JP6866963B2 - 転写シート及び加飾成形品の製造方法 - Google Patents
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Description
[1]離型シート上に転写層を有する転写シートであって、前記離型シートが、基材と、前記基材の一方の面上に部分的に設けられ、バインダー樹脂及びマット剤を含有し、前記バインダー樹脂が熱可塑性樹脂を含む凹凸層と、前記凹凸層上、及び、前記凹凸層が形成されていない前記基材上に設けられる離型層と、を含む、転写シート。
[2]前記離型層と前記転写層とが接触する、[1]に記載の転写シート。
[3]前記マット剤の平均粒径が、0.5μm以上20μm以下である、[1]または[2]に記載の転写シート。
[4]前記離型層の厚みが0.5μm以上50μm以下である、[1]〜[3]のいずれかに記載の転写シート。
[5]前記離型層が、熱硬化性樹脂組成物の硬化物及び電離放射線硬化性樹脂組成物の硬化物の少なくとも一方を含む、[1]〜[4]のいずれかにに記載の転写シート。
[6]前記凹凸層が、前記バインダー樹脂100質量部に対し、前記マット剤を50質量部以上180質量部以下で含有する、[1]〜[5]のいずれかに記載の転写シート。
[7][1]〜[6]のいずれかに記載の転写シートの前記転写層を被着体と接着し、前記被着体上に前記転写シートを積層する工程と、前記転写シートの前記離型シートを剥離して、前記被着体上に前記転写層を転写する工程と、を含む、加飾成形品の製造方法。
本発明は、離型シート上に転写層を有する転写シートであって、前記離型シートが、基材と、前記基材の一方の面上に部分的に設けられ、バインダー樹脂及びマット剤を含有し、前記バインダー樹脂が熱可塑性樹脂を含む凹凸層と、前記凹凸層上、及び、前記凹凸層が形成されていない前記基材上に設けられる離型層と、を含む。
図1において、離型シート20は、基材22の一方の面上に設けられる凹凸層24と、基材22及び凹凸層24上に形成される離型層26と、を含む。
図1において、転写層30は、離型シート20側から順に、保護層32、印刷層36及び接着層38を備える。保護層32と離型層26とは接触する。転写層30は更に、保護層32と印刷層36との間にプライマー層34を有していても良い。
転写シートの各層について、以下で詳細に説明する。なお、本明細書中の「AA〜BB」との数値範囲の表記は、「AA以上BB以下」であることを意味する。
<基材>
基材の形態は、シート状及びフィルム状のいずれであっても良い。
基材としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・ビニルアルコール共重合体などのビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチルなどのアクリル系樹脂、ポリスチレン等のスチレン系樹脂、ナイロン6又はナイロン66などで代表されるポリアミド系樹脂などの樹脂からなるプラスチックフィルムが挙げられる。
これらのプラスチックフィルムの中では、耐熱性、寸法安定性に優れる2軸延伸ポリエステルフィルムが好適である。
また、基材の表面には、凹凸層及び離型層との接着性を高めるために、コロナ放電処理、酸化処理等の物理的な処理や、アンカー剤又はプライマーと呼ばれる塗料の塗布を予め行ってもよい。
凹凸層は、基材の一方の面上の少なくとも一部に設けられる。凹凸層を部分的に形成することにより、保護層の表面(保護層と離型層との界面)に凹凸層に起因した凹凸形状を付与することができる。本発明の転写シートを用いることにより、保護層面内で艶差があるパターンの意匠が付与された加飾成形品を製造することができる。
熱硬化性樹脂で凹凸層を形成する場合、凹凸層を硬化させた後に離型層を形成するので、凹凸層と離型層との密着が悪くなる。このため、被着体に転写する際に、凹凸層と離型層との間で剥離し、離型層が加飾成形品に残存する場合がある。また、硬化収縮により凹凸層の形状が乱れ、加飾成形品としたときに艶消し部分の意匠性が悪くなる恐れがある。
また、凹凸層形成時に熱硬化性樹脂を完全に硬化させないで、凹凸層上に離型層を形成する場合に、硬化の程度によって離型層形成用塗布液に含まれる溶剤により凹凸層が膨潤する可能性が有る。これにより、加飾成形品としたときに艶消し部分の意匠性が悪くなる恐れがある。
本発明では熱可塑性樹脂をバインダー樹脂の主成分として凹凸層を形成することにより、離型層と凹凸層との密着性を良好にすることができる。この結果、本発明の転写シートを用いて転写する際に、離型層と転写層(保護層)との間の剥離強度の差を生じにくくすることができ、剥離性を良好にすることができる。また、熱可塑性樹脂を用いれば、硬化収縮や溶剤による膨潤の影響がないため凹凸形状が滑らかとなり、加飾成形品としたときの外観を良好にすることもできる。本発明において、バインダー樹脂は実質的に熱可塑性樹脂からなることが好ましい。本発明において、「実質的に」とは、バインダー樹脂中の熱可塑性樹脂の割合が95%以上、好ましくは98%以上、より好ましくは100%であることを意味する。
これらの中で、マット剤の分散性、離型層との密着性の観点から、アクリル樹脂及びセルロース系樹脂であることが好ましい。また、後述する保護層などの形成の際に電離放射線を使用する場合でも、アクリル樹脂及びセルロース系樹脂は電離放射線に対する安定性を有するため好適に使用することができる。アクリル樹脂としては、特に制限されないが、例えば、(メタ)アクリル酸エステルの単独重合体、2種以上の異なる(メタ)アクリル酸エステルモノマーの共重合体、又は(メタ)アクリル酸エステルと他のモノマーとの共重合体が挙げられる。(メタ)アクリル樹脂として、より具体的には、ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチル、ポリ(メタ)アクリル酸プロピル、ポリ(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチル−(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、(メタ)アクリル酸エチル−(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸メチル共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸メチル共重合体等の(メタ)アクリル酸エステルなどが挙げられる。セルロース樹脂としては、ニトロセルロース樹脂などが挙げられる。
本明細書において、平均粒径は、層の厚み方向の断面を、加速電圧3.0kV、拡大倍率5万倍の条件にて走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、無作為に選択した100個の粒子の非凝集体について測定した粒子径の平均値(算術平均径)である。
無機粒子としては、例えば、シリカ、アルミナ、クレー、タルク、珪藻土、ゼオライト、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、酸化チタン、ガラスビーズなどが挙げられる。また、有機粒子としては、各種の合成樹脂粒子、例えば、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ベンゾグアナミン/メラミン/ホルマリン縮合物、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、スチレン樹脂等が挙げられ、これらの1種又は2種を混合して用いることもできる。粒子の形状は球形であってもよいし、不定形であってもよい。
特に、シリカ粒子は、加飾成形品の表面のマット感を良好にするとともに、生産コストが低いという利点があることから好ましい。
凹凸形状の形成性を考慮すると、マット剤の含有量は、75質量部以上であることがより好ましく、90質量部以上であることが更に好ましい。180質量部以下とすることで、凹凸層の膜強度の低下を抑制し、転写シート製造過程及び加飾成形品の製造過程で凹凸形状を維持することができる。また、離型シートを剥離する際に剥離強度を略均一として、転写不良を抑制することができる。更に、加飾成形品としたときに印刷層の視認性が良好となる。マット剤の含有量は、160質量部以下であることがより好ましく、140質量部以下であることが更に好ましい。
離型層は、凹凸層上及び基材上に設けられる。凹凸層が設けられている領域では、図1に示すように、離型シートは、厚み方向に基材、凹凸層、離型層の順で構成されている。これに対し、凹凸層が設けられていない領域では厚み方向に基材、離型層の順で構成されている。
離型層の基材と反対側の面は、凹凸層上に形成された領域(図1中、符号A)と、凹凸層が形成されていない領域(図1中、符号B)とで、異なる表面凹凸形状を有している。つまり、離型層の基材と反対側の面に、凹凸層のパターンに対応したパターンが形成されている。
電離放射線硬化性樹脂としては、具体的には、従来電離放射線硬化性樹脂として慣用されている重合性モノマー、重合性オリゴマーの中から適宜選択して用いることができる。
多官能性(メタ)アクリレートモノマーとしては、分子中に2つ以上の電離放射線硬化性官能基を有し、かつ該官能基として少なくとも(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリレートモノマーが挙げられる。
耐熱性と成形性との観点から、官能基数は2以上8以下が好ましく、2以上6以下がより好ましく、2以上4以下が更に好ましく、特に2以上3以下が好ましい。これらの多官能性(メタ)アクリレートモノマーは、単独で、又は複数種を組み合わせて用いてもよい。また、これらの多官能性(メタ)アクリレートモノマー1種類以上と後述の重合性オリゴマー1種以上とを混合した組成物として用いても良い。両者を混合した組成物とすることにより硬化物の架橋密度、架橋間分子量等を調整し、硬化物の諸物性を調整することができる。
これらの重合性オリゴマーの官能基数は、耐熱性及び成形性の観点から、2以上8以下のものが好ましく、上限としては、6以下がより好ましく、4以下が更に好ましく、特に3以下が好ましい。
離型剤としては、合成ワックスや天然ワックス等のワックス類が挙げられる。合成ワックスとしては、ポリエチレンワックスやポリプピレンワックス等のポリオレフィンワックスが挙げられる。また、離型層の硬度向上、離型剤のブリード抑制、粒子の分散性などの観点から、離型剤として、反応性シリコーン等の架橋硬化可能な離型成分を用いることが好ましい。
離型層の全固形分に対する離型剤の質量割合は、0.3〜10質量%であることが好ましく、0.5〜5質量%であることがより好ましい。
加飾成形品としたときに凹凸層に対応する箇所とその周囲(凹凸層が設けられていなかった箇所)とで艶差がある意匠とするために、凹凸層及び離型層に含まれるマット剤の平均粒径、添加量、及び層厚みに対するマット剤平均粒径の比率は、互いに異ならせることが好ましく、凹凸層が離型層に比してマットな意匠を示す態様がより好ましい。
<その他の層>
帯電防止層は、基材と接触していても良いし、帯電防止層と基材との間に上記ブロッキング防止層やプライマー層などを設けても良い。
〔転写層〕
<保護層>
保護層は、転写層の離型シート側に設けられる。保護層は、凹凸層上に形成された領域(図1中、符号A)と、凹凸層が形成されていない領域(図1中、符号B)とで、異なる表面凹凸形状を有している。保護層は、離型層と接触し、基材側の表面が上記離型層の表面と相補的な形状を有することが好ましい。
多官能性(メタ)アクリレートモノマーとしては、分子中に2つ以上の電離放射線硬化性官能基を有し、かつ該官能基として少なくとも(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリレートモノマーが挙げられ、アクリロイル基を有するアクリレートモノマーが好ましい。これらの重合性オリゴマーは、単独で、又は複数種を組み合わせて用いてもよい。
重合性モノマーの官能基数は2以上8以下が好ましく、2以上6以下がより好ましく、2以上4以下が更に好ましく、特に2以上3以下が好ましい。
重合性オリゴマーの中でもポリカーボネート(メタ)アクリレートオリゴマーが好ましい。ポリカーボネート(メタ)アクリレートオリゴマーは、主鎖にカーボネート結合を有し、かつ末端または側鎖に(メタ)アクリレート基を有するものであれば特に制限されず、ポリカーボネート骨格を有するウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーであるポリカーボネート系ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーであってもよい。
これらの重合性オリゴマーの官能基数は、耐熱性及び成形性の観点から、2以上8以下のものが好ましく、上限としては、6以下がより好ましく、4以下が更に好ましく、特に3以下が好ましい。
保護層中に粒子を実質的に含有しないとは、保護層の全固形分の1質量%以下であることを意味し、好ましくは0.1質量%以下、より好ましくは0.01質量%以下、さらに好ましくは0質量%である。
熱可塑性樹脂の含有量は、保護層の全固形分の0.1〜20質量%であることが好ましく、0.5〜10質量%であることがより好ましく、1〜5質量%であることがさらに好ましい。
印刷層は、加飾成形品に所望の意匠性を付与するための層である。
印刷層のパターンは任意であり、例えば、木目、石目、布目、砂目、円、四角形、多角形、幾何学模様、文字、ベタ印刷等が挙げられる。
印刷層の厚みは、意匠性の観点から0.5〜40μmが好ましく、1〜30μmがより好ましい。
接着層は、樹脂成形体等である被着体と、転写層との接着性を良好にする役割を有する。なお、保護層と被着体との接着性が良好な場合は、接着層を設けなくてもよい。
接着層には、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤等の添加剤を配合してもよい。
接着層の厚みは、0.1〜10μmであることが好ましく、0.5〜5μmであることがより好ましい。
プライマー層は、保護層と印刷層との密着性を向上するために、必要に応じて設けられる層である。
硬化性樹脂組成物としては、熱硬化性樹脂組成物、電離放射線硬化性樹脂組成物が挙げられる。プライマー層の熱硬化性樹脂組成物及び電離放射線硬化性樹脂組成物は、保護層の熱硬化性樹脂組成物及び電離放射線硬化性樹脂組成物として例示したものと同様のものを使用することができる。
特に、プライマー層は、熱硬化性樹脂組成物の硬化物を含むことが好ましい。熱硬化性樹脂組成物としては、例えば、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、アクリルポリオール等の各種ポリオール化合物と、イソシアネート化合物等の硬化剤とを含む2液硬化型ウレタン樹脂、が挙げられる。
プライマー層は1層構成としても良いが、層間の密着性等を考慮して2つ以上の層を積層させた構成とすることもできる。
本発明の転写シートを用いて製造される加飾成形品を、図2を用いて説明する。図2は加飾成形品の断面概略図である。加飾成形品40は、被着体42と、被着体を被覆する転写層30とを有する。図2において、転写層30は、被着体側から順に、接着層38、印刷層36、プライマー層34及び保護層32を備える。保護層32が加飾成形品40の最表層に位置する。
被着体は、樹脂からなる樹脂成型体である。被着体の形状は、平板状であってもよいし、曲面等を有する三次元形状であってもよい。また、被着体は有色であってもよい。
加飾成形品をインモールド成形により製造する場合には、樹脂成形体として熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。このような熱可塑性樹脂としては、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂(耐熱ABS樹脂を含む)、AS樹脂、PC/ABS系樹脂、PC/AS系樹脂、AN樹脂、ポリフェニレンオキサイド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリブチレンテフタレート系樹脂、ポリスルホン系樹脂、およびポリフェニレンサルファイド系樹脂等が挙げられる。
本発明の加飾成形品における保護層は、離型シートの離型層の表面形状と略相補的な凹凸形状を有することが好ましい。この凹凸形状は、凹凸層のパターンに対応した形状となる。例えば、保護層の表面は、凹凸層に対応する箇所(図2中、符号A’)において微小な凹凸形状を有している。このため、凹凸層に対応する箇所(図2中、符号A’)は、その周囲(図2中、符号B’)に対してマット感がある低艶の領域となっている。すなわち、本発明の加飾成形品は、面内で艶差が異なるパターンを有している。本発明において、符号B’の領域は、必ずしも光沢がある必要はない。符号A’の領域よりも符号B’の領域の方が高艶であり、艶差が明瞭であれば、領域B’はマット感を有していても良い。
本発明の加飾成形品は、(1)上記の転写シートの転写層を、接着層を介して被着体と接着し、被着体上に転写シートを積層する工程と、(2)転写シートの離型シートを剥離して、被着体上に転写層を転写する工程と、を含む。
(S1)転写シートの転写層側をインモールド成形用金型の内側に向けて配置する工程と、
(S2)上記インモールド成形用金型内に被着体用の樹脂を射出注入する工程と、
(S3)転写シートと、上記樹脂とを一体化させて、樹脂成形体(被着体)の表面上に転写シートを積層させた積層体を形成する工程と、
(S4)積層体を金型から取り出した後、または、樹脂成形体を金型から取り出すと同時に、転写シートの離型シートを剥離する工程。
下記の測定及び評価の雰囲気は、温度は23℃±5℃、湿度40〜65%とした。また、対象サンプルを前記雰囲気に30分以上晒してから、測定及び評価を行った。
1−1.意匠性評価
実施例及び比較例で作製した加飾成形品について、凹凸層がある領域と凹凸層のない領域との艶差の有無を以下の基準で評価した。
2点:艶差が明瞭であるもの
1点:艶差があるものの、「2点」の評価より艶差の明瞭性が劣るもの
0点:艶差が感じられないもの
20人の被験者が評価を行い、平均点を算出した。各加飾成形品の意匠性を下記基準で評価した。
A:平均点が1.8以上のもの
B+:平均点が1.4以上1.8未満のもの
B:平均点が1.0以上1.4未満のもの
C:平均点が1.0未満のもの
1−2.剥離性評価
実施例及び比較例の転写シートについて、それぞれ転写シートから離型シートを剥離した。離型シートが容易に剥がれ、転写層側に離型層が残存していないものを2点、離型シートが剥がれにくいが、転写層側に離型層が残存していないものを1点、離型シートが剥がれにくく、転写層上に離型層の残存が認められたものを0点とした。10枚の離型シートについて剥離性評価を行い、平均点を算出した。各転写シートの剥離性を下記基準で評価した。
A:平均点が1.5以上のもの
B:平均点が1.0以上1.5未満のもの
C:平均点が1.0未満のもの
2−1.凹凸層用塗布液の調整
下記処方の凹凸層用塗布液を作製した。
(1)凹凸層用塗布液1
ニトロセルロース樹脂(熱可塑性樹脂、重量平均分子量:50,000) 100質量部
マット剤(不定形シリカ、平均粒径5.0μm) 100質量部
溶剤(酢酸エチル) 適量
(2)凹凸層用塗布液2
アクリル樹脂(熱可塑性樹脂、重量平均分子量:100,000) 100質量部
マット剤(不定形シリカ、平均粒径5.0μm) 100質量部
溶剤(酢酸エチル) 適量
(3)凹凸層用塗布液3
ニトロセルロース樹脂(熱可塑性樹脂、重量平均分子量:50,000) 100質量部
マット剤(不定形シリカ、平均粒径1.0μm) 100質量部
溶剤(酢酸エチル) 適量
(4)凹凸層用塗布液4
ニトロセルロース樹脂(熱可塑性樹脂、重量平均分子量:50,000) 100質量部
マット剤(不定形シリカ、平均粒径0.5μm) 100質量部
溶剤(酢酸エチル) 適量
(5)凹凸層用塗布液5
ニトロセルロース樹脂(熱可塑性樹脂、重量平均分子量:50,000) 100質量部
マット剤(不定形シリカ、平均粒径20μm) 100質量部
溶剤(酢酸エチル) 適量
(6)凹凸層用塗布液6
ニトロセルロース樹脂(熱可塑性樹脂、重量平均分子量:50,000) 100質量部
マット剤(不定形シリカ、平均粒径5.0μm) 50質量部
溶剤(酢酸エチル) 適量
(7)凹凸層用塗布液7
ニトロセルロース樹脂(熱可塑性樹脂、重量平均分子量:50,000) 100質量部
マット剤(不定形シリカ、平均粒径5.0μm) 180質量部
溶剤(酢酸エチル) 適量
下記処方の離型層用塗布液を作製した。
(1)離型層用塗布液1
2官能ウレタンアクリレート(重量平均分子量:8,000) 85質量部
3官能アクリレート(重量平均分子量:300) 15質量部
電子線硬化性シリコーン系化合物 1質量部
溶剤(メチルエチルケトン) 適量
(2)離型層用塗布液2
4官能アクリルアクリレート(重量平均分子量:10,000) 100質量部
電子線硬化性シリコーン系化合物 1質量部
溶剤(メチルエチルケトン) 適量
(3)離型層用塗布液3
2官能ウレタンアクリレート(重量平均分子量:8,000) 85質量部
3官能アクリレート (重量平均分子量:300)15質量部
マット剤(不定形シリカ、平均粒径2.0μm) 10質量部
溶剤(メチルエチルケトン) 適量
下記処方の保護層用塗布液を作製した。
2官能ウレタンアクリレート(重量平均分子量:10,000) 95質量部
3官能アクリレートモノマー(重量平均分子量:300) 5質量部
溶剤(メチルエチルケトン) 適量
下記処方のプライマー層用塗布液を作製した。
<プライマー層用塗布液>
アクリルポリオール(水酸基価:80mgKOH/g、Tg:90℃) 100質量部
XDI(m−キシリレンジイソシアナート) 10質量部
溶剤(メチルエチルケトン) 適量
(実施例1)
基材(厚み75μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム)の一方の上に、凹凸層用塗布液1を塗布し、乾燥させて、厚み2μmの凹凸層を形成した。凹凸層は木目導管パターンとした。
次いで、基材上及び凹凸層上に、離型層用塗布液1を塗布し、165KeV、7Mrad(70kGy)の条件で電子線を照射して、厚み3μmの離型層を形成した。
次いで、離型層上に、保護層用塗布液を塗布し、165KeV、5Mrad(50kGy)の条件で電子線を照射して、厚み3μmの保護層を形成した。
次いで、保護層上に、プライマー層用塗布液1を塗布、乾燥し、厚み2μmのプライマー層を形成した。
次いで、プライマー層上に、茶褐色インキ(アクリル系樹脂組成物)をグラビア印刷法で塗布し、乾燥し、厚み6μmの木目模様の印刷層を形成した。
次いで、印刷層上に、熱可塑性樹脂(アクリル系樹脂)を溶剤で希釈した接着剤層用塗布液を塗布、乾燥し、厚み2μmのヒートシール性を有する接着層を形成した。上記の工程により、実施例1の転写シートを得た。
凹凸層用塗布液2を用いたこと以外は実施例1と同様の工程で、実施例2の転写シートを作製した。
離型層用塗布液2を用いたこと以外は実施例1と同様の工程で、実施例3の転写シートを作製した。
離型層用塗布液3を用いたこと以外は実施例1と同様の工程で、実施例4の転写シートを作製した。
離型層の厚みを0.5μmにしたこと以外は実施例1と同様の工程で、実施例5の転写シートを作製した。
離型層の厚みを20μmにしたこと以外は実施例1と同様の工程で、実施例6の転写シートを作製した。
凹凸層用塗布液3を用いたこと以外は実施例1と同様の工程で、実施例7の転写シートを作製した。
凹凸層用塗布液4を用いたこと以外は実施例1と同様の工程で、実施例8の転写シートを作製した。
凹凸層用塗布液5を用いたこと以外は実施例1と同様の工程で、実施例9の転写シートを作製した。
(実施例10)
凹凸層用塗布液6を用いたこと以外は実施例1と同様の工程で、実施例10の転写シートを作製した。
(実施例11)
凹凸層用塗布液7を用いたこと以外は実施例1と同様の工程で、実施例11の転写シートを作製した。
比較例1の凹凸層用塗布液として、下記処方の熱硬化性樹脂を含む塗布液を調整した。
基材(厚み75μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム)の一方の上に、比較例1の凹凸層用塗布液を塗布し、乾燥させた。実施例1と同様に、凹凸層は基材の一部分に形成した。その後、40℃で96時間エージングして硬化させ、厚み2.5μmの凹凸層、及び、厚み3μmの離型層を形成した。その他の層は、実施例1と同様にして形成し、比較例1の転写シートを得た。
<比較例1の凹凸層用塗布液>
アクリルポリオール(水酸基価:80mgKOH/g、Tg:65℃、固形分:50%、溶剤:トルエン/酢酸エチル混合溶剤) 40質量部
イソシアネート(主成分:XDI、固形分75%、溶剤:酢酸エチル) 14質量部
マット剤(不定形シリカ、平均粒径5.0μm) 4質量部
溶剤(酢酸エチル) 40質量部
凹凸層を設けなかったこと以外は、実施例1と同様の工程で比較例2の転写シートを得た。
上下一組のインモールド成形用金型の一方の側に、実施例1〜11及び比較例1〜2の転写シートをそれぞれ配置した。このとき、接着層が金型の内側(射出樹脂と接する側)を向くように配置した。
次いで、金型を締め、金型内に射出樹脂(PC/ABS樹脂)を注入し、転写シートと射出樹脂を含む射出樹脂層とを一体化させた積層体(10cm×16cm×厚さ2mmの板状体)を得た。
次いで、金型を開けた後、積層体から転写シートの離型シート(基材〜離型層)を剥がし、実施例1〜11、比較例1〜2の加飾成形品を得た。
実施例及び比較例の転写シート及び加飾成形品について、評価結果を表1に示す。
一方、凹凸層に熱硬化性樹脂を用いた比較例1の転写シートは、剥離性が悪かった。また、凹凸層部分は硬化収縮によりパターン形状の乱れが確認されたため、意匠性が悪いとの評価となった。
20 離型シート
22 基材
24 凹凸層
26 離型層
30 転写層
32 保護層
34 プライマー層
36 印刷層
38 接着層
40 加飾成形品
42 被着体
Claims (8)
- 離型シート上に転写層を有する転写シートであって、
前記離型シートが、
基材と、
前記基材の一方の面上に部分的に設けられ、バインダー樹脂及びマット剤を含有し、前記バインダー樹脂が熱可塑性樹脂を含む凹凸層と、
前記凹凸層上、及び、前記凹凸層が形成されていない前記基材上に設けられる離型層と、を含み、
前記バインダー樹脂中の前記熱可塑性樹脂の割合が95質量%以上であり、
前記凹凸層が、前記バインダー樹脂100質量部に対し、前記マット剤を50質量部以上180質量部以下で含有する、転写シート。 - 前記離型層と前記転写層とが接触する、請求項1に記載の転写シート。
- 前記凹凸層に含まれる前記マット剤の平均粒径が、0.5μm以上20μm以下である、請求項1または請求項2に記載の転写シート。
- 前記離型層の厚みが0.5μm以上50μm以下である、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の転写シート。
- 前記離型層が、熱硬化性樹脂組成物の硬化物及び電離放射線硬化性樹脂組成物の硬化物の少なくとも一方を含む、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の転写シート。
- 前記離型層が、平均粒径が0.5μm以上60μm以下のマット剤を、前記離型層の樹脂成分100質量部に対し0.1質量部以上10質量部以下の割合で含む、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の転写シート。
- 前記熱可塑性樹脂が、アクリル樹脂またはセルロース系樹脂である、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の転写シート。
- 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の転写シートの前記転写層を被着体と接着し、前記被着体上に前記転写シートを積層する工程と、
前記転写シートの前記離型シートを剥離して、前記被着体上に前記転写層を転写する工程と、を含む、加飾成形品の製造方法。
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