JP6758278B2 - 作業車 - Google Patents
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Description
車両本体と、
走行駆動する複数の走行装置と、
複数の前記走行装置を各別に前記車両本体に対して高さ位置変更自在に支持する複数の車体支持部と、
複数の前記走行装置を各別に駆動する複数の油圧モータと、
複数の前記車体支持部を各別に変更操作可能な複数の油圧シリンダと、
複数の前記油圧モータに圧油を供給する第一油圧ポンプと、
複数の油圧シリンダに圧油を供給する第二油圧ポンプと、が備えられ、
前記第一油圧ポンプがエンジンにより駆動され、前記第二油圧ポンプが電動モータにより駆動され、
前記第一油圧ポンプからの圧油を複数の前記油圧モータに供給する状態と、前記第二油圧ポンプからの圧油を複数の前記油圧モータに供給する状態とに切り換え可能な油路切換手段が備えられている点にある。
図1,2に示すように、作業車には、車両全体を支持する略矩形枠状の車両本体1と、油圧モータ9によって駆動される複数(具体的には4個)の走行装置2と、複数の走行装置2の夫々に対応して設けられた複数の補助輪3と、複数の走行装置2を各別に位置変更自在に車両本体1に支持する車体支持部としての屈折リンク機構4と、屈折リンク機構4を変更操作可能な複数の油圧シリンダ5,6と、油圧モータ9及び油圧シリンダ5,6に作動油(圧油)を供給する作動油供給装置7とが備えられている。
4つの走行装置2は、屈折リンク機構4を介して車両本体1に対して各別に昇降自在に支持されている。屈折リンク機構4は旋回機構18により縦軸芯周りで向き変更可能に車両本体1に支持されている。
第一油圧シリンダ5の一端部は、別の第二連動部材31を介して第一リンク27の基端側箇所に連動連結されている。第一連動部材30及び第二連動部材31は、両側端部が夫々、相対回動可能に枢支連結されている。第一油圧シリンダ5の他端部は、第一リンク27に一体的に形成された他端側アーム部27aに連動連結されている。
〈平坦地での走行形態〉
平坦地を走行する場合、図10,11,12に示すように、複数種の異なる走行形態のいずれかにて走行することができる。すなわち、図10に示すように、4個の走行装置2(具体的には駆動輪8)が全て接地し且つ4個の補助輪3が全て地面から浮上する4輪走行状態と、図11に示すように、車体前後方向の一方側に位置する走行装置2(駆動輪8)が浮上し且つその走行装置2(駆動輪8)に対応する補助輪3が接地するとともに、車体前後方向の他方側に位置する走行装置2(駆動輪8)が接地し且つその走行装置2(駆動輪8)に対応する補助輪3が浮上する2輪走行状態である。
車両本体1を大きく傾斜させて、走行装置2を高所に乗せることができる。
すなわち、図14に示すように、車体前後方向一方側の2組の駆動輪8と補助輪3とを全て接地させている状態で、車体前後方向他方側の2組の駆動輪8と補助輪3を支持する屈折リンク機構4を用いて、他方側が上昇するように車両本体1を大きく傾斜させる。そして、車両本体1の重心位置Wが一方側の2組の駆動輪8と補助輪3による接地幅L内に位置するまで傾斜すると、他方側の屈折リンク機構4を大きく伸長させて、駆動輪8を高い所にある地面に乗せることができる。
さらに、浮上している左右両側の走行装置2が互いに近づくように旋回作動させると、搬送対象となる物体Mを把持して持ち上げることができる。
図17に示すように、4組全ての屈折リンク機構4の姿勢を、走行装置2が車体前後方向外端部よりも車体前後方向外側に位置する伸展姿勢に変更操作する。走行装置2と補助輪3とが全て接地している状態で、第一リンク27及び第二リンク28をできるだけ水平姿勢に近付けて車両本体1の高さを低い位置に下げる。このような状態で、法面を乗り上がりながら走行する。この走行形態では、車体前後方向に沿う接地幅が広くなり、大きく傾斜している法面であっても、転倒することなく安定した状態で走行することができる。
図18に示すように、4組の屈折リンク機構4を大きく伸長させて車両本体1を接地面から大きく上昇させる。例えば、畝を跨いだ状態で車両本体1を畝の上方に位置させた状態で作業を行うことができる。畝に植えられている作物が成長しても、作物の上方側から例えば、薬剤散布や収穫作業等を行うことができる。
上記参考実施形態では、第一油圧ポンプ12及び第二油圧ポンプ13が共にエンジン11により駆動される構成としたが、この構成に代えて、次のように構成してもよい。
次に、本願発明の実施形態を説明する。この実施形態では、参考実施形態とは、油圧回路構成が異なるがそれ以外の構成は同じであるから、参考実施形態と同じ構成については説明は省略する。
上記参考実施形態では、第一油圧ポンプ12及び第二油圧ポンプ13が共にエンジン11により駆動される構成としたが、図20に示すように、第一油圧ポンプ12からの圧油を複数の油圧モータ9に供給する状態と、第二油圧ポンプ13からの圧油を複数の油圧モータ9に供給する状態とに切り換え可能な構成としてもよい。すなわち、油圧制御ユニット14に、第一油圧ポンプ12からの圧油供給路及び第二油圧ポンプ13からの圧油供給路に油路切換手段としての流路切換機構41を設け、第一油圧ポンプ12からの圧油が複数の油圧モータ9に供給される状態と、第二油圧ポンプ13からの圧油が複数の油圧モータ9に供給される状態とに切り換え可能な構成である。
(1)上記実施形態では、車体支持部としての屈折リンク機構4が2つのリンク27,28を有する多関節リンク機構にて構成されていたが、この構成に限らず、3個以上のリンクが枢支連結される構成の多関節リンク機構でもよい。又、車体支持部は、走行装置を各別に車両本体に対して高さ位置変更自在に支持するものであればよく、多関節リンク機構に代えて、例えば、一つの揺動リンクを支持するような構成や、油圧シリンダにて駆動輪を車両本体に対して上下移動自在に支持する構成等、種々の形態で実施することができる。
2 走行装置
4 車体支持部(屈折リンク機構)
5,6 油圧シリンダ
9 油圧モータ
11 エンジン
12 第一油圧ポンプ
13 第二油圧ポンプ
40 電動モータ
41 油路切換手段
Claims (2)
- 車両本体と、
走行駆動する複数の走行装置と、
複数の前記走行装置を各別に前記車両本体に対して高さ位置変更自在に支持する複数の車体支持部と、
複数の前記走行装置を各別に駆動する複数の油圧モータと、
複数の前記車体支持部を各別に変更操作可能な複数の油圧シリンダと、
複数の前記油圧モータに圧油を供給する第一油圧ポンプと、
複数の油圧シリンダに圧油を供給する第二油圧ポンプと、が備えられ、
前記第一油圧ポンプがエンジンにより駆動され、前記第二油圧ポンプが電動モータにより駆動され、
前記第一油圧ポンプからの圧油を複数の前記油圧モータに供給する状態と、前記第二油圧ポンプからの圧油を複数の前記油圧モータに供給する状態とに切り換え可能な油路切換手段が備えられている作業車。 - 前記車体支持部は、少なくとも2個以上の関節を有するように複数のリンクが枢支連結され、且つ、前記走行装置を昇降自在に前記車両本体に支持する多関節リンク機構にて構成されている請求項1に記載の作業車。
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- 2017-12-25 JP JP2017248209A patent/JP6758278B2/ja active Active
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