JP2008049795A - 溝部形成構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】溝部内の液体の枠部への移動を抑制する。
【解決手段】溝部形成構造10では、フロントウインドシールドガラス14へのウォッシャ液52がワイパの回動力及び車両の走行風によって溝部40に浸入する。ここで、モール28の突出部38が溝部40側へ突出しており、溝部40の幅Bは突出部38の位置が連結部32の車両前側端位置に比し拡大されている。このため、溝部40の断面積を大きくでき、溝部40内のウォッシャ液52が車両の走行風によってフロントピラー24の外面24Bへ移動することを抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の枠部の側部とウインドシールドガラスの側部との間に車両外側へ開放される溝部を形成する溝部形成構造に関する。
溝部形成構造としては、車体開口部の周壁部とウインドガラスの外周縁に装着されたウインドモールとの間に溝部が形成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
ここで、この溝部形成構造では、溝部が断面矩形状にされているため、溝部の幅が車両内側部分から車両外側部分に亘って小さくされて、溝部の断面積(容量)が小さくされている。このため、ウインドガラスから車体開口部の車体外表面部へ流れる車両の走行風等によって、ウインドガラスからの液体(例えばウォッシャ液)が溝部を越えて車体開口部の車体外表面部へ移動する可能性がある。
特開2003−2051公報
本発明は、上記事実を考慮し、ウインドシールドガラスからの液体が溝部を越えて枠部へ移動することを抑制できる溝部形成構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の溝部形成構造は、車両の枠部に設けられたウインドシールドガラスと、前記枠部の側部と前記ウインドシールドガラスの側部との間に車両外側へ開放される溝部を形成する溝部形成手段と、前記溝部形成手段の前記ウインドシールドガラス側部分に設けられると共に、前記溝部の開放部分を構成し、前記溝部側へ向けて突出されると共に、前記溝部の幅を車両内側において隣設される位置に比し拡大させる突出部と、を備えている。
請求項2に記載の溝部形成構造は、請求項1に記載の溝部形成構造において、前記突出部の車両外側端を前記枠部の車両外側端に比し車両内側に配置した、ことを特徴としている。
請求項3に記載の溝部形成構造は、請求項1又は請求項2に記載の溝部形成構造において、前記突出部の反前記溝部側の外周面を前記ウインドシールドガラス側から前記溝部まで延伸させた、ことを特徴としている。
請求項1に記載の溝部形成構造では、車両の枠部にウインドシールドガラスが設けられており、溝部形成手段によって枠部の側部とウインドシールドガラスの側部との間に車両外側へ開放される溝部が形成されている。さらに、溝部形成手段のウインドシールドガラス側部分に突出部が設けられており、突出部は、溝部の開放部分を構成すると共に、溝部側へ向けて突出されている。
ここで、突出部が溝部の幅を車両内側において隣設される位置に比し拡大させている。このため、溝部の断面積を大きくすることができ、ウインドシールドガラスからの液体が溝部を越えて枠部へ移動することを抑制できる。
請求項2に記載の溝部形成構造では、突出部の車両外側端が枠部の車両外側端に比し車両内側に配置されている。このため、ウインドシールドガラスから枠部へ流れる風の突出部による変動を抑制でき、突出部による風きり音の発生を抑制することができる。
請求項3に記載の溝部形成構造では、突出部の反溝部側の外周面がウインドシールドガラス側から溝部まで延伸されている。このため、ウインドシールドガラスからの液体を溝部に良好に浸入させることができる。
[第1の実施の形態]
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る溝部形成構造10が下側から見た断面図(図2の1−1線断面図)にて示されており、図2には、溝部形成構造10が適用されて構成された車両12の主要部が車両前斜め左方から見た斜視図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車幅方向外方(車両左方)を矢印OUTで示し、上方を矢印UPで示す。
本実施の形態に係る溝部形成構造10は、ウインドシールドガラスとしての略矩形板状のフロントウインドシールドガラス14を備えており、フロントウインドシールドガラス14は、車室16の車両前側かつ上側に配置されている。フロントウインドシールドガラス14は、湾曲されて車幅方向中央部分が車幅方向両側部分に比し車両後側(車両内側)に配置されると共に、上側へ向かうに従い車両後側へ向かう方向へ傾斜されている。
フロントウインドシールドガラス14は、略矩形枠状の枠部18内に設けられており、枠部18の下側部分(車両前側部分)はカウル20が構成すると共に、枠部18の上側部分(車両後側部分)はルーフ22が構成している。
枠部18の車幅方向両側部分は、ピラーとしてのフロントピラー24が構成しており、フロントピラー24は、フロントウインドシールドガラス14に対応して、上側へ向かうに従い車両後側へ向かう方向へ傾斜されている。フロントピラー24には、車幅方向内側部分において、断面矩形状の配置凹部24Aが形成されており、配置凹部24Aは車両前側(車両外側)及び車幅方向内側に開放されている。フロントピラー24には、配置凹部24Aの車幅方向外側において、外面24Bが形成されており、外面24Bは車両12の外周側の意匠面を構成している。
フロントウインドシールドガラス14の車両後側面には、外周縁全体の近傍において、配置部材としての矩形枠状かつ断面矩形状のダム26が、両面テープ及び接着剤等の固着手段によって固着されており、ダム26は、ゴム製にされて、シール性及び弾性を有している。フロントウインドシールドガラス14の車両後側面のダム26よりも外周側部分及びダム26は、枠部18に固定手段(例えばウレタン接着剤等の接着剤)によって固定されており、これにより、フロントウインドシールドガラス14が枠部18内に固定されている。また、フロントウインドシールドガラス14の車幅方向両側部分全体では、フロントピラー24の配置凹部24Aの車両後側面に、フロントウインドシールドガラス14及びダム26が固定手段によって固定されており、これにより、フロントウインドシールドガラス14及びダム26が配置凹部24A内に配置されると共に、フロントウインドシールドガラス14の枠部18に対する高さがダム26によって規制されている。
フロントウインドシールドガラス14の外周縁全体には、溝部形成手段(シール手段)としての矩形枠状のモール28(ウインドシールドモール)が取り付けられており、モール28は、ゴム製にされて、シール性及び弾性を有している。モール28は、弾性変形された状態で枠部18に接触されており、これにより、モール28は、枠部18とフロントウインドシールドガラス14との間をシールしている。
ここで、フロントウインドシールドガラス14の車幅方向両側部分全体では、モール28の車両後側部分に固着部30が設けられており、固着部30がフロントウインドシールドガラス14の車両後側面の外周縁に両面テープ及び接着剤等の固着手段によって固着されることで、モール28がフロントウインドシールドガラス14に取り付けられている。また、固着部30は、フロントウインドシールドガラス14及びダム26と共に、フロントピラー24の配置凹部24Aの車両後側面に固定手段によって固定されている。
モール28には、固着部30の車両前側において、断面矩形状の連結部32が設けられており、連結部32は、固着部30に連結されると共に、フロントウインドシールドガラス14の車幅方向外側端面に弾性変形された状態で接触されている。
モール28には、固着部30及び連結部32の車幅方向外側において、断面矩形状の底部34が設けられており、底部34は、固着部30及び連結部32に連結されて車幅方向外側へ延伸されると共に、フロントピラー24の配置凹部24Aの車幅方向外側面に弾性変形された状態で接触されて先端側部分が車両前側へ延伸されている。これにより、フロントウインドシールドガラス14とフロントピラー24(配置凹部24A)との間がシールされている。
モール28には、連結部32の車両前側端部の車幅方向内側において、断面矩形状の支持部36が設けられており、支持部36は、連結部32に連結されて車幅方向内側へ延伸されると共に、フロントウインドシールドガラス14の車両前側面に弾性変形された状態で接触されている。
モール28には、支持部36の車両前側において、断面矩形状の突出部38が設けられており、突出部38(突出部38の車幅方向内側面及び車幅方向外側面)は、支持部36の車幅方向内側端部から車両前側へ向かうに従い車幅方向外側へ向かう方向へ突出(延伸)されている。突出部38の車両前側端はフロントピラー24の外面24Bの車両前側端(車幅方向内側端部)に比し車両後側に配置されており、これにより、突出部38の車両前側端とフロントピラー24の外面24Bの車両前側端との間に、車両前後方向における段差Aが形成されている。
モール28(連結部32、底部34、支持部36及び突出部38)とフロントピラー24の配置凹部24Aの車幅方向外側面との間には、溝部40が形成されており、溝部40は突出部38の車両前側端位置において車両前側に解放されている。溝部40の車幅方向における幅Bは、突出部38の位置が連結部32の車両前側端位置に比し拡大されている。
また、フロントピラー24の車両後側には、サイドドアとしてのフロントサイドドア42が配置されており、フロントサイドドア42の上側部分には、サイドガラスとしてのフロントサイドガラス44が配置されている。フロントサイドドア42の上下方向中間部分には、フロントピラー24とフロントサイドガラス44との間において、サイドミラー46が設けられており、車両12の乗員(特に運転手)は、フロントサイドガラス44を介してサイドミラー46を視認することで、サイドミラー46によって車両後方を視認可能にされている。
フロントウインドシールドガラス14の車両前側には、フード48が配置されており、フード48はカウル20を上側から被覆している。フード48の車両後側部には、所定数(本実施の形態では2つ)のウォッシャノズル50が設けられており、ウォッシャノズル50は、液体としてのウォッシャ液52をフロントウインドシールドガラス14の車両前側面へ噴射可能にされている。
フロントウインドシールドガラス14の車両前側面には、下端において、所定数(本実施の形態では2つ)のワイパ54が配置されており、ワイパ54はカウル20に回動可能に支持されている。ワイパ54は、ワイパモータ(図示省略)に機械的に接続されており、ワイパモータの駆動によってワイパ54が回動されるとことで、ワイパ54がフロントウインドシールドガラス14の車両前側面を払拭可能にされている。上述の如く、ウォッシャノズル50からウォッシャ液52がフロントウインドシールドガラス14の車両前側面へ噴射された際には、ワイパ54がフロントウインドシールドガラス14の車両前側面を払拭することで、ウォッシャ液52がフロントウインドシールドガラス14の車両前側面からフロントピラー24(特に車両左側のフロントピラー24)側へ移動される。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成の溝部形成構造10では、車両12の前進走行中に、ウォッシャノズル50からフロントウインドシールドガラス14の車両前側面へ噴射されたウォッシャ液52が、フロントウインドシールドガラス14の車両前側面を払拭するワイパ54によって、フロントピラー24側へ移動されると、ウォッシャ液52が、ワイパ54の回動力及び車両12の走行風(特にフロントウインドシールドガラス14からフロントピラー24の外面24B側へ向けて車幅方向外側かつ車両後側に向かう風)によって、フロントウインドシールドガラス14とフロントピラー24との間における溝部40にその開放部分(車両前側)から浸入する。これにより、溝部40に浸入したウォッシャ液52が、溝部40に沿って下側(車両前側)へ移動されて、溝部40の下側端から排出される。
ここで、溝部40の開放部分を構成するモール28の突出部38が、溝部40側へ向けて突出している。このため、溝部40に浸入したウォッシャ液52が、車両12の走行風によって、フロントピラー24の外面24B側へ向けて移動して、フロントピラー24の外面24Bを介してフロントサイドガラス44に移動すること(所謂ランバック現象)を抑制できる。これにより、フロントサイドガラス44を介してのサイドミラー46の視認性能がウォッシャ液52(特に寒冷地において凍りついて白くなったウォッシャ液52)によって悪くなることを抑制でき、サイドミラー46による車両後方の視認性能が悪くなることを抑制できる。
さらに、溝部40の車幅方向における幅Bは、突出部38の位置が連結部32の車両前側端位置に比し拡大されている。このため、フロントウインドシールドガラス14の車幅方向外側端面とフロントピラー24の配置凹部24Aの車幅方向外側面との車幅方向における間隔が小さい場合でも、溝部40の断面積(容量)を大きくすることができる。これにより、溝部40に浸入したウォッシャ液52が、車両12の走行風によって、フロントピラー24の外面24B側へ向けて移動して、フロントピラー24の外面24Bを介してフロントサイドガラス44に移動することを一層抑制できる。
しかも、突出部38の車幅方向内側(反溝部40側)の外周面が、フロントウインドシールドガラス14近傍から溝部40まで車幅方向外側へ延伸されている。このため、フロントウインドシールドガラス14からのウォッシャ液52を溝部40に良好に浸入させることができる。これにより、フロントウインドシールドガラス14からのウォッシャ液52が、車両12の走行風(特にフロントウインドシールドガラス14に沿って上側かつ車両後側に向かう風)によって、突出部38の車幅方向内側に沿って上側(車両後側)へ移動されて、突出部38及び溝部40の上側及びフロントピラー24の外面24Bの上側端を介してフロントサイドガラス44に移動すること(所謂ランバック現象)を抑制できる。
また、突出部38の車両前側端がフロントピラー24の外面24Bの車両前側端に比し車両後側に配置されている。このため、フロントウインドシールドガラス14からフロントピラー24の外面24Bへ流れる車両12の走行風の突出部38による変動を抑制でき、突出部38による風きり音の発生を抑制することができると共に、上述の如く溝部40の断面積(容量)を大きくしつつ、突出部38の見栄えを良くすることができる。
さらに、上述の如く、突出部38の車幅方向内側の外周面が、フロントウインドシールドガラス14の車両前側面近傍から溝部40まで車幅方向外側へ延伸されている。このため、フロントウインドシールドガラス14からフロントピラー24の外面24Bへ流れる車両12の走行風の突出部38による変動を一層抑制でき、突出部38による風きり音の発生を一層抑制することができると共に、フロントウインドシールドガラス14からフロントピラー24の外面24Bへ接触しつつ移動される乗員の指が突出部38に引っ掛かることを抑制できる。しかも、フロントウインドシールドガラス14の車両前側面に雪が積もった(溜まった)際に、フロントウインドシールドガラス14の車両前側面をワイパ54によって払拭しても、ワイパ54と突出部38との間で雪が圧縮されてワイパ54を駆動するワイパモータに負担が掛かることを抑制でき、ワイパモータの破損を抑制することができる。
また、モール28では、固着部30及び底部34と、支持部36及び突出部38と、が連結部32によって一体化されている。このため、部品点数を削減することができる。
さらに、固着部30を固着手段によってフロントウインドシールドガラス14に固着すれば、モール28がフロントウインドシールドガラス14に取り付けられる。このため、別途支持部36をフロントウインドシールドガラス14に固着する固着手段を不要にできると共に、モール28のフロントウインドシールドガラス14への取付作業を容易にでき、コストを削減することができる。
また、固着部30がフロントウインドシールドガラス14と共にフロントピラー24の配置凹部24Aに固定手段によって固定されている。このため、モール28(特に、底部34、支持部36及び突出部38)がフロントウインドシールドガラス14から外れることを防止できる。しかも、突出部38の肉厚を確保すれば、突出部38の姿勢(突出方向)を維持できる。これにより、モール28に対する信頼性を向上させることができる。
[第2の実施の形態]
図3には、本発明の第2の実施の形態に係る溝部形成構造70が下側から見た断面図(図2の1−1線断面図)にて示されている。
本実施の形態に係る溝部形成構造70は、上記第1の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
本実施の形態に係る溝部形成構造70では、フロントウインドシールドガラス14の車幅方向両側部分全体において、ダム26がモール28の固着部30と一体にされており、固着部30がフロントウインドシールドガラス14の車両後側面の外周縁に両面テープ及び接着剤等の固着手段72によって固着されることで、ダム26とモール28の固着部30及び底部34とがフロントウインドシールドガラス14に取り付けられている。また、固着部30及びダム26は、フロントウインドシールドガラス14と共に、フロントピラー24の配置凹部24Aの車両後側面に固定手段によって固定されており、これにより、フロントウインドシールドガラス14の枠部18に対する高さが固着部30及びダム26によって規制されている。
モール28には、連結部32が設けられておらず、底部34は固着部30のみに連結されると共に、ダム26、固着部30及び底部34から支持部36及び突出部38が分離されている。
支持部36は、フロントウインドシールドガラス14の車両前側面の外周縁に両面テープ及び接着剤等の固着手段によって固着されており、これにより、モール28の支持部36及び突出部38がフロントウインドシールドガラス14に取り付けられている。
溝部40は、モール28(固着部30、底部34、支持部36及び突出部38)とフロントウインドシールドガラス14の車幅方向外側端面とフロントピラー24の配置凹部24Aの車幅方向外側面との間に形成されている。溝部40の車幅方向における幅Bは、突出部38の位置が支持部36の車両前側端位置に比し拡大されている。
ここで、本実施の形態でも、モール28が連結部32によって一体にされたことによる効果を除き、上記第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
さらに、モール28のダム26、固着部30及び底部34とモール28の支持部36及び突出部38とが別体にされているため、モール28の支持部36及び突出部38が必要なフロントウインドシールドガラス14(車両12)とモール28の支持部36及び突出部38が必要でないフロントウインドシールドガラス14(車両12)とで、同一のフロントウインドシールドガラス14(ダム26、固着部30及び底部34が取り付けられたもの)を使用することができる。
しかも、フロントウインドシールドガラス14にモール28の支持部36及び突出部38が取り付けられていない車両12の販売後でも、必要に応じてフロントウインドシールドガラス14にモール28の支持部36及び突出部38を取り付ける(貼り付ける)ことができ、フロントウインドシールドガラス14にモール28の支持部36及び突出部38を取り付けることが必要になった際に迅速に対応することができる。
また、車両12の種類(例えばデザイン)等に応じてフロントウインドシールドガラス14の性能上必要な部位のみにモール28の支持部36及び突出部38を取り付けることができ、モール28の支持部36及び突出部38の長さを短くすることができる。
[第3の実施の形態]
図4には、本発明の第3の実施の形態に係る溝部形成構造80が下側から見た断面図(図2の1−1線断面図)にて示されている。
本実施の形態に係る溝部形成構造80は、上記第1の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
本実施の形態に係る溝部形成構造80では、フロントウインドシールドガラス14の車幅方向両側部分全体において、ダム26がモール28の固着部30と一体にされており、固着部30がフロントウインドシールドガラス14の車両後側面の外周縁に両面テープ及び接着剤等の固着手段72によって固着されることで、ダム26及びモール28がフロントウインドシールドガラス14に取り付けられている。また、固着部30及びダム26は、フロントウインドシールドガラス14と共に、フロントピラー24の配置凹部24Aの車両後側面に固定手段によって固定されており、これにより、フロントウインドシールドガラス14の枠部18に対する高さが固着部30及びダム26によって規制されている。
ここで、本実施の形態でも、上記第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
さらに、ダム26とモール28とが一体化されている。このため、部品点数を削減することができると共に、ダム26とモール28とを一度にフロントウインドシールドガラス14に取り付けることができてコストを低減することができる。
なお、本実施の形態では、本発明をフロントウインドシールドガラス14とフロントピラー24との間の溝部40に適用した構成としたが、本発明をリヤウインドシールドガラスとリヤピラーとの間の溝部に適用した構成としてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る溝部形成構造を示す下側から見た断面図(図2の1−1線断面図)である。 本発明の第1の実施の形態乃至第3の実施の形態に係る溝部形成構造が適用されて構成された車両の主要部を示す車両前斜め左方から見た斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る溝部形成構造を示す下側から見た断面図(図2の1−1線断面図)である。 本発明の第3の実施の形態に係る溝部形成構造を示す下側から見た断面図(図2の1−1線断面図)である。
符号の説明
10 溝部形成構造
12 車両
14 フロントウインドシールドガラス(ウインドシールドガラス)
18 枠部
28 モール(溝部形成手段)
38 突出部
40 溝部
70 溝部形成構造
80 溝部形成構造

Claims (3)

  1. 車両の枠部に設けられたウインドシールドガラスと、
    前記枠部の側部と前記ウインドシールドガラスの側部との間に車両外側へ開放される溝部を形成する溝部形成手段と、
    前記溝部形成手段の前記ウインドシールドガラス側部分に設けられると共に、前記溝部の開放部分を構成し、前記溝部側へ向けて突出されると共に、前記溝部の幅を車両内側において隣設される位置に比し拡大させる突出部と、
    を備えた溝部形成構造。
  2. 前記突出部の車両外側端を前記枠部の車両外側端に比し車両内側に配置した、ことを特徴とする請求項1記載の溝部形成構造。
  3. 前記突出部の反前記溝部側の外周面を前記ウインドシールドガラス側から前記溝部まで延伸させた、ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の溝部形成構造。
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