JP6819171B2 - 画像形成システム及び制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成システム及び制御プログラムに関する。
従来、画像形成装置により画像が形成されている用紙は、後処理装置により後処理が行われることがある。しかし、後処理装置に搬送される各用紙は、静電気に起因して互いに貼り付くことがあるため、後処理の品質が低下する恐れがある。
用紙が搬送されるとき、用紙の静電気は、ローラーニップから用紙が分離するときの剥離帯電、ローラーニップが用紙にマイクロスリップすることによる摩擦帯電、又はガイド部材への電荷移動等により発生する。剥離帯電、摩擦帯電、又は電荷移動等は、用紙が通過する温湿度環境、用紙の紙質、用紙のトナー付着量、又はガイド部材の蓄電量等により容易に変化する。また、静電気を帯びている用紙は、用紙表裏面の電位差が大きくなるにつれ、用紙間に働く引力が大きくなる。よって、用紙間の引力により用紙同士が貼り付いている状態で後処理が行われれば、後処理の品質が下がる恐れがある。例えば、用紙先後端を整える整合処理、排紙積載時に用紙の整列性を高める用紙側端整合処理等あり、静電気により整合できない程の用紙間引力が発生した場合、JAMや用紙ダメージが発生する。したがって、後処理の品質を下げないようにするためには、用紙の静電気を除電するのが望ましい。
そこで、用紙と除電部材とが接触する除電時に除電回路が形成されて静電気を接地に逃がすことにより、用紙の静電気を除電するものが各種提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
ところで、用紙に形成されている画像の読取結果をフィードバックして画像の色味等を校正するものも各種提案されている(例えば、特許文献4,5参照)。
特許第3478815号公報 特許第3584145号公報 特許第3528047号公報 特許第5482820号公報 特許第5279441号公報
例えば、用紙に形成されている画像の読取結果をフィードバックして画像の色味等を校正するために、画像形成装置と、後処理装置との間に、画像読取装置が配置されている場合がある。このような配置構成である場合、画像読取装置が配置されていない場合と比べ、用紙が画像読取装置を通過するときの通紙経路は狭くなる。よって、画像読取装置が配置されている場合、用紙は、画像読取装置内の通紙経路で接触しやすくなる。よって、用紙と画像読取装置内の通紙経路との摩擦により、さらなる静電気が生じる。したがって、画像形成装置と、後処理装置との間に、画像読取装置が配置されている場合には、特許文献1〜5に記載のような従来技術では十分に除電することができない。
つまり、特許文献1〜5に記載のような従来技術は、後処理装置の上流側に画像読取装置が配置されている場合には、用紙の静電気に起因する後処理の品質の低下を防止することができない。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、後処理装置の上流側に画像読取装置が配置されている場合であっても、用紙の静電気に起因する後処理の品質の低下を防止することができる画像形成システム及び制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成システムは、用紙に画像を形成する画像形成装置と、前記用紙に後処理を行う後処理装置と、を備える画像形成システムであって、前記用紙が通過する通紙経路と、前記後処理装置の上流側に配置され、水分及び電荷の少なくとも1つの要素を前記用紙に付与する除電装置と、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像を読み取る画像読取装置が配置されているか否かに応じて、前記除電装置により付与される前記要素の付与量を制御する制御ユニットと、を備える、ものである。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に配置自在であり、且つ前記画像を読み取る画像読取装置をさらに備え、前記制御ユニットは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されているか否かに応じて、前記付与量を制御する、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定される場合、前記付与量を通常付与量よりも増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記画像読取装置は、前記用紙を搬送する搬送部をさらに備え、前記制御ユニットは、前記通紙経路に沿って、前記搬送部により搬送される前記用紙の搬送長が長くなるにつれ、前記付与量を増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記画像形成装置のジョブ内容に基づき、前記付与量を制御する、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記ジョブ内容に関連する画像形成条件に基づき、前記付与量を決定する、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記画像形成条件の1つである前記用紙の坪量が大きくなるにつれ、前記付与量を増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記画像形成条件の1つである前記用紙に形成されている前記画像の印字率又は用紙サイズに対するトナー付着面積比が増加するにつれ、前記付与量を増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記ジョブ内容に関連する前記用紙の種類に応じて、前記付与量を決定する、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記用紙の種類がコート紙及び厚紙の少なくとも一方であると判定される場合、前記付与量を前記通常付与量よりも増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記用紙の種類が厚紙であり、且つ前記用紙の厚さが増すにつれ、前記付与量を増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記用紙の種類が薄紙であると判定される場合、又は、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていないと判定される場合、前記付与量を前記通常付与量に決定する、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に含まれている機能ユニットに応じて、前記付与量を制御する、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが水分を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する加湿ユニットである場合、前記用紙に付与する前記水分を増加させる、又は前記用紙に前記水分を付与させるときの前記用紙の搬送速度を遅延させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが電荷を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する電荷付与ユニットである場合、前記用紙に付与する前記電荷を増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、ユーザーの操作を受け付ける操作パネルをさらに備え、前記制御ユニットは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが水分を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する加湿ユニットである旨が、前記操作パネルに受け付けられる操作内容に含まれると判別される場合、前記用紙に付与する前記水分を増加させる、又は前記用紙に前記水分を付与させるときの前記用紙の搬送速度を遅延させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、ユーザーの操作を受け付ける操作パネルをさらに備え、前記制御ユニットは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが電荷を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する電荷付与ユニットである旨が、前記操作パネルに受け付けられる操作内容に含まれると判別される場合、前記用紙に付与する前記電荷を増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記用紙に前記水分を付与する付与範囲に応じて、前記付与量を制御する、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記付与範囲が、前記用紙の先端側及び後端側の少なくとも一方を含む場合、前記水分の前記付与量を前記通常付与量よりも増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記用紙の先端の通過を検知する端部検知部をさらに備え、前記制御ユニットは、前記端部検知部による前記用紙の先端の検知タイミングに基づき、前記用紙の先端側又は後端側を特定する、ことが好ましい。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記制御ユニットは、前記通紙経路と、前記用紙との摩擦帯電列の関係に基づき、前記電荷の極性を決定する、ことが好ましい。
上記目的を達成するため、本発明に係る制御プログラムは、用紙に画像を形成する画像形成装置と、前記用紙に後処理を行う後処理装置とを含む画像形成システムが備える制御ユニットにおいて実行される制御プログラムであって、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像を読み取る画像読取装置が配置されているか否かを判定する判定ステップと、判定結果に応じて、前記後処理装置の上流側に配置された除電装置による、前記用紙に対する水分及び電荷の少なくとも1つの要素の付与量を制御する付与量制御ステップと、を有する、ものである。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定される場合、前記付与量を通常付与量よりも増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記通紙経路に沿って、搬送部により搬送される前記用紙の搬送長が長くなるにつれ、前記付与量を増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記画像形成装置のジョブ内容に基づき、前記付与量を制御する、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記ジョブ内容に関連する画像形成条件に基づき、前記付与量を決定する、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記画像形成条件の1つである前記用紙の坪量が大きくなるにつれ、前記付与量を増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記画像形成条件の1つである前記用紙に形成されている前記画像の印字率又は用紙サイズに対するトナー付着面積比が増加するにつれ、前記付与量を増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記ジョブ内容に関連する前記用紙の種類に応じて、前記付与量を決定する、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記用紙の種類がコート紙及び厚紙の少なくとも一方であると判定される場合、前記付与量を前記通常付与量よりも増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記用紙の種類が厚紙であり、且つ前記用紙の厚さが増すにつれ、前記付与量を増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記用紙の種類が薄紙であると判定される場合、又は、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていないと判定される場合、前記付与量を前記通常付与量に決定する、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に含まれている機能ユニットに応じて、前記付与量を制御する、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが水分を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する加湿ユニットである場合、前記用紙に付与する前記水分を増加させる、又は前記用紙に前記水分を付与させるときの前記用紙の搬送速度を遅延させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが電荷を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する電荷付与ユニットである場合、前記用紙に付与する前記電荷を増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが水分を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する加湿ユニットである旨が、操作パネルに受け付けられる操作内容に含まれると判別される場合、前記用紙に付与する前記水分を増加させる、又は前記用紙に前記水分を付与させるときの前記用紙の搬送速度を遅延させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが電荷を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する電荷付与ユニットである旨が、操作パネルに受け付けられる操作内容に含まれると判別される場合、前記用紙に付与する前記電荷を増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記用紙に前記水分を付与する付与範囲に応じて、前記付与量を制御する、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記付与範囲が、前記用紙の先端側及び後端側の少なくとも一方を含む場合、前記水分の前記付与量を前記通常付与量よりも増加させる、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記用紙の先端の通過を検知する端部検知部による前記用紙の先端の検知タイミングに基づき、前記用紙の先端側又は後端側を特定する、ことが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、前記付与量制御ステップは、前記通紙経路と、前記用紙との摩擦帯電列の関係に基づき、前記電荷の極性を決定する、ことが好ましい。
本発明によれば、後処理装置の上流側に画像読取装置が配置されている場合であっても、用紙の静電気に起因する後処理の品質の低下を防止することができる。
本発明の実施形態1における画像形成システム1の全体構成例を示す図である。 本発明の実施形態1における画像形成装置3の構成例を示す図である。 本発明の実施形態1における画像読取装置4の構成例を示す図である。 本発明の実施形態1における電荷付与ユニット500の内部構成例を示す図である。 本発明の実施形態1における第1付与ローラー501による電荷付与例を示す図である。 本発明の実施形態1における第1付与ローラー501及び第2付与ローラー501’による電荷付与例を示す図である。 本発明の実施形態1における加湿ユニット550の内部構成例を示す図である。 本発明の実施形態1における画像読取装置4に設けられている搬送経路700の一例を示す図である。 本発明の実施形態1における摩擦帯電列を説明する図である。 本発明の実施形態1における剥離帯電及び摩擦帯電の一例を示す図である。 本発明の実施形態1における制御ユニット1000の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態1のおける制御ユニット1000の制御例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態2における制御ユニット1000の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態2における画像読取装置4の構成例を示す図である。 本発明の実施形態2における画像読取装置4の他の構成例を示す図である。 本発明の実施形態2における制御ユニット1000の制御例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態3における制御ユニット1000の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態3における制御ユニット1000の制御例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態4における制御ユニット1000の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態4における制御ユニット1000の制御例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態5における制御ユニット1000の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態5における制御ユニット1000の制御例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態6における用紙に要素を付与する付与範囲の一例を説明する図である。 本発明の実施形態6における制御ユニット1000の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態7における制御例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態7における専用制御処理の一例を説明するフローチャートである。 従来における画像形成システム1’の全体構成例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態に限られるものではない。
実施形態1.
図1は、本発明の実施形態1における画像形成システム1の全体構成例を示す図である。図1に示すように、画像形成システム1は、給紙装置2、画像形成装置3、画像読取装置4、除電装置5、後処理装置6、及び排紙装置7を備える。画像形成システム1は、通紙経路10を備える。通紙経路10は、給紙装置2、画像形成装置3、画像読取装置4、除電装置5、後処理装置6、及び排紙装置7に紙媒体Pを通過させる。
給紙装置2は、画像形成装置3に紙媒体Pを給紙する。画像形成装置3は、給紙装置2から給紙された紙媒体Pに画像を形成する。画像形成装置3は、画像が形成された紙媒体Pを出力紙P’として出力する。
画像読取装置4は、画像形成装置3から後処理装置6までの間に配置自在であり、且つ出力紙P’に形成されている画像を読み取る。画像読取装置4は、出力紙P’の読取結果に基づき、各種処理を実行する。
除電装置5は、後処理装置6の上流側に配置され、水分及び電荷の少なくとも1つの要素を出力紙P’に付与する。
後処理装置6は、穴開け等の後処理を行う。排紙装置7は、排紙トレイ8を備え、後処理装置6から搬送された紙媒体Pを排紙トレイ8に排出する。
図2は、本発明の実施形態1における画像形成装置3の構成例を示す図である。図2に示すように、画像形成装置3は、カラー複写機の一例である。画像形成装置3は、原稿Tに形成された色画像を読み取ることにより、画像情報を取得する。画像形成装置3は、取得した画像情報に基づいて色を重ね合わせることにより、色画像を形成する。画像形成装置3は、カラー複写機の外に、カラー用のプリンター若しくはファクシミリ装置、又はこれらの複合機等に適用して好適である。
画像形成装置3は、画像形成装置本体11を備える。画像形成装置本体11の上には、カラー用の画像読取部12及び自動原稿送り装置14が設けられている。画像形成装置本体11は、詳細については後述するが、制御部41、画像処理部43、画像形成部60、給紙部20、及び搬送部30を含む。
なお、画像読取部12には操作パネル19が設けられている。操作パネル19は、表示部191と、操作部192とを備え、操作部192を介してユーザーからの操作を受け付けることができると共に、操作部192の操作内容が表示部191に表示される。
自動原稿送り装置14は、画像読取部12の上に設けられている。自動原稿送り装置14は、自動給紙モード時に、1枚又は複数枚の原稿Tを自動給紙する。自動給紙モードは、自動原稿送り装置14に載置された原稿Tを給紙し、原稿Tに印刷されている画像を読み取る動作が実行される。
自動原稿送り装置14は、具体的には、原稿載置部141、ローラー142a、ローラー142b、ローラー143、ローラー144、反転部145、及び排紙皿146を備える。原稿載置部141には、1枚又は複数枚の原稿Tが載置される。原稿載置部141の下流側には、ローラー142a及びローラー142bが設けられている。ローラー142a及びローラー142bの下流側には、ローラー143が設けられている。ローラー143の外周側には、位置決め検知部81が設けられている。
自動給紙モードが選択された場合、原稿載置部141から繰り出された原稿Tは、ローラー143によりU字回転して搬送される。なお、原稿Tが原稿載置部141に載置され、且つ自動給紙モードが選択される場合、原稿Tの記録面は上に向いた状態であることが好ましい。
原稿Tは、画像読取部12により読み取られる場合、ローラー144により搬送され、排紙皿146に排紙される。なお、自動原稿送り装置14は、反転部145に原稿Tを搬送することにより、原稿Tの記録面だけでなく、原稿Tの記録面の裏面側を画像読取部12に読み取らせることができる。
位置決め検知部81は、原稿Tを検出する。位置決め検知部81は、例えば、反射型フォトセンサにより実現される。位置決め検知部81は、原稿Tが検知されると出力信号が立ち上がり、原稿Tが検知されなくなると出力信号が立ち下がり、その結果が制御部41に送信される。つまり、原稿Tが位置決め検知部81を通過している期間において、出力信号は一定値を維持する。
画像読取部12は、原稿Tに形成された色画像を読み取る。画像読取部12は、一次元のイメージセンサー128を備える。画像読取部12は、イメージセンサー128の他に、第1のプラテンガラス121、第2のプラテンガラス122、光源123、ミラー124〜126、結像光学部127、及び不図示の光学駆動部を備える。
光源123は、原稿Tに光を照射する。不図示の光学駆動部は、原稿T又はイメージセンサー128を副走査方向に相対的に移動させる。なお、イメージセンサー128を構成する複数の受光素子の配置方向を主走査方向とする。一方、主走査方向と直交する方向を副走査方向とする。
原稿Tは自動原稿送り装置14により搬送され、画像読取部12の光学系により、原稿Tの片面又は両面の画像が走査露光される。よって、原稿Tの片面又は両面の画像がイメージセンサー128に読み込まれる。イメージセンサー128は、プラテンモード時であれば、原稿Tを読み取って得たRGB表色系の画像読取信号Soutを出力する。プラテンモードは、不図示の光学駆動部が駆動することにより、第1のプラテンガラス121上に載置された原稿Tに印刷された画像を自動的に読み取る動作が実行される。
イメージセンサー128は、3ラインカラーCCD撮像装置が使用されている。イメージセンサー128は、複数の受光素子列が主走査方向に配置されて構成される。具体的には、赤(R)色、緑(G)色、及び青(B)色のそれぞれの光検出用の読取センサーは、主走査方向と直交する副走査方向の異なる位置で画素を分割し、R色、G色、及びB色のそれぞれの光情報を同時に読み取る。例えば、自動給紙モードであり、且つ原稿Tがローラー143によりU字上に反転される場合、イメージセンサー128は、原稿Tの表面を読み取り、画像読取信号Soutを出力する。画像読取信号Soutは、イメージセンサー128により光電変換されたアナログの信号である。
つまり、イメージセンサー128は、用紙に形成されている画像に照射された光の反射光等を光電変換する。イメージセンサー128は、制御部41を介して画像処理部43に接続されている。画像読取信号Soutは、制御部41を介して画像処理部43に出力される。画像読取信号Soutは、画像処理部43により各種処理が実行される。
画像処理部43は、CPU等のような演算装置又はASIC等のような集積回路を備える。画像処理部43は、各種処理を実行するプロセッサとして機能する。例えば、画像処理部43は、画像読取信号Soutに、アナログ処理、A/D変換処理、シェーディング補正処理、画像圧縮処理、及び変倍処理等を実行する。
画像処理部43は、3次元色情報変換テーブルにより、アナログの画像読取信号Soutを、R色成分、G色成分、及びB色成分を含むデジタルの画像データ(R,G,B)からY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、及びK(ブラック)色の画像データ(Dy,Dm,Dc,Dk)に変換する。画像処理部43は、画像データ(Dy,Dm,Dc,Dk)を、画像形成部60に含まれるLED書き込みユニット611Y,611M,611C,611Kに転送する。
画像形成部60は、電子写真プロセス技術が利用される。画像形成部60は、中間転写方式のカラー画像を形成する。画像形成部60は、縦型タンデム方式が採用されている。画像形成部60は、色ごとの画像形成ユニット601Y,601M,601C,601Kと、中間転写部620と、定着部630とを備え、画像処理部43から転送された画像データ(Dy,Dm,Dc,Dk)に基づき、色画像を形成する。
画像形成ユニット601Yは、Y(イエロー)色の画像を形成する。画像形成ユニット601Yは、感光ドラム613Y、帯電部614Y、LED書き込みユニット611Y、現像部612Y、及びクリーニング部616Yを備える。
感光ドラム613Yは、Y色のトナー像を形成する。帯電部614Yは、感光ドラム613Yの周囲に配置され、コロナ放電により感光ドラム613Yの表面を一様に負極性に帯電させる。LED書き込みユニット611Yは、感光ドラム613Yに、Y色成分の画像に対応する光を照射する。現像部612Yは、感光ドラム613Yの表面にY色成分のトナーを付着させることにより、静電潜像を可視化してトナー像を形成する。クリーニング部616Yは、一次転写後に感光ドラム613Yの表面に残存する転写残トナーを除去する。
画像形成ユニット601M,601C,601Kのそれぞれは、画像形成ユニット601Yと比べ、形成する画像の色が異なる以外は同様の構成及び機能であるため、その説明については省略する。なお、画像形成ユニット601Y,601M,601C,601Kを総称する場合、画像形成ユニット601と称する。
中間転写部620は、中間転写ベルト621、一次転写ローラー622Y,622M,622C,622K、二次転写ローラー623、及びベルトクリーニング装置624等を備える。
中間転写ベルト621は、無端状ベルトで形成されている。無端状ベルトは、内周側に複数の支持ローラーが配置されている。無端状ベルトは、複数の支持ローラーによりループ状に張架される。複数の支持ローラーのうち少なくとも1つのものは駆動ローラーであり、複数の支持ローラーの他のものは従動ローラーである。例えば、K成分用の一次転写ローラー622Kよりもベルト走行方向の下流側に配置される支持ローラーが駆動ローラーであることが好ましい。駆動ローラーが回転することにより、中間転写ベルト621は矢印Z方向に一定速度で走行する。
一次転写ローラー622Y,622M,622C,622Kは、中間転写ベルト621の内周面側に設けられている。一次転写ローラー622Y,622M,622C,622Kは、感光ドラム613Y,613M,613C,613Kに対向した位置に配置されている。つまり、一次転写ローラー622Y,622M,622C,622Kは、中間転写ベルト621を介して、感光ドラム613Y,613M,613C,613Kに圧接される。このような配置構成により、感光ドラム613Y,613M,613C,613Kと、中間転写ベルト621との間には一次転写ニップが形成される。一次転写ニップでは、感光ドラム613Y,613M,613C,613Kから中間転写ベルト621にトナー像が転写される。
なお、一次転写ローラー622Y,622M,622C,622Kを総称する場合、一次転写ローラー622と称する。また、感光ドラム613Y,613M,613C,613Kを総称する場合、感光ドラム613と称する。
二次転写ローラー623は、中間転写ベルト621の外周面側に設けられている。二次転写ローラー623は、複数の支持ローラーのうち1つのものに対向して配置されている。複数の支持ローラーのうち、中間転写ベルト621に対向して配置されている支持ローラーは、バックアップローラーと呼ばれる。二次転写ローラー623は、中間転写ベルト621を介して、バックアップローラーに圧接されることにより、二次転写ニップが形成される。二次転写ニップでは、中間転写ベルト621から紙媒体Pにトナー像が転写される。
中間転写ベルト621が一次転写ニップを通過するとき、感光ドラム613上のトナー像は、中間転写ベルト621に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー622に一次転写バイアスを印加すると共に、中間転写ベルト621の裏面側のうち一次転写ローラー622と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト621に静電的に転写される。
トナー像が中間転写ベルト621に静電的に転写され、且つ紙媒体Pが二次転写ニップを通過するとき、中間転写ベルト621上のトナー像は紙媒体Pに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー623に二次転写バイアスを印加すると共に、紙媒体Pの裏面側のうち二次転写ローラー623と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は紙媒体Pに静電的に転写される。トナー像が転写された紙媒体Pは定着部630に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置624は、ベルトクリーニングブレード等を備え、中間転写ベルト621の表面に摺接する。ベルトクリーニング装置624は、二次転写後に中間転写ベルト621の表面に残留する転写残トナーを除去する。
なお、中間転写部620において、二次転写ローラー623に代えて、二次転写ローラー623を含む複数の支持ローラーに、不図示の二次転写ベルトがループ状に張架された構成、いわゆる、ベルト式の二次転写ユニットが採用されてもよい。
定着部630は、加熱ローラー631、加圧ローラー632、加熱部633、及び温度検知部83を備え、画像形成部60で転写されたトナー像を紙媒体Pに定着させる。
加熱部633は、加熱ローラー631の内部に設けられ、加熱ローラー631を間欠的に加熱する。加圧ローラー632は、加熱ローラー631に対向して配置され、加熱ローラー631を加圧する。温度検知部83は、加熱ローラー631の周囲に設けられ、加熱ローラー631の温度を検知する。温度検知部83のサンプリング周期は、例えば、100msである。
定着部630は、温度検知部83の検知結果に応じて、加熱部633に加熱ローラー631を加熱させる。定着部630は、加熱ローラー631と、加圧ローラー632とを互いに圧接させることにより、加熱ローラー631と加圧ローラー632との間に定着ニップを形成させる。
定着部630は、加圧ローラー632による加圧と、加熱ローラー631に含まれる熱との作用を通じて、画像形成部60で転写されたトナー像を紙媒体Pに定着させる。定着部630により定着された紙媒体Pは、画像が印刷される。画像が印刷された紙媒体Pは、出力紙P’として排紙ローラー304により機外に排出され、例えば、画像読取装置4に搬送される。なお、紙媒体Pと、出力紙P’とを区別することなく総称する場合、用紙と称する。
給紙部20は、給紙カセット200及び送り出しローラー201等を備える。給紙カセット200は、紙媒体Pを収容する。送り出しローラー201は、給紙カセット200に収容された紙媒体Pを取り込み、搬送部30に送り出す。
搬送部30は、搬送経路300を備える。搬送部30は、搬送経路300に従い紙媒体Pを搬送する。搬送経路300は、給紙ローラー302A、搬送ローラー302B,302C,302D、及びレジストローラー303等を備える。
搬送経路300は、給紙部20から給紙された紙媒体Pを画像形成部60に搬送する。なお、搬送経路300は、紙媒体Pの裏面にも画像形成が行われる場合、紙媒体Pの表面に画像形成が行われた後、分岐部306により紙媒体Pを循環通紙路307Aに搬送させる。循環通紙路307Aに搬送された紙媒体Pは、反転搬送路307Bから再給紙搬送路307Cに搬送される。
制御部41は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェースを主体として構成される。制御部41は、CPUがROM又は不図示の記憶部から処理内容に応じた各種プログラムを読み出し、RAMに展開し、展開した各種プログラムと協働することにより、画像形成装置3の各部の動作を制御する。つまり、制御部41は、各種処理を実行するプロセッサとして機能する。
図3は、本発明の実施形態1における画像読取装置4の構成例を示す図である。画像読取装置4は、インライン方式及びオフライン方式の何れかの方式で各種動作を実行する。インライン方式は、画像形成装置3から供給される出力紙P’を画像読取装置4に直接給紙するように画像読取装置4が配置される方式である。一方、オフライン方式は、画像形成装置3と画像読取装置4とをそれぞれ独立して配置される方式である。本実施形態においては、インライン方式を前提として以後の説明をするが、オフライン方式であってもよい。
画像読取装置4は、画像形成装置3の下流側に配置され、出力紙P’の片面又は両面に印刷された画像を読み取る。具体的には、画像読取装置4は、出力紙P’に印刷された画像の色、位置、及び倍率等の読取結果に基づいて画像の補正量を求め、求めた画像の補正量を画像形成装置3にフィードバックする。
画像読取装置4は、制御部71、第1のスキャナー701a、第2のスキャナー701b、測色計703、校正部705a〜705c、搬送部731、及び搬送経路700を備える。搬送経路700は、画像読取装置4に設けられ、出力紙P’が通過する経路である。搬送経路700は、搬送部731の駆動により出力紙P’が搬送される。
画像読取装置4は、端部検知部707を備える。端部検知部707は、第2のスキャナー701bと、測色計703との間に配置され、搬送経路700を通過する出力紙P’の端部を検知する。端部検知部707は、例えば、反射型センサーにより実現される。
画像読取装置4は、例えば、画像形成装置3から供給された出力紙P’を受け取ると、出力紙P’に形成された画像を第1のスキャナー701a、第2のスキャナー701b、及び測色計703に検出させる。画像の検出結果は、画像読取装置4の制御部71に出力される。
具体的には、第1のスキャナー701a及び第2のスキャナー701bは、搬送経路700を通紙する出力紙P’と対向する位置関係に配置されている。第1のスキャナー701a及び第2のスキャナー701bは、出力紙P’に印刷された画像を読み取る。
第1のスキャナー701aは、紙媒体Pの裏面を読み取る。第1のスキャナー701aの読取結果は、例えば、出力紙P’に印刷された画像の表裏のずれのチェック、又は想定外の画像の有無等のチェックに利用される。一方、第2のスキャナー701bは、出力紙P’の表面を読み取る。具体的には、第2のスキャナー701bは、出力紙P’に印刷された画像、例えば、パッチを読み取る。第2のスキャナー701bは、出力紙P’が搬送されるにつれ、出力紙P’の進行方向に直交する直交方向に沿って、出力紙P’に形成されたパッチの色を読み取る。
なお、第1のスキャナー701a及び第2のスキャナー701bを総称する場合、スキャナー701と称する。校正部705a〜705cを総称する場合、校正部705と称する。
測色計703は、スキャナー701よりも下流側且つ搬送経路700を通紙する出力紙P’に対向する位置に配置されている。測色計703は、例えば、出力紙P’に形成されたパッチを測色することにより、出力紙P’に形成する画像の色の絶対値を保証する。
具体的には、測色計703は、図8で後述する光源部745からパッチに向けて可視光を照射する。測色計703は、校正部705cにより反射される可視光の反射光の分光スペクトルを取得する。測色計703は、取得された分光スペクトルから求められる分光データに基づき、三刺激値(X,Y,Z)を求める。測色計703は、三刺激値(X,Y,Z)に基づき、色彩値を求める。色彩値は、具体的には、直交座標系又は円柱座標系等の表色系で表現され、パッチの色味が導き出される。色彩値は、制御部71、制御部41、又は画像処理部43に出力される。
なお、測色計703の測色範囲、すなわち視野角は、スキャナー701の読取範囲よりも狭く、出力紙P’の幅方向に沿ったパッチの幅よりも狭く設定されている。具体的には、パッチの反射光を取得するレンズ部は、例えば約4mm程度である。
このように、測色計703は、一定の視野角の範囲に限定して測色を行うものであるため、スキャナー701よりも高い精度で色彩値を再現することができる。
制御部71は、測色計703により求められたパッチの色彩値に基づき、スキャナー701で読み取られたパッチの色の読取値を補正する。具体的には、画像処理部43は、測色計703により求められたパッチの色彩値と、スキャナー701で読み取られたパッチの色の読取値とを、関連付ける。測色計703によるパッチの色彩値と、スキャナー701によるパッチの色の読取値とが関連付けられていれば、測色計703の測色結果を、スキャナー701の読取結果に反映させることができるため、パッチの正確な補正量が得られる。
なお、スキャナー701で読み取られたパッチの色の読取値は、例えば、RGB表色系で表される画像データ(R,G,B)で示すことができる。一方、測色計703により求められるパッチの色彩値は、例えば、CIELAB色空間で表される測色値(L*,a*,b*)で示すことができる。よって、RGB表色系で表される画像データ(R,G,B)と、CIELAB色空間で表される測色値(L*,a*,b*)とを関連付けることができる。
画像処理部43は、パッチの補正量に基づき、画像形成部60に形成させる画像を最適化する。画像処理部43が実行する画像の最適化処理は、紙媒体Pに印刷する画像の表裏位置調整、濃度調整等が含まれる。
つまり、画像処理部43は、画像読取装置4の出力紙P’の読取結果に応じて、紙媒体Pに形成する画像の色、位置、又は倍率を補正する。具体的には、画像処理部43は、補正されたパッチの色彩値に基づき、紙媒体Pに形成する画像を補正する。画像処理部43は、新たな紙媒体Pに画像を形成する場合、補正結果に基づき、画像を紙媒体Pに形成する指令を画像形成部60に転送する。
なお、校正部705aは、第1のスキャナー701aに対向する位置に配置される。校正部705bは、第2のスキャナー701bに対向する位置に配置される。校正部705a,705bは、画像の読み取り時に紙媒体Pに照射される照射光を反射する。なお、校正部705は、照射光の反射面が白色で形成されていることが好ましい。
図4は、本発明の実施形態1における電荷付与ユニット500の内部構成例を示す図である。図4に示すように、電荷付与ユニット500は、第1付与ローラー501a,501bが設けられ、付与電源503により高圧バイアスがかけられる。第1付与ローラー501a,501bは、長手方向の長さが出力紙P’の幅よりも長い形状となっており、出力紙P’の幅全面を加湿することができる。付与電源503は、例えば、交番電圧が印加されるが、正極側又は負極側の何れか一方の電圧が印加されてもよい。
例えば、図4の一例においては、出力紙P’の第1面が−500Vに帯電している状態であり、出力紙P’の第2面が+700Vに帯電している状態である。出力紙P’は、第1付与ローラー501a,501bを通過後、第1面が+200Vに帯電している状態であり、第2面が+300Vに帯電している状態である。よって、出力紙P’の表裏の電位差は、1200Vから100Vに低減されているため、図4に示す出力紙P’と、図4に不図示の他の出力紙P’との貼り付き力は低減する。なお、第1付与ローラー501a,501bを総称する場合、第1付与ローラー501と称する。
図5は、本発明の実施形態1における第1付与ローラー501による電荷付与例を示す図である。図5に示すように、電荷付与ユニット500は、一対の第1付与ローラー501により印加する電荷を正極側及び負極側の何れか一方に切り替える。
図6は、本発明の実施形態1における第1付与ローラー501及び第2付与ローラー501’による電荷付与例を示す図である。図6の一例においては、第1付与ローラー501a,501bの他に、第2付与ローラー501a’,501b’が設けられている。第1付与ローラー501と同様に、第2付与ローラー501a’,501b’を総称する場合、第2付与ローラー501’と称する。図6に示すように、電荷付与ユニット500は、第1付与ローラー501及び第2付与ローラー501’により正極側の電荷を出力紙P’に多く付与する。
図7は、本発明の実施形態1における加湿ユニット550の内部構成例を示す図である。図7に示すように、第1加湿部551は、加湿ユニット550の筐体内部の右側に配置され、第2加湿部551’は、加湿ユニット550の筐体内部の左側に配置されている。第1加湿部551は、通紙経路581を通紙ローラー583により通過する出力紙P’の第1面と対向している。第1加湿部551は、出力紙P’の第1面を加湿する。出力紙P’の第2面は、出力紙P’の第1面の裏面である。第2加湿部551’は、出力紙P’の第2面を加湿する。
第1加湿部551は、第1貯水部561、第1加湿ローラー562、及び第1伝達部563を備える。第1伝達部563は、第1水供給部571、第1給水ローラー572、及び第1水切りローラー573を備える。
第2加湿部551’は、第2貯水部561’、第2加湿ローラー562’、及び第2伝達部563’を備える。第2伝達部563’は、第2水供給部571’、第2給水ローラー572’、及び第2水切りローラー573’を備える。
第1貯水部561は、第1水供給部571に接続され、第1水供給部571から供給される液体を貯水する。第1伝達部563は、第1貯水部561から第1加湿ローラー562に液体を伝達する。第1給水ローラー572は、第1加湿ローラー562との間に形成されるニップを介して、第1貯水部561から第1加湿ローラー562に液体を給水する。第1水切りローラー573は、第1給水ローラー572とニップを形成する。第1水切りローラー573は、第1給水ローラー572との間に形成されるニップを介して、第1給水ローラー572に対向して圧着し、且つ第1給水ローラー572の表面に形成される液体の水膜を掻き取る。
第2貯水部561’は、第2水供給部571’に接続され、第2水供給部571’から供給される液体を貯水する。第2伝達部563’は、第2貯水部561’から第2加湿ローラー562’に液体を伝達する。第2給水ローラー572’は、第2加湿ローラー562’との間に形成されるニップを介して、第2貯水部561’から第2加湿ローラー562’に液体を給水する。第2水切りローラー573’は、第2給水ローラー572’とニップを形成する。第2水切りローラー573’は、第2給水ローラー572’との間に形成されるニップを介して、第2給水ローラー572’に対向して圧着し、且つ第2給水ローラー572’の表面に形成される液体の水膜を掻き取る。
図8は、本発明の実施形態1における画像読取装置4に設けられている搬送経路700の一例を示す図である。図8に示すように、搬送経路700は、通紙ガイド部744、可動コロ741、固定コロ742、校正部705c、及び対物ガラス部743等から形成される経路であり、出力紙P’が通過する。上流側の通紙ガイド部744は、上流側の搬送部731から搬送される出力紙P’を下流側にガイドする。可動コロ741は、上下に移動自在であり、弾性部材により出力紙P’のばたつきを抑制することができる。固定コロ742は、対物ガラス部743と対向し、出力紙P’のばたつきを抑えている。下流側の通紙ガイド部744は、スキャナー701及び測色計703を通過した出力紙P’を下流側の搬送部731にガイドする。スキャナー701及び測色計703は、光源部745から照射された光が出力紙P’で反射される反射光等を読み取る。
図9は、本発明の実施形態1における摩擦帯電列を説明する図である。摩擦帯電は、静電気現象の一種であり、異なる二種の物質を擦り合わせることにより、一方から他方へ電荷が移動して電位差を生じる現象である。摩擦帯電は、摩擦に続いて物体同士を引き離すとき、高い電圧が生じるものである。このような過程を合わせて、静電気が発生すると表現される。また、このように生じる電気は、摩擦電気と称されている。
ところで、摩擦帯電において、電位差が生じるのは、物質同士が接触すると、それぞれの仕事関数の差により物質間で正電荷又は負電荷が移動するのが主な要因である。このような摩擦帯電の摩擦帯電列は、その物質の素材により変化する。例えば、図8の一例において、出力紙P’が対物ガラス部743と接触して搬送される場合、出力紙P’は正に帯電しやすくなる。
つまり、スキャナー701は、出力紙P’に印刷されている画像の位置及び濃度を正確に読み取るために、図8に示す読取位置Xにおいて、出力紙P’が通過する隙間を狭くし、スキャナー701による読取中の出力紙P’の高さ変動及び速度変動を抑制している。この隙間は、一方が対物ガラス部743で構成され、他方が校正部705cで構成されている。対物ガラス部743は平滑なガラスを含む素材で構成されている。出力紙P’と平滑なガラスとは、面当たりによる摩擦が生じる場合がある。この場合、出力紙P’とガラスとの帯電系列から、出力紙P’の表面は他の部材を通過する場合よりも正電荷を多く持ち、且つ静電気による貼り付き力又は反発力が大きくなる。したがって、穴開け、折り、綴じ、断裁、及び積載等を行う後処理における穴開け時の屑残りJAM、整合不良による折り位置ズレ、断裁屑貼り付き等の品質不良が増加する恐れがある。
ところで、図8に示す通紙ガイド部744に板金が使用され、搬送部731のローラー対、可動コロ741、及び固定コロ742に樹脂が使用されている場合、板金は接地させておくため、内部抵抗が0Ωであれば、樹脂が使用される部材のみが帯電しているような現象が発生する。なお、実際には内部抵抗はその部材の素材により異なる。
図10は、本発明の実施形態1における剥離帯電及び摩擦帯電の一例を示す図である。図10に示す搬送ローラー801a,801bは、上記で説明した各種ローラーを総称するものとする。搬送ローラー801a,801bは、圧力と回転力とを与えることにより、出力紙P’を搬送するため、圧力と回転力とにより搬送エネルギーが決定する。このような搬送エネルギーは摩擦帯電により電位に変化される。具体的には、搬送ローラー801aと、搬送ローラー801bとの間に形成されるニップと出力紙P’とが分離するときに剥離放電が生じる。また、搬送ローラー801aと、搬送ローラー801bとの間に形成されるニップにおいて、搬送ローラー801a,801bが出力紙P’にマイクロスリップすることにより摩擦帯電が生じる。また、通紙ガイド部744が板金等のような金属製である場合、接地されているため、通紙ガイド部744への電荷の移動が生じる。
このような摩擦帯電、剥離帯電、及び通紙ガイド部744への電荷の移動は、容易に制御できるものではなく、出力紙P’が通過する温湿度環境、出力紙P’の紙質、出力紙P’のトナー付着量、又は通紙ガイド部744の蓄電量等により容易に変化する。また、静電気を帯びた状態の出力紙P’は、出力紙P’表裏面の電位差が大きくなるにつれ、出力紙P’間に働く引力が大きくなる。よって、出力紙P’同士が貼り付いたまま、後処理が行われれば、後処理の品質が下がる恐れがある。後処理の品質を下げないようにするためには、より大きなエネルギーを使用して仕事をする必要がある。
そこで、本実施形態で説明しているように、水分及び電荷の少なくとも1つの要素を用紙に付与することにより、一連の仕事を行うときの効率を改善し、より良好な条件、すなわち、小さいエネルギーで仕事を行うことができる。
図11は、本発明の実施形態1における制御ユニット1000の機能構成の一例を示す図である。図11に示す制御ユニット1000は、不図示のCPU、ROM、RAM,及びI/Oインターフェースを主体として構成される。制御ユニット1000は、CPUがROM又は不図示の記憶部から処理内容に応じた各種プログラムを読み出し、RAMに展開し、展開した各種プログラムと協働することにより、除電装置5の各部の動作を制御する。つまり、制御ユニット1000は、各種処理を実行するプロセッサとして機能する。
制御ユニット1000は、配置判定部1001と、付与量制御部1002とを備える。制御ユニット1000は、用紙が通紙経路10を通過することに起因する用紙の帯電量に基づき、除電装置5により付与される要素の付与量を制御する。
配置判定部1001は、画像形成装置3から後処理装置6までの間に、画像読取装置4が配置されているか否かを判定する。付与量制御部1002は、画像形成装置3から後処理装置6までの間に、画像読取装置4が配置されているか否かに応じて、除電装置5により付与される要素の付与量を制御する。付与量制御部1002は、画像形成装置3から後処理装置6までの間に、画像読取装置4が配置されていると判定される場合、除電装置5により付与される要素の付与量を通常付与量よりも増加させる。
図12は、本発明の実施形態1のおける制御ユニット1000の制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS11の処理が配置判定部1001による配置判定処理に該当する。ステップS12,S13の処理が付与量制御部1002による付与量制御処理に該当する。付与量制御処理のうち、ステップS12の処理が付与量増加処理に該当する。付与量制御処理のうち、ステップS13の処理が付与量通常処理に該当する。
ステップS11において、画像形成装置3から後処理装置6までの間に画像読取装置4が配置されているか否かが判定される。画像形成装置3から後処理装置6までの間に画像読取装置4が配置されていると判定される場合、ステップS12に進む。一方。画像形成装置3から後処理装置6までの間に画像読取装置4が配置されていると判定されない場合、ステップS13に進む。
ステップS12において、要素の付与量が通常付与量よりも増加させられる。ステップS13において、要素の付与量が通常付与量に制御される。
以上の説明から、本実施形態において、後処理装置6の上流側において、用紙が通紙経路10を通過することに起因する用紙の帯電量に基づき、用紙の表面と、用紙の裏面との電位差が小さくなるように制御される。したがって、後処理装置6の上流側に画像読取装置4が配置されている場合であっても、用紙の静電気に起因する後処理の品質の低下を防止することができる。
図27は、従来における画像形成システム1’の全体構成例を示す図である。図27においては、画像形成システム1’は、給紙装置2、画像形成装置3、除電装置5、後処理装置6、及び排紙装置7を備える。よって、画像形成システム1’は、画像読取装置4を備えていないため、画像読取装置4と後処理装置6とが連結されているシステムではない。したがって、画像形成システム1’は、用紙が狭い隙間を通過することがないため、摩擦帯電等による用紙同士の接触が生じる恐れが少ない。
一方、本実施形態においては、上記で説明したように、画像形成システム1は、画像読取装置4の有無に応じて変化する静電気による後処理の品質の低下を防止することができる。具体的には、画像読取装置4が配置されている場合の通紙経路10と、画像読取装置4が配置されていない場合の通紙経路10とで、異なる付与量に制御を切り換えることができる。したがって、通紙経路10の狭さに応じた制御をすることができ、より的確な付与量の要素を用紙に付与することができる。
具体的には、通紙経路10が狭い場合、用紙に付与する要素の付与量を増加させる。したがって、用紙が狭い通紙経路10を通過することにより用紙の帯電量が増えたとしても、要素の付与量を増加させるので、用紙の表面と、用紙の裏面との電位差を小さくすることができる。
また、本実施形態において、制御ユニット1000は、通紙経路10と、用紙との摩擦帯電列の関係に基づき、用紙に付与する電荷の極性を決定する。通紙経路10と、用紙との摩擦帯電列の関係により、用紙に帯電する電荷の極性は変わる。よって、通紙経路10と、用紙との摩擦帯電列の関係に基づき、用紙に付与する電荷の極性を決定すれば、用紙の静電気の極性に応じて決定される極性の電荷を用紙に付与することができる。したがって、用紙の電荷を確実に中和することができる。
実施形態2.
実施形態2において、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態2においては、実施形態1と比べ、用紙の搬送長に応じて要素の付与量を制御する点が異なる。
図13は、本発明の実施形態2における制御ユニット1000の機能構成の一例を示す図である。図13に示すように、制御ユニット1000は、搬送長判定部1003をさらに備える。搬送長判定部1003は、通紙経路10に沿って、搬送部731により搬送される用紙の搬送長が長くなるにつれ、要素の付与量を増加させる。
図14は、本発明の実施形態2における画像読取装置4の構成例を示す図である。図14の画像読取装置4は、第1のスキャナー701a及び第2のスキャナー701bを備えるが、測色計703を備えていない。よって、図14の搬送経路700は、図3の搬送経路700と比べて短い。したがって、図14の用紙の搬送長は、図3の用紙の搬送長よりも短くなるため、要素の付与量は図3の場合よりも少なくてよい。
図15は、本発明の実施形態2における画像読取装置4の他の構成例を示す図である。図15の画像読取装置4は、第2のスキャナー701bを備えるが、第1のスキャナー701a及び測色計703を備えていない。よって、図15の搬送経路700は、図14の搬送経路700と比べて短い。したがって、図15の用紙の搬送長は、図14の用紙の搬送長よりも短くなるため、要素の付与量は図14の場合よりも少なくてよい。
図16は、本発明の実施形態2における制御ユニット1000の制御例を説明するフローチャートである。なお、上記で説明した搬送経路700は、通紙経路10に含まれるものである。また、ステップS21の処理が配置判定部1001による配置判定処理に該当する。ステップS22,S24の処理が搬送長判定部1003による搬送長判定処理に該当する。ステップS23,S25,S26,S27の処理が付与量制御部1002による付与量制御処理に該当する。付与量制御処理のうち、ステップS23,S25,S26の処理が付与量増加処理に該当する。付与量制御処理のうち、ステップS27の処理が付与量通常処理に該当する。
ステップS21において、画像形成装置3から後処理装置6までの間に画像読取装置4が配置されているか否かが判定される。画像形成装置3から後処理装置6までの間に画像読取装置4が配置されていると判定される場合、ステップS22に進む。一方、画像形成装置3から後処理装置6までの間に画像読取装置4が配置されていると判定されない場合、ステップS27に進む。
ステップS22において、用紙の搬送長が第1搬送距離より大きいか否かが判定される。第1搬送距離は、例えば、図15の搬送経路700を基準に設定される。用紙の搬送長が第1搬送距離より大きいと判定される場合、ステップS24に進む。一方、用紙の搬送長が第1搬送距離より大きいと判定されない場合、ステップS23に進む。
ステップS23において、要素の付与量が第1付与量に制御される。第1付与量は、例えば、図15の搬送経路700を用紙が通過したときの用紙の帯電量に基づき設定される。
ステップS24において、用紙の搬送長が第2搬送距離より大きいか否かが判定される。第2搬送距離は、例えば、図14の搬送経路700を基準に設定される。用紙の搬送長が第2搬送距離より大きいと判定される場合、ステップS26に進む。一方、用紙の搬送長が第2搬送距離より大きいと判定されない場合、ステップS25に進む。
ステップS25において、要素の付与量が第2付与量に制御される。第2付与量は、例えば、図14の搬送経路700を用紙が通過したときの用紙の帯電量に基づき設定される。
ステップS26において、要素の付与量が第3付与量に制御される。第3付与量は、例えば、図3の搬送経路700を用紙が通過したときの用紙の帯電量に基づき設定される。
ステップS27において、用紙の付与量が通常付与量に制御される。通常付与量は、例えば、図27の通紙経路を用紙が通過したときの用紙の帯電量に基づき設定される。
以上の説明から、本実施形態においては、用紙が通紙経路10を通過する距離が増えるにつれ、用紙に付与する要素の付与量を増加させる。通紙経路10は、画像読取装置4を通過するところでは、狭く形成されているため、用紙は通紙経路10と接触しやすくなる。よって、画像読取装置4を通過するところでは、用紙の帯電量は増加する可能性が高い。したがって、用紙の帯電量の増加に応じて用紙に付与する要素の付与量を増加させるため、画像読取装置4が大型のものであったとしても、画像読取装置4の規模に応じて付与量を制御することができる。
実施形態3.
実施形態3において、実施形態1、2と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態3においては、実施形態1、2と比べ、要素の付与量がジョブ内容に基づき制御される点で異なる。
図17は、本発明の実施形態3における制御ユニット1000の機能構成の一例を示す図である。図17に示すように、制御ユニット1000は、ジョブ判定部1011をさらに備える。ジョブ判定部1011は、画像形成装置3のジョブ内容に基づき、要素の付与量を制御する。ジョブ判定部1011は、条件判定部1021、用紙判定部1022、及び決定部1023を備える。条件判定部1021又は用紙判定部1022は、ジョブ内容に関連する画像形成条件を判定する。
決定部1023は、条件判定部1021又は用紙判定部1022により判定されるジョブ内容に関連する画像形成条件に基づき、要素の付与量を決定する。
条件判定部1021は、坪量判定部1031を備える。坪量判定部1031は、画像形成条件の1つである用紙の坪量を判定する。決定部1023は、画像形成条件の1つである用紙の坪量が大きくなるにつれ、要素の付与量を増加させるように要素の付与量を決定する。条件判定部1021は、印字率判定部1032を備える。印字率判定部1032は、画像形成条件の1つである用紙に形成されている画像の印字率を判定する、決定部1023は、画像形成条件の1つである用紙に形成されている画像の印字率が増加するにつれ、要素の付与量を増加させるように要素の付与量を決定する。
用紙判定部1022は、ジョブ内容に関連する用紙の種類を判定する。決定部1023は、ジョブ内容に関連する用紙の種類に応じて、要素の付与量を決定する。決定部1023は、用紙判定部1022により用紙の種類がコート紙及び厚紙の少なくとも一方であると判定される場合、要素の付与量を通常付与量よりも増加させるように要素の付与量を決定する。決定部1023は、用紙判定部1022により用紙の種類が厚紙であり、且つ用紙の厚さが増すにつれ、要素の付与量を増加させるように要素の付与量を決定する。決定部1023は、用紙判定部1022により用紙の種類が薄紙であると判定される場合、要素の付与量を通常付与量に決定する。なお、付与量制御部1002は、配置判定部1001により画像形成装置3から後処理装置6までの間に、画像読取装置4が配置されていないと判定される場合、要素の付与量を通常付与量に決定する。
図18は、本発明の実施形態3における制御ユニット1000の制御例を説明するフローチャートである。
ステップS41において、ジョブが到来したか否かが判定される。ジョブが到来したと判定される場合、ステップS42に進む。一方、ジョブが到来したと判定されない場合、ステップS54に進む。
ステップS42において、ジョブ内容に関連する画像形成条件が設定されているか否かが判定される。ジョブ内容に関連する画像形成条件が設定されていると判定される場合、ステップS43に進む。一方、ジョブ内容に関連する画像形成条件が設定されていると判定されない場合、ステップS49に進む。
ステップS43において、画像形成条件に用紙の坪量及び画像の印字率の両方が含まれるか否か判定される。画像形成条件に用紙の坪量及び画像の印字率の両方が含まれると判定される場合、ステップS44に進む。一方、画像形成条件に用紙の坪量及び画像の印字率の両方が含まれると判定されない場合、ステップS45に進む。
ステップS44において、坪量と画像の印字率とに基づき要素の付与量が決定される。ステップS45において、画像形成条件に用紙の坪量が含まれるか否かが判定される。画像形成条件に用紙の坪量が含まれると判定される場合、ステップS46に進む。一方、画像形成条件に用紙の坪量が含まれると判定されない場合、ステップS47に進む。
ステップS46において、坪量に基づき要素の付与量が決定される。ステップS47において、画像形成条件に画像の印字率が含まれるか否かが判定される。画像形成条件に画像の印字率が含まれると判定される場合、ステップS48に進む。一方、画像形成条件に画像の印字率が含まれると判定されない場合、ステップS49に進む。
ステップS48において、画像の印字率に基づき要素の付与量が決定される。ステップS49において、ジョブ内容に関連する用紙の種類が設定されているか否かが判定される。ジョブ内容に関連する用紙の種類が設定されていると判定される場合、ステップS50に進む。一方、ジョブ内容に関連する用紙の種類が設定されていると判定されない場合、ステップS57に進む。
ステップS50において、用紙の種類がコート紙及び厚紙の少なくとも一方であるか否かが判定される。用紙の種類がコート紙及び厚紙の少なくとも一方であると判定される場合、ステップS51に進む。一方、用紙の種類がコート紙及び厚紙の少なくとも一方であると判定されない場合、ステップS52に進む。
ステップS51において、付与量増加処理が実行される。ステップS51の付与量増加処理は、図12のステップS12を含む付与量増加処理に該当する。ステップS52において、用紙の種類が薄紙であるか否かが判定される。用紙の種類が薄紙であると判定される場合、ステップS53に進む。一方、用紙の種類が薄紙であると判定されない場合、処理は終了する。ステップS53において、付与量通常処理が実行される。ステップS53の付与量通常処理は、図12のステップS13を含む付与量通常処理に該当する。
ステップS54において、配置判定処理が実行される。ステップS54の配置判定処理は、図16のステップS21を含む配置判定処理に該当する。ステップS55において、搬送長判定処理が実行される。ステップS55の搬送長判定処理は、図16のステップS22,S24を含む搬送長判定処理に該当する。ステップS56において、付与量制御処理が実行される。ステップS56の付与量制御処理は、図16のステップS23,S25〜S27を含む付与量制御処理に該当する。
ステップS57において、要素の付与量が決定されているか否かが判定される。要素の付与量が決定されていると判定される場合、ステップS58に進む。一方、要素の付与量が決定されていると判定されない場合、処理は終了する。
ステップS58において、決定された付与量に基づき要素が制御され、処理は終了する。
以上、本実施形態において、制御ユニット1000は、画像形成装置3のジョブ内容に基づき、要素の付与量を制御する。印刷ジョブは、用紙に関する情報と、用紙に形成される画像に関する情報とが含まれる。用紙の帯電量と、用紙及び用紙に形成される画像とは相関関係がある。よって、ジョブ内容に基づき、要素の付与量が制御されれば、用紙と、用紙に形成される画像とに基づき、要素の付与量が制御されることとなる。つまり、用紙と、画像とに合わせて用紙に付与する要素の付与量が制御されるため、用紙の帯電量に応じて用紙の静電気を除電することができる。
また、制御ユニット1000は、ジョブ内容に関連する画像形成条件に基づき、要素の付与量を決定する。画像形成条件は、用紙に画像を形成する条件である。よって、用紙に形成される画像に合わせて用紙に付与する要素の付与量が決定される。また、用紙の帯電量は、用紙に付着するトナー量に応じて変動する。用紙に付着するトナー量は画像に応じて変動する。つまり、用紙のトナー量に合わせて用紙に付与する要素の付与量が決定されるため、用紙の帯電量に応じて用紙の静電気を除電することができる。
また、制御ユニット1000は、画像形成条件の1つである用紙の坪量が大きくなるにつれ、要素の付与量を増加させる。用紙の坪量が大きくなるにつれ、用紙に含ませることのできるトナー量と水分量とが増える。トナー量が増加するにつれ、用紙の帯電量は増加する。よって、用紙の坪量が大きくなるにつれ、用紙の帯電量は増加すると推定される。つまり、推定される帯電量の増加に応じて用紙に付与する要素の付与量を増加させるため、推定される帯電量に応じて用紙の静電気を除電することができる。
また、制御ユニット1000は、画像形成条件の1つである用紙に形成されている画像の印字率が増加するにつれ、要素の付与量を増加させる。用紙に形成されている画像の印字率が増加するにつれ、用紙に付着するトナー量が増えるため、用紙に形成されるトナー層は厚くなる。用紙のトナー層が厚くなるにつれ、用紙の帯電量は増加すると推定される。つまり、用紙の印字率の増加に合わせて用紙に付与する要素の付与量を増加すれば、推定される帯電量の増加に応じて用紙に付与する要素の付与量を増加させることができるため、推定される帯電量に応じて用紙の静電気を除電することができる。
また、制御ユニット1000は、ジョブ内容に関連する用紙の種類に応じて、要素の付与量を決定する。用紙の種類によって、用紙の帯電量は変動する。したがって、用紙の種類に応じて用紙に付与する要素の付与量を制御することにより、より的確に用紙に付与する要素の付与量を制御することができる。
また、制御ユニット1000は、用紙の種類がコート紙及び厚紙の少なくとも一方であると判定される場合、要素の付与量を通常付与量よりも増加させる。用紙の種類がコート紙及び厚紙の少なくとも一方である場合、用紙に含ませることのできるトナー量は増加する。トナー量が増加するにつれ、用紙の帯電量は増加すると推定される。つまり、用紙の種類がコート紙及び厚紙の少なくとも一方である場合、用紙に付与する要素の付与量を増加させれば、推定される帯電量の増加に応じて用紙に付与する要素の付与量を増加させることができるため、推定される帯電量に応じて用紙の静電気を除電することができる。
また、制御ユニット1000は、用紙の種類が厚紙であり、且つ用紙の厚さが増すにつれ、要素の付与量を増加させる。用紙の厚さが増すにつれ、用紙に付着するトナー量が増えるため、用紙に形成されるトナー層は厚くなる。用紙のトナー層が厚くなるにつれ、用紙の帯電量は増加すると推定される。したがって、用紙の印字率の増加に合わせて用紙に付与する要素の付与量を増加すれば、推定される帯電量の増加に応じて用紙に付与する要素の付与量を増加させることができるため、推定される帯電量に応じて用紙の静電気を除電することができる。
また、制御ユニット1000は、用紙の種類が薄紙であると判定される場合、又は、画像形成装置3から後処理装置6までの間に、画像読取装置4が配置されていないと判定される場合、要素の付与量を通常付与量に決定する。用紙が薄紙である場合、通紙経路10と接触しにくくなるため、摩擦による用紙の帯電が生じにくくなる。また、画像読取装置4が配置されていない場合、通紙経路10は狭くない。よって、この場合、用紙が薄紙である場合と同様に、用紙が通紙経路10と接触しにくくなるため、摩擦による用紙の帯電が生じにくくなる。したがって、これらの場合、用紙に付与する要素の付与量を増加させる必要性が乏しいため、通常付与量で制御することができる。この結果、後処理装置6に用紙を搬送する時間を短縮することができる。
実施形態4.
実施形態4において、実施形態1〜3と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態4においては、実施形態1〜3と比べ、画像形成システム1に配置されている機能ユニットに応じた処理をする点が異なる。
図19は、本発明の実施形態4における制御ユニット1000の機能構成の一例を示す図である。図19に示すように、制御ユニット1000は、ユニット判定部1013をさらに備える。ユニット判定部1013は、画像形成装置3から後処理装置6までの間に含まれている機能ユニットを判定する。機能ユニットは、各種機能が実装されているものであり、具体的には、加湿ユニット550及び電荷付与ユニット500である。
加湿ユニット550は、画像形成装置3から後処理装置6までの間に配置自在である。加湿ユニット550は、水分を用紙の表面及び裏面に付与する。電荷付与ユニット500は、加湿ユニット550と同様に、画像形成装置3から後処理装置6までの間に配置自在である。電荷付与ユニット500は、電荷を用紙の表面及び裏面に付与する。
付与量制御部1002は、加湿制御部1024及び電荷制御部1025をさらに備える。加湿制御部1024は、ユニット判定部1013により機能ユニットが加湿ユニット550に該当すると判定される場合、用紙に付与する水分を通常水分量よりも増加させる。なお、加湿制御部1024は、ユニット判定部1013により機能ユニットが加湿ユニット550に該当すると判定される場合、用紙に水分を付与させるときの用紙の搬送速度を通常搬送速度よりも遅延させてもよい。電荷制御部1025は、ユニット判定部1013により機能ユニットが電荷付与ユニット500に該当すると判定される場合、用紙に付与する電荷を通常電荷量よりも増加させる。
図20は、本発明の実施形態4における制御ユニット1000の制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS71,S78の処理は、ユニット判定処理である。ステップS72〜S77,S79〜S82の処理は、付与量制御処理である。付与量制御処理のうち、ステップS72〜S77の処理は、加湿制御処理である。付与量制御処理のうち、ステップS79〜S82の処理は、電荷付与制御処理である。
ステップS71において、機能ユニットが加湿ユニット550に該当するか否かが判定される。機能ユニットが加湿ユニット550に該当すると判定される場合、ステップS72に進む。一方、機能ユニットが加湿ユニット550に該当すると判定されない場合、ステップS78に進む。
ステップS72において、加湿ユニット550の制御を開始するか否かが判定される。加湿ユニット550の制御を開始すると判定される場合、ステップS73に進む。一方、加湿ユニット550の制御を開始すると判定されない場合、ステップS72の状態で待機する。
ステップS73において、加湿量を増加させるか否かが判定される。加湿量を増加させると判定される場合、ステップS74に進む。一方、加湿量を増加させると判定されない場合、ステップS75に進む。
ステップS74において、用紙に付与する水分を通常水分量よりも増加させる。ステップS75において、加湿時の用紙の搬送速度を遅延させるか否かが判定される。加湿時の用紙の搬送速度を遅延させると判定される場合、ステップS76に進む。一方、加湿時の用紙の搬送速度を遅延させると判定されない場合、ステップS77に進む。
ステップS76において、用紙に水分を付与させるときの用紙の搬送速度を通常搬送速度よりも遅延させる。ステップS77において、加湿ユニット550の制御を終了するか否かが判定される。加湿ユニット550の制御を終了すると判定される場合、処理は終了する。一方、加湿ユニット550の制御を終了すると判定されない場合、ステップS73に戻る。
ステップS78において、機能ユニットが電荷付与ユニット500に該当するか否かが判定される。機能ユニットが電荷付与ユニット500に該当すると判定される場合、ステップS79に進む。一方、機能ユニットが電荷付与ユニット500に該当すると判定されない場合、処理は終了する。
ステップS79において、電荷付与ユニット500の制御を開始するか否かが判定される。電荷付与ユニット500の制御を開始すると判定される場合、ステップS80に進む。一方、電荷付与ユニット500の制御を開始すると判定されない場合、ステップS79の状態で待機する。
ステップS80において、用紙に付与する電荷を増加させるか否かが判定される。用紙に付与する電荷を増加させると判定される場合、ステップS81に進む。一方、用紙に付与する電荷を増加させると判定されない場合、ステップS82に進む。
ステップS81において、用紙に付与する電荷を通常電荷量よりも増加させる。ステップS82において、電荷付与ユニット500の制御を終了するか否かが判定される。電荷付与ユニット500の制御を終了すると判定される場合、処理は終了する。一方、電荷付与ユニット500の制御を終了すると判定されない場合、ステップS80に戻る。
以上の説明から、本実施形態において、制御ユニット1000は、画像形成装置3から後処理装置6までの間に含まれている機能ユニットに応じて、要素の付与量を制御する。機能ユニットに応じて用紙に付与する要素の付与量を決定すれば、機能ユニットで用紙に付与することが可能な要素の付与量を考慮して制御をすることができる。したがって、システム全体でより的確な制御を行うことができる。
また、本実施形態において、制御ユニット1000は、機能ユニットが加湿ユニット550に該当すると判定される場合、用紙に付与する水分を通常水分量よりも増加させる、又は用紙に水分を付与させるときの用紙の搬送速度を通常搬送速度よりも遅延させる。機能ユニットとして加湿ユニット550があれば、加湿により用紙を除電することができる。具体的には、用紙の表面と、用紙の裏面とを加湿することができるため、用紙の電荷の移動を促進させることができる。したがって、水を介して、用紙の電荷を接地に逃げやすくさせるため、用紙の帯電むらを均一化することができる。この結果、用紙の表裏面の電位差を小さくすることができるため、用紙同士の貼り付きを防止することができる。
また、本実施形態において、制御ユニット1000は、機能ユニットが電荷付与ユニット500に該当すると判定される場合、用紙に付与する電荷を通常電荷量よりも増加させる。機能ユニットとして電荷付与ユニット500があれば、電荷を付与することにより用紙の帯電量を中和させることができる。具体的には、用紙の表面と、用紙の裏面とに電荷を付与することができるため、全体的に用紙の電荷を中和することができる。したがって、用紙の総静電気量を安定させることができるため、用紙の表裏面の電位差を小さくすることができる。この結果、用紙同士の貼り付きを防止することができる。
実施形態5.
実施形態5において、実施形態1〜4と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態5においては、実施形態1〜4と比べ、ユーザーからの操作により機能ユニットを判定する点が異なる。
図21は、本発明の実施形態5における制御ユニット1000の機能構成の一例を示す図である。図21に示すように、制御ユニット1000は、操作判別部1014をさらに備える。操作判別部1014は、機能ユニットが加湿ユニット550に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれるか否かを判別する。また、操作判別部1014は、機能ユニットが電荷付与ユニット500に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれるか否かを判別する。
加湿制御部1024は、機能ユニットが加湿ユニット550に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれると操作判別部1014により判別される場合、用紙に付与する水分を通常水分量よりも増加させる。なお、加湿制御部1024は、機能ユニットが加湿ユニット550に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれると操作判別部1014により判別される場合、用紙に水分を付与させるときの用紙の搬送速度を通常搬送速度よりも遅延させてもよい。
電荷制御部1025は、機能ユニットが電荷付与ユニット500に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれると操作判別部1014により判別される場合、用紙に付与する電荷を通常電荷量よりも増加させる。
図22は、本発明の実施形態5における制御ユニット1000の制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS101,S103の処理がユニット設定判別処理に該当する。ステップS102,S104の処理が付与量制御処理に該当する。
ステップS101において、機能ユニットが加湿ユニット550に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれるか否かが判別される。機能ユニットが加湿ユニット550に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれると判別される場合、ステップS102に進む。一方、機能ユニットが加湿ユニット550に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれると判定されない場合、ステップS103に進む。
ステップS102において、加湿制御処理が実行される。ステップS102の加湿制御処理は、図20のステップS72〜S77を含む加湿制御処理に該当する。ステップS103において、機能ユニットが電荷付与ユニット500に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれるか否かが判別される。機能ユニットが電荷付与ユニット500に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれると判別される場合、ステップS104に進む。一方、機能ユニットが電荷付与ユニット500に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれると判別されない場合、処理は終了する。ステップS104において、電荷付与制御処理が実行される。ステップS104の電荷付与制御処理は、図20のステップS79〜S82を含む電荷付与制御処理に該当する。
以上の説明から、本実施形態において、制御ユニット1000は、機能ユニットが加湿ユニット550に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれると判別される場合、用紙に付与する水分を通常水分量よりも増加させる、又は用紙に水分を付与させるときの用紙の搬送速度を通常搬送速度よりも遅延させる。
よって、制御ユニット1000による配置関係の自動判定に応じた制御だけでなく、ユーザーにより加湿制御を選択させることができるため、使用環境に応じて配置関係の自動判定と手動設定とが可能である。したがって、画像形成システム1としての使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態において、制御ユニット1000は、機能ユニットが電荷付与ユニット500に該当する旨が、操作パネル19に受け付けられる操作内容に含まれると判別される場合、用紙に付与する電荷を通常電荷量よりも増加させる。
よって、制御ユニット1000による配置関係の自動判定に応じた制御だけでなく、ユーザーにより電荷付与制御を選択させることができるため、使用環境に応じて配置関係の自動判定と手動設定とが可能である。したがって、画像形成システム1としての使い勝手を向上させることができる。
実施形態6.
実施形態6において、実施形態1〜5と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態6においては、実施形態1〜5と比べ、水分又は電荷を用紙に付与する付与範囲に応じて、要素の付与量を制御する点が異なる。
図23は、本発明の実施形態6における用紙に要素を付与する付与範囲の一例を説明する図である。図23に示すように、水分及び電荷を用紙に付与する付与範囲のうち、用紙の先端及び後端が、要素の付与量を増加させる付与量増加範囲に該当する。端部検知部1200は、加湿ユニット550の筐体内部の用紙の搬送経路上に配置され、例えば、反射型センサーにより実現される。このような端部検知部1200の検知結果に基づき、用紙の付与量増加範囲が第1付与ローラー501又は第2付与ローラー501’を通過中であるか否かが判定されればよい。
図24は、本発明の実施形態6における制御ユニット1000の機能構成の一例を示す図である。図24に示すように、付与量制御部1002は、タイミング制御部1026をさらに備える。タイミング制御部1026は、端部検知部1200による用紙の先端の検知タイミングに基づき、用紙の先端側又は後端側を特定する。加湿制御部1024は、付与範囲が、用紙の先端側及び後端側の少なくとも一方を含むとタイミング制御部1026により特定される場合、水分の付与量を通常付与量よりも増加させる。
以上の説明から、本実施形態において、制御ユニット1000は、用紙に水分を付与する付与範囲に応じて、付与量を制御する。
用紙の搬送に伴い、用紙は、搬送部731により押さえつけられている箇所と、搬送部731により押さえつけられていない箇所とが存在することになる。すなわち、用紙は、姿勢が不安定になる箇所と、姿勢が安定になる箇所とが存在する。用紙の姿勢が不安定である場合、用紙は搬送されると共にばたつくため、用紙は通紙経路10と強く接触すると推定される。用紙が通紙経路10に強く接触すれば、用紙の摩擦帯電が多くなるため、用紙の帯電量が増加すると推定される。よって、用紙に要素を付与する付与範囲に応じて、用紙に付与する要素の付与量が制御されれば、より的確な付与量の制御をすることができる。
つまり、本実施形態において、制御ユニット1000は、付与範囲が、用紙の先端側及び後端側の少なくとも一方を含む場合、水分の付与量を通常付与量よりも増加させる。
具体的には、用紙は、先端及び後端において用紙の姿勢が不安定になる。よって、用紙は、先端及び後端において、通紙経路10と強く接触すると推定されるため、用紙の先端及び後端において摩擦帯電が多いと推定される。一方、用紙の先端及び後端以外の箇所は搬送部731のローラー対によりニップされているため、用紙の姿勢が安定する。よって、用紙の先端及び後端以外では摩擦帯電が少ないと推定される。したがって、用紙の先端及び後端においては、用紙の帯電量が多いと推定されるため、用紙に付与する水分の付与量を増加させれば、より的確な水分の付与量の制御をすることができる。
また、本実施形態において、制御ユニット1000は、端部検知部1200による用紙の先端の検知タイミングに基づき、用紙の先端側又は後端側を特定する。
用紙に要素を付与する付与箇所を用紙の先端の検知タイミングに基づき制御することにより、付与箇所を正確に特定することができるため、用紙の帯電量が多いと推定される箇所により多くの要素を付与することができる。
実施形態7.
実施形態7において、実施形態1〜6と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態7においては、実施形態1〜6に記載の処理の一部又は複数を組み合わせた処理の実行例について説明する。
図25は、本発明の実施形態7における制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS122,S123,S124のそれぞれの処理は、図25に示すように逐次実行されるものに限定されず、並列実行されるものであってもよく、又は異なる順番に実行されるものであってもよい。例えば、ステップS123の処理の後に、ステップS122の処理と、ステップS124の処理とが並列実行されてもよい。
また、ステップS126の処理が、ユーザー選択判別処理に該当する。ユーザー選択判別処理は、操作パネル19を介して受け付けるユーザーの操作内容に基づく処理である。
ステップS121において、システム電源が投入されたか否かが判定される。システム電源が投入されたと判定される場合、ステップS122に進む。一方、システム電源が投入されたと判定されない場合、ステップS121の状態で待機する。
ステップS122において、システム内の画像読取装置4が配置されているか否かが判定される。システム内の画像読取装置4が配置されていると判定される場合、ステップS123に進む。一方、システム内の画像読取装置4が配置されていると判定されない場合、ステップS129に進む。
ステップS123において、システム内に加湿ユニット550が配置されているか否かが判定される。システム内に加湿ユニット550が配置されていると判定される場合、ステップS124に進む。一方、システム内に加湿ユニット550が配置されていると判定されない場合、ステップS128に進む。
ステップS124において、システム内の後処理装置6は2つ以上の処理ができるか否かが判定される。システム内の後処理装置6は2つ以上の処理ができると判定される場合、ステップS125に進む。一方、システム内の後処理装置6は2つ以上の処理ができると判定されない場合、ステップS129に進む。
ステップS125において、専用制御選択処理が実行される。専用制御選択処理の詳細については後述する。
ステップS126において、ユーザー選択判別処理として、専用制御選択が解除されるか否かが判定される。専用制御選択が解除されると判定される場合、ステップS129に進む。一方、専用制御選択が解除されると判定されない場合、ステップS127に進む。
ステップS127において、専用制御の実行が開始される。専用制御は、要素の付与量が通常付与量よりも増加した処理である。具体的には、加湿する水分が通常水分量よりも増加する処理であり、又は付与する電荷が通常電荷量よりも増加する処理である。なお、加湿するときの用紙の搬送速度を通常搬送速度よりも遅延させてもよい。
ステップS128において、システム内に電荷付与ユニット500が配置されているか否かが判定される。システム内に電荷付与ユニット500が配置されていると判定される場合、ステップS124に処理が移行する。システム内に電荷付与ユニット500が配置されていると判定されない場合、ステップS129に進む。
ステップS129において、通常制御の実行が開始される。通常制御は、要素の付与量が通常付与量となる処理である。具体的には、加湿する水分が通常水分量となる処理であり、又は付与する電荷が通常電荷量となる処理である。なお、加湿するときの用紙の搬送速度を通常搬送速度とする処理でもあってもよい。
なお、通常付与量、通常水分量、通常電荷量、及び通常搬送速度は、画像読取装置4を経由せずに用紙が後処理装置6にたどりつくまでに生じ得る各種変化に基づき設定されればよい。
図26は、本発明の実施形態7における専用制御処理の一例を説明するフローチャートである。なお、ステップS145,S147,S148の処理が、ユーザー選択判別処理に該当する。
ステップS141において、給紙装置2内に坪量が第1閾値以上の用紙があるか否かが判定される。給紙装置2内に坪量が第1閾値以上の用紙があると判定される場合、ステップS142に進む。一方、給紙装置2内に坪量が第1閾値以上の用紙があると判定されない場合、ステップS149に進む。なお、第1閾値は、例えば、100gsmである。
ステップS142において、画像データの印字率が第2閾値以上であるか否かが判定される。画像データの印字率が第2閾値以上であると判定される場合、ステップS143に進む。一方、画像データの印字率が第2閾値以上であると判定されない場合、ステップS146に進む。なお、画像データは、画像形成用に画像形成装置3に直接取り込まれたデータであり、画像読取部12で取り込まれるデータよりも精度がよい。第2閾値は、例えば、20%以上である。また、用紙サイズに対するトナー付着面積比が第2閾値以上であるか否かを判定してもよい。なお、用紙サイズに対するトナー付着面積比は、複数層のトナーで形成される画像と、用紙サイズとの比である。
ステップS143において、ジョブ要求が第1閾値以上の坪量の用紙で後処理するものであるか否かが判定される。ジョブ要求が第1閾値以上の坪量の用紙で後処理するものであると判定される場合、ステップS144に進む。一方、ジョブ要求が第1閾値以上の坪量の用紙で後処理するものであると判定されない場合、ステップS149に進む。
ステップS144において、加湿及び電荷の少なくとも一方の制御を行う専用制御が選択される。
なお、ステップS144の処理は、機能ユニットとして、システム内に加湿ユニット550だけが配置されている場合、加湿制御が選択されればよい。また、機能ユニットとして、システム内に電荷付与ユニット500だけが配置されている場合、電荷制御が選択されればよい。また、機能ユニットとして、システム内に加湿ユニット550及び電荷付与ユニット500の両方が配置されている場合、加湿制御及び電荷制御の少なくとも一方が選択されればよい。また、専用制御の加湿時間として、加湿するときの用紙の搬送速度を通常搬送速度よりも遅延させる設定がされてもよい。
また、ステップS144の処理は、ユーザー選択判別処理の結果を反映するものであってもよい。例えば、加湿ユニット550及び電荷付与ユニット500の両方が配置され、加湿制御及び電荷制御の両方が選択されていたとしても、ユーザーにより加湿制御及び電荷制御の何れか一方のみに選択され直されてもよい。
ステップS145において、専用制御のユーザー設定を受け付けるか否かが判定される。専用制御のユーザー設定を受け付けると判定される場合、ステップS147に進む。一方、専用制御のユーザー設定を受け付けると判定されない場合、専用制御選択処理は終了する。
ステップS146において、ジョブ要求が出力紙P’の画像読取制御を必要とするものであるか否かが判定される。出力紙P’の画像読取制御は、画像読取装置4により出力紙P’の画像を読み取り、その結果を画像形成装置3にフィードバックする制御である。
ジョブ要求が出力紙P’の画像読取制御を必要とするものであると判定される場合、ステップS143に処理が移行する。一方、ジョブ要求が出力紙P’の画像読取制御を必要とするものであると判定されない場合、ステップS149に進む。
ステップS147において、加湿量及び電荷量の少なくとも一方の調整が選択されるか否かが判定される。加湿量及び電荷量の少なくとも一方の調整が選択されると判定される場合、ステップS144に処理が移行する。一方、加湿量及び電荷量の少なくとも一方の調整が選択されると判定されない場合、ステップS148に処理が進む。
ステップS148において、加湿時間の調整が選択されるか否かが判定される。加湿時間の調整が選択されると判定される場合、ステップS144に処理が移行する。一方、加湿時間の調整が選択されると判定されない場合、専用制御選択処理は終了する。
つまり、ステップS145,S147,S148の処理を含むユーザー選択判別処理は、ステップS144で選択された制御の手動変更を受け付ける処理である。なお、フローチャートによる説明は省略したが、加湿量、電荷量、及び加湿時間そのものも、ユーザーにより適宜調整されてもよい。また、加湿量、電荷量、及び加湿時間は、上記で説明したように、用紙の搬送長、用紙の坪量、画像の印字率、及び用紙の厚さに比例して増加させる処理が望ましいものであるため、適宜制御テーブル等により、これらの制御量が調整されるものであってもよい。
以上、本実施形態によれば、実施形態1〜6のそれぞれと同様に、後処理装置6の上流側において、用紙が通紙経路10を通過することに起因する用紙の帯電量に基づき、用紙の表面と、用紙の裏面との電位差が小さくなるように制御される。したがって、後処理装置6の上流側に画像読取装置4が配置されている場合であっても、用紙の静電気に起因する後処理の品質の低下を防止することができる。
以上、本発明に係る画像形成システム1を実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態においては、除電装置5が単体で存在する一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、除電装置5は、画像読取装置4等の内部に組み込まれるものであってもよい。
また、本実施形態においては、除電装置5と、後処理装置6と、排紙装置7とがそれぞれ配置される一例について説明したが、これに限らず、除電装置5の機能と、後処理装置6の機能と、排紙装置7の機能とを搭載した1つの装置が画像読取装置4の下流側に配置されてもよい。
また、本実施形態においては、実施形態1〜6の記載の処理の一部又は複数を組み合わせた処理の一例として、実施形態7を説明したが、これらの組み合わせに限定されるものではなく、各種さまざまな組み合わせの処理が可能である。
また、本実施形態において説明した第1閾値及び第2閾値は一例であり、特にこれに限定されず、他の数値であってもよい。要するに、第1閾値及び第2閾値は、画像形成システム1全体と、使用する用紙とに基づき、設定されればよい。
なお、本実施形態におけるユーザー選択判別処理は、JAMの発生後、又は排紙トレイ8に用紙のストックができない状態が生じた後等に実施されてもよい。
1 画像形成システム
2 給紙装置
3 画像形成装置
4 画像読取装置
5 除電装置
500 電荷付与ユニット
501,501a,501b 第1付与ローラー
501’,501a’,501b’ 第2付与ローラー
503 付与電源
550 加湿ユニット
551 第1加湿部
551’ 第2加湿部
561 第1貯水部
561’ 第2貯水部
562 第1加湿ローラー
562’ 第2加湿ローラー
563 第1伝達部
563’ 第2伝達部
571 第1水供給部
571’ 第2水供給部
572 第1給水ローラー
572’ 第2給水ローラー
573 第1水切りローラー
573’ 第2水切りローラー
581 通紙経路
583 通紙ローラー
6 後処理装置
7 排紙装置
8 排紙トレイ
10 通紙経路
11 画像形成装置本体
12 画像読取部
121 第1のプラテンガラス
122 第2のプラテンガラス
123 光源
124〜126 ミラー
127 結像光学部
128 イメージセンサー
14 自動原稿送り装置
141 原稿載置部
142a,142b,143,144 ローラー
145 反転部
146 排紙皿
19 操作パネル
191 表示部
192 操作部
20 給紙部
200 給紙カセット
201 送り出しローラー
30 搬送部
300 搬送経路
302A 給紙ローラー
302B,302C,302D 搬送ローラー
303 レジストローラー
304 排紙ローラー
306 分岐部
307A 循環通紙路
307B 反転搬送路
307C 再給紙搬送路
41 制御部
43 画像処理部
60 画像形成部
601,601Y,601M,601C,601K 画像形成ユニット
611Y,611M,611C,611K LED書き込みユニット
612Y 現像部
613,613Y,613M,613C,613K 感光ドラム
614Y 帯電部
616Y クリーニング部
620 中間転写部
621 中間転写ベルト
622,622Y,622M,622C,622K 一次転写ローラー
623 二次転写ローラー
624 ベルトクリーニング装置
630 定着部
631 加熱ローラー
632 加圧ローラー
633 加熱部
71 制御部
700 搬送経路
701 スキャナー
701a 第1のスキャナー
701b 第2のスキャナー
703 測色計
705,705a〜705c 校正部
707 端部検知部
731 搬送部
741 可動コロ
742 固定コロ
743 対物ガラス部
744 通紙ガイド部
745 光源部
801a,801b 搬送ローラー
81 位置決め検知部
83 温度検知部
1000 制御ユニット
1001 配置判定部
1002 付与量制御部
1003 搬送長判定部
1011 ジョブ判定部
1013 ユニット判定部
1014 操作判別部
1021 条件判定部
1022 用紙判定部
1023 決定部
1024 加湿制御部
1025 電荷制御部
1026 タイミング制御部
1031 坪量判定部
1032 印字率判定部
1200 端部検知部
P 紙媒体
P’ 出力紙
T 原稿
X 読取位置

Claims (40)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、前記用紙に後処理を行う後処理装置と、を備える画像形成システムであって、
    前記用紙が通過する通紙経路と、
    前記後処理装置の上流側に配置され、水分及び電荷の少なくとも1つの要素を前記用紙に付与する除電装置と、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像を読み取る画像読取装置が配置されているか否かに応じて、前記除電装置により付与される前記要素の付与量を制御する制御ユニットと、を備える、
    画像形成システム。
  2. 前記制御ユニットは、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定される場合、前記付与量を通常付与量よりも増加させる、
    請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記画像読取装置は、
    前記用紙を搬送する搬送部をさらに備え、
    前記制御ユニットは、
    前記通紙経路に沿って、前記搬送部により搬送される前記用紙の搬送長が長くなるにつれ、前記付与量を増加させる、
    請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記制御ユニットは、
    前記画像形成装置のジョブ内容に基づき、前記付与量を制御する、
    請求項2または請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 前記制御ユニットは、
    前記ジョブ内容に関連する画像形成条件に基づき、前記付与量を決定する、
    請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記制御ユニットは、
    前記画像形成条件の1つである前記用紙の坪量が大きくなるにつれ、前記付与量を増加させる、
    請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 前記制御ユニットは、
    前記画像形成条件の1つである前記用紙に形成されている前記画像の印字率又は用紙サイズに対するトナー付着面積比が増加するにつれ、前記付与量を増加させる、
    請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 前記制御ユニットは、
    前記ジョブ内容に関連する前記用紙の種類に応じて、前記付与量を決定する、
    請求項7に記載の画像形成システム。
  9. 前記制御ユニットは、
    前記用紙の種類がコート紙及び厚紙の少なくとも一方であると判定される場合、前記付与量を前記通常付与量よりも増加させる、
    請求項8に記載の画像形成システム。
  10. 前記制御ユニットは、
    前記用紙の種類が厚紙であり、且つ前記用紙の厚さが増すにつれ、前記付与量を増加させる、
    請求項9に記載の画像形成システム。
  11. 前記制御ユニットは、
    前記用紙の種類が薄紙であると判定される場合、又は、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていないと判定される場合、前記付与量を前記通常付与量に決定する、
    請求項8に記載の画像形成システム。
  12. 前記制御ユニットは、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に含まれている機能ユニットに応じて、前記付与量を制御する、
    請求項2〜11の何れか一項に記載の画像形成システム。
  13. 前記制御ユニットは、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが水分を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する加湿ユニットである場合、前記用紙に付与する前記水分を増加させる、又は前記用紙に前記水分を付与させるときの前記用紙の搬送速度を遅延させる、
    請求項12に記載の画像形成システム。
  14. 前記制御ユニットは、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが電荷を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する電荷付与ユニットである場合、前記用紙に付与する前記電荷を増加させる、
    請求項12に記載の画像形成システム。
  15. ユーザーの操作を受け付ける操作パネルをさらに備え、
    前記制御ユニットは、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが水分を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する加湿ユニットである旨が、前記操作パネルに受け付けられる操作内容に含まれると判別される場合、前記用紙に付与する前記水分を増加させる、又は前記用紙に前記水分を付与させるときの前記用紙の搬送速度を遅延させる、
    請求項12に記載の画像形成システム。
  16. ユーザーの操作を受け付ける操作パネルをさらに備え、
    前記制御ユニットは、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが電荷を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する電荷付与ユニットである旨が、前記操作パネルに受け付けられる操作内容に含まれると判別される場合、前記用紙に付与する前記電荷を増加させる、
    請求項12に記載の画像形成システム。
  17. 前記制御ユニットは、
    前記用紙に前記水分を付与する付与範囲に応じて、前記付与量を制御する、
    請求項16に記載の画像形成システム。
  18. 前記制御ユニットは、
    前記付与範囲が、前記用紙の先端側及び後端側の少なくとも一方を含む場合、前記水分の前記付与量を前記通常付与量よりも増加させる、
    請求項17に記載の画像形成システム。
  19. 前記用紙の先端の通過を検知する端部検知部をさらに備え、
    前記制御ユニットは、
    前記端部検知部による前記用紙の先端の検知タイミングに基づき、前記用紙の先端側又は後端側を特定する、
    請求項18に記載の画像形成システム。
  20. 前記制御ユニットは、
    前記通紙経路と、前記用紙との摩擦帯電列の関係に基づき、前記電荷の極性を決定する、
    請求項1〜19の何れか一項に記載の画像形成システム。
  21. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、前記用紙に後処理を行う後処理装置と、前記用紙が通過する通紙経路と、を含む画像形成システムが備える制御ユニットにおいて実行される制御プログラムであって、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像を読み取る画像読取装置が配置されているか否かを判定する判定ステップと、
    判定結果に応じて、前記後処理装置の上流側に配置された除電装置による、前記用紙に対する水分及び電荷の少なくとも1つの要素の付与量を制御する付与量制御ステップと、を有する、
    制御プログラム。
  22. 前記付与量制御ステップは、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定される場合、前記付与量を通常付与量よりも増加させる、
    請求項21に記載の制御プログラム。
  23. 前記付与量制御ステップは、
    前記通紙経路に沿って、搬送部により搬送される前記用紙の搬送長が長くなるにつれ、前記付与量を増加させる、
    請求項22に記載の制御プログラム。
  24. 前記付与量制御ステップは、
    前記画像形成装置のジョブ内容に基づき、前記付与量を制御する、
    請求項22または請求項23に記載の制御プログラム。
  25. 前記付与量制御ステップは、
    前記ジョブ内容に関連する画像形成条件に基づき、前記付与量を決定する、
    請求項24に記載の制御プログラム。
  26. 前記付与量制御ステップは、
    前記画像形成条件の1つである前記用紙の坪量が大きくなるにつれ、前記付与量を増加させる、
    請求項25に記載の制御プログラム。
  27. 前記付与量制御ステップは、
    前記画像形成条件の1つである前記用紙に形成されている前記画像の印字率又は用紙サイズに対するトナー付着面積比が増加するにつれ、前記付与量を増加させる、
    請求項26に記載の制御プログラム。
  28. 前記付与量制御ステップは、
    前記ジョブ内容に関連する前記用紙の種類に応じて、前記付与量を決定する、
    請求項27に記載の制御プログラム。
  29. 前記付与量制御ステップは、
    前記用紙の種類がコート紙及び厚紙の少なくとも一方であると判定される場合、前記付与量を前記通常付与量よりも増加させる、
    請求項28に記載の制御プログラム。
  30. 前記付与量制御ステップは、
    前記用紙の種類が厚紙であり、且つ前記用紙の厚さが増すにつれ、前記付与量を増加させる、
    請求項29に記載の制御プログラム。
  31. 前記付与量制御ステップは、
    前記用紙の種類が薄紙であると判定される場合、又は、前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていないと判定される場合、前記付与量を前記通常付与量に決定する、
    請求項28に記載の制御プログラム。
  32. 前記付与量制御ステップは、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に含まれている機能ユニットに応じて、前記付与量を制御する、
    請求項22〜31の何れか一項に記載の制御プログラム。
  33. 前記付与量制御ステップは、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが前記水分を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する加湿ユニットである場合、前記用紙に付与する前記水分を増加させる、又は前記用紙に前記水分を付与させるときの前記用紙の搬送速度を遅延させる、
    請求項32に記載の制御プログラム。
  34. 前記付与量制御ステップは、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが前記電荷を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する電荷付与ユニットである場合、前記用紙に付与する前記電荷を増加させる、
    請求項32に記載の制御プログラム。
  35. 前記付与量制御ステップは、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが水分を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する加湿ユニットである旨が、操作パネルに受け付けられる操作内容に含まれると判別される場合、前記用紙に付与する前記水分を増加させる、又は前記用紙に前記水分を付与させるときの前記用紙の搬送速度を遅延させる、
    請求項32に記載の制御プログラム。
  36. 前記付与量制御ステップは、
    前記画像形成装置から前記後処理装置までの間に、前記画像読取装置が配置されていると判定され、前記機能ユニットが電荷を前記用紙の表面及び裏面の少なくとも一方に付与する電荷付与ユニットである旨が、操作パネルに受け付けられる操作内容に含まれると判別される場合、前記用紙に付与する前記電荷を増加させる、
    請求項32に記載の制御プログラム。
  37. 前記付与量制御ステップは、
    前記用紙に前記水分を付与する付与範囲に応じて、前記付与量を制御する、
    請求項36に記載の制御プログラム。
  38. 前記付与量制御ステップは、
    前記付与範囲が、前記用紙の先端側及び後端側の少なくとも一方を含む場合、前記水分の前記付与量を前記通常付与量よりも増加させる、
    請求項37に記載の制御プログラム。
  39. 前記付与量制御ステップは、
    前記用紙の先端の通過を検知する端部検知部による前記用紙の先端の検知タイミングに基づき、前記用紙の先端側又は後端側を特定する、
    請求項38に記載の制御プログラム。
  40. 前記付与量制御ステップは、
    前記通紙経路と、前記用紙との摩擦帯電列の関係に基づき、前記電荷の極性を決定する、
    請求項21〜39の何れか一項に記載の制御プログラム。
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