JP6710138B2 - フレーム固定治具 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物を粘着テープを介して環状フレームと一体にした状態で加工する際に、環状フレームを固定するためにチャックテーブルに装着される治具に関する。
半導体ウエーハ等の板状の被加工物は、研削装置によってウエーハの裏面が研削されて所定の厚みに形成された後に、切削装置等により分割されて個々のデバイスチップとなり、各種電子機器等に利用されている。研削装置は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削手段とを備えており、ウエーハの表面側を保護テープを介してチャックテーブルで保持して、ウエーハの裏面をチャックテーブル上で露出させ、裏面に対して研削手段の研削砥石を接触させてウエーハの研削を行っていく。
研削加工において、チャックテーブルの吸引保持面とは異なる外形を備える被加工物を研削する場合や、複数の被加工物を同時に研削する場合、又は研削後のハンドリングが非常に難しい被加工物を研削する場合等においては、粘着テープ上に被加工物を貼着するとともに環状フレームを粘着テープに貼着し、粘着テープを介して被加工物を環状フレームにより支持した状態で被加工物を研削することがある。このような環状フレームを用いた研削の態様は、いわゆるフレーム研削と称される。
フレーム研削では、環状フレームがチャックテーブルの保持面より下方に押し下げられて固定される。これにより、フレームの上面が保持テーブルの上面より下方に位置することになるため、環状フレームが研削ホイールと接触せずに被加工物を研削することができる。
研削加工では、ウエーハに研削砥石を押し付けるので、研削圧力によって保護テープの基材層が潰れないようにするために、保護テープには硬い材質のPET樹脂等からなるテープが用いられる。上記のように、フレーム研削ではフレームをチャックテーブルの保持面より下方に押し下げた状態で研削する必要があり、したがって、環状フレームに貼着されている保護テープを自然径よりも拡張させる必要がある。そのため、拡張しにくい硬い材質の保護テープを押し下げるフレーム固定治具(例えば、特許文献1参照)が用いられる場合がある。
特開2004−247660号公報
しかし、上記特許文献1に記載のフレーム固定治具は、くさび状の爪部を水平方向にスライドさせて爪部と係合部を係合させてフレームを押し下げる構造となっているため、くさび状の爪部のスライド移動に時間を多くとられる。また、例えば研削加工では研削屑が多く発生するため、この研削屑がくさび状のつめ部の移動経路に進入し溜まってしまうことで、研削屑によって爪部のスライド移動が妨げられてフレーム固定治具による環状フレームの固定が確実に行われず、環状フレームが研削加工中にがたついてしまう場合がある。
したがって、環状フレームを固定するためにチャックテーブルに装着されるフレーム固定治具については、環状フレームを素早く適切な位置に固定させ、また、環状フレームの固定が研削屑等によって妨げられることなく確実に行われるようにするという課題がある。
上記課題を解決するための本発明は、被加工物を吸引保持する保持面を有するチャック部と、該チャック部を支持する本体部とから構成されるチャックテーブルに装着されるフレーム固定治具であって、被加工物は、環状フレームの開口を塞ぐように環状フレームに貼着された粘着テープを介して環状フレームにより支持された状態になっており、該フレーム固定治具は、該チャック部の外側に配設され上面で該環状フレームを支持し被係合部となる貫通孔を有し該本体部に固定されるフレーム支持枠と、該フレーム支持枠の該貫通孔を貫通し係合する係合部を有し該係合部で該フレーム支持枠に係合し該環状フレームを該フレーム支持枠に押し付ける押付リングとを備え、該係合部は、該押付リングを貫通する回転軸と、該回転軸の上端に固定されるツマミと、該回転軸の下端に固定されるプレートと、を備え、該フレーム支持枠の下面の該貫通孔の周囲または該プレートの上面には該貫通孔を貫通した該プレートが回転することで該回転軸を下方に移動させる斜面を有し、該貫通孔を貫通した該プレートを該回転軸を軸に該ツマミで回転させ、該プレートの上面と該フレーム支持枠の下面とを接触させ、該斜面により該回転軸を下方に移動させて該ツマミの下面で該押付リングを押し下げることで環状フレームを該フレーム支持枠に押付けて固定するフレーム固定治具である。
本発明に係るフレーム固定治具は、チャック部の外側に配設され上面で環状フレームを支持し被係合部となる貫通孔を有し本体部に固定されるフレーム支持枠と、フレーム支持枠の貫通孔を貫通し係合する係合部を有し係合部でフレーム支持枠に係合し環状フレームをフレーム支持枠に押し付ける押付リングとを備え、係合部は、押付リングを貫通する回転軸と、回転軸の上端に固定されるツマミと、回転軸の下端に固定されるプレートと、を備え、フレーム支持枠の下面の貫通孔の周囲またはプレートの上面には貫通孔を貫通したプレートが回転することで回転軸を下方に移動させる斜面を有していることで、作業者がツマミを例えば90度回転させるだけで、環状フレームを確実かつ迅速にチャックテーブル上で固定することが可能となる。また、環状フレームがチャックテーブル上でフレーム固定治具によって確実に固定されるように、ツマミの回転角度等を目視確認しながら環状フレームの固定を行うことが可能となるため、研削装置等に備える検出手段によって環状フレームの固定不備を検出されて、環状フレームの再固定を要求される二度手間が発生するおそれがなくなる。さらに、本発明に係るフレーム固定治具は、環状フレームを固定する際に研削屑が付着していると環状フレームの確実な固定が妨げられる構成部分には、研削中に発生した研削屑が付着しにくいため、研削屑による環状フレームの固定における妨げ等が発生しない。
チャックテーブル、フレーム固定治具、押付リング及び環状フレームで支持されたウエーハの一例をそれぞれ示す斜視図である。 チャックテーブル、フレーム固定治具、押付リング及び環状フレームで支持されたウエーハの一例をそれぞれ示す端面図である。 図3(A)は、プレートの上面に斜面が形成された係合部の分解斜視図であり、図3(B)は、プレートの上面に斜面が形成された係合部の斜視図である。 研削装置の一例を示す斜視図である。 押付リングとチャックテーブルに取り付けられたフレーム固定軸とによって、ウエーハを支持する環状フレームを挟持固定している状態を示す端面図である。 研削手段によってチャックテーブルで保持されたウエーハを研削している状態を示す端面図である。
被加工物の一例である図1に示すウエーハWは、例えば、外形が円形状の半導体ウエーハであり、ウエーハWの表面Wa上には、分割予定ラインSによって区画された格子状の領域に多数のデバイスDが形成されている。
図1に示す粘着テープTは、例えば、ウエーハWの外径よりも大きい外径を有する円盤状のシートであり、例えば、PET樹脂等からなる基材層を備えており、基材層上に、粘着糊が積層され形成された粘着面Taを備えている。
図1においては、上側を向いた状態の粘着テープTの粘着面Taの外周部分が、円形の開口Fcを備えた環状フレームFの裏面Fbに開口Fcを塞ぐように貼着されている。さらに、ウエーハWの表面Waが、環状フレームFの開口Fc内において露出している粘着テープTの粘着面Taに貼着されている。なお、ウエーハWの中心と環状フレームFの開口Fcの中心とは略合致した状態になっている。このように、ウエーハWは、環状フレームFの開口Fcを塞ぐように環状フレームFに貼着された粘着テープTを介して環状フレームFにより支持された状態になっており、環状フレームFの把持又は吸引によりウエーハWをハンドリングすることが可能となる。そのため、例えば、ウエーハWに研削加工を施すことで、研削加工後のウエーハWが厚みが50μm以下となるような極薄のウエーハとなった場合においても、この極薄のウエーハを折り曲げて割ってしまう等の事態が生じてしまうことを防ぐことができる。
図1、2に示すチャックテーブル3は、ウエーハWを吸引保持する保持面300aを有するチャック部30と、チャック部30を支持する本体部31とから構成されている。チャック部30は、ポーラス部材等からなるポーラス板300と、ポーラス板300を支持する枠体301とを備える。図2に示すように、ポーラス板300は、その外形が円盤状に形成されており、枠体301から上方に向かって露出している保持面300aは、例えば、ポーラス板300の中心を頂点として径方向外側に向かって下方に僅かに傾く円錐面に形成されている。チャックテーブル3が研削装置等にセットされた状態になると、ポーラス板300は真空発生装置やコンプレッサー等からなる吸引源に連通し、吸引源が吸引することで生み出された吸引力が保持面300aに伝達されることで、チャック部30はウエーハWを吸引保持する。
図1、2に示す外形が円形状の枠体301の上面には、ポーラス板300をポーラス板300の外側面方向から支持する環状保持部301dが、+Z方向に突出するように一体的に形成されている。枠体301の上面は、環状保持部301dによって環状の段差が1段形成された状態になっており、環状保持部301dの環状の上端面よりも所定高さ低い環状面301aには、周方向に一定の間隔をおいて複数(例えば90度間隔で4つ、図2においては、2つのみ図示)ボルト挿通穴301eが厚み方向(Z軸方向)に向かって貫通形成されている。
図2に示すようにチャック部30を支持する本体部31は、例えば、所定の合金等を円盤状に形成したものであり、本体部31の上面31aには、枠体301に設けられた4つのボルト挿通穴301eに対応する位置に4つ(図2においては、2つのみ図示)の雌ネジ穴31cが設けられている。そして、枠体301の下面を本体部31の上面31aに接触させ、ボルト挿通穴301eと本体部31の雌ネジ穴31cとを重ね合わせて、ボルト31dをボルト挿通穴301eに通して雌ネジ穴31cに螺合させることにより、チャック部30が本体部31に固定され、本体部31はチャック部30を支持した状態になる。
図1、2に示すチャックテーブル3に装着されるフレーム固定治具4は、チャック部30の外側に配設され上面401aで環状フレームFを支持し被係合部となる貫通孔400を有しチャックテーブル30の本体部31に固定されるフレーム支持枠40と、フレーム支持枠40の貫通孔400を貫通し係合する係合部413を有し係合部413でフレーム支持枠40に係合し環状フレームFをフレーム支持枠40に押し付ける押付リング41とを備えている。
フレーム支持枠40は、例えば、所定の合金等を開口40gを備える円環状に形成したものであり、フレーム支持枠40の上面のより内周側には、環状支持部401が開口40gに沿うように+Z方向に突出するように形成されている。環状支持部401の環状の上面401aは、環状フレームFを支持する面となり、周方向に一定の間隔をおいて複数(例えば90度間隔で4つ)ボルト挿通穴40dが厚み方向(Z軸方向)に向かってフレーム支持枠40を貫通するように形成されている。図2に示すように、フレーム支持枠40の開口40gの直径は、例えば、環状フレームFの外径より小さく、ウエーハWの外径よりも大きく、かつ、チャックテーブル30の枠体301の外径よりも僅かに大きく枠体301が嵌挿可能な大きさとなっている。
図1、2に示すように、チャックテーブル3の本体部31の上面31aの雌ネジ穴31cが形成されている位置よりもさらに径方向外側の位置には、環状支持部401の4つのボルト挿通穴40dに対応する位置に4つの雌ネジ穴31fが形成されている。そして、フレーム支持枠40の開口40gにチャック部30を挿通させ、ボルト挿通穴40dと本体部31の雌ネジ穴31fとを重ね合わせて、ボルト31eをボルト挿通穴40dに通して雌ネジ穴31fに螺合させることにより、本体部31に対してフレーム支持枠40が固定された状態になる。なお、ボルト31eのネジ頭は環状支持部401の環状の上面401aから突出しないように、環状支持部401内に埋設された状態となることで、環状支持部401の環状の上面401aは平坦な状態が保たれる。
図2に示すように、フレーム支持枠40の上面は、環状支持部401によって環状の段差が1段形成されることで、環状支持部401の環状の上面401aと上面401aよりも所定高さ低い環状面400aとに分かれており、環状面400aには周方向に一定の間隔をおいて被係合部となる貫通孔400が厚み方向(Z軸方向)に向かって複数(例えば180度間隔で2つ)貫通形成されている。なお、貫通孔400の配設数は2つに限定されるものではなく、90度間隔で4つ配設されていてもよい。図1に示すように、貫通孔400の孔形は、後述する押付リング41の係合部413のプレート413cの外形に合わせて図示の例においては長方形状となっているが、これに限定されるものではない。
図1,2に示す押付リング41は、所定の合金等を円環状に形成したものであり、押付リング41の環状の基部410の上面には、環状凸部411が+Z方向に突出するように一体的に形成されている。そして、環状基部410の内周面と環状凸部411の内周面とによって、フレーム支持枠40の環状支持部401が嵌め込まれる嵌入孔41dが形成されている。図2に示すように、環状凸部411の上端側には径方向内側に向かって水平に延びるツバ状の押付部412が形成されており、環状フレームFを固定する際には、押付部412の下面と環状支持部401の上面401aとの間に環状フレームFが挟み込まれた状態になる。
また、図2に示すように、環状基部410の上面には、周方向に一定の間隔をおいて厚み方向に貫通して複数(例えば180度間隔で2つ)の軸通孔410dが設けられている。
図1、2に示す押付リング41の係合部413は、押付リング41の環状基部410を貫通する回転軸413aと、回転軸413aの上端に固定されるツマミ413bと、回転軸413aの下端に固定されるプレート413cとを備えている。軸方向がZ軸方向である回転軸413aは、ツマミ413bを作業者が回転させることに伴って回転できるように環状基部410の軸通孔410dに挿通されており、また、軸通孔410d内を上下動可能な長さを備えている。例えば、回転軸413aの下端に固定されるプレート413cは、その外形が、フレーム支持枠40の貫通孔400よりも僅かに小さい長方形状に形成されており、その上面は平坦面となっている。プレート413cの長手方向と貫通孔400の長手方向とを合わせてプレート413cを貫通孔400に貫通させてから、プレート413cを回転させプレート413cの長手方向と貫通孔400の長手方向とをずらすことで、プレート413cは貫通孔400から抜けてしまうことがなくなるようになる。
例えば円形板状に形成されたツマミ413bは、軸通孔410dを貫通しないように、回転軸413aより大径に形成されている。ツマミ413bの上面には、例えば、プレート413cの長手方向と同一方向に向かって延びる目印線413hが形成されており、ツマミ413bを回転させてプレート413cを回転させた場合に、目印線413hによって、プレート413cがどの程度回転したかを把握することができるようになっている。
図2に示すように、フレーム支持枠40の下面40bの貫通孔400の周囲には、貫通孔400を貫通したプレート413cが回転することで回転軸413aを下方にガイドして移動させる斜面40cが、例えば2面形成されている。2つの斜面40cは、例えば、図2においては、長方形状の孔形の長手方向がY軸方向となっている貫通孔400の両側に、互いに逆方向(図2においては、−X方向側と+X方向側)に向かって下っていくように所定の面積で形成されている。
例えば、プレート413cを90度回転したときにフレーム支持枠40が環状フレームFを押し付けるようにする場合は、2つの斜面40cは、平面視で90度の扇状に形成される。
また、斜面40cは円錐面でもよい。この場合は貫通孔400を貫通したプレート413cは1回転可能で、90度回転で環状フレームFを固定するが、180度回転でこの固定を解除することができる構成とすることができる。
本実施形態におけるフレーム固定治具4においては、フレーム支持枠40の下面40b側の貫通孔400の周囲に、貫通孔400を貫通したプレート413cが回転することで回転軸413aを下方に移動させる斜面40cを形成しているが、図3(A)、(B)に示すように係合部413は、貫通孔400を貫通したプレート413dが回転することで回転軸413aを下方にガイドして移動させる斜面413eを形成するものとしてもよい。この場合においては、フレーム支持枠40の下面40bの貫通孔400の周囲は平坦面となる。図3(A)、(B)に示すように、回転軸413aの下端に固定されるプレート413dは、その外形が、平面視において図1に示すフレーム支持枠40の貫通孔400よりも僅かに小さい長方形状に形成されており、その上面は、回転軸413aの下端が固定される平坦な軸固定面413fと、軸固定面413fのY軸方向両側に位置する2つの斜面413eとを備えている。2つの斜面413eは、互いに逆方向(図示の例においては、−X方向側と+X方向側)に向かって下っていくように形成されている。
図4に示す研削装置1は、チャックテーブル3上に保持されたウエーハWを研削手段7によって研削する装置である。研削装置1のベース10上の前方(−Y方向側)は、チャックテーブルチャックテーブル3に対してウエーハWの着脱が行われる領域である着脱領域Aとなっており、ベース10上の後方(+Y方向側)は、研削手段7によってチャックテーブル3上に保持されたウエーハWの研削が行われる領域である研削領域Bとなっている。ベース10の前方側(−Y方向側)には、オペレータが研削装置1に対して加工条件等を入力するための操作手段19が配設されている。
研削領域Bには、コラム11が立設されており、コラム11の−Y方向側の側面には研削手段7をチャックテーブル3に対して離間又は接近する上下方向に研削送りする研削送り手段5が配設されている。研削送り手段5は、鉛直方向(Z軸方向)の軸心を有するボールネジ50と、ボールネジ50と平行に配設された一対のガイドレール51と、ボールネジ50の上端に連結しボールネジ50を回動させるモータ52と、内部のナットがボールネジ50に螺合し側部がガイドレール51に摺接する昇降板53と、昇降板53に連結され研削手段7を保持するホルダ54とを備えており、モータ52がボールネジ50を回動させると、これに伴い昇降板53がガイドレール51にガイドされてZ軸方向に往復移動し、ホルダ54に保持された研削手段7がZ軸方向に研削送りされる。
チャックテーブル3に保持されたウエーハWを研削加工する研削手段7は、軸方向が鉛直方向(Z軸方向)である回転軸70と、回転軸70を回転可能に支持するハウジング71と、回転軸70を回転駆動するモータ72と、回転軸70の下端に接続された円環状のマウント73と、マウント73の下面に着脱可能に接続された研削ホイール74とを備える。
研削ホイール74は、ホイール基台741と、ホイール基台741の底面に環状に配設された略直方体形状の複数の研削砥石740とを備える。研削砥石740は、例えば、レジンボンドやメタルボンド等でダイヤモンド砥粒等が固着されて成形されている。なお、研削砥石740の形状は、環状に一体に形成されているものでもよい。
例えば、回転軸70の内部には、研削水の通り道となる流路が、回転軸70の軸方向(Z軸方向)に貫通して形成されており、流路は、一端が研削水を供給する研削水供給手段に接続されており、他端がマウント73を通りホイール基台741の底面において研削砥石740に向かって研削水を噴出できるように開口している。
研削装置1にセットされた状態のチャックテーブル3は、Y軸方向送り手段12によってY軸方向へ移動可能となっているとともに、図示しない回転手段によりZ軸方向の軸心を軸として回転可能に支持されている。また、図5に示すように、チャックテーブル3の下方には、軸部、軸部を回転させるモータ、及び軸部とモータを接続するカップリング等から構成される傾き調節機構16が配設されており、傾き調節機構16の軸部を上下させることによって、チャックテーブル3の保持面300aの水平面に対する傾きを調節する可能となっている。
図4に示すように、チャックテーブル3の移動経路脇の近傍には、チャックテーブル3により保持され研削手段7により研削されるウエーハWの厚みを測定する厚み測定手段18が配設されている。厚み測定手段18は、例えば、ウエーハWの厚みを接触式にて測定するハイトゲージである。
以下に、研削装置1において、チャックテーブル3に保持されたウエーハWを研削手段7によって研削する場合の、研削装置1の動作について説明する。ウエーハWの研削においては、図4に示す着脱領域A内において、粘着テープTを介して環状フレームFにより支持されたウエーハWが、チャックテーブル3によって保持される。まず、図5に示すように、環状フレームFを介して支持されるウエーハWが、フレーム固定治具4によってチャックテーブル3上に固定される手順について、以下に説明する。
まず、研削装置1上のチャックテーブル3は、図5に示すように、チャック部30と本体部31とがチャックテーブル3として一体となり、かつ、チャックテーブル3の本体部31にフレーム支持枠40が固定された状態になっている。そして、チャックテーブル3の保持面300aには、図示しない吸引源が連通した状態になっており、傾き調節機構16によってチャックテーブル3の傾きが調節可能な状態になっている。なお、図5においては、図2に示すボルト31d、ボルト31e、各種ボルト挿通穴40d及び雌ネジ穴31f等については省略して示している。
図5に示すように、本体部31に固定された状態のチャック部30の保持面300aの高さ位置は、本体部31に固定された状態のフレーム支持枠40の環状支持部401の環状の上面401aよりも所定高さだけ高い位置にあり、この両面の高さ位置の違いによって、環状フレームFが下方に押下げられた場合に、環状フレームFに貼着されている粘着テープTを径方向外側に向かって拡張させることができる。
粘着テープTを介して環状フレームFにより支持されたウエーハWが、チャックテーブル3上に搬送され、ウエーハWの中心がチャックテーブル3の保持面300aの中心におおよそ位置するように位置付けられる。次いで、ウエーハWの表面Wa側を、粘着テープTを介してチャックテーブル3の保持面300aに接触させる。そうすると、環状フレームFの裏面Fbが粘着テープTを間に挟んで環状支持部401の環状の上面401aに対向するように、環状フレームFがフレーム支持枠40の上方に位置付けられた状態になる。
次いで、押付リング41がフレーム支持枠40上に搬送され、押付部412の下面が環状フレームFの上面に対向し、かつ、フレーム支持枠40の貫通孔400の中心軸と押付リング41の係合部413の回転軸413aの軸心とが略合致するように、押付リング41がフレーム支持枠40上に位置付けられる。
図5においては、長方形状の孔形の長手方向がY軸方向となっている貫通孔400に対して、プレート413cの長手方向がY軸方向になるように係合部413の向きが合わせられる。更に、押付リング41を降下させていき、貫通孔400にプレート413cを貫通させるとともに、環状フレームF及び粘着テープTを、押付部412の下面と環状支持部401の上面401aとの間に挟み込まれた状態にする。同時に、ウエーハWがチャックテーブル3の保持面300aにならって緩傾斜の円錐状になっていき、また、押付リング41がフレーム支持枠40に押し付けられていくことで、粘着テープTの主にウエーハWが貼着されていない外周部分が徐々に径方向外側に向かって拡張されていく。
次いで、貫通孔400を貫通したプレート413cを、回転軸413aを軸にツマミ413bで+Z方向側から見て反時計回り方向に回転させていく。プレート413cの上面がフレーム支持枠40の下面40bの斜面40cと密着しながらプレート413cが回転していくことで、プレート413cは徐々に斜面40cによって下方に押下げられていく。プレート413cの上面に固定された回転軸413aが回転しながら下方に移動していき、回転軸413aの上端に固定されたツマミ413bの下面が押付リング41を押し下げていくことで、環状フレームF及び粘着テープTがフレーム支持枠40により押し付けられていく。そのため、押付リング41によってプレート支持枠40に対して環状フレームFが徐々に固定されていく。そして、例えば、目印線413hを基準として、ツマミ413bによってプレート413cを90度回転させることで、図6に示すように、ウエーハWを支持する環状フレームFが、環状フレームFの上面がチャックテーブル3の保持面300aよりも下方に位置付けられて、チャックテーブル3上でフレーム固定治具4によって固定された状態になる。また、ウエーハWがチャックテーブル3の保持面300aにならって緩傾斜の円錐状になり、粘着テープTも径方向外側に向かって拡張されて張った状態になる。
このように、本発明に係るフレーム固定治具4は、ツマミ413bを例えば90度回転させるだけで、環状フレームFを確実かつ迅速にチャックテーブル3上で固定することが可能となる。
次いで、図示しない吸引源により生み出される吸引力が、図6に示すチャックテーブル3の保持面300aに伝達されることにより、チャックテーブル3が保持面300a上でウエーハWを吸引保持する。
ウエーハWを保持したチャックテーブル3が、研削手段7の下まで+Y方向へ移動して、研削手段7に備える研削ホイール74とウエーハWとの位置合わせがなされる。位置合わせは、例えば、図6に示すように、研削ホイール74の回転中心がチャックテーブル3の回転中心に対して所定の距離だけ+X方向にずれ、研削砥石740の回転軌道がチャックテーブル3の回転中心を通るように行われる。
ここで、保持面300aに吸引保持されるウエーハWは、保持面300aの形状に沿って緩傾斜の円錐状になっている。そこで、緩傾斜したウエーハWの裏面Wbと研削砥石740の研削面とが平行になるように、傾き調節機構16によってチャックテーブル3の傾きが図6に示すように調整される。
例えば、研削装置1においては、図4に示す厚み測定手段18が、研削手段7によるウエーハWの研削加工を開始する前に、チャックテーブル3に保持されたウエーハWの裏面Wbの高さ位置を測定し、更に、押し付けリング41の押付部412の上面高さ位置を測定し、押し付けリング41の高さ位置がチャックテーブル3の保持面300aの高さより低いか、即ち環状フレームFがフレーム固定治具4により正常にチャックテーブル3に固定されているか否かを検出するが、本発明に係るフレーム固定治具4においては、先に行った環状フレームFの固定の際に、ツマミ413bに形成された目印線413hを目印として、作業者が、環状フレームFがチャックテーブル3上でフレーム固定治具4によって確実に固定されるように目視確認しながら、環状フレームFの固定を行っている。そのため、厚み測定手段18によって、環状フレームFの固定不備が検出されて、環状フレームFの再固定を要求される二度手間が発生するおそれがない。
次いで、図6に示すモータ72によって回転軸70が回転駆動されるのに伴って研削ホイール74が回転する。また、研削手段7が研削送り手段5により−Z方向へと送られ、回転する研削ホイール74の研削砥石740がウエーハWの裏面Wbに当接することで研削加工が行われる。研削中は、図示しない回転手段がチャックテーブル3を回転させるのに伴って、保持面300a上に保持されたウエーハWも回転するので、研削砥石740がウエーハWの裏面Wbの全面の研削加工を行う。また、研削水を研削砥石740とウエーハWとの接触部位に対して供給して、研削砥石740とウエーハWの裏面Wbとの接触部位を冷却・洗浄する。さらに、図4に示す厚み測定手段18が、ウエーハWの厚みを研削中に随時測定する。
研削加工中においては、ウエーハWから研削屑が発生するが、研削手段7から噴射された研削水によって、研削水と共にウエーハWの裏面Wb上から径方向外側に向かって流れていき、押付リング41上を通り、押付リング41の外周部分から流下していく。ここで、本発明に係るフレーム固定治具4は、研削加工中においては、押付リング41の係合部413のツマミ413bの下面が、フレーム支持枠40の環状面400aに押し付けられ密着した隙間の無い状態になっている。そのため、研削水は押付リング41の係合部413のツマミ413bの下面とフレーム支持枠40の環状面400aとの間、及び貫通孔400等には入り込まず、よって、押付リング41の係合部413のツマミ413bの下面とフレーム支持枠40の環状面400aとの間及び貫通孔400等の、環状フレームFを固定する際に研削屑が付着していると環状フレームFの確実な固定が妨げられてしまうような箇所には、研削屑が入り込まない。
一枚のウエーハWを所定の研削量だけ研削して、一枚のウエーハWの研削を完了させた後、研削送り手段5により研削手段7を+Z方向へと移動させて研削加工済みのウエーハWから離間させる。また、チャックテーブル3の回転を停止し、Y軸方向送り手段12によりチャックテーブル3を−Y方向に移動させて着脱領域Aの元の位置に戻す。そして、チャックテーブル3上に吸引保持されている研削加工が施されたウエーハWを、チャックテーブル3から搬出する。
チャックテーブル3からウエーハWを搬出するには、例えば、目印線413hを基準として、ツマミ413bによってプレート413cを環状フレームFの固定時とは逆方向に90度だけ回転させることで、フレーム支持枠40及び押付リング41による環状フレームFの挟持固定を解除し、押付リング41を上方に引き上げることで、簡単にフレーム支持枠40から押付リング41を取り外すことが可能となる。そして、チャックテーブル3によるウエーハWの吸引保持を解除した上で、作業者が環状フレームFを把持して、安全にウエーハWをチャックテーブル3上から搬出できる。
チャックテーブル3からウエーハWを搬出した後、環状フレームFにより支持された研削加工前の別の新しいウエーハWをチャックテーブル3に保持して、上記と同様に研削加工を施していく。ここで、本発明に係るフレーム固定治具4においては、環状フレームFにより支持された新しいウエーハWがチャックテーブル3上にフレーム固定治具4によって固定される場合に、先の研削加工において発生した研削屑がフレーム固定治具4のフレーム支持枠40の貫通孔400や環状面400a、又は、押付リング41の係合部413のツマミ413bの下面等に付着していないため、研削屑による環状フレームFの固定における妨げ等が発生しない。
なお、本発明に係るフレーム固定治具4は上記実施形態に限定されるものではなく、また、添付図面に図示されているチャックテーブル3、フレーム支持枠40、及び押付リング41の各構成や形状等についても、これに限定されず、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。例えば、フレーム固定治具4は、切削ブレードでウエーハWを切削する切削装置にセットされたチャックテーブル3と共に使用されるものとしてもよい。
W:被加工物であるウエーハ Wa:ウエーハの表面 Wb:ウエーハの裏面 S:分割予定ライン D:デバイス T:粘着テープ Ta:粘着テープの粘着面 F:環状フレーム Fb:環状フレームの裏面 Fc:環状フレームの開口
3:チャックテーブル
30:チャック部 300:ポーラス板 300a:保持面
301:枠体 301a:環状面 301e:ボルト挿通穴 301d:環状保持部
31:本体部 31a:本体部の上面 雌ネジ穴31c 31d:ボルト 31f:雌ネジ穴 31e:ボルト
38:傾き調節機構
4:フレーム固定治具
40:フレーム支持枠 40b:フレーム支持枠の下面 40c:斜面 40g:フレーム支持枠の開口 400:被係合部となる貫通孔 401:環状支持部 401a:環状支持部の上面 40d:ボルト挿通穴 400a:環状面
41:押付リング 41d:嵌入孔 410:環状の基部 410d:軸通孔 411:環状凸部 412:押付部
413:係合部 413a:回転軸 413b:ツマミ 413c:プレート 413h:目印線 413d:プレート 413e:斜面 413f:軸固定面
1:研削装置 10:ベース A:着脱領域 B:研削領域 11:コラム 19:操作手段 12:Y軸方向送り手段 18:厚み測定手段
5:研削送り手段 50:ボールネジ 51:ガイドレール 52:モータ 53:昇降板 54:ホルダ
7:研削手段 70:回転軸 71:ハウジング 72:モータ 73:マウント 74:研削ホイール 741:ホイール基台 740:研削砥石
16:傾き調節機構

Claims (1)

  1. 被加工物を吸引保持する保持面を有するチャック部と、該チャック部を支持する本体部とから構成されるチャックテーブルに装着されるフレーム固定治具であって、
    被加工物は、環状フレームの開口を塞ぐように環状フレームに貼着された粘着テープを介して環状フレームにより支持された状態になっており、
    該フレーム固定治具は、該チャック部の外側に配設され上面で該環状フレームを支持し被係合部となる貫通孔を有し該本体部に固定されるフレーム支持枠と、該フレーム支持枠の該貫通孔を貫通し係合する係合部を有し該係合部で該フレーム支持枠に係合し該環状フレームを該フレーム支持枠に押し付ける押付リングとを備え、
    該係合部は、該押付リングを貫通する回転軸と、該回転軸の上端に固定されるツマミと、該回転軸の下端に固定されるプレートと、を備え、
    該フレーム支持枠の下面の該貫通孔の周囲または該プレートの上面には該貫通孔を貫通した該プレートが回転することで該回転軸を下方に移動させる斜面を有し、
    該貫通孔を貫通した該プレートを該回転軸を軸に該ツマミで回転させ、該プレートの上面と該フレーム支持枠の下面とを接触させ、該斜面により該回転軸を下方に移動させて該ツマミの下面で該押付リングを押し下げることで環状フレームを該フレーム支持枠に押付けて固定するフレーム固定治具。
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