JP6692620B2 - ラベル発行装置 - Google Patents

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Description

本発明は、両面に印字された両面ラベルを発行する技術に関する。
荷物の配送に用いられる荷札ラベルには、表面に届け先情報等が印字され、裏面に品名、金額等の秘匿にしたい情報等が印字される両面ラベルがある。
特許文献1には、表面側ラベルと裏面側ラベルとに別々に印字を行い、その後に表面側ラベルと裏面側ラベルとを貼り合わせて両面ラベルとするラベル発行装置が開示されている。
特開2006−181991号公報
上記の装置では、2枚のラベルを別々に搬送して別々に印字を行うので、構成機器が多くなって装置が大型化するという問題がある。また、2枚のラベルを搬送しながら貼り合わせるので、装置を高速で作動させるとラベルの貼り合わせ位置がずれたりラベルに皺が発生したりして、ラベルの品質低下を招くおそれがある。このため、ラベル発行速度の向上が難しいという問題がある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、ラベル発行装置の小型化及びラベル発行速度の向上を図ることを目的とする。
本発明のある態様によれば、剥離剤層を有する帯状の裏面側ラベルと粘着剤層を有する表面側ラベルとが前記剥離剤層と前記粘着剤層とを対向して貼り合わされた両面印字用ラベルの両面に印字を行う両面プリント装置と、前記裏面側ラベルを前記表面側ラベルから部分的に剥離し、前記表面側ラベルと前記裏面側ラベルの一部とを有する単葉の両面ラベルを前記両面印字用ラベルから分離するラベル剥離機構と、を備え
前記ラベル剥離機構は、主軸部と、前記主軸部の両端部にそれぞれ設けられたクラウニング形状の大径部と、を有し、前記表面側ラベルから剥離した前記裏面側ラベルをラベル巻取軸に案内するガイドローラを備えるラベル発行装置が提供される。
上記の態様によれば、両面印字用ラベルの両面に印字を行う両面プリント装置を備えるので、ラベル発行装置の構成機器が少なくなる。したがって、ラベル発行装置を小型化できる。また、表面側ラベルから裏面側ラベルを部分的に剥離するだけで両面ラベルを発行できるので、ラベル発行装置を高速で作動させても両面ラベルの品質を確保できる。したがって、ラベル発行速度を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るラベル発行装置を備えたラベル貼付装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係るラベル発行装置の概略構成図である。 両面印字用ラベルを表面側から見た図である。 両面印字用ラベルを裏面側から見た図である。 図3のV−V断面図である。 図3のVI−VI断面図である。 ガイドローラの正面図である。 ガイドローラの正面図である。 ラベル発行制御プログラムの内容を示すフローチャートである。 荷札ラベルを荷物に貼付した状態を示す図であって、図3のV−V断面に相当する。 荷札ラベルを荷物に貼付した状態を示す図であって、図3のVI−VI断面に相当する。 ラベル剥離機構の変形例を示す図である。 搬送コンベアの変形例を示す図である。 表面側ラベルの記載内容の一例を示す図である。 裏面側ラベルの記載内容の一例を示す図である。 裏面側ラベルの内面の記載内容の一例を示す図である。 裏面側ラベルの記載内容の他の例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
ラベル貼付装置200は、被着体としての荷物1に両面ラベルである荷札ラベル2を自動的に貼付する装置である。
ラベル貼付装置200は、図1に示すように、ラベル発行装置100と、搬送コンベア210と、ローラコンベア220と、ラベル貼付機構230と、コントローラ240と、を備える。
ラベル発行装置100は、図1、図2に示すように、両面プリント装置110と、ラベル剥離機構120と、を備える。
両面プリント装置110は、感熱媒体である両面印字用ラベル3を熱して印字を行う感熱方式のプリント装置である。
まず、図3から図6を参照して両面印字用ラベル3について説明する。
両面印字用ラベル3は、帯状の裏面側ラベル4に単葉の表面側ラベル5を貼り連ねたラベル連続体である。本実施形態の両面印字用ラベル3は、図1、図2に示すように、ファンフォールド型とされる。
表面側ラベル5は、図3に示すように、表面切り取り線としての周回状のミシン目5aにより外縁部5bと内側部5cとに区画される。また、内側部5cは、表面内側切り取り線としてのミシン目5dにより複数の領域に区画される。裏面側ラベル4は、図4に示すように、裏面切り取り線としての周回状の切り目4aにより外縁部4bと内側部4cとに区画される。切り目4aは、単純なスリットでもよいし、任意の箇所をわずかに繋いで点留めして補強してあってもよい。また、内側部4cは、裏面内側切り取り線としての2本のスリット目4dにより裏面側ラベル4の長手方向における端部4eと中央部4fとに区画される。スリット目とは、カット部とアンカット部とからなるミシン目のうち、カット部の長さの比率が高い粗いミシン目である。
裏面側ラベル4の内側部4cの長さは、図5に示すように、裏面側ラベル4の長手方向においては表面側ラベル5の内側部5cの長さよりも長く設定され、図6に示すように、短手方向においては表面側ラベル5の内側部5cの幅と略等しく又は若干狭く設定される。
図5、図6に示すように、表面側ラベル5の外縁部5bには粘着剤層5eが設けられ、裏面側ラベル4の外縁部4bには剥離剤層4gが設けられる。表面側ラベル5と裏面側ラベル4とは、粘着剤層5eと剥離剤層4gとを対向して貼り合わされる。
表面側ラベル5と裏面側ラベル4とを貼り合わせると、表面側ラベル5は、粘着剤層5eにより、裏面側ラベル4の端部4eに直接貼付されるとともに裏面側ラベル4の外縁部4bに剥離剤層4gを介して貼付される。このように、裏面側ラベル4の外縁部4bには、剥離剤層4gを介して表面側ラベル5が貼付されるので、裏面側ラベル4の外縁部4bは、表面側ラベル5から容易に剥離することができる。
表面側ラベル5及び裏面側ラベル4は、紙を基材とした汎用の感熱紙である。しかしながら、例えば、PPを基材とするPPサーマル紙や、PETを基材とするPETサーマル紙を用いてもよい。
粘着剤層5eに用いられる粘着剤としては、エマルジョン系(粘着剤を水に分散したもの)、ソルベント系(粘着剤を溶剤に溶解したもの)、ホットメルト系(熱可塑性を利用したもの)等がある。粘着剤の材質としては、合成ゴム系、天然ゴム系、アクリル樹脂系、ポリビニルエーテル樹脂系、ウレタン樹脂系、シリコーン樹脂系等がある。粘着剤の粘着力は任意に設定されるが、いわゆる強粘着である永久接着型の粘着剤を用いることが望ましい。
続いて、図2を参照して両面プリント装置110について説明する。
両面プリント装置110は、筐体111と、両面印字用ラベル3の表面に印字を行うための第1サーマルヘッド112と、両面印字用ラベル3の裏面に印字を行うための第2サーマルヘッド113と、第1サーマルヘッド112の直下に配置される第1プラテンローラ114と、第2サーマルヘッド113の直上に配置される第2プラテンローラ115と、ベルトやギヤ等を介して第1プラテンローラ114を駆動する第1プラテン駆動モータ116と、ベルトやギヤ等を介して第2プラテンローラ115を駆動する第2プラテン駆動モータ117と、両面印字用ラベル3の位置を検出する位置検出センサ118と、を備える。
両面印字用ラベル3は、表面側ラベル5を上側にして両面プリント装置110の筐体111に設けられた供給口111aから筐体111内に供給され、第1サーマルヘッド112と第1プラテンローラ114との間及び第2サーマルヘッド113と第2プラテンローラ115との間に挟持される。
この状態で第1サーマルヘッド112の発熱素子への通電が行われると、発熱素子の熱によって感熱媒体である表面側ラベル5が自己発色して印字が行われる。また、第2サーマルヘッド113の発熱素子への通電が行われると、発熱素子の熱によって感熱媒体である裏面側ラベル4が自己発色して印字が行われる。
本実施形態では、表面側ラベル5の内側部5cが両面印字用ラベル3の表面印字領域とされ、裏面側ラベル4の中央部4fが両面印字用ラベル3の裏面印字領域とされる。両面印字用ラベル3の表面印字領域には、例えば、荷物1の届け先情報等が印字される。また、両面印字用ラベル3の裏面印字領域には、例えば、品名、金額等の秘匿にしたい情報等が印字される。
第1プラテン駆動モータ116及び第2プラテン駆動モータ117によって第1プラテンローラ114及び第2プラテンローラ115が正回転すると、両面印字用ラベル3が下流側へと搬送され、筐体111に設けられた排出口111bから排出される。第1プラテンローラ114及び第2プラテンローラ115は、両面印字用ラベル3に弛みが発生したり張力がかかって破れたりしないように同期して回転する。なお、以下の説明では、両面印字用ラベル3を下流側に搬送することを「フィード」と称し、上流側に搬送することを「バックフィード」と称する。
位置検出センサ118は、両面印字用ラベル3の裏面側ラベル4に所定の間隔で予め印刷されている位置検出用のアイマークを検出する反射型光電センサであって、第1サーマルヘッド112及び第2サーマルヘッド113に対する両面印字用ラベル3の相対位置を検出するために利用される。
続いて、図2を参照してラベル剥離機構120について説明する。
ラベル剥離機構120は、両面プリント装置110の下流側に配設され、表面側ラベル5から裏面側ラベル4の外縁部4bを剥離して表面側ラベル5と裏面側ラベル4の内側部4cとで構成される単葉の荷札ラベル2を両面印字用ラベル3から分離する機構である。
ラベル剥離機構120は、表面側ラベル5から剥離した裏面側ラベル4の外縁部4bを巻き取るラベル巻取軸121と、ベルトやギヤ等を介してラベル巻取軸121を駆動する巻取軸駆動モータ122と、両面プリント装置110から排出された両面印字用ラベル3の裏面に当接して表面側ラベル5から裏面側ラベル4の外縁部4bを剥離する剥離板123と、表面側ラベル5から剥離した裏面側ラベル4の外縁部4bをラベル巻取軸121まで案内するガイドローラ124、125と、を備える。
ガイドローラ124は、裏面側ラベル4の外縁部4bの搬送方向が剥離板123の先端位置で急激に変化するように配設される。
裏面側ラベル4の外縁部4bは、ラベル巻取軸121を駆動して巻き取っていくと、剥離板123の先端位置で屈曲する。上述したように、裏面側ラベル4の外縁部4bは、剥離剤層4gを有することで表面側ラベル5から容易に剥離可能となっている。このため、裏面側ラベル4の外縁部4bは、剥離板123により屈曲することで表面側ラベル5から順次剥離する。
裏面側ラベル4の内側部4cは、上述したように、その端部4eに表面側ラベル5が粘着剤層5eにより直接貼付される。このため、内側部4cは、外縁部4bが表面側ラベル5から剥離しても表面側ラベル5から剥離せず、切り目4aにより外縁部4bと分離する。これにより、表面側ラベル5と裏面側ラベル4の内側部4cとを有する荷札ラベル2が両面印字用ラベル3から分離して発行される。
尚、位置検出センサ118の両面印字用ラベル3の搬送方向の前後に一対のローラ(図示せず)を設け、第1プラテンローラ114及び第2プラテンローラ115と同期駆動するようにしてもよい。
両面プリント装置110の第1プラテンローラ114及び第2プラテンローラ115とラベル巻取軸121とは、ラベル巻取軸121が裏面側ラベル4の外縁部4bを巻き取る際に両面印字用ラベル3あるいは裏面側ラベル4の外縁部4bに弛みが発生したり張力がかかって破れたりしないように同期して回転する。
また、ラベル巻取軸121にはトルクリミット機構121aが内蔵される。
トルクリミット機構121aは、ラベル巻取軸121が裏面側ラベル4の外縁部4bを巻き取る際に、裏面側ラベル4の外縁部4bに所定以上の張力がかかるとラベル巻取軸121を空回りさせて裏面側ラベル4の外縁部4bにそれ以上の張力がかからないようにする機構である。表面側ラベル5から剥離した裏面側ラベル4の外縁部4bは過大な張力がかかった場合に破れやすい。このため、本実施形態では、ラベル巻取軸121にトルクリミット機構121aを設けることで、過大な張力がかかって裏面側ラベル4の外縁部4bが破れることを防止している。
ガイドローラ124は、図7に示すように、主軸部124aと、主軸部124aの両端部にそれぞれ設けられた樽状の大径部124bと、を有する。ガイドローラ125は、図8に示すように、主軸部125aと、主軸部125aの両端部にそれぞれ設けられた樽状の大径部125bと、軸方向における大径部125bの外側にそれぞれ設けられた側板125cと、を有する。これにより、ガイドローラ124、125は、大径部124b、125bのみが裏面側ラベル4の外縁部4bと当接するようになっている。
ガイドローラ125の側板125cは、ラベル巻取軸121が裏面側ラベル4の外縁部4bを巻き取る際に、裏面側ラベル4の外縁部4bが蛇行することを防止するために設けられる。
ガイドローラ124、125の大径部124b、125bは、上記のように樽状、すなわちクラウニング形状となっている。このため、ラベル巻取軸121が裏面側ラベル4の外縁部4bを巻き取る際に、裏面側ラベル4の外縁部4bが蛇行することを抑制できる。
また、表面側ラベル5から剥離した裏面側ラベル4の外縁部4bは、ラベル巻取軸121で巻き取る際に横桟部3a(図1参照)に弛みが発生しやすい。このため、ガイドローラ124、125が大径部124b、125bを備えない場合、すなわち、ガイドローラ124、125の主軸部124a、125aが裏面側ラベル4の外縁部4bと当接する場合は、横桟部3aに弛みが発生すると、ラベル巻取軸121が裏面側ラベル4の外縁部4bを巻き取る際に、弛んだ横桟部3aがガイドローラ124、125の主軸部124a、125aに引っ掛かり、裏面側ラベル4の外縁部4bが破れるおそれがある。
これに対して、本実施形態では、ガイドローラ124、125に大径部124b、125bを設けることで、裏面側ラベル4の外縁部4bがガイドローラ124、125の大径部124b、125bとのみ当接するようにしている。このため、ラベル巻取軸121が裏面側ラベル4の外縁部4bを巻き取る際に横桟部3aに弛みが発生しても、弛んだ横桟部3aがガイドローラ124、125の主軸部124a、125aに引っ掛かることを防止でき、裏面側ラベル4の外縁部4bが破れることを防止できる。
続いて、図2を参照して搬送コンベア210について説明する。
搬送コンベア210は、ラベル剥離機構120により両面印字用ラベル3から分離して発行された荷札ラベル2を、ラベル貼付機構230への受け渡し位置まで搬送する装置である。
搬送コンベア210は、荷札ラベル2を搬送するためのベルト211と、ベルト211の内側に配設され、負圧を発生させて上面からエアを吸引する負圧発生機212と、ベルトやギヤ等を介してベルト211を駆動するコンベア駆動モータ213と、荷札ラベル2の位置を検出するラベル検出センサ214と、を備える。
ベルト211は、両面プリント装置110の第1プラテンローラ114、第2プラテンローラ115、及びラベル巻取軸121と同期して回転する。これにより、両面印字用ラベル3から分離して発行される荷札ラベル2が、ラベル発行装置100から搬送コンベア210に滞りなく移載されるようになっている。
荷札ラベル2の裏面には、表面側ラベル5から裏面側ラベル4の外縁部4bが剥離したことで粘着剤層5eが露出している。このため、ベルト211の表面には、荷札ラベル2が完全に貼り付かないように図示しない剥離剤層が設けられる。
また、ベルト211には多数の穴211aが設けられ、負圧発生機212で負圧を発生させて穴211aからエアを吸引することで、荷札ラベル2をベルト211に吸着した状態で搬送できるようになっている。これにより、ベルト211の剥離剤層で荷札ラベル2が滑ったり位置ずれしたりすることが防止される。
ラベル検出センサ214は、荷札ラベル2の有無を検出する反射型光電センサであって、ラベル貼付機構230への受け渡し位置まで荷札ラベル2が搬送されたところで荷札ラベル2を検出するように設けられる。
続いて、図1を参照してラベル貼付機構230について説明する。
ラベル貼付機構230は、搬送コンベア210から荷札ラベル2を受け取って搬送し、ローラコンベア220上の荷物1に貼付する機構である。
ラベル貼付機構230は、フレーム231と、フレーム231に支持され、ローラコンベア220の搬送方向と直交する水平方向に延びる水平レール232と、水平レール232に沿って移動自在に設けられた移動体233と、移動体233を駆動する図示しないアクチュエータと、移動体233に支持され、鉛直方向に延びる鉛直レール234と、鉛直レール234に沿って移動自在に設けられ、下面に荷札ラベル2を吸着可能な吸着部235と、吸着部235を駆動する図示しないアクチュエータと、を備える。
吸着部235には、負圧を発生させて吸着部235の下面からエアを吸引する図示しない負圧発生機が内蔵される。吸着部235は、負圧発生機を作動させることで荷札ラベル2を下面に吸着できるようになっている。
移動体233は、上記のように、アクチュエータを作動させることでローラコンベア220の搬送方向と直交する水平方向に移動することができる。移動体233は、具体的には、吸着部235が搬送コンベア210上に位置するラベル受け取り位置(二点鎖線)と、吸着部235がローラコンベア220上に位置するラベル貼付位置(実線)との間で移動する。
荷物1に荷札ラベル2を貼付するときは、まず、移動体233がラベル受け取り位置(二点鎖線)に移動する。次に、搬送コンベア210上の荷札ラベル2に当接するまで吸着部235が下降し、負圧発生機により搬送コンベア210上の荷札ラベル2を吸着部235の下面に吸着する。次に、吸着部235が上昇するとともに移動体233がラベル貼付位置(実線)に移動する。そして、吸着部235が下降することによって荷札ラベル2が荷物1に貼付され、負圧発生機が停止する。最後に、吸着部235が上昇して荷物1への荷札ラベル2の貼付が完了する。
なお、ローラコンベア220は、図示しないストッパを備えており、荷物1への荷札ラベル2の貼付が完了するまで荷物1をラベル貼付位置で停止させることができる。荷物1への荷札ラベル2の貼付が完了すると、ローラコンベア220のストッパが解除され、荷物1が下流側へ搬送される。
続いて、コントローラ240について説明する。
コントローラ240は、マイクロプロセッサ、ROMやRAM等の記憶装置、入出力インターフェース、これらを接続するバス等で構成される。コントローラ240には、入出力インターフェースを介して、図示しない外部のコンピュータからの印字データ、位置検出センサ118の検出信号、ラベル検出センサ214の検出信号等が入力される。コントローラ240は、記憶装置に格納されているラベル発行制御プログラムをマイクロプロセッサによって実行し、第1サーマルヘッド112及び第2サーマルヘッド113の発熱素子への通電、第1プラテン駆動モータ116及び第2プラテン駆動モータ117への通電、巻取軸駆動モータ122への通電、コンベア駆動モータ213への通電、ラベル貼付機構230の各アクチュエータ及び負圧発生機への通電等を制御する。
図9は、コントローラ240が行うラベル発行制御プログラムの内容を示すフローチャートである。以下、ラベル発行制御プログラムについて説明する。
まず、ステップS1では、コントローラ240は、ラベル発行要求があるかを判定する。コントローラ240は、例えば、外部のコンピュータから印字指示を受け取ると、ラベル発行要求「あり」と判定し、処理をステップS2に移行する。コントローラ240は、ラベル発行要求「なし」と判定すると、ステップS1の処理を繰り返し行う。
ステップS2では、コントローラ240は、両面プリント装置110、ラベル剥離機構120、及び搬送コンベア210を作動させ、両面印字用ラベル3への印字、両面印字用ラベル3からの荷札ラベル2の分離、発行、及び荷札ラベル2の搬送を行う。
ステップS3では、コントローラ240は、荷札ラベル2が搬送コンベア210によりラベル貼付機構230への受け渡し位置まで搬送されたかを判定する。コントローラ240は、ラベル検出センサ214が荷札ラベル2を検出すると、荷札ラベル2がラベル受け渡し位置まで搬送されたと判定し、処理をステップS4に移行する。コントローラ240は、荷札ラベル2がラベル受け渡し位置まで搬送されていないと判定すると、ステップS3の処理を繰り返し行う。
ステップS4では、コントローラ240は、搬送コンベア210を停止させて荷札ラベル2の搬送を終了する。
ステップS5では、コントローラ240は、ラベル貼付機構230を作動させて荷札ラベル2を荷物1に貼付する。
ステップS6では、コントローラ240は、荷札ラベル2がラベル受け渡し位置にあるかを判定する。コントローラ240は、ラベル検出センサ214が荷札ラベル2を検出している場合は、荷札ラベル2がラベル受け渡し位置にあると判定し、処理をステップS10に移行して後述するラベル貼付エラーを発報する。コントローラ240は、荷札ラベル2がラベル受け渡し位置にないと判定すると、処理をステップS7に移行する。
ステップS7では、コントローラ240は、両面プリント装置110及びラベル剥離機構120を作動させ、両面印字用ラベル3をバックフィードする。
ステップS8では、コントローラ240は、両面印字用ラベル3が基準位置までバックフィードされたかを判定する。両面印字用ラベル3の基準位置とは、両面印字用ラベル3のアイマークの位置と位置検出センサ118の位置とが一致しているとき、すなわち、位置検出センサ118がアイマークを検出しているときの両面印字用ラベル3の位置である。
コントローラ240は、位置検出センサ118が両面印字用ラベル3のアイマークを検出すると、両面印字用ラベル3が基準位置までバックフィードされたと判定し、処理をステップS9に移行する。コントローラ240は、両面印字用ラベル3が基準位置までバックフィードされていないと判定すると、ステップS8の処理を繰り返し行う。
ステップS9では、コントローラ240は、両面プリント装置110及びラベル剥離機構120を作動させ、両面印字用ラベル3を所定量だけフィードする。これにより、両面印字用ラベル3が所定の印字開始位置に位置合わせされる。
このように、両面印字用ラベル3は、一度そのアイマークが位置検出センサ118の位置と一致する基準位置に位置合わせされ、その後に印字開始位置までフィードされるので、両面印字用ラベル3を所望の印字開始位置に正確に位置させることができる。
一方、ステップS6からステップS10に進んだ場合は、コントローラ240は、ラベル貼付エラーを発報する。ステップS5でラベル貼付機構230を作動させたにも関わらず、ラベル検出センサ214が荷札ラベル2を検出しているということは、ラベル貼付機構230への荷札ラベル2の受け渡しが正常に行われず、荷札ラベル2が搬送コンベア210上に残されているということになる。つまり、荷札ラベル2が荷物1に貼付されていないことになるので、コントローラ240は、ラベル貼付エラーを発報してユーザーに注意喚起するようになっている。
エラーの発報態様は、両面プリント装置110又は外部のコンピュータのディスプレイにメッセージ、画像を表示する、両面プリント装置110の筐体111に設けられたランプを点灯、点滅させる、両面プリント装置110又は外部のコンピュータのスピーカーから音声、警告音を発する等、様々な態様であってよい。
以上説明したように、本実施形態のラベル発行装置100は、表面側ラベル5と裏面側ラベル4とが貼り合わされた両面印字用ラベル3の両面に印字を行う両面プリント装置110を備える。これによれば、別々のラベルにそれぞれ印字を行った後にこれらラベルを貼り合わせて両面印字用ラベルとするラベル発行装置と比較して構成機器が少なくなる。したがって、ラベル発行装置100を小型化できる。
また、ラベル剥離機構120により表面側ラベル5から裏面側ラベル4の外縁部4bを剥離するだけで両面印字用ラベル3から荷札ラベル2を分離して発行できるようにした。これによれば、ラベル発行装置100を高速で作動させても荷札ラベル2の品質を確保できるので、ラベル発行速度を向上できる。
また、図10、図11は、荷札ラベル2を荷物1に貼付した状態を示す図である。
荷札ラベル2は、表面側ラベル5の外縁部5bに設けられた粘着剤層5eにより荷物1に貼付される。裏面側ラベル4の内側部4cは、その端部4eのみが粘着剤層5eにより表面側ラベル5と貼り合わされて表面側ラベル5に保持される。裏面側ラベル4の内側部4cは、荷札ラベル2を荷物1に貼付した状態では表面側ラベル5に覆われて外部から見えないようになっている。
表面側ラベル5の内側部5cは、上述したように、ミシン目5aで外縁部5bと区画され、また、ミシン目5dで複数の領域に区画されている。このため、表面側ラベル5の内側部5cは、全体的あるいは部分的に、ミシン目5a、5dで荷札ラベル2から切り取ることができる。そして、表面側ラベル5の内側部5cを荷札ラベル2から切り取ると、裏面側ラベル4の内側部4cを外部に露出させることができる。
裏面側ラベル4の中央部4fは、上述したように、スリット目4dで端部4eと区画されている。このため、表面側ラベル5の内側部5cを荷札ラベル2から切り取って裏面側ラベル4の内側部4cを外部に露出させ、さらに裏面側ラベル4の中央部4fをスリット目4dで端部4eから切り取ることで、中央部4fのみを荷札ラベル2から容易に取り外すことができる。
両面に印字された荷札ラベルには、荷札ラベル全体を荷物から剥がさなければ裏面に印字された情報を確認できないものもある。これに対して、本実施形態の荷札ラベル2は、荷札ラベル2から中央部4fを容易に取り外すことができるので、荷札ラベル2全体を荷物1から剥がさなくても荷札ラベル2の裏面に印字された情報を確認することができて便利である。
また、本実施形態では、裏面側ラベル4が切り目4aにより外縁部4bと内側部4cとに区画されているので、外縁部4bと内側部4cとをミシン目やスリット目等により区画する場合よりも、荷札ラベル2から中央部4fを取り外す際に中央部4fを掴みやすい。
続いて、両面印字用ラベル3の具体的な使用態様について、配送伝票として用いる場合を一例として説明する。
図14は、表面側ラベル5の記載内容の一例を示す図である。図15は、裏面側ラベル4の記載内容の一例を示す図である。図16は、裏面側ラベル4の内面の記載内容の一例を示す図であって、両面印字用ラベル3から表面側ラベル5の内側部5cが部分的に切り取られた状態を示している。
図14に示すように、本実施形態では、表面側ラベル5の印字領域である内側部5cは、2本のミシン目5dにより3つの領域5f、5g、5hに区画されている。
領域5fは送り先表示部兼代引領収書となっており、「送り先」、「代引領収印」等の定形の情報が予め印刷されている。具体的な送り先については、両面プリント装置110で印字される。
領域5gは受領書となっており、「送り先」、「代引金額」、「受領印」等の定形の情報が予め印刷されている。具体的な送り先の内容、代金引換の金額等については、両面プリント装置110で印字される。
領域5hは備考欄となっており、「備考欄」が定形の情報として予め印刷されている。備考として記載すべき内容がある場合は、両面プリント装置110で印字される。例えば、配達日時指定の指定等がある場合は、備考欄に印字される。
図15に示すように、裏面側ラベル4の印字領域である中央部4fは購入証明書(納品書)となっており、「購入証明書(納品書)」が定形の情報として予め印刷されている。具体的な品名、個数については、両面プリント装置110で印字される。
図16に示すように、裏面側ラベル4における剥離剤層4gが設けられた側の面、すなわち、裏面側ラベル4の内面には、「裏面が購入証明書になっています。」が定形の情報として予め印刷されている。
なお、裏面側ラベル4の内面に印刷される定形の情報以外の各定形の情報は、予め印刷しておくのではなく、両面プリント装置110で印字するようにしてもよい。また、表面側ラベル5及び裏面側ラベル4に印刷、印字される内容、及び、2本のミシン目5dにより区画される3つの領域5f、5g、5hの大きさは、両面印字用ラベル3の使用態様に応じて適宜変更可能である。
配送伝票として印刷、印字がなされた両面印字用ラベル3から荷札ラベル2を分離して配送品(荷物1)に貼付すると、裏面側ラベル4の内側部4cは、表面側ラベル5に覆われて外部から見えなくなる。そして、この状態で配送品が受取人に配達される。
配達人から配送品を受け取った受取人は、代金引換の料金を配達人に支払う。また、表面側ラベル5の領域5gに印刷された「受領印」の部分に受領印を押印する。
配達人は、代金引換の料金を受け取ると、領域5fに印刷された「代引領収印」の部分に領収印を押印する。そして、配達人は、受領印が押印された領域5gを表面側ラベル5から切り取って持ち帰る。
配達人が領域5gを切り取ると、領域5gがあった部分から裏面側ラベル4の内面が外部に露出し、裏面側ラベル4の内面に印刷された情報(裏面が購入証明書になっています。)を受取人が認識する。
これにより、受取人は、裏面側ラベル4の中央部4fをスリット目4dで端部4eから切り取り、購入証明書を確認する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、両面印字用ラベル3をファンフォールド型としているが、両面印字用ラベル3はロール型であってもよい
また、上記実施形態では、両面プリント装置110を、感熱媒体である表面側ラベル5及び裏面側ラベル4を熱して印字する感熱方式としているが、両面プリント装置110は、インクリボンを熱してインクリボン上のインクをラベルに転写して印字する熱転写方式としてもよいし、インクジェット方式としてもよいし、電子写真としてもよい。
この場合は、表面側ラベル5及び裏面側ラベル4の基材として、例えば、上質紙、コート紙、アート紙等をベースとする紙、PET、PE、PP、PS等の合成樹脂をベースとする合成樹脂フィルム、合成樹脂を複数種類組み合わせたシート、合成樹脂と紙とを組み合わせた複合シート、インクジェット用紙等の中から適宜選択して使用できる。
また、上記実施形態では、位置検出センサ118及びラベル検出センサ214として反射型光電センサを用いているが、透過型光電センサを用いてもよい。
また、上記実施形態では、両面プリント装置110の第1プラテンローラ114を第1プラテン駆動モータ116で駆動し、第2プラテンローラ115を第2プラテン駆動モータ117で駆動しているが、第1プラテンローラ114と第2プラテンローラ115とを1つの駆動モータで駆動するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、表面側ラベル5の外縁部5bと内側部5cとがミシン目5aで区画されているが、例えば、スリット目で区画されていてもよい。また、裏面側ラベル4の中央部4fと端部4eとがスリット目4dで区画されているが、例えば、ミシン目で区画されていてもよい。
また、上記実施形態では、表面側ラベル5の内側部5cが2本のミシン目5dにより3つに区画されているが、内側部5cを複数に区画せずに使用してもよい。また、1本のミシン目5dにより2つに区画してもよいし、3本以上のミシン目5dにより4つ以上に区画してもよい。内側部5cを複数に区画した場合は、例えば、配送品の配達人が持ち帰る部分と受取人の手元に残す部分とを1枚のラベルに設けることができるので、ラベルの発行枚数を低減できる。また、複数のラベルを発行する場合は各ラベルの対応関係に間違いがないかを照合する作業が発生するが、内側部5cを複数に区画して用いる場合は、このような作業を省略できる。
また、上記実施形態では、図1、図2に示すように、ラベル剥離機構120のガイドローラ124、125及びラベル巻取軸121を、両面プリント装置110の下側に配置しているが、これらの配置は適宜変更可能である。例えば、図12に示すように、ガイドローラ124、125及びラベル巻取軸121を、搬送コンベア210の下側に配置してもよい。また、ガイドローラの数は、表面側ラベル5から剥離した裏面側ラベル4の外縁部4bの搬送経路に応じて適宜変更可能である。
また、図12に示すように、剥離板123の上方であって両面印字用ラベル3に近接した位置にローラ126を設けてもよい。これによれば、表面側ラベル5から裏面側ラベル4の外縁部4bを剥離する際に、表面側ラベル5の浮き上がりを防止できる。
また、上記実施形態では、ガイドローラ125が側板125cを備えているが、ガイドローラ125は側板を備えずに、ガイドローラ124が側板を備えるようにしてもよいし、ガイドローラ124、125のいずれもが側板を備えるようにしてもよい。
また、ガイドローラ124の両端に設けた樽状の大径部124bを円柱状の形状であってもよい。
また、上記実施形態の両面印字用ラベル3は、ラベル発行装置100で用いるために、帯状の裏面側ラベル4に単葉の表面側ラベル5を貼り連ねたラベル連続体とされている。両面印字用ラベル3は、作業者が手作業で両面印字用ラベル3から荷札ラベル2を分離して荷物1に貼付するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、両面プリント装置110の第1プラテンローラ114及び第2プラテンローラ115とラベル巻取軸121とが同期して回転するようにしているが、例えば、第1プラテンローラ114及び第2プラテンローラ115の駆動が開始されるときに、わずかに遅れてラベル巻取軸121の駆動が開始されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、搬送コンベア210を、ベルト211により荷札ラベル2を搬送するベルトコンベアとして説明しているが、図13に示すように、ローラ251、252により荷札ラベル2を搬送する搬送コンベア250としてもよい。
搬送コンベア250は、荷札ラベル2を搬送するためのローラ251、252と、ローラ251に内蔵され、負圧を発生させてエアを吸引する負圧発生機253と、ベルトやギヤ等を介してローラ251、252を駆動するローラ駆動モータ254と、荷札ラベル2の位置を検出するラベル検出センサ255と、ローラ252の上方に回転自在に設けられた従動ローラ256と、を備える。
尚、ローラ252の両側部に一対の非粘着のプレート(図示せず)を荷札ラベル2の搬送方向に設け、荷札ラベル2の粘着剤を露出した部分(荷札ラベル2の搬送方向の両側)をガイドするようにしてもよい。
ローラ251、252の表面には、ベルト211と同様に、荷札ラベル2が完全に貼り付かないように図示しない剥離剤層が設けられる。ローラ251には多数の穴251aが設けられ、負圧発生機253で負圧を発生させて穴251aからエアを吸引することで、荷札ラベル2をローラ251に吸着した状態で搬送できるようになっている。これにより、ローラ251、252の剥離剤層で荷札ラベル2が滑ったり位置ずれしたりすることが防止される。
尚、負圧発生機253、負圧発生機212は、別設のコンプレッサを設けることができる。この場合は、エアーを送るホースを設けることができる。
従動ローラ256は、荷札ラベル2をローラ252に押し付けてローラ252と荷札ラベル2との間の摩擦力を増大させる。これにより、ローラ252の駆動力が荷札ラベル2に伝達され、ローラ252が回転することで荷札ラベル2が搬送される。
ラベル検出センサ255については搬送コンベア210のラベル検出センサ214と同様であるので説明を省略する。
また、上記実施形態では、裏面側ラベル4の中央部4fを購入証明書としているが、例えば、図17に示すように、金融機関やコンビニエンスストアで使用する振込票の書式としてもよい。
1 荷物(被着体)
2 荷札ラベル(両面ラベル)
3 両面印字用ラベル
3a 横桟部
4 裏面側ラベル
4a 切り目
4b 外縁部
4c 内側部
4d スリット目
4e 端部
4f 中央部
4g 剥離剤層
5 表面側ラベル
5a ミシン目
5b 外縁部
5c 内側部
5d ミシン目
5e 粘着剤層
5f 領域
5g 領域
5h 領域
100 ラベル発行装置
110 両面プリント装置
111 筐体
111a 供給口
111b 排出口
112 第1サーマルヘッド
113 第2サーマルヘッド
114 第1プラテンローラ
115 第2プラテンローラ
116 第1プラテン駆動モータ
117 第2プラテン駆動モータ
118 位置検出センサ
120 ラベル剥離機構
121 ラベル巻取軸
121a トルクリミット機構
122 巻取軸駆動モータ
123 剥離板
124 ガイドローラ
124a 主軸部
124b 大径部
125 ガイドローラ
125a 主軸部
125b 大径部
125c 側板
200 ラベル貼付装置
210 搬送コンベア
211 ベルト
211a 穴
212 負圧発生機
213 コンベア駆動モータ
214 ラベル検出センサ
220 ローラコンベア
230 ラベル貼付機構
231 フレーム
232 水平レール
233 移動体
234 鉛直レール
235 吸着部
240 コントローラ
250 搬送コンベア
251 ローラ
251a 穴
252 ローラ
253 負圧発生機
254 ローラ駆動モータ
255 ラベル検出センサ
256 従動ローラ

Claims (2)

  1. ラベル発行装置であって、
    剥離剤層を有する帯状の裏面側ラベルと粘着剤層を有する表面側ラベルとが前記剥離剤層と前記粘着剤層とを対向して貼り合わされた両面印字用ラベルの両面に印字を行う両面プリント装置と、
    前記裏面側ラベルを前記表面側ラベルから部分的に剥離し、前記表面側ラベルと前記裏面側ラベルの一部とを有する単葉の両面ラベルを前記両面印字用ラベルから分離するラベル剥離機構と、
    を備え
    前記ラベル剥離機構は、
    主軸部と、前記主軸部の両端部にそれぞれ設けられたクラウニング形状の大径部と、を有し、前記表面側ラベルから剥離した前記裏面側ラベルをラベル巻取軸に案内するガイドローラを備える、
    ことを特徴とするラベル発行装置。
  2. 求項1に記載のラベル発行装置であって、
    前記裏面側ラベルは、周回状の裏面切り取り線で区画された裏面内側部及び裏面外縁部を有し、
    前記ラベル剥離機構は、前記裏面側ラベルの前記裏面外縁部を前記表面側ラベルから剥離し、
    前記ガイドローラは、前記大径部のみが前記表面側ラベルから剥離した前記裏面外縁部と当接する、
    ことを特徴とするラベル発行装置。
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