JP6844866B2 - 伸縮式タワー - Google Patents

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本発明は、伸縮式タワーに関する。
水上(海上)で作業を行う場合、足場や土台を構成するタワー(櫓)が水底(海底)に設置される。水上で行われる作業としては、水底のボーリング、水上での測量、気象観測、海底地震観測等が挙げられる。また、タワーは、洋上発電設備及び移動式電波中継基地等、水上に設けられる施設の基礎としても使用される。特許文献1に開示されたボーリング用櫓は、基枠、継枠、及び頂枠を備え、継枠の個数を変更することで高さを変更可能である。
実開昭54−155901号公報
特許文献1のボーリング用櫓では、必要な高さに組み立てる際、吊り上げによって継枠が揺れ動くため、基枠又は他の継枠に対する継枠の位置決め、及び連結作業が困難であり、設置作業性が悪い。
本発明は、吊り上げによる揺れ動きを抑制でき、設置作業性を向上できる伸縮式タワーを提供することを課題とする。
本発明の一態様は、基枠と、前記基枠に対して上向きに進出した第1位置と、前記基枠に対して下向きに後退した第2位置との間を移動可能な可動枠と、前記基枠及び前記可動枠のうちの一方に設けられ、上下方向に延び、前記基枠及び前記可動枠のうちの他方に向けて横向きに突出した突出部と、前記基枠及び前記可動枠のうちの前記他方に設けられ、前記突出部の両側にそれぞれ配置され、前記基枠に対する前記可動枠の移動をガイドする一対のガイド板と、前記ガイド板に対して前記突出部を位置決めすることで、前記基枠に対して前記可動枠を前記第1位置と前記第2位置の間の所定位置に保持する位置決め機構とを備え、前記位置決め機構は、上下方向へ間隔をあけて前記突出部に設けられた複数の貫通孔と、前記ガイド板の同じ高さ位置にそれぞれ設けられた一対の位置決め孔と、前記可動枠の後退時に前記突出部に対して前記ガイド板が相対的に移動する第1の向きにおける前記ガイド板の先端にそれぞれ設けられ、前記位置決め孔に対して隣接した前記貫通孔の間隔と同じ間隔をあけて位置する一対の仮止め溝と、前記複数の貫通孔のうちの第1貫通孔を貫通し、前記可動枠の後退によって前記一対の仮止め溝に跨がって配置された第1ピンと、前記複数の貫通孔のうちの前記第1貫通孔以外の1つと前記一対の位置決め孔とを貫通して配置された第2ピンとを有する、伸縮式タワーを提供する。
この伸縮式タワーを使用する場合、例えば一対のガイド板間に突出部を挿通させ、基枠に対して可動枠を第2位置(最低位置)まで移動させた収縮状態で、少なくとも第2ピンを貫通孔及び位置決め孔に貫通させる。これにより、基枠に対して可動枠を移動不可能に連結できるため、収縮状態の伸縮式タワーを一体に吊り上げて搬送できる。収縮状態の伸縮式タワーを定められた施工場所に設置すると、第2ピンを取り外し、基枠に対して可動枠を移動可能とする。そして、基枠に対して可動枠を定められた高さ(好ましくは若干高め)に吊り上げ、仮止め溝の近傍に位置する第1貫通孔に第1ピンを貫通させ、この状態で可動枠を後退(下降)させる。これにより、仮止め溝内に第1ピンが進入することで、基枠に対する可動枠の移動が規制され、これらを安定状態に位置決めできる。この状態で、第1貫通孔以外の貫通孔及び位置決め孔に第2ピンを貫通させることで、基枠に対して可動枠を連結する。
この伸縮式タワーは、一対のガイド板間に突出部が挿通されるため、基枠に対する可動枠の揺れ動きを効果的に抑制できる。可動枠の下降によって仮止め溝に第1ピンを配置可能な位置決め機構を備えるため、基枠に対して可動枠を所定の高さに簡単に位置決めできる。この位置決め状態で、第1貫通孔以外の貫通孔及び位置決め孔に第2ピンを貫通させるため、作業者の安全性を確保しつつ、基枠に対して可動枠を簡単かつ確実に連結できる。よって、伸縮式タワーの設置作業性を効果的に向上できる。
前記基枠が水底に設置され、前記可動枠の上端が水面から突出される。海に設置する場合、伸縮式タワーは、収縮状態でクレーン船に搭載されて現場海域まで搬送されて、海底に沈められる。その後、可動枠が吊り上げられ、基枠に対する可動枠の高さ調整が行われる。全高を低くした収縮状態で伸縮式タワーをクレーン船に搭載できるため、大きなクレーンを搭載した大型のクレーン船を使用する必要がない。よって、伸縮式タワーを施工するために必要な重機の手配が容易である。
前記一対のガイド板は、これらの間の横幅が一様な第1部分を形成する垂直部と、前記第1部分から前記第1の向きへ前記横幅を次第に広げた第2部分を形成する傾斜部とをそれぞれ有し、前記位置決め孔が前記垂直部に設けられ、前記仮止め溝が前記垂直部と前記傾斜部に跨がって設けられている。この態様によれば、可動枠の下降によって仮止め溝に跨がって第1ピンを配置可能な構成を、確実に実現できる。また、仮止め溝に第1ピンを配置する際、第1ピンが傾斜部に干渉することで、第1貫通孔に対する第1ピンの取付位置が調整されるため、設置時の作業性をより向上できる。
前記仮止め溝は、前記垂直部に位置する第1頂部と、前記傾斜部に位置する第2頂部とを有する無端状の長穴によって構成されており、前記一対のガイド板のうち、一方の前記傾斜部に位置する前記第2頂部から、他方の前記傾斜部に位置する前記第2頂部までの距離は、前記第1ピンの全長よりも長い。この態様によれば、第1貫通孔に対する第1ピンの取付位置を確実に調整できるうえ、仮止め溝を設けることによるガイド板の剛性低下を抑制できる。
前記仮止め溝は、前記第1の向きの先端が開口された切り欠きによって構成されてもよい。この態様によれば、傾斜部における仮止め溝に隣接した部分によって第1貫通孔に対する第1ピンの取付位置を調整できるうえ、仮止め溝に第1ピンを配置する作業性を向上できる。
本発明の伸縮式タワーでは、一対のガイド板間に突出部が挿通されるため、基枠に対する可動枠の揺れ動きを効果的に抑制できる。また、位置決め機構によって、基枠に対して可動枠を所定の高さ位置に簡単に位置決めし、簡単かつ確実に連結できる。よって、伸縮式タワーの設置作業性を効果的に向上できる。
本発明の実施形態に係る伸長状態の伸縮式タワーの正面図。 収縮状態の伸縮式タワーの正面図。 基枠と可動枠の組付状態を示す平面図。 基枠の底面図。 ステージの平面図。 図3の一部拡大図。 ガイド機構と位置決め機構を示す側面図。 ガイド機構と位置決め機構を示す断面図。 ガイド機構と位置決め機構を示す斜視図。 位置決め機構の位置決め過程を示す断面図。 仮止め溝の変形例を示す斜視図。 仮止め溝の他の変形例を示す斜視図。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る伸縮式タワー(以下「タワー」と略す。)1を示す。このタワー1は、例えば海底に設置され、海上でのボーリング作業用足場として使用される。但し、タワー1は、測量用、気象観測用、及び海底地震観測用の足場として使用することもでき、移動式電波中継基地及び洋上発電設備の基礎として使用することもできる。また、タワー1は、海上(水上)に限られず、地上で使用することもできる。
図1及び図2に示すように、タワー1は、下部櫓(基枠)10、上部櫓(可動枠)20、及びステージ30を備える。下部櫓10に対して上部櫓20は、図1に示すように上向きに進出(上昇)した最高位置(第1位置)と、図2に示すように下向きに後退(下降)した最低位置(第2位置)との間を移動(直動)可能であり、その移動がガイド機構40(図3参照)によってガイドされる。また、下部櫓10に対して上部櫓20は、位置決め機構50(図7参照)によって、最高位置から最低位置までの間の所定高さ位置に保持される。ステージ30は、上部櫓20の上端に連結されており、上部櫓20と一体に移動する。例えば、図1に示す状態でのタワー1の全高は45mであり、図2に示す状態でのタワー1の全高は30mである。
図3を併せて参照すると、下部櫓10は、四角筒状の枠体であり、定められた間隔(例えば6m)をあけて並設され、垂直に延びる4本の垂直材11を備える。これらの垂直材11は、水平材12及びブレース材13によって連結されている。個々の垂直材11は、複数のパイプを直線上に連結することで構成されている。本実施形態の垂直材11は3本のパイプ11a〜11cによって構成されているが、その数は必要に応じて変更が可能である。
それぞれ4本のパイプ11a〜11cが、水平材12とブレース材13によって連結されている。具体的には、上段に位置する4本のパイプ11aは、8本の水平材12及び8本のブレース材13によって1個のブロックとして一体化されている。中段に位置する4本のパイプ11bは、8本の水平材12及び8本のブレース材13によって1個のブロックとして一体化されている。下段に位置する4本のパイプ11cは、8本の水平材12及び8本のブレース材13によって1個のブロックとして一体化されている。そして、下部櫓10は、これら3個のブロックを上下方向に連結することで構成されている。
下部櫓10の下部には、補強材としてヤラズ14が連結されている。図4を併せて参照すると、下部櫓10の底には、複数(本実施形態では12本)の水平材15が格子状に連結され、その外端に平面視で八角形状をなすようにパイプ16aを連結した外枠16が連結されている。垂直材11において上側に位置する水平材12と、その水平材12に対して平行なパイプ16aとに架け渡すように、ヤラズ14が連結されている。下段ブロックの上側の水平材12とヤラズ14の間にも水平材17が架設され、下端の水平材12からヤラズ14と水平材17の交点にかけてブレース材18が架設されている。
図1から図3を参照すると、上部櫓20は、下部櫓10の内側に配置可能な四角筒状の枠体である。上部櫓20は、定められた間隔(例えば5m)をあけて並設され、垂直に延びる4本の垂直材21を備える。図3に最も明瞭に示すように、4本の垂直材21はそれぞれ、下部櫓10の対角線上に位置するように、垂直材11の内側に間隔をあけて配置されている。これらの垂直材21は、水平材22及び垂直ブレース材23によって連結されている。個々の垂直材21は、複数のパイプを直線上に連結することで構成されている。本実施形態の垂直材21は2本のパイプ21a,21bによって構成されているが、その数は必要に応じて変更が可能である。但し、1本の垂直材21を構成するパイプの数は、1本の垂直材11を構成するパイプの数よりも少ない方が好ましい。
それぞれ4本のパイプ21a,21bが、水平材22及び垂直ブレース材23によって連結されている。また、隣接した水平材22の中央が水平ブレース材24によって連結されている。具体的には、上段に位置する4本のパイプ21aは、8本の水平材22、8本の垂直ブレース材23、及び8本の水平ブレース材24によって1個のブロックとして一体化されている。下段に位置する4本のパイプ21bは、8本の水平材22、8本の垂直ブレース材23、及び8本の水平ブレース材24によって1個のブロックとして一体化されている。そして、上部櫓20は、2個のブロックを上下方向に連結することで構成されている。
図1及び図2に示すように、ステージ30は、平面視形状が上部櫓20と概ね同一の四角筒状の枠体である。ステージ30は、垂直材21に対して直線上に連結された垂直材31を備える。間隔をあけて位置する垂直材31は、横架材32及びブレース材33によって連結されている。
図5を参照すると、概ね格子状に連結された複数の横架材32によって、機器等を配置する上段のメインデッキ35と下段のサブデッキ36とが形成されている。メインデッキ35とサブデッキ36の周囲には柵37が配置され、メインデッキ35とサブデッキ36の間には階段38が設けられている。タワー1の中心軸線上に位置するメインデッキ35とサブデッキ36の中央には、ボーリングロッド等の機具を挿通するための開口39が設けられている。なお、柵37を含むサブデッキ36は、下部櫓10の上端にも設けられている。
図6及び図7に示すように、ガイド機構40は、上部櫓20に設けられた板状の突出部41と、下部櫓10に設けられた一対のガイド板42とを備え、下部櫓10に対する上部櫓20の移動をガイドする。
突出部41は、全ての垂直材21に設けられている。また、突出部41は、1本の垂直材21を構成するパイプ21a,21bにそれぞれ設けられている。個々の突出部41は、パイプ21a,21bの軸線に沿って上下方向に延び、下部櫓10の垂直材11に向けて横向き(上部櫓20の対角線の延長線上である外側)へ突出している。図9を併せて参照すると、突出部41には、上下方向に間隔をあけて複数(本実施形態では3個)の差込片41aが設けられている。差込片41aは、パイプ21a,21bを径方向に貫通し、溶接等によってパイプ21a,21bに固着されている。突出部41の上下端には、パイプ21a,21bとの隙間を埋めるスペーサ41bが設けられている。突出部41を構成する板状部材に対して差込片41aとスペーサ41bは、一体に設けてもよいし、別体に設けて固着してもよい。
ガイド板42は、全ての垂直材11に設けられている。また、ガイド板42は、1本の垂直材11を構成する複数のパイプ11a〜11cのうち、上端のパイプ11aだけに設けられている。一対のガイド板42は、これらの間に突出部41を挿通する挿通溝43を形成するために、定められた間隔をあけて配置されている。個々のガイド板42は、パイプ11aの軸線に沿って上下方向に延び、下部櫓10の対角線に沿って上部櫓20の垂直材21に向けて横向きに突出している。パイプ11aに対するガイド板42の固着は、突出部41のように差込片によって行ってもよいし、溶接のみによって行ってもよい。
図8及び図9を参照すると、一対のガイド板42はそれぞれ、パイプ11aの軸線に沿って上下方向に延びる垂直部42aと、パイプ11aの軸線に対して交差する向きに傾斜する傾斜部42bとを備える。一対の傾斜部42bは、上部櫓20の下降時、突出部41に対してガイド板42が相対的に移動する向きX(第1の向き)の先端(つまりガイド板42の上端)に設けられ、垂直部42aから離れるに従って互いに離れる向きに傾斜している。
詳しくは、上部櫓20が下降すると、突出部41が一体となって下向きYに移動する。下部櫓10に設けられたガイド板42は、実際には移動しないが、突出部41に対して相対的に上向きXに移動することになる。そして、ガイド板42に対して傾斜部42bは、相対移動する向きXの先端に設けられている。なお、突出部41を下部櫓10に設け、ガイド板42を上部櫓20に設けた場合、上部櫓20が下降すると、ガイド板42が一体となって下向きYに移動する。この場合でも、ガイド板42に対して傾斜部42bは、ガイド板42が相対移動する向きの先端に設けられる。
図8に最も明瞭に示すように、一対の垂直部42aによって、これらの間の挿通溝43には横幅が一様な第1部分43aが形成される。この第1部分43aの横幅は、垂直部42aと突出部41の間に、下部櫓10に対する上部櫓20の移動を妨げない程度のクリアランスを確保できる寸法に設定されている。一対の傾斜部42bによって、これらの間の挿通溝43には、第1部分43aから上部櫓20(上側)に向けて横幅を次第に広げた第2部分43bが形成される。この第2部分43bの最大横幅は、突出部41の厚みよりも広く、後述する仮止め用のピン56の全長よりも広い。この第2部分43bによって、分離状態の上部櫓20を下部櫓10に組み付ける際の作業性を向上できる。
位置決め機構50は、一対のガイド板42に対して突出部41を位置決めすることで、下部櫓10に対して上部櫓20を保持させる。図7から図9に示すように、位置決め機構50は、突出部41に設けられた貫通孔51、ガイド板42に設けられた位置決め孔53と仮止め溝55、仮止め用のピン(第1ピン)56、及び連結用のピン(第2ピン)57を備える。
図7に最も明瞭に示すように、貫通孔51は、突出部41に対して上下方向に間隔をあけて複数設けられている。全ての貫通孔51の直径は同一である。本実施形態では、4個の貫通孔51を1組の貫通孔群52とし、この貫通孔群52を突出部41に対して上下方向に間隔をあけて複数設けている。なお、1組の貫通孔群52を構成する貫通孔51の数、及び貫通孔群52の組数は、必要に応じて変更が可能である。
貫通孔群52を構成する個々の貫通孔51は、定められた間隔P1(例えば150mm)をあけて設けられている。貫通孔群52は、定められた間隔P2(例えば3000mm)をあけて設けられている。間隔P2は、間隔P1よりも大きく、1組の貫通孔群52の長さ(P1×3)よりも大きい。上段のパイプ21aにおける下端の貫通孔群52と、下段のパイプ21bにおける上端の貫通孔群52との間も、間隔P2をあけて位置するように、パイプ21a,21bに突出部41がそれぞれ設けられている。本実施形態の貫通孔群52は、差込片41aと対応する高さ位置に設けられ、ピン56,57によって位置決めした際の剛性が確保されている。
一対の位置決め孔53は、一対のガイド板42の垂直部42aに対して同じ高さ位置にそれぞれ設けられている。個々のガイド板42に対して位置決め孔53は、上下方向に間隔をあけて複数設けられている。位置決め孔53の直径は、全ての同一であり、貫通孔51の直径と同等である。本実施形態では、3個の位置決め孔53を1組とした位置決め孔群54と、この位置決め孔群54に対して間隔をあけて設けた2個の位置決め孔53a,53bとを備える。なお、位置決め孔群54を構成する位置決め孔53の数、位置決め孔群54以外の位置決め孔53の数は、必要に応じて変更が可能である。
位置決め孔群54は、ガイド板42の上部に設けられている。位置決め孔群54を構成する個々の位置決め孔53は、定められた間隔p1をあけて設けられている。位置決め孔群54の上部(ガイド板42が相対移動する向きXの先端)に仮止め溝55が設けられており、この仮止め溝55と上端の位置決め孔53との間も間隔p1に設定されている。間隔p1は、貫通孔51の間隔P1と同一に設定されている。
下端の位置決め孔53aは、仮止め溝55を含む位置決め孔群54に対して、間隔p1よりも大きい間隔p2をあけて設けられている。この間隔p2は、貫通孔群52の間隔P2と同一に設定されている。残りの位置決め孔53bは、位置決め孔53aの上側に間隔p3をあけて設けられている。この間隔p3は、貫通孔群52の間隔(P1×3)と同一に設定されている。
仮止め溝55は、一対のガイド板42の上端部(ガイド板42が相対移動する向きXの先端部)にそれぞれ設けられている。前述のように、仮止め溝55は、位置決め孔群54の上端の位置決め孔53に対して定められた間隔p1をあけて設けられている。また、仮止め溝55は、ガイド板42の垂直部42aと傾斜部42bに跨がって設けられている。
より具体的には、仮止め溝55は、長軸方向の一端である第1頂部55aが垂直部42aに位置し、長軸方向の他端である第2頂部55bが傾斜部42bに位置する無端状の長穴(長円)によって構成されている。長円を構成する一方の半円は、位置決め孔53と同一直径であり、垂直部42aに形成されている。長円を構成する他方の半円は、位置決め孔53と同一直径であり、傾斜部42bに形成されている。これらの半円を連通させる四角形状の連通部は、傾斜部42bに形成されている。
図8に示すように、仮止め用のピン56は、貫通孔51及び仮止め溝55(位置決め孔53)を貫通可能な直径の円柱体である。ピン56は、複数の貫通孔51のうちの第1貫通孔51Aを貫通して突出部41に配置され、一対の仮止め溝55に跨がって配置される。より具体的には、タワー1が希望高さになるように上部櫓20を移動させた状態で、ピン56は、仮止め溝55の上方の最も近い第1貫通孔51Aに配置され、上部櫓20の下降によって仮止め溝55内に上方から配置される。
連結用のピン57は、貫通孔51及び位置決め孔53(仮止め溝55)を貫通可能な直径の円柱体である。ピン57は、複数の貫通孔51のうちの第1貫通孔51A以外と、対応する位置決め孔53とを貫通して配置される。より具体的には、第1貫通孔51Aを貫通させたピン56を仮止め溝55に配置した状態で、ピン57は、連通した他の貫通孔51と位置決め孔53に配置される。ピン57は、1組の突出部41及び一対のガイド板42に対して、1個だけ配置してもよいし、位置決め孔53a,53bを含めて2個以上配置してもよい。
図6に示すように、ガイド板42を上方から見ると、傾斜部42bの傾斜によって、仮止め溝55における垂直部42aに形成された部分が露出するように、仮止め溝55の第2頂部55bが配置されている。つまり、図8に示すように、一対のガイド板42のうち、一方の傾斜部42bに位置する第2頂部55bから他方の傾斜部42bに位置する第2頂部55bまでの距離Dは、一対のガイド板42のうち、一方の垂直部42aの外面から他方の垂直部42aの外面までの横幅W1よりも長い。勿論、一対の傾斜部42b間の距離は、一対の第2頂部55b間の距離Dよりも長い。
引き続いて図8を参照すると、仮止め用のピン56の全長L1は、一対の第2頂部55b間の距離Dよりも短く、一対のガイド板42のうち、一方の垂直部42aの内面から他方の垂直部42aの内面までの横幅W2よりも長い。本実施形態では、ピン56の全長L1を一対の垂直部42aの外面間の横幅W1よりも長くし、ピン56を仮止め溝55に配置した状態での安定性向上を図っている。
連結用のピン57の全長L2は、一対の垂直部42aの内面間の横幅W2より大きければよい。但し、貫通孔51を含む一対の位置決め孔53に対する着脱作業性を考慮すると、ピン57の全長L2は、一対の垂直部42aの外面間の横幅W1よりも長くすることが好ましく、本実施形態ではピン56の全長L1よりも長くしている。なお、ピン57の全長L2をピン56と同じ長さとし、仮止め用と連結用のピンを共用してもよい。
次に、タワー1を海に設置する作業の一例を説明する。
まず、上部櫓20をクレーン(図示せず)で吊り上げ、一対のガイド板42間に突出部41を挿通させ、下部櫓10内に上部櫓20を配置して図2に示す収縮状態とする。但し、クレーンを用いることなく、下部櫓10内で上部櫓20を組み立ててもよい。続いて、4組の位置決め機構50の貫通孔51及び位置決め孔53にそれぞれピン57を貫通させる。これにより、下部櫓10に対して上部櫓20が移動不可能に連結され、収縮状態のタワー1を一体に吊り上げて搬送できる。なお、図2に示す収縮状態(最低位置)の場合、ピン57は、複数の貫通孔群52のうち、上側のパイプ21aの最上部に位置する貫通孔群52の貫通孔51に配置される。
岸壁まで収縮状態で搬送されたタワー1は、クレーンによって吊り上げられてクレーン船(図示せず)に搭載される。続いて、タワー1は、定められた現場海域まで搬送された後、収縮状態のまま海底(定められた施工場所)に沈められる。この状態で、ピン57を取り外し、下部櫓10に対して移動可能になった上部櫓20(ステージ30)をクレーンによって吊り上げる。
続いて、上部櫓20の上端が海面から突出ように、定められた高さよりも若干高く上部櫓20を吊り上げる。その後、仮止め溝55の近傍に位置する第1貫通孔51Aにピン56を貫通させ、上部櫓20を下降させる。この際、図10に示すように、ピン56が傾斜部42bに干渉することで、第1貫通孔51Aに対するピン56の取付位置が調整(センタリング)される。
上部櫓20の下降を続けると、取付位置が調整されたピン56が、一対の仮止め溝55の第1頂部55aまで進入する。これにより、下部櫓10に対する上部櫓20の移動が規制され、これらを安定状態に位置決めできる。この状態で、第1貫通孔51A以外の貫通孔51及び位置決め孔53にピン57を貫通させる。これにより、下部櫓10に対して上部櫓20を移動不可能に保持(連結)される。なお、図1に示す最高位置の場合、ピン57は、複数の貫通孔群52のうち、下側のパイプ21bの最下部に位置する貫通孔群52の貫通孔51に配置される。図1に示す最高位置と図2に示す最低位置の間の高さ位置決めする際には、上側のパイプ21aの最上部に位置する貫通孔群52と、下側のパイプ21bの最下部に位置する貫通孔群52との間の所定の貫通孔群52の貫通孔11に、ピン57が配置される。
次に、本実施形態のタワー1の特徴を説明する。
全高を低くした収縮状態でタワー1をクレーン船に搭載できるため、大きなクレーンを搭載した大型のクレーン船を使用する必要がない。よって、タワー1を施工するために必要な重機の手配が容易である。
一対のガイド板42間に突出部41が挿通されているため、下部櫓10に対する上部櫓20の揺れ動きを効果的に抑制できる。また、上部櫓20の下降によって仮止め溝55にピン56を配置可能なため、下部櫓10に対して上部櫓20を所定の高さに簡単に位置決めできる。この位置決め状態で、第1貫通孔51A以外の貫通孔51及び位置決め孔53にピン57を貫通させるため、作業者の安全性を確保しつつ、下部櫓10に対して上部櫓20を簡単かつ確実に連結できる。よって、伸縮式タワーの設置作業性を効果的に向上できる。
一対のガイド板42が垂直部42aと傾斜部42bをそれぞれ有し、これらに跨がって仮止め溝55が設けられているため、上部櫓20の下降によって仮止め溝55にピン56を配置可能な構成を、確実に実現できる。また、仮止め溝55にピン56を配置する際、ピン56が傾斜部42bに干渉することで、第1貫通孔51Aに対するピン56の取付位置が調整されるため、設置時の作業性をより向上できる。
仮止め溝55の一対の第2頂部55b間の距離Dがピン56の全長L1よりも長いため、第1貫通孔51Aに対するピン56の取付位置を確実に調整できるうえ、仮止め溝55を設けることによるガイド板42の剛性低下を抑制できる。
仮止め溝55は、図11及び図12に示す構成としてもよい。
図11に示す第1変形例では、仮止め溝55は、突出部41に対してガイド板42が相対移動する向き(第1の向き)の先端を開口55cとした切り欠きによって構成されている。この第1変形例の仮止め溝55は、第2頂部55bを備えていない。この仮止め溝55の場合、傾斜部42bにおける仮止め溝55に隣接した部分によって第1貫通孔に対するピンの取付位置を調整できる。しかも、仮止め溝55の先端が開放されているため、ピン56を配置する作業性を向上できる。
図12に示す第2変形例では、ガイド板42には傾斜部42bが設けられていない。仮止め溝55は、突出部41に対してガイド板42が相対移動する向き(第1の向き)における垂直部42aの先端に設けられ、半円形状の切り欠きによって構成されている。この仮止め溝55は、ピンの調整機能を具備していない点で第1変形例と相違し、その他は第1変形例と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、本発明の伸縮式タワー1は、前記実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、基枠に対して2以上の可動枠を配置してもよい。つまり、ガイド機構40を介して下部櫓(基枠)10に中部櫓(可動枠)を移動可能に配置し、ガイド機構40を介して中部櫓に上部櫓(可動枠)20を移動可能に配置してもよい。また、伸縮式タワー1は、3以上の可動枠を備えていてもよい。いずれの場合でも、個々のガイド機構40にはそれぞれ位置決め機構50が設けられる。
貫通孔51を含む突出部41を下部櫓10に設け、位置決め孔53及び仮止め溝55を含む一対のガイド板42を上部櫓20に設けてもよい。この場合、仮止め溝55は、上部櫓20の下降時におけるガイド板42の先端である下端部に設けられる。
貫通孔群52を構成する複数の貫通孔51は、それぞれ異なる間隔で設けてもよい。また、位置決め孔群54を構成する複数の位置決め孔53も、それぞれ異なる間隔で設けてもよい。
1 伸縮式タワー
10 下部櫓(基枠)
11 垂直材
11a〜11c パイプ
12 水平材
13 ブレース材
14 ヤラズ
15 水平材
16 外枠
16a パイプ
17 水平材
18 ブレース材
20 上部櫓(可動枠)
21 垂直材
21a,21b パイプ
22 水平材
23 垂直ブレース材
24 水平ブレース材
30 ステージ
31 垂直材
32 横架材
33 ブレース材
35 メインデッキ
36 サブデッキ
37 柵
38 階段
39 開口
40 ガイド機構
41 突出部
41a 差込片
41b スペーサ
42 ガイド板
42a 垂直部
42b 傾斜部
43 挿通溝
43a 第1部分
43b 第2部分
50 位置決め機構
51 貫通孔
52 貫通孔群
53 位置決め孔
54 位置決め孔群
55 仮止め溝
55a 第1頂部
55b 第2頂部
55c 開口
56 仮止め用のピン(第1ピン)
57 連結用のピン(第2ピン)
X 下降時にガイド板が移動する向き
Y 上部櫓が下降する向き
D 第2頂部間の距離
L1 仮止め用のピンの全長
L2 連結用のピンの全長
W1 ガイド板の外面間の横幅
W2 ガイド板の内面間の横幅

Claims (5)

  1. 基枠と、
    前記基枠に対して上向きに進出した第1位置と、前記基枠に対して下向きに後退した第2位置との間を移動可能な可動枠と、
    前記基枠及び前記可動枠のうちの一方に設けられ、上下方向に延び、前記基枠及び前記可動枠のうちの他方に向けて横向きに突出した突出部と、
    前記基枠及び前記可動枠のうちの前記他方に設けられ、前記突出部の両側にそれぞれ配置され、前記基枠に対する前記可動枠の移動をガイドする一対のガイド板と、
    前記ガイド板に対して前記突出部を位置決めすることで、前記基枠に対して前記可動枠を前記第1位置と前記第2位置の間の所定位置に保持する位置決め機構と
    を備え、
    前記位置決め機構は、
    上下方向へ間隔をあけて前記突出部に設けられた複数の貫通孔と、
    前記ガイド板の同じ高さ位置にそれぞれ設けられた一対の位置決め孔と、
    前記可動枠の後退時に前記突出部に対して前記ガイド板が相対的に移動する第1の向きにおける前記ガイド板の先端にそれぞれ設けられ、前記位置決め孔に対して隣接した前記貫通孔の間隔と同じ間隔をあけて位置する一対の仮止め溝と、
    前記複数の貫通孔のうちの第1貫通孔を貫通し、前記可動枠の後退によって前記一対の仮止め溝に跨がって配置された第1ピンと、
    前記複数の貫通孔のうちの前記第1貫通孔以外の1つと前記一対の位置決め孔とを貫通して配置された第2ピンと
    を有する、伸縮式タワー。
  2. 前記基枠が水底に設置され、前記可動枠の上端が水面から突出される、請求項1に記載の伸縮式タワー。
  3. 前記一対のガイド板は、これらの間の横幅が一様な第1部分を形成する垂直部と、前記第1部分から前記第1の向きへ前記横幅を次第に広げた第2部分を形成する傾斜部とをそれぞれ有し、
    前記位置決め孔が前記垂直部に設けられ、前記仮止め溝が前記垂直部と前記傾斜部に跨がって設けられている、請求項1又は2に記載の伸縮式タワー。
  4. 前記仮止め溝は、前記垂直部に位置する第1頂部と、前記傾斜部に位置する第2頂部とを有する無端状の長穴によって構成されており、
    前記一対のガイド板のうち、一方の前記傾斜部に位置する前記第2頂部から、他方の前記傾斜部に位置する前記第2頂部までの距離は、前記第1ピンの全長よりも長い、請求項3に記載の伸縮式タワー。
  5. 前記仮止め溝は、前記第1の向きの先端が開口された切り欠きによって構成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の伸縮式タワー。
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