JP6828388B2 - 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、及びプログラムに関する。
近年、生産性向上への要望から、高速印字が可能なインクジェット方式のラインプリンタが各社から発売されている。また、高画質化の要望も年々高まり、記録密度を向上したタイプのプリンタも現れてきている。
これらの対応により市場でのインクジェット方式プリンタが使われる場面が増えてきている。それに伴い、様々な用途でも使われることが多くなり、記録媒体の種類も様々なものが使われるようになった。
印刷もモノクロからカラーが一般的となり、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の4色タイプからグリーン、オレンジ、及び薄色のインクも追加したものまで様々なタイプが開発されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特許文献1に記載の発明は、プリンタ、プリンタの駆動方法及びプリンタの駆動方法を記録した記録媒体に関し、特にマルチヘッド構成のラインプリンタに適用して、マルチヘッドを構成する一部ノズルが故障した場合に、印刷結果の著しい品位の低下を防止することができるようにすることを目的とするものである。具体的には、ノズルの故障により、故障したノズルに隣接するノズルによるドット径を大きくするように駆動を切り換えるものである。
インクジェット記録装置において、吐出不良のインクノズルが検出された場合、隣接するノズルからの液滴量を増やして白スジの発生を抑制する技術が知られている。
しかし、異なるヘッドにおいて同じ箇所で吐出不良が発生した場合も同様に液滴量を増やすため、インク溢れが起き、画質が悪くなってしまうという課題がある。
そこで、本発明の目的は、白スジの発生を抑制し、かつ画質の向上を目指すことにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、液滴を吐出する複数のノズルを有する第1の記録ヘッドと、液滴を吐出する複数のノズルを有する第2の記録ヘッドと、前記第1の記録ヘッドにおける不吐出ノズル、及び前記第2の記録ヘッドにおける不吐出ノズルを検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果に応じて、吐出する液滴の滴量を制御する制御手段と、を有する画像形成装置において、
前記制御手段は、前記第1の記録ヘッドにおいて不吐出ノズルが検出された場合、前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズル隣接するノズルから吐出される液滴の滴量を増加するように制御し、前記第2の記録ヘッドにおいて不吐出ノズルが検出された場合、前記第2の記録ヘッドの前記不吐出ノズル隣接するノズルから吐出される液滴の滴量を増加するように制御し、前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズルから吐出される液滴の着弾位置と前記第2の記録ヘッドの不吐出ノズルから吐出される液滴の着弾位置とが同一の場合、前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズルに隣接するノズルから吐出される液滴の滴量、及び前記第2の記録ヘッドの前記不吐出ノズルに隣接するノズルから吐出される液滴の滴量の増加量を、少なくするように調整することを特徴とする。
本発明によれば、白スジの発生を抑制し、かつ画質の向上を図ることができる。
一実施形態に係る画像形成装置の機構部の全体構成を説明する側面説明図である。 図1に示した画像形成装置の機構部の平面説明図である。 用紙幅を包括するヘッドを各色備えたライン型プリンタの概念図である。 図1に示した画像形成装置の記録ヘッドの液室長手方向に沿う断面説明図である。 図1に示した画像形成装置の記録ヘッドの液室短手方向(ノズルの並び方向)の断面説明図である。 図1に示した画像形成装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の画像形成装置600のハードウェア構成例を示すブロック図である。 記録ヘッド制御部910、駆動波形生成回路707、記録ヘッドドライバ210の構成例を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置の刷制御部の駆動波形生成部で生成出力する駆動波形の一例を示す説明図である。 (a)は、駆動波形から選択される小滴を説明するための説明図であり、(b)は、駆動波形から選択される中滴を説明するための説明図である。(c)は、駆動波形から選択される大滴を説明するための説明図であり、(d)は、駆動波形から選択される微駆動を説明するための説明図である。 インクの粘度に応じた駆動波形を説明するための説明図である。 図7に示した画像処理部810の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る画像形成システムの一例を示すブロック説明図である。 本発明に係る画像形成システムにおける画像処理装置の一例を示すブロック説明図である。 ノズル抜け検知のフロー図の一例である。 ノズル抜け補正のフロー図の一例である。 (a)は、ヘッド模式図であり、(b)は、ノズル抜け補正なしのドット模式図であり、(c)は、隣接ドットサイズ変調時のドット模式図である。 (a)は、シアンのヘッド模式図であり、(b)は、マゼンタのヘッド模式図であり、(c)は、シアンのヘッド及びマゼンタのヘッドからのドットサイズ変調時のドット模式図である。 (a)は、シアンのヘッド模式図であり、(b)は、マゼンタのヘッド模式図であり、(c)は、シアンのヘッド及びマゼンタのヘッドからのドットサイズ変調時のドット模式図である。 (a)は、シアンのヘッドの模式図であり、(b)は、マゼンタのヘッドの模式図であり、(c)は、隣接ドットサイズ変調時のドット模式図である。
<実施の形態>
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。先ず、本発明に係る画像処理方法で生成された画像データを出力する画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。尚、図1は、一実施形態にかかる画像形成装置の機構部の全体構成を説明する側面説明図である。図2は、図1に示した画像形成装置の機構部の平面説明図である。
画像形成装置は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド1とガイドレール2とでキャリッジ3を主走査方向に摺動自在に保持する。主走査モータ4で駆動プーリ6Aと従動プーリ6Bとの間に張架したタイミングベルト5を介して図2の矢示方向(主走査方向)に移動走査する。
キャリッジ3には、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)を吐出する液体吐出ヘッドからなる4個の記録ヘッドユニット7y、7c、7m、7kが配列されている。4個の記録ヘッドユニット7y、7c、7m、7kは、複数のインク吐出口が主走査方向と交差する方向に配列され、インク滴吐出方向が下方に向くように装着されている。但し、色を区別しないときは各記録ヘッドユニット7y、7c、7m、7kは「記録ヘッド7」という。
尚、本実施形態では4色の有色インクを搭載しているが、これ以外の色を搭載することも可能であり、定着性向上を目的とした処理液や、光沢付与を目的とした光沢付与液を搭載するようにすることも可能である。
記録ヘッド7を構成する液体吐出ヘッドとしては、圧電素子等の圧電アクチュエータ、発熱抵抗体等の電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータが挙げられる。また、液体吐出ヘッドは、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータ等を、液滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段として備えたもの等が使用できる。
また、色毎に独立したヘッド構成に限るものではなく、複数の色の液滴を吐出する複数のノズルで構成されるノズル列を有する1又は複数の液体吐出ヘッドで構成することもできる。本実施形態では図2に示すようなシリアル型プリンタの構成としているが、図3に示すような構成でもよい。
図3は、用紙幅を包括するヘッドを各色備えたライン型プリンタの概念図である。
また、図2に示すキャリッジ3には、記録ヘッド7に各色のインクを供給するための各色のサブタンク8を搭載している。このサブタンク8にはインク供給チューブ9を介して図示しないメインタンク(インクカートリッジ)からインクが補充供給される。
給紙カセット10等の用紙積載部(圧板)11上に積載した用紙12を給紙するための給紙部は、用紙積載部11から用紙12を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙ローラとも言う。)13に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド14を備える。分離パッド14は半月コロ(給紙ローラ)13側に付勢されている。
搬送ベルト21は、給紙部から給紙された用紙12を記録ヘッド7の下方側で搬送するため、用紙12を静電吸着して搬送する。カウンタローラ22は、給紙部からガイド15を介して送られる用紙12を搬送ベルト21との間で挟んで搬送する。搬送ガイド23は、略鉛直上方に送られる用紙12を略90°方向転換させて搬送ベルト21上に倣わせる。押さえコロ25は、押さえ部材24で搬送ベルト21側に付勢されている。帯電ローラ26は、搬送ベルト21の表面を帯電させるための帯電手段である。
ここで、搬送ベルト21は、無端状ベルトであり、搬送ローラ27とテンションローラ28との間に掛け渡されて、副走査モータ31からタイミングベルト32及びタイミングローラ33を介して搬送ローラ27が回転される。この回転により、図2のベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成されている。
尚、搬送ベルト21の裏面側には記録ヘッド7による画像形成領域に対応してガイド部材29を配置している。また、帯電ローラ26は、搬送ベルト21の表層に接触し、搬送ベルト21の回動に従動して回転するように配置されている。
また、図2に示すように、搬送ローラ27の軸には、スリット円板34を取り付け、このスリット円板34のスリットを検知するエンコーダセンサ35を設けて、これらのスリット円板34及びエンコーダセンサ35によってロータリーエンコーダ36が構成されている。
さらに、記録ヘッド7で記録された用紙12を排紙するための排紙部として、搬送ベルト21から用紙12を分離するための分離爪51と、排紙駆動ローラ52及び排紙ローラ53と、排紙される用紙12をストックする排紙トレイ54とを備えている。
また、背部には両面給紙ユニットが着脱自在に装着されている。この両面給紙ユニットは搬送ベルト21の逆方向回転で戻される用紙12を取り込んで反転させて再度カウンタローラ22と搬送ベルト21との間に給紙する。
さらに、図2に示すように、キャリッジ3の走査方向の一方側の非印字領域には、記録ヘッド7のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構56を配置している。
維持回復機56は、記録ヘッド7の各ノズル面をキャピングする各キャップ57と、ノズル面をワイピングするワイパーブレード58と、増粘したインクを排出するため記録に寄与しない液滴を吐出させるときの液滴を受ける空吐出受け59等を備える。
画像形成装置において、給紙部から用紙12が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙12はガイド15で案内され、搬送ベルト21とカウンタローラ22との間に挟まれて搬送される。画像形成装置において、更に先端を搬送ガイド23で案内されて押さえコロ25で搬送ベルト21に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、図示しない制御部によってACバイアス供給部から帯電ローラ26に対して交番電圧を印加し、搬送ベルト21の周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスとが交互に所定の幅で繰り返されるパターンで帯電させる。この帯電した搬送ベルト21上に用紙12が給送されると、用紙12が搬送ベルト21に静電力で吸着され、搬送ベルト21の周回移動によって用紙12が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ3を往路及び復路方向に移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド7を駆動することにより、停止している用紙12にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙12を所定量搬送後、次の行の記録を行なう。記録終了信号又は用紙12の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙12を排紙トレイ54に排紙する。
また、両面印刷の場合には、表面(最初に印刷する面)の記録が終了したときに、搬送ベルト21を逆回転させる。この逆回転で、記録済みの用紙12を両面給紙ユニット61内に送り込み、用紙12を反転させて(裏面が印刷面となる状態にして)再度カウンタローラ22と搬送ベルト21との間に給紙する。タイミング制御を行い、前述したと同様に搬送ベル21上に搬送して裏面に記録を行った後、排紙トレイ54に排紙する。
また、印字(記録)待機中にはキャリッジ3は維持回復機構56側に移動されて、キャップ57で記録ヘッド7のノズル面がキャッピングされて、ノズルを湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。キャップ57で記録ヘッド7をキャッピングした状態でノズルからインクを吸引し、増粘したインクや気泡を排出する回復動作を行う。この回復動作によって記録ヘッド7のノズル面に付着したインクを清掃除去するためにワイパーブレード58でワイピングを行なう。また、記録開始前、記録途中等に記録と関係しないインクを吐出する空吐出動作を行なう。これによって、記録ヘッド7の安定した吐出性能を維持する。
ここで、161は発光素子であり、162は受光素子でありノズルから吐出されるインクの液滴を照射し、受光することにより、ノズル抜けの有無及びノズル抜けの位置を検知する。ノズル抜けの検知方法は複数知られているため本発明では省略する。
次に、記録ヘッド7を構成している液体吐出ヘッドの一例について図4及び図5を参照して説明する。尚、図4は、記録ヘッドの液室長手方向に沿う断面説明図である。図5は、記録ヘッドの液室短手方向(ノズルの並び方向)の断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、流路板101と、振動板102と、ノズル板103、ノズル連通路105、液室(圧力室とも言う。)106、及びインク供給口109等が形成されている。
流路板101は、例えば単結晶シリコン基板を異方性エッチングして形成したものである。この流路板101の下面に接合した例えばニッケル電鋳で形成した振動板102と、流路板101の上面に接合したノズル板103とを接合して積層されている。液滴(インク滴)を吐出するノズル104が連通する流路であるノズル連通路105及び圧力発生室である液室106、液室106に流体抵抗部(供給路)107を通じてインクを供給するための共通液室108に連通するインク供給口109等が形成されている。
また、振動板102を変形させて液室106内のインクを加圧するための圧力発生手段(アクチュエータ手段)である電気機械変換素子としての2列の積層型圧電素子121と、この圧電素子121を接合固定するベース基板122とを備えている。
尚、圧電素子121の間には支柱部123を設けている。この支柱部123は圧電素子部材を分割加工することで圧電素子121と同時に形成した部分であるが、駆動電圧を印加しないので単なる支柱となる。
また、圧電素子121には図示しない駆動回路(駆動IC:Integrated Circuit)を搭載したFPCケーブル126を接続している。
振動板102の周縁部はフレーム部材130に接合されている。フレーム部材130には、圧電素子121及びベース基板122等で構成されるアクチュエータユニットを収納する貫通部131及び共通液室108となる凹部、この共通液室108に外部からインクを供給するためのインク供給穴132を形成している。このフレーム部材130は、例えばエポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂或いはポリフェニレンサルファイトで射出成形により形成している。
ここで、流路板101は、例えば結晶面方位(110)の単結晶シリコン基板を水酸化カリウム水溶液(KOH)等のアルカリ性エッチング液を用いて異方性エッチングすることで、ノズル連通路105、液室106となる凹部や穴部を形成したものである。しかし、単結晶シリコン基板に限られるものではなく、その他のステンレス基板や感光性樹脂などを用いることもできる。
振動板102は、ニッケルの金属プレートから形成したもので、例えばエレクトロフォーミング法(電鋳法)で作製しているが、この他、金属板や金属と樹脂板との接合部材などを用いることもできる。この振動板102に圧電素子121及び支柱部123を接着剤接合し、更にフレーム部材130を接着剤接合している。
ノズル板103は各液室106に対応して直径10〜30μmのノズル104を形成し、流路板101に接着剤接合している。このノズル板103は、金属部材からなるノズル形成部材の表面に所要の層を介して最表面に撥水層を形成したものである。
圧電素子121は、圧電材料151と内部電極152とを交互に積層した積層型圧電素子(ここではPZT:チタン酸ジルコン酸鉛)である。この圧電素子121の交互に異なる端面に引き出された各内部電極152には個別電極(選択電極とも言う。)153及び共通電極154が接続されている。
尚、この実施形態では、圧電素子121の圧電方向としてd33方向の変位を用いて液室106内インクを加圧する構成としているが、圧電素子121の圧電方向としてd31方向の変位を用いて液室106内インクを加圧する構成とすることもできる。また、1つの基板122に1列の圧電素子121が設けられる構造とすることもできる。
このように構成した液体吐出ヘッドヘッドにおいては、例えば圧電素子121に印加する電圧を基準電位から下げることによって圧電素子121が収縮する。振動板102が下降して液室106の容積が膨張することで、液室106内にインクが流入する。その後圧電素子121に印加する電圧を上げて圧電素子121を積層方向に伸長させ、振動板102をノズル104方向に変形させて液室106の容積/体積を収縮させることにより、液室106内のインクが加圧される。この結果、ノズル104からインクの滴が吐出(噴射)される。
そして、圧電素子121に印加する電圧を基準電位に戻すことによって振動板102が初期位置に復元し、液室106が膨張して負圧が発生するので、このとき、共通液室108から液室106内にインクが充填される。
そこで、ノズル104のメニスカス面の振動が減衰して安定した後、次の液滴吐出のための動作に移行する。
尚、このヘッドの駆動方法については上記の例(引き−押し打ち)に限るものではなく、駆動波形の与えた方によって引き打ちや押し打ち等を行なうこともできる。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図7のブロック図を参照して説明する。
ここで、図6に、図1に示した画像形成装置の機能ブロック図の一例を示す。
画像形成装置は、操作手段71、表示手段72、給紙手段73、搬送手段74、第1吐出手段75、第2吐出手段76、検知手段77、排紙手段78、及び制御手段79を有する。操作手段71は、画像形成装置をユーザが操作するのに必要な電源スイッチ、テンキー、スタートキー、停止キー等のスイッチを有する装置であり、操作パネルによって実現される。
表示手段72は、画像形成装置をユーザが操作するのに必要な表示素子、ランプ等の部材であり、操作パネルによって実現される。
給紙手段73は、用紙12を給紙カセット10から取り出す手段であり、図1に示した半月コロ13及び分離パッド14によって実現される。搬送手段74は、用紙12を第1吐出手段75及び第2吐出手段76に搬送する手段であり、図7に示す各種モータ2000によって実現される。第1の記録ヘッドとしての第1吐出手段75及び第2の記録ヘッドとしての第2吐出手段76は、用紙12に液滴としてのインクを吐出する手段であり、図1に示した記録ヘッド7によって実現される。
検知手段77は、第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッドとにおける欠損ノズルを検知する検知手段であり、図2に示した発光素子161及び受光素子162によって実現される。排紙手段78は、印字した用紙12を排出する手段であり、図1に示した排紙駆動ローラ52、排紙ローラ53、分離爪51及び排紙トレイ54によって実現される。制御手段79は、画像形成装置を統括制御する手段であり、図7に示したCPU701、画像処理部810、FPGA702、RAM703、ROM704、及びNVRAM705によって実現される。
図7は、本実施形態の画像形成装置600のハードウェア構成例を示すブロック図である。画像形成装置600は、メイン制御基板700と、ヘッド中継基板900と、画像処理基板800とを備える。
メイン制御基板700には、CPU(Central Processing Unit)701、FPGA(Field-Programmable Gate Array)702、RAM(Random Access Memory)703、ROM(Read Only Memory)704、NVRAM(Non-Volatile Random Access Memory)705、モータドライバ706、駆動波形生成回路707などが実装されている。
CPU701は、画像形成装置600の全体の制御を司る。例えば、CPU701は、RAM703を作業領域として利用して、ROM704に格納された各種の制御プログラムを実行し、画像形成装置600における各種動作を制御するための制御指令を出力する。この際CPU701は、FPGA702と通信しながら、FPGA702と協働して画像形成装置600における各種の動作制御を行う。
FPGA702には、CPU制御部711、メモリ制御部712、I2C制御部713、センサ処理部714、モータ制御部715、および記録ヘッド制御部716が設けられている。
CPU制御部711は、CPU701と通信を行う機能を持つ。メモリ制御部712は、RAM703やROM704にアクセスする機能を持つ。I2C制御部713は、NVRAM705と通信を行う機能を持つ。
センサ処理部714は、各種センサ9000のセンサ信号の処理を行う。各種センサ9000は、画像形成装置600における各種の状態を検知するセンサの総称である。各種センサ9000には、上述したエンコーダセンサ35のほか、記録紙Pの通過を検知する用紙センサ、カバー部材の開放を検知するカバーセンサ、環境温度や湿度を検知する温湿度センサ、記録紙Pを固定するレバーの動作状態を検知する用紙固定レバー用センサ、カートリッジ7のインク残量を検知する残量検知センサなどが含まれる。
なお、温湿度センサなどから出力されるアナログのセンサ信号は、例えばメイン制御基板700などに実装されるADコンバータによりデジタル信号に変換されてFPGA702に入力される。
モータ制御部715は、各種モータ2000の制御を行う。各種モータ2000は、画像形成装置600が備えるモータの総称である。各種モータ2000には、キャリッジを動作させるための主走査モータ、記録紙Pを副走査方向に搬送するための副走査モータ、記録紙Pを給紙するための給紙モータ、維持機構15を動作させるための維持モータなどが含まれる。
ここで、主走査モータ8の動作制御を例に挙げて、CPU701とFPGA702のモータ制御部715との連携による制御の具体例を説明する。
まず、CPU701がモータ制御部715に対して、主走査モータ8の動作開始指示とともに、キャリッジ5の移動速度および移動距離を通知する。この指示を受けたモータ制御部715は、CPU701から通知された移動速度および移動指示の情報をもとに駆動プロファイルを生成し、センサ処理部714から供給されるエンコーダ値(エンコーダセンサ35のセンサ信号を処理して得られた値)との比較を行いながら、PWM指令値を算出してモータドライバ706に出力する。モータ制御部715は、所定の動作を終了するとCPU701に対して動作終了を通知する。
なお、ここではモータ制御部715が駆動プロファイルを生成する例を説明したが、CPU701が駆動プロファイルを生成してモータ制御部715に指示する構成であってもよい。CPU701は、印字枚数のカウントや主走査モータ8のスキャン数のカウントなども行っている。
記録ヘッド制御部716は、ROM704に格納されたヘッド駆動データ、吐出同期信号LINE、吐出タイミング信号CHANGEを駆動波形生成回路707に渡して、駆動波形生成回路707に共通駆動波形信号Vcomを生成させる。駆動波形生成回路707が生成した共通駆動波形信号Vcomは、ヘッド中継基板900に実装された後述の記録ヘッドドライバ210に入力される。
次に、印刷制御部207及びヘッドドライバ208の一例について図8を参照して説明する。
図8は、記録ヘッド制御部910、駆動波形生成回路707、記録ヘッドドライバ210の構成例を示すブロック図である。
記録ヘッド制御部910は、吐出のタイミングのトリガーとなるトリガー信号Trigを受信すると、駆動波形の生成のトリガーとなる吐出同期信号LINEを駆動波形生成回路707へ出力する。さらに、吐出同期信号LINEからの遅延量に当たる吐出タイミング信号CHANGEを駆動波形生成回路707へ出力する(図8参照)。
駆動波形生成回路707は、吐出同期信号LINEと、吐出タイミング信号CHANGEに基づいたタイミングで共通駆動波形Vcomを生成する。
さらに、記録ヘッド制御部910は、画像処理基板800に設けられた後述の画像処理部810から画像処理後の画像データSD'を受け取る。記録ヘッド制御部910は、この画像データSD'を元に記録ヘッド7の各ノズルから吐出させるインク滴の大きさに応じて共通駆動波形信号Vcomの所定波形を選択するためのマスク制御信号MNを生成する。マスク制御信号MNは吐出タイミング信号CHANGEに同期したタイミングの信号である。そして、記録ヘッド制御部910は、画像データSD'と、同期クロック信号SCKと、画像データのラッチを命令するラッチ信号LTと、生成したマスク制御信号MNとを、記録ヘッドドライバ210に転送する。
記録ヘッドドライバ210は、図8に示すように、シフトレジスタ211、ラッチ回路212、階調デコーダ213、レベルシフタ214、およびアナログスイッチ215を備える。
シフトレジスタ211は、記録ヘッド制御部910から転送される画像データSD'および同期クロック信号SCKを入力する。ラッチ回路212は、シフトレジスタ211の各レジスト値を、記録ヘッド制御部910から転送されるラッチ信号LTによってラッチする。
階調デコーダ213は、ラッチ回路212でラッチした値(画像データSD')とマスク制御信号MNとをデコードして結果を出力する。レベルシフタ214は、階調デコーダ213のロジックレベル電圧信号をアナログスイッチ215が動作可能なレベルへとレベル変換する。
アナログスイッチ215は、レベルシフタ214を介して与えられる階調デコーダ213の出力でオン/オフするスイッチである。このアナログスイッチ215は、記録ヘッド7が備える上述したノズルごとに設けられ、各ノズルに対応する圧電素子70の個別電極83に接続されている。また、アナログスイッチ215には、駆動波形生成回路707からの共通駆動波形信号Vcomが入力されている。また、上述したようにマスク制御信号MNのタイミングが共通駆動波形Vcomのタイミングと同期している。したがって、レベルシフタ214を介して与えられる階調デコーダ213の出力に応じて適切なタイミングでアナログスイッチ215のオン/オフが切り替えられることにより、共通駆動波形信号Vcomを構成する駆動波形の中から各ノズルに対応する圧電素子70に印加される波形が選択される。その結果、ノズルから吐出されるインク滴の大きさが制御される。
駆動波形生成回路707からは1印刷周期(1駆動周期)内に、図9に示すように、基準電位Veから立ち下がる波形要素と、立下り後の状態から立ち上がる波形要素等で公正される8個の駆動パルスP1〜P8からなる駆動信号を生成して出力する。
一方、記録ヘッド制御部910からのマスク信号MNによって使用する駆動パルスを選択する。
ここで、駆動パルスの電位Vが基準電位Veから立ち下がる波形要素は、これによって圧電素子121が収縮して液室106の容積が膨張する引き込み波形要素である。また、立下り後の状態から立ち上がる波形要素は、これによって圧電素子121が伸長して液室106の容積が収縮する加圧波形要素である。
図10(a)は、駆動波形から選択される小滴を説明するための説明図であり、図10(b)は、図10(b)は、駆動波形から選択される中滴を説明するための説明図である。図10(c)は、駆動波形から選択される大滴を説明するための説明図であり、図10(d)は、駆動波形から選択される微駆動を説明するための説明図である。
記録ヘッド制御部910からのマスク制御信号MNによって、小滴(小ドット)を形成するときには図10(a)に示すように駆動パルスP1を選択する。中滴(中ドット)を形成するときには図10(b)に示すように駆動パルスP4〜P6を選択する。大滴(大ドット)を形成するときには図10(c)に示すように駆動パルスP2〜P8を選択する。微駆動の(滴吐出を伴わないでメニスカスを振動させる)ときには図10(d)に示すように微駆動パルスP2を選択して、それぞれ記録ヘッド7の圧電素子121に印加させる。
中滴を形成する場合、駆動パルスP4にて1滴目、駆動パルスP5にて2滴目、駆動パルスP6にて3滴目を吐出させ、飛翔中に合体させて一滴として着弾させる。このとき、液室106の固有振動周期をTcとすると、駆動パルスP4、P5の吐出タイミングの間隔は2Tc±0.5μsが好ましい。
駆動パルスP4、P5は、単純引き打ち波形要素で構成されているため、駆動パルスP6も同様の単純引き打ち波形要素にするとインク滴速度が大きくなりすぎてしまい、他の滴種の着弾位置からずれてしまうおそれがある。
そこで、駆動パルスP6は、引き込み電圧を小さくする(立下りの電位を少なくする)ことでメニスカスの引き込みを小さくし、3滴目のインク滴速度を抑えている。ただし、必要なインク滴体積をかせぐために立ち上げ電圧は小さくしない。
つまり、複数の駆動パルスのうちの最終駆動パルスの引き込み波形要素では引き込み電圧を相対的に小さくすることによって、当該最終駆動パルスによる滴吐出速度を相対的に小さくして、着弾位置を他の滴種と極力合わせるようにすることができる。
また、微駆動パルスP2とは、ノズルのメニスカスの乾燥を防ぐため、インク滴を吐出させずにメニスカスを振動させる駆動波形である。非印字領域ではこの微駆動パルスP2が記録ヘッド7に印加される。また、この微駆動波形である駆動パルスP2を、大滴を構成する駆動パルスの一つとして利用することにより、駆動周期の短縮化(高速化)を達成することができる。
さらに、微駆動パルスP2と駆動パルスP3の吐出タイミングの間隔を、固有振動周期Tc±0.5μsの範囲内に設定することにより、駆動パルスP3によって吐出するインク滴の体積をかせぐことができる。つまり、微駆動パルスP2によって生じた振動周期によって液室106の圧力振動に駆動パルスP3による液室106の膨張を重畳させることによって駆動パルスP3で吐出できる滴の滴体積を駆動パルスP3単独で印加する場合よりも大きくすることができる。
尚、インクの粘度によって必要な駆動波形が異なる。このことから画像形成装置において図11に示すようにインク粘度が5mPa・sのときの駆動波形、粘度が10mPa・sのときの駆動波形、粘度が20mPa・sのときの駆動波形をそれぞれ用意する。温度センサからの検出温度からインク粘度を判定して、使用する駆動波形を選択するようにしている。
図11は、インクの粘度に応じた駆動波形を説明するための説明図である。
つまり、インク粘度が小さいときは駆動パルスの電圧を相対的に小さく、インク粘度が大きいときは駆動パルスの電圧を相対的に大きくすることにより、インク粘度(温度)によらずインク滴の速度及び体積を略一定に吐出させることができる。また、駆動パルスは、インク粘度に合わせて波高値を選択することにより、インク滴を吐出させることなくメニスカスを振動させることができる。
このような駆動パルスから構成される駆動波形を使用することによって、大中小の各滴が用紙に着弾するまでの時間を制御することができ、吐出開始の時間が大中小の各滴で異なっても、各滴をほぼ同じ位置に着弾させることが可能となる。
図12は画像処理部810の構成例を示す機能ブロック図である。
画像処理部810は、受付けた画像データについて、階調処理、画像変換処理などを行い、記録ヘッド制御部716で処理可能な形式の画像データに変換する。そして、画像処理部810は、変換後の画像データを、記録ヘッド制御部716へ出力する。
詳細には、画像処理部810は、インターフェイス41と、階調処理部42と、画像変換部43と、画像処理部RAM44と、を有する。
インターフェイス41は、画像データの入力部であり、CPU701、およびFPGA702との通信インターフェイスである。階調処理部42は、受付けた多値の画像データに階調処理を行い、小値の画像データへ変換する。小値の画像データは、図10で示した記録ヘッド7が吐出する液滴の種類(大滴、中滴、小滴)に等しい階調数の画像データである。そして、階調処理部42は、変換した画像データを、画像処理部RAM44上に1バンド分以上保持する。1バンド分の画像データとは、記録ヘッド7が1度の主走査方向Xの走査で記録可能な最大の副走査方向の幅に相当する画像データを指す。
画像変換部43は、画像処理部RAM44上の1バンド分の画像データについて、主走査方向Xへの1度の走査(1スキャン)で出力する画像単位で、画像データを変換する。この変換は、インターフェイス41を介してCPU701から受付けた、印字順序、および印字幅(=1スキャンあたりの画像記録の副走査幅)の情報に従い、記録ヘッド7の構成に合わせて変換する。
印字順序、印字幅は記録媒体に対して1回の主走査で画像を形成する1パス印字でも良く、記録媒体の同一領域に対して同一のノズル群あるいは異なるノズル群によって複数回の主走査で画像を形成するマルチパス印字を用いても良い。また、主走査方向にヘッドを並べて、同一領域を異なるノズルで打ち分けても良い。これらの記録方法は適宜組み合わせて用いることができる。
印字幅とは、記録ヘッド7の1度の主走査方向Xへの走査(1スキャン)で記録する画像の、副走査方向Yの幅を示す。本実施の形態では、印字幅は、CPU701が設定する。
画像変換部43は、変換した画像データSD'を、インターフェイス41を介して画像記録部50へ出力する。
画像処理部810の機能は、FPGAやASIC等のハードウェア機能として実行されても良いし、画像処理部810内部の記憶装置に記憶された画像処理プログラムによって実施されるものであっても良い。
次に、上記の画像形成装置によって印刷画像を出力するための本発明に係る画像形成方法をコンピュータに本発明に係るプログラムを搭載した画像処理装置及び上記画像形成装置について以下に説明する。
本発明に係る画像処理装置と上述した画像形成装置であるインクジェットプリンタ(インクジェット記録装置)とで構成した本発明に係る画像形成システムの一例について図13を参照して説明する。
図13は、本発明に係る画像形成システムの一例を示すブロック説明図である。
この印刷システム(画像形成システム)は、パーソナルコンピュータ(PC)等からなる1又は複数台の画像処理装置400と、画像形成装置600とが、所定のインターフェイス又はネットワークで接続されて構成されている。
画像処理装置400は、図14に示すように、CPU401と、メモリ手段である各種のROM402やRAM403とが、バスラインで接続されている。バスラインにはインターフェイスを介して、HDD等の磁気記憶装置を用いた記憶装置406と、マウスやキーボード等の入力装置404と、LCDやCRT等のモニタ405と、図示しない光ディスク等の記憶媒体を読み取る記憶媒体読取装置が接続されている。ここで、HDDはHard Disk Driveの略であり、LCDはLiquid Crystal Displayの略であり、CRTはCathode Ray Tubeの略である。
また、インターネット等のネットワークやUSB(universal serial bus)等の外部機器と通信を行なう所定のインターフェイス(外部I/F)407が接続されている。
画像処理装置400内では、アプリケーションやオペレーティングシステムからの画像の描画又は文字の記録命令は描画データメモリに一時的に保存される。尚、記録命令は、例えば記録する線の位置と太さと形等を記述したものや、記録する文字の書体と大きさと位置等を記述したものであり、これらの命令は、特定のプリント言語で記述されたものである。
描画データメモリに記憶された命令は、ラスタライザによって解釈され、線の記録命令であれば、指定された位置や太さ等に応じた記録ドットパターンに変換される。命令が文字の記録命令であれば画像処理装置400内に保存されているフォントアウトラインデータから対応する文字の輪郭情報を呼び出し指定された位置や大きさに応じた記録ドットパターンに変換される。命令がイメージデータであれば、そのまま記録ドットのパターンに変換される。
これらの記録ドットパターンに対して画像処理を施してラスタデータメモリに記憶する。このとき、画像処理装置400は、直交格子を基本記録位置として、記録ドットパターンのデータにラスタライズする。画像処理としては、例えば色を調整するためのカラーマネージメント処理(CMM)やγ補正処理、ディザ法や誤差拡散法等の中間調処理、さらには下地除去処理、インク総量規制処理等がある。
ラスタデータメモリに記憶された記録ドットパターンがインターフェイスを経由してインクジェット記録装置へ転送されるものである。
画像処理装置400の記憶装置406には、画像処理プログラムが記憶されている。この画像処理プログラムは、記憶媒体から記憶媒体読取装置により読み取って、あるいは、インターネット等のネットワークからダウンロードするなどして、記憶装置406にインストールしたものである。
このインストールにより画像処理装置400は、以下のような画像処理を行なうために動作可能な状態となる。尚、この画像処理プログラムは、所定のOS(Operating System)上で動作するものであってもよい。また、特定のアプリケーションソフトの一部をなすものであってもよい。
尚、本画像処理方法は画像形成装置側で実施することもできるが、インクジェット記録装置側では、装置内に画像の描画又は文字のプリント命令を受けて実際に記録するドットパターンを発生する機能を持たない例で説明する。
すなわち、ホストコンピュータとなる画像処理装置400で実行されるアプリケーションソフト等からのプリント命令は、画像処理装置400内にソフトウェアとして組み込まれた本発明に係るプリンタドライバで画像処理される。画像処理後、インクジェットプリンタが出力可能な多値のドットパターンのデータ(印刷画像データ)が色版毎に生成され、ラスタライズされ、インクジェットプリンタに転送され、インクジェットプリンタが印刷出力される例で説明する。
図15は、インクジェットプリンタの制御手段79のメイン制御基板700で行われるノズル抜けチェックのフローである。
先ず、インクジェットプリンタ内の検知手段77において、色版毎のノズル抜けの有無がチェックされる(ステップS11)。ノズル抜けがない場合、処理は終了する(ステップS12/No)。ノズル抜けがある場合(ステップS12/Yes)、メイン制御基板700は、画像処理部810へノズル抜け情報を通知する(ステップS13)。当該ノズル抜け情報にはノズル抜けのあるノズルの位置情報が含まれる。
図16は、インクジェットプリンタの制御手段79の画像処理基板800で行われるノズル抜け補正のフロー図の一例である。
画像処理部810は、画像処理装置400から入力された多値の画像データ記録ヘッド7が吐出する階調数の画像データに変換し、記録ヘッド7の構成に合わせた画像データSD'としてFPGA702に出力する処理を行う際に本補正フローを実施する。
画像処理部810はインクジェットプリンタから通知されたノズル抜け情報を画像処理部RAM44に記憶している。
補正のフローが開始されると、まず、画像処理部RAM44に記憶した情報からノズル抜けの有無をチェックする(ステップS1)。ノズル抜けがない場合、フローは終了する(ステップS2/No)。
ノズル抜けが存在する場合(ステップS2/Yes)、階調処理部42は画像変換部43が変換した色版毎の画像においてノズル抜けに対応するドットの隣接ドットのドットサイズを変調する補正を行う。画像変換部43は記録ヘッド7の構成に合わせた画像データを生成しているため、画像変換部43において、どのドットがノズル抜けに対応するドットかを特定することが可能である。ドットサイズ変調の詳細は後述する。ドットサイズの変調は色版毎に実施される(ステップS3)。
次に、階調処理部42は色版毎にドットサイズ変調が実施された画像の重ね合わせを実施する(ステップS4)。色版毎の画像を重ね合わせた結果、同一画素にドットサイズ変調部があるか否かを確認し(ステップS5)、同一画素にドットサイズ変調部が存在しない場合(ステップS5/No)、処理を終了する。同一画素にドットサイズ変調部が存在する場合、ドットサイズ変調幅を小さくしてインク付着量過多とならないようにする(ステップS5/Yes)。
次にノズル抜け補正の実施例1について以下に説明する。
先ず、通常のノズル抜け補正について図17(a)、(b)、(c)を用いて説明する。
図17(a)は、ヘッド模式図であり、図17(b)は、ノズル抜け補正なしのドット模式図であり、図17(c)は、隣接ドットサイズ変調時のドット模式図である。
ヘッドの中央ノズルが不吐出となり、ノズル抜け補正が無い場合には中央部のドットが無いために白スジとなってしまうが、ノズル抜け部の隣接部のドット径を大きいサイズに変調することでノズル抜けに伴う白スジの視認性を低下させることができる。
図18(a)、(b)、(c)〜図19(a)、(b)、(c)を用いて2次色カラーを印字するときのノズル抜け補正について説明する。
図18(a)は、シアンのヘッド模式図であり、図18(b)は、マゼンタのヘッド模式図であり、図18(c)は、シアンのヘッド及びマゼンタのヘッドからのドットサイズ変調時のドット模式図である。図19(a)は、シアンのヘッド模式図であり、図19(b)は、マゼンタのヘッド模式図であり、図19(c)は、シアンのヘッド及びマゼンタのヘッドからのドットサイズ変調時のドット模式図である。
ここではシアンとマゼンタを用いた場合について図示している。
図18(c)、図19(c)は、シアン、マゼンタヘッド共にヘッドの中央ノズルが不吐出となった場合を示している。
図18(a)〜(c)は、図17(a)〜(c)で実施したノズル抜け補正を色版毎に実施したものである。
シアン、マゼンタを単体で印字する時はこのノズル抜け補正で白スジの視認性を低下させることが出来る。しかし、シアンとマゼンタとを重ねたレッドを印字する時は、ドットサイズを大きくした画素のインク付着量が過多となり、記録媒体のインク許容量を超えると裏面へのインク抜けや乾燥不足による転写などの不具合が発生してしまう。
そこで、本発明では、図19に示すように、同一画素に複数色が打ち込まれる場合はドットサイズの変調幅を小さくすることでインク付着量を制御するようにしている。
図19(a)のシアンを単体で印字すると白スジが見えてしまうが、シアンとマゼンタとを重ねる場合は、2滴分液量となるため記録媒体上ではノズル抜け部が埋まり、白スジの視認性を低下することが可能となる。
ここでは2色の場合について図示しているが、例えば、4色重ねで同一箇所のノズル抜けが発生するような場合はドットサイズの変調幅を更に小さくすることでインク付着量を制御するようにすれば良い。
また、ここでは2色両方の変調幅を小さくしているが、色味等に問題が発生しないのであれば何れか1色の変調幅を小さくして対応しても良い。
図20(a)は、シアンのヘッドの模式図であり、図20(b)は、マゼンタのヘッドの模式図であり、図20(c)は、隣接ドットサイズ変調時のドット模式図である。
図20(c)もシアンとマゼンタとを使って画像を形成する場合であるが、シアンとマゼンタとの打ち込み位置が重ならない場合について説明する。
例えば、ハイライト域等はドットの発生が疎らであるため、複数色を重ねても同一画素に打ち込まれないことが多々見られる。
図19(c)の処理と図20(c)の処理とを併せ持つことで効果的にノズル抜け補正を行うことが可能となる。
上述の実施例1においては本発明に係る補正のフローを画像処理部810で実施したが、画像処理装置400で実施しても良い。
この場合、画像処理装置400は記録ヘッド7の構成、及び印字順序や印字幅等の記録方法の情報を何らかの方法で記憶している。例えば記録ヘッド7の構成の情報は画像処理装置400にプログラムがインストールされる際に記憶しても良い。また記録方法の情報は、ユーザによって印字が指示された段階で判断し、記憶しても良い。
ノズル抜けの情報は、ノズル抜けの検知後にインクジェットプリンタから画像処理装置400へ送信される。
なお、上述の実施形態では記録ヘッド7がキャリッジに搭載されて用紙上を移動するシリアル型のプリンタで説明したが、記録ヘッド7の位置が固定された用紙が移動するライン型のプリンタへも適用可能である。
<プログラム>
以上で説明した本発明に係る画像形成装置は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。一例として、プログラムにより本発明の機能を実現する場合の説明を以下で行う。
例えば、
第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッドとを少なくとも含む画像形成装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
コンピュータに、
検知手段が、第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッドとにおける欠損ノズルを検知する手順、
制御手段が、第1の記録ヘッドの欠損ノズルからの液滴の着弾位置と第2の記録ヘッドの欠損ノズルからの液滴の着弾位置とが同一の場合、第1の記録ヘッドの欠損ノズルの隣接ノズルから吐出された液滴の滴量と第2の記録ヘッドの欠損ノズルの隣接するノズルから吐出する液滴の滴量とを制御する手順、
を実行させるためのプログラムが挙げられる。
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。
<記憶媒体>
ここで、記憶媒体としては、例えばCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、フラッシュメモリ、RAM、ROM、FeRAM等の半導体メモリやHDDが挙げられる。
CD-ROMは、Compact Disc Read Only Memoryの略である。フレキシブルディスクは、Flexible Disk:FDを意味する。CD-Rは、CD Recordableの略である。FeRAMは、Ferroelectric RAMの略で、強誘電体メモリを意味する。
<作用効果>
以上より、本実施形態によれば、第1の記録ヘッドの欠損ノズルの隣接ノズルから吐出された液滴の滴量と第2の記録ヘッドの欠損ノズルの隣接するノズルから吐出する液滴の滴量とを制御する。すなわち、異なるヘッドにおいて、同じ画素位置に打滴するノズルが欠損していることを検知し、隣接するノズルの滴量を制御する。この結果、ノズル抜けによる白スジの視認性を低下させると共に、記録媒体上のインク付着量を制御することで記録媒体上に高画質な画像を形成することが可能となる。
尚、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。例えば、上述の説明では、補正に用いる記録ヘッドが2個の場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、補正に用いる記録ヘッドが3個以上であってもよい。
1 ガイドロッド
2 ガイドレール
3 キャリッジ
7 記録ヘッド
8 サブタンク
10 給紙カセット
11 用紙積載部(圧板)
12 用紙
13 半月コロ(給紙ローラ)
14 分離パッド
15 ガイド
21 搬送ベルト
22 カウンタローラ
23 搬送ガイド
24 押さえ部材
25 押さえコロ
26 帯電ローラ
27 搬送ローラ
28 テンションローラ
29 ガイド部材
31 副走査モータ
32 タイミングベルト
33 タイミングローラ
34 スリット円板
35 エンコーダセンサ
36 ロータリーエンコーダ
41 インターフェイス
42 階調処理部
43 画像変換部
44 画像処理部RAM
51 分離爪
52 排紙駆動ローラ
53 排紙ローラ
56 維持回復機構
57 キャップ
101 流路板
102 振動板
103 ノズル板
104 ノズル
105 ノズル連通路
106 液室(圧力室)
108 共通液室
161 発光素子
162 受光素子
210 記録ヘッドドライバ
400 画像処理装置
700 メイン制御基板
701 CPU
702 FPGA
703 RAM
704 ROM
705 NVRAM
706 モータドライブ
707 駆動波形生成回路
711 CPU制御部
712 メモリ制御部
713 I2C制御部
714 センサ処理部
715 モータ制御部
716 記録ヘッド制御部
800 画像処理基板
810 画像処理部
900 ヘッド中継基板
910 記録ヘッド制御部
特開2002− 86767号公報

Claims (5)

  1. 液滴を吐出する複数のノズルを有する第1の記録ヘッドと、
    液滴を吐出する複数のノズルを有する第2の記録ヘッドと、
    前記第1の記録ヘッドにおける不吐出ノズル、及び前記第2の記録ヘッドにおける不吐出ノズルを検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知結果に応じて、吐出する液滴の滴量を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記第1の記録ヘッドにおいて不吐出ノズルが検出された場合、前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズル隣接するノズルから吐出される液滴の滴量を増加するように制御し、
    前記第2の記録ヘッドにおいて不吐出ノズルが検出された場合、前記第2の記録ヘッドの前記不吐出ノズル隣接するノズルから吐出される液滴の滴量を増加するように制御し、
    前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズルから吐出される液滴の着弾位置と前記第2の記録ヘッドの不吐出ノズルから吐出される液滴の着弾位置とが同一の場合、前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズルに隣接するノズルから吐出される液滴の滴量、及び前記第2の記録ヘッドの前記不吐出ノズルに隣接するノズルから吐出される液滴の滴量の増加量を、少なくするように調整することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 前記第1の記録ヘッドの前記複数のノズル、及び前記第2の記録ヘッドの前記複数のノズルは、第1の方向に配列されており、
    前記第1の記録ヘッド及び前記第2の記録ヘッドは、液滴が吐出される記録媒体に対して前記第1の方向と直交する方向である第2の方向に移動可能であり、又は前記記録媒体は前記第1の記録ヘッド及び前記第1の記録ヘッドに対して前記第2の方向に移動可能であり、
    前記制御手段は、
    前記第2の方向において連続的に液滴を吐出する場合は、前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズルに隣接するノズルから吐出される液滴の滴量、及び前記第2の記録ヘッドの前記不吐出ノズルに隣接するノズルから吐出される液滴の滴量の増加調整において、前記第2の方向において非連続的に液滴を吐出する場合よりも、他のノズルからの増加量をより少なく、より小さい液滴になるように調整することを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 色毎の画像データを生成する画像処理部をさらに有し、
    前記第1の記録ヘッドの前記複数のノズルは第1の色の液滴を吐出し、
    前記第2の記録ヘッドの前記複数のノズルは前記第1の色とは異なる第2の色の液滴を吐出し、
    前記制御手段は、第1の色用の画像データと第2の色用の画像データを重ねることで、前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズルから吐出される液滴の着弾位置と、前記第2の記録ヘッドの不吐出ノズルから吐出される液滴の着弾位置とが同一となる画素が存在するかどうかを判定することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッドと、検知手段とを含む画像形成装置における画像形成方法であって、
    前記検知手段によって、前記第1の記録ヘッドの液滴を吐出する複数のノズルにおける不吐出ノズル、及び前記第2の記録ヘッドの液滴を吐出する複数のノズルにおける不吐出ノズルを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにおける検知結果に応じて、吐出する液滴の滴量を制御する制御ステップと、を有し、
    前記制御ステップでは、
    前記第1の記録ヘッドにおいて不吐出ノズルが検出された場合、前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズル隣接するノズルから吐出される液滴の滴量を増加するように制御し、
    前記第2の記録ヘッドにおいて不吐出ノズルが検出された場合、前記第2の記録ヘッドの前記不吐出ノズル隣接するノズルから吐出される液滴の滴量を増加するように制御し、
    前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズルから吐出される液滴の着弾位置と前記第2の記録ヘッドの不吐出ノズルから吐出される液滴の着弾位置とが同一の場合、前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズルに隣接するノズルから吐出される液滴の滴量、及び前記第2の記録ヘッドの前記不吐出ノズルに隣接するノズルから吐出される液滴の滴量の増加量を、少なくするように調整することを特徴とする
    画像形成方法。
  5. 第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッドと、検知手段とを含む画像形成装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記検知手段によって、前記第1の記録ヘッドの液滴を吐出する複数のノズルにおける不吐出ノズル、及び前記第2の記録ヘッドの液滴を吐出する複数のノズルにおける不吐出ノズルを検知させる検知手順と、
    前記検知手順における検知結果に応じて、吐出する液滴の滴量を制御する制御手順と、を実行させ、
    前記制御手順では、
    前記第1の記録ヘッドにおいて不吐出ノズルが検出された場合、前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズル隣接するノズルから吐出される液滴の滴量を増加するように制御し、
    前記第2の記録ヘッドにおいて不吐出ノズルが検出された場合、前記第2の記録ヘッドの前記不吐出ノズル隣接するノズルから吐出される液滴の滴量を増加するように制御し、
    前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズルから吐出される液滴の着弾位置と前記第2の記録ヘッドの不吐出ノズルから吐出される液滴の着弾位置とが同一の場合、前記第1の記録ヘッドの前記不吐出ノズルに隣接するノズルから吐出される液滴の滴量、及び前記第2の記録ヘッドの前記不吐出ノズルに隣接するノズルから吐出される液滴の滴量の増加量を、少なくするように調整することを特徴とする
    プログラム。
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