JP6832454B2 - 部品実装機 - Google Patents

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Description

本明細書に開示する技術は、部品実装機に関する。
特許文献1には部品を基板に実装する部品実装機が開示されている。特許文献1の部品実装機は、本体と、本体に部品を供給するフィーダとを備えている。また、特許文献1の部品実装機は、ヘッドと、ヘッドに対して上下動してフィーダから部品をピックアップし、ピックアップした部品を基板に実装するノズルとを備えている。
特開2016‐178243号公報
部品実装機では、ヘッドとノズルにケーブルが接続されており、ケーブルによってヘッドからノズルに電力を供給することがある。このケーブルでは、ヘッドに対してノズルが上下動することによって、大きな曲率で湾曲する状態と小さな曲率で湾曲する状態とが頻繁に繰り返される。そのため、ケーブルに対して繰り返しの負荷が頻繁に作用することになり、その負荷よってケーブルが断線することがある。一方、部品実装機では、ヘッドに対してノズルが頻繁に上下動することによって、ヘッドに対してノズルの負荷が頻繁に作用する。この負荷によって例えばヘッドの内部の電子部品が損傷し、ヘッドが故障することがある。このように部品実装機では、ケーブルの断線とヘッドの故障とが生じることがある。従来の技術では、部品実装機に不具合が生じたときに、その原因がケーブルの断線にあるのかヘッドの故障にあるのかを判断することができなかった。そこで本明細書は、部品実装機の不具合の原因を判断することができる技術を提供する。
本明細書に開示する技術は、部品を基板に実装する部品実装機である。部品実装機は、本体と、前記本体に部品を供給するフィーダと、第1ヘッドと、前記第1ヘッドに対して上下動して前記フィーダから部品をピックアップし、ピックアップした部品を基板に実装する第1ノズルと、前記第1ヘッドと前記第1ノズルに接続されており、前記第1ヘッドから前記第1ノズルに電力を供給する第1ケーブルと、前記第1ケーブルを流れる第1電流の値を検出する第1電流検出装置と、制御装置と、を備えている。前記制御装置は、前記第1電流検出装置が検出する第1電流の値が所定の電流閾値以上から電流閾値未満まで低下した場合に、第1電流の値の時間微分の絶対値が所定の微分閾値未満である場合は、前記第1ケーブルが断線したと判断し、第1電流の値の時間微分の絶対値が所定の微分閾値以上である場合は、前記第1ヘッドが故障したと判断する。
この構成によれば、部品実装機が故障したとしても、第1電流検出装置が検出する第1電流の値の時間微分の絶対値を監視することによって、故障の原因がケーブルの断線にあるのかヘッドの故障にあるのかを判断することができる。よって、部品実装機の不具合の原因を判断することができる。
実施例に係る部品実装機10の構成を模式的に示す図である。 図1の要部IIの拡大図である。 実施例に係る部品実装機10で実行される第1処理のフローチャートである。 第1電流の値Iaの一例を示す図である。 実施例に係る部品実装機10で実行される第2処理のフローチャートである。
(第1実施例)
実施例に係る部品実装機10について図面を参照して説明する。図1は、部品実装機10の構成を模式的に示す図である。部品実装機10は、基板2に部品4を実装する装置である。部品実装機10は、表面実装機やチップマウンタとも称される。通常、部品実装機10は、はんだ印刷機、他の部品実装機及び基板検査機とともに併設され、一連の実装ラインを構成する。
部品実装機10は、本体11と、複数のフィーダ12を備えている。本体11は、フィーダ保持部14と、第1ヘッド16と、第2ヘッド36と、撮像ユニット20と、各ヘッド16、36及び撮像ユニット20を移動させる移動装置18と、基板コンベア26と、操作パネル28(報知装置の一例)と、制御装置30とを備えている。また、本体11は、第1電流検出装置41と、第2電流検出装置42とを備えている。
各フィーダ12は、複数の部品4を収容している。各フィーダ12は、本体11のフィーダ保持部14に着脱可能に取り付けられ、本体11へ部品4を供給する。フィーダ12の具体的な構成は特に限定されない。各フィーダ12は、例えば、巻テープ上に複数の部品4を収容するテープ式フィーダ、トレイ上に複数の部品4を収容するトレイ式フィーダ、又は、容器内に複数の部品4をランダムに収容するバルク式フィーダのいずれであってもよい。
移動装置18は、フィーダ12と基板2との間で、第1ヘッド16、第2ヘッド36及び撮像ユニット20を移動させる。本実施例の移動装置18は、移動ベース18aをX方向及びY方向に移動させるXYロボットである。移動装置18は、移動ベース18aを案内するガイドレールや、移動ベース18aをガイドレールに沿って移動させる移動機構や、その移動機構を駆動するモータ等によって構成されている。移動装置18は、フィーダ12及び基板2の上方に配置されている。移動ベース18aに対して第1ヘッド16、第2ヘッド36及び撮像ユニット20が取付けられている。第1ヘッド16、第2ヘッド36及び撮像ユニット20は、移動装置18によってフィーダ12の上方及び基板2の上方を移動する。なお、移動ベースを複数備え、第2ヘッド36は第1ヘッド16とは異なる移動ベースに取り付けられてもよい。
第1ヘッド16は、本体11に対して着脱可能に取り付けられている。操作者は、第1ヘッド16を本体11から容易に取り外すことができる。第1ヘッド16は、部品4を吸着する第1ノズル6を備えている。第1ノズル6は、第1ヘッド16に対して着脱可能である。第1ノズル6は、Z方向(図面上下方向)に移動可能に第1ヘッド16に取り付けられている。第1ノズル6は、第1ヘッド16に収容されたアクチュエータ(図示省略)によって上下方向に昇降すると共に、部品4を吸着可能に構成されている。第1ヘッド16により部品4を基板2に実装するには、まず、フィーダ12に収容された部品4に第1ノズル6の下面(吸着面)が当接するまで、第1ノズル6を下方に移動させる。次いで、第1ノズル6に部品4を吸着して部品4をピックアップし、第1ノズル6を上方に移動させる。次いで、移動装置18により第1ヘッド16を基板2に対して位置決めする。次いで、第1ノズル6を基板2に向かって下降させることで、基板2に部品4を実装する。
図2に示すように、第1ヘッド16と第1ノズル6の間には、第1ケーブル71が配置されている。第1ケーブル71は、第1ヘッド16と、第1ヘッド16用の第1モータ(θモータ)56とに接続されている。第1ケーブル71は、第1ヘッド16から第1ヘッド16用の第1モータ(θモータ)56に電力を供給する。第1ケーブル71は、第1ノズル6にも電力を供給する。第1ヘッド16と第1ヘッド16用の第1モータ(θモータ)56は、第1ケーブル71によって電気的に接続されている。第1ケーブル71を介して第1ヘッド16から第1ヘッド16用の第1モータ56へ電力が供給され、第1モータ56が動作することによって第1ノズル6が動作する。第1ケーブル71は、例えば湾曲した状態で第1ヘッド16用の第1モータ56に接続されており、第1ノズル6の動きに応じて湾曲状態が変化するよう可撓性を有する。
第2ヘッド36は、第1ヘッド16の隣に配置されている。第2ヘッド36は、本体11に対して着脱可能に取り付けられている。第2ヘッド36は、部品4を吸着する第2ノズル46を備えている。第2ヘッド36と第2ノズル46の間には、第2ケーブル72が配置されている。第2ケーブル72は、第2ヘッド36から第2ヘッド36用の第2モータ(θモータ)57に電力を供給する。第2ヘッド36は、上記の第1ヘッド16と同様の構成を備えている。また、第2ノズル46は、上記の第1ノズル6と同様の構成を備えている。また、第2ケーブル72は、上記の第1ケーブル71と同様の構成を備えている。また、第2モータ57は、上記の第1モータ56と同様の構成を備えている。したがって、第2ヘッド36、第1ノズル6、第1ケーブル71及び第2モータ57の構成については詳細な説明を省略する。
図1に示すように、撮像ユニット20は、移動ベース18aに取り付けられている。上記の第1ヘッド16及び第2ヘッド36が移動すると、撮像ユニット20も一体となって移動する。撮像ユニット20は、カメラ支持部22とカメラ24を備えている。カメラ支持部22は、移動ベース18aに取り付けられている。カメラ支持部22には、カメラ24が取付けられている。カメラ24は、各ノズル6、46の側方(図面Y方向)に配置されている。カメラ24は、カメラ24の動作を制御するカメラ制御装置(図示省略)を備えている。カメラ24の動作は、カメラ制御装置によって制御される。
基板コンベア26は、部品実装機10への基板2の搬入、部品実装機10への基板2の位置決め、及び部品実装機10からの基板2の搬出を行う装置である。本実施例の基板コンベア26は、例えば、一対のベルトコンベアと、ベルトコンベアに取り付けられると共に基板2を下方から支持する支持装置(図示省略)と、ベルトコンベアを駆動する駆動装置により構成することができる。
制御装置30は、CPU,ROM,RAMを備えたコンピュータを備えている。図示はしていないが、制御装置30には、フィーダ12と、第1ヘッド16と、第2ヘッド36と、移動装置18と、操作パネル28が通信可能に接続されている。制御装置30は、これら各部(12,16,36,18,28等)を制御することで、部品4の基板2への実装を行う。
操作パネル28には、部品実装機10の状態が表示される。例えば、操作パネル28には、第1ケーブル71と第2ケーブル72の断線状態が表示される。また、操作パネル28には、第1ヘッド16と第2ヘッド36の故障状態が表示される。操作パネル28は、部品実装機10の正面であって、操作者から見えやすい位置に取付けられている。このため、操作者は、操作パネル28に表示される情報に基づいて、部品実装機10の状態を容易に認識することができる。
第1電流検出装置41及び第2電流検出装置42は、本体11に着脱不能に取り付けられている。第1電流検出装置41及び第2電流検出装置42は、移動ベース18aにボルト等によって固定されている。第1電流検出装置41は、第1ケーブル71を流れる第1電流の値Iaを検出する。第2電流検出装置42は、第2ケーブル72を流れる第2電流の値Ibを検出する。
次に、部品実装機10で実行される情報処理について説明する。まず、図3を用いて部品実装機10で実行される第1処理について説明する。この第1処理は、例えば部品実装機10の電源がオンになると開始される。図3に示すように、第1処理のS11では、制御装置30が、第1電流検出装置41が検出した第1電流の値Iaを取得する。第1電流検出装置41から制御装置30に第1電流の値Iaが送られる。
続いてS12では、制御装置30が、第1電流の値Iaが低下したか否かを判断する。より詳細には、制御装置30は、図4に示すように、第1電流の値Iaが所定の電流閾値Ith以上から電流閾値Ith未満まで低下したか否かを判断する。制御装置30は、第1電流の値Iaが電流閾値Ith未満まで低下した場合は、S12でYESと判断してS13に進む。一方、制御装置30は、第1電流の値Iaが電流閾値Ith未満まで低下していない場合は、S12でNOと判断してS11に戻る。制御装置30は、S11とS12の処理を繰り返して第1電流の値Iaを監視する。
続いてS13では、制御装置30が、第1電流の値Iaを時間微分する。例えば、制御装置30は、第1電流の値Iaが電流閾値Ithになる時刻t1における時間微分の値を算出する。あるいは、制御装置30は、時刻t1を含む時間Tにおける時間微分の値の平均値を算出する。時間微分の算出方法は特に限定されるものではない。
続いてS14では、制御装置30が、S13で算出した時間微分の絶対値が所定の微分閾値未満であるか否かを判断する。時間微分の絶対値が所定の微分閾値未満である場合は、制御装置30がS14でYESと判断してS15に進む。S14でYESの場合は、第1電流の値Iaが漸減的に低下している。一方、時間微分の絶対値が所定の微分閾値未満でない場合(所定の微分閾値以上である場合)は、制御装置30がS14でNOと判断してS21に進む。S14でNOの場合は、第1電流の値Iaが急激に低下している。
続いてS15では、制御装置30が、第1ケーブル71が断線していると判断する。第1電流の値Iaが漸減的に低下している場合は(S14でYES)、第1ヘッド16と第1ノズル6の間の第1ケーブル71が断線していると判断される。
続いてS16では、制御装置30が、第1ケーブル71の断線を報知する。より詳細には、制御装置30が、第1ケーブル71が断線していることを示す図柄を操作パネル28に表示する。
一方、上記のS14でNOと判断された後のS21では、制御装置30が、第1ヘッド16が故障していると判断する。第1電流の値Iaが急激に低下している場合は(S14でNO)、第1ヘッド16が故障していると判断される。この場合は、例えば第1ヘッド16の内部の電子部品が故障している。
続いてS22では、制御装置30が、第1ヘッド16の故障を報知する。より詳細には、制御装置30が、第1ヘッド16が故障していることを示す図柄を操作パネル28に表示する。以上で第1処理が終了する。
以上、第1実施例に係る部品実装機10について説明した。上記の説明から明らかなように、部品実装機10は、本体11と、本体11に部品4を供給するフィーダ12と、第1ヘッド16と、第1ヘッド16に対して上下動してフィーダ12から部品4をピックアップし、ピックアップした部品4を基板2に実装する第1ノズル6と、を備えている。また、部品実装機10は、第1ヘッド16と第1ノズル6との間に配置されており第1ヘッド16から第1ノズル6に電力を供給する第1ケーブル71と、第1ケーブル71を流れる第1電流の値Iaを検出する第1電流検出装置41と、制御装置30と、を備えている。制御装置30は、第1電流検出装置41が検出する第1電流の値Iaが所定の電流閾値Ith以上から電流閾値Ith未満まで低下した場合に、第1電流の値Iaの時間微分の絶対値が所定の微分閾値未満である場合は、第1ケーブル71が断線したと判断する。また、制御装置30は、第1電流の値Iaの時間微分の絶対値が所定の微分閾値以上である場合は、第1ヘッド16が故障したと判断する。
この構成によれば、部品実装機10に不具合が生じたとしても、第1電流検出装置41が検出する第1電流の値Iaの時間微分の絶対値を監視することによって、不具合の原因を判断することができる。すなわち、第1電流の値Iaの時間微分の絶対値が所定の微分閾値未満である場合は、部品実装機10の不具合の原因が第1ケーブル71の断線にあると判断することができる。また、第1電流の値Iaの時間微分の絶対値が所定の微分閾値以上である場合は、部品実装機10の不具合の原因が第1ヘッド16の故障にあると判断することができる。
以上、一実施例について説明したが、具体的な態様は上記実施例に限定されるものではない。以下の説明において、上述の説明における構成と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
(第2実施例)
第2実施例に係る部品実装機10について説明する。第2実施例に係る部品実装機10では第2処理が実行される。第2処理は、上記の第1処理と組み合わされてもよい。図5を用いて第2処理について説明する。この第2処理は、例えば部品実装機10の電源がオンになると開始される。図5に示すように、第2処理のS31では、制御装置30が、第1電流検出装置41が検出した第1電流の値Iaを取得する。第1電流検出装置41から制御装置30に第1電流の値Iaが送られる。
続いてS32では、制御装置30が、第2電流検出装置42が検出した第2電流の値Ibを取得する。第2電流検出装置42から制御装置30に第2電流の値Ibが送られる。
続いてS33では、制御装置30が、第1電流の値Iaが所定の電流閾値Ith未満であるか否かを判断する。制御装置30は、第1電流の値Iaが所定の電流閾値Ith未満である場合は、S33でYESと判断してS34に進む。一方、第1電流の値Iaが所定の電流閾値Ith未満でない(以上である)場合は、制御装置30がS33でNOと判断してS41に進む。
続いてS34では、制御装置30が、第1ノズル6を停止させる。第1ノズル6が既に停止している場合はその停止状態が維持される。また、制御装置30は、第1ノズル6を停止させた場合であって、第2ノズル46が動作している場合は、部品実装のために、第1ノズル6の代わりとして第2ノズル46を用いる。すなわち、制御装置30は、第1ノズル6がフィーダ12からピックアップして基板2に実装する予定であった部品4を第2ノズル46がフィーダ12からピックアップして基板2に実装するように第2ノズル46を動作させる。
続いてS35では、制御装置30が、第1ノズル6の停止を報知する。より詳細には、制御装置30が、第1ノズル6が停止していることを示す図柄を操作パネル28に表示する。
一方、S33でNOと判断された後のS41では、制御装置30が、第1ノズル6を動作させる。第1ノズル6が既に動作している場合はその動作状態が維持される。
続いてS36では、制御装置30が、第2電流の値Ibが所定の電流閾値Ith未満であるか否かを判断する。制御装置30は、第2電流の値Ibが所定の電流閾値Ith未満である場合は、S36でYESと判断してS37に進む。一方、第2電流の値Ibが所定の電流閾値Ith未満でない(以上である)場合は、制御装置30がS36でNOと判断してS42に進む。
続いてS37では、制御装置30が、第2ノズル46を停止させる。第2ノズル46が既に停止している場合はその停止状態が維持される。また、制御装置30は、第2ノズル46を停止させた場合であって、第1ノズル6が動作している場合は、部品実装のために、第2ノズル46の代わりとして第1ノズル6を用いる。すなわち、制御装置30は、第2ノズル46がフィーダ12からピックアップして基板2に実装する予定であった部品4を第1ノズル6がフィーダ12からピックアップして基板2に実装するように第1ノズル6を動作させる。
続いてS38では、制御装置30が、第2ノズル46の停止を報知する。より詳細には、制御装置30が、第2ノズル46が停止していることを示す図柄を操作パネル28に表示する。
一方、S36でNOと判断された後のS42では、制御装置30が、第2ノズル46を動作させる。第2ノズル46が既に動作している場合はその動作状態が維持される。制御装置30は、S36またはS42の処理が終了した後にS31に戻る。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、請求の範囲を限定するものではない。第1ヘッド16と第2ヘッド36は一体化され、本体11に対して着脱可能に取り付けられていてもよい。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :基板
4 :部品
6 :第1ノズル
10 :部品実装機
11 :本体
12 :フィーダ
14 :フィーダ保持部
16 :第1ヘッド
18 :移動装置
18a :移動ベース
20 :撮像ユニット
22 :カメラ支持部
24 :カメラ
26 :基板コンベア
28 :操作パネル
30 :制御装置
36 :第2ヘッド
41 :第1電流検出装置
42 :第2電流検出装置
46 :第2ノズル
71 :第1ケーブル
72 :第2ケーブル

Claims (5)

  1. 部品を基板に実装する部品実装機であって、
    本体と、
    前記本体に部品を供給するフィーダと、
    第1ヘッドと、
    前記第1ヘッドに対して上下動して前記フィーダから部品をピックアップし、ピックアップした部品を基板に実装する第1ノズルと、
    前記第1ヘッドと前記第1ノズルとの間に配置されており、前記第1ヘッドから前記第1ノズルに電力を供給する可撓性を有する第1ケーブルと、
    前記第1ケーブルを流れる第1電流の値を検出する第1電流検出装置と、
    制御装置と、を備えており、
    前記制御装置は、前記第1電流検出装置が検出する第1電流の値が所定の電流閾値以上から電流閾値未満まで低下した場合に、第1電流の値の時間微分の絶対値が所定の微分閾値未満である場合は、前記第1ケーブルが断線したと判断し、第1電流の値の時間微分の絶対値が所定の微分閾値以上である場合は、前記第1ヘッドが故障したと判断する、部品実装機。
  2. 前記第1電流検出装置は、前記本体に着脱不能に取り付けられており、
    前記第1ヘッドは、前記本体に着脱可能に取り付けられている、請求項1に記載の部品実装機。
  3. 前記第1ヘッドの隣に配置されている第2ヘッドと、
    前記第2ヘッドに対して上下動して前記フィーダから部品をピックアップし、ピックアップした部品を基板に実装する第2ノズルと、
    前記第2ヘッドと前記第2ノズルとの間に配置されており、前記第2ヘッドから前記第2ノズルに電力を供給する可撓性を有する第2ケーブルと、
    前記第2ケーブルを流れる第2電流の値を検出する第2電流検出装置と、を更に備えており、
    前記制御装置は、前記第1電流検出装置が検出した第1電流の値が所定の電流閾値未満である場合は、前記第1ノズルを動作させず、前記第2電流検出装置が検出した第2電流の値が所定の電流閾値未満である場合は、前記第2ノズルを動作させない、請求項1または2に記載の部品実装機。
  4. 前記制御装置は、
    前記第1ノズルを動作させない場合であって、前記第2ノズルが動作している場合は、前記第1ノズルが前記フィーダからピックアップして基板に実装する予定であった部品を前記第2ノズルが前記フィーダからピックアップして基板に実装するように前記第2ノズルを動作させ、
    前記第2ノズルを動作させない場合であって、前記第1ノズルが動作している場合は、前記第2ノズルが前記フィーダからピックアップして基板に実装する予定であった部品を前記第1ノズルが前記フィーダからピックアップして基板に実装するように前記第1ノズルを動作させる、請求項3に記載の部品実装機。
  5. 前記第1電流検出装置が検出した第1電流の値が所定の電流閾値未満である場合、または、前記第2電流検出装置が検出した第2電流の値が所定の電流閾値未満である場合に、所定の報知を実行する報知装置を更に備えている、請求項1から4にいずれか一項に記載の部品実装機。
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