JP6848151B2 - 離間装置および離間方法 - Google Patents

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Description

本発明は、離間装置および離間方法に関する。
従来、接着シートに貼付された複数の被着体の相互間隔を広げる離間装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−232843号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の離間装置では、ウエハW(被着体)が貼付されたダイシングテープS(接着シート)は、フレームFのような枠状部材に貼付されて引張手段26(離間用保持手段)への受け渡しが行われているため、そのような枠状部材がなくなると、接着シートの端部が垂れ下がったり、揺れ動いたりして、当該接着シートの端部を確実に離間用保持手段に受け渡すことができなくなるという不都合を生じる。
本発明の目的は、接着シートの端部を確実に離間用保持手段に保持させることができる離間装置および離間方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、離間用保持手段が保持する端部を含む接着シートの外縁部に所定の張力を付与し、一体物を離間用保持手段に受け渡すので、接着シートの端部が垂れ下がったり、揺れ動いたりすることがなく、当該接着シートの端部を確実に離間用保持手段に保持させることができる。
(A)は、本発明の実施形態に係る離間装置の平面図。(B)、(C)は、(A)の側面図であってその動作説明図。 (A)、(B)は、本発明の他の例の説明図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な矢印BD方向から観た場合を基準とし、基準となる図を挙げることなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
本発明の離間装置10は、接着シートASの一方の面AS1に、複数の被着体CPが貼付された一体物WKにおける当該接着シートASの端部AE1を保持する複数の離間用保持手段20と、接着シートASの端部AE1を保持した離間用保持手段20を相対移動させ、接着シートASに張力を付与して被着体CPの相互間隔を広げる離間手段30と、一体物WKを保持して当該一体物WKを複数の離間用保持手段20に受け渡す受渡手段40と、カメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等の検知手段50とを備えている。なお、本実施形態の一体物WKは、平面視正方形の接着シートASの中央部に複数の被着体CPが貼付されている。
離間用保持手段20は、離間手段30に支持された下保持部材21と、下保持部材21に支持された駆動機器としての回動モータ22と、その出力軸22Aに支持された上保持部材23とを備えている。
離間手段30は、駆動機器としてのリニアモータ31と、そのスライダ31Aに支持され、上面側で下保持部材21を支持する保持アーム32とを備えている。
受渡手段40は、一体物WKにおける接着シートASの別の端部AE2を保持する複数の受渡用保持手段41と、接着シートASの別の端部AE2を保持した受渡用保持手段41を相対移動させ、離間用保持手段20が保持する端部AE1を含む接着シートASの外縁部に所定の張力を付与する張力付与手段42と、受渡用保持手段41で保持した一体物WKを搬送する搬送手段43とを備えている。
受渡用保持手段41は、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持が可能な4体の吸着パッド41Aと、各吸着パッド41Aを支持する支持アーム41Bとを備えている。
張力付与手段42は、X軸方向およびY軸方向の2軸方向に移動可能なスライダ42Bを備えた駆動機器としての4体のXYテーブル42Aを備え、各スライダ42Bそれぞれに支持アーム41Bが支持されている。
搬送手段43は、複数のアームによって構成された駆動機器としての多関節ロボット43Aと、その作業部である先端アーム43Bに支持され、4体のXYテーブル42Aを支持するベースフレーム43Cとを備えている。なお、多関節ロボット43Aは、その作業範囲内において、先端アーム43Bで支持したものを何れの位置、何れの角度にでも変位可能な所謂6軸ロボット等でよく、例えば、特開2016−81974に例示されている多関節ロボット111等が例示できる。
以上の離間装置10の動作を説明する。
先ず、各部材が図1(A)、(B)中実線で示す初期位置で待機している離間装置10に対し、当該離間装置10の使用者(以下、単に「使用者」という)が操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、受渡手段40が多関節ロボット43Aを駆動し、図示しない所定の一体物供給位置に供給された一体物WKの接着シートASの別の端部AE2に吸着パッド41Aを当接させた後、図示しない減圧手段を駆動し、当該接着シートASの吸着保持を開始する。次いで、受渡手段40が多関節ロボット43Aを駆動し、図1(B)中実線で示すように、吸着パッド41Aで吸着保持した一体物WKを各離間用保持手段20の上方に搬送した後、XYテーブル42Aを駆動し、所定のトルクで吸着パッド41Aを接着シートASの対角線方向に移動させ、離間用保持手段20が保持する端部AE1を含む接着シートASの外縁部に所定の張力を付与する。
このとき、検知手段50がカメラ等を駆動し、被着体CPの検知を行うとともに、受渡手段40が多関節ロボット43Aを駆動し、当該検知手段50の検知結果を基にして、被着体CPの位置決めを行いつつ、図1(B)中二点鎖線で示すように、外縁部に所定の張力を付与した状態の接着シートASの端部AE1を下保持部材21上に載置する。受渡手段40は、例えば、被着体CP全体の中心位置が当該離間装置10の所定の位置(例えば当該離間装置10のセンターの位置)から位置ずれしないように、または、被着体CP全体の外郭辺や各被着体CPの外郭辺がそれぞれX軸とY軸と平行になるように被着体CPの位置決めを行う。
その後、離間用保持手段20が各回動モータ22を駆動し、下保持部材21と上保持部材23とで接着シートASの端部AE1を保持すると、受渡手段40が図示しない減圧手段の駆動を停止し、接着シートASの吸着保持を解除した後、多関節ロボット43Aを駆動し、吸着パッド41Aを初期位置に復帰させる。次に、離間手段30が各リニアモータ31を駆動し、図1(C)に示すように、離間用保持手段20を相互に離間させ、接着シートASに張力を付与して被着体CPの相互間隔を広げる。このとき、各被着体CPは、接着シートASのひずみ等によって、相互間隔が所定の間隔に広がらないことがある。そこで、検知手段50の検知結果を基にして、離間手段30が各リニアモータ31を駆動し、各被着体CPの相互間隔が所定間隔となるように、各離間用保持手段20を個別に移動させる。
そして、ピックアップ装置や搬送装置等の図示しない被着体取出し手段によって、全ての被着体CPまたは所定量の被着体CPが接着シートASから取り外されると、離間手段30が各リニアモータ31を駆動し、それぞれのスライダ31Aを初期位置に復帰させた後、離間用保持手段20が回動モータ22を駆動し、上保持部材23を初期位置に復帰させる。次いで、作業者または、図示しない搬送手段が、下保持部材21上に残された接着シートASを取り去り、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような離間装置10によれば、離間用保持手段20が保持する端部AE1を含む接着シートASの外縁部に所定の張力を付与し、一体物WKを離間用保持手段20に受け渡すので、接着シートASの端部AE1が垂れ下がったり、揺れ動いたりすることがなく、当該接着シートASの端部AE1を確実に離間用保持手段20に保持させることができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、離間用保持手段は、複数または単数で構成され、接着シートの一方の面と他方の面との少なくとも一方に、複数の被着体または分割されて複数になる被着体が貼付された一体物における当該接着シートの端部を保持可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
本発明の離間装置は、図2(A)に示すように、離間用保持手段20と、接着シートASにおける複数の被着体CPが貼付された被着体接着領域CEよりも外側であって、離間用保持手段20が保持した被保持領域HEの内側で当該接着シートASに当接する当接手段60と、接着シートASの端部AE1を保持した離間用保持手段20および当接手段60を相対移動させ、接着シートASに張力を付与して被着体CPの相互間隔を広げる離間手段30Aと、受渡手段40とを備えた離間装置10Aとしてもよい。
なお、離間装置10Aにおいて、離間装置10と同等の構成で同等の機能を有するものは、当該離間装置10と同じ番号を付してその構成説明は省略し、動作説明は簡略化する。
離間手段30Aは、ベースプレートBP上に支持された駆動機器としての直動モータ33を備え、その出力軸33Aで下保持部材21を支持している。
当接手段60は、ベースプレートBP上に支持された円筒状の当接部材61を備えている。
このような離間装置10Aは、離間装置10と同様にして、受渡手段40が多関節ロボット43A、図示しない減圧手段およびXYテーブル42Aを駆動し、図2(A)中二点鎖線で示すように、吸着パッド41Aで吸着保持した接着シートASの外縁部に所定の張力を付与しつつ、接着シートASの端部AE1を下保持部材21上に載置する。その後、離間用保持手段20が各回動モータ22を駆動し、図2(B)に示すように、下保持部材21と上保持部材23とで接着シートASの端部AE1を保持した後、離間手段30Aが各直動モータ33を駆動し、離間用保持手段20を下降させて離間用保持手段20および当接手段60を相対移動させ、接着シートASに張力を付与して被着体CPの相互間隔を広げる。その後、図示しない被着体取出し手段によって、被着体CPが接着シートASから取り外されると、各手段がそれぞれの駆動機器を駆動し、各部材を初期位置に復帰させた後、下保持部材21上に残された接着シートASを取り外し、以降上記同様の動作が繰り返される。
このような離間装置10Aによっても、離間装置10と同様の効果を得ることができる。
離間用保持手段20は、他方の面AS2や、一方の面AS1および他方の面AS2の両方の面に複数の被着体CPが貼付された接着シートASの端部AE1を保持する構成でもよいし、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で接着シートASの端部AE1を保持する構成でもよい。
離間用保持手段20は、離間装置10の場合、例えば、右方へ移動する当該離間用保持手段20を1体とし、左方へ移動する当該離間用保持手段20を1体とした2体で構成してもよいし、例えば、右方、左方およびその他の方向へ移動する3体以上で構成してもよい。
離間用保持手段20は、離間装置10Aの場合、1体でもよいし2体以上でもよい。
離間手段30、30Aは、複数でなく単数でもよく、この場合、例えば、離間装置10は、1体のリニアモータの2つのスライダで、離間用保持手段20をそれぞれ1体ずつ支持し、被着体CPの相互間隔を広げる構成とし、被着体CPの相互間隔を1軸方向(例えば、X軸方向またはY軸方向等)のみに広げる構成としてもよい。
離間手段30は、相互間隔を3軸以上の方向(例えば、X軸方向、Y軸方向およびその他の軸方向)に広げる構成でもよいし、例えば、X軸方向に移動させた複数の離間用保持手段20をそれぞれY軸方向に移動させる構成(Y軸方向に移動させた複数の離間用保持手段20をそれぞれX軸方向に移動させる構成)とし、被着体CPの相互間隔を広げてもよいし、被着体CPの相互間隔が所定間隔となるように作動できない構成でもよい。
離間手段30Aは、離間用保持手段20を停止または移動させつつ、当接手段60を移動させることで、離間用保持手段20および当接手段60を相対移動させ、接着シートASに張力を付与して被着体CPの相互間隔を広げてもよい。
離間手段30、30Aは、作業者がボタンやレバー等を操作して、リニアモータ31、直動モータ33を駆動してもよく、この場合、例えば、検知手段50による検知結果をモニタや検出器等の表示器に表示するように構成し、この表示器に表示される検知結果によって被着体CPの相互間隔が所定間隔となるように、または、各被着体CPの全体的な集合形状が基の全体的な集合形状に対して相似関係となるように、作業者がリニアモータ31、直動モータ33を駆動させてもよい。
受渡手段40は、被着体CPの位置決めを行うことなく、外縁部に所定の張力を付与した状態の接着シートASの端部AE1を下保持部材21上に載置するようにしてもよい。
張力付与手段42は、接着シートASの外縁部に対してX軸方向、Y軸方向またはその他の方向のみに所定の張力を付与してもよいし、所定のトルクではなく、吸着パッド41Aを所定距離移動させて接着シートASの外縁部に所定の張力を付与してもよいし、接着シートASの対角方向からずれた方向に吸着パッド41Aを移動させてもよいし、複数でなく単数でもよく、この場合、例えば、1体のリニアモータの2つのスライダで受渡用保持手段41をそれぞれ1組ずつ支持し、接着シートASの外縁部に所定の張力を付与する構成とし、被着体CPの相互間隔を1軸方向(例えば、X軸方向またはY軸方向等)のみに広げる構成としてもよい。
受渡用保持手段41は、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で接着シートASの他の端部AE2を保持する構成でもよい。
張力付与手段42は、作業者がボタンやレバー等を操作して、XYテーブル42Aを駆動してもよく、この場合、例えば、XYテーブル42Aが出力するトルクをモニタや検出器等の表示器に表示するように構成し、この表示器に表示されるトルク値が所定値となるように、または、XYテーブル42Aのスライダ42Bの移動量を表示器に表示するように構成し、この表示器に表示される移動量が所定の移動量となるように、作業者がXYテーブル42Aを駆動させてもよい。
受渡手段40が接着シートASの外縁部に付与する所定の張力は、当該接着シートASの外縁部が弛まない程度以上の張力であれば、その値は使用者が任意に決定することができる。
検知手段50は、例えば、作業者の目視でもよく、この場合、作業者の目視で接着シートASの外縁部に所定の張力を付与したり、被着体CPの位置と当該離間装置10との位置合わせを行ったり、被着体CPの相互間隔が所定間隔となるように、または、各被着体CPの全体的な集合形状が基の全体的な集合形状に対して相似関係となるようにしたりするために、ボタンやレバー等を操作して、XYテーブル42A、リニアモータ31、直動モータ33を駆動するように構成してもよいし、本発明の離間装置10、10Aに備わっていなくてもよい。
当接手段60は、角筒状や楕円筒状等の他、円柱、角柱、楕円柱等の他の形状の当接部材61を採用してもよい。
離間装置10は、先ず、受渡手段40がXYテーブル42Aを駆動し、接着シートASの外縁部に対してX軸方向のみに所定の張力を付与した後、離間用保持手段20が回動モータ22を駆動し、X軸方向に並んだ離間用保持手段20のみで接着シートASの端部AE1を保持し、その後、同様にして、接着シートASの外縁部に対してY軸方向のみに所定の張力を付与した後、Y軸方向に並んだ離間用保持手段20のみで接着シートASの端部AE1を保持するように構成してもよい(この場合、XとYは逆でもよい)。
接着シートASが所定のエネルギーによって、その接着力が低下するものの場合、図示しない被着体取出し手段で接着シートASから被着体CP取り外す前に、所定のエネルギーを付与可能なエネルギー付与手段で接着シートASの接着力を低下させてもよい。なお、このようなエネルギー付与手段は、あらゆる波長の電磁波(例えばX線や赤外線等)、加熱または冷却された気体や液体等の流体等をエネルギーとして接着シートASに付与するものでもよく、接着シートASの構成に応じて当該接着シートASの接着力を低下できるエネルギーを付与可能なものであれば何でもよい。
本発明における接着シートASおよび被着体CPの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASや被着体CPは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、接着シートASは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよい。また、接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、そのような両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体CPとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、半導体チップ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
被着体CPは、予め接着シートAS上に複数存在しているものでもよいし、離間手段30、30A、その他の機構または人手等で外力を付与した時点で複数に分割され、接着シートAS上に複数存在するような分割されて複数になるものでもよい。このような分割されて複数になる被着体CPとしては、例えば、半導体ウエハや基板等にレーザを照射し、当該半導体ウエハや基盤等に線状や格子状等の脆弱な脆弱層を形成しておき、接着シートASに張力を付与したり、半導体ウエハや基盤等に直接的または間接的に外力を付与したりした時点で個片化し、複数の被着体CPとなるものや、例えば、樹脂や硝子板等にカッター刃で切り込み、当該樹脂や硝子板等に線状や格子状等の表裏に貫通することのない切込やミシン目等の切断予定ラインを形成しておき、接着シートASに張力を付与したり、樹脂や硝子板等に直接的または間接的に外力を付与したりした時点で個片化し、複数の被着体CPとなるもの等、何ら限定されるものではない。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
10、10A…離間装置
20…離間用保持手段
30、30A…離間手段
40…受渡手段
41…受渡用保持手段
42…張力付与手段
43…搬送手段
60…当接手段
AE1…端部
AE2…別の端部
AS…接着シート
AS1…一方の面
AS2…他方の面
CE…被着体接着領域
CP…被着体
HE…保持領域
WK…一体物

Claims (4)

  1. 接着シートの一方の面と他方の面との少なくとも一方に、複数の被着体または分割されて複数になる被着体が貼付された一体物における当該接着シートの端部を保持する複数の離間用保持手段と、
    前記接着シートの端部を保持した前記離間用保持手段を相対移動させ、前記接着シートに張力を付与して前記被着体の相互間隔を広げる離間手段とを備え、
    前記一体物を保持して当該一体物を前記複数の離間用保持手段に受け渡す受渡手段を有し、
    前記受渡手段は、前記一体物における接着シートの別の端部を保持する複数の受渡用保持手段と、前記接着シートの別の端部を保持した前記受渡用保持手段を相対移動させ、前記離間用保持手段が保持する端部を含む前記接着シートの外縁部に所定の張力を付与する張力付与手段と、前記受渡用保持手段で保持した前記一体物を搬送する搬送手段とを備えていることを特徴とする離間装置。
  2. 接着シートの一方の面と他方の面との少なくとも一方に、複数の被着体または分割されて複数になる被着体が貼付された一体物における当該接着シートの端部を保持する離間用保持手段と、
    前記接着シートにおける前記複数の被着体が貼付された被着体接着領域よりも外側であって、前記離間用保持手段が保持した保持領域の内側で当該接着シートに当接する当接手段と、
    前記接着シートの端部を保持した前記離間用保持手段および前記当接手段を相対移動させ、前記接着シートに張力を付与して前記被着体の相互間隔を広げる離間手段とを備え、
    前記一体物を保持して当該一体物を前記離間用保持手段に受け渡す受渡手段を有し、
    前記受渡手段は、前記一体物における接着シートの別の端部を保持する複数の受渡用保持手段と、前記接着シートの別の端部を保持した前記受渡用保持手段を相対移動させ、前記離間用保持手段が保持する端部を含む前記接着シートの外縁部に所定の張力を付与する張力付与手段と、前記受渡用保持手段で保持した前記一体物を搬送する搬送手段とを備えていることを特徴とする離間装置。
  3. 接着シートの一方の面と他方の面との少なくとも一方に、複数の被着体または分割されて複数になる被着体が貼付された一体物における当該接着シートの端部を複数の離間用保持手段で保持する離間用保持工程と、
    前記接着シートの端部を保持した前記離間用保持手段を相対移動させ、前記接着シートに張力を付与して前記被着体の相互間隔を広げる離間工程とを有し、
    前記一体物を保持して当該一体物を前記複数の離間用保持手段に受け渡す受渡工程をさらに有し、
    前記受渡工程は、前記一体物における接着シートの別の端部を複数の受渡用保持手段で保持する受渡用保持工程と、前記接着シートの別の端部を保持した前記受渡用保持手段を相対移動させ、前記離間用保持手段が保持する端部を含む前記接着シートの外縁部に所定の張力を付与する張力付与工程と、前記受渡用保持手段で保持した前記一体物を搬送する搬送工程とを有することを特徴とする離間方法。
  4. 接着シートの一方の面と他方の面との少なくとも一方に、複数の被着体または分割されて複数になる被着体が貼付された一体物における当該接着シートの端部を離間用保持手段で保持する離間用保持工程と、
    前記接着シートにおける前記複数の被着体が貼付された被着体接着領域よりも外側であって、前記離間用保持手段が保持した保持領域の内側で当該接着シートに当接する当接手段および、前記接着シートの端部を保持した前記離間用保持手段を相対移動させ、前記接着シートに張力を付与して前記被着体の相互間隔を広げる離間工程とを有し、
    前記一体物を保持して当該一体物を前記離間用保持手段に受け渡す受渡工程をさらに有し、
    前記受渡工程は、前記一体物における接着シートの別の端部を複数の受渡用保持手段で保持する受渡用保持工程と、前記接着シートの別の端部を保持した前記受渡用保持手段を相対移動させ、前記離間用保持手段が保持する端部を含む前記接着シートの外縁部に所定の張力を付与する張力付与工程と、前記受渡用保持手段で保持した前記一体物を搬送する搬送工程とを有することを特徴とする離間方法。
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