JP6861622B2 - 半導体装置及び電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、容器体内において半導体素子を含む電子部品が樹脂封止剤によって封止される半導体装置と、それを備える電力変換装置とに関する。
特許文献1の半導体装置では、ケースと金属ベース板とからなる容器体の金属ベース板上に基板が搭載されている。そして、基板上の金属パターンまたは基板上の半導体素子の表面電極と接続された外部導出端子が、ケースの上方に引き出されている。また、容器体内には樹脂封止剤が配設されている。
特開2003−068979号公報
例えば半導体装置が広範囲の温度において使用される場合、容器体がシュリンク化したり、外部導出端子とケースとの隙間が極端に狭くなったりする。これらの現象が生じると、樹脂封止剤が外部導出端子またはケースを這い上がることがある。この結果、樹脂封止剤が半導体装置の上部まで這い上がって、半導体装置の外部に漏れる可能性が高まるという問題がある。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、樹脂封止剤が這い上がることを抑制可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、底部と側壁部とを有する容器体と、前記容器体内の前記底部上に搭載された半導体素子を含む電子部品と、前記電子部品から上方に引き出された1以上の導電部材と、前記容器体内に配設され、前記電子部品を封止する樹脂封止剤とを備え、前記導電部材は、前記樹脂封止剤の上面よりも上方に位置する2つ以上の屈曲部を有する屈曲導電部材を含む。前記側壁部の内壁部のうち、前記樹脂封止剤の上面よりも上方に位置する部分に、前記樹脂封止剤の這い上がりを抑制する抑制構造が配設され、前記抑制構造は突出部を含み、前記突出部の上面、下面、及び、側面の少なくとも1つに凹部及び凸部の少なくとも一方が配設され、前記突出部が、前記側壁部の前記内壁部及び前記導電部材の側面に跨って配設されている。
本発明によれば、導電部材は、樹脂封止剤の上面よりも上方に位置する2つ以上の屈曲部を有する屈曲導電部材を含む。このような構成によれば、樹脂封止剤が這い上がることを抑制することができる。
実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 関連半導体装置の構成を示す断面図である。 実施の形態2に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 実施の形態3に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 実施の形態4に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 実施の形態4に係る半導体装置の別構成を示す断面図である。 実施の形態5に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 実施の形態6に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 実施の形態6に係る半導体装置の別構成を示す断面図である。 実施の形態7に係る半導体装置の構成を示す平面図である。 実施の形態8に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 実施の形態8に係る半導体装置の構成を示す上面図である。 実施の形態8の変形例1に係る半導体装置の構成を示す上面図である。 実施の形態8の変形例2に係る半導体装置の構成を示す上面図である。 実施の形態9に係る電力変換装置を適用した電力変換システムの構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す断面図である。本実施の形態1に係る半導体装置は、容器体1と、電子部品2と、1以上の外部導出端子3と、樹脂封止剤4とを備える。
容器体1は、底部と側壁部とを有している。本実施の形態1では、底部は、金属ベース板11であり、側壁部は、金属ベース板11上に配設されたケース12である。
ケース12の内壁部のうち、樹脂封止剤4の上面よりも上方に位置する部分には抑制構造が配設されている。なお、抑制構造とは、樹脂封止剤4がケース12の内壁部を這い上がって半導体装置の上部に到達すること、つまりケース12での樹脂封止剤4の這い上がり(以下「ケース這い上がり」と記す)を抑制する構造である。本実施の形態1では、抑制構造は庇部12aであり、この庇部12aは、ケース12の内壁部の突出部であって、ケース12の一部である。
電子部品2は、容器体1の底部上に搭載されている。本実施の形態1に係る電子部品2は、基板21と、金属パターン22と、半導体素子23とを含んでいる。そして、基板21は、金属ベース板11の上面上に搭載され、金属パターン22及び半導体素子23は、基板21上に配設されている。
外部導出端子3は、電子部品2から上方に引き出された導電部材である。本実施の形態1では、1以上の外部導出端子3は、屈曲導電部材である多屈曲数端子31と、屈曲導電部材である多屈曲数端子32とを含んでいる。なお、多屈曲数端子31,32の定義は後述する。ここで、多屈曲数端子31は、電子部品2である金属パターン22と電気的に接続され、金属パターン22からケース12の上方に引き出されている。多屈曲数端子32は、電子部品2である半導体素子23の図示しない表面電極と電気的に接続され、半導体素子23からケース12の上方に引き出されている。
樹脂封止剤4は、容器体1内に配設され、電子部品2を封止する。
多屈曲数端子31,32のそれぞれは、樹脂封止剤4の上面4aよりも上方に位置する2以上の屈曲部を有している。
具体的には、多屈曲数端子31は、樹脂封止剤4の上面4aよりも上方に位置する5つの屈曲部(屈曲部31a,31b,31c,31d,31e)を有している。なお、多屈曲数端子31の屈曲部31a〜31eのそれぞれは、S字型に含まれるL字型の屈曲部である。
多屈曲数端子32は、樹脂封止剤4の上面4aよりも上方に位置する3つの屈曲部(屈曲部32a,32b,32c)を有している。なお、多屈曲数端子32の屈曲部32a〜32cのそれぞれは、互いに異なるL字型のそれぞれの屈曲部のである。
以下、外部導出端子3のうち、樹脂封止剤4の上面4aよりも上方に位置する2以上の屈曲部を有する外部導出端子を「多屈曲数端子」と記し、それ以外の外部導出端子を「少屈曲数端子」と記して説明する。なお、多屈曲数端子のうち樹脂封止剤4の上面4aよりも上方に位置する部分は、S字型及びL字型に屈曲されることに限ったものではなく、例えばコ字型に屈曲されてもよい。
図2は、本実施の形態1に係る半導体装置に関連する半導体装置(以下「関連半導体装置」と記す)の構成を示す断面図である。関連半導体装置は、外部導出端子3として多屈曲数端子ではなく少屈曲数端子を備えている。この点を除けば、関連半導体装置の構成は、本実施の形態1に係る半導体装置の構成と同じである。
少屈曲数端子33,34は、樹脂封止剤4に浸漬されていない1つの屈曲部を有しているが、樹脂封止剤4に浸漬されていない別の屈曲部を有していない。このような図2の構成では、樹脂封止剤4が少屈曲数端子33,34を這い上がって半導体装置の上部に到達するまでの沿面距離が比較的短い。このため、樹脂封止剤4が外部導出端子3を這い上がって半導体装置の上部に到達すること、つまり外部導出端子3での樹脂封止剤4の這い上がり(以下「端子這い上がり」と記す)によって、樹脂封止剤4が半導体装置の上部に到達することがある。
これに対して本実施の形態1に係る半導体装置によれば、多屈曲数端子31,32は、樹脂封止剤4に浸漬されていない2つ以上の屈曲部を有するので、沿面距離を長くすることができる。このため、端子這い上がりに起因して樹脂封止剤4がケース12の外部、ひいては半導体装置の外部に漏れる可能性を抑制することができる。
なお、多屈曲数端子31のうち並んだ部分同士の間のギャップ31fを狭くした構成では、毛細管現象により樹脂封止剤4がギャップ31fにトラップされる効果が得られる。このような構成によれば、端子這い上がりを抑制する効果を高めることができる。
また本実施の形態1によれば、樹脂封止剤4などの材料の表面張力による端子這い上がりを抑制するだけでなく、樹脂封止剤4の注入時、または、樹脂封止剤4の注入後の減圧脱泡時に、樹脂封止剤4の上部内の膨張した気泡が破裂することによる樹脂封止剤4の飛び上がりも抑制することができる。
なお、上述した半導体素子23は、珪素(Si)から構成されてもよいし、炭化珪素(SiC)及び窒化ガリウム(GaN)などのワイドバンドギャップ半導体から構成されてもよい。特に、ワイドバンドギャップ半導体は高温耐性を有するので、半導体装置の半導体素子23がワイドバンドギャップ半導体から構成される構成において、上述のように端子這い上がりが抑制されて高温下で使用可能になる効果は特に有効である。また、半導体素子23は、例えばMOSFET、IGBT、SBD、PNダイオードなどであってもよい。
<実施の形態2>
図3は、本発明の実施の形態2に係る半導体装置の構成を示す断面図である。以下、本実施の形態2に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本実施の形態2では、抑制構造である庇部12aの上面、下面、及び、側面の少なくとも1つに、凹部及び凸部の少なくとも一方が配設されている。図3では、その一例として、庇部12aの先端には、下向きに突出する返し部である鉤部12a1が配設され、庇部12aの上面、下面及び側面に上面溝12a2、下面溝12a3及び側面溝12a4がそれぞれ配設されている。なお、これらの溝の断面形状には、V字型、矩形状、または、半円形状などの様々な形状が適用可能である。
以上のような本実施の形態2に係る半導体装置によれば、ケース這い上がりを抑制すること、及び、樹脂封止剤4がケース12の外部に漏れる可能性を抑制することができる。
例えば、下面溝12a3及び側面溝12a4によれば、ケース這い上がりを抑制することができ、上面溝12a2によれば、樹脂封止剤4が庇部12aを超えてケース12外へ漏れることを抑制することができる。また、上面溝12a2の別効果として、半導体装置稼働時に、半導体装置を分解しなくても、樹脂封止剤4の漏れ及びブリードをチェックすることができる。
さらに本実施の形態2によれば、樹脂封止剤4が、シリコーンゲルやエラストマー等の低分子成分を含み、かつ、半導体装置が縦置きで稼働される場合に、低分子成分が高温下で液状化して半導体装置の外部へブリードする現象を抑制することができる。また、規定量の樹脂封止剤4、ひいては絶縁性を確保することができる。さらに、金属ベース板11の裏面への樹脂封止剤4の付着の抑制も期待でき、半導体装置の放熱性の確保も期待できる。
<実施の形態3>
図4は、本発明の実施の形態3に係る半導体装置の構成を示す断面図である。以下、本実施の形態3に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本実施の形態3では、抑制構造として、庇部12aの代わりに這い上がり抑制部品51が配設されている。這い上がり抑制部品51の上面、下面、及び、側面の少なくとも1つには、実施の形態2の庇部12aと同様に、凹部及び凸部の少なくとも一方が配設されている。なお、実施の形態2の庇部12aと這い上がり抑制部品51と異なる点は、庇部12aは、ケース12の一部であるが、這い上がり抑制部品51は、ケース12に搭載された、ケース12とは個別の部品である点である。
図4に示すように、本実施の形態3では、外部導出端子3である少屈曲数端子35が、半導体素子23の図示しない表面電極と電気的に接続され、半導体素子23からケース12の上方に引き出されている。
そして、少屈曲数端子35の側面であって、樹脂封止剤4の上面よりも上方に位置する側面に突出部として、這い上がり抑制部品52が配設されている。這い上がり抑制部品52の上面、下面、及び、側面の少なくとも1つには、這い上がり抑制部品51と同様に、凹部及び凸部の少なくとも一方が配設されている。また、這い上がり抑制部品52は、少屈曲数端子35とは個別の部品であり、少屈曲数端子35に搭載されている。
以上のような本実施の形態3に係る半導体装置によれば、少屈曲数端子33に這い上がり抑制部品52を搭載することで、少屈曲数端子33であっても端子這い上がりを抑制することができる。このため、外部導出端子3の屈曲加工費を削減することができ、かつ、屈曲加工に起因するリアクタンス成分を緩和することによって電気特性を向上させることができる。さらに、ケース12に搭載される這い上がり抑制部品51のような部品化により、ケースアセンブリ性を向上させることができ、生産コストの低減も期待できる。
なお、本実施の形態3の構成は図4の構成に限ったものではない。例えば、少屈曲数端子35ではなく、多屈曲数端子32に這い上がり抑制部品が搭載されてもよい。つまり、少屈曲数端子及び多屈曲数端子に関わらず、外部導出端子3に這い上がり抑制部品が搭載されていればよい。また、外部導出端子3の一部が、這い上がり抑制部品と同様の形状を有していてもよい。さらに、這い上がり抑制部品は、ケース12及び外部導出端子3の両方ではなく、ケース12及び外部導出端子3の一方に搭載されてもよい。
<実施の形態4>
図5は、本発明の実施の形態4に係る半導体装置の構成を示す断面図である。以下、本実施の形態4に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。なお、実施の形態4以降の構成では、図示しないが実施の形態1で説明した多屈曲数端子が設けられてもよいし、図示されるように実施の形態1で説明した多屈曲数端子が省略されてもよい。
本実施の形態4では、外部導出端子3である少屈曲数端子36が、金属パターン22と電気的に接続され、金属パターン22からケース12の上方に引き出されている。また、外部導出端子3である少屈曲数端子37が、半導体素子23の図示しない表面電極と電気的に接続され、半導体素子23からケース12の上方に引き出されている。
そして図5に示される構成では、実施の形態3で説明した図4の這い上がり抑制部品51,52を一体化した這い上がり抑制部品53が、ケース12の内壁部と少屈曲数端子36,37の側面とに跨って配設されている。なお、図5の這い上がり抑制部品53は、ケース12の内壁部と少屈曲数端子36,37の側面とに跨って配設されているがこれに限ったものではない。例えば、這い上がり抑制部品は、ケース12の内壁部と多屈曲数端子の側面とに跨って配設されてもよい。
図6は、本実施の形態4に係る半導体装置の別構成を示す断面図である。図6に示される構成では、実施の形態2で説明した庇部12a(図3)と同様の庇部12bが、ケース12の内壁部と少屈曲数端子36,37の側面とに跨って配設されている。なお、図6の庇部12bは、ケース12の内壁部と少屈曲数端子36,37の側面とに跨って配設されているがこれに限ったものではない。例えば、這い上がり抑制部品は、ケース12の内壁部と多屈曲数端子の側面とに跨って配設されてもよい。
以上のような本実施の形態4に係る半導体装置によれば、実施の形態2及び実施の形態3よりも、樹脂封止剤4が外部導出端子3またはケース12を這い上がって半導体装置の上部に到達するまでの沿面距離を長くすることができる。このため、樹脂封止剤4の漏れ抑制効果を高めることができる。また、実施の形態2及び実施の形態3よりも部品点数を少なくすることができるので、作業工数を削減することができ、生産コストを低減することができる。
<実施の形態5>
図7は、本発明の実施の形態5に係る半導体装置の構成を示す断面図である。以下、本実施の形態5に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本実施の形態5では、ケース12は、内側に低い第1上面12cと、外側に高い第2上面12dとからなる段差部を有している。そして、本実施の形態5に係る抑制構造は、段差部の内側の第1上面12cに配設され、上方に開口する凹部たるプール構造12eである。プール構造12eの上部である開口部は、このプール構造12eの下部である底面よりも広くなっている。
以上のような本実施の形態5に係る半導体装置によれば、ケース12を這い上がった樹脂封止剤4をプール構造12eでトラップすることができる。また、プール構造12eの開口部を大きくすることで、樹脂封止剤4をトラップする効果、及び、樹脂封止剤4の漏れ抑制効果を得ることができる。さらに、プール構造12eの開口部よりもプール構造12eの底面を狭くすることによって、開口部を大きくした際のデメリットであるケース12の強度低下を担保することができるので、外部応力によるケース12の破損を抑制することが可能である。また、本実施の形態5によれば、庇部12aが配設された構造に比べて容器体1の内部の自由度、ひいては設計自由度を高めることができる。
<実施の形態6>
図8は、本発明の実施の形態6に係る半導体装置の構成を示す断面図であり、図9は、本発明の実施の形態6に係る半導体装置の別構成を示す断面図である。以下、本実施の形態6に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本実施の形態6では、抑制構造は、表面処理によって形成される鏡面、粗面、及び、凹凸面の少なくとも1つである。図8及び図9には、抑制構造の例として凹凸面の凹部12fが図示されている。凹部12fの断面形状には、三角形状、矩形状、半円形状などの様々な形状が適用可能である。
なお、図示しないが、鏡面、粗面、及び、凹凸面の少なくとも1つが、内壁部の平面視(矢視A)において横方向に延在する直線状(例えばボーダー状)に配設されている。
以上のような本実施の形態6に係る半導体装置によれば、ケース12の内壁部に鏡面、粗面、及び、凹凸面の少なくとも1つが上記のように配設されることで、樹脂封止剤4の漏れ抑制効果を得ることができる。例えば、ケース12の内壁部に粗面または凹凸面を配設した場合には、樹脂封止剤4が毛細管現象により粗面箇所または凹部に集中して濡れ広がる。このため、内壁部の平面視において粗面または凹凸面が横方向に延在するように配設された構成では、樹脂封止剤4が横方向へ濡れ広がる。したがって、ケース這い上がりに起因する樹脂封止剤4の漏れ抑制効果を得ることができる。
<実施の形態7>
図10は、本発明の実施の形態7に係る半導体装置の構成を示す平面図である。以下、本実施の形態7に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本実施の形態7では、実施の形態6と同様に、ケース12の内壁部に、鏡面、粗面、及び、凹凸面の少なくとも1つが配設されている。ただし本実施の形態7では、鏡面、粗面、及び、凹凸面の少なくとも1つが、内壁部の平面視において横方向に延在する曲線状に配設されている。図10には、一例として、横方向に延在する曲線状に配設された凹凸面の凹部12gが図示されている。
以上のような本実施の形態7に係る半導体装置によれば、実施の形態6に係る半導体装置よりも、樹脂封止剤4が濡れ広がる線の長さ、ひいては、樹脂封止剤4が濡れ広がる面積のサイズを大きくすることができる。したがって、ケース這い上がりに起因する樹脂封止剤4の漏れ抑制効果を高めることができる。
<実施の形態8>
図11は、本発明の実施の形態8に係る半導体装置の構成を示す断面図である。以下、本実施の形態8に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
図11では、庇部12a、這い上がり抑制部品51、凹凸面などが簡略化されて抑制構造6として図示されている。図12は、上面視(図11の矢視B)における本実施の形態8に係る半導体装置の構成を示す上面図である。図12に示すように本実施の形態8では、抑制構造6は、上面視でのケース12の内周全てに配設されている。このような構成によれば、ケース12の内周全てからのケース這い上がりを抑制することができる。
<変形例1>
図13は、実施の形態8の変形例1に係る半導体装置の構成を示す上面図である。図13に示すように、本変形例1では、上面視でのケース12の内周形状は角部を含み、抑制構造6は、樹脂封止剤4が這い上がりやすい角部にのみ配設されている。このような構成によれば、ケース12を形成する金型を簡易化でき、金型加工費を削減することができる。
<変形例2>
図14は、実施の形態8の変形例2に係る半導体装置の構成を示す上面図である。図14に示すように、本変形例2では、上面視でのケース12の内周形状は直線部を含み、抑制構造6は、効果前の樹脂封止剤4が漏れる可能性が高い直線部にのみ配設されている。このような構成によれば、ケース12を形成する金型を簡易化でき、金型加工費を削減することができる。
<実施の形態9>
本発明の実施の形態9に係る電力変換装置は、実施の形態1〜8のいずれかに係る半導体装置を有する主変換回路を備えた電力変換装置である。以上で説明した半導体装置は特定の電力変換装置に限定されるものではないが、以下、本実施の形態9として、三相のインバータに、実施の形態1〜8のいずれかに係る半導体装置を適用した場合について説明する。
図15は、本実施の形態9に係る電力変換装置を適用した電力変換システムの構成を示すブロック図である。
図15に示す電力変換システムは、電源100、電力変換装置200、負荷300から構成される。電源100は、直流電源であり、電力変換装置200に直流電力を供給する。電源100は種々の電源で構成することが可能であり、例えば、直流系統、太陽電池、蓄電池で構成されてもよいし、交流系統に接続された整流回路やAC/DCコンバータで構成されてもよい。また、電源100は、直流系統から出力される直流電力を所定の電力に変換するDC/DCコンバータによって構成されてもよい。
電力変換装置200は、電源100と負荷300との間に接続された三相のインバータであり、電源100から供給された直流電力を交流電力に変換し、負荷300に交流電力を供給する。電力変換装置200は、図15に示すように、直流電力を交流電力に変換して出力する主変換回路201と、主変換回路201を制御する制御信号を主変換回路201に出力する制御回路203とを備えている。
負荷300は、電力変換装置200から供給された交流電力によって駆動される三相の電動機である。なお、負荷300は特定の用途に限られるものではなく、各種電気機器に搭載された電動機であり、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車、鉄道車両、エレベーター、もしくは、空調機器向けの電動機として用いられる。
以下、電力変換装置200の詳細を説明する。主変換回路201は、スイッチング素子と還流ダイオードを備えており(図示せず)、スイッチング素子がスイッチングすることによって、電源100から供給される直流電力を交流電力に変換し、負荷300に供給する。主変換回路201の具体的な回路構成には種々の構成があるが、本実施の形態9に係る主変換回路201は2レベルの三相フルブリッジ回路であり、6つのスイッチング素子とそれぞれのスイッチング素子に逆並列された6つの還流ダイオードとから構成することができる。主変換回路201の各スイッチング素子及び各還流ダイオードの少なくともいずれか1つには、上述した実施の形態1〜8のいずれかに係る半導体装置が適用された半導体モジュール202によって構成する。6つのスイッチング素子は2つのスイッチング素子ごとに直列接続され上下アームを構成し、各上下アームはフルブリッジ回路の各相(U相、V相、W相)を構成する。そして、各上下アームの出力端子、すなわち主変換回路201の3つの出力端子は、負荷300に接続される。
また、主変換回路201は、各スイッチング素子を駆動する駆動回路(図示なし)を備えているが、駆動回路は半導体モジュール202に内蔵されていてもよいし、半導体モジュール202とは別に駆動回路を備える構成であってもよい。駆動回路は、主変換回路201のスイッチング素子を駆動する駆動信号を生成し、主変換回路201のスイッチング素子の制御電極に供給する。具体的には、駆動回路は、後述する制御回路203からの制御信号に従い、スイッチング素子をオン状態にする駆動信号とスイッチング素子をオフ状態にする駆動信号とを各スイッチング素子の制御電極に出力する。スイッチング素子をオン状態に維持する場合、駆動信号はスイッチング素子の閾値電圧以上の電圧信号(オン信号)であり、スイッチング素子をオフ状態に維持する場合、駆動信号はスイッチング素子の閾値電圧以下の電圧信号(オフ信号)となる。
制御回路203は、負荷300に所望の電力が供給されるよう主変換回路201のスイッチング素子を制御する。具体的には、制御回路203は、負荷300に供給すべき電力に基づいて主変換回路201の各スイッチング素子がオン状態となるべき時間(オン時間)を算出する。例えば、制御回路203は、出力すべき電圧に応じてスイッチング素子のオン時間を変調するPWM(Pulse Width Modulation)制御によって主変換回路201を制御することができる。そして、制御回路203は、各時点においてオン状態となるべきスイッチング素子にはオン信号を、オフ状態となるべきスイッチング素子にはオフ信号が出力されるよう、主変換回路201が備える駆動回路に制御指令(制御信号)を出力する。駆動回路は、この制御信号に従い、各スイッチング素子の制御電極にオン信号又はオフ信号を駆動信号として出力する。
以上のような本実施の形態9に係る電力変換装置では、主変換回路201のスイッチング素子及び還流ダイオードの少なくともいずれか1つとして、実施の形態1〜8に係る半導体装置を適用するため、樹脂封止剤が半導体装置の外部に漏れる可能性を抑制することができる。
以上で説明した本実施の形態9では、2レベルの三相インバータに、実施の形態1〜8のいずれかに係る半導体装置を適用する例を説明したが、本実施の形態9は、これに限られるものではなく、種々の電力変換装置に適用することができる。本実施の形態9では、実施の形態1〜8のいずれかに係る半導体装置は、2レベルの電力変換装置であるとしたが、3レベルやマルチレベルの電力変換装置であっても構わないし、単相負荷に電力を供給する場合には単相のインバータに上記半導体装置を適用しても構わない。また、直流負荷等に電力を供給する場合にはDC/DCコンバータやAC/DCコンバータに上記半導体装置を適用することも可能である。
また、本実施の形態9に係る電力変換装置は、上述した負荷が電動機の場合に限定されるものではなく、例えば、放電加工機やレーザー加工機、又は誘導加熱調理器や非接触器給電システムの電源装置として用いることもでき、さらには太陽光発電システムや蓄電システム等のパワーコンディショナーとして用いることも可能である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 容器体、2 電子部品、3 外部導出端子、4 樹脂封止剤、4a 上面、6 抑制構造、11 金属ベース板、12 ケース、12a,12b 庇部、12a1 鉤部、12a2 上面溝、12a3 下面溝、12a4 側面溝、12c 第1上面、12e プール構造、31,32 多屈曲数端子、31a,31b,31c,31d,31e,32a,32b,32c 屈曲部、51,52,53 這い上がり抑制部品、201 主変換回路、203 制御回路。

Claims (9)

  1. 底部と側壁部とを有する容器体と、
    前記容器体内の前記底部上に搭載された半導体素子を含む電子部品と、
    前記電子部品から上方に引き出された1以上の導電部材と、
    前記容器体内に配設され、前記電子部品を封止する樹脂封止剤と
    を備え、
    前記導電部材は、前記樹脂封止剤の上面よりも上方に位置する2つ以上の屈曲部を有する屈曲導電部材を含み、
    前記側壁部の内壁部のうち、前記樹脂封止剤の上面よりも上方に位置する部分に、前記樹脂封止剤の這い上がりを抑制する抑制構造が配設され、
    前記抑制構造は突出部を含み、
    前記突出部の上面、下面、及び、側面の少なくとも1つに凹部及び凸部の少なくとも一方が配設され、
    前記突出部が、前記側壁部の前記内壁部及び前記導電部材の側面に跨って配設された、半導体装置。
  2. 底部と側壁部とを有する容器体と、
    前記容器体内の前記底部上に搭載された半導体素子を含む電子部品と、
    前記電子部品から上方に引き出された1以上の導電部材と、
    前記容器体内に配設され、前記電子部品を封止する樹脂封止剤と
    を備え、
    前記導電部材は、前記樹脂封止剤の上面よりも上方に位置する2つ以上の屈曲部を有する屈曲導電部材を含み、
    前記側壁部の内壁部のうち、前記樹脂封止剤の上面よりも上方に位置する部分に、前記樹脂封止剤の這い上がりを抑制する抑制構造が配設され、
    上面視での前記側壁部の内周形状は角部を含み、
    前記抑制構造は、前記角部にのみ配設されている、半導体装置。
  3. 底部と側壁部とを有する容器体と、
    前記容器体内の前記底部上に搭載された半導体素子を含む電子部品と、
    前記電子部品から上方に引き出された1以上の導電部材と、
    前記容器体内に配設され、前記電子部品を封止する樹脂封止剤と
    を備え、
    前記導電部材は、前記樹脂封止剤の上面よりも上方に位置する2つ以上の屈曲部を有する屈曲導電部材を含み、
    前記導電部材の側面であって、前記樹脂封止剤の上面よりも上方に位置する側面に突出部が配設され、
    前記突出部の上面、下面、及び、側面の少なくとも1つに凹部及び凸部の少なくとも一方が配設された、半導体装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の半導体装置であって、
    前記側壁部は、
    内側に低く外側に高い段差部を有し、
    前記抑制構造は、
    前記段差部の内側の上面に配設され、上方に開口し、上部が下部よりも広い凹部を含む、半導体装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の半導体装置であって、
    前記抑制構造は、
    前記内壁部の平面視において直線状または曲線状に配設された、鏡面、粗面、及び、凹凸面の少なくとも1つを含む、半導体装置。
  6. 請求項に記載の半導体装置であって、
    前記抑制構造は、上面視での前記側壁部の内周全てに配設されている、半導体装置。
  7. 請求項に記載の半導体装置であって、
    上面視での前記側壁部の内周形状は直線部を含み、
    前記抑制構造は、前記直線部にのみ配設されている、半導体装置。
  8. 請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、
    前記屈曲導電部材の前記屈曲部は、L字型の屈曲部、コ字型に含まれるL字型の屈曲部、または、S字型に含まれるL字型の屈曲部である、半導体装置。
  9. 請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の半導体装置を有し、入力される電力を変換して出力する主変換回路と、
    前記主変換回路を制御する制御信号を前記主変換回路に出力する制御回路と
    を備える、電力変換装置。
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