JP6858864B2 - 駐車制御装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は駐車制御装置及び方法に関し、例えば、カメラ及びソナー等の周辺環境認識センサにより取得された情報に基づいて車両の駐車先候補となるスペースを検出し、検出したスペースへの車両の駐車動作を制御する駐車制御装置に適用して好適なものである。
近年、自動車技術に関連して、アクセル、ブレーキ、ステアリング及びギアシフトといった駐車操作のすべてを自動制御する駐車制御システムの開発が進められており、実際にこのような駐車制御システムが搭載された車両も販売されている。
このような駐車制御システムに関連して、下記特許文献1には、障害物の検出結果及び駐車境界の検出結果のうち少なくとも一方に基づいて車両の移動経路の目標位置の候補となる少なくとも1つの候補位置を設定し、障害物の検出結果及び駐車境界の検出結果のうち少なくとも一方に基づいて候補位置のそれぞれでの車両の方向を設定し、自車の方向及び駐車の候補位置での車両の方向に基づいて各候補位置をそれぞれランク付けし、ランク付けした候補位置の中の1つを目標位置に決定する駐車制御装置が開示されている。
特開2016−60243号公報
ところで、駐車制御システムが搭載された車両が実際に自動駐車を行うに際しては、ドライバに違和感を与えることなく自然な流れで車両を駐車動作させることが望まれる。そして、このようにドライバに違和感を与えることなく自然な流れで車両を駐車動作させることができれば、駐車制御システムの利便性を向上させ得るものと考えられる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、利便性を向上させ得る駐車制御装置及び駐車制御方法を提供しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、車両の駐車動作を制御する駐車制御装置において、周辺環境認識センサにより取得された情報に基づいて、前記車両の駐車先の候補である駐車候補スペースを探索する探索部と、前記探索部により検出された前記駐車候補スペースに対して前記車両が駐車できる確信度を段階的にドライバに報知し、当該駐車候補スペースに前記車両を駐車すべき旨の指示が前記ドライバから与えられた段階で、当該駐車候補スペースに当該車両を駐車させるための所定の制御処理を実行する制御部とを設け、前記周辺環境認識センサは、少なくとも前記車両の前方の映像情報を出力するカメラと、前記車両の側方の障害物を検知する側方センサと、を含み、前記制御部は、前記カメラが出力する前記映像情報によって、前記駐車候補スペースを検出し、前記駐車候補スペースを検出した後、前記車両の移動によって前記駐車候補スペースが前記車両の側方に位置したときに、前記側方センサを用いて前記車両が前記駐車候補スペースに駐車できると認識すると、前記ドライバに対して前記確信度を切り替えたことを報知するようにした。
また本発明においては、前記車両の駐車動作を制御する駐車制御装置により実行される駐車制御方法において、周辺環境認識センサにより取得された情報に基づいて、前記車両の駐車先の候補である駐車候補スペースを探索する第1のステップと、検出した前記駐車候補スペースに対して前記車両が駐車できる確信度を段階的にドライバに報知し、当該駐車候補スペースに前記車両を駐車すべき旨の指示が前記ドライバから与えられた段階で、当該駐車候補スペースに当該車両を駐車させるための所定の制御処理を実行する第2のステップとを設け、前記周辺環境認識センサは、少なくとも前記車両の前方の映像情報を出力するカメラと、前記車両の側方の障害物を検知する側方センサと、を含み、前記第2のステップでは、前記カメラが出力する前記映像情報によって、前記駐車候補スペースを検出し、前記駐車候補スペースを検出した後、前記車両の移動によって前記駐車候補スペースが前記車両の側方に位置したときに、前記側方センサを用いて前記車両が前記駐車候補スペースに駐車できると認識すると、前記ドライバに対して前記確信度を切り替えたことを報知するようにした。
本発明の駐車制御システム及び駐車制御方法によれば、ドライバに違和感を与えることなく自然な流れで車両を駐車動作させることができる。
本発明によれば、利便性を向上させ得る駐車制御システム及び駐車制御方法を実現できる。
従来の駐車制御システムの説明に供する図である。 本実施の形態による駐車制御システムが搭載された車両の構成を略線的に示す略線図である。 本実施の形態によるECUの構成を示すブロック図である。 本実施の形態による駐車制御機能における第1段階のときにナビゲーションシステムの表示装置に表示される俯瞰映像の表示例を示す図である。 本実施の形態による駐車制御機能における第1段階の説明に供する図である。 本実施の形態による駐車制御機能における第2段階の説明に供する図である。 本実施の形態による駐車制御機能における第2段階のときにナビゲーションシステムの表示装置に表示される俯瞰映像の表示例を示す図である。 本実施の形態による駐車制御機能における第3段階の説明に供する図である。 本実施の形態による駐車制御機能における第3段階のときにナビゲーションシステムの表示装置に表示される俯瞰映像の表示例を示す図である。 駐車制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)従来の駐車制御システム
本実施の形態による駐車制御システムを説明するに際して、まず、従来の駐車制御システムについて説明する。
従来提案されている駐車制御システムは、車両に搭載されたソナーやカメラ等の車両の周辺環境を認識するために必要な情報を取得する周辺環境認識センサを用いて自車両が駐車可能な駐車スペースを検出し、検出した駐車スペース内に自動運転により自車両を移動させて駐車させるものである。
実際上、かかる駐車制御システムでは、例えばスーパー等の駐車場において駐車制御モードが設定されると、車両に搭載された周辺環境認識センサを用いて自車両の駐車先の候補とな得るスペース(以下、これを駐車候補スペースと呼ぶ)を探索する。
そして駐車制御システムは、図1の位置Aにおいてそのような駐車候補スペースSPを検出すると、そのまま自車両1をその駐車候補スペースSPの正面位置である位置Bにまで移動させ、その駐車候補スペースSP内に障害物が存在しないか否かを判定する。
また駐車制御システムは、かかる判定により自車両1を確実にその駐車候補スペースSP内に駐車できるとの判定結果が得られた場合には、その駐車候補スペースSPを通り越した位置Cにまで自車両1を前進させ、その後、自車両1の駐車経路を算出して、算出した駐車経路に沿って自車両1を移動させて駐車候補スペースSP内に自車両1を駐車させる。
しかしながら、通常、ドライバは、自らが車両を運転している場合には、位置Bにおいて駐車候補スペースSP内に障害物が存在しないことを確認した段階で旋回を開始して駐車動作に入るため、上述のように位置Bの段階で駐車動作が開始されず、位置Cまで自車両1が移動した段階で初めて駐車動作が開始されることに違和感を覚えることになる。
そこで本実施の形態においては、このような違和感をドライバに感じさせることなく、自車両に自然な駐車動作を実行させ得る駐車制御システムを提案するものである。以下、このような本実施の形態による駐車制御システムについて説明する。
(2)本実施の形態による駐車制御システムの構成
図2において、10は全体として本実施の形態による駐車制御システムを搭載した車両を示す。この車両10は、ドライバが乗車する車室内の所定位置にシフトレバー11、アクセルペダル12、ブレーキペダル13、ステアリングホイール14及びECU15が配設されている。
シフトレバー11は、ドライバが変速機36(図3)の歯車の組合せを切り替えるための操作子である。ドライバは、シフトレバー11を操作することにより車両の前進又は後退などを指示する。なお変速機36は、ECU15の制御のもとに、ドライバによるシフトレバー11の操作とは無関係に歯車の組合せを切り替えることができる。
またアクセルペダル12は、本車両10の動力源である駆動モータ16の出力パワーを制御するための操作子であり、ドライバが足で踏み込むようにして操作する。アクセルペダル12に対するドライバの踏力がECU15に伝達され、ECU15の制御のもとに、当該踏力に応じた大きさのトルクが駆動モータ16から出力されて車輪17A,17Bに伝達される。ただし、駆動モータ16は、ECU15の制御のもとに、ドライバによるアクセルペダル12の操作とは無関係に動作してトルクを出力することができる。なお車両10の動力源として、駆動モータ16に代えて又は加えてエンジン(内燃機関)を利用することもできる。
ブレーキペダル13は、車両10を制動するための操作子であり、アクセルペダル12と同様に、ドライバが足で踏み込むようにして操作する。ブレーキペダル13に対するドライバの踏力がブレーキブースタ18によって倍力され、その倍力された踏力の大きさに応じた油圧がマスタシリンダ19に発生する。そしてこの油圧は、電動油圧ブレーキ20を介してホイルシリンダ21A〜21Dに供給され、当該油圧に応じた制動力がホイルシリンダ21A〜21Dにより発生される。なお電動油圧ブレーキ20は、ECU15の制御のもとに、ドライバのブレーキペダル13の操作とは無関係にホイルシリンダ21A〜21Dを動作させて制動力を発生させることができる。
ステアリングホイール14は、ドライバが回転操作することにより車両10の進行方向を調整するための操作子である。ステアリングホイール14の回転操作量は、操舵角センサ22により操舵角として検出されて電動パワーステアリングモータ23に通知され、当該操舵角に応じたアシストトルクが電動パワーステアリングモータ23から発生される。そして、ドライバがステアリングホイール14に与える操舵トルクと、電動パワーステアリングモータ23から発生されたアシストトルクとによって操舵輪(左右前側の車輪17A,17B)の向きが変えられて車両の進行方向が変化する。なお、電動パワーステアリングモータ23は、ECU15の制御のもとに、ドライバによるステアリングホイール14の回転操作とは無関係にアシストトルクを発生させて操舵輪の向きを変えることができる。
また車両10の前後左右には、がそれぞれカメラ24A〜24D環境認識センサとして取り付けられている。そして車両10のバック動作時には、これら4つのカメラ24A〜24Dからそれぞれ出力される映像情報に基づく各映像がECU15により合成されて当該車両10及びその周囲を上方から見下ろした俯瞰映像が生成され、生成された俯瞰映像が例えばカーナビゲーションシステムの表示装置25に表示される。これによりドライバは、この俯瞰映像を見ながら自車両の駐車操作を行うことができる。
さらに車両10の前後左右には、環境認識センサとして、自車両10周辺の障害物を検知し、検知した障害物までの距離を計測するソナー26A〜26Lも配設されており、これらソナー26A〜26Lの検知結果及び計測結果がECU15に与えられる。これによりECU15は、これらソナー26A〜26Lの検知及び計測結果に基づいて、自車両10の周囲に障害物が存在するか否かを認識することができる。
ECU15は、ドライバがアクセルペダル12を踏み込んだ際の踏力に応じたトルクを出力するよう駆動モータ16を制御するコンピュータ装置である。またECU15は、ステアリングホイール14の回転量を検出する上述の操舵角センサ22や、各車輪17A〜17Dの回転速度を検出するためにこれら車輪17A〜17Dの近傍にそれぞれ配設された車輪速センサ27A〜27D、前後方向の加速度、横加速度及びヨーレートを検出する車両運動検出センサ28からの出力に基づいて電動油圧ブレーキ20を制御することにより、車両10の横滑り防止のための制御やアンチロックブレーキ制御を行う。
かかる構成に加えて本実施の形態のECU15には、各カメラ24A〜24Dからそれぞれ出力される映像情報と、各ソナー26A〜26Lからそれぞれ出力されるセンサ情報とに基づいて自車両10の駐車先候補となるスペース(駐車候補スペース)を探索し、当該探索により検出した駐車候補スペース内に自車両10を移動させて停車させるように駆動モータ16、変速機36、電動油圧ブレーキ20及び電動パワーステアリングモータ23を制御する駐車制御機能が搭載されている。
そして本実施の形態の駐車制御機能は、かかる駐車候補スペースを検出後、当該駐車候補スペース内に自車両10を駐車可能であるか否かの確信度を段階的にドライバに報知し、ドライバによりその駐車候補スペース内に自車両を駐車させるべき旨の指示が与えられた段階で、自車両10をその駐車候補スペース内に移動させて停車させる駐車制御を開始する点を特徴の1つとしている。
このような本実施の形態による駐車制御機能を実現するための手段として、本実施の形態のECU15は、図3に示すように、車載ネットワーク30を介して相互に接続された駆動モータ制御部31、トランスミッション制御部32、ブレーキ制御部33、EPS(Electronic Power Steering)制御部34及び駐車制御部35を備えて構成されている。
駆動モータ制御部31は、ドライバによるアクセルペダル12の踏力の強さ又は後述する駐車制御部35からの要求に応じて、当該踏力又は当該要求に応じたトルクを発生及び出力させるよう駆動モータ16を制御する機能を有する機能部である。またトランスミッション制御部32は、ドライバによるシフトレバー11の操作又は駐車制御部35からの要求に応じて、変速機36における歯車の組合せを当該操作又は当該要求に応じた組合せに切り替える機能を有する機能部である。
ブレーキ制御部33は、ドライバによるブレーキペダル13の踏力の強さ又は駐車制御部35からの要求に応じて、当該踏力又は当該要求に応じた制動力を発生させるよう電動油圧ブレーキ20を制御する機能を有する機能部である。さらにEPS制御部34は、ドライバによるステアリングホイール14の回転操作又は駐車制御部35からの要求に応じて、当該ステアリングホイール14の回転角又は当該要求に応じたアシスト力を発生させるよう電動パワーステアリングモータ23を制御する機能を有する機能部である。
駐車制御部35は、上述した本実施の形態による駐車制御機能を実現するよう、必要時に必要なタイミングで駆動モータ16、変速機36、電動油圧ブレーキ20及び電動パワーステアリングモータ23をそれぞれ制御する機能を有する機能部である。
実際上、駐車制御部35は、スーパー等の駐車場において駐車制御モードが設定されると、各カメラ24A〜24Dから与えられる映像情報と、各ソナー26A〜26Lから与えられるセンサ情報とに基づいて自車両10の周囲に障害物等がないことを確認しながら、駆動モータ制御部31、トランスミッション制御部32、ブレーキ制御部33又はEPS制御部34を介して駆動モータ16、変速機36、電動油圧ブレーキ20及び電動パワーステアリングモータ23を必要時に必要なタイミングでそれぞれ制御することにより自車両10を徐行するよう自動運転する。
この際、駐車制御部35は、自車両10の車体前方に配設されたカメラ24Aから出力される映像情報に基づいて、自車両10の進行方向前方にいずれの車両も駐車していない駐車スペース(駐車候補スペース)が出現するのを待ち受ける。また、このとき駐車制御部35は、各カメラ24A〜24Dから与えられる映像情報に基づき生成した例えば図4に示すような俯瞰映像40をナビゲーションシステムの表示装置25に表示させる。
そして駐車制御部35は、例えば図5の位置にまで自車両10が進んだ段階でそのような駐車候補スペース41を検出すると(以下、この状態を第1段階と呼ぶ)、例えば「停められそうです」といった所定の第1のガイド音声をスピーカ37(図3)から出力させると共に、ナビゲーションシステムの表示装置25に表示された図4のような俯瞰映像40内のその駐車候補スペース41を黄色等の第1の所定色で着色するようにして強調表示する。このようにして駐車制御部35は、自車両10が駐車できると思われる駐車候補スペース41を検出したものの、その駐車候補スペース41内に自車両10を駐車できる確信度はまだ低いということをドライバに報知する。
この後、駐車制御部35は、自車両10を引き続き徐行させながら、「そこに駐車しろ」といった発話、又は、スイッチ等の所定の操作入力部38(図3)に対する所定操作によって、その駐車候補スペース41内に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられるのを第1の所定期間(以下、これを第1のドライバ意思確認期間と呼ぶ)だけ待ち受ける。
そして駐車制御部35は、この第1のドライバ意思確認期間内に、かかる駐車候補スペース41内に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられた場合には、駆動モータ制御部31、トランスミッション制御部32、ブレーキ制御部33又はEPS制御部34を介して駆動モータ16、変速機36、電動油圧ブレーキ20及び電動パワーステアリングモータ23を必要時に必要なタイミングでそれぞれ制御することにより、その駐車候補スペース41内に自車両10を移動させて停車させる。
これに対して駐車制御部35は、第1のドライバ意思確認期間内に、その駐車候補スペース41内に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられなかった場合には、自車両10を引き続き徐行させる。
そして駐車制御部35は、この後、例えば図6の位置にまで自車両10が進んだ段階で、かかる駐車候補スペース41内に障害物が存在せず、後述する駐車経路さえ生成できれば確実に自車両10をその駐車候補スペース41内に停められることをソナー26A〜26Lからのセンサ信号に基づいて認識すると(以下、この状態を第2段階と呼ぶ)、「停められるスペースです」といった所定の第2のガイド音声をスピーカ37(図3)から出力させると共に、ナビゲーションシステムの表示装置25に表示された図7のような俯瞰映像40内のその駐車候補スペース41を上述の第1段階のときとは異なる第2の所定色(例えば緑色)で着色するようにして強調表示する。このようにして駐車制御部35は、その駐車候補スペース41内に自車両10を駐車できる確信度が中程度であることをドライバに報知する。
この後、駐車制御部35は、自車両10を引き続き徐行させながら、「そこに駐車しろ」といった発話、又は、操作入力部38(図3)に対する所定操作によって、その駐車候補スペース41内に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられるのを第2の所定期間(以下、これを第2のドライバ意思確認期間と呼ぶ)だけ待ち受ける。
そして駐車制御部35は、この第2のドライバ意思確認期間内に、かかる駐車候補スペース41内に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられた場合には、駆動モータ制御部31、トランスミッション制御部32、ブレーキ制御部33又はEPS制御部34を介して駆動モータ16、変速機36、電動油圧ブレーキ20及び電動パワーステアリングモータ23を必要時に必要なタイミングでそれぞれ制御することにより、その駐車候補スペース41内に自車両10を移動させて停車させる。
これに対して駐車制御部35は、その駐車候補スペース41内に自車両10を駐車させるべき旨の指示が第2のドライバ意思確認期間内にドライバから与えられなかった場合には、自車両10を引き続き徐行させながら、かかる駐車候補スペース41内に自車両10を移動させるための経路(以下、これを駐車経路と呼ぶ)を演算する。
そして駐車制御部35は、やがて図8の位置にまで前進した段階でかかる駐車経路を算出(駐車経路を生成)し終えると(以下、この状態を第3段階と呼ぶ)、「ここに駐車できます」といった所定の第3のガイド音声をスピーカ37(図3)から出力させると共に、ナビゲーションシステムの表示装置25に表示された図9のような俯瞰映像40内のその駐車候補スペース41を、上述の第1及び第2の所定色とは異なる第3の所定色(例えば青色)で着色するようにして強調表示する。このようにして駐車制御部35は、その駐車候補スペース41内に自車両を駐車できるという確信度が高いことをドライバに報知する。
また、このとき駐車制御部35は、図9に示すように、上述のようにして生成した駐車経路を表す点線40Aと、その駐車経路に沿って自車両10を移動させる際にバックに切り返す位置を表す点線40Bとをかかる俯瞰映像40上に表示する。
この後、駐車制御部35は、自車両10を一旦その位置に停止させて、「そこに駐車しろ」といった発話、又は、操作入力部38(図3)に対する所定操作により、その駐車候補スペース41内に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられるのを第3の所定期間(以下、これを第3のドライバ意思確認期間と呼ぶ)だけ待ち受ける。
そして駐車制御部35は、この第3のドライバ意思確認期間内に、かかる駐車候補スペース41に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられた場合には、駆動モータ制御部31、トランスミッション制御部32、ブレーキ制御部33又はEPS制御部34を介して駆動モータ16、変速機36、電動油圧ブレーキ20及び電動パワーステアリングモータ23を必要時に必要なタイミングでそれぞれ制御することにより、その駐車候補スペース41内に自車両10を移動させて停車させる。
これに対して駐車制御部35は、かかる駐車候補スペース41に自車両10を駐車させるべき旨の指示が第3のドライバ意思確認期間内にドライバから与えられなかった場合には、その駐車候補スペース41内に自車両10を駐車させるための処理を終了する。そして駐車制御部35は、自車両10に徐行を再開させた上で次の駐車候補スペース41を検出するのを待ち受け、この後、上述の駐車制御モードが解除され又は自車両10をいずれかの駐車候補スペース41内に駐車させるまで上述と同様の処理を繰り返す。
(3)駐車制御処理
図10は、かかる駐車制御機能に関連してECU15(図3)の駐車制御部35(図3)により実行される上述のような駐車制御処理の具体的な処理手順を示す。
駐車制御部35は、駐車制御モードが設定されると、この図10に示す駐車制御処理を開始し、まず、自車両10の自動運転を開始すると共に、各カメラ24A〜24Dから出力される映像情報に基づく上述の俯瞰映像40(図4等)をナビゲーションシステムの表示装置25(図3)に表示させる(S1)。
続いて、駐車制御部35は、他の車両が駐車していない駐車スペース(駐車候補スペース41)の探索を開始し(S2)、自車両10の車体前側に配設されたカメラ24Aからの映像情報に基づく映像に対して画像認識処理を実行することにより、当該映像内に駐車候補スペース41が出現するのを待ち受ける(S3)。
そして駐車制御部35は、やがてかかる駐車候補スペース41を検出すると、図4及び図5について上述したように、上述の第1のガイド音声をスピーカ37(図3)から出力させると共に、ナビゲーションシステムの表示装置25に表示している俯瞰映像40内のその駐車候補スペース41を第1の所定色で着色するようにして強調表示する(S4)。
また駐車制御部35は、この後、上述の第1のドライバ意思確認期間内にドライバからの指示が与えられるのを待ち受け、この第1のドライバ意思確認期間内にその駐車候補スペース41に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられた場合には(S5:YES)、各カメラ24A〜24Dからの映像情報や、各ソナー26A〜26Lからのセンサ信号に基づいて、自車両10をその駐車候補スペース41内に駐車させるための駐車経路を生成する演算処理を実行する(S10)。
そして駐車制御部35は、かかるステップS10の演算処理で駐車経路を生成できたか否かを判断し、当該駐車経路を生成できなかった場合には(S11:NO)、ステップS2に戻って次の駐車候補スペース41の探索を再開する。
これに対して駐車制御部35は、ステップS10の演算処理でかかる駐車経路を生成できた場合には(S11:YES)、駆動モータ制御部31、トランスミッション制御部32、ブレーキ制御部33又はEPS制御部34を介して駆動モータ16、変速機36、電動油圧ブレーキ20及び電動パワーステアリングモータ23を必要時に必要なタイミングでそれぞれ制御することにより、その駐車候補スペース41内に自車両10を移動させて停車させる駐車制御を実行する(S16)。そして駐車制御部35は、その駐車候補スペース41内に自車両10を停車させ終えると、この駐車制御処理を終了する。
一方、駐車制御部35は、上述のステップS4の処理後、第1のドライバ意思確認期間内にその駐車候補スペース41に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられなかった場合には(S5:NO)、自車両10を引き続き徐行させながら駐車候補スペース41の探索動作を継続する(S6)。
この際、駐車制御部35は、かかる駐車候補スペース41内に障害物が存在するか否かをソナー26A〜26Lからのセンサ信号に基づいて監視しており、その駐車候補スペース41内に障害物が存在した場合には(S7:NO)、ステップS2に戻って次の駐車候補スペース41の探索を再開する。
これに対して駐車制御部35は、かかる駐車候補スペース41内に障害物が存在しない場合には(S7:YES)、上述の第2のガイド音声をスピーカ37(図3)から出力させると共に、ナビゲーションシステムの表示装置25(図3)に表示された上述の俯瞰映像40(図7)内のその駐車候補スペース41を上述の第2の所定色で着色するようにして強調表示する(S8)。
また駐車制御部35は、この後、上述の第2のドライバ意思確認期間だけドライバからの指示を待ち受け、この第2のドライバ意思確認期間内にその駐車候補スペース41に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられた場合には(S9:YES)、ステップS10に進み、この後、ステップS10以降の処理を上述のように実行する。
これに対して駐車制御部35は、ステップS9の処理後、第2のドライバ意思確認期間内にその駐車候補スペース41に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられなかった場合には(S9:NO)、自車両10を引き続き徐行させながら、各カメラ24A〜24Dからの映像情報及び各ソナー26A〜26Lからのセンサ信号に基づいて、自車両10をその駐車候補スペース41内に駐車させるための駐車経路を生成するための演算処理を実行する(S12)。
そして駐車制御部35は、ステップS12の演算処理によりかかる駐車経路を生成できなかった場合には(S13:NO)、ステップS2に戻って次の駐車候補スペース41の探索を再開する。
これに対して駐車制御部35は、かかる駐車経路を生成できた場合には(S13:YES)、上述の第3のガイド音声をスピーカ37(図3)から出力させると共に、ナビゲーションシステムの表示装置25(図3)に表示された俯瞰映像40(図9)内のその駐車候補スペース41を上述の第3の所定色で着色するようにして強調表示する(S14)。
また駐車制御部35は、この後、上述の第3のドライバ意思確認期間だけドライバからの指示を待ち受け、この第3のドライバ意思確認期間内にその駐車候補スペース41に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられなかった場合には(S15:NO)、ステップS2に戻って次の駐車候補スペース41の探索を再開する。
これに対して駐車制御部35は、第3のドライバ意思確認期間内にその駐車候補スペース41に自車両10を駐車させるべき旨の指示がドライバから与えられた場合には(S15:YES)、ステップS16の処理を上述のように実行し、この後、この駐車制御処理を終了する。
(4)本実施の形態の効果
以上のように、各カメラ24A〜24D及び各ソナー26A〜26Lと、ECU15とから構成される本実施の形態の駐車制御システムによれば、駐車候補スペース41を検出した場合に、ガイド音声の内容及び表示装置25に表示された俯瞰映像40内の当該駐車候補スペース41の表示の仕方により、その駐車候補スペース41に自車両10を駐車できる確信度を段階的にドライバに報知し、当該確信度をドライバに報知した後にその駐車候補スペース41に車両10を駐車すべき旨の指示がドライバから与えられた場合に、当該駐車候補スペース41に当該車両を駐車させるための所定の制御処理を実行する。
従って、本駐車制御システムによれば、ドライバの意思に応じたタイミングで駐車動作が開始されるため、ドライバに違和感を与えることなく自然な流れで車両を駐車動作させることができ、かくして駐車制御システムの利便性を向上させることができる。
(5)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、車両の周辺環境を認識するために必要な情報を取得する周辺環境認識センサとしてカメラ24A〜24D及びソナー26A〜26Lを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばソナー26A〜26Lに加えて又は代えてレーダ等を適用するようにしてもよく、この種々の周辺環境認識センサを広く適用することができる。
また上述の実施の形態においては、探索により検出した駐車候補スペース41に対して自車両10が駐車できる確信度を3段階でドライバに報知するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば2段階又は4段階以上でかかる報知を行うようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、探索により検出した駐車候補スペース41に対して自車両10が駐車できる確信度を、ガイド音声の内容及び表示装置25に表示した俯瞰映像40内のその駐車候補スペース41の強調表示の仕方によりドライバに報知するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばブザーやチャイムなどの音や、LEDの発光色又は点滅速度などによりかかる確信度をドライバに報知するようにしてもよく、かかる報知の方法としては、この他種々の方法を広く適用することができる。またガイド音声の内容も「停められそうです」、「停められるスペースです」及び「ここに駐車できます」といったものだけではなく、この他種々の内容を広く適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、探索により検出した駐車候補スペース41に対して自車両10が駐車できる確信度を、表示装置25に表示した俯瞰映像40内のその駐車候補スペース41の強調表示の仕方によりドライバに報知するようにした場合について述べたが本発明はこれに限らず、例えば、駐車候補スペース41自体を強調表示するのではなく、スーパーの駐車場などにおいて駐車スペース間を区切るように表示されている枠(駐車枠)をかかる確信度に応じた色で強調表示するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、車両10及びその周辺を上方から見たような俯瞰映像40をナビゲーションシステムの表示装置25に表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ナビゲーションシステムの表示装置25とは別個に専用の表示装置を設け、当該表示装置にかかる俯瞰映像40を表示するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、ECU15の駐車制御部35が検出した駐車候補スペース41に自車両10を駐車すべき旨の指示をドライバが当該駐車制御部35に与えるための手段として操作入力部38(図3)を設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばナビゲーションシステムの表示装置25としてタッチパネル型のものを適用し、当該表示装置25に表示された俯瞰映像40内の強調表示された駐車候補スペース41をタッチすることでドライバがかかる指示を駐車制御部35に与えられるようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、周辺環境認識センサにより取得された情報に基づいて、車両の駐車先の候補でなる駐車候補スペースを探索する探索部と、探索部により検出された駐車候補スペースに対して車両が駐車できる確信度を段階的にドライバに報知し、当該駐車候補スペースに車両を駐車すべき旨の指示がドライバから与えられた段階で、当該駐車候補スペースに当該車両を駐車させるための所定の制御処理を実行する制御部との機能をECU15の駐車制御部35に搭載するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、かかる探索部及び制御部の両方の機能を有するユニットをECU15とは別個に設けるようにしてもよい。また、かかる探索部及び制御部の機能を1つの駐車制御部35にもたせるのではなく、かかる探索部としての機能をもつユニットと、かかる制御部としての機能をもつユニットとを別個に設けるようにしてもよい。
本発明は、車両の駐車動作を制御する駐車制御装置に広く適用することができる。
1,10……車両、15……ECU、16……駆動モータ、17A〜17D……車輪、20……電動油圧ブレーキ、22……操舵角センサ、23……電動パワーステアリングモータ、24A〜24D……カメラ、25……表示装置、26A〜26L……ソナー、27A〜27D……車輪速センサ、28……車両運動検出センサ、36……変速機、37……スピーカ、38……操作入力部、40……俯瞰映像、41……駐車候補スペース。

Claims (10)

  1. 両の駐車動作を制御する駐車制御装置において、
    周辺環境認識センサにより取得された情報に基づいて、前記車両の駐車先の候補である駐車候補スペースを探索する探索部と、
    前記探索部により検出された前記駐車候補スペースに対して前記車両が駐車できる確信度を段階的にドライバに報知し、当該駐車候補スペースに前記車両を駐車すべき旨の指示が前記ドライバから与えられた段階で、当該駐車候補スペースに当該車両を駐車させるための所定の制御処理を実行する制御部とを備え
    前記周辺環境認識センサは、少なくとも前記車両の前方の映像情報を出力するカメラと、前記車両の側方の障害物を検知する側方センサと、を含み、
    前記制御部は、前記カメラが出力する前記映像情報によって、前記駐車候補スペースを検出し、前記駐車候補スペースを検出した後、前記車両の移動によって前記駐車候補スペースが前記車両の側方に位置したときに、前記側方センサを用いて前記車両が前記駐車候補スペースに駐車できると認識すると、前記ドライバに対して前記確信度を切り替えたことを報知する
    ことを特徴とする駐車制御装置。
  2. 前記カメラは、前記車両の前方、後方および側方の各方向について前記映像情報をそれぞれ出力し
    前記制御部は、
    前記カメラから出力される前記映像情報に基づく映像を所定の表示装置に表示させると共に、当該映像内の前記駐車候補スペースを強調表示させ、
    当該強調表示の仕方を変化させることにより、前記確信度の切り替えを前記ドライバに報知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の駐車制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記ドライバに対して前記確信度を切り替えたことを報知した後、前記ドライバから前記指示が与えられなかった場合、前記車両を前記駐車候補スペース内に移動させるための駐車経路を算出し、
    前記駐車経路を算出できた場合、前記強調表示の仕方をさらに変化させることにより、前記確信度のさらなる切り替えを前記ドライバに報知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の駐車制御装置。
  4. 前記制御部は、
    前記駐車候補スペースに前記車両が駐車できることを表すガイド音声をスピーカから出力させ、
    前記ガイド音声の内容を変化させることにより、前記確信度の切り替えを前記ドライバに報知する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の駐車制御装置。
  5. 前記制御部は、
    記確信度を前記制御部が前記ドライバに報知した後、当該駐車候補スペースに前記車両を駐車できないと判定した場合には、他の前記駐車候補スペースの探索を開始する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の駐車制御装置。
  6. 両の駐車動作を制御する駐車制御装置により実行される駐車制御方法において、
    周辺環境認識センサにより取得された情報に基づいて、前記車両の駐車先の候補である駐車候補スペースを探索する第1のステップと、
    検出した前記駐車候補スペースに対して前記車両が駐車できる確信度を段階的にドライバに報知し、当該駐車候補スペースに前記車両を駐車すべき旨の指示が前記ドライバから与えられた段階で、当該駐車候補スペースに当該車両を駐車させるための所定の制御処理を実行する第2のステップとを備え
    前記周辺環境認識センサは、少なくとも前記車両の前方の映像情報を出力するカメラと、前記車両の側方の障害物を検知する側方センサと、を含み、
    前記第2のステップでは、
    前記カメラが出力する前記映像情報によって、前記駐車候補スペースを検出し、前記駐車候補スペースを検出した後、前記車両の移動によって前記駐車候補スペースが前記車両の側方に位置したときに、前記側方センサを用いて前記車両が前記駐車候補スペースに駐車できると認識すると、前記ドライバに対して前記確信度を切り替えたことを報知する
    ことを特徴とする駐車制御方法。
  7. 前記カメラは、前記車両の前方、後方および側方の各方向について前記映像情報をそれぞれ出力し、
    前記第2のステップでは、
    前記カメラから出力される前記映像情報に基づく映像を所定の表示装置に表示させると共に、当該映像内の前記駐車候補スペースを強調表示させ、
    当該強調表示の仕方を変化させることにより、前記確信度の切り替えを前記ドライバに報知する
    ことを特徴とする請求項に記載の駐車制御方法。
  8. 前記ドライバに対して前記確信度を切り替えたことを報知した後、前記ドライバから前記指示が与えられなかった場合、前記車両を前記駐車候補スペース内に移動させるための駐車経路を算出する第3のステップと、
    前記第3のステップで前記駐車経路を算出できた場合、前記強調表示の仕方をさらに変化させることにより、前記確信度のさらなる切り替えを前記ドライバに報知する第4のステップと、を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の駐車制御方法。
  9. 前記第2のステップでは、
    前記駐車候補スペースに前記車両が駐車できることを表すガイド音声をスピーカから出力させ、
    前記ガイド音声の内容を変化させることにより、前記確信度の切り替えを前記ドライバに報知する
    ことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の駐車制御方法。
  10. 前記第2のステップでは、
    記確信度を前記ドライバに報知した後、当該駐車候補スペースに前記車両を駐車できないと判定した場合には、他の前記駐車候補スペースの探索を開始する
    ことを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の駐車制御方法。
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