JP6820534B2 - 加熱送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱送風装置に関するものである。
従来、加熱送風装置として、吸込口から吸入した空気を吹出口から吐出させる送風部と、送風部により送風された風を加熱する加熱部と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、加熱部への通電を間欠的に行うことで、自動的に温風モードと冷風モードとが交互に切り換わるようにしている。すなわち、加熱送風装置の吐出口から温風と冷風とが所定の周期で交互に吐出されるようにしている。
そして、温風と冷風とを吐出口から交互に吐出させ、毛髪に温風と冷風を交互にあてることで、毛髪のくせ伸ばし効果や、それに伴う毛髪の艶だし効果等を与えられるようにしている。
具体的には、毛髪に温風をあてた際には、毛髪に熱が加えられて毛髪繊維同士の水素結合が切断された状態となる。そのため、毛髪に温風があてられているとき(毛髪繊維同士の水素結合が切断された状態のとき)に、手やブラシ等を使って毛髪を整えるようにすると、毛髪をより容易に所望形状(くせを伸ばした形状等)とすることができる。一方、毛髪繊維同士の水素結合が切断された状態の毛髪に冷風をあてると、毛髪が冷却されて毛髪繊維同士が水素結合した状態となる。そのため、所望形状に整えられた毛髪に冷風をあてて冷却すれば、所望形状に整えられた状態で毛髪繊維同士が水素結合して、毛髪を所望形状で維持することが可能となる。
このように、温風と冷風とを吐出口から交互に吐出させるようにすれば、毛髪を所望の形状にセットすることができ、毛髪の施術効果を高めることができる。
特許第5504227号公報
しかしながら、ブラシ等を使って毛先を整えようとした場合、毛先にテンションをかけ続けることが難しく、十分な施術効果が得られない場合がある。
また、上記従来の技術では、加熱部への通電時間が3〜10秒、温風と冷風の切替周期が12秒と比較的長くなっている。そのため、手を使って毛先にテンションをかけ続けようとすると、温風が手に長い時間あたってしまい、手を使って毛先にテンションをかけ続けることも難しく、やはり十分な施術効果が得られない場合がある。
このように、上記従来の技術では、熱さや施術動作の関係で、手やブラシ等を使って毛先を整えようとすることが難しく、毛髪に十分な施術効果を与えられない場合がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、毛髪の施術効果をより高めることのできる加熱送風装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の加熱送風装置は、吸入口から吐出口に至る送風流路が設けられ、外郭を構成するハウジングと、前記ハウジング内に設けられ、前記吸入口から吸入した空気を前記吐出口から吐出させる送風部と、前記ハウジング内に設けられ、前記送風部により送風される風を加熱する加熱部と、前記吐出口から温風と冷風とを所定の周期で交互に吐出させる温冷モードを選択する送風モード選択部と、前記加熱部への通電のオン・オフを制御する通電制御部と、前記吐出口から吐出される風の風量が1m /分以下となるように制御する第1の送風制御モードと、1m /分より大きい風量となるように制御する第2の送風制御モードと、を有する風量制御部と、を備えるものである。
また、前記第1の送風制御モードおよび前記温冷モードが選択された状態における温風と冷風とを交互に吐出させる周期が、前記第2の送風制御モードおよび前記温冷モードが選択された状態における温風と冷風とを交互に吐出させる周期よりも短くなっており、前記通電制御部は、温冷モードが選択された状態において前記第1の送風制御モードの通電時間が、前記第2の送風制御モードの通電時間以下となるように制御するものである。
そして、前記通電制御部は、前記送風モード選択部により前記温冷モードが選択された状態において、前記所定の周期内で前記加熱部を通電する通電時間を3秒以下とするとともに、前記加熱部に入力する電力と前記通電時間との積が1000W・s以上となるように制御する第1の通電制御モードを有しており、前記第1の送風制御モードが動作しているときに、前記第1の通電制御モードを動作させるようにしたものである。
こうすれば、毛髪のくせを伸ばす等の施術に必要な髪温度(毛髪繊維同士の水素結合を切断できる髪温度)を、比較的短い時間で得ることができ、毛先の整髪も行いやすくなって、毛髪の施術効果をより向上させることが可能となる。
本発明によれば、毛髪の施術効果をより高めることのできる加熱送風装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1にかかる加熱送風装置の側面図である。 本発明の実施の形態1にかかる加熱送風装置の正面図である。 本発明の実施の形態1にかかる加熱送風装置の断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる加熱送風装置の上側内部を示す平面図である。 本発明の実施の形態1にかかる内側ノズルを示す図であって、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 内側ノズルの変形例を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 図5に示す内側ノズルを通過する風の流れを説明する図である。 図6に示す内側ノズルを通過する風の流れを説明する図である。 本発明の実施の形態1にかかる加熱送風装置の電気系統の一部を示すブロック図である。 風量と毛先の保持性との関係を示す特性図である。 投入エネルギーと温風温度との関係を示す特性図である。 各送風モードにおける加熱部の通電状態および荷電粒子の生成量を説明する図である。 温風モードおよび温冷モードにおける送風部、加熱部の動作、荷電粒子の発生状態を示す特性図である。 加熱送風装置の変形例を示す断面図である。
本発明の実施の形態にかかる加熱送風装置は、吸入口から吐出口に至る送風流路が設けられ、外郭を構成するハウジングと、前記ハウジング内に設けられ、前記吸入口から吸入した空気を前記吐出口から吐出させる送風部と、前記ハウジング内に設けられ、前記送風部により送風される風を加熱する加熱部と、を備えるものである。
また、加熱送風装置は、前記吐出口から温風と冷風とを所定の周期で交互に吐出させる温冷モードを選択する送風モード選択部と、前記加熱部への通電のオン・オフを制御する通電制御部と、を備えるものである。
そして、前記通電制御部は、前記送風モード選択部により前記温冷モードが選択された状態において、前記所定の周期内で前記加熱部を通電する通電時間を3秒以下とするとともに、前記加熱部に入力する電力と前記通電時間との積が1000W・s以上となるように制御する第1の通電制御モードを有するものである。
こうすれば、毛髪のくせを伸ばす等の施術に必要な髪温度(毛髪繊維同士の水素結合を切断できる髪温度)を、比較的短い時間で得ることができ、毛先の整髪も行いやすくなって、毛髪の施術効果をより向上させることが可能となる。
また、前記加熱送風装置が、前記送風部により前記吐出口から吐出される風の風量を制御する風量制御部をさらに備えていてもよく、前記風量制御部が、前記吐出口から吐出される風の風量が1m/分以下となるように制御する第1の送風制御モードを有するようにしてもよい。
そして、前記第1の送風制御モードが動作しているときに、前記第1の通電制御モードを動作させるようにしてもよい。
こうすれば、風があたることで毛先が逃げてしまう(ばらけすぎてしまう)のが抑制されるため、熱をより安定的に毛先に伝えることができるようになって、毛髪の施術効果をより向上させることができる。
また、前記加熱送風装置が、前記ハウジング内に設けられて荷電粒子を生成する荷電粒子生成部と、前記荷電粒子生成部で生成される荷電粒子の生成量を制御する荷電粒子生成量制御部と、をさらに備えるようにしてもよい。
そして、前記荷電粒子生成量制御部が、第1の荷電粒子生成量制御モードと、前記第1の荷電粒子生成量制御モードとは異なる量の荷電粒子を生成する第2の荷電粒子生成量制御モードと、を有するようにしてもよい。
さらに、前記第1の通電制御モードを動作させた状態において、前記第1の荷電粒子生成量制御モードと前記第2の荷電粒子生成量制御モードとを動作させ、前記加熱部を通電する時間のうち少なくとも一部の時間で前記第2の荷電粒子生成量制御モードを作動させるようにしてもよい。
こうすれば、毛髪の状態に合わせて荷電粒子の発生量を変化させることができ、荷電粒子の毛髪への付着状態をより安定させることが可能となる。また、より確実に静電気の除去を行うことが可能となる。
このとき、前記第2の荷電粒子生成量制御モードで生成される荷電粒子の量を、前記第1の荷電粒子生成量制御モードで生成される荷電粒子の量よりも多くすることが可能である。
こうすれば、毛髪の温度に合わせて荷電粒子の発生量を変化させることができ、毛髪表面の導電性が変化した場合であっても、荷電粒子の毛髪への付着状態をより安定させることが可能となる。また、より確実に静電気の除去を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態1にかかる加熱送風装置としてのヘアドライヤ1は、使用者が手で握る部分としての把持部1aと、把持部1aと交差する方向に結合された本体部1bとを備えている。そして、使用時には把持部1aと本体部1bとで略T字状あるいは略L字状(本実施の形態1では略T字状)の外観を呈するように折り畳み可能に構成されている。
把持部1aの突出端部からは、電源コード2が引き出されている。また、把持部1aは、本体部1b側の根元部1cと先端部1dとに分割されており、これら根元部1cと先端部1dとが、連結部1eを介して回動可能に連結されている。なお、先端部1dは、本体部1bに沿う位置まで折り畳むことができるようになっている。
ヘアドライヤ1の外壁をなす(外郭を構成する)ハウジング3は、複数の分割体を継ぎ合わせて構成されている。ハウジング3の内部には空洞が形成されており、この空洞内に、各種電気部品が収容されている。
本体部1bの内部には、その長手方向(図3の左右方向)の一方側(右側)の入口開口(吸入口)4aから出口開口(吐出口)4bに至る風洞(送風流路)4が形成されており、この風洞4内には、送風部5が収容されている。送風部5は、ファン5aと、ファン5aを回転させるモータ5bと、を備えている。そして、モータ5bを駆動させてファン5aを回転させることによって空気流Wが形成される。この空気流Wは、外部から入口開口4aを介して風洞4内に流入し、主として風洞4内を通って出口開口4bから外部に排出されるものである。
本実施の形態1では、入口開口(吸入口)4aが網目状の枠体81で覆われており、この枠体81の開口部の形状がハニカム形状となっている。また、枠体81には、図3に示すように、開口率が55〜90パーセント程度であって、300〜650μm程度の網目幅のメッシュ82が一体成形されている。このメッシュ82は、例えば金属やポリエステルなどの難燃性樹脂を用いることができ、このように網目幅の細かいメッシュ82を一体成形することで、細かい埃や毛髪などが空気流路内に入ってしまうのをより確実に抑制できるようにしている。
また、本体部1bにおいて、ハウジング3の外筒3aの内部には、略円筒状の内筒6が設けられており、空気流Wは、主に内筒6の内側を流れるようになっている。この内筒6の内側では、最も上流側にファン5aが配置され、その下流側にファン5aを駆動するモータ5bが配置され、モータ5bのさらに下流側に加熱部としてのヒータ8が配置されている。
そして、ヒータ8を作動させたときには、出口開口4bから温風が吹き出されるようにしている。なお、本実施の形態1では、ヒータ8は、帯状かつ波板状の電気抵抗体を内筒6の内周に沿って巻回して配置したものとして構成されているが、かかる構成には限定されない。
内筒6は、筒状部6aと、筒状部6aから径方向外側に向けて伸びて周方向に分散して配置された複数の支持リブ6b(図3では一箇所のみ図示)と、支持リブ6bを介して筒状部6aに接続され当該筒状部6aの軸方向と略直交する方向に張り出すフランジ部6cと、を有している。
そして、筒状部6aとフランジ部6cとの間には間隙g1が形成されており、この間隙g1を介して空洞9内に空気流Wの一部が分岐されて流入する(分岐流が形成される)ようにしている。なお、分岐流の空洞9内への導入口となる間隙g1は、ファン5の下流でありかつヒータ8の上流側となる位置に設けられている。したがって、分岐流は、ヒータ8によって加熱される前の比較的冷たい空気流となっている。
また、空洞9内に流入した分岐流は、一部がさらに分岐されて、内筒6とハウジング3との間を通って出口開口4bの外周部分から吹き出されるようになっている。この分岐流の一部は、後述する金属微粒子吹出口(荷電粒子放出口)20a,20bやミスト吹出口(荷電粒子放出口)20cを通過せずに、内筒6とハウジング3との間を通って出口開口4bの外周部分から吹き出される比較的冷たい空気流となっている。
本実施の形態1では、ハウジング3における空洞9の出口開口4b側となる位置に、略円弧状の貫通孔(開口)3bが形成されており、この貫通孔3bが絶縁性の合成樹脂材料からなるカバー20で塞がれている。このカバー20は、ハウジング3に対して、下流側から上流側に移動させることで、ハウジング3に取り付けられている。
さらに、カバー20の下流側には、略円筒状の外側ノズル20fが一体に形成されており、カバー20をハウジング3に取り付けた際に、この外側ノズル20fによって出口開口4bの外周が画成されるようにしている。
また、内筒6の下流端には、外側ノズル20fよりも小径の略円筒状をした内側ノズル21が取り付けられており、この内側ノズル21の下流側開口が出口開口4bの一部となるようにしている。
このように、本実施の形態1では、内筒6の下流端に内側ノズル21を取り付けるとともに、カバー20をハウジング3に取り付けることで、外側ノズル20fと内側ノズル21とで、二重筒構造のノズルが形成されるようにしている。
したがって、送風部5を駆動させることで形成される空気流Wは、大半が内筒6内に導入されて内側ノズル21の開口(出口開口4bの中心)から吹き出される主空気流W1となるが、一部の空気流Wが分岐流W2や分岐流W3となる。なお、分岐流W2は、空洞9内に流入し、金属微粒子吹出口20a,20bやミスト吹出口20cを通過せずに、外側ノズル20fと内側ノズル21との間(出口開口4bの外周側)から吹き出される空気流である。また、分岐流W3は、空洞9内に流入し、金属微粒子吹出口20a,20bやミスト吹出口20cから吹き出される空気流である。
さらに、本実施の形態1では、主空気流W1は、内側ノズル21に形成された2つの窓部(第1の窓部231および第2の窓部232)から吹き出されるようになっている(図5および図7参照)。
具体的には、内側ノズル21は、略円筒状の本体部210と、本体部210の内部空間を2つの空間に分割する桟部220と、を備えている。この桟部220は、本体部210の左右方向中央部に上下方向に延在するように形成されている。こうすることで、内側ノズル21の左右に窓部231,232がそれぞれ形成されるようにしている。
なお、本体部210の外周には、取付片部211が複数形成されており、この取付片部211を内筒6に係合させることで、内側ノズル21が内筒6に取り付けられるようにしている。
また、桟部220は、図7に示すように、水平断面の形状が略U字状となるように形成されている。すなわち、桟部220の下流側に形成された左右一対の壁部221,221を前後方向(送風方向)に略平行に延在させている。
このような構成をした内側ノズル21を用い、2つの窓部231,232から空気流を吐出させるようにすれば、風(温風や冷風)をより均等に毛髪にあてることができるようになる。そして、毛髪に風をより均等に当てるようにすれば、毛髪を適度にほぐす(ばらけさせる)ことができるため、毛髪の乾燥性能をより向上させることができる。
ただし、図5に示す内側ノズル21を用い、出口開口4bから空気を吐出させるようにすると、桟部220の下流側近傍に負圧が生じてしまう。そのため、内側ノズル21から吹き出される主空気流W1を2つの空気流(2つの空気の束)に分岐させたとしても、2つの空気流は比較的早い段階で合流してしまう(図7参照)。したがって、図5に示す内側ノズル21を用いた場合には、ほぼ1つの束の空気流が毛髪にあたる可能性が高く、毛髪の乾燥性能を向上させることができないことがある。
そのため、内側ノズル21の替わりに、図6および図8に示す内側ノズル21Aを用いるのが好ましい。
この内側ノズル21Aも、略円筒状の本体部210Aと、本体部210Aの内部空間を2つの空間に分割する桟部220Aと、を備えており、桟部220Aが、本体部210Aの左右方向中央部に上下方向に延在するように形成されている。こうして、内側ノズル21Aの左右に窓部231A,232Aがそれぞれ形成されるようにしている。
また、本体部210Aの外周には、取付片部211Aが複数形成されており、この取付片部211Aを内筒6に係合させることで、内側ノズル21Aが内筒6に取り付けられるようになっている。
ここで、内側ノズル21Aでは、図8に示すように、桟部220Aは、水平断面形状が略V字状となるように形成されている。すなわち、桟部220Aの下流側に形成された左右一対の壁部221A,221Aが下流側に向かうにつれて互いに離れるように設けられている。こうすることで、内側ノズル21から吹き出される主空気流W1を、より確実に2つの空気流(2つの空気の束)に分岐させるようにしている。
さらに、内側ノズル21Aでは、本体部210Aの上下両端部に、中心に向けて凹む溝部212A,212Aがそれぞれ形成されており、この溝部212A,212Aは、下流側の溝深さが上流側の溝深さよりも深くなるように形成されている。
そして、本体部210Aに、このような溝部212A,212Aを設けると、出口開口4bから空気を吐出させた際に、外側ノズル20fと内側ノズル21との間(出口開口4bの外周側)から吹き出される分岐流W2が桟部220Aの下流側の中心部分に流れるようになる。そのため、桟部220Aの下流側近傍に生じる負圧を緩和させることができる。
このように、内側ノズル21の替わりに内側ノズル21Aを用いれば、桟部220Aの下流側近傍に負圧が生じてしまうことが抑制されるため、2つの空気流(2つの空気の束)に分岐させた状態をより確実に維持することができる。その結果、2つの空気流(2つの空気の束)を毛髪にあてることができ、毛髪を適度にほぐす(ばらけさせる)ことができるため、毛髪の乾燥性能をより向上させることができるようになる。
また、本体部1b内で、ハウジング3と内筒6との間に形成された空洞9には、2つ(複数)の金属微粒子生成部(イオン発生部:荷電粒子生成部)30,40や、ミスト生成部(イオン発生部:荷電粒子生成部)50、ミスト生成部50に電圧を印加する電圧印加回路12等が収容されている。さらに、空洞9の電圧印加回路12が収容された部位とは別の部位には、金属微粒子生成部30,40に電圧を印加する電圧印加回路13が収容されている。
電圧印加回路12および電圧印加回路13は、把持部1a内、または本体部1b内で把持部1aの延長線上となる領域に配置するのが好適である。使用者が把持部1aを持ったときに、電圧印加回路12および電圧印加回路13の質量に起因する回転モーメントを小さくして、使用者の手に作用する負荷を小さくするためである。
また、これら電圧印加回路12および電圧印加回路13を、内筒6を挟んで相互に反対側となる位置に配置するのが好適である。こうすれば、電圧印加回路12と電圧印加回路13との相互干渉による電圧の低下や不安定化等の不具合を抑制することができる。
さらに、本実施の形態1では、本体部1bの側面部分(空洞9の電圧印加回路12が収容された部位とは別の部位)に、温風と冷風の切り換え(選択)や動作モードの選択等を行うスイッチ部(送風モード選択部)19が設けられている。
また、把持部1aの先端部1dには、電源のオンとオフとの切り換え等を行う別のスイッチ部(送風モード選択部)16が設けられている。これら電気部品同士は、金属導体等からなる芯線を絶縁性樹脂等で被覆したリード線17によって接続されている。
なお、金属微粒子生成部30に繋がるリード線17、金属微粒子生成部40に繋がるリード線17およびミスト生成部50に繋がるリード線17は、相互に交叉させることなく極力離間させて配索するのが好適である。それぞれのリード線17を流れる電流の相互干渉によって、金属微粒子生成部30,40あるいはミスト生成部50で所望の電圧が得られなくなったり、電圧が不安定になったりするのを抑制するためである。
本実施の形態1では、スイッチ部16は、ハウジング3の表面に露出した操作子16aを操作することで、内部接点の開閉状態を切り換えることができるように構成されている。このとき、操作子16aを上下方向にスライドさせることで、内部接点の開閉状態を多段階に切り換えることができるようにすることが可能である。
例えば、電源オフ、弱風、中風、強風の4つのモードに切り換えられるようにすることが可能である。この場合、操作子16aを最下部に位置させた状態を電源オフとすることができる。
そして、操作子16aを最下部から一段階上方にスライドさせた際に、電源オン状態となって、弱風が送風されるようにすることができる。さらに、操作子16aを一段階上方にスライドさせた際に、中風が送風され、操作子16aを最上部までスライドさせた際に、強風が送風されるようにすることができる。
一方、温風と冷風の切り換えや動作モード等を行うスイッチ部19は、ハウジング3の表面(側面)に形成した操作子19aを操作する(押圧する)ことで、内部接点の開閉状態を切り換えることができるように構成されている。そして、操作子19の上方には、現在選択されているモードを表示する表示部14が形成されている。
これらのスイッチ部19や表示部14などは、制御部10と電気的に接続されている。
本実施の形態1では、操作子19を操作することで、「HOT」「温冷」「COLD」「SCALP」の4つの風温モードを切り替えることができるようにしている。このとき、表示部14には、選択されているモードを認識することが可能な文字等が表示されるようになっている。
以下、各モードおよび表示部14への表示方法の一例について説明する。
「HOT」とは、温風を出力するモードであって、通常の使用時に毛髪にあたる風の温度が約70℃から80℃となるようにしたモードである。この温風を出力するモードが選択されているときには、表示部14に「HOT」の文字が表示されるようにすることができる。
また、「温冷」とは、例えば、(温風5秒、冷風7秒)や(温風2秒、冷風6秒)といったように、温風と冷風を交互に出力するモードである。この「温冷」モードが選択されているときには、表示部14に矢印が表示されるとともに、温風と冷風の出力に応じて「HOT」と「COLD」が交互に表示されるようにすることができる。
また、「COLD」とは、冷風を出力するモードであって、通常の使用時に毛髪にあたる風の温度が約30℃となるようにしたモードである。この冷風を出力するモードが選択されているときには、表示部14に「COLD」の文字が表示されるようにすることができる。
また、「SCALP」とは、低温風を出力するモードであって、通常の使用時に毛髪にあたる風の温度が約50℃となるようにしたモードである。この「SCALP」モードは、主として頭皮のケアを行う際に選択されるモードとして設定するものである。そして、「SCALP」モードが選択されているときには、表示部14に「SCALP」の文字が表示されるようにすることができる。
そして、操作子16aを上方にスライドさせて電源オン状態にすると、制御部10が通電され、現在の送風モードに応じた駆動信号でヒータ8が駆動されるとともに、現在の送風モードを表示するように表示部14の表示が制御される。なお、操作子16aを上方にスライドさせて単に電源オン状態にした状態では、「HOT」モードが選択されており、温風が送風される。
そして、操作子19aを操作するたびに、押下信号が制御部10に送られて4つの風温状態が「温冷」モード、「COLD」モード、「SCALP」モード、「HOT」モードの順に切り替わるようになっている。
さらに、本実施の形態1では、表示部14に「SKIN」の文字が形成されており、弱風モードで、「COLD」を選択した場合に、「COLD」とともに「SKIN」が表示されるようにしている。
すなわち、弱風モードで、「COLD」を選択した場合には、「SKIN」モードとして使用することもできるようになっている。なお、「SKIN」モードは、ミスト等が含まれた冷風を肌に当てることで肌の水分保湿を適度な状態となるようにする等、肌のケアを行う際に選択されるモードである。
なお、上記説明は一例に過ぎず、各モードの表示方法としては、様々な方法を用いることができる。また、温風と冷風の切り換えモードについても、様々なモードの設定が可能である。
また、カバー20には、上述したように、金属微粒子吹出口(イオン放出口)20a,20bとミスト吹出口(イオン放出口)20cとがそれぞれ独立して形成されている。
なお、ミスト生成部(イオン発生部:荷電粒子生成部)50および金属微粒子生成部(イオン発生部:荷電粒子生成部)30,40の前方には、イオンが流れるイオン流路4cが形成されることとなるため、金属微粒子吹出口(イオン放出口)20a,20bおよびミスト吹出口(イオン放出口)20cは、イオン流路4cの下流側に設けられることとなる。
また、カバー20は、金属微粒子あるいはミストによる帯電を抑制するため、ハウジング3よりも導電性を低くするのが好適である。カバー20が帯電すると、その電荷によって、金属微粒子生成部30,40やミスト生成部50から電荷を帯びた金属微粒子およびマイナスイオンやミストが放出されにくくなるからである。
カバー20の帯電を抑制するためには、帯電を起こしにくい材料、例えば、PC(ポリカーボネート)樹脂を用いてカバー20を形成し、カバー20の材質を帯電を起こしにくい材質とするのが好ましい。なお、この部分では、カバー20がドライヤー1の外郭を構成している。
また、ミスト生成部(イオン発生部:荷電粒子生成部)50の電極にカバー20を当接させることで、カバー20の除電を行えるようにすることも可能である。
また、本実施の形態1では、金属微粒子吹出口20a,20bの孔径を、ミスト吹出口20cの孔径より小さくしてある。すなわち、ミスト吹出口20cを介してのミスト生成部50のメンテナンスや状態の確認等をより容易に行わせるとともに、金属微粒子吹出口20a,20bを介しての手指や道具等の誤進入を抑制してある。
また、本実施の形態1では、ミスト吹出口20cの周辺部20dに、金属微粒子吹出口(イオン放出口)20a,20bを形成している。
具体的には、金属微粒子吹出口20aと金属微粒子吹出口20bとを、ミスト吹出口20cが中心となるように並設している。
すなわち、カバー20には、金属微粒子吹出口20a,20bおよびミスト吹出口20cが、ドライヤー1の幅方向(図2の左右方向)に、金属微粒子吹出口20a、ミスト吹出口20c、金属微粒子吹出口20bの順に並ぶように形成されている。
このような配置とすることで、マイナスに帯電しているミストが、ミスト吹出口20cの周辺部20dに形成された金属微粒子吹出口(イオン放出口)20a,20bから吹き出されるマイナスイオンによって、外側へ拡散(離散)してしまうのを抑制できるようにしている。
その結果、ミストの直進性が向上してミストが髪に届きやすくなり、髪ケア効果をより高めることができる。
さらに、ミスト吹出口20cの下流側かつ下方に、ミストの吹き出し方向に延在するように壁部20eを設けている。この壁部20eを設けることで、ミスト吹出口20cから吹き出されたミストが下方に拡散(離散)してしまうのを抑制できるようにしている。
また、金属微粒子生成部30,40およびミスト生成部50は、空洞9内でドライヤー1の幅方向(図2の左右方向)に、金属微粒子生成部30、ミスト生成部50、金属微粒子生成部40の順に並列に配置されている。
そして、ミスト生成部50と、当該ミスト生成部50と隣り合う金属微粒子生成部(マイナスイオン発生部)30、40との間には、遮蔽板(仕切部)6dが設けられている。
そして、図4に示すように、遮蔽板6dを、ドライヤー1の上下方向およびミストの吹き出し方向(図4の左右方向)に延在するように配置することで、金属微粒子やミストが金属微粒子吹出口20a,20bおよびミスト吹出口20cから吹き出される前に混合してしまうのを抑制している。
金属微粒子生成部30,40としては、導電性を有する金属材料によって形成される放電極(第1電極)および放電対向電極(第2電極)をそれぞれ有する金属微粒子生成装置等、従来公知のものを用いることができる。
また、ミスト生成部50としても、従来公知のものを用いることができる。例えば、ペルチェ素子によって冷却された冷却板の表面に空気中の水分を結露させることで結露水を生じさせ、当該結露水を放電作用によって微粒化させることで、ナノメータサイズの非常に細かいミスト(マイナスイオンを含むマイナスに帯電されたミスト)を生成する静電霧化装置を用いることができる。
本実施の形態1では、このミスト生成部(イオン発生部)50を、ミスト(荷電粒子を含む帯電微粒子水)を放出する荷電粒子生成部としている。
さらに、本実施の形態1では、毛髪の帯電状態を変更することが可能な帯電部(帯電付与パネル)1fを設けている。この帯電部1fは、把持部1aの近傍に設けられている。具体的には、帯電部1fは、把持部1aの外表面に露出する導電性樹脂(導電部材)で形成されている。
ここで、本実施の形態1では、制御部10が、ヒータ(加熱部)8の通電時間を制御したり、モータ5bの回転数を制御したり、荷電粒子生成部30,40,50で生成される荷電粒子の生成量を制御したりすることで、様々な状態の風を毛髪にあてられるようにしている。
この制御部10は、図9に示すように、ヒータ(加熱部)8への通電のオン・オフを制御する通電制御部10aと、送風部5により出口開口(吐出口)4bから吐出される風の風量を制御する風量制御部10bと、を備えている。また、制御部10は、荷電粒子生成部30,40,50で生成される荷電粒子の生成量を制御する荷電粒子生成量制御部10cを備えている(図9参照)。
また、制御部10には、スイッチ部(送風モード選択部)16やスイッチ部(送風モード選択部)19からの信号が入力されるようになっている。
すなわち、スイッチ部(送風モード選択部)16やスイッチ部(送風モード選択部)19を操作し、所望の送風モード(例えば、強風の温風が吐出されるモード等)を選択した際には、スイッチ部16やスイッチ部19からの信号が制御部10に入力されるようになっている。
そして、このスイッチ部16やスイッチ部19からの信号が制御部10に入力されると、通電制御部10a、風量制御部10bおよび荷電粒子生成量制御部10cが作動して、所望の送風モードとなるように、ヒータ(加熱部)8への通電、モータ5bの回転数および荷電粒子の生成量を制御するようにしている。
本実施の形態1では、通電制御部10aは、ヒータ(加熱部)8への通電のオン・オフを制御しており、ヒータ(加熱部)8への通電をオフにした場合には、冷風が吐出されるようにしている。また、ヒータ(加熱部)8への通電をオンにした際には、比較的電力の低い通電と、比較的電力の高い通電の2種類の通電が行われるようにしている(図13参照)。そして、比較的電力の低い通電を行った場合には、比較的温度の低い温風が吐出されることとなり、比較的電力の高い通電を行った場合には、比較的温度の高い温風が吐出されることとなる。なお、比較的低い電力で通電する場合には、毎秒600Wの電力が通電されるようにし、比較的高い電力で通電する場合には、毎秒1200Wの電力が通電されるようにすることができる。
また、風量制御部10bは、図13に示すように、モータ5bの回転数を制御しており、モータ5bの回転を停止する(モータ5bの駆動を停止する)ことで、送風部5による送風が停止されるようにしている。また、比較的少ない回転数でモータ5bを駆動させることで、送風部5による比較的少ない量の送風が行われるようにしている。さらに、比較的多い回転数でモータ5bを駆動させることで、送風部5による比較的多い量の送風が行われるようにしている。
なお、比較的少ない量の送風が行われる際には、風量を1m/分以下(例えば0.7m/分)とするのが好ましい。こうすれば、風をあてた際の毛先の保持性を高めることができる(図10参照)。一方、比較的多い量の送風が行われる際には、風量が1m/分以上(例えば1.3m/分)となるようにするのが好ましい。こうすれば、毛先以外の部位の整髪や乾燥を行う際に、より効率的に行うことができる。この風量は、例えば、出口開口(吐出口)4bの面積および出口開口(吐出口)4bから吐出される風の流速(平均速度)等から求めることができる。
また、図13には、送風部5による送風量が2段階で切り替わるものを例示しているが、本実施の形態1で示したように、強風、中風、弱風の3段階で風量が切り替わる場合には、各モードに応じた回転数でモータ5bの回転数を制御すればよい。
また、1m/分以下の風量の選択や1m/分以上の風量の選択は、3段階で切り替わるスイッチ部16によって行うようにすることができる。例えば、弱風モードの時に、1m/分以下の風量とし、中風モードおよび強風モードの時に1m/分以上の風量とすることができる。なお、強風、中風、弱風のいずれのモードにおいても、1m/分以上の風量となるようにし、別途設けたスイッチ部を操作した際に、1m/分以下の風量となるようにすることも可能である。
また、荷電粒子生成量制御部10cは、電圧印加回路12,13に印加する電圧を制御しており、印加する電圧を比較的低くすることで、荷電粒子の生成量が少なくなるようにしている。また、印加する電圧を比較的高くすることで、荷電粒子の生成量が多くなるようにしている。この電圧印加回路12,13に印加する電圧は、例えば、−1kV〜−3kVの範囲で適宜設定することができる。
ここで、本実施の形態1にかかるヘアドライヤ1においては、毛髪の乾燥、施術等の用途や乾燥、施術等を行う毛髪の部位(毛先や根元部等)に応じて様々なモードを選択することができるようになっている。そして、各モードを選択した際には、図12に示すような制御が行われるようにしている。
具体的には、1m/分以上の風量を吐出させるモードで温風モードを選択した場合には、風量制御部10bは、モータ5bの回転数が多くなるように制御する。また、通電制御部10aは、ヒータ(加熱部)8への通電が高くなるように制御する。そして、荷電粒子生成量制御部10cは、荷電粒子の生成量が多くなるように制御する。
また、1m/分以上の風量を吐出させるモードで冷風モードを選択した場合には、風量制御部10bは、モータ5bの回転数が多くなるように制御する。また、通電制御部10aは、ヒータ(加熱部)8への通電がオフとなるように制御する。そして、荷電粒子生成量制御部10cは、荷電粒子の生成量が多くなるように制御する。
また、1m/分以上の風量を吐出させるモードで温冷モードを選択した場合には、風量制御部10bは、モータ5bの回転数が多くなるように制御する。また、通電制御部10aは、ヒータ(加熱部)8への通電が、所定の周期で高とオフとを交互に繰り返すように制御する。そして、荷電粒子生成量制御部10cは、荷電粒子の生成量が多くなるように制御する。なお、このモードでは、ヒータ(加熱部)8への通電の周期を12秒と比較的長くしており、ヒータ(加熱部)8への通電が高となる時間t1を5秒、ヒータ(加熱部)8への通電がオフとなる時間t2を7秒としている(図13参照)。
一方、1m/分以下の風量を吐出させるモードで温風モードを選択した場合には、風量制御部10bは、モータ5bの回転数が少なくなるように制御する。また、通電制御部10aは、ヒータ(加熱部)8への通電が低くなるように制御する。そして、荷電粒子生成量制御部10cは、荷電粒子の生成量が多くなるように制御する。
また、1m/分以下の風量を吐出させるモードで冷風モードを選択した場合には、風量制御部10bは、モータ5bの回転数が少なくなるように制御する。また、通電制御部10aは、ヒータ(加熱部)8への通電がオフとなるように制御する。そして、荷電粒子生成量制御部10cは、荷電粒子の生成量が多くなるように制御する。
また、1m/分以下の風量を吐出させるモードで温冷モードを選択した場合には、風量制御部10bは、モータ5bの回転数が少なくなるように制御する。また、通電制御部10aは、ヒータ(加熱部)8への通電が、所定の周期で高とオフとを交互に繰り返すように制御する。そして、荷電粒子生成量制御部10cは、荷電粒子の生成量が多い状態と少ない状態とを交互に繰り返すように制御する。なお、このモードでは、ヒータ(加熱部)8への通電の周期を8秒と比較的短くしており、ヒータ(加熱部)8への通電が高となる時間t3を2秒(3秒以下)、ヒータ(加熱部)8への通電がオフとなる時間t4を6秒としている(図13参照)。また、荷電粒子生成量制御部10cは、ヒータ(加熱部)8への通電がオンとなっている時の全体で、荷電粒子の生成量が多くなるようにし、ヒータ(加熱部)8への通電がオフとなっている時の全体で、荷電粒子の生成量が少なくなるようにしている。
さらに、本実施の形態1では、比較的短い周期でヒータ(加熱部)8への通電を繰り返す場合に、当該周期内で、ヒータ(加熱部)8を通電する通電時間を3秒以下とするとともに、ヒータ(加熱部)8に入力する電力と通電時間との積が1000W・s以上となるようにしている。
したがって、本実施の形態1の通電制御部10aは、スイッチ部(送風モード選択部)19により温冷モードが選択された状態において、所定の周期内でヒータ(加熱部)8を通電する通電時間を3秒以下とするとともに、ヒータ(加熱部)8に入力する電力と通電時間との積が1000W・s以上となるように制御する第1の通電制御モードを有していることになる。
なお、ヒータ(加熱部)8を通電する通電時間を3秒以下とすれば、手で毛先を保持した状態で温風をあてた際に、熱さにより毛先を手で保持できなくなってしまうのを抑制することができる。
また、ヒータ(加熱部)8に入力する電力と通電時間との積を1000W・s以上とすれば、温風温度を60℃以上(毛髪のくせを伸ばす等の施術に必要な髪温度)とすることができ、毛髪に施術効果を与えることができるようになる。
したがって、本実施の形態1にかかるヘアドライヤ1を用い、1m/分以下の風量を吐出させるモードで温冷モードを選択すれば、毛先の施術をより容易に行うことができる。
なお、本実施の形態1では、風量制御部10bが、出口開口(吐出口)4bから吐出される風の風量が1m/分以下となるように制御する第1の送風制御モードを有している。そして、第1の送風制御モードが動作しているときに、第1の通電制御モードを動作させるようにしている。
また、本実施の形態1では、荷電粒子生成量制御部10cが、第1の荷電粒子生成量制御モードと、第1の荷電粒子生成量制御モードとは異なる量の荷電粒子を生成する第2の荷電粒子生成量制御モードと、を有している。そして、第1の通電制御モードを動作させた状態において、第1の荷電粒子生成量制御モードと第2の荷電粒子生成量制御モードとを動作させるようにしている。さらに、ヒータ(加熱部)8を通電する時間のうち少なくとも一部の時間で第2の荷電粒子生成量制御モードを作動させるようにしている。
このとき、第2の荷電粒子生成量制御モードで生成される荷電粒子の量を、第1の荷電粒子生成量制御モードで生成される荷電粒子の量よりも多くなるようにしている。すなわち、毛髪の電気抵抗値が大きくなる冷風をあてた状態の時(毛髪が乾燥している時や毛髪温度が低い時)に、生成される荷電粒子の量が少なくなるようにしている。
このように、本実施の形態1では、毛髪表面の導電性の変化に応じて、生成される荷電粒子の量を制御することで、より安定して静電気の除去を行えるようにしている。
以上、説明したように、本実施の形態1では、ヘアドライヤ(加熱送風装置)1は、入口開口(吸入口)4aから出口開口(吐出口)4bに至る風洞(送風流路)4が設けられ、外郭を構成するハウジング3と、ハウジング3内に設けられ、入口開口(吸入口)4aから吸入した空気を出口開口(吐出口)4bから吐出させる送風部5と、ハウジング3内に設けられ、送風部5により送風される風を加熱するヒータ(加熱部)8と、を備えている。
また、ヘアドライヤ(加熱送風装置)1は、出口開口(吐出口)4bから温風と冷風とを所定の周期で交互に吐出させる温冷モードを選択するスイッチ部(送風モード選択部)19と、ヒータ(加熱部)8への通電のオン・オフを制御する通電制御部10aと、を備えている。
そして、通電制御部10aは、スイッチ部(送風モード選択部)19により温冷モードが選択された状態において、所定の周期内でヒータ(加熱部)8を通電する通電時間を3秒以下とするとともに、ヒータ(加熱部)8に入力する電力と通電時間との積が1000W・s以上となるように制御する第1の通電制御モードを有している。
こうすれば、毛髪のくせを伸ばす等の施術に必要な髪温度(毛髪繊維同士の水素結合を切断できる髪温度)を、比較的短い時間で得ることができ、毛先の整髪も行いやすくなって、毛髪の施術効果をより向上させることが可能となる。
また、ヘアドライヤ(加熱送風装置)1が、送風部5により出口開口(吐出口)4bから吐出される風の風量を制御する風量制御部10bをさらに備えていてもよい。そして、この風量制御部10bが、出口開口(吐出口)4bから吐出される風の風量が1m/分以下となるように制御する第1の送風制御モードを有するようにしてもよい。
さらに、第1の送風制御モードが動作しているときに、第1の通電制御モードを動作させるようにしてもよい。
こうすれば、風があたることで毛先が逃げてしまう(ばらけすぎてしまう)のが抑制されるため、熱をより安定的に毛先に伝えることができるようになって、毛髪の施術効果をより向上させることができる。
また、ヘアドライヤ(加熱送風装置)1が、ハウジング3内に設けられて荷電粒子を生成する荷電粒子生成部30,40,50と、荷電粒子生成部30,40,50で生成される荷電粒子の生成量を制御する荷電粒子生成量制御部10cと、をさらに備えるようにしてもよい。
そして、荷電粒子生成量制御部10cが、第1の荷電粒子生成量制御モードと、第1の荷電粒子生成量制御モードとは異なる量の荷電粒子を生成する第2の荷電粒子生成量制御モードと、を有するようにしてもよい。
さらに、第1の通電制御モードを動作させた状態において、第1の荷電粒子生成量制御モードと第2の荷電粒子生成量制御モードとを動作させ、ヒータ(加熱部)8を通電する時間のうち少なくとも一部の時間で第2の荷電粒子生成量制御モードを作動させるようにしてもよい。
こうすれば、毛髪の状態に合わせて荷電粒子の発生量を変化させることができ、荷電粒子の毛髪への付着状態をより安定させることが可能となる。また、より確実に静電気の除去を行うことが可能となる。
このとき、第2の荷電粒子生成量制御モードで生成される荷電粒子の量を、第1の荷電粒子生成量制御モードで生成される荷電粒子の量よりも多くすることが可能である。
こうすれば、毛髪の温度に合わせて荷電粒子の発生量を変化させることができ、毛髪表面の導電性が変化した場合であっても、荷電粒子の毛髪への付着状態をより安定させることが可能となる。また、より確実に静電気の除去を行うことが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施の形態1には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、図14に示すように、加熱送風装置としてのブラシ付きヘアドライヤ1Bに本発明を適用することも可能である。
ブラシ付きヘアドライヤ1Bは、棒状に形成されており、使用者が把持部1aを持って先端部1gに設けられたブラシ部23を髪に当てて整髪する(髪を梳かす)ものである。ブラシ部23には、複数のブリッスル23aが突設されている。
外壁をなす(外郭を構成する)ハウジング3Bは、複数の分割体を継ぎ合わせて構成されており、その内部には風洞(送風流路)9Bが形成され、この風洞9B内に、各種電気部品が収容されている。
また、把持部1aのブラシ部23に近い部分には、膨出した形状の外壁をなす(外郭を構成する)カバー20Bが取り付けられており、このカバー20Bとハウジング3Bとによって形成される風洞9B内に、金属微粒子生成部30,40とミスト生成部50とが収容されている。
カバー20Bには、ブリッスル23aに向けて開放された排出口20a,20bが形成されており、金属微粒子生成部30,40で生成された金属微粒子ならびにミスト生成部50で生成されたミストは、この排出口20a,20bから外部に放出され、髪や地肌に作用することになる。なお、金属微粒子生成部30,40およびミスト生成部50には、回路部24から電圧が印加される。
また、風洞9Bに空気流Wを生じさせるファン5Bおよびこのファン5Bを回転させるモータ7Bを設け、金属微粒子生成部30,40で生成した金属微粒子ならびにミスト生成部50で生成したミストを、分岐流Wpに乗せて排出できるようにしている。
モータ7Bおよびファン5Bは、ケース3B内に形成される風洞9B内に収容されている。モータ7Bは回路部24に含まれる駆動回路によって回転駆動される。
ケース3Bの基端側(図14では下側)には空気の吸入口となる開口部1hが形成されており、ファン5Bが回転すると、空気が外部から開口部1hを介して風洞9B内に流入し、当該風洞9B内を通ってブラシ部23に向けて排出される空気流Wが形成される。空気流Wは、ブラシ部23のブリッスル23aの根元に形成された吹出孔(吐出口)23bから吹き出される。
さらに、使用者の帯電によって金属微粒子の放出が阻害されるのを抑制するため、把持部1aの表面に帯電部(帯電付与パネル)1fを露出させてある。
また、遮蔽壁22Bを設け、ミスト生成部50で生成されたミストが金属微粒子生成部30,40に到達するのを抑制している。
このようなブラシ付きヘアドライヤ(加熱送風装置)1Bに本発明を適用しても、上記実施の形態1と同様の作用、効果を奏することができる。
また、上記実施の形態1では、イオン発生部として、金属微粒子およびマイナスイオンを生成する金属微粒子生成部を例示したが、金属微粒子は生成せず、単にマイナスイオンを生成するものを用いてもよい。
また、プラスイオンを生成するイオン生成装置にあっても、本発明を適用することができる。このように、プラスイオンを生成すると、ウィッグなどの人工毛をつけた毛髪に使用する場合に有効である。ウィッグなどの人工毛はマイナスに帯電しやすいので、プラスイオンを供給することで、静電気が生じてしまうのを抑制することができるためである。
また、上記実施の形態1では、金属微粒子吹出口(イオン放出口)を2つ形成したものを例示したが、金属微粒子吹出口(イオン放出口)を3つ以上形成することも可能である。
また、上記実施の形態1では、分岐流によって、金属微粒子およびミストを吹き出すようにしたものを例示したが、分岐流がない場合でも、金属微粒子およびミストを対応する吹出口から吹き出すことができる。
また、毛髪に髪ケア効果を与えるとともに、毛髪が比較的乾燥した状態のときに発生量を減少させることで髪ケア効果が向上する髪ケア剤を放出させるようにすることも可能である。このような髪ケア剤としては、例えば、オイル成分を含有する剤が挙げられる。オイル成分を含有する剤は、毛髪表面への付着が少量であることで髪ケア効果が向上するものがある。
また、環境温度(外気温度:使用者がいる場所の室温、気温等)を検知する環境温度検知部を備えるようにして、環境温度検知部が検知した環境温度に応じて、加熱部への通電量や通電時間を変化させるようにしてもよい。
また、使用者の髪質(太さや長さ等)に応じて荷電微粒子の供給量や供給時間を変化させるようにしてもよい。
また、カバーやハウジング、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
本発明にかかる加熱送風装置は、施術に必要な髪温度を比較的短い時間で得ることができるため、人用ドライヤー以外にも、例えばペット用ドライヤー等の用途にも適用できる。
1 ヘアドライヤ(加熱送風装置)
1B ブラシ付きヘアドライヤ(加熱送風装置)
3 ハウジング
4 風洞(送風流路)
4a 入口開口(吸入口)
4b 出口開口(吐出口)
5 送風部
8 ヒータ(加熱部)
10 制御部
10a 通電制御部
10b 風量制御部
10c 荷電粒子生成量制御部
16 スイッチ部(送風モード選択部)
19 スイッチ部(送風モード選択部)
30 金属微粒子生成部(荷電粒子生成部)
40 金属微粒子生成部(荷電粒子生成部)
50 ミスト生成部(荷電粒子生成部)

Claims (2)

  1. 吸入口から吐出口に至る送風流路が設けられ、外郭を構成するハウジングと、
    前記ハウジング内に設けられ、前記吸入口から吸入した空気を前記吐出口から吐出させる送風部と、
    前記ハウジング内に設けられ、前記送風部により送風される風を加熱する加熱部と、
    前記吐出口から温風と冷風とを所定の周期で交互に吐出させる温冷モードを選択する送風モード選択部と、
    前記加熱部への通電のオン・オフを制御する通電制御部と、
    前記吐出口から吐出される風の風量が1m /分以下となるように制御する第1の送風制御モードと、1m /分より大きい風量となるように制御する第2の送風制御モードと、を有する風量制御部と、
    を備え、
    前記第1の送風制御モードおよび前記温冷モードが選択された状態における温風と冷風とを交互に吐出させる周期が、前記第2の送風制御モードおよび前記温冷モードが選択された状態における温風と冷風とを交互に吐出させる周期よりも短くなっており、
    前記通電制御部は、温冷モードが選択された状態において前記第1の送風制御モードの通電時間が、前記第2の送風制御モードの通電時間以下となるように制御しており、
    前記通電制御部は、前記送風モード選択部により前記温冷モードが選択された状態において、前記所定の周期内で前記加熱部を通電する通電時間を3秒以下とするとともに、前記加熱部に入力する電力と前記通電時間との積が1000W・s以上となるように制御する第1の通電制御モードを有しており、
    前記第1の送風制御モードが動作しているときに、前記第1の通電制御モードを動作させるようにしたことを特徴とする加熱送風装置。
  2. 前記ハウジング内に設けられて荷電粒子を生成する荷電粒子生成部と、
    前記荷電粒子生成部で生成される荷電粒子の生成量を制御する荷電粒子生成量制御部と、
    をさらに備え、
    前記荷電粒子生成量制御部は、第1の荷電粒子生成量制御モードと、生成される荷電粒子の量が、前記第1の荷電粒子生成量制御モードで生成される荷電粒子の量よりも多い第2の荷電粒子生成量制御モードと、を有しており、
    前記第1の通電制御モードを動作させた状態において、前記第1の荷電粒子生成量制御モードと前記第2の荷電粒子生成量制御モードとが動作しており、
    前記加熱部を通電する時間の全部の時間で前記第2の荷電粒子生成量制御モードが作動しており、前記加熱部が通電されていない時間の全部の時間で前記第1の荷電粒子生成量制御モードが作動していることを特徴とする請求項1に記載の加熱送風装置。
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