JP6052552B2 - 伸縮マストの保持機構 - Google Patents

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Description

本発明は、多段伸縮式のマスト(以下、伸縮マストという。)の保持機構に関し、特に、フロアクレーンなどに備わる伸縮マストの保持機構に関するものである。
近年、中小RC(鉄筋コンクリート)構造物、特に階高の高い病院、学校等の建築工事において、梁型枠を地組みすることで型枠工事の生産性の向上を図ろうとする動きがある。このような工事においては、伸縮マストを備えたフロアクレーンを床上に設置して工事を行うことがある。この場合、図10(1)に示すように、地組みした梁型枠を取り付けるときにはマストを階高を超える揚程まで伸張し、全ての梁型枠の取り付けが終わった後は、図10(2)、(3)に示すように、梁下を通過できるようにマストを縮小することが必要であり、マストの伸縮が重要な機能となる。
図11〜図14は、従来のマストの伸縮機構の一例を示したものであり、図11〜図13はマストの伸縮機構(A方式)を、図14はマストの伸縮機構(B方式)を示している。
まず、マストの伸縮機構(A方式)について図11〜図13を参照しながら説明する。
図11はマストの縮み限界状態、図12はマストの伸び途中状態、図13はマストの伸び限界状態を示している。各図において(1)は正面断面図、(2)は側面断面図である。図11〜図13に示されるように、伸縮マストは、多段に配置した筒状の頂部マスト1、中間マストA、中間マストB、下部マスト2からなる。最下段の下部マスト2内には中間マストBが収納され、中間マストB内には中間マストAが収納され、中間マストA内には頂部マスト1が収納されるようになっている。
最下段の下部マスト2の外周側には油圧シリンダ3が上下方向に延在する態様で配置してあり、油圧シリンダ3は下部マスト2の上部外周面に突設されたベース4にその上端で固定されている。この油圧シリンダ3内にはロッド5が出没自在に配置され、ロッド5の上端は中間マストBの上部外周面に突設されたベース6に固定されている。
中間マストA、Bの上部外周面の左右両側にはシーブ7a、7bと各シーブを支持する架台8a、8bがそれぞれ設けてある。また、頂部マスト1、中間マストAの下部外周面の左右両側と、下部マスト2の上部外周面の左右両側にはワイヤーロープを係止するための係止部9a、9b、9cがそれぞれ設けてある。そして、ワイヤーロープ10aはシーブ7aに巻き掛けられた上でその両端が架台8bと係止部9aに固定されている。ワイヤーロープ10bはシーブ7bに巻き掛けられた上でその両端が係止部9b、9cに固定されている。
このように、マストの伸縮機構(A方式)では、頂部マスト1、中間マストA、中間マストB、下部マスト2がそれぞれ2本のワイヤーロープ10a、10bを介して伸縮自在に連結されている。この構成において、油圧シリンダ3のロッド5を伸縮すると中間マストBが伸縮し、その他のマスト(頂部マスト1、中間マストA)も中間マストBの動きに連動して各ワイヤーロープ10a、10bを介して伸縮するようになっている。
次に、マストの伸縮機構(B方式)について図14を参照しながら説明する。図14(1)は伸縮マストの正面断面図、(2)は側面断面図である。図14に示されるように、伸縮マストは、多段に配置した筒状の頂部マスト1、中間マストA、中間マストB、下部マスト2からなる。最下段の下部マスト2内には中間マストBが収納され、中間マストB内には中間マストAが収納され、中間マストA内には頂部マスト1が収納されるようになっている。
このマストの伸縮機構(B方式)は、上記のマストの伸縮機構(A方式)において油圧シリンダ3の代わりにワイヤーウインチ11を採用したものであり、上記のマストの伸縮機構(A方式)と同様に、中間マストBの動きに連動してその他のマスト(頂部マスト1、中間マストA)がワイヤーロープを介して伸縮するようになっている。
すなわち、最下段の下部マスト2の外周側に設けたワイヤーウインチ11にはワイヤーロープ12aが巻回してあり、ワイヤーロープ12aの一端は、下部マスト2の上部に設けたシーブ13aと中間マストBの下部に設けたシーブ13bとに巻き掛けられた上で下部マスト2に固定されている。ウインチ11でワイヤーロープ12aを巻き取ると、中間マストBの下部シーブ13bが持ち上げられて、中間マストBが下部マスト2内から上昇する。
また、ワイヤーロープ12bは中間マストBの上部シーブ13cを介してその両端が下部マスト2の上部と、中間マストAの下部とに固定されており、中間マストAは中間マストBの上昇に合わせて同時に上昇するようになっている。同様な機構により、頂部マスト1もワイヤーロープ12c、シーブ13dを介して中間マストAに接続してあり、中間マストAの上昇に合わせて同時に上昇する。
次に、従来の伸縮マストの保持機構について図14を参照しながら説明する。
図14に示すように、この伸縮マストの保持機構は、下部マスト2および中間マストBの外周面に設けた貫通穴14、15に対して、カンヌキ16を外側から出し入れ可能に構成したものである。カンヌキ16を貫通穴14(あるいは貫通穴14、15)に挿入することで、中間マストB、中間マストA、頂部マスト1が下部マスト2の最下部まで落下しない処置を施したものである。図14の例では、中間マストBが上昇しきった状態で貫通穴14にカンヌキ16を挿入することにより中間マストBの下端を支えるようにしている。こうすることで、中間マストBを上昇させてクレーン作業をする際に、ワイヤーロープが切断して中間マストBが落下することを防止している。このような伸縮マストの保持機構は、図11〜図13に例示したマストの伸縮機構(A方式)に対しても適用可能である。
なお、本発明者は、こうした伸縮マストに関する技術について、既に特許文献1に示すクレーンの伸縮マスト落下防止機構、および、特許文献2に示す高揚程かつ軽量なクレーン装置を提案している。
特開2012−171774号公報 特開2011−251834号公報
ところで、上記の従来のマストの伸縮機構(A方式およびB方式)では、ワイヤーロープが過荷重、劣化等で切断するとマストが落下し、吊り荷が作業者に当たって被災する可能性がぬぐえない。また、下部マストにしかカンヌキがなく、仮にそのカンヌキのレベルで他のマストが止まったとしても、巻上ワイヤーロープで吊られている吊り荷が近傍に居る作業員に当たるおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、伸縮途中にある各段のマスト全てを保持することができる伸縮マストの保持機構を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る伸縮マストの保持機構は、上下方向に延在する筒状の下部マストと、この下部マストに対して伸縮自在に挿入され、下部マストとともに伸縮式のマスト機構を構成する中間マストと、この中間マストに対して伸縮自在に挿入され、中間マストとともに伸縮式のマスト機構を構成する頂部マストとを備える伸縮マストの保持機構であって、下部マストおよび中間マストの各頂部の外周側に設けられ、これら各マストの内部に向けて出し入れ自在なカンヌキを有し、前記カンヌキを前記各マストの内部に入れると中間マストまたは頂部マストを保持する一方、前記カンヌキを前記各マストの内部から出すと中間マストまたは頂部マストを保持しないように作動するカンヌキ機構と、前記各カンヌキ機構の作動状態を切り換える切換機構とをさらに備え、前記切換機構は、下部マストおよび中間マストの外周側に沿って上下方向に延在し、前記マスト機構の伸縮動作に追従する伸縮式のサヤ管を含み、このサヤ管を管軸周りに回動操作することで前記各カンヌキ機構の作動状態を連動して切り換え可能に構成されることを特徴とする。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構は、上述した発明において、前記サヤ管の断面形状を角型断面形状にしたことを特徴とする。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構は、上述した発明において、前記サヤ管を管軸周りに回動操作するための操作部を前記サヤ管の下端に設けたことを特徴とする。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構は、上述した発明において、前記カンヌキ機構は、左右方向に移動して前記各マストの内部に向けて出し入れ自在な前記カンヌキと、前記カンヌキの外側に回転自在に固定されるリンク部材と、左右方向に移動することにより前記リンク部材を作動させるアーム部材とからなり、前記アーム部材は、前記サヤ管の回動操作により左右方向に移動することを特徴とする。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構は、上述した発明において、下部マストの頂部に設けた前記カンヌキ機構において、前記カンヌキの下側に弾性体を設け、この弾性体を介してベース部材により前記カンヌキを支持することを特徴とする。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構は、上述した発明において、前記各マストの内部に対する前記カンヌキの出し入れを検出し、この検出に基づいて中間マストまたは頂部マストの昇降動作を停止するインターロック機構を有することを特徴とする。
本発明に係る伸縮マストの保持機構によれば、上下方向に延在する筒状の下部マストと、この下部マストに対して伸縮自在に挿入され、下部マストとともに伸縮式のマスト機構を構成する中間マストと、この中間マストに対して伸縮自在に挿入され、中間マストとともに伸縮式のマスト機構を構成する頂部マストとを備える伸縮マストの保持機構であって、下部マストおよび中間マストの各頂部の外周側に設けられ、これら各マストの内部に向けて出し入れ自在なカンヌキを有し、前記カンヌキを前記各マストの内部に入れると中間マストまたは頂部マストを保持する一方、前記カンヌキを前記各マストの内部から出すと中間マストまたは頂部マストを保持しないように作動するカンヌキ機構と、前記各カンヌキ機構の作動状態を切り換える切換機構とをさらに備え、前記切換機構は、下部マストおよび中間マストの外周側に沿って上下方向に延在し、前記マスト機構の伸縮動作に追従する伸縮式のサヤ管を含み、このサヤ管を管軸周りに回動操作することで前記各カンヌキ機構の作動状態を連動して切り換え可能に構成されるので、サヤ管を回動操作すれば各段に設けてあるカンヌキ機構が連動して作動するので、伸縮途中にある各段のマスト全て(中間マストおよび頂部マスト)を効率的に保持することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構によれば、前記サヤ管の断面形状を角型断面形状にしたので、サヤ管の回動操作による回転力が上下方向に効果的に伝達され、各段に設けてあるカンヌキ機構をより確実に連動して作動することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構によれば、前記サヤ管を管軸周りに回動操作するための操作部を前記サヤ管の下端に設けたので、下方に居る作業者は手動にて容易にサヤ管を回動操作することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構によれば、前記カンヌキ機構は、左右方向に移動して前記各マストの内部に向けて出し入れ自在な前記カンヌキと、前記カンヌキの外側に回転自在に固定されるリンク部材と、左右方向に移動することにより前記リンク部材を作動させるアーム部材とからなり、前記アーム部材は、前記サヤ管の回動操作により左右方向に移動するので、サヤ管を回動操作すればアーム部材が左右方向に移動してリンク部材を作動させ、カンヌキを左右方向に移動させて各マストの内部に向けて容易に出し入れすることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構によれば、下部マストの頂部に設けた前記カンヌキ機構において、前記カンヌキの下側に弾性体を設け、この弾性体を介してベース部材により前記カンヌキを支持するので、中間マストをはじめとする各段のマストの荷重を、スムーズかつ確実に下部マストに移行することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構によれば、前記各マストの内部に対する前記カンヌキの出し入れを検出し、この検出に基づいて中間マストまたは頂部マストの昇降動作を停止するインターロック機構を有するので、マストの伸縮操作ミス等による災害の発生を未然に防止することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る伸縮マストの保持機構の実施例を示す側面断面図(マストの伸び限界状態)である。 図2は、本発明に係る伸縮マストの保持機構の実施例を示す側面断面図(マストの縮み限界状態)である。 図3は、本発明に適用される各段のマストのイメージ例を示す概略斜視図である。 図4は、カンヌキ機構の一例を示す上面断面図であり、カンヌキ作動時の図である。 図5は、カンヌキ機構の一例を示す上面断面図であり、カンヌキ解除時の図である。 図6は、本発明に係る伸縮マストの保持機構の実施例を示す側面断面図(工程1)である。 図7は、本発明に係る伸縮マストの保持機構の実施例を示す図(工程2)であり、(1)は側面断面図、(2)は正面断面図である。 図8は、本発明に係る伸縮マストの保持機構の実施例を示す図(工程3)であり、(1)は側面断面図、(2)は正面断面図である。 図9は、本発明に係る伸縮マストの保持機構の実施例を示す図(工程4)であり、(1)は側面断面図、(2)は正面断面図である。 図10は、従来のフロアクレーンの変形態様の一例を示す図である。 図11は、従来のマストの伸縮機構(A方式)を示す断面図(マストの縮み限界状態)である。 図12は、従来のマストの伸縮機構(A方式)を示す断面図(マストの伸び途中状態)である。 図13は、従来のマストの伸縮機構(A方式)を示す断面図(マストの伸び限界状態)である。 図14は、従来のマストの伸縮機構(B方式)を示す断面図である。
以下に、本発明に係る伸縮マストの保持機構の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
まず、本発明に適用されるマストの伸縮機構(マスト機構)について説明する。
図1、図2および図7に示すように、本発明に適用されるマストの伸縮機構は、上述したA方式のものであり、多段に配置した筒状の頂部マスト1、中間マストA、中間マストB、下部マスト2からなる。最下段の下部マスト2内には中間マストBが収納され、中間マストB内には中間マストAが収納され、中間マストA内には頂部マスト1が収納されるようになっている。なお、本実施例では中間マストが中間マストA、中間マストBの2つからなる場合について説明するが、中間マストが中間マストAの1つだけでもよいし、中間マストA、Bに加え3つ目の中間マストを備えてもよい。
最下段の下部マスト2の外周側には油圧シリンダ3が上下方向に延在する態様で配置してあり、油圧シリンダ3は下部マスト2の上部外周面に突設されたベース4にその上端で固定されている。この油圧シリンダ3内にはロッド5が出没自在に配置され、ロッド5の上端は中間マストBの上部外周面に突設されたベース6に固定されている。
中間マストA、Bの上部外周面の左右両側にはシーブ7a、7bと各シーブを支持する架台8a、8bがそれぞれ設けてある。また、頂部マスト1、中間マストAの下部外周面の左右両側と、下部マスト2の上部外周面の左右両側にはワイヤーロープを係止するための係止部9a、9b、9cがそれぞれ設けてある。そして、ワイヤーロープ10aはシーブ7aに巻き掛けられた上でその両端が架台8bと係止部9aに固定されている。ワイヤーロープ10bはシーブ7bに巻き掛けられた上でその両端が係止部9b、9cに固定されている。
このように、本発明に適用されるマストの伸縮機構では、頂部マスト1、中間マストA、中間マストB、下部マスト2がそれぞれ2本のワイヤーロープ10a、10bを介して伸縮自在に連結されている。この構成において、油圧シリンダ3のロッド5を伸縮すると中間マストBが伸縮し、その他のマスト(頂部マスト1、中間マストA)も中間マストBの動きに連動して各ワイヤーロープ10a、10bを介して伸縮するようになっている。なお、本実施例では油圧シリンダ3により中間マストBを伸縮可能に構成したが、上記のB方式のように、ワイヤーウインチを使用して伸縮可能に構成しても構わない。
また、各段のマストのイメージは、図3に示すように、上下方向に所定の間隔をあけて複数の横部材が設けてあり、これら上下間に挟まれた部分に複数の貫通穴が形成され、横部材がカンヌキ受けを兼用することになる。
次に、本発明に係る伸縮マストの保持機構について説明する。
図1等に示すように、本発明に係る伸縮マストの保持機構100は、上記の伸縮マストにおいて、下部マスト2および中間マストA、Bの各頂部の外周側に設けられたカンヌキ機構20と、各カンヌキ機構20の作動状態を切り換える切換機構22とを備える。
カンヌキ機構20は、各マスト頂部に固定されるベース部材24と、このベース部材24上に設けられ、これら各マストの内部に向けて出し入れ自在なカンヌキ26を有している。このカンヌキ機構20は、カンヌキ26を各マスト1、AまたはBの内部に入れて各マストのカンヌキ受け32a、32bまたは32cに係合すると、各マスト1、AまたはBを保持する一方、カンヌキ26を各マスト1、AまたはBの内部から引き出してカンヌキ受け32a、32bまたは32cとの係合を解くと、各マスト1、AまたはBを保持しないように作動するものである。
切換機構22は、各カンヌキ機構20を連結するように下部マスト2および中間マストA、Bの外周側に沿って上下方向に延在し、マスト機構の伸縮動作に追従する伸縮式のサヤ管28a、28bを含んで構成され、下段のサヤ管28b内には上段のサヤ管28aが収納されるようになっている。なお、サヤ管は28a、28bの2本に限るものではなく、これ以上の数の管で構成することもできるが、いずれにせよマストの段数に応じた数のサヤ管で構成することが好ましい。
この切換機構22は、サヤ管28a、28bを管軸周りに回動操作することで各カンヌキ機構20の作動状態を連動して切り換え可能に構成されている。したがって、サヤ管28a、28bを回動操作すれば、各段に設けてあるカンヌキ機構20が連動して作動するので、伸縮途中にある各段のマスト全て(中間マストA、Bおよび頂部マスト1)を効率的に保持することができる。特に、本発明によれば、クレーン作業中にマストをカンヌキ26によりメカニカル的に支持可能であり、落下の可能性がなくなり、従来に比べて作業安全性を一層向上することができる。
ここで、サヤ管28a、28bの各断面形状は角型断面形状となっており、サヤ管28bの下端には、サヤ管28bを管軸周りに回動操作するためのサヤ管回転レバー30(操作部)が設けてある。このため、下方に居る作業者はこのレバー30を回動操作することで、手動にて容易にサヤ管28bを回動することができる。
特に、サヤ管28a、28bの断面形状は角型断面形状となっていることから、下段のサヤ管28bの回動操作による回転力が上段のサヤ管28aに効果的に伝達され、サヤ管28bもサヤ管28aも同期して回動するので、各段に設けてあるカンヌキ機構20をより確実に連動して作動することができる。
次に、カンヌキ機構の作動時および解除時(未作動時)の各状態について下部マスト2の頂部に設けられたカンヌキ機構20を例にとり、図4および図5を参照しながら説明する。
まず、カンヌキ機構20の詳細構成について説明する。
図4に示すように、カンヌキ機構20は、左右方向に移動して中間マストBの内部に向けて出し入れ自在な一対のカンヌキ26と、これらカンヌキ26を案内支持するベース部材24と、カンヌキ26の外側に回転自在に固定されるリンク部材34a、34cと、左右方向に移動することによりリンク部材34a、34cを作動させるアーム部材36とからなる。アーム部材36はL字形状の部材であり、図中右側の端部は軸部42bを介してリンク部材34aに回転自在に接続される。このリンク部材34aは、下部マスト2の頂部に設けた固定部材46aに軸部44aを介して回転自在に固定され、軸部42aを介して右側のカンヌキ26に回転自在に接続される。
一方、アーム部材36の図中左側の端部は軸部42eを介してリンク部材34bに回転自在に接続される。リンク部材34bは軸部42fを介してリンク部材34cに回転自在に接続される。リンク部材34b、リンク部材34cの各中央部は軸部44c、44bを介して下部マスト2の頂部に設けた固定部材46bに回転自在に固定される。リンク部材34cは軸部42gを介して左側のカンヌキ26に回転自在に接続される。
また、アーム部材36に固定された規制部材54と下部マスト2の頂部外周面に固定された固定部材56との間にはこれらを互いに引き離す方向に付勢するスプリング52が介装してある。また、アーム部材36の中央部は軸部42cを介してカム部材38に回転自在に接続される。カム部材38は軸部42を介して個別操作用レバー40に回転自在に接続される。この個別操作用レバー40が切換機構22のサヤ管28b(さらにはサヤ管28a)に連結している。
上記の構成において、アーム部材36は、サヤ管28a、28bの回動操作により個別操作用レバー40を介して左右方向に移動するので、サヤ管28a、28bを回動操作すればアーム部材36が左右方向に移動してリンク部材34a〜34cを作動させ、カンヌキ26を左右方向に移動させて各マストの内部に向けて容易に出し入れすることができる。
[カンヌキ作動時]
次に、カンヌキ作動時について説明する。
図4に示すように、個別操作用レバー40の向きが図中左右方向に向くようにサヤ管28bを管軸周りに回動すれば、カンヌキ26の内端部が下部マスト2の内部の中間マストBの内部に入り込む。この場合、カンヌキ26がカンヌキ受け32cの下の貫通穴に入り込んで係合すれば、中間マストBを保持することが可能となる。
[カンヌキ解除時]
次に、カンヌキ解除時(未作動時)について説明する。
図5に示すように、サヤ管28bを管軸周りに所定角度(例えば90°)時計方向に回動すると、サヤ管28bと連結された個別操作用レバー40が回動した状態となる。この場合、カンヌキ26の内端部が下部マスト2の内部の中間マストBの内部から引き出され、中間マストBを保持しないようになる。
次に、本発明に係る伸縮マストの保持機構の動作例について図6〜図9を参照しながら説明する。
図6は、伸縮マストの保持機構の動作の工程1を示すものである。図6に示すように、マストの伸びは限界状態にあり、サヤ管回転レバー30を所定角度(例えば90°)回転させて、各段のカンヌキ26を各マスト内部に挿入した状態となっている。この場合、カンヌキ受け32a、32b、32cにおける各段のカンヌキ26との隙間寸法a、b、cが、a<b<cの大小関係になるように配置する。ここで、例えばa、b、cの寸法比はa:b:c=1:2:3と考えてもよい。
次に、油圧シリンダ3のロッド5を縮め、中間マストBを下げる操作を行う。図7は、この工程2を示すものである。図7に示すように、伸縮マストは隙間寸法a(=1)に相当した分を下げた状態となっている。このとき、頂部マスト1は中間マストAに付属のカンヌキ26に当接した状態であり、各マストの伸縮用のワイヤーロープ10a、10bは張った(緊張した)状態である。なお、図7中のh1は上記の寸法比で3に相当する。
図7から図8に示すように、さらに中間マストBを寸法b1だけ下げると、図8に示すように、中間マストA、Bは寸法b1だけ下降し、中間マストAは中間マストBに付属のカンヌキ26に当接した状態になる。
頂部マスト1と中間マストAはカンヌキ26により相対位置関係(寸法L1)は変化しないため、中間マストAが下降した分だけワイヤーロープ10aが緩み、頂部マスト1の重量はカンヌキ26のみで支えられるようになる。なお、図8中のh2は上記の寸法比で2に相当する。
図8から図9に示すように、さらに中間マストBを寸法c2だけ下げると、図9に示すように、中間マストBは寸法c2だけ下降し、中間マストBは下部マスト2に付属のカンヌキ26に接した状態となる。
中間マストAと中間マストBはカンヌキ26によるストッパー作用により相対位置関係(寸法L2)が変化しないため、中間マストBが下降した分だけワイヤーロープ10bが緩み、中間マストAの重量はカンヌキ26のみで支えられるようになる。一方、上側のワイヤーロープ10aは中間マストBが下降した分だけさらに緩みが増すようになる。なお、図9中のh3は上記の寸法比で1に相当する。
ここで、下部マスト2の頂部に設けたカンヌキ機構20において、カンヌキ26の下側に弾性体としてのスプリング48とこのスプリング48を規制する規制部材50とを設け、このスプリング48を介してベース部材24によりカンヌキ26を支持するものとする。このようにすれば、中間マストBをはじめとする各段のマストの荷重を、スムーズかつ確実に下部マスト2に移行することができる。
さて、上記の図9の状態から、中間マストBを若干下降させ、下部マスト2に付属のカンヌキ26の下側のスプリング48が縮んだ状態にし、各段のマスト荷重を各々のカンヌキ26にスムーズかつ確実に移行させる。その状態でクレーン作業を行うようにすると、マストにかかる荷重は各カンヌキ26でメカニカル的に支持されて、仮にマスト伸縮用のワイヤーロープ10a、10bが切断してもマストが落下することはない。
また、クレーン作業できる状態とクレーン作業できない状態を、切換機構22によるカンヌキ26の出し入れ操作やスプリング48の収縮動作に対するリミットスイッチ等の検出によって規定し、この検出に基づいてマストの昇降動作を停止するインターロック機構を採用すれば、マストの伸縮操作ミス等による災害の発生を未然に防止することができる。
また、上記の実施の形態において、マストの縮小動作は、上述した伸張動作の手順とは逆の手順で実施することができる。また、マスト伸縮中はワイヤーロープに頼っており、切断時の災害が想定されるが、ワイヤーロープ、シーブの選定を無負荷のマスト伸縮時より大きいクレーン作業時のマスト支持荷重で行ったり、各段のワイヤーロープを左右別体の2本で構成し、仮に片方が切断しても残ったワイヤーロープで支持できる等の対応をとることにより、安全確保を図ることができる。
また、本発明は、クレーンに備わる伸縮マストだけでなく、クレーンに備わらない一般的な伸縮マストに対しても適用可能である。
以上説明したように、本発明に係る伸縮マストの保持機構によれば、上下方向に延在する筒状の下部マストと、この下部マストに対して伸縮自在に挿入され、下部マストとともに伸縮式のマスト機構を構成する中間マストと、この中間マストに対して伸縮自在に挿入され、中間マストとともに伸縮式のマスト機構を構成する頂部マストとを備える伸縮マストの保持機構であって、下部マストおよび中間マストの各頂部の外周側に設けられ、これら各マストの内部に向けて出し入れ自在なカンヌキを有し、前記カンヌキを前記各マストの内部に入れると中間マストまたは頂部マストを保持する一方、前記カンヌキを前記各マストの内部から出すと中間マストまたは頂部マストを保持しないように作動するカンヌキ機構と、前記各カンヌキ機構の作動状態を切り換える切換機構とをさらに備え、前記切換機構は、下部マストおよび中間マストの外周側に沿って上下方向に延在し、前記マスト機構の伸縮動作に追従する伸縮式のサヤ管を含み、このサヤ管を管軸周りに回動操作することで前記各カンヌキ機構の作動状態を連動して切り換え可能に構成されるので、サヤ管を回動操作すれば各段に設けてあるカンヌキ機構が連動して作動するので、伸縮途中にある各段のマスト全て(中間マストおよび頂部マスト)を効率的に保持することができる。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構によれば、前記サヤ管の断面形状を角型断面形状にしたので、サヤ管の回動操作による回転力が上下方向に効果的に伝達され、各段に設けてあるカンヌキ機構をより確実に連動して作動することができる。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構によれば、前記サヤ管を管軸周りに回動操作するための操作部を前記サヤ管の下端に設けたので、下方に居る作業者は手動にて容易にサヤ管を回動操作することができる。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構によれば、前記カンヌキ機構は、左右方向に移動して前記各マストの内部に向けて出し入れ自在な前記カンヌキと、前記カンヌキの外側に回転自在に固定されるリンク部材と、左右方向に移動することにより前記リンク部材を作動させるアーム部材とからなり、前記アーム部材は、前記サヤ管の回動操作により左右方向に移動するので、サヤ管を回動操作すればアーム部材が左右方向に移動してリンク部材を作動させ、カンヌキを左右方向に移動させて各マストの内部に向けて容易に出し入れすることができる。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構によれば、下部マストの頂部に設けた前記カンヌキ機構において、前記カンヌキの下側に弾性体を設け、この弾性体を介してベース部材により前記カンヌキを支持するので、中間マストをはじめとする各段のマストの荷重を、スムーズかつ確実に下部マストに移行することができる。
また、本発明に係る他の伸縮マストの保持機構によれば、前記各マストの内部に対する前記カンヌキの出し入れを検出し、この検出に基づいて中間マストまたは頂部マストの昇降動作を停止するインターロック機構を有するので、マストの伸縮操作ミス等による災害の発生を未然に防止することができる。
以上のように、本発明に係る伸縮マストの保持機構は、多段伸縮式のマストを備えるクレーンに有用であり、特に、伸縮途中にある各段のマスト全てを保持するのに適している。
1 頂部マスト
A,B 中間マスト
2 下部マスト
3 油圧シリンダ
4,6 ベース
5 ロッド
7a,7b,13a,13b シーブ
8a,8b 架台
9a,9b,9c 係止部
10a,10b,12a,12b ワイヤーロープ
11 ワイヤーウインチ
14,15 貫通穴
16 カンヌキ
20 カンヌキ機構
22 切換機構
24 ベース部材
26 カンヌキ
28a,28b サヤ管
30 サヤ管回転レバー(操作部)
32a,32b,32c カンヌキ受け
34a,34b,34c リンク部材
36 アーム部材
48 スプリング(弾性体)
100 伸縮マストの保持機構

Claims (6)

  1. 上下方向に延在する筒状の下部マストと、この下部マストに対して伸縮自在に挿入され、下部マストとともに伸縮式のマスト機構を構成する中間マストと、この中間マストに対して伸縮自在に挿入され、中間マストとともに伸縮式のマスト機構を構成する頂部マストとを備える伸縮マストの保持機構であって、
    下部マストおよび中間マストの各頂部の外周側に設けられ、これら各マストの内部に向けて出し入れ自在なカンヌキを有し、前記カンヌキを前記各マストの内部に入れると中間マストまたは頂部マストを保持する一方、前記カンヌキを前記各マストの内部から出すと中間マストまたは頂部マストを保持しないように作動するカンヌキ機構と、
    前記各カンヌキ機構の作動状態を切り換える切換機構とをさらに備え、
    前記切換機構は、下部マストおよび中間マストの外周側に沿って上下方向に延在し、前記マスト機構の伸縮動作に追従する伸縮式のサヤ管を含み、このサヤ管を管軸周りに回動操作することで前記各カンヌキ機構の作動状態を連動して切り換え可能に構成されることを特徴とする伸縮マストの保持機構。
  2. 前記サヤ管の断面形状を角型断面形状にしたことを特徴とする請求項1に記載の伸縮マストの保持機構。
  3. 前記サヤ管を管軸周りに回動操作するための操作部を前記サヤ管の下端に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の伸縮マストの保持機構。
  4. 前記カンヌキ機構は、左右方向に移動して前記各マストの内部に向けて出し入れ自在な前記カンヌキと、前記カンヌキの外側に回転自在に固定されるリンク部材と、左右方向に移動することにより前記リンク部材を作動させるアーム部材とからなり、前記アーム部材は、前記サヤ管の回動操作により左右方向に移動することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の伸縮マストの保持機構。
  5. 下部マストの頂部に設けた前記カンヌキ機構において、前記カンヌキの下側に弾性体を設け、この弾性体を介してベース部材により前記カンヌキを支持することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の伸縮マストの保持機構。
  6. 前記各マストの内部に対する前記カンヌキの出し入れを検出し、この検出に基づいて中間マストまたは頂部マストの昇降動作を停止するインターロック機構を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の伸縮マストの保持機構。
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