面上に延在して配置されている。
底面部641の上方には、保持面64の径方向外周側に向かって開口した複数(本実施の形態では、3個)の放水口642が形成されている。これらの放水口642は、保持面64の中心から等角度(本実施の形態では、隣接する放水口642の中央部間の角度が120度)の間隔で配置されている。
各放水口642の外周側には、放水口642から保持面64の径方向外周側に向かって放射状に延びる複数(本実施の形態では、3本)の放水溝643が形成されている。放水溝643は、保持面64よりも凹ませて形成されている。言い換えると、放水溝643は、保持面643の一部を上方側に凹部形状とすることで形成されている。放水溝643は、保持面643の中心部側の一端が放水口642に連結され、外周部側の他端が保持面64の外周縁近傍まで延びている。なお、放水溝643の他端は、保持面64の外周縁まで至っていない。
また、放水溝643は、放水口642側(保持面64の中心部側)の一端が最も凹んでおり、外周部側の他端に向けて次第に保持面64の表面側に近づいていく(図4参照)。言い換えると、放水溝643は、放水口642側の一端で最も深さ寸法が大きく、外周部側の他端に向けて次第に浅くなっていく。すなわち、放水溝643の上面643aは、保持面64の中心部から外周側に向かって徐々に下がる傾斜面を構成している。放水口642は、これらの放水溝643の一端側にて、外周側に開口した状態で配置されている。
なお、保持面64のうち、放水溝643が形成されていない部分は、平坦面を構成している。上述したように、放水溝643の外周側の端部は、保持面64の外周縁まで到達していない。このため、保持面64の外周縁近傍には、放水溝643を除く保持面64と同一平面上に配置される平坦面が配置されている。保持面64の平坦面は、底面部641及び底面部641の外周側に配置された概ね扇形状の3つの区画S1〜S3と、ガイドリング65の内側に配置される円環形状の区画とから構成される(図3参照)。
図4は、本実施の形態に係る搬出パッド60の内部構造を説明するための断面模式図である。図4においては、説明の便宜上、保持テーブル5及びこれに載置されたウエーハW及びテープTを示している。図4に示すように、搬出パッド60及び昇降手段61の内部には、水供給源接続部631に連通する水供給管633が配設されている。同様に、搬出パッド60及び昇降手段61の内部には、エア供給源接続部632に連通するエア供給管634が配設されている。エア供給管634は、搬出パッド60内で適宜に分岐され、保持面64の下面にエアを放出可能に構成されている。
搬出手段6においては、保持テーブル5から加工後のウエーハWを搬出する際、水供給源接続部631に接続されたバルブを開放し、放水口642から水を放出するように構成されている。放水口642から放出された水は、放水溝643を介して放射状に放水される。保持テーブル5上のウエーハWの被保持面W1に搬出パッド60の保持面64を接近させた状態でこのように放水することにより、被保持面W1と保持面64との間に水流が発生する。このように発生した水流は、保持テーブル5上のウエーハWに対する吸着力を発生させる。このように吸着力を発生させた状態で保持テーブル5の吸引保持力を解除することにより、搬出パッド60の保持面64にウエーハWを保持することができる。
一方、搬出手段6においては、搬出パッド60の保持面64に保持されたウエーハWを収納手段17のレール42上に受け渡す際、エア供給源接続部632に接続されたバルブを開放し、保持面64のエア放出口632a(図3参照)からエアを放出するように構成されている。これにより、搬出パッド60の保持面64とウエーハWの被保持面W1との間に発生する水流の吸着力から解放し、ウエーハWをレール42上に受け渡すことができる。
次に、上記構成を有する研削装置1におけるウエーハWの搬出方法について、図5を参照して説明する。図5は、本実施の形態に係る搬出パッド60でウエーハWを搬出する際の各種工程を説明するための断面模式図である。なお、図5においては、説明の便宜上、搬出パッド60及び昇降手段61に設けられるエア供給源接続部632及びエア供給管634について省略している(図4参照)。
図5Aは、搬出パッド60の保持面64に水を供給する工程(以下、「水供給工程」という)の説明図である。なお、水供給工程は、準備工程と呼ぶこともできる。この水供給工程においては、保持テーブル5上に搬出パッド60を位置付けた後、昇降手段61で搬出パッド60を所定位置まで保持テーブル5に接近させる。このとき、搬出パッド60の保持面64は、ウエーハWの被保持面W1に対向するものの、ウエーハWには接触していない。また、搬出パッド60の外周部に設けられたガイドリング65は、保持テーブル5に載置されたウエーハW及びテープTの外周領域を囲繞する位置に配置される。そして、所定位置まで搬出パッド60を保持テーブル5に接近させた状態で水供給源接続部631に接続されたバルブBを開放することで、水供給管633を介して、搬出パッド60の保持面64と、保持テーブル5上のウエーハWの被保持面W1との間の隙間に水が供給される。
ここで、この水供給工程における保持面64と被保持面W1との間の隙間に供給された水の挙動(水流)について、図6を参照して説明する。図6は、図5Aに示す水供給工程における搬出パッド60の保持面64とウエーハWの被保持面W1との間の水流を説明するための斜視図である。水供給管633から供給された水は、底面部641の裏面に当接して向きを変え、放水口642から保持面64の径方向外周側に放出される。
放水口642から放出された水は、放水溝643に沿って搬出パッド60の径方向外周側に向けて流れる(図6に示す矢印A)。このとき、放水溝643の上面643aは、保持面64の径方向外周側に向かうに従って保持面64に接近している(図5A参照)。つまり、径方向外周側に向かうほど放水溝643の深さが浅くなっている。放水溝642を流れる水の量に対して深さが浅くなっていくため、径方向外側に向かうほど放水溝643から保持面64へと水が流れ出る。この時に放水溝643における水流の流速は、放水溝643の外側に行くに連れて遅くなっていくとともに保持面64に流出することで保持面64とウエーハの上面とに水の層を形成することができている(図6に示す矢印B)。また、放水溝643の外周側の他端は、保持面64の外周縁まで至っていない。このため、形成された水の層の流速を十分遅くすることができる。放水溝643に放出された水は、流速が十分遅くなった状態でガイドリング65の内壁面に衝突し、内壁面に沿って流出(流下)される。水の層は、流速を十分遅くしたことにより保持面64とウエーハWの上面とに表面張力を働かせ、ウエーハWを保持面64側に吸着する吸着力が作用する。
放水溝643の周方向外側に流出した水は、隣接する放水溝643から流出した水と衝突することでさらに流速を遅くし区画S1〜S3に滞留した後、ガイドリング65の内壁面に沿って流出(流下)される。また、放水口642の近傍で放水溝643から周方向に流出した水は保持面64の中心側に回り込み再び放水溝643に流入する水流を形成する(図6に示す矢印Cの水流)。
このように保持面64と被保持面W1との間の隙間に放水溝643を介して通水することにより、放水溝643での水流の流速は、放水口642付近に比べ外周部分の方が遅くなり、水流が早い放水口642付近は負圧が生成される(ベルヌーイの定理)。このため、ウエーハWを保持面64側に吸着する吸着力が作用する。また、隣接する放水溝643間の区画S1〜S3には、放水溝643から供給された水が回り込み、保持面64と被保持面W1との隙間全体が水で満たされている。このため、水の供給を停止などにより水流を大きく変動させなければ緩やかな水流の水層が形成されていて、これらの区画S1〜S3に対応する部分に満たされた水(水層)によって表面張力が働き、ウエーハWを保持面64側に吸着する吸着力が作用する。なお、この水供給工程では、保持面64と被保持面W1との間の隙間に満たされた水がガイドリング65の内壁面から流出(流下)する際、被保持面W1等に残存する研削屑を保持テーブル5の下方側に排出することができる。
水供給工程にて、ウエーハWを吸着する吸着力を発生させた後、図5Bに示す工程に移行する。図5Bは、保持テーブル5上に載置されたウエーハWを保持テーブル5から離間し、搬出パッド60で保持する工程(以下、「ウエーハ保持工程」という)の説明図である。このウエーハ保持工程では、上述したように保持面64に供給した水による吸着力を発生させた状態において、保持テーブル5の保持面50aに作用していた吸引力を停止すると共に、保持面50aから流体(水又はエア)を放出する。これにより、ウエーハWが保持面50aの吸引力から解放される一方、搬出パッド60の吸着力により保持テーブル5から離間され保持される。このウエーハ保持工程では、保持面50aに詰まっていた研削屑が保持面50aから放出され、水と共に保持テーブル5の外部に流出される。
ウエーハ保持工程にて、ウエーハWを保持テーブル5から離間させ、搬出パッド60で保持した後、図5Cに示す工程に移行する。図5Cは、搬出パッド60の保持面64で保持したウエーハWを搬出する工程(以下、「ウエーハ搬出工程」という)の説明図である。このウエーハ搬出工程では、ウエーハ保持工程でウエーハWを搬出パッド60で吸着した後、水供給源接続部631に接続されたバルブBが閉鎖される。この場合、放水溝643を介した通水は停止するが、保持面64と被保持面W1との間の隙間に入り込んだ水がこの隙間から流出することはない。このため、保持面64と被保持面W1との間の隙間に薄い水層WLが形成される。ウエーハ搬出工程では、この水層WLに発生する表面張力によりウエーハWが保持されている。
このウエーハ搬出工程では、ウエーハWを保持した状態で昇降手段61により搬出パッド60が上昇されると共に、旋回手段62により収納手段17側に旋回される。収納手段17のレール42上まで搬出パッド60が旋回すると、昇降手段61により搬出パッド60が下降される。そして、搬出パッド60に形成されたエア供給管634(図4参照)を介して保持面64にエアを放出し、ウエーハWをレール42上に載置する。このとき、ウエーハWは、水槽40内の水に水没した状態でレール42(ウエーハ搬送面422)上に載置される。
ウエーハWがレール42上に受け渡されると、収納手段17のカセット水没手段41は、カセットC2を水槽40内に水没させる。一方、水中移動手段43は、伸縮部材434をレール42上のウエーハWの後端部に当接する位置まで伸ばすと共に、スライダ432を前方側に移動させる。これにより、レール42のウエーハ搬送面422上をウエーハWが前方側に押し出され、水没しているカセットC2内に収納される。このようにして一定枚数のウエーハWがカセットC2に収納されると、カセット水没手段41は、カセットC2を水槽40内の水から上昇させる。そして、ウエーハWは、カセットC2に収納された状態で別装置である洗浄装置に搬出される。
以上説明したように、本実施の形態に係る研削装置1によれば、研削加工後のウエーハWを保持テーブル5から搬出する際、搬出パッド60の保持面64の放水口642から外周に向かって放射状に形成される放水溝643に通水することで発生する水流の吸着力によってウエーハWを保持した状態で保持テーブル5から搬出する。このため、搬出パッド60の保持面64の放水溝643に通水した水流により発生する吸着力でウエーハWが保持されることから、非接触で搬出パッド60にウエーハWを保持することができるので、ウエーハWの被保持面W1に傷が付くのを防止することができる。また、搬出パッド60の保持面64とウエーハWの被保持面W1との間に介在する水を流動させながらウエーハWを保持できるので、保持面64と被保持面W1との間の水内に存在する研削屑が停滞するのを回避でき、研削屑がウエーハWの上面(被保持面W1)に付着するのを抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、図5Cに示すウエーハ搬出工程において、放水溝643への通水を停止し、搬出パッド60の保持面64とウエーハWの被保持面W1との間の水層による表面張力でウエーハWを保持する場合について説明している。しかしながら、ウエーハ搬出工程においても、ウエーハ保持工程と同様に、放水溝643に通水した水流により発生する吸着力を利用してウエーハWを保持するようにしてもよい。この場合には、ウエーハ搬出工程においても、搬出パッド60の保持面64とウエーハWの被保持面W1との間に介在する水の流動性を確保でき、より研削屑がウエーハWの上面(被保持面W1)に付着するのを抑制することができる。
以上説明したように、本発明は、研削屑の付着を抑制しつつ、ウエーハの被保持面に傷を付けることなく搬送することができるという効果を有し、特にウエーハに対して研削加工や研磨加工などを施す任意の加工装置に有用である。
1 研削装置
17 収納手段
42 レール
30 研削手段
36 研削砥石
5 保持テーブル
6 搬出手段
60 搬出パッド
61 昇降手段
62 旋回手段
63 アーム
64 保持面
641 底面部
642 放水口
643 放水溝
65 ガイドリング
W ウエーハ

Claims (3)

  1. ウエーハを保持する保持テーブルと、該保持テーブルが保持したウエーハを研削砥石で研削する研削手段または該保持テーブルが保持したウエーハを研磨パッドで研磨する研磨手段のいずれか1つを少なくとも備える加工手段と、加工されたウエーハを該保持テーブルから搬出する搬出手段と、を備えた加工装置であって、
    該搬出手段は、
    板状でウエーハを保持する保持面を有する搬出パッドと、該搬出パッドを該保持テーブルに対して接近および離間する方向に昇降する昇降手段と、を備え、
    該搬出パッドは、該保持面の中央に外周に向かって中心から等角度で複数形成される放水口と、該放水口から外周に向かって放射状で該保持面より凹ませて水を流通させる複数の放水溝と、を備え、
    該放水溝は、該保持面の中心部から外周側に向かうにしたがって浅くなるように徐々に下がる傾斜面を有し、
    該放水溝の外周端は、該保持面の外周縁よりも径方向内側に形成されて該保持面に連なっており、
    該放水口から該放水溝に通水した水を該保持面に流出させることによってウエーハの上面と該保持面との間に水の層を形成し、該水によってウエーハの上面と該保持面との間に働く表面張力でウエーハを保持する加工装置。
  2. 該搬出パッドは、外周部から下に突出したリング状のガイドリングを備え、
    該放水溝に通水し、該放水溝から溢れ出る水を該ガイドリングの内壁面に当てることによって、該保持面とウエーハとの間に該水を貯める請求項1記載の加工装置。
  3. 請求項1記載の加工装置において該保持テーブルが保持したウエーハを該保持テーブルから搬出するウエーハの搬出方法であって、
    該搬出パッドを下降させ該保持面とウエーハの上面とに隙間を形成して該放水口から水を放水させ該放水溝に通水させる準備工程と、
    該準備工程の後、該保持テーブルから流体を噴射させウエーハを離間させると共に該放水溝に供給した水によって該搬出パッドがウエーハを保持する保持工程と、
    該保持工程の後、該保持面とウエーハの上面との該隙間を水で満たし該搬出パッドを上昇させてウエーハを該保持テーブルから搬出する搬出工程と、を備えるウエーハの搬出方法。
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