JP6766665B2 - 車両用電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン回転に伴う車両の共振振動の発生を抑制することが可能な車両用電子制御装置に関する。
エンジンのトルクはクランクシャフトの位相に応じて変動するため、その反作用としてエンジン本体をクランクシャフトまわりにロールさせようとするロールモーメントもクランクシャフトの位相に応じて変動する。このロールモーメントが増減する周期はエンジン回転数に応じて変化する。このため、特定のエンジン回転速度域においてロールモーメントが増減する周期が、車体に弾性的にマウントされたエンジンのロール共振周波数に一致すると、乗員にとって不快な車両の共振振動が発生する。
このような問題に対して、例えば特許文献1には、エンジンの始動方法として、電動機によりモータリングを行いつつ、共振振動が発生するエンジンの回転速度域(共振速度域)より低い速度でエンジンの着火制御を開始することにより、エンジンをアイドル回転速度付近まで加速することが開示されている。つまり、上記の制御を行うことで、エンジン自身による加速と、モータリングによる加速により回転速度の上昇を速めて、エンジンの回転速度が共振速度域を通過する時間を短くすることで、車両の共振振動の抑制を図っている。
特開2002−155774号公報
上述したように、特許文献1の始動方法では、エンジンの回転速度が共振速度域より低い所定の回転速度に達したときに、着火制御を開始する。
しかしながら、共振速度域は、常に一定であるわけではなく、エンジンを弾性的にマウントしている部材の経年劣化などにより変化する。このため、経年劣化前の状態に合わせて着火制御を開始する回転速度を設定すると、経年劣化が進むにつれて、共振振動の抑制効果が薄れたり、あるいは、共振速度域の変化の変動範囲を全てカバーできるように、着火制御開始回転速度を設定すると、エンジンの回転速度を無駄に加速する領域が増加し、燃料の浪費に繋がったりする問題がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、車両の共振振動を引き起こすエンジン回転速度範囲の変化によらず、適切なタイミングで、そのエンジン回転速度範囲内の滞留時間を短くするための制御を開始することが可能な車両用電子制御装置を提供することを目的とする。
の発明に係る車両用電子制御装置は、
エンジン回転に伴う車両の共振振動の発生を検出する共振振動検出部(50)と、
エンジンの始動時に、共振振動検出部の検出結果に基づいて、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限に対応するエンジン回転数を学習する学習部(S120〜S140)と、
始動時のエンジン回転数が学習部によって学習されたエンジン回転数に達したとの判断に基づき、エンジン回転数の増速度合を強める増速部(S160〜S190)と、を備え
学習部は、エンジンの始動時に、増速部によりエンジン回転数の増速度合を強める制御を行った結果、共振振動検出部により車両の共振振動の発生が検出された場合、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限に対応するエンジン回転数を低めるように学習し、車両の共振振動の発生が検出されない場合には、高めるように学習するとともに、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限に対応するエンジン回転数を低める場合の変化量(N1)を、高める場合の変化量(N2)よりも大きくしたことを特徴とする。
の発明に係る車両用電子制御装置においては、エンジンの始動時に、共振振動検出部による検出結果に基づいて、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限に対応するエンジン回転数を学習する。そして、増速部は、エンジン回転数が学習部によって学習されたエンジン回転数に達したとの判断に基づき、エンジン回転数の増速度合を強める。これにより、車両の共振振動を引き起こすエンジンの回転速度範囲が変化しても、エンジン回転数が、その変化した回転速度範囲の下限に対応するエンジン回転数となったときに、エンジンの増速度合を強める制御が開始される。従って、エンジンの始動時に、車両の共振振動を引き起こすエンジンの回転速度範囲の変化によらず、最適なタイミングでエンジンの回転速度を増速する制御を開始することができ、その回転速度範囲内の滞留時間を短くすることができる。特に、第1の発明に係る車両用電子制御装置によれば、学習部が、エンジンの始動時に、増速部によりエンジン回転数の増速度合を強める制御を行った結果、共振振動検出部により車両の共振振動の発生が検出された場合、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限に対応するエンジン回転数を低めるように学習し、車両の共振振動の発生が検出されない場合には、高めるように学習するとともに、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限に対応するエンジン回転数を低める場合の変化量(N1)を、高める場合の変化量(N2)よりも大きくする。このような構成を採用したことにより、共振振動が検出されたときに、学習されるエンジン回転数を、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲よりも低い回転数まで確実に低下させることができる。一方、共振振動が検出されないとき、より細かいステップで、学習されるエンジン回転数を上昇させることができるため、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限近傍のエンジン回転数に精度良く近づけることができる。
の発明に係る車両用電子制御装置は、
エンジン回転に伴う車両の共振振動の発生を検出する共振振動検出部(50)と、
回転しているエンジンを停止する時に、共振振動検出部の検出結果に基づいて、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数を学習する学習部(S320〜S340)と、
停止のために下降中のエンジン回転数が学習部によって学習されたエンジン回転数に達したとの判断に基づき、エンジン回転数の減速度合を強める減速部(S360〜S390)と、を備え
学習部は、エンジン回転数が下降して停止する間に、減速部によりエンジン回転数の減速度合を強める制御を行った結果、共振振動検出部により車両の共振振動の発生が検出された場合、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数を高めるように学習し、車両の共振振動の発生が検出されない場合には、低めるように学習するとともに、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数を高める場合の変化量(N3)を、低める場合(N4)の変化量よりも大きくしたことを特徴とする。
の発明に係る車両用電子制御装置においては、回転しているエンジンを停止する時に、共振振動検出部による検出結果に基づいて、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数を学習する。そして、減速部は、エンジン回転数が学習部によって学習されたエンジン回転数に達したとの判断に基づき、エンジン回転数の減速度合を強める。これにより、車両の共振振動を引き起こすエンジンの回転速度範囲が変化しても、エンジン回転数が、その変化した回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数となったときに、エンジンの減速度合を強める制御が開始される。従って、回転しているエンジンを停止する時に、車両の共振振動を引き起こすエンジンの回転速度範囲の変化によらず、最適なタイミングでエンジンの回転速度を減速する制御を開始することができ、その回転速度範囲内の滞留時間を短くすることができる。特に、第2の発明に係る車両用電子制御装置によれば、学習部が、エンジン回転数が下降して停止する間に、減速部によりエンジン回転数の減速度合を強める制御を行った結果、共振振動検出部により車両の共振振動の発生が検出された場合、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数を高めるように学習し、車両の共振振動の発生が検出されない場合には、低めるように学習するとともに、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数を高める場合の変化量(N3)を、低める場合(N4)の変化量よりも大きくする。このような構成を採用したことにより、共振振動が検出されたときに、学習されるエンジン回転数を車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲よりも高い回転数まで確実に上昇させることができる。一方、共振振動が検出されないとき、より細かいステップで、学習されるエンジン回転数を低下させることができるため、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限近傍のエンジン回転数に精度良く近づけることができる。
上記括弧内の参照番号は、本発明の理解を容易にすべく、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、なんら本発明の範囲を制限することを意図したものではない。
また、上述した特徴以外の、特許請求の範囲の各請求項に記載した技術的特徴に関しては、後述する実施形態の説明及び添付図面から明らかになる。
実施形態に係る車両用電子制御装置が適用される車両の概略構成について説明するための説明図である。 エンジン始動時における車両の共振振動抑制制御を示すフローチャートである。 エンジン始動時における車両の共振振動抑制制御の作動を説明するためのタイミングチャートである。 エンジン停止時における車両の共振振動抑制制御を示すフローチャートである。 エンジン停止時における車両の共振振動抑制制御の作動を説明するためのタイミングチャートである。
以下、本発明による車両用電子制御装置の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。先ず、図1に基づき、本実施形態に係る車両用電子制御装置が適用された車両の概略構成について説明する。
図1に示すように、車両は、エンジン20及びISG(Integrated Starter Generator)30を備えている。
エンジン20は、車両に対して弾性的にマウントされ、ガソリンなどの燃料を燃焼させることにより、車両を駆動するための動力(駆動トルク)を発生させる内燃機関である。エンジン20は、周知のとおり、燃料噴射弁や点火装置などを備えている。
また、ISG30は、エンジン20の駆動トルクにより車両を走行させているときに、エンジン20により駆動されて発電機として電力を発電したり、エンジン20の発生する駆動トルクをアシストするアシストトルクを発生したりするものである。ISG30により発電された電力は、インバータを介してバッテリに充電される。ISG30は、そのバッテリに充電された電力を利用して駆動され、エンジン20をアシストするアシストトルクを発生する。
エンジン20の出力軸であるクランクシャフトは、ミッション、プロペラシャフト、ディファレンシャルギアなどを介して駆動輪に連結されている。エンジン20のクランクシャフトとミッションの入力側との間にはクラッチが設けられている。このクラッチにより、エンジン20の回転運動を駆動輪に伝達したり、遮断したりすることが可能となっている。
クラッチとエンジン20との間のクランクシャフトにクランクプーリ21が設けられている。このクランクプーリ21は、ISG30の出力軸に設けられたISGプーリ31とベルト40を介して連結されている。このため、ISG30は、クラッチの係合が解除された状態で、停止しているエンジン20を回転させて始動させたり、エンジン20の回転を停止させるために、エンジン20に対して制動トルクを付与したりすることが可能となっている。
エンジン20及びISG30は、電子制御装置10によって制御される。電子制御装置10は、CPU、ROM、RAM、レジスタ、及びI/Oポートなどを備えて構成されたマイクロコンピュータ(所謂マイコン)を有している。電子制御装置10において、マイコンのCPUが、RAMやレジスタの一時記憶機能を利用しつつ、ROMに予め記憶された制御プログラム、バスを介して取得した各種データなどに基づいて、エンジン20及びISG30を制御するための制御信号を生成する。さらに、電子制御装置10は、ISG30を駆動するための駆動電流を生成するインバータを備えている。
ただし、電子制御装置10は、単一の制御装置である必要はなく、例えば複数の制御装置に分割されたものでも良い。例えば、エンジン20とISG30とを統合的に制御するための統合制御装置、統合制御装置が指令する目標エンジントルクを発生するように、エンジン20の運転状態を制御するエンジン制御装置、および統合制御装置が指令する目標ISGトルクを発生するように、インバータを作動させるISG制御装置に分割されても良い。
電子制御装置10は、エンジン20およびISG30を制御するために、各種のセンサによって検出される検出信号を入力する。例えば、電子制御装置10は、クランク角センサ、カム角センサ、スロットル開度センサ、エアフローセンサ、ISG30の回転角度を検出する回転角センサ、ISG30の駆動電流を検出する電流センサ、アクセルセンサ、ブレーキセンサ、車速センサ、加速度センサなどから検出信号を入力する。
電子制御装置10は、上述した各種のセンサから取得した検出信号に基づいて、エンジン20に関しては、燃料噴射弁による燃料噴射量、燃料噴射タイミング、点火装置による点火タイミングなどを制御するための制御信号を生成する。また、電子制御装置10は、ISG30に関しては、インバータを作動させるための制御信号を生成する。この制御信号によりインバータを作動させることにより、ISG30の回転速度を所望の加速度で増加させたり、エンジン20のクランクシャフトの回転に対して制動トルクを付与したりすることができる。
さらに、電子制御装置10は、エンジン回転に伴う車両の共振振動の発生を検出する共振振動検出部として、例えば、各車輪のサスペンションに設けられたストロークセンサ50からの検出信号を入力する。ただし、共振振動検出部として、他のセンサを用いることも可能である。例えば、車体に設けた加速度センサを共振振動検出部として利用することもできる。
電子制御装置10は、共振振動検出部からの検出信号に基づき、エンジン20の始動時や停止時に、車両の共振振動が発生したか否かを判定する。なお、エンジン20の始動中や、エンジン20を停止させようとしているとき、車両は停止しているため、そのような停止状態において、共振振動検出部により所定の周波数範囲の振動が検出されると、電子制御装置10は、車両の共振振動が発生したと判定する。
そして、電子制御装置10は、その判定結果に基づき、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の境界に対応するエンジン回転数を学習する。従って、エンジン20を弾性的にマウントしている部材の経年劣化などにより、車両の共振振動を引き起こすエンジン20の回転速度範囲が変化しても、その変化した回転速度範囲の境界に対応するエンジン回転数を学習することができる。そして、電子制御装置10は、エンジン回転数が学習されたエンジン回転数に達したとの判断に基づき、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲内の滞留時間が短くなるように、エンジン回転数を制御する。その結果、車両の共振振動を引き起こすエンジン20の回転速度範囲が変化しても、その変化した回転速度範囲に見合ったエンジン回転数にて、回転速度範囲内の滞留時間を短縮するための制御を開始することが可能となる。
以下、上述した電子制御装置10による車両の共振振動抑制制御に関して、図2及び図4のフローチャートを参照して詳細に説明する。図2はエンジン始動時における車両の共振振動抑制制御を示すフローチャートであり、図4はエンジン停止時における車両の共振振動抑制制御を示すフローチャートである。これらのフローチャートに示す処理は、所定時間毎に実行される。最初に、図2のフローチャートに基づき、エンジン20の始動時における車両の共振振動抑制制御について説明する。
最初のステップS100では、始動時の共振振動抑制制御の制御開始回転数Nlsの初期値を設定する。この制御開始回転数Nlsの初期値は、前回の始動時の共振振動抑制制御において学習により更新された値である。
続くステップS110では、始動要求がなされたか否かを判定する。本実施形態においては、電子制御装置10は、車両が信号待ちなどで停止する度に、いわゆるアイドリングストップによりエンジン20を停止させる。そして、電子制御装置10は、運転者がブレーキペダルの踏込を解除したことや、アクセルペダルの踏込を開始したことなどをエンジン始動要求とみなして、ISG30によりエンジン20を始動させる。ステップS110において、始動要求がなされたと判定するとステップS120の処理に進み、始動要求はなされていないと判定すると図2のフローチャートに示す処理を終了する。
ステップS120では、前回の始動時の共振振動抑制制御において、エンジン始動中に車両の共振振動の発生が検出された結果、始動共振フラグが「1」に設定されているか否かを判定する。始動共振フラグが「1」に設定されていると判定するとステップS130の処理に進み、始動共振フラグが「0」に設定されていると判定するとステップS140の処理に進む。
ステップS130では、ステップS100で設定した初期値の制御開始回転数Nlsを第1の変化量N1だけ低下させる。始動共振フラグが「1」に設定されているということは、共振振動抑制制御の実行にも係らず、前回のエンジン始動中にエンジン回転に起因する車両の共振振動が検出されたことを意味する。ここで、エンジン始動時の振動抑制制御は、エンジン回転数Nが、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限に対応するエンジン回転数、すなわち制御開始回転数Nlsまで上昇したときに開始される。従って、始動共振フラグが「1」に設定されている場合、始動時の共振振動抑制制御の制御開始回転数Nlsが、車両の共振振動が発生するエンジン20の回転速度範囲に対して高すぎたことが、車両の共振振動が検出されたことの原因と考えられる。そのため、ステップS130では、制御開始回転数Nlsを第1の変化量N1だけ低下させた値に更新するのである。
一方、ステップS140では、ステップS100で設定した初期値の制御開始回転数Nlsを第2の変化量N2だけ上昇させる。始動共振フラグが「0」に設定されているということは、共振振動抑制制御の実行により、前回のエンジン始動中にエンジン回転に起因する車両の共振振動が検出されなかったことを意味する。この場合、共振振動抑制制御の制御開始回転数Nlsは、車両の共振振動が発生するエンジン20の回転速度域に対して低すぎる可能性がある。そのため、ステップS140では、制御開始回転数Nlsを第2の変化量N2だけ上昇させた値に更新する。
このように、電子制御装置10は、エンジン20の始動時に、共振振動抑制制御を行った結果、車両の共振振動の発生が検出された場合、制御開始回転数Nlsを低めるように学習し、車両の共振振動の発生が検出されない場合には、制御開始回転数Nlsを高めるように学習する。このため、エンジン20の始動の度に共振振動抑制制御を繰り返し実行することにより、図3のタイミングチャートに示すように、制御開始回転数Nlsを、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲(共振域)の下限に対応するエンジン回転数となるように学習することができる。
なお、制御開始回転数Nlsの学習において、第1の変化量N1と第2の変化量N2とは同じ値であっても良いが、第1の変化量N1を第2の変化量N2よりも大きくすることがより好ましい。制御開始回転数Nlsを低下させるための第1の変化量N1を、制御開始回転数Nlsを上昇させる第2の変化量N2よりも大きくすることにより、共振振動が検出されたときに、制御開始回転数Nlsを車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲よりも低い回転数まで確実に低下させることができる。また、共振振動が検出されないとき、より細かいステップで制御開始回転数Nlsを上昇させることができるため、制御開始回転数Nlsを、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限近傍のエンジン回転数に精度良く近づけることができる。
続くステップS150では、エンジン20を始動させるために必要となるトルクに応じた加速度aを算出する。ステップS160では、エンジン20の回転数Nが、制御開始回転数Nls以上となったか否かを判定する。エンジン20の回転数Nが制御開始回転数Nls以上となったと判定した場合、ステップS170の処理に進む。一方、エンジン20の回転数Nが制御開始回転数Nls未満であると判定した場合、ステップS180の処理に進む。
ステップS170では、エンジン20の回転数Nの増速度合を強めて、共振回転速度範囲の滞留時間を短縮するための加速度bを算出する。この加速度bは一定値であっても良いし、可変値であっても良い。加速度bを可変値とする場合には、少なくとも制御開始回転数Nlsの大きさを考慮して、加速度bの値を可変することが好ましい。例えば、制御開始回転数Nlsの値が大きくなるほど、加速度bの値も大きくする。これにより、エンジン回転数Nがアイドル回転数まで達して、エンジン20の始動が完了するまでの時間を、制御開始回転数Nlsの大きさに係わらず、ほぼ一定にすることが可能となる。
続くステップ190では、加速度(a+b)でエンジン回転数Nを増速するように、エンジン20及び/又はISG30を制御する。これにより、図3に示すように、エンジン回転数Nが制御開始回転数Nls未満であれば、エンジン回転数Nは加速度aで増速され、制御開始回転数Nlsを超えた時点から、エンジン回転数Nは加速度(a+b)で増速される。換言すれば、制御開始回転数Nlsを境として、エンジン回転数Nの増速度合が強められる。制御開始回転数Nlsは、上述したように、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限に対応するエンジン回転数となるように学習されている。このため、エンジン20の始動時に、車両の共振振動を引き起こすエンジン20の回転速度範囲の変化によらず、最適なタイミングでエンジン20の回転速度を増速する制御を開始することができ、その回転速度範囲内の滞留時間を短くすることができる。
なお、加速度aでエンジン回転数Nを増速する際には、ISG30のみが駆動され、ISG30がエンジン回転数Nを増速させる。一方、加速度(a+b)でエンジン回転数Nを増速する際には、それまでのISGトルクに加えて、エンジン20の着火制御を開始し、エンジン20が自らトルクを発生して自立的にエンジン回転数を増速するようにし、及び/又は、それまでのISGトルクよりもISGトルクを増加させて、結果的に、エンジン回転数Nが加速度(a+b)にて増速するようにすれば良い。
続くステップS200では、エンジン20の回転数Nがアイドル回転数となり、始動が完了したか否かを判定する。まだ始動が完了していないと判定した場合には、ステップS160〜S190の処理を繰り返す。始動が完了したと判定した場合には、ステップS210の処理に進む。
ステップS210では、エンジン20の始動中に検出された共振振動検出部からの検出信号を利用して、始動中に、エンジン回転に伴って車両の共振振動が発生したか否かを判定する。この判定処理において、車両の共振振動が発生したと判定した場合、ステップS220に進んで、始動共振フラグを「1」に設定する。一方、車両の共振振動が発生しなかったと判定した場合、ステップS230に進んで、始動共振フラグを「0」に設定する。始動共振フラグの設定内容は、次回の始動時振動抑制制御において、制御開始回転数Nlsの学習に用いられる。
次に、図4のフローチャートに基づき、エンジン20の停止時における車両の共振振動抑制制御について説明する。
最初のステップS300では、エンジン20を停止させるときの共振振動抑制制御の制御開始回転数Nleの初期値を設定する。この制御開始回転数Nleの初期値は、前回の停止時の共振振動抑制制御において学習により更新された値である。
続くステップS310では、停止要求がなされたか否かを判定する。本実施形態においては、上述したように、電子制御装置10は、車両が信号待ちなどで停止する度に、いわゆるアイドリングストップによりエンジン20を停止させる。電子制御装置10は、例えば、運転者がブレーキペダルを操作して車両を制動し、車両の速度が所定の停止速度以下となったとき、停止要求がなされたと判定することができる。ステップS310において、停止要求がなされたと判定するとステップS320の処理に進み、停止要求はなされていないと判定すると図4のフローチャートに示す処理を終了する。
ステップS320では、前回の停止時の共振振動抑制制御において、エンジン20を停止させるときに車両の共振振動の発生が検出された結果、停止共振フラグが「1」に設定されているか否かを判定する。停止共振フラグが「1」に設定されていると判定するとステップS330の処理に進み、停止共振フラグが「0」に設定されていると判定するとステップS340の処理に進む。
ステップS330では、ステップS300で設定した初期値の制御開始回転数Nleを第3の変化量N3だけ上昇させる。停止共振フラグが「1」に設定されているということは、共振振動抑制制御の実行にも係らず、前回、エンジン20を停止させる際にエンジン回転に起因する車両の共振振動が検出されたことを意味する。ここで、エンジン停止時の振動抑制制御は、エンジン回転数Nが、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数、すなわち制御開始回転数Nleまで低下したときに開始される。従って、停止共振フラグが「1」に設定されている場合、停止時の共振振動抑制制御の制御開始回転数Nleが、車両の共振振動が発生するエンジン20の回転速度範囲に対して低すぎたことが、車両の共振振動が検出されたことの原因と考えられる。そのため、ステップS330では、制御開始回転数Nleを第3の変化量N3だけ上昇させた値に更新するのである。
一方、ステップS340では、ステップS300で設定した初期値の制御開始回転数Nleを第4の変化量N4だけ低下させる。停止共振フラグが「0」に設定されているということは、共振振動抑制制御の実行により、前回、エンジン20を停止させる際にエンジン回転に起因する車両の共振振動が検出されなかったことを意味する。この場合、共振振動抑制制御の制御開始回転数Nleは、車両の共振振動が発生するエンジン20の回転速度域に対して高すぎる可能性がある。そのため、ステップS340では、制御開始回転数Nleを第4の変化量N4だけ低下させた値に更新する。
このように、電子制御装置10は、エンジン20を停止するときに共振振動抑制制御を行った結果、車両の共振振動の発生が検出された場合、制御開始回転数Nleを高めるように学習し、車両の共振振動の発生が検出されない場合には、制御開始回転数Nleを低めるように学習する。このため、エンジン20を停止する度に共振振動抑制制御を繰り返し実行することにより、図5のタイミングチャートに示すように、制御開始回転数Nleを、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数となるように学習することができる。
なお、制御開始回転数Nleの学習において、第3の変化量N3と第4の変化量N4とは同じ値であっても良いが、第3の変化量N3を第4の変化量N4よりも大きくすることがより好ましい。制御開始回転数Nleを上場させるための第3の変化量N3を、制御開始回転数Nleを低下させる第4の変化量N4よりも大きくすることにより、共振振動が検出されたときに、制御開始回転数Nleを車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲よりも高い回転数まで確実に上昇させることができる。また、共振振動が検出されないとき、より細かいステップで制御開始回転数Nleを低下させることができるため、制御開始回転数Nleを、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限近傍のエンジン回転数に精度良く近づけることができる。
続くステップS350では、エンジン20を停止させる際の基本となる減速度cを算出する。この減速度cは、回転しているエンジン20への燃料供給を停止し、点火をカットした場合に、エンジン20の回転数Nが低下する減速度に定めることができる。
ステップS360では、エンジン20の回転数Nが、制御開始回転数Nle以下となったか否かを判定する。エンジン20の回転数Nが制御開始回転数Nle以下となったと判定した場合、ステップS370の処理に進む。一方、エンジン20の回転数Nが制御開始回転数Nleより大きいと判定した場合、ステップS380の処理に進む。
ステップS170では、エンジン20の回転数Nの減速度合を強めて、共振回転速度範囲の滞留時間を短縮するための減速度dを算出する。この減速度dは一定値であっても良いし、可変値であっても良い。減速度dを可変値とする場合には、少なくとも制御開始回転数Nleの大きさを考慮して、減速度dの値を可変することが好ましい。例えば、制御開始回転数Nleの値が小さくなるほど、減速度dの値も大きくして、減速度合がより強くなるようにする。これにより、エンジン回転数Nがゼロとなり、エンジン20の停止が完了するまでの時間を、制御開始回転数Nleの大きさに係わらず、ほぼ一定にすることが可能となる。
続くステップ390では、減速度(c+d)でエンジン回転数Nを減速するように、エンジン20及び/又はISG30を制御する。これにより、図5に示すように、エンジン回転数Nが制御開始回転数Nleより大きければ、エンジン回転数Nは減速度cで減速され、制御開始回転数Nle以下となった時点から、エンジン回転数Nは減速度(c+d)で減速される。換言すれば、制御開始回転数Nleを境として、エンジン回転数Nの減速度合が強められる。制御開始回転数Nleは、上述したように、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数となるように学習されている。このため、エンジン20を停止する際に、車両の共振振動を引き起こすエンジン20の回転速度範囲の変化によらず、最適なタイミングでエンジン20の回転速度を減速する制御を開始することができ、その回転速度範囲内の滞留時間を短くすることができる。
なお、減速度cでエンジン回転数Nを減速する際には、上述したように、エンジン20への燃料供給が停止され、点火がカットされる。一方、減速度(c+d)でエンジン回転数Nを減速する際には、さらに、ISG30により、エンジン20の回転を停止させるための制動トルクを発生させ、結果的に、エンジン回転数Nが減速度(c+d)にて減速するように制御する。
続くステップS400では、エンジン20の回転数Nがゼロとなり、停止が完了したか否かを判定する。まだ停止が完了していないと判定した場合には、ステップS360〜S390の処理を繰り返す。停止が完了したと判定した場合には、ステップS410の処理に進む。
ステップS410では、エンジン20を停止させる際に検出された共振振動検出部からの検出信号を利用して、エンジン20を停止される間に、エンジン回転に伴って車両の共振振動が発生したか否かを判定する。この判定処理において、車両の共振振動が発生したと判定した場合、ステップS420に進んで、停止共振フラグを「1」に設定する。一方、車両の共振振動が発生しなかったと判定した場合、ステップS430に進んで、停止共振フラグを「0」に設定する。停止共振フラグの設定内容は、次回の停止時振動抑制制御において、制御開始回転数Nleの学習に用いられる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態になんら制限されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能なものである。
例えば、上述した実施形態では、エンジン20とISG30を備えた車両に、本発明による車両用電子制御装置を適用した例について説明したが、エンジン20に対して、スタータとオルタネータとがそれぞれ設けられた車両に、本発明による車両用電子制御装置を適用することも可能である。
10 電子制御装置
20 エンジン
21 クランクプーリ
30 ISG
31 ISGプーリ
40 ベルト
50 ストロークセンサ

Claims (4)

  1. エンジン回転に伴う車両の共振振動の発生を検出する共振振動検出部(50)と、
    エンジンの始動時に、前記共振振動検出部の検出結果に基づいて、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限に対応するエンジン回転数を学習する学習部(S120〜S140)と、
    始動時のエンジン回転数が前記学習部によって学習されたエンジン回転数に達したとの判断に基づき、エンジン回転数の増速度合を強める増速部(S160〜S190)と、を備え
    前記学習部は、エンジンの始動時に、前記増速部によりエンジン回転数の増速度合を強める制御を行った結果、前記共振振動検出部により車両の共振振動の発生が検出された場合、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限に対応するエンジン回転数を低めるように学習し、車両の共振振動の発生が検出されない場合には、高めるように学習するとともに、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の下限に対応するエンジン回転数を低める場合の変化量(N1)を、高める場合の変化量(N2)よりも大きくした車両用電子制御装置。
  2. 前記増速部は、エンジンを始動するモータが発生するトルクを増加させること、及びエンジン自身にトルクを発生させることの少なくとも一方を実行することにより、エンジン回転数の増速度合を強める請求項に記載の車両用電子制御装置。
  3. エンジン回転に伴う車両の共振振動の発生を検出する共振振動検出部(50)と、
    回転しているエンジンを停止する時に、前記共振振動検出部の検出結果に基づいて、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数を学習する学習部(S320〜S340)と、
    停止のために下降中のエンジン回転数が前記学習部によって学習されたエンジン回転数に達したとの判断に基づき、エンジン回転数の減速度合を強める減速部(S360〜S390)と、を備え
    前記学習部は、エンジン回転数が下降して停止する間に、前記減速部によりエンジン回転数の減速度合を強める制御を行った結果、前記共振振動検出部により車両の共振振動の発生が検出された場合、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数を高めるように学習し、車両の共振振動の発生が検出されない場合には、低めるように学習するとともに、車両の共振振動が発生するエンジン回転速度範囲の上限に対応するエンジン回転数を高める場合の変化量(N3)を、低める場合(N4)の変化量よりも大きくした車両用電子制御装置。
  4. 前記減速部は、エンジンに機械的に連結されたモータによる制動トルクを強めることに
    より、エンジン回転数の減速度合を強める請求項に記載の車両用電子制御装置。
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