JP6746464B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置に関する。
従来、液晶表示装置のコントラストを向上させる技術として、2枚の表示パネルを重ね合わせて、入力映像信号に基づいて、それぞれの表示パネルに画像を表示させる技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。具体的には例えば、前後に配置された2枚の表示パネルのうち前側(観察者側)の表示パネルにカラー画像を表示し、後側(バックライト側)の表示パネルに白黒画像を表示することにより、コントラストの向上を図るものである。また、上記液晶表示装置では、表示画面を斜め方向から見た場合でも画像ずれが起こらず所望の画像が視認されるように、白黒画像の高輝度領域を拡張するフィルタ処理(拡張フィルタ処理)を行っている。例えば、上記拡張フィルタ処理では、3×3画素領域をフィルタサイズとして、このフィルタサイズ内の最大階調値をその画素領域の中央の画素(注目画素)の階調値に設定する処理を、各フレームの全ての画素に対して行っている。
WO2007/040139号公報
しかし、上記従来の液晶表示装置では、各フレームにおいて全ての画素に共通サイズ(上記の例では3×3画素領域)のフィルタにより上記拡張フィルタ処理を行っているため、白黒画像全体の輝度が高くなる。このため、例えば表示画像のうち暗い領域に黒浮きした画像が視認され、表示品位が低下するという問題が生じ得る。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の表示パネルを重ね合わせて構成された液晶表示装置において、表示画像のうち暗い領域における表示品位の低下を抑えることにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る液晶表示装置は、複数の表示パネルが重ね合わされて配置され、それぞれの前記表示パネルに画像を表示する表示装置であって、観察者に近い位置に配置され、カラー画像を表示する第1表示パネルと、前記第1表示パネルより観察者から遠い位置に配置され、白黒画像を表示する第2表示パネルと、入力映像信号に基づいて、前記カラー画像に対応する第1画像データと、前記白黒画像に対応する第2画像データとを生成する画像処理部と、を含み、前記画像処理部は、前記入力映像信号に含まれる色情報を表す各色の値のうち最大値を用いて白黒化した第1白黒画像データに対して、注目画素と該注目画素の周囲の画素とからなる領域をフィルタサイズとして、該フィルタサイズ内で輝度の最大値を該注目画素の輝度に設定する拡張フィルタ処理を実行する拡張フィルタ処理部と、前記色情報を表す各色の値に基づいて算出した輝度信号を用いて白黒化した第2白黒画像データにおいて輝度差を判定する輝度差判定部と、を含み、前記第2白黒画像データに対応する白黒画像が、第1の輝度差を有する第1領域と、前記第1の輝度差より小さい第2の輝度差を有する第2領域とを含む場合において、前記拡張フィルタ処理部は、前記第1白黒画像データに対して、前記第1領域に対応する領域では、第1の画素数からなるフィルタサイズで前記拡張フィルタ処理を実行し、前記第2領域に対応する領域では、前記第1の画素数より少ない第2の画素数からなるフィルタサイズで前記拡張フィルタ処理を実行する、ことを特徴とする。
本発明に係る液晶表示装置では、前記拡張フィルタ処理部は、前記輝度差が小さい程、小さいフィルタサイズで前記拡張フィルタ処理を実行してもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、複数レベルに分類された輝度差と、各レベルに対応するフィルタサイズとを関連付けて記憶するテーブルをさらに含み、前記拡張フィルタ処理部は、前記テーブルを参照して、前記輝度差に対応する前記フィルタサイズを選択してもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、前記拡張フィルタ処理部は、前記注目画素が白色に対応し、かつ前記注目画素の周囲の画素が赤色に対応する場合は、前記注目画素が白色に対応し、かつ前記注目画素の周囲の画素が白色に対応する場合と比べて、大きいフィルタサイズで前記拡張フィルタ処理を実行してもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、前記画像処理部は、前記輝度信号に基づいて、前記第2白黒画像データおいて輝度が変化する境界を検出する微分フィルタ処理を実行してもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、前記画像処理部は、前記微分フィルタ処理が施された前記第2白黒画像データに対して、全ての画素に共通のフィルタサイズで、輝度の最大値を注目画素の輝度に設定する共通拡張フィルタ処理を実行してもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、前記輝度差判定部は、前記共通拡張フィルタ処理が施された前記第2白黒画像データにおいて輝度差を判定してもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、前記画像処理部は、前記拡張フィルタ処理が施された前記第1白黒画像データに対して全ての画素に共通のフィルタサイズで平滑化処理を実行することにより、前記第2画像データを生成してもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、複数レベルに分類された輝度差と、各レベルに対応するフィルタサイズとが関連付けられたフィルタテーブルを複数記憶する記憶部をさらに含み、前記拡張フィルタ処理部は、ガンマ設定情報を取得し、取得した前記ガンマ設定情報に基づいて前記記憶部から前記フィルタテーブルを選択し、選択した前記フィルタテーブルを参照して前記拡張フィルタ処理を実行してもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、前記ガンマ設定情報は、前記入力映像信号に基づいて当該液晶表示装置の外部に設けられたシステムにおいて設定されたガンマ値の情報であってもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、前記記憶部は、第1フィルタテーブルと第2フィルタテーブルとを含み、前記第1フィルタテーブルは、前記輝度差が第1閾値以上の範囲では複数の画素数からなるフィルタサイズが設定され、前記輝度差が前記第1閾値未満の範囲では1個の画素からなるフィルタサイズが設定されており、前記第2フィルタテーブルは、前記輝度差が前記第1閾値より大きい第2閾値以上の範囲では複数の画素数からなるフィルタサイズが設定され、前記輝度差が前記第2閾値未満の範囲では1個の画素からなるフィルタサイズが設定されており、前記拡張フィルタ処理部は、前記ガンマ設定情報がSDR映像に対応する情報の場合に前記第1フィルタテーブルを選択し、前記ガンマ設定情報がHDR映像に対応する情報の場合に前記第2フィルタテーブルを選択してもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、前記輝度差と前記フィルタサイズとが関連付けられた複数のフィルタテーブルを記憶する記憶部と、前記入力映像信号に基づく画像の輝度分布の特性を解析する解析部と、をさらに含み、前記拡張フィルタ処理部は、解析された前記輝度分布に基づいて前記記憶部から前記フィルタテーブルを選択し、選択した前記フィルタテーブルを参照して前記拡張フィルタ処理を実行してもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、前記画像処理部は、前記輝度信号に基づいて、前記第2白黒画像データおいて輝度が変化する境界を検出する微分フィルタ処理と、前記微分フィルタ処理が施された前記第2白黒画像データに対して、全ての画素に共通のフィルタサイズで、輝度の最大値を注目画素の輝度に設定する共通拡張フィルタ処理を実行し、前記画像処理部は、前記共通拡張フィルタ処理が施された前記第2白黒画像データを記憶するフレームメモリをさらに含み、前記解析部は、前記フレームメモリに記憶された前記第2白黒画像データの画像に基づいて前記輝度分布の特性を解析してもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、前記記憶部は、第1フィルタテーブルと第2フィルタテーブルとを含み、前記第1フィルタテーブルは、前記輝度差が第1輝度差以上の範囲では複数の画素数からなるフィルタサイズが設定され、前記輝度差が第1輝度差未満の範囲では1個の画素からなるフィルタサイズが設定されており、前記第2フィルタテーブルは、前記輝度差が第2輝度差以上の範囲では複数の画素数からなるフィルタサイズが設定され、前記輝度差が第2輝度差未満の範囲では1個の画素からなるフィルタサイズが設定されており、前記第1輝度差は、前記第2輝度差より小さく、前記拡張フィルタ処理部は、前記輝度分布の幅が閾値より狭い場合に前記第1フィルタテーブルを選択し、前記輝度分布の幅が前記閾値より広い場合に前記第2フィルタテーブルを選択してもよい。
本発明に係る液晶表示装置では、前記輝度差が閾値より小さい場合は、前記拡張フィルタ処理部は、1個の画素からなるフィルタサイズで前記拡張フィルタ処理を実行し、前記閾値は、前記入力映像信号の特性に基づいて設定されてもよい。
本発明に係る液晶表示装置によれば、複数の表示パネルを重ね合わせて構成された液晶表示装置において、表示画像のうち暗い領域における表示品位の低下を抑えることができる。
本実施形態に係る液晶表示装置の概略構成を示す平面図である。 本実施形態に係る第1表示パネルの概略構成を示す平面図である。 本実施形態に係る第2表示パネルの概略構成を示す平面図である。 図2及び図3のA−A´断面図である。 第1表示パネル及び第2表示パネルの画素配置の他の例を示す平面図である。 実施形態1に係る画像処理部の具体的な構成を示すブロック図である。 画像処理部の各処理により生成される画像の一例を示す図である。 微分フィルタ処理で用いられるオペレータの一例である。 実施形態1に係るフィルタテーブルの一例を示す図である。 第2白黒画像データに基づいて選択されるフィルタサイズの一例を示す図である。 第1白黒画像データに対する拡張フィルタ処理の前後の画像の一例を示す図である。 画像処理部の平滑化処理により生成される画像の一例を示す図である。 従来の構成において、第1表示パネル及び第2表示パネルに表示される画像の一例を示す図である。 実施形態1に係る構成において、第1表示パネル及び第2表示パネルに表示される画像の一例を示す図である。 実施形態2に係る画像処理部に入力されるデータの一例を示す図である。 実施形態2に係る画像処理部の具体的な構成を示すブロック図である。 実施形態2に係るフィルタテーブルの一例を示す図である。 実施形態2に係る画像処理部の変形例1を示すブロック図である。 実施形態2に係る画像処理部の変形例2を示すブロック図である。 第1拡張フィルタ処理後の画像における輝度差のヒストグラムを示す図である。 実施形態2に係るフィルタテーブルの他の例を示す図である。
本発明の実施形態について、図面を用いて以下に説明する。本実施形態に係る液晶表示装置は、画像を表示する複数の表示パネルと、それぞれの表示パネルを駆動する複数の駆動回路(複数のソースドライバ、複数のゲートドライバ)と、それぞれの駆動回路を制御する複数のタイミングコントローラと、外部から入力される入力映像信号に対して画像処理を行い、それぞれのタイミングコントローラに画像データを出力する画像処理部と、複数の表示パネルに背面側から光を照射するバックライトと、を含んでいる。表示パネルの数は限定されず2枚以上であればよい。また複数の表示パネルは、観察者側から見て前後方向に互いに重ね合わされて配置されており、それぞれが画像を表示する。以下では、2枚の表示パネルを備える液晶表示装置10を例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態に係る液晶表示装置10の概略構成を示す平面図である。図1に示すように、液晶表示装置10は、観察者に近い位置(前側)に配置された第1表示パネル100と、第1表示パネル100より観察者から遠い位置(後側)に配置された第2表示パネル200と、第1表示パネル100に設けられた第1ソースドライバ120及び第1ゲートドライバ130を制御する第1タイミングコントローラ140と、第2表示パネル200に設けられた第2ソースドライバ220及び第2ゲートドライバ230を制御する第2タイミングコントローラ240と、第1タイミングコントローラ140及び第2タイミングコントローラ240に画像データを出力する画像処理部300と、を含んでいる。第1表示パネル100は入力映像信号に応じたカラー画像を第1画像表示領域110に表示し、第2表示パネル200は入力映像信号に応じた白黒画像を第2画像表示領域210に表示する。画像処理部300は、外部のシステム(図示せず)から送信された入力映像信号Dataを受信し、後述する画像処理を実行した後、第1タイミングコントローラ140に第1画像データDAT1を出力し、第2タイミングコントローラ240に第2画像データDAT2を出力する。また画像処理部300は、第1タイミングコントローラ140及び第2タイミングコントローラ240に同期信号等の制御信号(図1では省略)を出力する。第1画像データDAT1はカラー画像表示用の画像データであり、第2画像データDAT2は白黒画像表示用の画像データである。バックライト(図1では省略)は、第2表示パネル200の背面側に配置されている。画像処理部300の具体的な構成は後述する。
図2は第1表示パネル100の概略構成を示す平面図であり、図3は第2表示パネル200の概略構成を示す平面図である。図4は、図2及び図3のA−A´断面図である。
図2及び図4を用いて、第1表示パネル100の構成について説明する。図4に示すように、第1表示パネル100は、バックライト400側に配置された薄膜トランジスタ基板101(以下、TFT基板という。)と、観察者側に配置され、TFT基板101に対向するカラーフィルタ基板102(以下、CF基板という。)と、TFT基板101及びCF基板102の間に配置された液晶層103と、を含んでいる。第1表示パネル100のバックライト400側には偏光板104が配置されており、観察者側には偏光板105が配置されている。
TFT基板101には、図2に示すように、第1方向(例えば列方向)に延在する複数のデータ線111と、第1方向とは異なる第2方向(例えば行方向)に延在する複数のゲート線112とが形成され、複数のデータ線111と複数のゲート線112とのそれぞれの交差部近傍に薄膜トランジスタ113(以下、TFTという。)が形成されている。第1表示パネル100を平面的に見て、隣り合う2本のデータ線111と隣り合う2本のゲート線112とにより囲まれる領域が1つのサブ画素114として規定され、該サブ画素114がマトリクス状(行方向及び列方向)に複数配置されている。複数のデータ線111は、行方向に等間隔で配置されており、複数のゲート線112は、列方向に等間隔で配置されている。TFT基板101には、サブ画素114ごとに画素電極115が形成されており、複数のサブ画素114に共通する1つの共通電極(図示せず)が形成されている。TFT113を構成するドレイン電極はデータ線111に電気的に接続され、ソース電極は画素電極115に電気的に接続され、ゲート電極はゲート線112に電気的に接続されている。
図4に示すように、CF基板102には、各サブ画素114に対応して複数の着色部102aが形成されている。各着色部102aは、光の透過を遮断するブラックマトリクス102bで囲まれており、例えば矩形状に形成されている。また、複数の着色部102aは、赤色(R色)の材料で形成され、赤色の光を透過する赤色部と、緑色(G色)の材料で形成され、緑色の光を透過する緑色部と、青色(B色)の材料で形成され、青色の光を透過する青色部と、を含んでいる。赤色部、緑色部、及び青色部は、行方向にこの順に繰り返し配列され、同一色の着色部が列方向に配列され、行方向及び列方向に隣り合う着色部102aの境界部分にブラックマトリクス102bが形成されている。各着色部102aに対応して、複数のサブ画素114は、図2に示すように、赤色部に対応する赤色サブ画素114Rと、緑色部に対応する緑色サブ画素114Gと、青色部に対応する青色サブ画素114Bと、を含んでいる。尚、第1表示パネル100では、1つの赤色サブ画素114R、1つの緑色サブ画素114G及び1つの青色サブ画素114Bを含んで1つの画素124を構成し、複数の画素124がマトリクス状に配置されている。
第1タイミングコントローラ140は、周知の構成を備えている。例えば第1タイミングコントローラ140は、画像処理部300から出力される第1画像データDAT1と第1制御信号CS1(クロック信号、垂直同期信号、水平同期信号等)とに基づいて、第1画像データDA1と、第1ソースドライバ120及び第1ゲートドライバ130の駆動を制御するための各種タイミング信号(データスタートパルスDSP1、データクロックDCK1、ゲートスタートパルスGSP1、ゲートクロックGCK1)とを生成する(図2参照)。第1タイミングコントローラ140は、第1画像データDA1と、データスタートパルスDSP1と、データクロックDCK1とを第1ソースドライバ120に出力し、ゲートスタートパルスGSP1とゲートクロックGCK1とを第1ゲートドライバ130に出力する。
第1ソースドライバ120は、データスタートパルスDSP1及びデータクロックDCK1に基づいて、第1画像データDA1に応じたデータ信号(データ電圧)をデータ線111に出力する。第1ゲートドライバ130は、ゲートスタートパルスGSP1及びゲートクロックGCK1に基づいて、ゲート信号(ゲート電圧)をゲート線112に出力する。
各データ線111には、第1ソースドライバ120からデータ電圧が供給され、各ゲート線112には、第1ゲートドライバ130からゲート電圧が供給される。共通電極には、コモンドライバ(図示せず)から共通電圧Vcomが供給される。ゲート電圧(ゲートオン電圧)がゲート線112に供給されると、ゲート線112に接続されたTFT113がオンし、TFT113に接続されたデータ線111を介して、データ電圧が画素電極115に供給される。画素電極115に供給されたデータ電圧と、共通電極に供給された共通電圧Vcomとの差により電界が生じる。この電界により液晶を駆動してバックライト400の光の透過率を制御することによって画像表示を行う。第1表示パネル100では、赤色サブ画素114R、緑色サブ画素114G、青色サブ画素114Bそれぞれの画素電極115に接続されたデータ線111に、所望のデータ電圧を供給することにより、カラー画像表示が行われる。尚、第1表示パネル100は、周知の構成を適用することができる。
次に、図3及び図4を用いて、第2表示パネル200の構成について説明する。図4に示すように、第2表示パネル200は、バックライト400側に配置されたTFT基板201と、観察者側に配置され、TFT基板201に対向するCF基板202と、TFT基板201及びCF基板202の間に配置された液晶層203と、を含んでいる。第2表示パネル200のバックライト400側には偏光板204が配置されており、観察者側には偏光板205が配置されている。第1表示パネル100の偏光板104と、第2表示パネル200の偏光板205との間には、拡散シート301が配置されている。
TFT基板201には、図3に示すように、列方向に延在する複数のデータ線211と、行方向に延在する複数のゲート線212とが形成され、複数のデータ線211と複数のゲート線212とのそれぞれの交差部近傍にTFT213が形成されている。第2表示パネル200を平面的に見て、隣り合う2本のデータ線211と隣り合う2本のゲート線212とにより囲まれる領域が1つの画素214として規定され、該画素214がマトリクス状(行方向及び列方向)に複数配置されている。複数のデータ線211は、行方向に等間隔で配置されており、複数のゲート線212は、列方向に等間隔で配置されている。TFT基板201には、画素214ごとに画素電極215が形成されており、複数の画素214に共通する1つの共通電極(図示せず)が形成されている。TFT213を構成するドレイン電極はデータ線211に電気的に接続され、ソース電極は画素電極215に電気的に接続され、ゲート電極はゲート線212に電気的に接続されている。第1表示パネル100の各サブ画素114と、第2表示パネル200の各画素214とは、互いに1対1の関係で配置されており、平面視で互いに重なっている。例えば、図2に示す画素124を構成する赤色サブ画素114R、緑色サブ画素114G及び青色サブ画素114Bそれぞれと、図3に示す3個の画素214それぞれとが平面視で重なっている。尚、図5に示すように、第1表示パネル100の3個のサブ画素114(赤色サブ画素114R、緑色サブ画素114G、青色サブ画素114B)(図5(a)参照)と、第2表示パネル200の1個の画素214(図5(b)参照)とが平面視で重なっていてもよい。
図4に示すように、CF基板202には、各画素214の境界部分に対応する位置に、光の透過を遮断するブラックマトリクス202bが形成されている。ブラックマトリクス202bで囲まれた領域202aには、着色部は形成されておらず、例えばオーバーコート膜が形成されている。
第2タイミングコントローラ240は、周知の構成を備えている。例えば第2タイミングコントローラ240は、画像処理部300から出力される第2画像データDAT2と第2制御信号CS2(クロック信号、垂直同期信号、水平同期信号等)とに基づいて、第2画像データDA2と、第2ソースドライバ220及び第2ゲートドライバ230の駆動を制御するための各種タイミング信号(データスタートパルスDSP2、データクロックDCK2、ゲートスタートパルスGSP2、ゲートクロックGCK2)とを生成する(図3参照)。第2タイミングコントローラ240は、第2画像データDA2と、データスタートパルスDSP2と、データクロックDCK2とを第2ソースドライバ220に出力し、ゲートスタートパルスGSP2とゲートクロックGCK2とを第2ゲートドライバ230に出力する。
第2ソースドライバ220は、データスタートパルスDSP2及びデータクロックDCK2に基づいて、第2画像データDA2に応じたデータ電圧をデータ線211に出力する。第2ゲートドライバ230は、ゲートスタートパルスGSP2及びゲートクロックGCK2に基づいて、ゲート電圧をゲート線212に出力する。
各データ線211には、第2ソースドライバ220からデータ電圧が供給され、各ゲート線212には、第2ゲートドライバ230からゲート電圧が供給される。共通電極には、コモンドライバから共通電圧Vcomが供給される。ゲート電圧(ゲートオン電圧)がゲート線212に供給されると、ゲート線212に接続されたTFT213がオンし、TFT213に接続されたデータ線211を介して、データ電圧が画素電極215に供給される。画素電極215に供給されたデータ電圧と、共通電極に供給された共通電圧Vcomとの差により電界が生じる。この電界により液晶を駆動してバックライト400の光の透過率を制御することによって画像表示を行う。第2表示パネル200では、白黒画像表示が行われる。尚、第2表示パネル200は、周知の構成を適用することができる。
[実施形態1]
図6は、実施形態1に係る画像処理部300の具体的な構成を示すブロック図である。画像処理部300は、第1遅延部311と、ガンマ処理部312と、第1画像出力部313と、第1白黒画像生成部331と、第2遅延部332と、第2白黒画像生成部321と、微分フィルタ処理部322と、第1拡張フィルタ処理部323と、輝度差判定部324と、第2拡張フィルタ処理部325と、フィルタテーブル326と、平均値フィルタ処理部327と、第3遅延部328と、第2画像出力部329と、を含んでいる。画像処理部300は、入力映像信号Dataに基づいて以下の画像処理を行い、第1表示パネル100用の第1画像データDAT1(カラー画像データ)と、第2表示パネル200用の第2画像データDAT2(白黒画像データ)とを生成する。
画像処理部300は、外部のシステムから送信された入力映像信号Dataを受信すると、入力映像信号Dataを、第1遅延部311と第1白黒画像生成部331及び第2白黒画像生成部321とに転送する。尚、入力映像信号Dataは、例えば輝度情報(階調情報)と色情報とを含んでいる。色情報は、色を指定するための情報であり、例えば、入力映像信号Dataが8ビットの場合、R色、G色、B色を含む複数色それぞれの色を0〜255の値で表すことができる。上記複数色には、少なくともR色、G色及びB色を含み、さらにW(白)色及び/又はY(黄)色が含まれてもよい。以下では、一例として、上記複数色がR色、G色及びB色である場合を挙げる。また以下では、入力映像信号Dataの色情報を、「RGB値」([R値,G値,B値])と称す。例えば、入力映像信号Dataに対応する色が「白」の場合、R色の値(R値)は[255]で表され、G色の値(G値)は[255]で表され、B色の値(B値)は[255]で表される。すなわち、「RGB値」は[255,255,255]で表される。また入力映像信号Dataに対応する色が「赤」の場合、「RGB値」は[255,0,0]で表され、上記色が「黒」の場合、「RGB値」は[0,0,0]で表される。
図7(a)の画像Aは、入力映像信号Dataに対応する画像(入力画像)の一例を示している。第1白黒画像生成部331は、入力映像信号Dataを取得すると、入力映像信号Dataの色情報を示す各色の値(ここではRGB値:[R値,G値,B値])のうち最大値(R値、G値又はB値)を用いて白黒画像に対応する白黒画像データ(以下、第1白黒画像データとする。)を生成する。具体的には、第1白黒画像生成部331は、各画素214に対応するRGB値において、該RGB値のうち最大値をその画素214の値に設定することにより第1白黒画像データを生成する。第1白黒画像生成部331は、生成した第1白黒画像データを第2遅延部332に出力する。
第2白黒画像生成部321は、入力映像信号Dataを取得すると、入力映像信号Dataの輝度信号Yを用いて白黒画像に対応する白黒画像データ(以下、第2白黒画像データとする。)を生成する。具体的には、第2白黒画像生成部321は、入力映像信号DataのRGB値([R値,G値,B値])から輝度信号Yを算出し、輝度信号Yに基づいて第2白黒画像データを生成する。輝度信号Yは、例えば以下に示す周知の変換式(1)により算出することができる。
Y=0.299×R値+0.587×G値+0.114×B値・・・(1)
微分フィルタ処理部322は、第2白黒画像生成部321から第2白黒画像データを取得すると、該第2白黒画像データに対して、輝度が大きく変化する境界(エッジ)を検出(強調)する微分フィルタ処理(エッジ検出処理)を実行する。微分フィルタ処理部322は、例えばPrewittフィルタ又はSobelフィルタを用いて上記微分フィルタ処理を行う。例えば、微分フィルタ処理部322は、図8(a)に示すX軸(水平)方向のオペレータと図8(b)に示すY軸(垂直)方向のオペレータとを用いたPrewittフィルタにより上記微分フィルタ処理を行う。上記微分フィルタ処理によれば、低周波成分が削除されるため輝度変化が大きいエッジを強調することができる。図7(b)の画像Bは、上記微分フィルタ処理により生成される画像を示している。尚、上記微分フィルタ処理に用いられるオペレータは、図8(a)及び(b)に示すオペレータに限定されない。また上記微分フィルタ処理は、周知の方法を適用することができる。
第1拡張フィルタ処理部323は、上記微分フィルタ処理が施された第2白黒画像データを取得すると、該第2白黒画像データに対して、各フレームにおいて全ての画素に共通のフィルタサイズで高輝度領域を拡張する拡張フィルタ処理(第1拡張フィルタ処理)を実行する。例えば、第1拡張フィルタ処理部323は、各画素214(注目画素)について、周囲の上下左右9個の画素からなる19×19画素領域をフィルタサイズとして、このフィルタサイズ内の輝度の最大値をその画素(注目画素)の輝度に設定する処理を実行する。フィルタサイズは、19×19画素領域に限定されないが、各フレームにおいて全ての画素214に対して共通のフィルタサイズに設定される。またフィルタ形状は、正方形に限定されず円形でもよい。図7(c)の画像Cは、上記第1拡張フィルタ処理により生成される画像を示している。図7(c)に示すように、図7(b)の画像Bの高輝度領域が同一の幅で拡張していることが分かる。上記第1拡張フィルタ処理は、周知の方法を適用することができる。
輝度差判定部324は、上記第1拡張フィルタ処理が施された第2白黒画像データを取得すると、該第2白黒画像データにおいて輝度の境界部分の差(輝度差)を判定する。図7(c)に示す画像Cでは、図中上側に近づく程、輝度差が大きく、図中下側に近づく程、輝度差が小さくなっている。輝度差判定部324は、判定結果(輝度差)を第2拡張フィルタ処理部325に出力する。尚、入力映像信号Dataが8ビットの場合、輝度差は0〜255階調で表される。
第2遅延部332は、第1白黒画像生成部331から取得した第1白黒画像データを、輝度差判定部324における判定結果(輝度差)の出力タイミングに合わせて、第2拡張フィルタ処理部325に出力する。
第2拡張フィルタ処理部325は、第2遅延部332及び輝度差判定部324から第1白黒画像データ及び判定結果(輝度差)をそれぞれ取得すると、該輝度差に基づいて該第1白黒画像データに対して高輝度領域を拡張する拡張フィルタ処理(第2拡張フィルタ処理)を実行する。
具体的には、先ず、第2拡張フィルタ処理部325は、フィルタテーブル326を参照して、上記判定結果(輝度差)に対応するフィルタサイズを選択する。フィルタテーブル326には、輝度差として0〜255階調が複数レベルに分類されており、各レベルに対応するフィルタサイズが関連付けて記憶されている。図9は、フィルタテーブル326(LUT)の一例を示す図であり、ここでは、輝度差として0〜255階調が7個のレベルに分類されており、各レベルにフィルタサイズが関連付けられている。またフィルタテーブル326では、輝度差が小さい程、フィルタサイズが小さくなり、輝度差が大きい程、フィルタサイズが大きくなるように設定されている。図7(c)の画像Cの例では、図10に示すように、輝度差が最大となる最上部では13×13画素領域のフィルタサイズが選択され、輝度差が小さくなる下側の領域に近づく程、小さいフィルタサイズが選択される。また輝度差が小さい最下部付近(0〜15階調)では1×1画素領域のフィルタサイズが選択される。
次に、第2拡張フィルタ処理部325は、第2遅延部332から取得した第1白黒画像データに対して、上記選択したフィルタサイズにより高輝度領域を拡張する拡張フィルタ処理(第2拡張フィルタ処理)を実行する。すなわち、第2拡張フィルタ処理部325は、各画素214(注目画素)について、上記選択されたフィルタサイズ内の輝度の最大値をその画素(注目画素)の輝度に設定する処理を実行する。図11(a)は、第1白黒画像データに対応する画像Dと、該画像Dに対して上記第2拡張フィルタ処理を実行するための上記選択されたフィルタサイズ(図10参照)とを示し、図11(b)の画像Dは、上記第2拡張フィルタ処理により生成される画像を示している。上記第2拡張フィルタ処理によれば、図11(b)に示すように、全体的に高輝度領域が拡張するとともに、輝度差が大きい領域である図中上側の領域に近づく程、高輝度領域が拡張し、輝度差が小さい領域である図中下側の領域に近づく程、高輝度領域が縮小する。また輝度差が小さい最下部付近(0〜15階調)では、1×1画素領域のフィルタサイズにより第2拡張フィルタ処理を行うため、図10(a)に示す画像(高輝度領域幅)と同一となる。尚、1×1画素領域のフィルタサイズが選択された場合は、第2拡張フィルタ処理部325による第2拡張フィルタ処理を実行しない(第2拡張フィルタ処理をオフにする)構成としてもよい。
平均値フィルタ処理部327は、上記第2拡張フィルタ処理が施された第1白黒画像データを取得すると、該第1白黒画像データに対して、各フレームにおいて全ての画素214に共通の平均値フィルタを用いて平滑化処理を実行する。例えば、平均値フィルタ処理部327は、各画素214(注目画素)について、周囲の上下左右9個の画素からなる19×19画素領域をフィルタサイズとして、このフィルタサイズ内の輝度の平均値をその画素214(注目画素)の輝度とする処理を実行する。フィルタサイズは、19×19画素領域に限定されないが、各フレームにおいて全ての画素214に対して共通のフィルタサイズに設定される。またフィルタ形状は、正方形に限定されず円形でもよい。上記平滑化処理によれば、高周波成分が削除されるため輝度変化を滑らかにすることができる。図12の画像Fは、上記平滑化処理により生成される画像を示している。図12に示すように、図11の画像Eにおける輝度の境界部分(輪郭)がぼやけ、輝度変化が滑らかになることが分かる。平均値フィルタ処理部327は、上記平滑化処理を施した第1白黒画像データを、ガンマ処理部312及び第3遅延部328に出力する。
ガンマ処理部312は、第1遅延部311から取得した入力映像信号Dataに対して、平均値フィルタ処理部327から取得した第1白黒画像データに基づいて、第1表示パネル100で表示するカラー画像のガンマ処理を実行する。例えば、ガンマ処理部312は、白黒画像とカラー画像とを合成した表示画像の合成ガンマ値が2.2になるように、カラー画像のガンマ値を設定する。ガンマ処理部312は、上記ガンマ処理を施したカラー画像データを第1画像出力部313に出力する。
第3遅延部328は、上記平滑化処理が施された第1白黒画像データを、ガンマ処理部312におけるカラー画像データの出力タイミングに合わせて、第2画像出力部329に出力する。
第1画像出力部313は、カラー画像データを第1画像データDAT1として第1タイミングコントローラ140に出力し、第2画像出力部329は、第1白黒画像データを第2画像データDAT2として第2タイミングコントローラ240に出力する。また画像処理部300は、第1タイミングコントローラ140に第1制御信号CS1を出力し、第2タイミングコントローラ240に第2制御信号CS2を出力する(図2及び図3)。
以上のように、本実施形態に係る画像処理部300は、特に、第2拡張フィルタ処理部325が、画像(白黒画像)の輝度差に応じてフィルタサイズを変更して拡張フィルタ処理(第2拡張フィルタ処理)を実行する構成を有している。図13は、従来の構成において、第1表示パネルに表示される画像(カラー画像)と、第2表示パネルに表示される画像(白黒画像)とを示している。図14は、本実施形態に係る構成において、第1表示パネル100に表示される画像(カラー画像)と、第2表示パネル200に表示される画像(白黒画像)とを示している。図13及び図14に示すように、本実施形態に係る構成では、従来の構成と比較して、白黒画像において、低階調領域(図中下側領域)の高輝度領域の拡張幅が、輝度差が小さくなるにつれて徐々に狭くなることが分かる(t2<t1)。よって、本実施形態に係る構成によれば、特に低階調領域において高輝度領域の拡張幅を狭めることができるため、従来の構成において生じ得る暗い領域における黒浮き画像の出現を抑えることができる。また、認知される輝度差と認知されない輝度差の中間領域において拡張フィルタのサイズを動的に変更することにより、輝点状の画像で発生するフレアを大幅に軽減することができる。
ここで、輝度差は色によって異なるが、RGB値の最大値を用いて白黒化する方式では色を区別していないため、例えば白色及び赤色からなる画像の場合、赤色部に対応する領域に対して拡張フィルタが相対的に強くかかる。その結果、赤色部の領域で黒浮きが発生するおそれがある。特に斜めから見た場合にその黒浮きが顕著に視認されるおそれがある。この点、本実施形態では、RGB値から輝度信号Yを算出し、輝度信号Yに基づいて白黒画像(第2白黒画像データ)を生成し、この白黒画像に対して微分フィルタ処理を施している。これにより、赤色部に対応する領域の輝度差が小さくなるため、この周辺領域に対して第2拡張フィルタ処理部325において選択されるフィルタサイズが小さくなる。すなわち、第2拡張フィルタ処理部325は、例えば注目画素が白色(最高輝度)に対応し、かつ注目画素の周囲の画素が赤色(最高輝度)に対応する場合は、注目画素が白色(最高輝度)に対応し、かつ注目画素の周囲の画素が白色(最高輝度)に対応する場合と比べて、大きいフィルタサイズで第2拡張フィルタ処理を実行する。これにより、白黒画像における赤色部に対応する領域の輝度が低く抑えられるため、黒浮きを改善することができる。
[実施形態2]
本発明の実施形態2について、図面を用いて以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1において示した構成要素と構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。また、実施形態1において定義した用語については特に断らない限り本実施形態においてもその定義に則って用いるものとする。
実施形態2に係る液晶表示装置10では、映像信号のフォーマット、ガンマ値、輝度などの特性に基づいて、第2拡張フィルタ処理部325が第1白黒画像データに対して高輝度領域を拡張する拡張フィルタ処理(第2拡張フィルタ処理)を実行する。以下、実施形態2に係る画像処理部300の具体的な構成について説明する。
図15は、実施形態2に係る画像処理部300に入力されるデータの一例を示す図である。液晶表示装置10の外部に設けられたシステム500は、信号源から所定のフォーマットの映像信号DAを受信する。システム500は、例えば、映像信号DAを表示パネル(第1表示パネル100、第2表示パネル200)の特性に応じた映像(入力映像信号Data)に変換する処理を行う。また、システム管理者、観察者等のユーザは、システム500の設定画面において、所望のガンマ値を設定する。例えば、ユーザは、システム500の設定画面において、映像信号DAの特性に応じてガンマ値を設定してもよいし、第1表示パネル100及び第2表示パネル200の表示特性に応じてガンマ値を設定してもよいし、その他のパラメータに応じてガンマ値を設定してもよい。図15には、ガンマ値の設定画面の一例を示している。例えば、ユーザは、設定画面において、「γ2.2」、「γ2.4」、「PQ(Perceptual Quantizer)」の何れかを選択する。システム500は、入力映像信号Dataと、設定された情報(ガンマ設定情報)とを画像処理部300に出力する。
図16は、実施形態2に係る画像処理部300の具体的な構成を示すブロック図である。第2拡張フィルタ処理部325は、システム500から、入力映像信号Dataに対応する上記ガンマ設定情報を取得する。第2拡張フィルタ処理部325は、上記ガンマ設定情報を取得すると、テーブル記憶部340に記憶された複数のフィルタテーブルから、上記ガンマ設定情報に対応するフィルタテーブルを選択する。図17には、テーブル記憶部340に記憶された、2つのフィルタテーブル(第1フィルタテーブル、第2フィルタテーブル)を示している。例えば、図17(a)に示す第1フィルタテーブルは、輝度差判定部324における判定結果(輝度差)が16階調未満のときに拡張フィルタ処理(第2拡張フィルタ処理)がオフになるように設定されており、図17(b)に示す第2フィルタテーブルは、上記輝度差が48階調未満のときに拡張フィルタ処理(第2拡張フィルタ処理)がオフになるように設定されている。すなわち、第2拡張フィルタ処理のオン/オフが切り替わる階調(閾値)は、第1フィルタテーブルでは16階調に設定されており、第2フィルタテーブルでは48階調に設定されている。尚、第1フィルタテーブル及び第2フィルタテーブルには、第2拡張フィルタ処理がオフとなる領域では、1×1画素領域(1個の画素)のフィルタサイズが設定されている。また第1フィルタテーブル及び第2フィルタテーブルには、第2拡張フィルタ処理がオンとなる領域では、輝度差が最大となる領域では13×13画素領域のフィルタサイズが設定されており、輝度差が小さくなる程、小さいフィルタサイズが設定されている。
第2拡張フィルタ処理部325は、上記選択したフィルタテーブル(例えば、第1フィルタテーブル又は第2フィルタテーブル)を参照して、上記輝度差に対応するフィルタサイズを選択し、選択したフィルタサイズにより第2拡張フィルタ処理を実行する。以降の処理は、実施形態1に係る画像処理部300の処理と同一である。
実施形態2に係る上記構成によれば、例えば、映像信号DAの特性が、SDR(Standard Dynamic Range)映像でガンマ値2.2の場合は、第2拡張フィルタ処理部325は、第1フィルタテーブルを参照して、第2拡張フィルタ処理を実行する。また映像信号DAの特性が、HDR(High Dynamic Range)映像でPQカーブ(Perceptual Quantizer Curve)のガンマカーブ特性を有する場合は、第2拡張フィルタ処理部325は、第2フィルタテーブルを参照して、第2拡張フィルタ処理を実行する。ここで、HDR映像はSDR映像より輝度幅(ダイナミックレンジ)が広いため、HDR映像に対して第1フィルタテーブルを参照して第2拡張フィルタ処理を実行すると、暗い領域の輝度が高くなり黒浮きした画像やノイズ画像が視認され易くなる。この点、上記構成によれば、例えば、元画像が同一のSDR映像とHDR映像において、SDR映像では16〜47階調の領域に対して第2拡張フィルタ処理が実行されるが(図17(a)参照)、HDR映像では0〜47階調の領域に対して第2拡張フィルタ処理が実行されなくなる(図17(b)参照)。これにより、HDR映像において視認される可能性のある黒浮きした画像やノイズ画像の出現を抑えることができる。このように、上記構成によれば、映像信号DAの特性に応じて適切に黒浮きした画像の出現を抑えることができる。
ここで上記構成では、画像処理部300の第2拡張フィルタ処理部325は、システム500から出力されたガンマ設定情報を取得し、ガンマ設定情報に基づいてフィルタテーブルを選択する構成であるが、画像処理部300は上記構成に限定されない。図18は、変形例1に係る画像処理部300の具体的な構成を示すブロック図である。変形例1に係る画像処理部300は、実施形態1に係る画像処理部300の各部に加えて、さらに、映像特性解析部341を含んでいる。映像特性解析部341は、システム500から出力された入力映像信号Dataを受信し、入力映像信号Dataの特性を解析してガンマ設定情報を取得してもよい。この場合、第2拡張フィルタ処理部325は、映像特性解析部341から上記ガンマ設定情報を取得する。
図19は、変形例2に係る画像処理部300の具体的な構成を示すブロック図である。変形例2に係る画像処理部300は、実施形態1に係る画像処理部300の各部に加えて、さらに、フレームメモリ351と、輝度分布解析部352とを含んでいる。フレームメモリ351は、第1拡張フィルタ処理部323による第1拡張フィルタ処理により生成された画像(図7(c)参照)を1フレームごとに記憶する。輝度分布解析部352は、フレームメモリ351の画像の輝度分布(ヒストグラム)を生成し、輝度分布の特徴を検出する。例えば、輝度分布解析部352は、輝度分布の分布幅を検出する。図20(a)はSDR映像に基づき第1拡張フィルタ処理した後の画像における輝度分布を示し、図20(b)はHDR映像に基づき第1拡張フィルタ処理した後の画像における輝度分布を示している。尚、図20(a)及び図20(b)は、元画像が同一の場合を示している。輝度分布解析部352は、上記輝度分布の分布幅を検出すると、検出結果を第2拡張フィルタ処理部325に出力する。
第2拡張フィルタ処理部325は、上記検出結果(分布幅情報)を取得すると、テーブル記憶部340に記憶された複数のフィルタテーブル(図17参照)から、上記分布幅に対応するフィルタテーブルを選択する。第2拡張フィルタ処理部325は、上記選択したフィルタテーブル(第1フィルタテーブル又は第2フィルタテーブル)を参照して、上記輝度差に対応するフィルタサイズを選択し、選択したフィルタサイズにより第2拡張フィルタ処理を実行する。例えば、上記分布幅が閾値より狭い場合は、第2拡張フィルタ処理部325は、第1フィルタテーブルを選択し、第1フィルタテーブルを参照して第2拡張フィルタ処理を実行する。また上記分布幅が閾値より広い場合は、第2拡張フィルタ処理部325は、第2フィルタテーブルを選択し、第2フィルタテーブルを参照して第2拡張フィルタ処理を実行する。
尚、輝度分布解析部352は、上記輝度分布の特徴として、上記輝度分布における度数ピーク値を検出してもよいし、上記輝度分布の平均値を検出してもよい。この場合、第2拡張フィルタ処理部325は、上記度数ピーク値又は上記平均値に基づき、フィルタテーブルを選択してもよい。
実施形態2に係る液晶表示装置10は上記構成に限定されない。例えば、変形例3に係る液晶表示装置10では、1つのフィルタテーブルにおいて、第2拡張フィルタ処理のオン/オフが切り替わる閾値が複数設定されていてもよい。例えば図21に示すフィルタテーブルには、第1閾値及び第2閾値が設定されている。この場合、例えば映像信号DAの特性が、SDR映像でガンマ値2.2の場合は、第2拡張フィルタ処理部325は、第1閾値(16階調)を採用して上記フィルタテーブルを参照し、第2拡張フィルタ処理を実行する。すなわち、上記輝度差が16階調未満の場合は、第2拡張フィルタ処理部325は、第2拡張フィルタ処理をオフにする。一方、映像信号DAの特性が、HDR映像でPQカーブのガンマカーブ特性を有する場合は、第2拡張フィルタ処理部325は、第2閾値(32階調)を採用して上記フィルタテーブルを参照し、第2拡張フィルタ処理を実行する。すなわち、上記輝度差が32階調未満の場合は、第2拡張フィルタ処理部325は、第2拡張フィルタ処理をオフにする。SDR映像において上記輝度差が16階調以上の場合と、HDR映像において上記輝度差が32階調以上の場合は、同じフィルタテーブル(図21参照)のフィルタサイズで第2拡張フィルタ処理を実行する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で上記各実施形態から当業者が適宜変更した形態も本発明の技術的範囲に含まれることは言うまでもない。
10 液晶表示装置、100 第1表示パネル、120 第1ソースドライバ、130 第1ゲートドライバ、140 第1タイミングコントローラ、200 第2表示パネル、220 第2ソースドライバ、230 第2ゲートドライバ、240 第2タイミングコントローラ、300 画像処理部、311 第1遅延部、312 ガンマ処理部、313 第1画像出力部、331 第1白黒画像生成部、332 第2遅延部、321 第2白黒画像生成部、322 微分フィルタ処理部、323 第1拡張フィルタ処理部、324 輝度差判定部、325 第2拡張フィルタ処理部、326 フィルタテーブル、327 平均値フィルタ処理部、328 第3遅延部、329 第2画像出力部、340 テーブル記憶部、341 映像特性解析部、351 フレームメモリ、352 輝度分布解析部、500 システム。

Claims (15)

  1. 複数の表示パネルが重ね合わされて配置され、それぞれの前記表示パネルに画像を表示する表示装置であって、
    観察者に近い位置に配置され、カラー画像を表示する第1表示パネルと、
    前記第1表示パネルより観察者から遠い位置に配置され、白黒画像を表示する第2表示パネルと、
    入力映像信号に基づいて、前記カラー画像に対応する第1画像データと、前記白黒画像に対応する第2画像データとを生成する画像処理部と、
    を含み、
    前記画像処理部は、前記入力映像信号に含まれる色情報を表す各色の値のうち最大値を用いて白黒化した第1白黒画像データに対して、注目画素と該注目画素の周囲の画素とからなる領域をフィルタサイズとして、該フィルタサイズ内で輝度の最大値を該注目画素の輝度に設定する拡張フィルタ処理を実行する拡張フィルタ処理部と、前記色情報を表す各色の値に基づいて算出した輝度信号を用いて白黒化した第2白黒画像データの各画素において微分演算により算出した輝度差を判定する輝度差判定部と、を含み、
    前記第2白黒画像データに対応する白黒画像が、第1の輝度差を有する第1領域と、前記第1の輝度差より小さい第2の輝度差を有する第2領域とを含む場合において、
    前記拡張フィルタ処理部は、前記第1白黒画像データに対して、前記第1領域に対応する領域では、第1の画素数からなるフィルタサイズで前記拡張フィルタ処理を実行し、前記第2領域に対応する領域では、前記第1の画素数より少ない第2の画素数からなるフィルタサイズで前記拡張フィルタ処理を実行する、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記拡張フィルタ処理部は、前記輝度差が小さい程、小さいフィルタサイズで前記拡張フィルタ処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 複数レベルに分類された輝度差と、各レベルに対応するフィルタサイズとを関連付けて記憶するテーブルをさらに含み、
    前記拡張フィルタ処理部は、前記テーブルを参照して、前記輝度差に対応する前記フィルタサイズを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記拡張フィルタ処理部は、前記注目画素が白色に対応し、かつ前記注目画素の周囲の画素が赤色に対応する場合は、前記注目画素が白色に対応し、かつ前記注目画素の周囲の画素が白色に対応する場合と比べて、大きいフィルタサイズで前記拡張フィルタ処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記画像処理部は、前記輝度信号に基づいて、前記第2白黒画像データおいて輝度が変化する境界を検出する微分フィルタ処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 前記画像処理部は、前記微分フィルタ処理が施された前記第2白黒画像データに対して、全ての画素に共通のフィルタサイズで、輝度の最大値を注目画素の輝度に設定する共通拡張フィルタ処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 前記輝度差判定部は、前記共通拡張フィルタ処理が施された前記第2白黒画像データにおいて輝度差を判定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
  8. 前記画像処理部は、前記拡張フィルタ処理が施された前記第1白黒画像データに対して全ての画素に共通のフィルタサイズで平滑化処理を実行することにより、前記第2画像データを生成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
  9. 複数レベルに分類された輝度差と、各レベルに対応するフィルタサイズとが関連付けられたフィルタテーブルを複数記憶する記憶部をさらに含み、
    前記拡張フィルタ処理部は、ガンマ設定情報を取得し、取得した前記ガンマ設定情報に基づいて前記記憶部から前記フィルタテーブルを選択し、選択した前記フィルタテーブルを参照して前記拡張フィルタ処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  10. 前記ガンマ設定情報は、前記入力映像信号に基づいて当該液晶表示装置の外部に設けられたシステムにおいて設定されたガンマ値の情報である、
    ことを特徴とする請求項9に記載の液晶表示装置。
  11. 前記記憶部は、第1フィルタテーブルと第2フィルタテーブルとを含み、
    前記第1フィルタテーブルは、前記輝度差が第1閾値以上の範囲では複数の画素数からなるフィルタサイズが設定され、前記輝度差が前記第1閾値未満の範囲では1個の画素からなるフィルタサイズが設定されており、
    前記第2フィルタテーブルは、前記輝度差が前記第1閾値より大きい第2閾値以上の範囲では複数の画素数からなるフィルタサイズが設定され、前記輝度差が前記第2閾値未満の範囲では1個の画素からなるフィルタサイズが設定されており、
    前記拡張フィルタ処理部は、前記ガンマ設定情報がSDR映像に対応する情報の場合に前記第1フィルタテーブルを選択し、前記ガンマ設定情報がHDR映像に対応する情報の場合に前記第2フィルタテーブルを選択する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の液晶表示装置。
  12. 前記輝度差と前記フィルタサイズとが関連付けられた複数のフィルタテーブルを記憶する記憶部と、前記入力映像信号に基づく画像の輝度分布の特性を解析する解析部と、をさらに含み、
    前記拡張フィルタ処理部は、解析された前記輝度分布に基づいて前記記憶部から前記フィルタテーブルを選択し、選択した前記フィルタテーブルを参照して前記拡張フィルタ処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  13. 前記画像処理部は、前記輝度信号に基づいて、前記第2白黒画像データおいて輝度が変化する境界を検出する微分フィルタ処理と、前記微分フィルタ処理が施された前記第2白黒画像データに対して、全ての画素に共通のフィルタサイズで、輝度の最大値を注目画素の輝度に設定する共通拡張フィルタ処理を実行し、
    前記画像処理部は、前記共通拡張フィルタ処理が施された前記第2白黒画像データを記憶するフレームメモリをさらに含み、
    前記解析部は、前記フレームメモリに記憶された前記第2白黒画像データの画像に基づいて前記輝度分布の特性を解析する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の液晶表示装置。
  14. 前記記憶部は、第1フィルタテーブルと第2フィルタテーブルとを含み、
    前記第1フィルタテーブルは、前記輝度差が第1輝度差以上の範囲では複数の画素数からなるフィルタサイズが設定され、前記輝度差が第1輝度差未満の範囲では1個の画素からなるフィルタサイズが設定されており、
    前記第2フィルタテーブルは、前記輝度差が第2輝度差以上の範囲では複数の画素数からなるフィルタサイズが設定され、前記輝度差が第2輝度差未満の範囲では1個の画素からなるフィルタサイズが設定されており、
    前記第1輝度差は、前記第2輝度差より小さく、
    前記拡張フィルタ処理部は、前記輝度分布の幅が閾値より狭い場合に前記第1フィルタテーブルを選択し、前記輝度分布の幅が前記閾値より広い場合に前記第2フィルタテーブルを選択する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の液晶表示装置。
  15. 前記輝度差が閾値より小さい場合は、前記拡張フィルタ処理部は、1個の画素からなるフィルタサイズで前記拡張フィルタ処理を実行し、
    前記閾値は、前記入力映像信号の特性に基づいて設定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
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