JP6794358B2 - 編み物の製造のための機械および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、編み物の製造のための機械であって、この機械が、
多数の編み目形成エレメント、および、少なくとも1つの編み目形成位置を有し、前記編み目形成位置に、1つの精紡装置が所属して設けられており、前記精紡装置が、粗糸から、繊維ウェブまたは糸を製造し、且つ、この繊維ウェブまたは糸を、それぞれに、前記多数の編み目形成エレメントに供給する様式の前記機械、および、編み物の製造のための方法、並びに、この方法に従って製造された編み物に関する。
既に少し前から、編み機、特に、丸編み機は公知であり、これら丸編み機の場合、
編みニードルに、繊維ウェブまたは糸が供給され、この繊維ウェブまたは糸が、直接的に、この編み機の編成システムに所属して設けられた精紡装置によって、粗糸から製造される。
特許文献1は、1つの編み機を記載しており、この編み機の場合、練条機が、粗糸を所望された繊度の繊維ウェブへとドラフトし、且つ、直接的に編みニードルに供給する。
そのような繊維ウェブから製造された編み物は、極めて高い柔軟性、および、極めて快適な感触によって特徴付けられる。
更に、この特許文献1内において、編み物が、幾分より高い安定性でもって製造されるべきである限りは、この機械の精紡装置によって、それぞれ1つの、旧来の、または、伝統にとらわれない糸を形成すること、および、編みニードルに供給することが提案されている。
特許文献2から、練条機を有する編み機が公知であり、これら練条機のボトムローラーは、モータにより駆動されており、その際、それぞれに、これら複数の練条機のモータが、共通の周波数変換器に所属して設けられており、且つ、この編み機の制御装置によって共に制御される。繊維ウェブの太さの変化は、ここで、ただ複数の編みポイントだけに関して同時に実現可能であり、このことによって、この公知の機械の模様付け可能性は、強度に制限されている。
特許文献3は、編み機のための、幅狭に構成した練条機を記載しており、この練条機の場合、エプロンローラーと出口ローラー対とが、別個のモータによって駆動されている。これらエプロンローラーは、駆動的に入口ローラー対と連結されている。
これら練条機を備えているこの編み機は、制御技術的に、従来、しかしながら、ただ環状模様だけを、異なる太さの繊維ウェブまたは糸の形成によって製造され得、しかしながら、全ての練条機が、同じ粗糸をドラフトする際に、繊維ウェブ−または糸太さが1つの編み目横列内において変化する、如何なる模様も製造され得ない。このことは、従来、ただ、個別の練条機に異なる太さの粗糸が供給される場合にだけ可能である。
他の模様への切替えの際に、その場合に、しかしながら、この機械の粗糸ボビンは交換されねばならず、このことは、極めて手間暇がかかることである。
国際公開第2004/079068 A2号パンフレット ドイツ連邦共和国特許出願公開第10 2005 052 693 A1号明細 国際公開第2009/026734 A1号パンフレット
この公知技術を出発点として、本発明の根底をなす課題は、異なる太さの繊維ウェブまたは糸から形成されている編み目から成る、適宜の模様を備える編み物の、能率的な製造を可能にすることである。
この課題は、編み物の製造のための機械によって解決され、この機械が、
多数の編み目形成エレメント、および、少なくとも1つの編み目形成位置を有し、
前記編み目形成位置に、1つの精紡装置が所属して設けられており、
前記精紡装置が、粗糸から、繊維ウェブまたは糸を製造し、且つ、この繊維ウェブまたは糸を前記編み目形成エレメントに供給し、
その際、前記精紡装置が、駆動装置を備えており、
これら駆動装置が、
前記精紡装置でもって、前記粗糸から、可変の太さの前記繊維ウェブまたは糸を製造可能であり且つ前記編み目形成エレメントに供給可能であるように、制御可能であり、
その際、少なくとも2つの編み目形成位置が設けられており、これら編み目形成位置に、それぞれに1つの前記精紡装置が所属して設けられており、
その際、隣接する2つの精紡装置によって製造される前記繊維ウェブまたは糸の太さが変化可能である、
様式の上記機械において、
前記精紡装置の前記駆動装置が、
前記繊維ウェブまたは糸の太さが、同じ精紡装置によって供給される前記編み目形成エレメントの間で変化するように、制御可能であること、
従って、模様が形成され得、これら模様において、繊維ウェブまたは糸の太さが、編み目から編み目へと、1つの編み目横列内において変化していること、
ことによって特徴付けられている。
本発明に従う機械でもって、同様に、同じ粗糸の使用においても、それぞれの編み目形成エレメントに、異なる太さの繊維ウェブまたは糸が供給され得、且つ、これら編み目形成エレメントによって、編み目へと成形される。このことによって、1つの模様を有する編み物を形成することは可能であり、この模様において、糸または繊維ウェブの太さは、同様に、編み目横列方向においても変化している。
粗糸として、その際、フライヤスライバ(Flyer−Lunte)、カードスライバ(Kardenband)、または、練条スライバ(Streckenband)が使用され得る。
その際、もちろん、少なくとも2つの編み目形成位置を設けることは可能であり、これら編み目形成位置に、精紡装置が所属して設けられており、その際、隣接する1つの精紡装置によって製造される繊維ウェブまたは糸の太さが変化可能である。
それぞれの精紡装置は、有利には、独自の駆動装置を有していることは可能である。
しかしながら、同様に、複数の精紡装置を、変速比が調節可能である伝動装置を介して連結すること、および、これら精紡装置のための共通の駆動装置を設けることも可能である。
その際、精紡装置の駆動装置は、繊維ウェブまたは糸の太さが、同じ精紡装置によって供給される編み目形成エレメントの間で変化するように、制御可能である。
従って、しかもそのうえ、模様が形成され得、これら模様の場合、繊維ウェブ−または糸太さは、編み目から編み目へと、1つの編み目横列内において変化する。
極端な場合には、精紡装置の駆動装置は、しかもそのうえ、製造され且つ供給された繊維ウェブまたは糸の太さが、同じ精紡装置によって供給される全ての編み目形成エレメントにおいて異なるように、制御可能である。
1つの精紡装置は、その際、唯一の編み目形成位置、または、複数の編み目形成位置に、繊維ウェブを供給可能である。
その際、本発明に従う機械によって、繊維ウェブ−または糸太さの変化によって達成可能である模様多様性は、もはやほとんど限度を設けられない。
もちろん、その際、所望された模様、および、編み物を、達成しようとされている品質において収受するために、同様に、特別な糸の供給、編み目形成エレメントの引出しにおけるパラメータの変化、異なる大きさの編み目の形成のためのドラフト(Kulierung)の変化、並びに、編み目形成エレメントの選択のような、更に別の措置を講じることも可能である。
この機械の第1の有利な構成において、精紡装置は、複数のローラー対を備える、練条機を有していることは可能であり、その際、ローラー対内の、少なくとも2つのローラー対が、独自の駆動装置を有しており、且つ、これら駆動装置が、互いに依存せずに制御可能である。
両方のローラー対の速度の相違が大きくなればなる程に、ドラフト速度はより大きくなり、且つ、従って、形成される繊維ウェブはより細くなる。この繊維ウェブは、直接的に、編み目形成エレメントに、供給され得るか、または、その前に、精紡機構によって、糸へと精紡され得る。
この機械の他の構成において、精紡装置は、少なくとも1つの供給ローラーを備えるフリクション精紡装置を有していることは可能であり、供給ローラーの速度が、1つのローラー対に応じて調節可能である。
引出しの速度に対する、この供給ローラーの周速の比率は、ここで、形成される糸の太さを規定する。
編み目形成位置と精紡装置との間の比較的に大きな間隔において、精紡装置と、編み目形成エレメントとの間に、繊維ウェブまたは糸のための移送装置が設けられている場合、有利である。
例えば、移送ローラー、及び/または、移送管、及び/または、撚り要素を備え得る、そのような移送装置でもって、精紡装置は、同様に、例えば、小さな直径のニードルシリンダを備える丸編み機に装着可能であり、これら丸編み機の場合、ニードルシリンダ外周への短い距離におけるスペースが、それぞれの編み位置のために1つの精紡装置を設けるために十分ではない。
撚り要素が設けられている場合、繊維ウェブ内において、撚りが形成され得、従って、移送安定的な中間糸が得られる。この撚りは、この撚り要素と編み目形成位置との間の道程上で再び解され、従って、編み物は、平行に位置する繊維を有する繊維ウェブでもって形成され、このことによって、この編み物の所望された、柔軟な手触りが与えられる。
本発明に従う機械は、丸編み機、平編み機、メリヤス編み機、または、ラッセル編み機として形成されていることは可能である。
有利には、この機械は、回転駆動可能なニードルシリンダ、および、多数の編み目形成位置を備える、丸編み機であり、その際、それぞれの編み目形成位置に、1つの練条機が所属して設けられている。
そのような機械において、自体で公知の方法で、ニードルシリンダの回転速度が調節できることは可能である。更に、この機械は、個別選針装置(Einzelnadelauswahl)を有している。それに加えて、この機械にダイヤルが設けられている場合、シングルフェイス編み地、または、ダブルフェイス編み地が製造され得る。
本発明は、更に、編み物の製造のための機械で、異なる繊維ウェブ−または糸太さを有する編み目の形成によって作られる模様を備える編み物の製造のための方法であって、
前記機械が、
多数の編み目形成エレメント、および、少なくとも2つの編み目形成位置を有し、
前記編み目形成位置に、それぞれに1つの精紡装置が所属して設けられており、
前記精紡装置が、粗糸から、可変の太さの繊維ウェブまたは糸を製造し、且つ、この繊維ウェブまたは糸を前記編み目形成エレメントに供給し、
その際、隣接する2つの前記精紡装置によって製造される前記繊維ウェブまたは糸の太さが変化可能であり、
その際、これら精紡装置が、駆動装置を備えている様式の前記方法に関し、
前記方法は、
前記精紡装置の前記駆動装置が、
前記精紡装置のドラフト速度の継続的な制御が、前記編み物内において形成されるべき模様に依存して、それぞれの前記編み目形成エレメントのために、前記精紡装置によって形成されるべき、所望された前記繊維ウェブまたは糸の太さに相応して行われ、且つ、これに伴って、前記繊維ウェブまたは糸の太さが、同じ精紡装置によって供給される前記編み目形成エレメントの間で変化するように制御され、
従って、繊維ウェブ−または糸太さが、編み目から編み目へと、1つの編み目横列内において変化され得ること、
によって特徴付けられている。
この方法に従い、繊維ウェブまたは糸の太さは、編み目精確に調節され得る。従って、全ての、考えられ得る、繊維ウェブ−または糸太さに基づく模様は、編み物内において形成可能である。
その際、精紡装置の速度は、適宜の時系列的な経過において、所定の模様の達成のために変化され得る。
この速度変化は、波形、ストライプ、または、環状模様のような、規則的な模様を形成するために、規則的な間隔において繰り返され得る。速度が所定の値を占める時間間隔は、常に、同じに選択され、または、規則的または不規則的に変化され得る。
同様に、編み物の領域の間の、異なる繊維ウェブ−または糸太さでもって形成される変化部は、異なる方法で造形され得る。従って、模様が、異なる繊維ウェブ−または糸太さの領域の間の急激な変化部を有するべき場合、速度は、飛躍的に変化され得る。
それに対して、速度が、スロープ状、または、漸近状に、新しい値へと調節される場合、模様は、異なる繊維ウェブ−または糸太さの領域の間の緩やかな変化部を有する。
所定の繊維ウェブ−または糸太さを有する、それぞれの編み目を製造可能とするために、
精紡装置の速度は、合目的に、少なくとも、精紡装置が、新しい太さにおける編み目の形成のために十分な繊維ウェブ−または糸長さを、1つの編み目形成エレメントによって形成されるまでの間、新しい値へと調節され得る。
その際、模様が、次の編み目が既に再び他の糸−または繊維ウェブ太さを有するべきであることを必要とする場合、1つの編み目のために十分な繊維ウェブ−または糸長さの形成の後、精紡装置の速度は、既に、再び、新しい値へと調節され得る。
しかしながら、同様に、それぞれの編み目の横列内における、精紡装置の速度を、偶然の原理(Zufallsprinzip)に従って変化することも可能であり、このことによって、唯一無二の模様を備える編み物が形成され得る。
それぞれの精紡装置に、この目的のために、有利には、同じ太さの粗糸が供給され得る。しかしながら、同様に、いくつかの精紡装置に、異なった太さの粗糸を供給すること、および、このことによって、繊維ウェブまたは糸を、他の太さを有して形成することは可能である。
更に、同様に、両方の効果、即ち、精紡装置の速度の変化、および、異なる太さの糸の使用を、互いに組み合わせることも可能である。
それぞれの精紡装置の構成に応じて、これら精紡装置の速度は、異なる様式に変化され得る。精紡装置が練条機を有する限りは、従って、例えば、精紡装置の速度は、練条機の、ローラー対の相対的な速度の変化によって変化され得る。
有利には、この目的のために、一方のローラー対は、一定の速度でもって作動され、且つ、ただ他方のローラー対だけが変化される。
フリクション精紡装置として形成された精紡装置の速度は、それに対して、供給ローラーと出口ローラー対との間の、相対的な速度の変化によって変化され得る。
本発明は、更に、本発明に従う方法によって製造された編み物に関し、
この編み物が、異なる繊維ウェブ太さでもっての編み目の形成によって作られている、1つの模様を有しており、その際、前記模様が、編み目から編み目への編み目横列方向における、及び、編み目畝方向における、繊維ウェブ太さの変化によって形成されており、且つ、この繊維ウェブが平行な繊維から成っている。
編み物が、その際、1つの模様を備えることは可能であり、この模様は、異なる繊維ウェブ−または糸太さでもって形成された編み目領域の間の、急激な、及び/または、緩やかな変化部を有している。
模様は、編み目から編み目への、糸−または繊維ウェブ太さの変化を有している。異なる編み目領域の外側の輪郭は、それぞれの適宜の形状を取り得る。環状体、ストライプ、円形のような、幾何学的な形状は可能である。同様に、文字、または、ロゴも、そのような編み目領域でもって表現可能である。
更に、そのことが、既に、ただフレークヤーンの使用だけによって可能であるような、模様効果は達成され得る。
以下で、本発明に従う機械、並びに、本発明に従う編み物の、有利な実施形態を、図に関連して詳しく説明する。
第1の練条機を有する丸編み機の概略的な図である。 第2の練条機を有する丸編み機の概略的な図である。 図1における丸編み機の平面図である。 図1における丸編み機の、練条機駆動機構の、異なる速度プロフィルを有するダイヤフラムである。 異なる繊維ウェブ太さでもって製造された編み目領域を有する、第1の編み物の概略的な図である。 異なる繊維ウェブ太さでもって製造された編み目領域を有する、第2の編み物の概略的な図である。 異なる繊維ウェブ太さでもって製造された編み目領域を有する、第3の編み物の概略的な図である。
図1は、概略的な原理図における、編み物の製造のための機械10を示しており、この機械が、丸編み機11、および、精紡装置12によって形成されている。この丸編み機11について、ここでラッチニードルの様式の編み目形成エレメント14を備えるニードルシリンダ13と、これら編み目形成エレメント14が編み目形成のために前進され得る編み目形成位置15とが図示されている。
更に、全機械10のための制御装置16が示唆されている。
編み目形成位置15に、精紡装置12が所属して設けられており、この精紡装置は、練条機17、および、撚り要素18から成り、その際、この撚り要素18が、移送管19と結合されている。この練条機17は、入口ローラー対20a、20b、エプロンローラー対21a、21b、および、出口ローラー対22a、22bを有している。このエプロンローラー対21a、21bを介して、二重エプロン23が案内されている。それぞれのローラー対20a、bから22a、bにおいて、それぞれに、ボトムローラー20b、21b、および、22bは、駆動されている。
ボトムローラー20b、および、22bの、ここで詳細には図示されていない駆動装置は、制御装置16と接続されており、且つ、従って、この制御装置によって制御され得る。ボトムローラー21bは、機械的に、ボトムローラー20bと連結されており、且つ、従って、このボトムローラー20bの周速と確実に比例する周速でもって回転する。
練条機12に、矢印方向24に、ある程度のねじれを有するフライヤー粗糸によって形成されている粗糸VGが供給される。このねじれによって、ボビンに巻き取られ得ることのために、および、同様に、比較的に長い道程を介して練条機12に供給され得ることのためにも、この粗糸VGは十分な強度を有している。このねじれは、しかしながら、練条機内において、この粗糸VGが、所望された糸繊度にドラフトされ得るために、再び解されねばならない。このねじれの解きほぐしは、練条機12の予備ドラフトゾーン内において行われ、この予備ドラフトゾーンが、入口ローラー対20a、bと、エプロンローラー対21a、bとの間に延在している。
主ドラフトゾーンは、それに対して、エプロンローラー対21a、bと出口ローラー対22a、bとの間に延在している。練条機12によって形成された繊維ウェブFBの太さは、ローラー対21a、bと22a、bの周速の差によって規定される。これら周速は、制御装置16によって、それぞれの編み目形成エレメント14に、所望された太さの繊維ウェブFBが供給され得るように調節され得る。従って、丸編み機11によって、異なる繊維ウェブ−または糸太さの領域によって形成された模様を備える編み物が編まれ得、その際、同様に、1つの編み目横列内においても、そのような異なる領域が設けられ得る。
練条機12の予備ドラフトゾーンの、適当に短い長さ、および、丸編み機11の比較的に粗い繊度において、その場合に、しかもそのうえ、それぞれの編み目に、異なる太さの繊維ウェブFB、または、糸が供給され得る。このことによって、しかもそのうえ、模様が形成され得、これら模様の場合、1つの編み目横列内において少なくとも領域的に、それぞれの編み目が他の太さを有している。
練条機12から走出する繊維ウェブFBに、撚り要素18によって仮撚りが与えられ、このことによって、この仮撚りは、移送安定的に、移送管19を通って編み目形成エレメント14に供給され得る。この仮撚りは、移送管を通る繊維ウェブFBの道程上で再び解され、従って、編み目形成エレメント14によって、基本的の平行に整向された繊維を有する繊維ウェブFBが編み合わせられ得る。
この練条機12が、編み目形成位置15に極めて密接して設けられている場合、撚り要素18、および、移送管19は設けられなくても良い。
図2から見て取れる機械10′は、再び、丸編み機11を有している。
更に、練条機12′が設けられており、この練条機は、図1における練条機12の構造に、極めて類似しており、且つ、ただ、ローラー対20a′、20b′;21a′、21b′;22a′、22b′の、全てのボトムローラー20b′、21b′、および、22b′が、独自の駆動装置を備えており、且つ、機械10′の制御装置16によって、個別に、且つ、互いに依存せずに、制御可能であることによってだけ、この図1における練条機と相違している。
このことによって、ローラー20b′、および、21b′の周速の比率が互いに変化されるというやり方で、ここで、同様に、粗糸VGの予ドラフトも変化可能である。このことによって、繊維ウェブFBの製造可能な太さの範囲は、更に増大され得る。
図3は、図1における機械10の平面図を示している。丸編み機11のニードルシリンダ13に、外周にわたって分配された、複数の編み目形成位置15、15.1、15.2、15.3が設けられており、これら編み目形成位置について、見通しの理由から、ただ4つだけが図示されていることが見て取れ得る。
それぞれの編み目形成位置15、15.1、15.2、15.3に、1つの練条機12、12.1、12.2、12.3が所属して設けられており、その際、これら練条機が、同一に構成されており、且つ、それぞれに、入口ローラー対20a、b、20.1a、b、20.2a、b、20.3a、b、エプロンローラー対21a、b、21.1a、b、21.2a、b、21.3a、b、および、出口ローラー対22a、b、22.1a、b、22.2a、b、22.3a、bを有している。
それぞれの入口ボトムローラー20b、20.1b、20.2b、20.3bに、それぞれに、駆動装置30、30.1、30.2、30.3が所属して設けられている。同様に、出口ボトムローラー22b、22.1b、22.2b、22.3bは、駆動装置31、31.1、31.2、31.3を有している。有利には電気モータとして形成され得る、全ての駆動装置30、30.1、30.2、30.3、31、31.1、31.2、31.3は、制御装置16と接続されており、且つ、この制御装置によって、それぞれに、完全に他の駆動装置30、30.1、30.2、30.3、31、31.1、31.2、31.3のそれぞれの駆動装置に依存せずに制御され得る。
このことによって、練条機12、12.1、12.2、12.3のそれぞれの練条機でもって、他の太さの繊維ウェブを製造すること、および、所属する編み目形成位置15、15.1、15.2、15.3に供給することは可能である。従って、模様を有する編み物が製造され得、これら編み物の場合、糸太さは、数回にわたって、1つの編み目横列内において変化する。
図4は、1つの練条機12の、ドラフト速度Vの、いくつかの可能な時間的な経過の概略的なダイヤフラムを示しており、このドラフト速度が、エプロンローラー対21a、bと出口ローラー対22a、bとの間の、相対的な速度として定義される。
曲線経過aにおいて、ドラフト速度Vは、所定の時間間隔のために、ベース速度V0から、低い値V1へと、次いで、再び逆に、値V0へと調節される。
速度Vが値V1を占める時間間隔の間じゅう、練条機によって、値V0の値である時間間隔におけるよりも、より太い繊維ウェブFBが形成され、且つ、編み目形成エレメントに供給される。値V0と値V1との間の変化部は、それぞれに、スロープ状であり、且つ、比較的に急傾斜であり、このことによって、比較的に太い繊維ウェブでもって編まれる模様領域が、両側で、鋭い縁部を有する。
曲線経過b、cおよびdは、値V0からより高い値V2、V3、V4への、速度Vの一時的な増大を示している。速度Vが、それぞれに、より高い値を占める時間間隔は、カーブからカーブへの、速度の増大の開始時点と同様に異なっている。これら曲線のそれぞれの曲線は、しかしながら、編み目が、比較的に細い糸、または、繊維ウェブでもって形成される、模様領域を誘起する。
曲線b、および、cの場合、これらの領域は、両側で、鋭利に境界されている。曲線dの場合、それに対して、速度は、迅速に、値V0から値V4へと増大し、しかしながら、引き続いて、比較的にゆっくりと、再び降下される。このことによって、比較的に小さな糸繊度でもって編まれる模様領域は、一方の側で鋭利な縁部を、および、他方の側でベース繊度における編み目領域への漸次の変化部を与えられる。
ドラフト速度Vの図示された経過は、単なる例示にすぎない。
原理的には、この速度は、許容される振幅領域内において、適宜の時系列的な経過において変化可能である。この許容される振幅領域は、使用される粗糸、並びに、練条機特性に依存する。製造される繊維ウェブは、更に、編み目形成エレメントによって処理され得るために、十分に細くなくてはならず、他方では、しかしながら、必要な安定性を有しているために、同様に十分に太くなくてはならない。
図5から7までは、本発明に従う編み物の部分の3つの例を示しており、これら編み物が、それぞれに模様を備えており、これら模様が、所定の編み目領域が他の繊維ウェブ−または糸太さでもって編まれることによって、得られている。
図5から7内において、密に並んで位置する点によって特徴付けられている、それら領域は、比較的に太い繊維ウェブ、または、糸でもって編まれた編み目領域である。
図5における編み物50は、ベース編み部51を有し、このベース編み部が、均一の繊維ウェブ−または糸太さでもって製造される。このベース編み部51内において、菱形の領域52が設けられており、この領域が、比較的に高い繊維ウェブ−または糸太さでもって製造される。この領域52は、その際、鋭利な、外側の輪郭を有している。
図6における編み物60は、それに対して、1つの模様を有しており、この模様が、総じて、4つのストライプ61〜64によって形成され、これらストライプが、全て、異なる太さの糸、または、繊維ウェブでもって製造される。
図7内において示された編み物は、2つの不規則な、雲形状の編み目領域72および73を備える、ベース編み部71を有しており、これら編み目領域が、それぞれに、他の糸−または繊維ウェブ太さにおいて製造されている。図5における編み物50の領域52におけると同様に、領域72および73を編むために、繊維ウェブ−または糸太さの変化は、編み目横列方向と同様に、編み目畝方向にも必要である。
機械10、および、10′において、練条機12、または、12′が、同様に、フリクション精紡装置のような他の精紡装置によっても置換され得ることは自明のことである。同様に、これら他の精紡装置でもって、精紡速度の調節によって異なる太さの糸も製造され得る。丸編み機11は、同様に、平編み機、メリヤス編み機、または、ラッセル編み機によっても置換され得る。
10 機械
11 丸編み機
12 精紡装置、練条機
13 ニードルシリンダ
14 編み目形成エレメント
15 編み目形成位置
16 制御装置
17 練条機
18 撚り要素
19 移送装置、移送管
20 入口ローラー対
20b 入口ボトムローラー
21 エプロンローラー対
22 出口ローラー対
22b 出口ボトムローラー
23 二重エプロン
24 矢印方向
30、31 駆動装置
50、60、70 編み物
51、61、71 ベース編み部
52 菱形の領域
61、62、63、64 ストライプ
72、73 編み目領域
FB 繊維ウェブ
V ドラフト速度、速度
VG 粗糸
V0 ベース速度
V1 低い値
V2、V3、V4 高い値
a、b、c、d 曲線経過

Claims (20)

  1. 編み物(50、60、70)の製造のための機械であって、この機械が、
    多数の編み目形成エレメント(14)、および、少なくとも1つの編み目形成位置(15、15.1、15.2、15.3)を有し、
    前記編み目形成位置に、1つの精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)が所属して設けられており、
    前記精紡装置が、粗糸(VG)から、繊維ウェブ(FB)または糸を製造し、且つ、この繊維ウェブまたは糸を前記編み目形成エレメント(14)に供給し、
    前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)が、駆動装置(30、31、30.1、31.1、30.2、31.2、30.3、31.3)を備えており、
    これら駆動装置が、
    前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)でもって、前記粗糸(VG)から、可変の太さの前記繊維ウェブ(FB)または糸を製造可能であり且つ前記編み目形成エレメント(14)に供給可能であるように、制御可能であり、
    少なくとも2つの編み目形成位置(15、15.1、15.2、15.3)が設けられており、これら編み目形成位置に、それぞれに1つの前記精紡装置が所属して設けられており、
    隣接する2つの精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)によって製造される前記繊維ウェブ(FB)または糸の太さが変化可能である、
    様式の上記機械において、
    前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)の前記駆動装置(30、31、30.1、31.1、30.2、31.2、30.3、31.3)が、
    前記繊維ウェブ(FB)または糸の太さが、同じ精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)によって供給される前記編み目形成エレメント(14)の間で変化するように、制御可能であること、
    従って、模様が形成され得、これら模様において、繊維ウェブまたは糸の太さが、編み目から編み目へと、1つの編み目横列内において変化していること、
    を特徴とする機械。
  2. 前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)の前記駆動装置(30、31、30.1、31.1、30.2、31.2、30.3、31.3)は、
    製造され且つ供給された前記繊維ウェブ(FB)または糸の太さが、同じ精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)によって供給される全ての前記編み目形成エレメント(14)において異なるように、制御可能であることを特徴とする請求項1に記載の機械。
  3. 前記精紡装置は、複数のローラー対(20a、b、21a、b、22a、b;20.1a、b、21.1a、b、22.1a、b;20.2a、b、21.2a、b、22.2a、b;20.3a、b、21.3a、b、22.3a、b)を備える、練条機(12、12.1、12.2、12.3)を有しており、
    前記ローラー対(20a、b、21a、b、22a、b;20.1a、b、21.1a、b、22.1a、b;20.2a、b、21.2a、b、22.2a、b;20.3a、b、21.3a、b、22.3a、b)内の、少なくとも2つのローラー対(20a、b、22a、b;20.1a、b、22.1a、b;20.2a、b、22.2a、b;20.3a、b、22.3a、b)が、それぞれに、独自の駆動装置(30、31、30.1、31.1、30.2、31.2、30.3、31.3)を有しており、且つ、
    これら駆動装置(30、31、30.1、31.1、30.2、31.2、30.3、31.3)が、互いに依存せずに制御可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の機械。
  4. 複数の精紡装置が設けられており、これら精紡装置が、それぞれに、互いに並列して設けられた複数の練条機(12.1、12.2、12.3)を有していることを特徴とする請求項3に記載の機械。
  5. 前記精紡装置は、少なくとも1つの入口ローラー対を備えるフリクション精紡装置を有しており、前記入口ローラー対の速度が、1つの出口ローラー対の速度に応じて調節可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の機械。
  6. 前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)と、前記編み目形成エレメント(14)との間に、前記繊維ウェブ(FB)または糸のための移送装置(19)が設けられていることを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載の機械。
  7. 前記移送装置は、移送ローラー、及び/または、移送管(19)、及び/または、撚り要素(18)を備えていることを特徴とする請求項に記載の機械。
  8. 前記機械は、回転駆動可能なニードルシリンダ(13)、および、多数の編み目形成位置(15、15.1、15.2、15.3)を備える、丸編み機(11)であり、それぞれの前記編み目形成位置(15、15.1、15.2、15.3)に、1つの練条機(12、12.1、12.2、12.3)が所属して設けられていることを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載の機械。
  9. 前記ニードルシリンダ(13)の回転速度は調節可能であることを特徴とする請求項に記載の機械。
  10. 編み物(50、60、70)の製造のための機械(10、10′)で、異なる繊維ウェブ−または糸太さを有する編み目の形成によって作られる模様を備える編み物(50、60、70)の製造のための方法であって、
    前記機械が、
    多数の編み目形成エレメント(14)、および、少なくとも2つの編み目形成位置(15、15.1、15.2、15.3)を有し、
    前記編み目形成位置に、それぞれに1つの精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)が所属して設けられており、
    前記精紡装置が、粗糸(VG)から、可変の太さの繊維ウェブ(FB)または糸を製造し、且つ、この繊維ウェブまたは糸を前記編み目形成エレメント(14)に供給し、
    隣接する2つの前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)によって製造される前記繊維ウェブ(FB)または糸の太さが変化可能であり、
    これら精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)が、駆動装置(30、31、30.1、31.1、30.2、31.2、30.3、31.3)を備えている様式の、前記方法において、
    前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)の前記駆動装置(30、31、30.1、31.1、30.2、31.2、30.3、31.3)が、
    前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)のドラフト速度(V)の継続的な制御が、前記編み物(50、60、70)内において形成されるべき模様に依存して、それぞれの前記編み目形成エレメント(14)のために、前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)によって形成されるべき、所望された前記繊維ウェブ(FB)または糸の太さに相応して行われ、且つ、これに伴って、前記繊維ウェブ(FB)または糸の太さが、同じ精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)によって供給される前記編み目形成エレメント(14)の間で変化するように制御され、
    従って、繊維ウェブ−または糸太さが、編み目から編み目へと、1つの編み目横列内において変化され得ること、
    を特徴とする方法。
  11. 前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)の前記ドラフト速度(V)は、適宜の時系列的な経過において、所定の模様の達成のために変化され得ることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記模様が、異なる繊維ウェブ−または糸太さの領域(51、52;61〜64;71、72、73)の間に変化部を有するべき場合、前記ドラフト速度(V)は、変化されることを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記模様が、異なる繊維ウェブ−または糸太さの領域(51、52;61〜64;71、72、73)の間の変化部を有するべき場合、前記ドラフト速度(V)は、調節されることを特徴とする請求項10から12のいずれか一つに記載の方法。
  14. 前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)のドラフト速度は、少なくとも、前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)が、新しい太さにおける編み目の形成のための繊維ウェブ−または糸長さを、1つの編み目形成エレメント(14)によって形成されるまでの間、調節されることを特徴とする請求項10から13のいずれか一つに記載の方法。
  15. 1つの編み目のための繊維ウェブ−または糸長さの形成の後、前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)のドラフト速度(V)は、調節されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. それぞれの精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)に、同じ太さの粗糸(VG)が供給されることを特徴とする請求項10から15のいずれか一つに記載の方法。
  17. 前記精紡装置(12、12.1、12.2、12.3)のドラフト速度(V)は、練条機(12、12.1、12.2、12.3)の、ローラー対(20a、b、21a、b、22a、b;20.1a、b、21.1a、b、22.1a、b;20.2a、b、21.2a、b、22.2a、b;20.3a、b、21.3a、b、22.3a、b)の相対的な速度の変化によって、変化されることを特徴とする請求項10から16のいずれか一つに記載の方法。
  18. 前記ドラフト速度(V)は、フリクション精紡装置として形成された精紡装置の、入口ローラー対と出口ローラー対との間の、相対的な速度の変化によって、変化されることを特徴とする請求項10から16のいずれか一つに記載の方法。
  19. 編み物が、異なる繊維ウェブ太さでもっての編み目の形成によって作られている、1つの模様を有しており、
    前記模様が、編み目から編み目への編み目横列方向における、及び、編み目畝方向における、繊維ウェブ太さの変化によって形成されており、且つ、この繊維ウェブが平行な繊維から成ることを特徴とする、請求項10から18のいずれか一つに記載の方法に従って製造された編み物。
  20. 前記模様が、異なる繊維ウェブ太さでもって形成された編み目領域(51、52;61〜64;71、72、73)の間の、変化部を有していることを特徴とする請求項19に記載の編み物。
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