JP6869803B2 - セグメント搬送路 - Google Patents

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Description

本発明は、円周トンネルから施工される外殻トンネルに当該外殻トンネルの施工で用いられる資材を搬送するためのトンネル資材搬送路に関する。
円周トンネルは、トンネルの拡幅工事をはじめとした様々な用途に採用される。その採用例として、地下に設けられる高速道路の本線トンネルとランプトンネルとを接合する工事に採用される例があげられる。
図11は、高速道路の本線トンネル1とランプトンネル2とを接合する工事に採用された円周トンネル3の例である。
この工事では、本線トンネル1とランプトンネル2とを取り囲む図11において破線で示された外周壁4を施工し、その内部の土砂の一部または全部を掘削して、本線トンネル1とランプトンネル2とが連通される。
外周壁4は、外周壁が設置される位置に沿ってシールド掘進機で施工された多数の外殻トンネル5に基づいて施工される。外殻トンネル5が施工された後に、隣合う外殻トンネル5同士が連結され、内部にコンクリートが打設されるなどして、外周壁4が製造される。
この外殻トンネル5を施工するシールド掘進機の発進基地として、円周トンネル3が使用される。
円周トンネル3は、その線形が鉛直方向に設けられる。円周トンネル3は円周シールド掘進機で施工され、この円周シールド掘進機も発進到達するための掘進基地が必要となる。この円周シールド掘進機の掘進基地は、ランプトンネル2の一部を拡幅することで設けられる。この円周シールド掘進機の掘進基地は、ランプトンネル2と円周トンネル3とをともに連通する拡大連絡坑6となる。
外殻トンネル5を施工するには、シールド掘進機やセグメントなどのトンネル資材を各外殻トンネル5の坑口まで搬送する必要がある。このトンネル資材の各外殻トンネル5までの搬送経路は、地上からランプトンネル2、拡大連絡坑6、円周トンネル3および各外殻トンネル5の順に計画される。
この搬送経路のうちで円周トンネル3のような円周形状の経路を搬送する搬送装置としては、特許文献1および特許文献2に記載のようなものがある。
特許文献1の搬送装置は、本線シールドトンネルの周囲に設けられた円周状の発進基地躯体内に内周リングと外周リングとを備えた回転構造体を設け、回転構造体が回転しても常に水平を維持する複数の搬送ユニットを回転構造体に設けたものである。
この搬送装置は、回転構造体が一体として回転するため、各搬送ユニットが独立して割り当てられた外殻トンネルに移動することができず、各外殻トンネルの施工状況に応じてトンネル資材を効率的に搬送するという点で短所がある。よって、各外殻トンネルが複数同時に並列して施工して工期の短縮することにはあまり貢献できない。
これに対して特許文献2の搬送装置は、本線シールドトンネルの周方向にリング状に設けられた外殻シールド発進基地内にガイドレールを設け、ガイドレールに沿って移動する複数の回転ドラムと回転ドラムが移動しても常に水平を維持するステージを回転ドラムに設けたものである。
この搬送装置では、回転ドラム各々が独立して目的の外殻トンネルに移動することができる。
特開2016−084681号公報 特開2015−129411号公報
外殻トンネルにトンネル資材を搬送する円周トンネル搬送装置は、円周トンネルに沿って移動しても搬送するトンネル資材を常に水平に維持するための構造が必要であるため、その外形は比較的大きくなる。一方、円周トンネルの断面は外殻トンネルの直径に応じたものとなり、掘削土量が増加することからもそれほど大きい断面とすることができない。よって、円周トンネル搬送装置は、円周トンネルの内空断面に対してすれ違うことができない程度の大きさとなる。
このため、特許文献2のような円周トンネル搬送装置を複数設ける場合においても、以下に説明するような支障が生じる場合がある。
図12乃至図14は、本線トンネル1に並設されたランプトンネル2から、拡大連絡坑6、円周トンネル3、外殻トンネル5までのトンネル資材搬送経路のうち、円周トンネル3内での搬送を示したものである。
円周トンネル3の一時付近に設けられる外殻トンネル5a(以下、「一時付近の外殻トンネル5a」という。他の「時付近」についても同様。)にセグメント8を搬送する場合、当該外殻トンネル5aに移動する円周トンネルセグメント搬送装置7aは、拡大連絡坑6でセグメント8が積み込まれて移動を開始する(図12(A))。
円周トンネルセグメント搬送装置7aは、拡大連絡坑6から反時計回りに一時付近の外殻トンネル5aの坑口に移動し(図12(B))、円周トンネルセグメント搬送装置7aに積載されたセグメント8が外殻トンネル5aに移送される。
一時付近の外殻トンネル5aにセグメント8が搬送されているときに、五時付近の外殻トンネル5bにセグメント8を搬送する場合、当該外殻トンネル5bに移動する円周トンネルセグメント搬送装置7bは、拡大連絡坑6でセグメント8が積み込まれて移動を開始する(図13(A))。なお、円周トンネルセグメント搬送装置7bは、図12では記載を省略していた。
円周トンネルセグメント搬送装置7aが、一時付近の外殻トンネル5aの坑口にいるため、円周トンネルセグメント搬送装置7bは、拡大連絡坑6から時計回りに五時付近の外殻トンネル5bの坑口に移動し(図13(B))、円周トンネルセグメント搬送装置7bに積載されたセグメント8が外殻トンネル5bに移送される。
一時付近と五時付近の外殻トンネル5a、5bにセグメント8が搬送されているときに、十時付近の外殻トンネル5cにセグメント8を搬送する場合には、当該外殻トンネル5cに移動する円周トンネルセグメント搬送装置7cは、円周トンネルセグメント搬送装置7a、7bが支障となり、拡大連絡坑6から時計回りの経路も反時計回りの経路も移動することができない(図14)。なお、円周トンネルセグメント搬送装置7cは、図12および図13では記載を省略していた。
このような例からみても、円周トンネル搬送装置を複数独立して設けたとしても、円周トンネルから発進する複数の外殻トンネルにトンネル資材を効率的に搬送することが難しかった。
そこで、本発明の目的は、円周トンネルから発進する複数の外殻トンネルにトンネル資材を効率的に搬送するトンネル資材搬送路を提供することである。
請求項1に係る発明は、第1トンネルと、前記第1トンネルと連通する拡大連絡坑と、前記拡大連絡坑と連通するとともに前記第1トンネルを囲む円周トンネルと、を備えた前記第1トンネルから前記円周トンネルに連通する外殻シールドトンネルにセグメントを搬送するセグメント搬送路であって、前記第1トンネルと前記円周トンネルとに連通するバイパストンネルを前記拡大連絡坑とは別に備えており、前記円周トンネルの断面は、前記外殻シールドトンネルが発進する側の後部と、前記セグメントが搬送される前部とを前後方向に有しており、前記バイパストンネルは、前記円周トンネルの前記前部より前方に設けられており、前記円周トンネルの前記前部と連通するとともに、前記第1トンネルの前記円周トンネルの前記前部の前方とで連通しており、前記第1トンネルの側面視において前記拡大連絡坑と重なる部分には、セグメントストック装置が配置されており、前記セグメントストック装置は、前記パイパストンネル内を移動可能なバイパスセグメント搬送装置に前記セグメントを受け渡すことが可能であることを特徴とするセグメント搬送路である。
請求項2に係る発明は、第1トンネルと、前記第1トンネルと連通する拡大連絡坑と、前記拡大連絡坑と連通するとともに前記第1トンネルと前記第1トンネルに並列して設けられる第2トンネルとを囲む円周トンネルと、を備えた前記第1トンネルから前記円周トンネルに連通する外殻シールドトンネルにセグメントを搬送するセグメント搬送路であって、前記第1トンネルと前記円周トンネルとに連通するバイパストンネルを前記拡大連絡坑とは別に備え、前記バイパストンネルは、前記第2トンネルに接触しないで設けられており、前記円周トンネルの断面は、前記外殻シールドトンネルが発進する側の後部と、前記セグメントが搬送される前部とを前後方向に有しており、前記バイパストンネルは、前記円周トンネルの前記前部より前方に設けられており、前記円周トンネルの前記前部と連通するとともに、前記第1トンネルの前記円周トンネルの前記前部の前方とで連通しており、前記第1トンネルの側面視において前記拡大連絡坑と重なる部分には、セグメントストック装置が配置されており、前記セグメントストック装置は、前記パイパストンネル内を移動可能なバイパスセグメント搬送装置に前記セグメントを受け渡すことが可能であることを特徴とするセグメント搬送路である。
請求項3に係る発明は、前記バイパストンネルは、斜坑であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のセグメント搬送路である。
請求項4に係る発明は、前記バイパストンネルは、前記円周トンネルと連通する連通トンネルを有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載のセグメント搬送路である。
また別の発明として、以下のものでもよい。
別発明1は、第1トンネルと、前記第1トンネルと連通する拡大連絡坑と、前記拡大連絡坑と連通するとともに前記第1トンネルを囲む円周トンネルと、を備えた前記第1トンネルから前記円周トンネルに連通する外殻トンネルにトンネル資材を搬送するトンネル資材搬送路であって、前記第1トンネルと前記円周トンネルとに連通するバイパストンネルを前記拡大連絡坑とは別に備えることを特徴とするトンネル資材搬送路である。
別発明2は、第1トンネルと、前記第1トンネルと連通する拡大連絡坑と、前記拡大連絡坑と連通するとともに前記第1トンネルと前記第1トンネルに並列して設けられる第2トンネルとを囲む円周トンネルと、を備えた前記第1トンネルから前記円周トンネルに連通する外殻トンネルにトンネル資材を搬送するトンネル資材搬送路であって、前記第1トンネルと前記円周トンネルとに連通するバイパストンネルを前記拡大連絡坑とは別に備え、前記バイパストンネルは、前記第2トンネルに接触しないで設けられていることを特徴とするトンネル資材搬送路である。
別発明3は、前記バイパストンネルは、斜坑であることを特徴とする請求項2に記載のトンネル資材搬送路である。
別発明4は、前記バイパストンネルは、前記円周トンネルと連通する連通トンネルを有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載のトンネル資材搬送路である。
請求項1乃至4に係る構成により、円周トンネルから発進する複数の外殻トンネルにトンネル資材を効率的に搬送することができ、複数の外殻トンネルを施工する工期を短縮することができるトンネル資材搬送路を提供することができる。
本発明の第1の実施形態の斜視図である。 本発明の第1の実施形態を正面方向からみた断面図である。 (A)は図2におけるA−A断面図、(B)は図2におけるB−B断面図である。 本発明の第1の実施形態における搬送説明図である。 本発明の第1の実施形態における搬送説明図である。 本発明の第2の実施形態の斜視図である。 本発明の第2の実施形態を正面方向からみた断面図である。 (A)は図7におけるA−A断面図、(B)は図7におけるB−B断面図である。 本発明の第2の実施形態における搬送説明図である。 本発明の第2の実施形態における搬送説明図である。 円周トンネルの採用例を示す斜視図である。 従来の外殻トンネルまでのトンネル資材搬送の説明図である。 従来の外殻トンネルまでのトンネル資材搬送の説明図である。 従来の外殻トンネルまでのトンネル資材搬送の説明図である。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照する等して説明する。なお、本発明は、実施形態に限定されないことはいうまでもない。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明に係る第1の実施形態について、図面の図1乃至図5と共に説明する。
図1は、本発明のトンネル資材搬送路の斜視図である。
本線トンネル1に並列して設けられたランプトンネル2の側面が開口され、拡大連絡坑6が構築されている。拡大連絡坑6から円周トンネル3が、本線トンネル1とランプトンネルとを囲むように鉛直方向の円周にて設けられている。円周トンネル3は、図示しない円周シールド掘進機で拡大連絡坑6(発進到達基地)の底壁6aから下方に向けて掘削を開始し、時計回りに掘進して、拡大連絡坑6(発進到達基地)の上壁6bに到達することで構築される。
ランプトンネル2は、本発明の第1トンネルに相当し、本線トンネル1は、本発明の第2トンネルに相当する。
図1に示すように、円周トンネル3の断面は、前後方向に二つの円形(前部3a、後部3b)が繋がって連通した複円形のトンネル形状である。このトンネル形状は、図示しない二つのカッターヘッドを有する複円形の円周シールド掘進機で形成される。この円周トンネル3では、複円形のそれぞれに対応して内部を搬送路として使用している。円周トンネル3の外殻トンネル5が連通する側の後部3bは、外殻トンネル5を掘削する外殻シールド掘進機を搬送する搬送路として、円周トンネル3の前部3aは、外殻トンネル5の覆工体を構成するセグメントを搬送する搬送路として使用される。
このように、円周トンネル3を複円形の断面形状として、複数の搬送路を確保することで、一方ではシールド掘進機、他方ではセグメントをそれぞれ独立して搬送できるので、複数の外殻トンネルの全体工期を短縮することができる。
図1に示すように、円周トンネル3の後部3bから後方に向けて本線トンネル1およびランプトンネル2と平行に複数の外殻トンネル5が構築される。外殻トンネル5は、図示しないシールド掘進機で構築され、このシールド掘進機の発進基地には、円周トンネル3が用いられる。
ランプトンネル2と拡大連絡坑6、拡大連絡坑6と円周トンネル3はそれぞれ連通している。
図1に示すように、ランプトンネル2から左斜め上方にバイパストンネル10が設けられている。バイパストンネル10は、円周トンネル3の前部3aの前方に設けられている。バイパストンネル10の下端は、ランプトンネル2と連通している。バイパストンネル10は、上部に円周トンネル3と連通する連通トンネル12を備えている。
バイパストンネル10は、ランプトンネル2を発進基地として左斜め上方に掘進するバイパストンネル掘進機11によって形成される。バイパストンネル10が設けられた後に任意の方法で連通トンネル12が形成される。
バイパストンネル10によっても、ランプトンネル2から円周トンネル3へのトンネル資材の搬送が可能となっている。
図2は、第1の実施形態におけるトンネル資材搬送路の内部を示したものである。
図2に示すように、円周トンネル3のセグメント搬送路である前部3aの内部には、円周トンネルセグメント搬送装置7が設けられている。円周トンネルセグメント搬送装置7は、円周トンネル3や拡大連絡坑6の内部に設けられた図示しないガイドレールに沿って円周トンネル3内を移動することができる。円周トンネルセグメント搬送装置7は、円周トンネル3内を移動しても載置されたセグメント8を常に水平に保持する機構を備えている。
円周トンネルセグメント搬送装置7は、これには限られず、拡大連絡坑6から外殻トンネル5まで円周トンネル3を介してセグメント8を搬送できるものであればよい。
円周トンネルセグメント搬送装置7の図示しないガイドレールは、円周トンネル3を掘削した円周シールド掘進機が組み立てるセグメントを搬送するために使用したガイドレールを兼用している。このようにすると、新たに円周トンネルセグメント搬送装置7用のガイドレールを設ける必要がなく、工期やコストが縮減できる。
図2に示すように、バイパストンネル10は斜坑であって、ランプトンネル2の上部から左斜め上方に、円周トンネル3の前部3aの十一時付近を越えたところまで設けられている。本実施形態では、本線トンネル1が存在するので、バイパストンネル10は本線トンネル1に接触しないように避けて設けられる。
バイパストンネル10を掘削するバイパストンネル掘進機11は、ランプトンネル2から発進して円周トンネル3を超えたところで地中に残置されている。
バイパストンネル10の内部には、バイパストンネル10の線形に沿ってバイパスレール13がランプトンネル2内まで設けられており、当該バイパスレール13に沿って移動することが可能なバイパスセグメント搬送装置14が設けられている。バイパスセグメント搬送装置14には、外殻トンネル5の覆工体となるセグメント8を積載することができる。バイパスセグメント搬送装置14は、ケーブル牽引式の搬送装置が採用されているが、これに限られない。
バイパストンネル10の施工は、シールド工法によっても推進工法によってもよい。バイパストンネル10をシールド工法によって施工した場合には、バイパストンネル10を掘削するバイパストンネル掘進機11が組み立てるセグメントを搬送するために使用するレールを、バイパスレール13として兼用する。このようにすると、新たにバイパスセグメント搬送装置14用としてのバイパスレール13を設ける必要がなく、工期やコストが縮減できる。
図3(A)は図2におけるA−A断面図、図3(B)は図2におけるB−B断面図である。
円周トンネル3の前部3aと後部3bとの間には、中柱3cが設けられている。中柱3cは、円周トンネル3の軸方向に沿って所定の間隔を空けて設けられている。
外殻トンネル5は、外殻シールド掘進機51によって掘削され、外殻シールド掘進機51の後方でセグメント8が組み立てられて外殻覆工体52が構成される。外殻トンネル5が施工される際には、外殻シールド掘進機51やセグメント8などのトンネル資材がランプトンネル2から搬送される。
ランプトンネル2にはセグメントストック装置15が配置され、地上からランプトンネル2の軌条2aを搬送されてきたセグメント8をストックでき、必要に応じてセグメントストック装置15からセグメント8が取り出される。
セグメントストック装置15は、上下方向に移動可能なリフトを備え、バイパスセグメント搬送装置14にセグメント8を直接受け渡すことができる機能を備えている。
ランプトンネル2内には、図示しない天井走行クレーンなどの揚重機が設けられており、搬送されてきたセグメント8のセグメントストック装置15への搬入、セグメント8の円周トンネルセグメント搬送装置7への積み込みが行われる。
図3(A)および図3(B)に示すように、円周トンネル3の後部3bには、円周トンネルシールド搬送装置16が配置されている。円周トンネルシールド搬送装置16は、外殻シールド掘進機51を搬送するもので、円周トンネルセグメント搬送装置7と同様の機能を有している。円周トンネルシールド搬送装置16は、外殻シールド掘進機51の外径に相応する形状が必要なため、円周トンネルセグメント搬送装置7より幅(図3の紙面において上下方向)においてが大きいものとなっている。
地上からランプトンネル2の軌条2aを搬送されてきた外殻シールド掘進機51の円周トンネルシールド搬送装置16への積み込みは、ランプトンネル2に設けられた図示しない天井走行クレーンなどの揚重機によって行われる。
また、円周トンネルシールド搬送装置16の図示しないガイドレールも、円周トンネル3を掘削した円周シールド掘進機が組み立てるセグメントを搬送するために使用したガイドレールを兼用している。このようにすると、新たに円周トンネルシールド搬送装置16用のガイドレールを設ける必要がなく、工期やコストが縮減できる。
図3(A)および図3(B)に示すように、連通トンネル12は、バイパストンネル10と円周トンネル3とを最短距離で連通するように設けられている。
連通トンネル12内には、図示しないテルハークレーンなどの揚重機が設けられており、バイパスセグメント搬送装置14によって搬送されてきたセグメント8を受け取り、連通トンネル12内を自走して搬送し、円周トンネルセグメント搬送装置7に積み込むようになっている。
連通トンネル12内のセグメント8の搬送は、別の搬送装置を設けてもよい。
外殻トンネル5内の坑口付近には、図示しないテルハークレーンなどの揚重機が設けられており、円周トンネルセグメント搬送装置7からセグメント8を受け取り、外殻トンネル5内に搬入することができる。外殻トンネル5内に搬入されたセグメント8は、外殻シールド掘進機51の後方で組み立てられて外殻覆工体52となる。
外殻シールド掘進機51は、円周トンネルシールド搬送装置16から発進する。
本実施形態に係る搬送路を用いたセグメント8の搬送について、図4および図5とともに説明する。
図4(A)に示すように、円周トンネル3のセグメント搬送路である前部3aには、三基の円周トンネルセグメント搬送装置7a、7b、7cが配置されている。円周トンネルセグメント搬送装置7aは、円周トンネル3の一時付近に設けられる外殻トンネル5a(以下、「一時付近の外殻トンネル5a」という。他の「時付近」についても同様。)にセグメント8を搬送し、円周トンネルセグメント搬送装置7bは、五時付近の外殻トンネル5bにセグメント8を搬送するものである。拡大連絡坑6内でセグメント8がランプトンネル2から積み込まれた円周トンネルセグメント搬送装置7aは、反時計回りに一時付近の外殻トンネル5aにセグメント8を搬送する。拡大連絡坑6内でセグメント8がランプトンネル2から積み込まれた円周トンネルセグメント搬送装置7bは、時計回りに五時付近の外殻トンネル5bにセグメント8を搬送する。
円周トンネルセグメント搬送装置7cは、バイパストンネル10の図示しない連通トンネル付近で待機している。
円周トンネルセグメント搬送装置7a、7bがセグメント8を外殻トンネル5a、5bに搬送しているときに十時付近の外殻トンネル5cにセグメント8を搬送する必要がある場合がある(図4(B))。このような場合に、バイパストンネル10を用いて搬送する。
ランプトンネル2内まで移動したバイパスセグメント搬送装置14にセグメント8が積み込まれ(図4(B))、バイパストンネル10の上部まで搬送される(図5(A))。バイパストンネル10の上部まで搬送されたセグメント8は、図示しない連通トンネルを介して待機している円周トンネルセグメント搬送装置7cに搬送され積み込まれる。セグメント8が積み込まれた円周トンネルセグメント搬送装置7cは、反時計回りに十時付近の外殻トンネル5cに移動し、セグメント8を搬送する(図5(B))。
このように、拡大連絡坑6からの搬送路に円周トンネルセグメント搬送装置7a、7bが存在してセグメント8の搬送の支障となっていたとしても、バイパストンネル10を用いて独立した搬送を行うことができるので、セグメント8を効率的に搬送することができ、複数トンネルの全体工程を短縮することができる。
また、バイパストンネル10とランプトンネル2とが連通しており、拡大連絡坑6を介さず搬送ができるので、ランプトンネル2からのセグメント8の積み込みを独立して行うことができ、効率性も向上して、安全性も高くすることができる。
〔第2の実施形態〕
以下、本発明に係る第2の実施形態について図面の図6乃至図10と共に説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分については説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
本実施形態では、バイパストンネルを複数設けたものである。
具体的には、図6に示すようにバイパストンネル10に加えて、ランプトンネル2から左斜め下方にバイパストンネル20が設けられている。バイパストンネル20は、バイパストンネル10と同様に、バイパストンネル掘進機21が残置され、連通トンネル22を備えている。バイパストンネル20によっても、ランプトンネル2から円周トンネル3へのトンネル資材の搬送が可能となっている。
図7は、第2の実施形態におけるトンネル資材搬送路の内部を示したものである。
図7に示すように、バイパストンネル20は斜坑であって、ランプトンネル2の下部から左斜め下方に、円周トンネル3の前部3aの七時付近を越えたところまで設けられている。本実施形態では、本線トンネル1が存在するので、バイパストンネル20は本線トンネル1に接触しないように避けて設けられる。
バイパストンネル20の内部にも、バイパストンネル20の線形に沿ってバイパスレール23がランプトンネル2内まで設けられており、当該バイパスレール23に沿って移動することが可能なバイパスセグメント搬送装置24が設けられている。バイパスセグメント搬送装置24には、外殻トンネル5の覆工体となるセグメント8を積載することができる。バイパスセグメント搬送装置24は、ケーブル牽引式の搬送装置が採用されているが、これに限られない。
図8(A)は図7におけるA−A断面図、図8(B)は図7におけるB−B断面図である。
セグメントストック装置15は、上下方向に移動可能なリフトを備え、バイパスセグメント搬送装置14、24のどちらにもセグメント8を直接受け渡すことができる機能を備えている。
図8(A)および図8(B)に示すように、連通トンネル22は、バイパストンネル20と円周トンネル3とを最短距離で連通するように設けられている。
連通トンネル22内にも、図示しないテルハークレーンなどの揚重機が設けられており、バイパスセグメント搬送装置24によって搬送されてきたセグメント8を受け取り、連通トンネル22内を自走して搬送し、円周トンネルセグメント搬送装置7に積み込むようになっている。
連通トンネル22内のセグメント8の搬送は、別の搬送装置を設けてもよい。
本実施形態に係る搬送路を用いたセグメント8の搬送について、図9および図10とともに説明する。
図9(A)に示すように、円周トンネル3のセグメント搬送路である前部3aには、四基の円周トンネルセグメント搬送装置7a、7b、7c、7dが配置されている。円周トンネルセグメント搬送装置7aは、一時付近の外殻トンネル5aにセグメント8を搬送し、円周トンネルセグメント搬送装置7bは、五時付近の外殻トンネル5bにセグメント8を搬送するものである。拡大連絡坑6内でセグメント8がランプトンネル2から積み込まれた円周トンネルセグメント搬送装置7aは、反時計回りに一時付近の外殻トンネル5aにセグメント8を搬送する。拡大連絡坑6内でセグメント8がランプトンネル2から積み込まれた円周トンネルセグメント搬送装置7bは、時計回りに五時付近の外殻トンネル5bにセグメント8を搬送する。
円周トンネルセグメント搬送装置7cは、バイパストンネル10の図示しない連通トンネル付近で待機しており、円周トンネルセグメント搬送装置7dは、バイパストンネル20の図示しない連通トンネル付近で待機している。
円周トンネルセグメント搬送装置7a、7bがセグメント8を外殻トンネル5a、5bに搬送しているときに十時付近の外殻トンネル5cおよび八時付近の外殻トンネル5dにセグメント8を各々搬送する必要がある場合がある(図9(B))。このような場合に、バイパストンネル10、20を用いて搬送する。
ランプトンネル2内まで移動したバイパスセグメント搬送装置14、24にセグメント8が各々積み込まれ(図9(B))、バイパストンネル10の上部、バイパストンネル20の下部まで搬送される(図10(A))。バイパストンネル10の上部、バイパストンネル20の下部まで搬送されたセグメント8各々は、図示しない連通トンネルを介して待機している円周トンネルセグメント搬送装置7c、7dに積み込まれる。セグメント8が積み込まれた円周トンネルセグメント搬送装置7cは、反時計回りに十時付近の外殻トンネル5cに移動し、セグメント8が積み込まれた円周トンネルセグメント搬送装置7dは、時計回りに八時付近の外殻トンネル5dに移動し、セグメント8を搬送する(図10(B))。
このように、拡大連絡坑6からの搬送路に円周トンネルセグメント搬送装置7a、7bが存在してセグメント8の搬送の支障となっていたとしても、バイパストンネル10を用いて独立した搬送を行うことができるので、セグメント8を効率的に搬送することができ、複数の外殻トンネルの全体工程を短縮することができる。
また、バイパストンネル10とランプトンネル2とが連通しており、拡大連絡坑6を介さず搬送ができるので、ランプトンネル2からのセグメント8の積み込みを独立して行うことができ、効率性も向上して、安全性も高くすることができる。
さらに、バイパストンネル20を設けたことで、より効率性も向上し、工程の短縮に貢献する。
〔その他の変形例〕
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば以下のようなものも含まれる。
本実施形態では、バイパストンネル10、20を外殻トンネル5で使用するセグメント8を搬送するための搬送路として用いたが、外殻トンネルの施工に用いるトンネル資材、例えば、外殻シールド掘進機を搬送するために適用してもよい。外殻シールド掘進機を搬送する場合には、連通トンネルや円周トンネルなどについて、外殻シールド掘進機が搬送できるような対策を施す必要がある。例えば、中柱の間隔を部分的に大きくしたり、連通トンネル内から円周トンネルシールド搬送装置に受け渡すことができる揚重機を採用するなどである。
本実施形態では、円周トンネル3の前部3aをセグメント8の搬送路とし、後部3aを外殻シールド掘進機51の搬送路として区別したが、これに限定されるものではなく、円周トンネル3の前部で外殻シールドを搬送し、後部でセグメントを搬送するものでもよい。また、セグメントと外殻シールド掘進機の搬送路を区別せず、前部でも後部でもセグメントと外殻シールド掘進機の双方を搬送するようにしてもよい。
本実施形態では、搬送するトンネル資材として、セグメント8と外殻シールド掘進機51を設定したが、これに限定されるものではなく、外殻トンネルの施工に用いる資材であればどのようなものでもよい。
いずれの実施形態における各技術的事項を他の実施形態に適用して実施例としても良い。
1 本線トンネル
2 ランプトンネル
3 円周トンネル
4 外周壁
5 外殻トンネル
6 拡大連絡坑
7 円周トンネルセグメント搬送装置
8 セグメント
10、20 バイパストンネル
11、21 バイパストンネル掘進機
12、22 連通トンネル
13、23 バイパスレール
14、24 バイパスセグメント搬送装置
15 セグメントストック装置
16 円周トンネルシールド搬送装置
51 外殻シールド掘進機
52 外殻覆工体

Claims (4)

  1. 第1トンネルと、
    前記第1トンネルと連通する拡大連絡坑と、
    前記拡大連絡坑と連通するとともに前記第1トンネルを囲む円周トンネルと、
    を備えた前記第1トンネルから前記円周トンネルに連通する外殻シールドトンネルにセグメントを搬送するセグメント搬送路であって、
    前記第1トンネルと前記円周トンネルとに連通するバイパストンネルを前記拡大連絡坑とは別に備えており、
    前記円周トンネルの断面は、前記外殻シールドトンネルが発進する側の後部と、前記セグメントが搬送される前部とを前後方向に有しており、
    前記バイパストンネルは、前記円周トンネルの前記前部より前方に設けられており、前記円周トンネルの前記前部と連通するとともに、前記第1トンネルの前記円周トンネルの前記前部の前方とで連通しており、
    前記第1トンネルの側面視において前記拡大連絡坑と重なる部分には、セグメントストック装置が配置されており、
    前記セグメントストック装置は、前記パイパストンネル内を移動可能なバイパスセグメント搬送装置に前記セグメントを受け渡すことが可能であ
    ことを特徴とするセグメント搬送路。
  2. 第1トンネルと、
    前記第1トンネルと連通する拡大連絡坑と、
    前記拡大連絡坑と連通するとともに前記第1トンネルと前記第1トンネルに並列して設けられる第2トンネルとを囲む円周トンネルと、
    を備えた前記第1トンネルから前記円周トンネルに連通する外殻シールドトンネルにセグメントを搬送するセグメント搬送路であって、
    前記第1トンネルと前記円周トンネルとに連通するバイパストンネルを前記拡大連絡坑とは別に備え、
    前記バイパストンネルは、前記第2トンネルに接触しないで設けられており、
    前記円周トンネルの断面は、前記外殻シールドトンネルが発進する側の後部と、前記セグメントが搬送される前部とを前後方向に有しており、
    前記バイパストンネルは、前記円周トンネルの前記前部より前方に設けられており、前記円周トンネルの前記前部と連通するとともに、前記第1トンネルの前記円周トンネルの前記前部の前方とで連通しており、
    前記第1トンネルの側面視において前記拡大連絡坑と重なる部分には、セグメントストック装置が配置されており、
    前記セグメントストック装置は、前記パイパストンネル内を移動可能なバイパスセグメント搬送装置に前記セグメントを受け渡すことが可能である
    ことを特徴とするセグメント搬送路。
  3. 前記バイパストンネルは、斜坑であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のセグメント搬送路。
  4. 前記バイパストンネルは、前記円周トンネルと連通する連通トンネルを有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載のセグメント搬送路。
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