JP6824308B2 - インストルメントパネルの部材取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車室前方に配備されたインストルメントパネルに、USB等の各種差込口を有するジャックパネルや、各種操作釦を有するヒーコンパネル(ヒータコントロールパネル)等の部材を取り付けるインストルメントパネルの部材取付構造に関する。
車両のインストルメントパネル(インパネともいう)には、上述のジャックパネルやヒーコンパネル等の部材が取り付けられる。この種の技術として、例えば特許文献1に記載のスイッチフィニッシャ取付構造がある。この構造では、インパネに繋がるセンターコンソール(コンソール)に、シガーライター取付孔を有するパネル状のスイッチフィニッシャが被るように取り付けられている。
この取り付けの際に、スイッチフィニッシャの裏面において4方から突き出た係入片(ノッチ)を、コンソールの4つのノッチ間の落込溝から入れて、係合溝に向かって横方向にスライドさせ、係合溝に設けたノッチと係止片に設けたノッチとを係合させている。なお、コンソールはインパネに対応し、スイッチフィニッシャはジャックパネルに対応している。
特許2602121号公報
しかし、特許文献1の取付構造は、コンソールのノッチを、スイッチフィニッシャのノッチが下方側に乗り越えて固定する構造なので、スイッチフィニッシャ等に少しでも寸法バラツキがあると、ノッチ同士の位置がずれてガタつくという問題があった。
また、コンソールの横側からスイッチフィニッシャを差し込んでいるので、コンソールとスイッチフィニッシャとの境界線であるパーティングラインが、コンソールの側面に露出し、見栄えが悪いという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、インストルメントパネルにジャックパネルやヒーコンパネル等の部材を、ガタ付き無く、見栄え良く取り付けることができるインストルメントパネルの部材取付構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、インストルメントパネルに第1部材と第2部材を車内に露出するように取り付けるインストルメントパネルの部品取付構造において、
前記インストルメントパネルは、車内に露出する表面から車両前方に向かって延びる棚部と、当該棚部に設けられた切欠き部と、その表面の一部である係合面とを含んで、前記第1部材を取り付ける第1取付部を備え、前記第1部材は、前記切欠き部に挿入される挿入部と、当該挿入部に設けられ、前記棚部に係合する爪部とを備え、前記第2部材は、車内側から見て前記切欠き部を覆い隠す状態に前記第1部材に隣接して配備され、前記第1部材は、外部機器が前記表面に垂直な方向に着脱される外部機器着脱部を備え、前記第2部材は、前記第1部材の車内側表面の一部に重なる第1重合部を備え、前記第1部材における前記第2部材と重なる一端部と反対側の他端部側に配置される第3部材を備え、前記第3部材は、前記第1部材の他端部に重なる第2重合部を備えることを特徴とする。
本発明では、インストルメントパネルにジャックパネルやヒーコンパネル等の部材を、ガタ付き無く、見栄え良く取り付けるインストルメントパネルの部材取付構造を得ることができる。
本発明の実施形態における車室前方のインストルメントパネル(インパネ)の部材取付構造の斜視図である。 インパネにジャックパネル及びヒーコンパネルを取り付けた構造の斜視図である。 インパネのジャックパネル及びヒーコンパネルを取り付けるための構造を示す斜視図である。 インパネにジャックパネルを取り付けた際の構造を示す斜視図である。 図4のA1−A1断面図である。 図2のA2−A2断面図である。 本発明の実施形態によるインパネの第2の部材取付構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態のインパネの第4の部品取付構造における位置決めリブを示すインパネ裏面側の斜視図である。 位置決めリブにジャックパネルが係合した様態を示すインパネ裏面側の斜視図である。 ジャックパネル21の挿入部21dに設けられた位置決め凹部21iを示すジャックパネル裏面横方向から見た斜視図である。
本発明の実施形態について、図1〜図10を参照して詳細に説明する。説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、各図中において、矢印で示す「前後」は自動車(図示せず)の前後方向、「左右」は自動車の幅方向、「上下」は鉛直上下方向をそれぞれ示している。
<実施形態の構成>
図1は本発明の実施形態における車室前方のインストルメントパネルの部材取付構造の斜視図である。
図1に示すインパネ(インストルメントパネル)11は、運転席前方のハンドルシャーシ12の両側に、車幅の両方向に延在して設けられている。助手席前方には、グローブボックス13が設けられ、運転席と助手席の間には、トレーユニット15が設けられている。
トレーユニット15の前方側に位置するインパネ11の左側部分には、ジャックパネル21が車内に露出状態に取り付けられている。ジャックパネル21の上側には、このジャックパネル21より大きいサイズのヒーコンパネル(ヒータコントロールパネル)23が車内に露出状態に取り付けられている。この取付状態の拡大図を図2に示す。なお、ジャックパネル21は請求項記載の第1部材を構成する。
図2に示すように、ジャックパネル21は、図示せぬUSB(Universal Serial Bus)端子を抜き差しする開口を有した2つのUSB着脱部21a,21bを備える。ヒーコンパネル23は、エアーコンディショナー等の操作釦を備え、ジャックパネル21の上辺部分を覆い隠す状態に取り付けられている。なお、ヒーコンパネル23は請求項記載の第2部材を構成する。
図3はインパネ11のジャックパネル21及びヒーコンパネル23を取り付けるための構造を示す斜視図である。インパネ11には、ジャックパネル21を取り付けるための開口を有するジャックパネル取付部11a(取付部11a)と、ヒーコンパネル23を取り付けるための開口を有するヒーコンパネル取付部11b(取付部11b)とが設けられている。なお、ジャックパネル取付部11aは、請求項記載の第1取付部を構成する。ヒーコンパネル取付部11bは、請求項記載の第2取付部を構成する。
ジャックパネル取付部11aは、インパネ11の車内側に露出する表面(インパネ表面ともいう)11cに設けられている。このジャックパネル取付部11aは、車内に露出する表面11cから車両前方に向かって延びる棚部11dと、棚部11dに設けられた切欠き部11fと、表面11cの一部である係合面としてのインパネ表面11c1とを含んで、ジャックパネル21を取り付けるようになっている。
ヒーコンパネル取付部11bは、表面11cの上辺に、車両前方側に水平に延びる棚部11dを介して連結された梁部11eに設けられており、開口が表面11cの下方から上方側の棚部11dへ拡がって形成されている。つまり、棚部11dは、インパネ表面11cと、梁部11eに設けられたヒーコンパネル取付部11bとを連結している。また、ジャックパネル取付部11aには、棚部11dを取付部11aの開口から左右に細長く切り欠いた形状の切欠き部11fが設けられている。
図4に示すように、取付部11に取り付けられたジャックパネル21は、左右の切欠き部11fから入って棚部11dに係合する爪部21cを備える。図4のA1−A1断面図である図5に示すように、爪部21cは、切欠き部11fからインパネ11の車両前方側の空洞に挿入される挿入部21dの上方に一体に設けられている。つまり、ジャックパネル21の挿入部21dを切欠き部11fから空洞の下方側へ挿入すると、爪部21cが切欠き部11fから入って棚部11dに係合するようになっている。
図2に示すヒーコンパネル23は、車内側から見て両側の切欠き部11f(図4)を覆い隠す状態に、ジャックパネル21の上辺部分の上に配設されている。ヒーコンパネル23は、図2のA2−A2断面図である図6に示すクリップ23aが、ヒーコンパネル取付部11bに挿通されて係止されている。クリップ23aは、ヒーコンパネル23の裏面側から突き出ている。
<実施形態の効果>
上述した実施形態のインパネ11の部材取付構造の特徴及びその効果について説明する。部材取付構造は、インパネ11に第1部材としてのジャックパネル21と、第2部材としてのヒーコンパネル23とを車内に露出するように取り付けてある。
(1)インパネ11は、ジャックパネル21を取り付ける第1取付部としてのジャックパネル取付部11aが形成され、車内に露出する表面11cと、表面11cから車両前方に向かって延びる棚部11dと、棚部11dに設けられた切欠き部11fとを備える。ジャックパネル21は、切欠き部11fに挿入される挿入部21dと、挿入部21dに一体に設けられ、切欠き部11fから挿入されて棚部11dに係合する爪部21cとを備える。ヒーコンパネル23が、車内側から見て切欠き部11fを覆い隠す状態にジャックパネル21に隣接して配備される構成とした。
この構成によれば、ジャックパネル取付部11aにおいて、ジャックパネル21の爪部21cが、インパネ11の切欠き部11fから挿入されて棚部11dに係合するので、インパネ11やジャックパネル21の寸法に多少のバラツキがあっても、爪部21cの弾性力で吸収できる。このため、ジャックパネル21がグラ付くことを防止できる。
インパネ11の爪部21cが挿入されている切欠き部11fが、ヒーコンパネル23で覆い隠されるので、見栄えを向上できる。
つまり、実施形態の構造によれば、インパネ11にジャックパネル21やヒーコンパネル23等の部材を、ガタ付き無く、見栄え良く取り付けることができる。
(2)インパネ11は、インパネ表面11cよりも車両前方側にヒーコンパネル23を取り付ける第2取付部としてのヒーコンパネル取付部11bを備え、棚部11dは、表面11cとヒーコンパネル取付部11bを連結する構成とした。
この構成によれば、インパネ表面11cとヒーコンパネル取付部11bとを棚部11dで連結したので、ヒーコンパネル取付部11bの剛性を高めることができる。
また、ヒーコンパネル取付部11bを補強する棚部11dを利用して、ジャックパネル21の爪部21cを係合するので、インパネ11の部品取付構造を簡略化できる。
<インパネの第1の部材取付構造>
本発明の実施形態によるインパネ11の部材取付構造の特徴を説明する。
図4に示すジャックパネル21に設けられたUSB着脱部21a,21bは、USB端子(図示せず)をジャックパネル21の表面(又は、インパネ表面11c)に対して垂直方向に抜き差しして着脱する開口を有する。なお、USB端子は、請求項記載の外部機器を構成する。USB着脱部21a,21bは、請求項記載の外部機器着脱部を構成する。
図6に示すように、ヒーコンパネル23は、ジャックパネル21の車内側表面の端部23cに重なる重合部23bを備える。重合部23bは、ヒーコンパネル23における下面部の車両前方に延びる先端部分により構成されている。ヒーコンパネル23がヒーコンパネル取付部11bにクリップ23aで固定されているので、重合部23bは、USB端子の着脱によりジャックパネル21が後方側に変位した時、又はしそうになった時に、ジャックパネル21の上辺部分を車両前方側に押圧した状態となる。通常は、重合部23bとジャックパネル21の上辺部分との間に隙間があってもよい。なお、重合部23bは、請求項記載の第1重合部を構成する。
<インパネの第1の部材取付構造の効果>
インパネの第1の部材取付構造の特徴は、ジャックパネル21に、USB端子がインパネ表面11cに垂直な方向に着脱されるUSB着脱部21a,21bを備え、ヒーコンパネル23に、ジャックパネル21の車内側表面の一部に重なる重合部23bを備える構成とした。
この構成によれば、ヒーコンパネル取付部11bにクリップ23aで取付固定されたヒーコンパネル23の重合部23bが、ジャックパネル21の車内側表面の一部に重なっている。このため、インパネ表面11cに垂直な方向、言い換えればジャックパネル21の表面に垂直な方向でのUSB端子の着脱時に、この着脱方向の荷重をヒーコンパネル23の重合部23bで支えることができる。つまり、USB端子の着脱時に、ジャックパネル21に掛かる荷重を、ヒーコンパネル23で支えることができるので、ジャックパネル21が、その着脱方向に緩んだり、外れたりすることを防止できる。
<インパネの第2の部材取付構造>
図7は本発明の実施形態によるインパネ11の他の部材取付構造を示す斜視図である。
図7に示すように、ジャックパネル21の、上辺部分の上にヒーコンパネル23が配設され、下辺部分の上に助手席側トレー25が配設されている。助手席側トレー25は、グローブボックス13の上側に湾曲凹状に設けられており、その湾曲凹状から車内側に湾曲凸状に延びた部分が、車幅右方向に細長く延在してヒーコンパネル23の下辺部分に配設されている。
助手席側トレー25は、図6に示すように、ジャックパネル21の車内側表面の下辺部分(他端部)に重なる重合部25aを備える。重合部25aは、助手席側トレー25における上面部の車両前方に延びる先端部分により構成されている。この先端部分は、図7に示す助手席側トレー25の右側に幅狭で延在する上面部の先端部分である。助手席側トレー25の裏面側がグローブボックス13の上に固定されているので、重合部25aは、ジャックパネル21の下辺部分を車両前方側に押圧状態となる。通常は、重合部23bとジャックパネル21の上辺部分との間に隙間があってもよい。なお、助手席側トレー25は、請求項記載の第3部材を構成する。助手席側トレー25の重合部25aは、請求項記載の第2重合部を構成する。
<インパネの第2の部材取付構造の効果>
インパネの第2の部材取付構造の特徴は、ジャックパネル21におけるヒーコンパネル23と重なる一端部(上辺部分)と反対側の他端部(下辺部分)に重なる助手席側トレー25を備え、助手席側トレー25は、ジャックパネル21の他端部に重なる重合部25aを備える構成とした。
この構成によれば、USB端子の着脱時にジャックパネル21に掛かる荷重を、ヒーコンパネル23の重合部23bで支える他に、助手席側トレー25の重合部25aでも支えることができる。このため、ジャックパネル21に掛かる荷重を、より強固に支えることができる。
<インパネの第3の部材取付構造>
本発明の実施形態のインパネ11のその他の部品取付構造を、図3及び図4を参照して説明する。
図4に示すように、ジャックパネル21は、ヒーコンパネル23と隣接する上辺(第2隣接辺)21eと、助手席側トレー25と隣接する下辺(第3隣接辺)21fと、上辺21e及び下辺21fの一端同士及び他端同士を接続する左右一対の接続辺21g,21hとから成る矩形状を成す。この矩形状は、上辺21eの方が下辺21fよりも長い逆台形状となっている。
図3に示すインパネ11のジャックパネル取付部11aにおいて、ジャックパネル21の両側の接続辺21g,21hと隣接するインパネ表面11cの見切り辺(見切り線)11g,11hは、上から下へ向かうに従い互いに近づく方向に傾斜している。この両側の見切り辺11g,11hを有する取付部11a(図4)は、ジャックパネル21が上から下に向かって差し込めるサイズの逆台形状となっている。このため、両側の見切り辺11g,11hの間に、ジャックパネル21を上から下に向かって差し込み可能となっている。
<インパネの第3の部材取付構造の効果>
インパネの第3の部材取付構造の特徴は、ジャックパネル21が、ヒーコンパネル23と隣接する第2隣接辺としての上辺21eと、助手席側トレー25と隣接する第3隣接辺としての下辺21fと、上辺21e及び下辺21fの一端同士及び他端同士を接続する一対の接続辺21g,21hとから成る矩形状を成す。一対の接続辺21g,21h及び、接続辺21g,21hと隣接するジャックパネル取付部11aの両側の見切り辺11g,11hは、上辺21eから下辺21fに向かうに従い互いに近づく方向に傾斜する構成とした。このため、ジャックパネル21の傾斜した一対の接続辺21g,21hを、取付部11aの両側の傾斜した見切り辺11g,11hの間に、上から下へ向かい差し込んで容易に取り付けできる。
このようにジャックパネル21を取付部11aに上から下へ差し込めるので、ジャックパネル21やインパネ11の取付部11aに多少の寸法バラツキがあっても、差込量を加減することにより、ジャックパネル21の接続辺21g,21hと、インパネ11の見切り辺11g,11hとの隙間が少なくなるように調整できる。このため、ジャックパネル21の取付状態の見栄えを向上できる。
ジャックパネル21の上辺21e及び下辺21fは、ヒーコンパネル23及び助手席側トレー25の裏側に隠れるので、上述したように、ジャックパネル21の接続辺21g,21hと、インパネ11の見切り辺11g,11hとの隙間が少なくなるように調整しても、見栄えの悪化を防止できる。
<インパネの第4の部材取付構造>
本発明の実施形態のインパネ11の第4の部品取付構造を図8〜図10を参照して説明する。図8は本発明の実施形態のインパネ11の第4の部品取付構造における位置決めリブを示すインパネ裏面側の斜視図である。図9は位置決めリブにジャックパネル21が係合した様態を示すインパネ裏面側の斜視図である。図10はジャックパネル21の挿入部21dに設けられた位置決め凹部21iを示すジャックパネル裏面横方向から見た斜視図である。
図8に示すように、インパネ11のジャックパネル取付部11aにおける両側の裏面11c2に、車両前方側に突き出す縦長の位置決めリブ11r(図6参照)を配設した。また、図10に示すように、ジャックパネル21の挿入部21dに、下側が開口する凹状の位置決め凹部21iを設けた。この位置決め凹部21iは、図9に示すように、ジャックパネル21の位置決めリブ11rに外側から嵌って係合されるようになっている。
ジャックパネル21を、取付部11aに取り付ける場合、インパネ11の切欠き部11fから裏側の空洞に挿入部21dを挿入し、図9に示すように、位置決め凹部21iを位置決めリブ11rに上側から嵌め込んで係合する(図6参照)。この係合によって、インパネ11にジャックパネル21を固定できる。
<インパネの第4の部材取付構造の効果>
上述した実施形態のインパネ11の第4の部品取付構造によれば、ジャックパネル21の挿入部21dに設けられた位置決め凹部21iを、インパネ裏面11c2の位置決めリブ11rに嵌め込んで係合する。つまり、位置決めリブ11rによって剛性が高まったインパネ11の部位に、挿入部21dが係合するので、ジャックパネル21の取付剛性を高めることができる。また、位置決めリブ11rへの位置決め凹部21iの係合位置を所定位置に決めることで、挿入部21dを利用してジャックパネル21の位置決めができる。このため、位置決めの構造を単純化して簡略できる。
<インパネの第5の部材取付構造>
本発明の実施形態のインパネ11の第5の部品取付構造を図10を参照して説明する。
図10に示すように、ジャックパネル21は、挿入部21dの車室内側に所定間隔を隔てて設けられた室内壁21kを備える。この室内壁21kと挿入部21dとの間にジャックパネル取付部11aのインパネ表面11c1(図3参照)が介在される。
<インパネの第5の部材取付構造の効果>
このような実施形態のインパネ11の第5の部品取付構造によれば、ジャックパネル21の室内壁21kと挿入部21dとでインパネ表面11c1を挟み込むので、ジャックパネル21のグラ付きを、より抑制できる。また、位置決めリブ11rを設ける際にインパネ表面11c1にヒケが発生しても、このヒケが生えたインパネ表面11c1を室内壁21kで覆い隠せるので見栄えを向上できる。
以上、本実施形態に係る車体構造について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
11 インストルメントパネル
11a ジャックパネル取付部
11b ヒーコンパネル取付部
11c 表面(インパネ表面)
11c1 インパネ表面
11c2 インパネ裏面
11d 棚部
11e 梁部
11f 切欠き部
11g,11h 見切り辺
11r 位置決めリブ
12 ハンドルシャーシ
13 グローブボックス
15 トレーユニット
21 ジャックパネル
21a,21b USB着脱部
21c 爪部
21d 挿入部
21e 上辺(第2隣接辺)
21f 下辺(第3隣接辺)
21g,21h 接続辺
21i 位置決め凹部
21k 室内壁
23 ヒーコンパネル(ヒータコントロールパネル)
23a クリップ
23b 重合部(第1重合部)
25 助手席側トレー
25a 重合部(第2重合部)

Claims (6)

  1. インストルメントパネルに第1部材と第2部材を車内に露出するように取り付けるインストルメントパネルの部品取付構造において、
    前記インストルメントパネルは、車内に露出する表面から車両前方に向かって延びる棚部と、当該棚部に設けられた切欠き部と、その表面の一部である係合面とを含んで、前記第1部材を取り付ける第1取付部を備え、
    前記第1部材は、前記切欠き部に挿入される挿入部と、当該挿入部に設けられ、前記棚部に係合する爪部とを備え、
    前記第2部材は、車内側から見て前記切欠き部を覆い隠す状態に前記第1部材に隣接して配備され、
    前記第1部材は、外部機器が前記表面に垂直な方向に着脱される外部機器着脱部を備え、
    前記第2部材は、前記第1部材の車内側表面の一部に重なる第1重合部を備え、
    前記第1部材における前記第2部材と重なる一端部と反対側の他端部側に配置される第3部材を備え、
    前記第3部材は、前記第1部材の他端部に重なる第2重合部を備える
    ことを特徴とするインストルメントパネルの部材取付構造。
  2. 前記インストルメントパネルは、前記表面よりも車両前方側に前記第2部材を取り付ける第2取付部を備え、
    前記棚部は、前記表面と前記第2取付部を連結する
    ことを特徴とする請求項1に記載のインストルメントパネルの部材取付構造。
  3. 前記第1部材は、前記第2部材と隣接する第2隣接辺と、前記第3部材と隣接する第3隣接辺と、当該第2隣接辺及び当該第3隣接辺の一端同士及び他端同士を接続する一対の接続辺とから成る矩形状を成し、
    前記一対の接続辺及び、当該接続辺と隣接する前記第1取付部の両側の見切り辺は、前記第2隣接辺の側から前記第3隣接辺の側に向かうに従い互いに近づく方向に傾斜する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のインストルメントパネルの部材取付構造。
  4. 前記インストルメントパネルの前記第1取付部の裏面に位置決めリブを設け、
    前記第1部材の前記挿入部に、前記位置決めリブを嵌め込む位置決め凹部を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のインストルメントパネルの部材取付構造。
  5. 前記第1部材は、当該第1部材の挿入部の車室内側に所定間隔を隔ててけられた室内壁を備え、
    前記第1取付部の表面は、当該挿入部と当該室内壁との間に介在される
    ことを特徴とする請求項に記載のインストルメントパネルの部材取付構造。
  6. インストルメントパネルに第1部材と第2部材を車内に露出するように取り付けるインストルメントパネルの部品取付構造において、
    前記インストルメントパネルは、車内に露出する表面から車両前方に向かって延びる棚部と、当該棚部に設けられた切欠き部と、その表面の一部である係合面とを含んで、前記第1部材を取り付ける第1取付部を備え、
    前記第1部材は、前記切欠き部に挿入される挿入部と、当該挿入部に設けられ、前記棚部に係合する爪部とを備え、
    前記第2部材は、車内側から見て前記切欠き部を覆い隠す状態に前記第1部材に隣接して配備され
    前記インストルメントパネルは、前記表面よりも車両前方側に前記第2部材を取り付ける第2取付部を備え、
    前記棚部は、前記表面と前記第2取付部を連結する
    ことを特徴とするインストルメントパネルの部材取付構造。
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