JP5147659B2 - ヘアドライヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ヘアドライヤに関する。
従来のヘアドライヤとして、イオンを発生するイオン発生部と金属微粒子を生成する金属微粒子生成部とを備えたものが知られている(特許文献1)。イオン発生部および金属微粒子生成部は、それらが有する一対の電極間に電圧印加回路によって高電圧が印加されることによってイオンや金属微粒子を発生すようになっている。このような電圧印加回路は、イオン発生部に対して一つと金属微粒子生成部に対して一つ設けられている。
特開2008−23063号公報
このような従来のヘアドライヤでは、2つの電圧印加回路が、互いの電界による影響を受けることによって規定の電圧をイオン発生部や金属微粒子生成部に印加することができず、イオン発生部が発生するイオンの量や金属微粒子生成部が生成する金属微粒子の量が低下する虞がある。
そこで、本発明は、イオン発生部のイオン発生量や金属微粒子生成部の金属微粒子生成量が低下することを抑制することができるヘアドライヤを提供することを目的とする。
本発明の第の態様は、両端が開口された筒体と、この筒体の一端から前記筒体内に吸い込んだ空気を前記筒体の他端から送風するファンと、前記筒体を有する本体部と、前記本体部に結合され、把持可能な把持部と、を備えるヘアドライヤにおいて、前記筒体の外側に配置された第一電圧印加回路と、前記筒体の外側に配置された第二電圧印加回路と、前記第一電圧印加回路によって電圧を印加されることによりイオンを発生するイオン発生部と、前記第二電圧印加回路によって電圧を印加されることにより金属微粒子を生成する金属微粒子生成部と、を備え、前記第一電圧印加回路と前記第二電圧印加回路とが前記筒体を挟んで互いに反対側に配置され、前記第一電圧印加回路は、前記筒体における前記把持部側と前記把持部側の反対側とのうちの一方に配置され、前記第二電圧印加回路は、前記筒体における前記把持部側と前記把持部側の反対側とのうちの他方に配置されて、前記第一電圧印加回路と前記筒体と前記第二電圧印加回路とが、上下方向に並んだ状態で直線上に配置されていることを特徴とする。
本発明の第の態様は、前記第1の態様のヘアドライヤにおいて、複数の分割体が継ぎ合わされて構成されて前記第一電圧印加回路および前記第二電圧印加回路を支持するケースを備え、前記第一電圧印加回路を支持する前記分割体と前記第二電圧印加回路を支持する前記分割体とは、異なることを特徴とする。
本発明の第の態様は、前記第1または第2の態様のヘアドライヤにおいて、前記把持部に配置されたチャージ部を備え、前記イオンおよび前記金属微粒子は、同じ極性を有し、前記チャージ部は、前記イオンおよび前記金属微粒子が人体の表面に継続して誘引/吸着されるように人体の表面電位を保持するためのものであることを特徴とする。
本発明の第の態様は、前記第1〜第3のいずれか一つの態様のヘアドライヤにおいて、前記筒体および前記ファンを有する送風部と、前記筒体に吸い込まれる空気を濾過するフィルタユニットと、前記フィルタユニットを前記送風部に対して着脱自在に係止する一対の係止部と、を備え、前記筒体の軸心線に沿って見て、前記一対の係止部が前記筒体を挟んで左右方向に並ぶ位置に配置されていることを特徴とする。
本発明の前記第1の態様によれば、第一電圧印加回路と第二電圧印加回路とが筒体を挟んで互いに反対側に配置されていることにより、第一電圧印加回路と第二電圧印加回路と相互干渉の発生を抑制することができるので、イオン発生部のイオン発生量や金属微粒子生成部の金属微粒子生成量が低下することを抑制することができる。
また、第一電圧印加回路が、筒体における把持部側と把持部側の反対側とのうちの一方に配置され、第二電圧印加回路が、筒体における把持部側と把持部側の反対側とのうちの他方に配置されて、前記第一電圧印加回路と前記筒体と前記第二電圧印加回路とが、上下方向に並んだ状態で直線上に配置されていることにより、使用者が把持部を持ったときに、第一電圧印加回路および第二電圧印加回路に作用する重力による回転モーメント(のモーメントアーム)を小さくして、使用者の手に作用する負荷を小さくすることができる。
本発明の第の態様によれば、第一電圧印加回路を支持するケースの分割体と第二電圧印加回路を支持するケースの分割体とが異なることにより、それぞれの電圧印加回路の電界の影響によって分割体が帯電しても、その電荷の移動を分割体の継ぎ目で抑制することができるので、イオン発生部のイオン発生量や金属微粒子生成部の金属微粒子生成量が低下することを抑制することができる。
本発明の第の態様によれば、把持部にチャージ部が配置されていることにより、ヘアドライヤの重量バランスを良くしてヘアドライヤを持ちやすくすることができる。
本発明の第の態様によれば、筒体の軸心線に沿って見て、一対の係止部が筒体を挟んで左右方向に並ぶ位置に配置されていることにより、筒体回りの第一電圧印加回路および第二電圧印加回路の間のスペースを有効利用してヘアドライヤの小型化を図ることができる。
以下、本発明の好適な一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかるヘアドライヤの断面図、図2は、ヘアドライヤを送風口側から見た正面図、図3は、ヘアドライヤの本体部内で金属微粒子生成部とミスト生成部が設けられる部分を拡大して示す平面図、図4は、図1のIV−IV線断面図、図5は、本実施形態にかかるフィルタユニットを示す分解斜視図、図6は、図1のVI−VI線断面図、図7は、図1のVII−VII線断面図、図8は、本実施形態の変形例にかかるヘアドライヤを示す断面図、図9は、本実施形態にかかるミスト生成部のイオン発生特性図、図10は、本実施形態にかかる比較例のミスト生成部のイオン発生特性図である。
本実施形態にかかるヘアドライヤ1は、使用者が把持可能な把持部1aと、把持部1aと交差する方向に結合された本体部1bとを備えており、使用時には把持部1aと本体部1bとで略T字状あるいは略L字状(本実施形態では略T字状)の外観を呈するように構成されている。把持部1aの突出端部からは、電源コード2が引き出されている。また、把持部1aは、本体部1b側に位置する根元部1cと先端部1dとに分割されており、これら根元部1cと先端部1dとが、連結部1eを介して回動可能に連結されている。先端部1dは、本体部1bに沿う位置まで折り畳むことができるようになっている。
ヘアドライヤ1の外壁をなすケース3は、複数の分割体3f,3gを継ぎ合わせて構成されている。ケース3の内部には空洞が形成されており、この空洞内に、各種電気部品が収容されている。
本体部1bの内部には、その長手方向(図1の左右方向)の一方側(右側)の入口開口4aから、送風口4bに至る風洞4が形成されており、この風洞4内に収容されたファン5を回転させることによって空気流Wが形成される。すなわち、空気(空気流W)は、外部から入口開口4aを介して風洞4内に流入し、当該風洞4内を通って送風口4bから外部に送出される。
また、本体部1bにおいて、ケース3の外筒3aの内部には、両端が開口された略円筒状の筒体としての内筒6が設けられており、空気流Wはこの内筒6の内側を流れるようになっている。内筒6の内側では、最も上流側にファン5が配置され、その下流側にファン5を駆動するモータ7が配置され、モータ7のさらに下流側に加熱機構としてのヒータ8が配置されている。ファン5は、モータ7によって駆動されることで、内筒6の一端から内筒6内に吸い込んだ空気を内筒6の他端から送風し、空気流Wが送風口4bから送出される。このとき、ヒータ8を作動させると、送風口4bから温風が吹き出されることになる。この内筒6は、ファン5および外筒3aとともに送風部25を構成している。
なお、本実施形態では、ヒータ8は、帯状かつ波板状の電気抵抗体を内筒6の内周に沿って巻回して配置したものとして構成されているが、かかる構成には限定されない。
そして、本体部1b内で、ケース3と内筒6との間に形成された空洞9に、金属微粒子生成部10や、イオン発生部としてのミスト生成部11、ミスト生成部11に電圧を印加する第一電圧印加回路12等が収容されている。即ち、ケース3内に金属微粒子生成部10およびミスト生成部11が収容されている。また、把持部1aの根元部1c内の空洞13には、金属微粒子生成部10に電圧を印加する第二電圧印加回路14や、動作モードの切り換え等を行うスイッチ部15が収容されている。さらに、把持部1aの先端部1d内の空洞には、電源のONとOFFとの切り換えや動作モードの切り換え等を行う別のスイッチ部16が収容されている。これら電気部品同士は、金属導体等からなる芯線を絶縁性樹脂等で被覆したリード線17によって接続されている。なお、スイッチ部15,16は、ケース3の表面に露出した操作子18,19を操作することで、内部接点の開閉状態を切り換えることができるように構成されている。
第一電圧印加回路12および第二電圧印加回路14は、図1および図4に示すように、内筒6の外側に配置するとともに、これら第一電圧印加回路12および第二電圧印加回路14は、内筒6を挟んで互いに反対側に配置してある。より具体的には、第一電圧印加回路12を内筒6における把持部1a側の反対側に配置し、第二電圧印加回路14を内筒6における把持部1a側に配置してある。このとき、第一電圧印加回路12と内筒6と第二電圧印加回路14とを直線上に配置してある。このような第一電圧印加回路12および第二電圧印加回路14の位置関係は、内筒6の軸心線yへの第一電圧印加回路12の中心を通る第一垂線x1と、筒体6の軸心線yへの第二電圧印加回路14の中心を通る第二垂線x2との内筒6の軸心線周りでの角度zが80度〜280度の範囲内となっている。
これら第一電圧印加回路12および第二電圧印加回路14は、ケース3等によって支持されている。具体的には、第一電圧印加回路12は、分割体3fと内筒6に一体形成された支持部材23とによって支持している一方、第二電圧印加回路14は、支持部材24を介して分割体3gによって支持してある。即ち、本実施形態では、第一電圧印加回路12を支持する分割体3fと第二電圧印加回路14を支持する分割体3gとを、異ならせている。
内筒6は、筒状部6aと、筒状部6aから径方向外側に向けて伸びて周方向に分散して配置された複数の支持リブ6b(図1では一箇所のみ図示)と、支持リブ6bを介して筒状部6aに接続され当該筒状部6aの軸方向と略直交する方向に張り出すフランジ部6cと、を有している。筒状部6aとフランジ部6cとの間には間隙g1が形成されており、この間隙g1を介して空洞9内に空気流Wの一部が分岐されて流入し、分岐流Wpが形成されている。なお、分岐流Wpの空洞9内への導入口となる間隙g1は、ファン5の下流でありかつヒータ8の上流側となる位置に設けられている。したがって、分岐流Wpは、ヒータ8によって加熱される前の、比較的冷たい空気流となる。
また、図3に示すように、金属微粒子生成部10に繋がるリード線17aと、ミスト生成部11に繋がるリード線17bとは、相互に交叉させることなく極力離間させて配索するのが好適である。リード線17a,17bを流れる電流の相互干渉によって、金属微粒子生成部10あるいはミスト生成部11で所望の電圧が得られなくなったり、電圧が不安定になったりするのを抑制するためである。本実施形態では、金属微粒子生成部10をミスト生成部11に対して内筒6の周方向一方側(図3では上側)に離間して配置するとともに、リード線17aを内筒6と外筒3aとの間で金属微粒子生成部10に対して内筒6の周方向一方側となる領域に配索し、かつ、リード線17bを内筒6と外筒3aとの間でミスト生成部11に対して内筒6の周方向他方側(図3では下側)となる領域に配索している。
ケース3には、図2に示すように、空洞9の送風口4b側となる位置に、楕円形の貫通孔3bが形成されており、この貫通孔3bを絶縁性の合成樹脂材料からなるカバー20で塞いである。カバー20には、排出口としての金属微粒子排出口20aと同じく排出口としてのミスト排出口20bとが形成されている。カバー20は、金属微粒子あるいはミストによる帯電を抑制するため、ケース3よりも導電性を低くするのが好適である。カバー20が帯電すると、その電荷によって、金属微粒子生成部10やミスト生成部11から電荷を帯びた金属微粒子やミストが放出されにくくなるからである。なお、この部分では、カバー20がヘアドライヤ1の外壁を成している。
金属微粒子生成部10は、導電性を有する金属材料によって形成される放電極10aおよびグラウンド電極10bを有しており、これら放電極10aとグラウンド電極10bとの間に第二電圧印加回路14によって高電圧を印加して放電(コロナ放電等)を生じさせ、その放電作用によって放電極10aやグラウンド電極10b等から金属微粒子(金属の分子やイオン等)を放出させるものである。金属微粒子生成部10で生成された金属微粒子(金属の分子やイオン等)は、金属微粒子排出口20aからヘアドライヤ1の外部へ放出される。
この金属微粒子生成部10は、箱状の筐体10cを備えており、放電極10aは、筐体10c内で、当該筐体10cに固定された基台部(例えばプリント基板等、図示せず)に、例えばはんだ付けやかしめ等によって固定されている。
放電極10aは、極細の線材として構成することができ、その幅(直径)を、10〜400[μm](好適には30〜300[μm]、より一層好適には50〜200[μm])に設定することができる。その場合、断面形状としては、円形、楕円形、多角形形状等、各種採用することができる。なお、放電極10aは、尖端を有する針状に形成してもよい。
グラウンド電極10bは、例えば、放電極10aの先端側に離間させて当該放電極10aの延伸方向と略直交して配置される環状かつ板状の部材として設けることができる。
また、放電極10aは、例えば、遷移金属(例えば、金、銀、銅、白金、亜鉛、チタン、ロジウム、パラジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウム等)の単体、合金、あるいは遷移金属をメッキ処理した部材等として構成することができる。金属微粒子生成部10で生成され放出された金属の微粒子に、金や、銀、銅、亜鉛等が含まれている場合、当該金属の微粒子によって抗菌作用を生じさせることができる。また、金属の微粒子に、白金、亜鉛、チタン等が含まれている場合、当該金属の微粒子によって抗酸化作用を生じさせることができる。なお、白金の微粒子は、抗酸化作用が極めて高いことが判明している。なお、金属微粒子の放出をさせない部分(例えばグラウンド電極10b等)は、ステンレススチールや、タングステン等を用いて構成することができる。
また、金属微粒子生成部10は、放電作用によってイオン(例えばマイナスイオン、例えばNO 、NO 等)を生じさせ、このイオンを、放電極10aや、グラウンド電極10b、他の金属材料や金属成分を含む部材等に衝突させることで、金属微粒子を生成するものであってもよい。すなわち、グラウンド電極10bや上記他の部材を、上記遷移金属を含む材料によって構成し、これらから金属微粒子を放出させるようにしてもよい。
ミスト生成部11は、導電性を有する金属材料によって形成される放電極11aおよびグラウンド電極11bを有しており、これら放電極11aとグラウンド電極11bとの間に第一電圧印加回路12によって高電圧を印加することで放電(コロナ放電等)を生じさせるものである。具体的には、例えば、放電極11aは針状に形成し、グラウンド電極11bは放電極11aの先端側に離間配置した環状かつ板状の部材として形成することができる。また、ミスト生成部11は、冷却機構としてのペルチェ素子(図示せず)および熱伝導性を有する部材(例えば金属部材等)からなる冷却板11cとを含んでおり、ペルチェ素子によって冷却された冷却板11cの表面に空気中の水分を結露させ、結露水を生じるようになっている。かかる構成では、供給された水、すなわち結露水が、放電作用によって微粒化され、ナノメータサイズの非常に細かいミスト(マイナスイオンを含むマイナスに帯電されたミスト)が生成される。このミスト生成部11で生成されたミストは、ミスト排出口20bからヘアドライヤ1の外部へ放出される。本実施形態では、ペルチェ素子および冷却板11cが水供給部に相当する。
ここで、ミスト生成部としては、水を加熱してスチームを発生させるスチーム発生機構を搭載してもよいし、金属微粒子生成部としては、金属の溶液を霧化して金属微粒子を生成する金属溶液霧化機構を搭載してもよい。
また、本実施形態では、図2に示すように、金属微粒子排出口20aを、ミスト排出口20bより小さく形成してある。すなわち、ミスト排出口20bを介してのミスト生成部11のメンテナンスや状態の確認等をより容易に行わせるとともに、金属微粒子排出口20aを介しての手指や、異物等の誤進入を抑制してある。
さらに、本実施形態にかかるヘアドライヤ1は、図1ないし図3に示すように、イオン発生部である金属微粒子生成部10およびミスト生成部11を照明する照明部21を備えている。この照明部21によって、金属微粒子生成部10およびミスト生成部11に対する掃除等のメンテナンスの作業効率の向上を図っている。
照明部21は、並設された金属微粒子生成部10およびミスト生成部11の中間に配置されて、金属微粒子生成部10およびミスト生成部11に対して等距離に配置されている。別の言い方をすると、照明部21は、金属微粒子生成部10およびミスト生成部11の中間位置に位置する仮想中立面上に位置している。この照明部21は、金属微粒子生成部10およびミスト生成部11を同時に照明するようにようになっている。照明部21は、金属微粒子生成部10の放電極10aおよびグラウンド電極10bと、ミスト生成部11の放電極11aおよびグラウンド電極11bとの近傍に位置しており、それらの各電極を特に明るく照明するようになっている。また、この照明部21は、金属微粒子生成部10およびミスト生成部11とともに、それら金属微粒子生成部10およびミスト生成部11の周囲も照明するようになっている。
具体的には、照明部21は、空洞9内に配置され光を発光する光源21aと、透過性を有し光源21aの光を導光する導光部材21bと、を有している。導光部材21bは、例えば、ポリカーボネートやアクリル等の合成樹脂材料やガラス等によって板状に形成されている。図2に示すように、カバー20の、金属微粒子排出口20aとミスト排出口20bとの間には、縦長の長円状の孔20cが形成されており、導光部材21bの光源21aと反対側の出射端部21cが、この孔20cに嵌挿されて、カバー20の外に露出している。したがって、光源21aの光は導光部材21bによって導光され、出射端部21cからカバー20の外に出射される。このとき、導光部材21bは、送風口4bの空気の送出方向に光源21aの光を出射する。即ち、導光部材21bは、光源21aの光を当該ヘアドライヤ1の外部へ出射するようになっている。別の言い方をすると、導光部材21bは、金属微粒子生成部10およびミスト生成部11とは別の被照明対象として当該ヘアドライヤ1の外部空間に光源21aの光を出射するようになっている。かかる構成では、ヘアドライヤ1の使用時には、出射端部21cが使用者の頭部に対向して配置されることになる。
光源21aは、発光可能な色を複数有しており、複数の色のうち選択部としてのスイッチ部23(図2)によって選択された色を発光するようになっている。具体的には、光源21aは、複数のLED(発光ダイオード)を有しており、発光させるLEDの組み合わせに応じて種々の色を選択的に照射することができるようになっている。例えば、複数のLEDとしては、色の三原色(赤、緑、青)のうちの赤色を発光する赤色LED、緑色を発光する緑色LED、青色を発光する青色LEDである。この場合、光源21aは、赤色LEDだけを発光させることで赤色を発光し、緑色LEDだけを発光させることで緑色を発光し、青色LEDだけを発光させることで青色を発光する。また、赤色LED、緑色LED、青色LEDから出射された光の混合によって任意の色を発光させることができる。
スイッチ部21は、図2に示すように、本体部1bにおいて把持部1aに近接する位置に設けられている。スイッチ部23は、照明部21を制御する回路を有するとともに、リード線によって照明部21に接続されている。このスイッチ部23は、使用者による操作が可能にケース3の表面に露出した操作子23aを有しており、操作子23aを操作することことで内部接点の開閉状態を切り換えることができるように構成されている。スイッチ部23は、操作子23aの位置に応じて、光源21aの点灯と消灯との切り替えおよび発光色の切り替えを行う。
ここで、照明部21からの光によって、人体に所定の効果を与えることが可能である。例えば、光源21aとして波長415[nm]の高輝度LEDを用いた場合には、当該光源21aから出射される青色光により、細菌の破壊による殺菌効果や、毛孔の縮小や皮脂の分泌低下等によるざ瘡(にきび)の予防効果などが得られることが確認されている。また、光源21aとして波長630[nm]程度の高輝度LEDを用いた場合には、当該光源21aから出射される赤色光により、血行促進、血管新生による新陳代謝の活性、コラーゲンやエラスチンの生成を促進するなどの効果が得られることが確認されている。さらに、赤色光の照射回数を重ねた場合には、小じわ、しみ、くすみ、開大毛孔などの光老化皮膚やざ瘡後の瘢痕の改善に有効であることが確認されている。なお、これらの効果は、人によって異なるものとなる。
この照明部21は、ヘアドライヤ1の動作モードの表示手段として利用することができる。例えば、ヒータ8を使用していて温風が吹き出されている状態では赤色、ヒータ8を使用せず冷風が吹き出されている状態では緑色、金属微粒子生成部10が稼動していて金属微粒子が放出されている状態では黄色、ミスト生成部11が稼動していてミストが放出されている状態では青色、など、動作状態に応じて色を変化させるようにすることができる。この場合、例えば第一電圧印加回路12等と同じ基板上に実装された制御回路(図示せず)が各部の動作状態に応じて光源21aの発光を制御することができる。なお、制御回路によって光源21aを点滅させたり、その点滅間隔を制御したり、発光強度を変化させたりすることも可能であり、これら発光形態を、種々の動作モードに対応づけて設定することも可能である。
また、ヘアドライヤ1は、図1および図2に示すように、第二照明部24を備えている。第二照明部24は、送風口4bを縦断するように送風口4bに配置されており、光をヘアドライヤ1の手前の前方へ向けて照射するようになっている。したがって、使用者の頭部に対してヘアドライヤ1が使用された時には、第二照明部24は、使用者の頭部に向けて光を照射する。この第二照明部24の光源は、例えばLEDなどである。
また、ヘアドライヤ1は、図1に示すように、内筒6に吸い込まれる空気を濾過するフィルタユニット26を備えている。フィルタユニット26は、入口開口4aを覆う位置で送風部25の上流側端部に着脱自在に装着されている。
フィルタユニット26は、図5に示すように、第一フィルタ26aと、第二フィルタ26bと、これら第一フィルタ26aおよび第二フィルタ26bを支持する枠体26cと、を備えている。枠体26cと第一フィルタ26aとの間に第二フィルタ26bが位置した状態で枠体26cに第一フィルタ26aが係止されており、かかる構造によって第二フィルタ26bが枠体26cと第一フィルタ26aとによって挟持されている。
このフィルタユニット26は、図5〜図7に示すように、左右一対の係止部28によって、送風部25に対して着脱自在に係止されている。各係止部28は、枠体26cに設けられた爪部26eと、送風部25に設けられた弾性部材27とを有して構成されている。爪部26eには凹部26fが設けられる一方、弾性部材27には凸部27aが設けられている。弾性部材27は、内筒6に対して固定されている。かかる構造では、フィルタユニット26を、送風部25の上流側端部にその上流側から押し込むことよって、弾性部材27が爪部26eに押されて弾性変形し、最終的に爪部26eの凹部26fに弾性部材27の凸部27aが係止する。このフィルタユニット26を取り外す場合には、送風部25の上流側端部の上流側へフィルタユニット26を引き抜くことによって、弾性部材27の弾性変形が変形し、最終的に爪部26eの凹部26fと弾性部材27の凸部27aとの係止が解除される。
この一対の係止部28は、第一電圧印加回路12および第二電圧印加回路14が上下方向に並んだ状態で筒体6の軸心線yに沿って見て(図7)、筒体6を挟んで左右方向に並ぶ位置に配置されている。
また、ヘアドライヤ1は、図1に示すように、使用者の帯電によってミスト生成部11からのミスト(イオン)の放出や金属微粒子生成部14からの金属微粒子の放出が阻害されるのを抑制するため、把持部1aにチャージ部29を備えている。チャージ部29は、第三電圧印加回路と絶縁物(成型品)1fとを有し、第三電圧印加回路によって絶縁物1fに電圧を印加することで絶縁物1fを帯電させる。ここで、ミスト生成部11が発生するイオンおよび金属微粒子生成部14が生成する金属微粒子は、同じ極性(例えば、マイナス)を有しているが、このチャージ部29は、ミスト生成部11が発生するイオンおよび金属微粒子生成部14が生成する金属微粒子とは逆の極性(例えば、プラス)を有する電圧を発生する。使用者が把持部1aを把持し同時に絶縁物1fを把持することで、チャージ部29は、ミスト生成部11から放出されるイオンおよび金属微粒子生成部14から放出される金属微粒子が人体(使用者)の表面に継続して誘引/吸着されるように人体の表面電位を保持する。即ち、チャージ部29は、電位保持手段である。
上述したように、本実施形態にかかるヘアドライヤ1は、金属微粒子生成部10およびミスト生成部11を同じ空洞9内に収容しているのであるが、ミスト生成部11で生じたミストが金属微粒子生成部10に到達すると、金属微粒子生成部10が帯電して電圧や電界が変化して金属微粒子の生成が不安定化したり、金属微粒子生成部10の金属部分が水分によって腐食したりする虞がある。
そこで、本実施形態では、金属微粒子生成部10を、ミスト生成部11で生成されたミストが通過するミスト通過領域Amiから外して配置してある。具体的には、図3に示すように、金属微粒子生成部10を、ミスト生成部11に対して、ミスト通過領域Amiでミストが通過する方向Dpと略直交する方向Dnに、離間して配置してある。ミストは、ミスト生成部11から方向Dpに向けて流出するため、ミスト生成部11に対して当該方向Dpと直交する方向Dnに配置される金属微粒子生成部10には到達し難くなる。したがって、かかる構成により、金属微粒子生成部10は、ミスト生成部11から流出したミストによる影響を受け難くなる。
また、本実施形態では、空洞9内では、金属微粒子生成部10を、金属微粒子排出口20aに比較的近い位置で、当該金属微粒子排出口20aに対向させて配置し、ミスト生成部11を、ミスト排出口20bに比較的近い位置で、当該ミスト排出口20bに対向させて配置している。さらに、ミスト生成部11とカバー20との距離D1を、ミスト生成部11と金属微粒子生成部10との距離D2より短くしてある。さらに、空洞9内では、間隙g1から流入した分岐流Wpは、金属微粒子排出口20aおよびミスト排出口20bから外部に排出される。
したがって、本実施形態では、金属微粒子生成部10で生成された金属微粒子は、比較的スムーズに金属微粒子排出口20aから排出されるとともに、ミスト生成部11で生成されたミストは、比較的スムーズにミスト排出口20bから排出される。すなわち、金属微粒子生成部10で生成された金属微粒子はミスト生成部11側には流れにくく、かつミスト生成部11で生成されたミストは金属微粒子生成部10側には流れにくい構成となっている。なお、分岐流Wpは、金属微粒子およびミストの排出に貢献しているが、分岐流Wpが無い場合でも、金属微粒子およびミストは対応する排出口20a,20bから排出される。
さらに、本実施形態では、空洞9内に遮蔽壁を設けることで、ミストが金属微粒子生成部10に到達するのをより一層確実に抑制している。本実施形態では、導光部材21bと、金属微粒子生成部10を内筒6に取り付ける取付部材6dとを、遮蔽壁として利用している。
導光部材21bは、板状に形成され、その厚み方向が内筒6の周方向に沿う姿勢で、金属微粒子生成部10の放出端部側(図3の左側)とミスト生成部11の放出端部側との間に配置されており、空洞9内で、金属微粒子通過領域(すなわち金属微粒子生成部10に対して図3の左側の領域)Ame側と、ミスト通過領域(すなわちミスト生成部11に対して図3の左側の領域)Ami側とを区画する遮蔽壁となっている。
取付部材6dは、内筒6の筒状部6aから径外方向に向けて突設されており、金属微粒子生成部10を内筒6に取り付ける部材である。そして、金属微粒子生成部10側から金属微粒子排出口20a側に向けて延びる遮蔽壁部6eを有している。この遮蔽壁部6eは、取付部材6dに設けられているため必然的に金属微粒子生成部10に近接して配置されることとなり、比較的小さな構成でミストが金属微粒子生成部10側に到達するのを効率よく抑制することができる。
また、取付部材6dの遮蔽壁部6eとカバー20との間には間隙g2を設け、カバー20に滞留した電荷が遮蔽壁部6eを介して金属微粒子生成部10側へ到来して金属微粒子生成部10における金属微粒子の生成を阻害するのを抑制してある。なお、間隙g2を設けるのに替えて、取付部材6dとカバー20との間に導電性の低いあるいは絶縁性の部材を介在させてもよい。
そして、遮蔽壁として機能するこれら導光部材21bおよび取付部材6dは、図3に示すように、空洞9内で並列にミストが通過する方向Dpと略平行に配置されて、二重の遮蔽壁となっており、ミストが金属微粒子生成部10に到達するのをより一層効果的に抑制してある。
以上、説明したように、本実施形態では、第一電圧印加回路12と第二電圧印加回路14とが筒体である内筒6を挟んで互いに反対側に配置されていることにより、第一電圧印加回路12と第二電圧印加回路14との相互干渉の発生を抑制することができるので、第一電圧印加回路12による印加電圧および第二電圧印加回路14による印加電圧の低下や不安定化を抑制でき、よって、ミスト生成部11のイオン発生量や金属微粒子生成部10の金属微粒子生成量が低下することを抑制することができる。
また、第一電圧印加回路12が、内筒6における把持部1a側の反対側に配置され、第二電圧印加回路14が、内筒6における把持部1a側に配置されていることにより、使用者が把持部1aを持ったときに、第一電圧印加回路12および第二電圧印加回路14に作用する重力による回転モーメント(のモーメントアーム)を小さくして、使用者の手に作用する負荷を小さくすることができる。
また、第一電圧印加回路12と内筒6と第二電圧印加回路14とが、直線上に配置されていることにより、第一電圧印加回路12および第二電圧印加回路14に作用する重力による回転モーメント(のモーメントアーム)をより小さくして、使用者の手に作用する負荷をより小さくすることができる。
また、第一電圧印加回路12を支持するケース3の分割体3fと第二電圧印加回路14を支持するケース3の分割体3gとが異なることにより、それぞれの電圧印加回路12,14の電界の影響によって分割体3f,3gが帯電しても、その電荷の移動を分割体3f,3gの継ぎ目で抑制することができるので、イオン発生部11のイオン発生量や金属微粒子生成部10の金属微粒子生成量が低下することを抑制することができる。
また、把持部1aにチャージ部29が配置されていることにより、ヘアドライヤ1の重量バランスを良くしてヘアドライヤ1を持ちやすくすることができる。
また、第一電圧印加回路12および第二電圧印加回路14が上下方向に並んだ状態で内筒6の軸心線yに沿って見て、一対の係止部28が内筒6を挟んで左右方向に並ぶ位置に配置されていることにより、ヘアドライヤ1の重量バランスを良くしてヘアドライヤ1を持ちやすくすることができるとともに、内筒6回りの第一電圧印加回路12および第二電圧印加回路14の間のスペースを有効利用してヘアドライヤ1の小型化を図ることができる。
ここで、本発明者らの研究によって、内筒6の軸心線yへの第一電圧印加回路12の中心を通る第一垂線x1と、内筒6の軸心線yへの第二電圧印加回路14の中心を通る第二垂線x2との内筒6の軸心線周りでの角度zが80度〜280度の範囲内であれば、イオン発生部であるミスト生成部11のイオン発生量や金属微粒子生成部10の金属微粒子生成量が低下することを抑制することができることが判明した。つまり、図8に示す変形例のヘアドライヤ1Aのように、第一垂線x1と第二垂線x2との内筒6の軸心線周りでの角度zが80度〜280度の範囲内であれば、第一電圧印加回路12と第二電圧印加回路14とが内筒6を挟んで互いに反対側に配置されていなくても良いことが判明した。具体的には、角度zが80度,90度の場合には、イオンが規定の発生量以上で安定的に発生する一方、角度zが70度の場合には、イオン発生量が規定の発生量以下を下回った。ここで、イオン発生量の規定の発生量とは、使用者が髪へのイオンによる効果を感じられるイオンの発生量である。また、イオンが規定の発生量以上で安定的に発生するとは、図9において線a,b,cで示すように、規定の発生量I以上でイオンが発生することであり、その値が上下していても良い。これに対して、イオン発生量が規定の発生量I以下を下回るとは、図10に線d,e,fで示すように、常にイオン発生量が規定の発生量Iを下回る場合の他に、規定の発生量Iを越えたり下回ったりする場合も含む。なお、角度zは、第一垂線x1と第二垂線x2との間の2つの角度のうちのどちらであっても良い。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、金属微粒子生成部およびイオン発生部であるミスト生成部の配置は、上記実施形態および変形例のものと逆転しても良い。また、ミスト生成部の取付部材に遮蔽壁部を一体化させてもよい。また、排出口をケースと別体のカバーに設けることは必須ではなく、排出口をケースに設けてもよい。さらに、外壁と遮蔽壁との間に間隙を形成するのに替えて、それらの間に絶縁部材を介在させてもよい。また、照明部の光源はLEDに限ることなく、例えば電球などであっても良い。また、照明部は、1つに限ることなく複数設けても良い。
本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤの断面図である。 本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤを送風口側から見た正面図である。 本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤの本体部内で金属微粒子生成部とミスト生成部が設けられる部分を拡大して示す平面図である。 図1のIV−IV線断面図である。 本発明の一実施形態にかかるフィルタユニットを示す分解斜視図である。 図1のVI−VI線断面図である。 図1のVII−VII線断面図である。 本発明の一実施形態の変形例にかかるヘアドライヤを示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかるミスト生成部のイオン発生特性図である。 本発明の一実施形態にかかる比較例のミスト生成部のイオン発生特性図である。
符号の説明
1,1A ヘアドライヤ
1a 把持部
1b 本体部
3 ケース
3f,3g 分割体
5 ファン
6 内筒(筒体)
10 金属微粒子生成部
11 ミスト生成部(イオン発生部)
12 第一電圧印加回路
14 第二電圧印加回路
25 送風部
26 フィルタユニット
27 係止部
29 チャージ部
x1 第一垂線
x2 第二垂線
y 軸心線
z 角度

Claims (4)

  1. 両端が開口された筒体と、この筒体の一端から前記筒体内に吸い込んだ空気を前記筒体の他端から送風するファンと、前記筒体を有する本体部と、前記本体部に結合され、把持可能な把持部と、を備えるヘアドライヤにおいて、
    前記筒体の外側に配置された第一電圧印加回路と、前記筒体の外側に配置された第二電圧印加回路と、前記第一電圧印加回路によって電圧を印加されることによりイオンを発生するイオン発生部と、前記第二電圧印加回路によって電圧を印加されることにより金属微粒子を生成する金属微粒子生成部と、を備え、
    前記第一電圧印加回路と前記第二電圧印加回路とが前記筒体を挟んで互いに反対側に配置され
    前記第一電圧印加回路は、前記筒体における前記把持部側と前記把持部側の反対側とのうちの一方に配置され、前記第二電圧印加回路は、前記筒体における前記把持部側と前記把持部側の反対側とのうちの他方に配置されて、
    前記第一電圧印加回路と前記筒体と前記第二電圧印加回路とが、上下方向に並んだ状態で直線上に配置されていることを特徴とするヘアドライヤ。
  2. 複数の分割体が継ぎ合わされて構成されて前記第一電圧印加回路および前記第二電圧印加回路を支持するケースを備え、
    前記第一電圧印加回路を支持する前記分割体と前記第二電圧印加回路を支持する前記分割体とは、異なることを特徴とする請求項1に記載のヘアドライヤ。
  3. 前記把持部に配置されたチャージ部を備え、
    前記イオンおよび前記金属微粒子は、同じ極性を有し、
    前記チャージ部は、前記イオンおよび前記金属微粒子が人体の表面に継続して
    誘引/吸着されるように人体の表面電位を保持するためのものであることを特徴とする請求項1または2に記載のヘアドライヤ。
  4. 前記筒体および前記ファンを有する送風部と、
    前記筒体に吸い込まれる空気を濾過するフィルタユニットと、
    前記フィルタユニットを前記送風部に対して着脱自在に係止する一対の係止部と、
    を備え、
    記筒体の軸心線に沿って見て、前記一対の係止部が前記筒体を挟んで左右方向に並ぶ位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のヘアドライヤ。
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