JP6667964B2 - 袋内の被包装物の整形方法並びに袋詰め包装方法及び袋詰め包装機 - Google Patents

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本発明は、一対のグリッパーにより両側縁部を把持された袋に充填された被包装物の向きを変える方法(袋内の被包装物の整形方法)、並びにその方法を適用した袋詰め包装方法及び袋詰め包装機に関する。
特許文献1には、袋の両側縁部を一対のグリッパーで把持し、前記袋を所定の移送経路に沿って間欠的に移送するとともに、移送の過程で前記袋に対し袋口の開口、被包装物の充填及び袋口のシールを含む所定の包装処理工程を順次行う袋詰め包装方法において、袋口を袋の厚み方向に長い開口形状(特許文献1の図3参照)に開口することが記載されている。特許文献1によれば、袋口をこのような開口形状に開口することにより、袋の両面のフィルムに元の形状に戻ろうとする復元力が働き、従来のように開口ガイド(開口維持部材)を袋内に挿入していなくても、移送中の空気抵抗や揺れ、移動開始時及び停止時に袋に作用する慣性力、及び機械振動等、移送過程で生じる外的作用により、袋口がしぼんで閉じてしまう(特許文献1の図12参照)のを防止できる。
特許文献1に記載された袋詰め包装方法では、開口工程において袋口を袋の厚み方向に長い開口形状に開口後、袋をその状態で移送し、充填工程において開口ガイドを袋口に挿入し、一対のグリッパーの間隔を広げるとともに、前記開口ガイドを袋口の開口の外径方向に移動させ、袋口を袋の厚み方向に長い開口形状から、より円形に近い形状(特許文献1の図6参照)に整形した(広げた)後、ホッパーを袋口に挿入し、前記ホッパーを介して粒状の被包装物を袋内に充填している。
特開2010−247851号公報
特許文献1に記載されたとおり、袋口を袋の厚み方向に長い開口形状に開口した場合、開口工程以後の袋の移送過程で、開口ガイド(開口維持部材)を袋内に挿入していなくても開口形状が安定し、袋口がしぼんで閉じてしまうのを防止できる。
また、被包装物が偏平形状(幅方向のサイズが厚み方向のサイズに比べて大きい)を有する場合、前記被包装物を袋口から袋内に挿入する際、前記開口形状に合わせて、被包装物の幅方向を前記袋の厚み方向に平行に向けることにより、支障なく被包装物を袋内に挿入でき、袋口の開口形状を開口ガイドにより再度整形する必要もない。
しかし、被包装物の幅方向を前記袋の厚み方向に平行に向けて袋内に挿入する場合、次のような問題がある。
図9Aは、一対のグリッパー4に両側縁を把持された袋3に、偏平な被包装物14(例えばそれぞれ偏平な3個の小袋からなる)の幅方向を袋の幅方向(図9の紙面に垂直)に平行に向けて挿入したときの図、図9Bは、続いて一対のグリッパー4の間隔を広げて袋口を緊張させたときの図である。この場合、一対のグリッパー4の間隔を広げて袋口を緊張させると、袋口のフィルムが平らに密着した状態となり、袋口のシールが問題なく実施できる。また、シール後の袋3(製品袋)自体も偏平形状になるので、梱包箱(段ボール箱等)内に整列状態で密に梱包することができる。
これに対し、図9Cは、袋3に同じ被包装物14の幅方向を袋の厚み方向(図9の左右方向)に平行に向けて挿入したときの図、図9Dは、続いて一対のグリッパー4の間隔を広げて袋口を緊張させたときの図である。この場合、一対のグリッパー4の間隔を広げて袋口を緊張させても、袋口のフィルムを平らに密着した状態とすることができず、袋口のシールを適正に実施できない場合が生じ得る。また、仮に袋口のシールができたとしても、シール後の袋3(製品袋)の中央部が袋の厚み方向に大きく膨らんだ状態となるので、梱包箱(段ボール箱等)内に整列状態で密に梱包できない場合が生じ得る。
本発明は、一対のグリッパーにより両側縁部を把持された袋の袋口を袋の厚み方向に開口し、被包装物の幅方向を前記袋の厚み方向に平行に向け、その状態で前記被包装物を袋口から袋内に挿入した場合に、袋口のシール及び梱包に支障が出ないようにすることを目的とする。
本発明に係る整形方法は、一対のグリッパーにより両側縁部を把持された袋の袋口が袋の厚み方向に開口し、袋内に被包装物が充填され、前記被包装物の幅方向が前記袋の厚み方向に平行に向けられている場合に、一対のプレス板で前記袋の両面を挟むと同時に前記一対のプレス板を互いに逆方向に袋の幅方向に移動させ、前記一対のグリッパーの間隔を広げて袋口を緊張させた後、前記一対のプレス板を袋から離反させ、これにより袋内の被包装物の幅方向を袋の厚み方向に平行な方向から袋の幅方向に平行な方向に変えることを特徴とする。
上記整形方法において、開口された袋口は、袋の厚み方向に長い開口形状となっていることが好ましい。前記一対のグリッパーの間隔を広げる開始のタイミングは、一対のプレス板で前記袋の両面を挟むのと同時でも、その途中でも、終了後でもよい。
上記整形方法を実施する整形装置は、袋詰め包装機に設置され、対向して配置された一対のプレス板と、前記一対のプレス板を互いに接近又は離反させるとともに、互いに逆方向に袋の幅方向に移動させる駆動機構を備える。
この整形装置は、具体的な形態を例示すると、前記駆動機構が、鉛直な第1軸を中心に回転自在に設置された第1レバーと、前記第1軸から所定距離離れた鉛直な第2軸を中心に回転自在に設置された第2レバーと、前記第1レバーに連結され、前記第1レバーを前記第1軸を中心に所定角度往復回転させる駆動源と、前記第1,第2レバーを連結し、前記第1,第2レバーとともに平行リンク機構を構成する連結部材と、前記第1レバーに前記第1軸の両側に位置する鉛直な軸を中心に回転自在に設置された2つの支持部材と、前記第2レバーに前記第2軸の両側に位置する鉛直な軸を中心に回転自在に設置された2つの支持部材とを備え、水平面内で前記4つの支持部材の軸を頂点とする四角形が平行四辺形をなし、前記一対のプレス板が、それぞれ前記第1レバーに設置された支持部材及び前記第2レバーに設置された支持部材に固定され、前記第1軸及び第2軸を通る鉛直面の両側に互いに平行に配置されている。
本発明に係る袋詰め包装方法は、袋の両側縁部が一対のグリッパーで把持され、前記袋が所定の移送経路に沿って移送されるとともに、移送の過程で前記袋に対し袋口の開口、被包装物の充填、袋内の被包装物の整形、及び袋口のシールを含む所定の包装処理工程が順次行われる袋詰め包装方法において、袋口の開口工程では、袋口を袋の厚み方向に開口し、被包装物の充填工程では、前記被包装物を袋口から袋内に挿入し、その際に被包装物の幅方向を前記袋の厚み方向に平行に向け、袋内の被包装物の整形工程では、一対のプレス板で袋の両面を挟むと同時に前記一対のプレス板を互いに逆方向に袋の幅方向に移動させ、前記一対のグリッパーの間隔を広げて袋口を緊張させた後、前記一対のプレス板を袋から離反させ、これにより袋内の被包装物の幅方向を袋の幅方向に平行な方向に変えることを特徴とする。
この袋詰め包装方法は、次のような具体的な形態をとることができる。
(1)袋口の開口工程において、一対の吸着部材により袋面を両側から吸着し、続いて前記一対の吸着部材の間隔を広げかつ前記一対のグリッパーの間隔を狭め、これにより袋口を袋の厚み方向に開口して前記方向に長い開口形状とした後、前記一対の吸着部材による吸着を止めて前記一対の吸着部材から袋面を解放する。
(2)前記一対のグリッパーに把持された袋の姿勢が、前記移送経路に沿って移送される過程で、袋口を上に向けた垂直姿勢と袋口を横に向け袋の幅方向を水平に向けた水平姿勢の間で変化し、被包装物の充填工程が行われるとき前記袋が水平姿勢をとり、袋内の被包装物の整形工程が行われるとき前記袋が垂直姿勢をとる。
上記袋詰め包装方法を実施する袋詰め包装装置は、所定の移動経路に沿って配置され、前記移動経路に沿って間欠的に移動し、袋の両側縁を把持可能であり、前記移動経路上で互いの間隔を広げ又は狭める一対のグリッパーを複数組備えた袋移送装置と、前記移動経路上の停止位置である袋供給位置の近傍に設置され、停止した一対のグリッパーに袋を供給する袋供給装置と、前記移動経路上の停止位置である袋口開口位置の近傍に設置され、対向配置された互いに接離可能な一対の吸着部材を備え、前記吸着部材で前記一対のグリッパーに把持された袋の両面を吸着して袋口を開口する開口装置と、前記移動経路上の停止位置である被包装物充填位置近傍に設置され、袋口を通して袋内に被包装物を挿入する充填装置と、前記移動経路上の停止位置である袋口シール位置の近傍に設置され、充填済みの袋の袋口をシールするシール装置を備え、さらに、前記移動経路上の停止位置である整形位置の近傍に設置され、袋内の被包装物の整形を行う整形装置を備える。前記充填装置は、被包装物の幅方向を前記袋の厚み方向に平行に向けて挿入し、前記整形装置は、前記整形位置に停止した袋の両面に対向する一対のプレス板と、前記一対のプレス板を互いに接近又は離反させるとともに、前記一対のプレス板を互いに逆方向に袋の幅方向に移動させる駆動機構を備え、袋内の被包装物の幅方向を袋の幅方向に平行な方向に変える。
この袋詰め包装装置は、次のような具体的な形態をとることができる。
(1)前記開口装置は、袋口を袋の厚み方向に開口して前記方向に長い開口形状とする。
(2)前記袋移送装置は、前記一対のグリッパーが前記移動経路に沿って移動する過程で、前記一対のグリッパーに保持された袋の姿勢を、袋口を上に向けた垂直姿勢から袋口を横に向け袋の幅方向を水平に向けた水平姿勢に、及び前記水平姿勢から前記垂直姿勢に変更可能であり、前記一対のグリッパーに保持された袋は、前記被包装物充填位置において水平姿勢をとり、前記整形位置において垂直姿勢をとる。
(3)上記(2)の形態において、前記袋移送装置が、水平面内の軌道に沿って移動する複数個のリテーナーと、前記袋詰め包装機の機台に設置された姿勢変更カム及びグリッパー揺動カムを備え、前記各リテーナーが移動フレームと、各移動フレームに揺動可能に支持され、揺動軸が水平な揺動フレームを備え、前記一対のグリッパーが各揺動フレームに設置され、さらに、前記リテーナーが、前記移動フレームに設置され前記揺動フレームに連結されて前記揺動フレームを90°の角度で揺動させる袋姿勢変更機構と、前記移動フレームに設置され、前記一対のグリッパーを揺動させ、前記一対のグリッパーの間隔を広げ又は狭めるグリッパー開閉機構を備え、前記袋姿勢変更機構が、前記移動フレームに揺動可能に支持され、揺動軸が前記揺動フレームの揺動軸に平行な第1カムレバーと、前記第1カムレバーの自由端に回転自在に設置された第1カムローラと、前記第1カムレバーと前記揺動フレームを連結する第1連結機構からなり、前記第1カムローラが前記姿勢変更カムのカム面に接触し、前記移動フレームが移動するのに伴い変位し、前記グリッパー開閉機構が、前記移動フレームに揺動可能に支持され、揺動軸が水平で前記揺動フレームの揺動軸に垂直な面内にある第2カムレバーと、前記第2カムレバーの自由端に回転自在に設置された第2カムローラと、前記第2カムレバーと前記グリッパーを連結する第2連結機構からなり、前記第2カムローラが前記グリッパー揺動カムのカム面に接触し、前記移動フレームが移動するのに伴い変位する。
(4)上記(3)の形態において、前記第1連結機構が、前記第1カムローラの変位に伴い揺動する第1揺動アームと、一端が前記第1揺動アームに連結され、他端が前記揺動フレームに連結された第1連結ロッドを有し、前記第1揺動アーム及び第1連結ロッドがトグル機構を構成する。
本発明によれば、一対のグリッパーにより両側縁部を把持された袋の袋口を袋の厚み方向に開口し、被包装物の幅方向を前記袋の厚み方向に平行に向け、その状態で前記被包装物を袋口から袋内に挿入した後、袋内の被包装物の向きを、その幅方向が前記袋の幅方向に平行に向くように変更する。これにより、袋の両側縁部を把持する一対のグリッパーの間隔を広げて袋口を緊張させたとき、袋口のフィルムを平らに密着した状態とすることができ、袋口のシールを適正に行うことができる。また、袋内の被包装物の幅方向が前記袋の幅方向に平行に向くため、製品袋が被包装物の輪郭に沿って偏平な形状となり、梱包箱(段ボール箱等)内に整列状態で密に梱包できるようになる。
本発明に係る袋詰め包装方法及び袋詰め包装機において、一対のグリッパーにより両側縁部を把持された袋の袋口を袋の厚み方向に開口し、袋の厚み方向に長い開口形状とすることにより、開口工程以後の移送過程で、開口ガイド(開口維持部材)を袋内に挿入していなくても、袋口の開口形状が安定して維持される。特に、袋を前記移送経路に沿って移送する過程で、袋口が開口した袋を、袋口を上に向けた垂直姿勢と袋口を横に向け袋の幅方向を水平に向けた水平姿勢の間で変化させる必要がある場合、開口ガイドを袋内に挿入した状態で、このような姿勢変更を行うことは困難であるので、開口ガイドなしで袋口の開口形状が安定して維持されることは、非常に有用である。
本発明に係る袋詰め包装機の上面図である。 本発明に係る整形装置の一対のプレス板の作動及び機能を経時的に説明する模式的平面図である。 本発明に係る整形装置の側面図である。 図3のA−A矢視図(一対のプレス板が離反時)(4A)、及び4AのB−B矢視図(4B)である。 図3のA−A矢視図(一対のプレス板が接近時)である。 図4のC−C矢視図である。 図1に示す袋詰め包装機の袋移送装置のリテーナーの斜視図(一対のグリッパーに把持された袋が垂直姿勢のとき)。 図7に示すリテーナーの一部省略斜視図(一対のグリッパーに把持された袋が水平姿勢のとき))である。 袋内に偏平な被包装物を挿入する場合に、被包装物の幅方向を袋の幅方向に平行に向けて挿入し、袋口を緊張させたときの図(9A,9B)、及び被包装物の幅方向を袋の厚み方向に平行に向けて挿入し、袋口を緊張させたときの図(9C,9D)である。 幅方向のサイズの異なる複数の構成要素からなる被包装物幅をトレイに載せたときの安定性について説明する側面図である。
以下、本発明に係る整形方法及び整形装置と、それを用いた袋詰め包装方法及び袋詰め包装機について、主として図1〜8を参照して、より具体的に説明する。
1.袋詰め包装機の概略
図1に示す包装機は、複数個のリテーナー1を含み、前記リテーナー1を2つの直線部と2つの円弧部からなるレーストラック型の水平な軌道に沿って一方向(時計回り)に間欠的に移動させる袋移送装置2と、前記軌道の直線部(Aレーン及びBレーン)に沿って配置された複数の包装処理装置からなる。前記軌道の円弧部(A/Bレーン及びB/Aレーン)には、包装処理装置は配置されていない。リテーナー1には、袋3の両側縁部を把持する一対のグリッパー4(後述するように、一対のグリッパーアームと、各グリッパーアームの先端部に設置された把持部からなる)が設置されている。リテーナー1が前記軌道に沿って間欠移動するのに伴い、一対のグリッパー4は所定の移動経路に沿って間欠的に移動し、一対のグリッパー4に両側縁部を把持された袋3は所定の移送経路に沿って間欠的に移送される。
前記軌道の直線部(Aレーン及びBレーン)では、リテーナー1(一対のグリッパー4)が同じ配置間隔(ピッチ)で配置される。このピッチをpとしたとき、前記Aレーンでは、リテーナー1(一対のグリッパー4)の1回の移動距離がピッチpの2倍の距離に設定され、前記Bレーンでは4倍の距離に設定されている。リテーナー1の移動及び停止のサイクルが、前記Bレーンにおいて1回行われる間に、前記Aレーンでは2回繰り返される。このため、前記Aレーンにおけるリテーナー1の1回の停止時間は、前記Bレーンにおける1回の停止時間より短く設定されている。
前記Aレーン側に配置された包装処理装置は、空袋供給装置5、印字装置6、印字検査装置7、開口装置8、シール装置9、冷却装置10及び排出コンベア11であり、いずれも、前記Aレーン上の停止位置(2個のリテーナー1が停止する位置)の近傍に配置され、それぞれ、前記停止位置に停止した2個のリテーナー1(2組の一対のグリッパー4)に保持された2個の袋3に対し、同時に各包装処理を施す。これらの包装処理は、比較的短時間で実施できる。
前記Bレーン側に配置された包装処理装置は、被包装物供給装置12及び整形装置13である。被包装物供給装置12は、前記Bレーン上の所定の停止位置に停止した4個のリテーナー1(4組の一対のグリッパー4)に保持された袋3(合計4個)に対し、所定の包装処理を施す(被包装物14を供給する)。整形装置13は、被包装物供給装置12に続いて、前記Bレーン上の所定の停止位置(4個のリテーナー1が停止する位置)の近傍に配置され、前記停止位置に停止した4個のリテーナー1(4組の一対のグリッパー4)に保持された4個の袋3に対し、所定の包装処理を施す(袋3内に充填された被包装物14の整形)を施す。被包装物供給装置12及び整形装置13により行われる包装処理は、前記Aレーンで行われる各種包装処理に比べると長時間を要する。
2.袋詰め包装機で行われる包装処理工程
図1に示す袋詰め包装機では、リテーナー1が前記軌道上を間欠移動して一回転する間に、次の各工程が順次行われる。
(1)袋供給工程
2個のリテーナー1が袋供給工程位置(停止位置S1)に停止すると、併設された2台の空袋供給装置5から2枚の袋(空袋)3が、2個のリテーナー1の各一対のグリッパー4に同時に供給され、各一対のグリッパー4に垂直姿勢(吊り下げられ、袋口が上を向いた状態)で把持される。なお、リテーナー1の具体的な構造は後述する。
(2)印字工程
2個のリテーナー1が印字工程位置(停止位置S2)に停止すると、2個の印字ヘッドを有する印字装置6により、2個のリテーナー1の各一対のグリッパー4に把持された袋3の袋面に印字が行われる。
(3)印字検査工程
2個のリテーナー1が印字検査工程位置(停止位置S3)に停止すると、併設された2台の印字検査装置7により、2個のリテーナー1の各一対のグリッパー4に把持された袋3について印字検査が行われる。
(4)袋の開口工程
2個のリテーナー1が開口工程位置(停止位置S4)に停止すると、一対の吸盤15を2組備えた開口装置8により、2個のリテーナー1の各一対のグリッパー4に保持された袋3の袋口が開口される。この開口工程は、一対の吸盤15が袋3の両面に近づき接触して吸着し、次いで互いに所定距離離れ、同時に一対のグリッパー4の間隔が狭められる(一対のグリッパー4に把持された袋3の幅が狭められる)ことにより行われる。この開口工程において、袋3の袋口は(図2A参照)、袋3の厚み方向(矢印T)に長い開口形状(袋の幅方向のサイズをUとし、袋の厚み方向のサイズをVとしたときV>U)に開口される。袋3の袋口をこの開口形状に開口することにより、袋3が前記移送経路に沿って移送される間、前記開口形状が安定して維持される。
(5)袋姿勢変更工程
この袋姿勢変更工程は、リテーナー1が前記軌道の円弧部(前記A/Bレーン)を移動中に行われ、リテーナー1の一対のグリッパー4に保持された袋3は、前記A/Bレーンから前記Bレーンに移動する直前に、垂直姿勢から水平姿勢に変更される。姿勢変更後の袋3は、開口した袋口が横向きで、袋の幅方向が水平である。この袋姿勢変更のメカニズムについては、リテーナー1の構造及び機能と共に後述する。
(6)被包装物供給工程
4個のリテーナー1が被包装物供給工程位置(停止位置S5)に停止すると、4個のリテーナー1の各一対のグリッパー4に把持された袋3(計4枚)に、被包装物が同時に供給される。
被包装物供給装置12は、被包装物14を前記ピッチpと同じ一定間隔で間欠的に搬送するベルトコンベア16と、被包装物14を前方(ベルトコンベア16の搬送方向に垂直な方向)に押し出す4個のプッシャー17と、各プッシャー17の前方(ベルトコンベア16と停止位置S5に停止した4個のリテーナー1の間)に配置され、リテーナー1の各一対のグリッパー4に把持された袋4に向けて進退可能なトレイ18からなる。
4個のリテーナー1が停止位置S5に停止すると、プッシャー17が作動して被包装物14を前方に押し出し、トレイ18上に載せる。トレイ18は被包装物14が載る底面板18aと、被包装物14の両サイドを規制する左右のガイド板18b、18cからなる。被包装物14は、この例では複数個の偏平な小袋からなり(図2A参照)、全体として偏平形状(幅方向のサイズをX、厚み方向のサイズをYとしたときX>Y)を有する。被包装物14は、トレイ18上に、幅方向を上下方向に向け、厚み方向を袋4の移送経路に平行に向けて載せられる。なお、被包装物14はベルトコンベア16上にも同様の形態で載せられている。
続いて、トレイ18が前進して水平姿勢の袋3の開口した袋口から袋内に挿入され、次いで元の位置に後退する。トレイ18が後退するとき、被包装物14が袋3内に置き残される。被包装物14は幅方向のサイズが大きく、袋3の袋口の開口形状は袋の厚み方向のサイズが大きく、両方向が同じ方向(共に上下方向)を向いているため、袋3へのトレイ18(被包装物14)の挿入に支障が生じない。
被包装物が複数個の偏平な構成要素(例えば小袋のようなもの)からなり、この被包装物を重ねた状態で同時に袋内に挿入する場合、袋口を上に向けた垂直姿勢の袋に対し行うより、上記の例のように、袋を水平姿勢(袋口を横向き)に変更して行う方が、構成要素の取り扱いの容易さの面で好ましい。
特に複数の構成要素の幅方向のサイズが異なる場合、各構成要素の幅方向が上下方向を向くように重ねてトレイに載せ、水平姿勢の袋に挿入することが好ましい。このような複数の構成要素(例えば小袋)を、その幅方向が水平方向を向くように積み重ねてトレイ18に載せた場合(図10A参照)、搬送の過程で整列状態が崩れる(図10B参照)場合があり、一方、その幅方向が上下方向を向くように重ねてトレイ18に載せた場合(図10C参照)、搬送の過程で整列状態が崩れることがなく(図10D参照)、整列状態のままで袋に挿入できる。
(7)袋姿勢変更工程
この袋姿勢変更工程は、リテーナー1が前記Bレーンを移動中に行われ、リテーナー1(グリッパー4)に保持された袋3は、水平姿勢から垂直姿勢に変更される。この袋姿勢変更のメカニズムについては、リテーナー1の構造及び機能と共に後述する。
(8)整形工程
4個のリテーナー1が整形工程位置(停止位置S6)に停止すると、4個のリテーナー1の各一対のグリッパー4に保持された袋3(計4枚)は、それぞれ整形装置13の一対のプレス板に同時に挟まれる。この整形工程について、主として図2A〜2Dを参照して説明する。
リテーナー1が前記停止位置S6に停止したとき、図2A(及び図3)に示すように、一対のグリッパー4(把持部のみ示す)に把持された袋3は垂直姿勢で、袋口は袋の厚み方向に長い開口形状を有し、袋内に被包装物14が充填されている。被包装物14は、その幅方向が袋3の厚み方向(矢印T)に平行に向けられている。袋4の移送経路を挟んで両側に、一対のプレス板19が対向して対称的に配置されている。この時点で、一対のプレス板19は停止位置S6に移送される袋3と干渉しない待機位置に位置し、互いに離反した状態である。
続いて一対のプレス板19が互いに接近するとともに、互いに逆方向に袋3の幅方向に移動する。この移動の間、一対のプレス板19は互いに回転対称的な位置を保つ。図2Bに示すように、一対のプレス板19が袋3の両面を挟むと、袋3内の被包装物14はプレス板19に押されて回転し、その幅方向の向きが袋の厚み方向に平行な方向から傾斜していく。一対のプレス板19の移動と並行して、一対のグリッパー4の間隔が広げられる。
図2Cに示すように、一対のプレス板19が移動の終点(前進位置)に達したとき、袋3内の被包装物14の幅方向の向きは、袋3の幅方向にほぼ平行な方向に変えられる。そのように前記前進位置が設定されている。また、この時点で一対のグリッパー4の間隔が、袋口のフィルムが緊張する程度に広げられている。
続いて一対のプレス板19が互いに離反し、袋3を解放し、図2Dに示すように、元の待機位置に復帰する。
なお、上記の例では、一対のプレス板19が接近するのと並行して、一対のグリッパー4の間隔が広げられていたが、一対のグリッパー4の間隔が広げられる開始のタイミングは、一対のプレス板19の接近の開始と同時でも、接近途中でもよい。あるいは、一対のプレス板19が前記前進位置に達してから(被包装物14の幅方向の向きが袋3の幅方向にほぼ平行な方向に変えられてから)でもよい。ただし、一対のグリッパー4の間隔が広げられる前に一対のプレス板19が離反すると、被包装物14の向きが元に戻る(図2Aの状態に戻る)おそれがある。従って、一対のグリッパー4の間隔は、一対のプレス板19が離反を開始するまでに、袋口のフィルムが緊張する程度まで広げられていることが好ましい。
また、上記の例では一対のプレス板19が互いに平行を保ち、かつ互いに回転対称的な位置を保って接近及び離反移動したが、それは必須ではなく、所定の作用が得られる範囲で変更できる。
次に、整形装置13の構造の一例を、図3〜6を参照して、説明する。
整形装置13は、幅広の一対のプレス板19と、一対のプレス板19を互いに接近又は離反させるとともに、互いに逆方向に袋の幅方向に移動させる駆動機構21からなる。
駆動機構21は、袋詰め包装機の機台22上に立設する軸部材23,24と、軸部材23,24にそれぞれ軸受を介して回転自在に支持された第1レバー25及び第2レバー26と、第1レバー25を回転させる駆動源(ロータリーアクチュエーター)27と、第1,第2レバー23,24を連結し、第1,第2レバー23,24とともに平行リンク機構を構成する連結棒28を含む。第1レバー25は鉛直な第1軸(軸部材23の中心)Oを中心として回転自在であり、第2レバー26は鉛直な第2軸(軸部材24の中心)Oを中心として回転自在である。ロータリーアクチュエーター27は機台22上に設置され、出力軸29を有し、出力軸29はクランク機構(出力軸29に固定されたクランク31及び連結棒32)を介して第1レバー25の一端に連結され、ロータリーアクチュエーター27が作動して出力軸29が正逆回転すると、前記クランク機構を介して第1レバー25が第1軸Oを中心に正逆回転(揺動)し、さらに連結棒28を介して、第2レバー25が第2軸Oを中心に、第1レバー25と同期して正逆回転(揺動)する。
駆動機構21は、さらに第1レバー25に回転自在に設置された棒状の支持部材33,34と、第2レバー26に回転自在に設置された棒状の支持部材35,36を含む。支持部材33,34は、第1軸Oの両側の等距離の位置に位置する鉛直な軸O,Oを中心として回転自在であり、支持部材35,36は、第2軸Oの両側の等距離の位置に位置する鉛直な軸O,Oを中心として回転自在である。水平面内に4つの軸O〜Oを頂点とする四角形を想定した場合、前記四角形は平行四辺形をなす。
一対のプレス板19の一方が、第1レバー25に設置された支持部材33と第2レバー26に設置された支持部材35に鉛直に固定され、他方が第1レバー25に設置された支持部材34と第2レバー26に設置された支持部材36に鉛直に固定され、第1軸O及び第2軸Oを通る鉛直面Nの両側に互いに平行に配置されている。
整形装置13は、以上の構造を有することにより、ロータリーアクチュエーター27の作動に伴い、一対のプレス板19は、互いに接近又は離反移動し、同時に互いに逆方向に袋3の幅方向に移動する。その間、一対のプレス板19が互いに平行を保ち、かつ第1軸Oと第2軸Oを通る鉛直面Nを挟んで回転対称的な位置を保つ。
(9)袋口のシール工程
2個のリテーナー1がシール工程位置(停止位置S7)に停止すると、一対の熱板37を2組備えたシール装置9により、2個のリテーナー1の各一対のグリッパー4に保持された袋3(計2枚)の袋口がシールされる。
(10)シール部の冷却工程
2個のリテーナー1が冷却工程位置(停止位置S8)に停止すると、一対の冷却板38を2組備えた冷却装置10により、2個のリテーナー1に各一対のグリッパー4に保持された袋3(計2枚)のシール部が冷却される。
(11)排出工程
シール部の冷却後、袋3(製品袋)はリテーナー1の一対のグリッパー4から解放され、かつ一対の冷却板38が開いて、排出コンベア11上に落下し、袋詰め包装機外に排出される。
3.袋移送装置の構成
袋移送装置2は、複数のリテーナー1と、機台22上に水平にレーストラック型に敷設され、リテーナー1の前記軌道に沿った移動を誘導する図示しないリテーナー移動用レールと、リテーナー1を移動させるリテーナー移動機構を含む。
3−1.リテーナー
リテーナー1は、図7,8に示すように、前記リテーナー移動用レールに沿って移動する移動フレーム41と、移動フレーム41に揺動自在に支持された揺動フレーム42と、揺動フレーム42に揺動自在に設置された一対のグリッパー4を含む。一対のグリッパー4は、グリッパーアーム43,44と、グリッパーアーム43,44の各先端部に設置され、開閉可能で閉じたとき袋3の側縁部を挟持する挟持部45を含む。
移動フレーム41は水平壁41aと一対の垂直壁41b,41cを含み、揺動フレーム42は移動フレーム41の水平壁41aの下で垂直壁41b,41cの間に配置されている。
揺動フレーム42に固定された支持軸46,46が、移動フレーム41の各垂直壁41b,41cの下端部に回動自在に支持され、揺動フレーム42は揺動軸O(支持軸46の中心を通る軸)を中心に揺動する。揺動軸Oは水平で、リテーナー1の前記軌道の接線方向に対し平行である。
揺動フレーム42は、図7において上下に配置された支持壁42a,42bと、一対の垂直壁42c,42dからなり、前記グリッパーアーム43,44の基部43a,44aに固定された支持軸47,48が支持壁42a,42bに回動自在に支持されている。また、グリッパーアーム43の基部43aにピン49が固定され、グリッパーアーム44の基部44aに長穴(図示せず)が形成され、ピン49が前記長穴に貫入し(特開平9−95318号公報の図3参照)、これにより、グリッパーアーム43,44は前記揺動軸Oに平行な面内(図7では水平面内)で互いに対称的に揺動するようになっている。
グリッパーアーム43,44の基部43a,44b間に引張ばね51(後述するグリッパーアーム揺動機構54の一部)が掛け渡され、グリッパーアーム43,44を常時内向き(閉じる方向)に付勢している。
一対のグリッパー4の各挟持部45は固定挟持片45aと可動挟持片45bからなり、可動挟持片45bは、グリッパーアーム43,44の内部に設置された圧縮ばね機構(特開平6−156440号公報の図2参照)により常時閉じる方向に付勢されている。前記圧縮ばね機構の後端にローラ52が連結され、前記停止位置S1及び停止位置S8の近傍に駆動源により進退する押圧部材(図示せず)が設置され、前記押圧部材を前進させてローラ52を前方(挟持部45側)へ押し出すことにより、前記圧縮ばね機構の付勢力に抗して可動挟持片51bが開く。
リテーナー1は、さらに、揺動フレーム42を水平状態(図7の状態)から垂直状態(図8の状態)へ、又は垂直状態(図7の状態)から水平状態(図7の状態)へと90°揺動させるための袋姿勢変更機構53と、一対のグリッパー4の間隔を広げ又は狭める(グリッパーアーム43,44を揺動させる)ためのグリッパー揺動機構54を備える。
袋姿勢変更機構53は、一対の第1カムレバー55,55と、第1カムレバー55,55に支持ブロック56を介して回転自在に設置された第1カムローラ57と、一方の第1カムレバー55と揺動フレーム42を連結する第1連結機構58からなる。
第1カムレバー55,55は支持軸59,59に固定され、支持軸59,59は移動フレーム41の水平壁41a上に設置された一対の支持部に回転自在に支持されている。支持軸59,59は水平でいずれも揺動軸Oに平行であり、第1カムレバー55,55は支持軸59,59を中心に揺動する。支持軸59,59と第1カムレバー55,55及び支持ブロック56が一種の平行リンク機構を構成しているため、第1カムレバー55,55が揺動しても、支持ブロック56は常に水平状態を保ち、第1カムローラ57の軸心は常に鉛直方向に維持される。
前記第1連結機構58は、一端が一方の支持軸59に固定された一対の第1揺動アーム61,61と、一端が各第1揺動アーム61の他端に連結され、他端が揺動フレーム42の垂直壁42c,42dに連結された一対の第1連結ロッド62,62からなる。第1揺動アーム61は、第1カムレバー55と同じく、前記一方の支持軸59を中心に揺動し、第1連結ロッド62と共にトグル機構を構成する。
グリッパーアーム揺動機構54は、第2カムレバー63と、第2カムレバー63の自由端に回転自在に設置された第2カムローラ64と、第2カムレバー63と一方のグリッパーアーム43(基部43a)を連結する第2連結機構65、及び前記引張ばね51からなる。
第2カムレバー63は支持軸66の一端に固定され、支持軸66は移動フレーム21の水平壁41a上に設置された一対の支持部に回転自在に支持されている。支持軸66は水平で揺動軸Oに対し平面視で垂直であり、第2カムレバー63は支持軸66を中心に揺動する。第2カムローラ64は、第2カムレバー63の自由端に設置され、その軸心は水平である。
前記第2連結機構65は、一端(上端)が支持軸66の他端に固定された第2揺動アーム67と第2連結ロッド68からなる。第2揺動アーム67は、第2カムレバー63と同じく、支持軸66の軸心周りに揺動する。第2連結ロッド68は、軸心が揺動フレーム42の揺動軸Oとほぼ重なる位置に配置され、一端が第2揺動アーム67の他端(下端)に連結され、他端が一方のグリッパーアーム43の基部43aに支持部69を介して連結されている。第2連結ロッド68は、両端部に調心性を有する(軸の傾斜が許容されている)球面すべり軸受68a,68bを備える。
図7に示すように、袋移送装置2の一部として、リテーナー1の前記軌道(リテーナー移動用レール)に沿って、各リテーナー1に共通の姿勢変更カム71が水平面内に無端状に設置されている。姿勢変更カム71は、水平面内で一定の間隔を置いて配置された一対のカム部材71a,71bからなる確動カムであり、両カム部材71a,71bの間に、前記袋姿勢変更機構53の第1カムローラ57が配置され、両カム部材71a,71bの内側面(カム面)に接触している。リテーナー1が間欠移動すると、第1カムローラ57が両カム部材71a,71bの間で回転しながら移動する。
リテーナー1が図1に示す位置P1と位置P2の間の領域(領域P1−P2)を移動するとき、第1カムローラ57は姿勢変更カム71のカム面に沿って前記軌道の内径方向に変位(図7に示す位置から図8に示す位置に変位)する。これにより、第1カムレバー55,55が第1カムローラ57と同方向に揺動し、第1揺動アーム61及び第1連結ロッド62を介して、揺動フレーム22が水平状態から垂直状態に移行し、図8に示すように、グリッパーアーム43,44が下向き姿勢となり、挟持部51(固定挟持片51aと可動挟持片51b)に挟持された袋3は水平姿勢となる。このとき、グリッパーアーム23,24の間隔は狭まり、袋3の袋口が開口している。
リテーナー1が図1に示す位置P2と位置P3の間の領域(領域P2−P3)を移動する間、第1カムローラ57は前記軌道の内径方向に移動した位置(図8に示す位置)を保ち、グリッパーアーム43,44は下向き姿勢を、袋3は水平姿勢を維持し、袋口は開口状態を維持している。
リテーナー1が図1に示す位置P3と位置P4の間の領域(領域P3−P4)を移動するとき、第1カムローラ57は姿勢変更カム71のカム面に沿って前記軌道の外径方向に変位(図8に示す位置から図7に示す位置に変位)する。これにより、第1カムレバー55,55が第1カムローラ57と同方向に揺動し、第1揺動アーム61及び第1連結ロッド62を介して、揺動フレーム22が垂直状態から水平状態に移行し、図7に示すように、グリッパーアーム43,44が水平姿勢となり、挟持部51(固定挟持片51aと可動挟持片51b)に挟持された袋3は垂直姿勢となる。この段階では、袋3の袋口は開口している。
リテーナー1が図1に示す位置P4と位置P1の間の領域(領域P4−P1)を移動する間、第1カムローラ57は前記軌道の外径方向に移動した位置(図7に示す位置)を保ち、グリッパーアーム43,44は水平姿勢を、袋3は垂直姿勢を維持する。
また、図7に示すように、袋移送装置2の一部として、リテーナー1の前記軌道(リテーナー移動用レール)に沿って、各リテーナー1に共通のグリッパー揺動カム72が無端状に設置され、前記グリッパーアーム揺動機構54の第2カムローラ64が、引張ばね51の付勢力によりグリッパー揺動カム72の下面(カム面)に接触している。グリッパー揺動カム72は、図示されていないが、詳しくは周方向に沿って2つの昇降部位(第1昇降部位、第2昇降部位)と2つの固定部位(第1固定部位、第2固定部位)からなる。
2個のリテーナー1が図1に示す停止位置S4(開口工程位置)に停止したとき、当該リテーナー1の第2カムローラ64は、グリッパー揺動カム72の前記第1昇降部位に接触する。次いで前記第1昇降部位が上昇し、それに伴い、引張ばね51の作用でグリッパーアーム43,44が閉じ(互いの間隔が狭まる)、第2連結ロッド68、第2揺動アーム67、支持軸66及び第2カムレバー63を介して、第2カムローラ64が前記第1昇降部位に追従して上昇する。
リテーナー1が停止位置S4を出ると、当該リテーナー1の第2カムローラ64は前記第1昇降部位から離れ、前記第1固定部位に接触する。前記第1固定部位の高さは上昇した前記第1昇降部位と同じ高さに設定されているため、このとき第2カムローラ64の高さは変位しない。リテーナー1が停止位置S4を出た後、前記第1昇降部位は元の位置に下降する。
4個のリテーナー1が停止位置S6の近傍に達するまで、当該リテーナー1の第2カムローラ64はグリッパー揺動カム72の前記第1固定部位に接触し、その間、グリッパーアーム43,44は閉じた状態を維持する(袋3の袋口は開口している)。
4個のリテーナー1が図1に示す停止位置S6(整形工程位置)に停止したとき、当該リテーナー1の第2カムローラ64は、グリッパー揺動カム72の前記第2昇降部位に接触する。このときの前記第2昇降部位の高さは、前記第1固定部位と同じ高さに設定されている。停止位置S6において整形工程が開始されると、前記第2昇降部位が下降し、引張ばね51の付勢力に抗して第2カムローラ64が押し下げられ、第2カムレバー63、支持軸66、第2揺動アーム67及び第2連結ロッド68を介して、グリッパーアーム43,44が開き(互いの間隔が広がり)、袋3のフィルムが袋幅方向に引っ張られて緊張する(袋口が閉じる)。
リテーナー1が停止位置S6を出ると、当該リテーナー1のカムローラ64は前記第2昇降部位から離れ、前記第2固定部位に接触する。前記第2固定部位の高さは下降した前記第2昇降部位と同じ高さに設定されているため、このときカムローラ64の高さは変位しない。リテーナー1が停止位置S6を出た後、前記第2昇降部位は元の位置に上昇する。
続いて2個のリテーナー1が停止位置S4の近傍に達するまで、当該リテーナー1の第2カムローラ64はグリッパー揺動カム72の前記第2固定部位に接触し、その間、グリッパーアーム43,44は開いた状態(互いの間隔が開いた状態)を維持する。先に説明したとおり、2個のリテーナー1が図1に示す停止位置S4(開口工程位置)に停止したとき、当該2個のリテーナー1のカムローラ44は、前記第1昇降部位に接触するが、このときの前記第1昇降部位の高さは、前記第2固定部位と同じ高さに設定されている。
3−2.リテーナー移動機構
リテーナー移動機構は、図1に示すように、リテーナー1を前記軌道の直線部(前記Aレーン及びBレーン)に沿って移動させる第1リテーナー移動機構(リテーナー保持部材73,74のみ示す)と、リテーナー1を前記軌道の円弧部(A/Bレーン及びB/Aレーン)に沿って移動させる第2リテーナー移動機構(リテーナー保持部材75,76のみ示す)を備える。リテーナー保持部材73〜76には、それぞれ複数個の凹溝状の係止部77が設置されている。
隣接するリテーナー1の移動フレーム41は、4個ずつ、水平面内で互いに回転自在に、かつ一定の間隔(ピッチp)で連結されている。互いに連結された4個のリテーナー1(以下、リテーナーセットという)は、ピッチpを保ったまま一緒に移動及び停止する。また、各リテーナー1の移動フレーム41には、前記係止部77が係合する軸部材78が設置されている(図1には前記リテーナーセットの先頭のリテーナーに設置された軸部材78のみ図示)。
第1リテーナー移動機構のリテーナー保持部材73は、水平面内でいわゆるボックスモーション(前進−往動−後退−復動)を行う。リテーナー保持部材73が待機位置から前進したとき、各係止部77がリテーナー1(各リテーナーセットの先頭のリテーナー)の軸部材78に嵌り(図1の状態)、リテーナー保持部材73が往動するとき、リテーナー1を前記Aレーンに沿って2ピッチ分(リテーナー1の配置間隔pの2倍の距離)移動させる。続いて、リテーナー保持部材73は後退し(係止部77と軸部材78の係合が外れる)、復動して元の待機位置に戻る。次のボックスモーションでは、リテーナー保持部材73が待機位置から前進したとき、各係止部77は各リテーナーセットの3番目のリテーナーの軸部材78に嵌り、同じくリテーナー1を2ピッチ分移動させる。
リテーナー保持部材74も同様のボックスモーションを行う。ただし、リテーナー保持部材74は、1回のボックスモーションで、リテーナー1を前記Bレーンに沿って4ピッチ分(リテーナー1の配置間隔pの4倍の距離)移動させる。そして、リテーナー保持部材74が1回のボックスモーションを行う間に、リテーナー保持部材73は2回のボックスモーションを行う。
第2リテーナー移動機構のリテーナー保持部材75,76は水平面内で間欠的に回転する。リテーナー保持部材75,76には、それぞれ180度離れた対称位置に2個の係止部77が形成され、係止部77はA/Bレーン又はB/Aレーンの外径方向に突出し又は後退可能とされている。前記A/Bレーン又はB/Aレーンの始点位置に停止した係止部77が突出すると、前記Aレーンの終点位置(A/Bレーンの始点位置)又はBレーンの終点位置(B/Aレーンの始点位置)に停止したリテーナー1(前記リテーナーセットの先頭のリテーナー)の軸部材78に嵌る。続いて、リテーナー保持部材73,74の係止部77が軸部材78から外れ、リテーナー保持部材75,76が回転すると、リテーナー1は前記A/Bレーン又はB/Aレーンに沿って移動する。前記A/Bレーン又はB/Aレーンにおいて、前記リテーナーセットの先頭のリテーナー1が、前記A/Bレーンの終点位置(Bレーンの始点位置)又はB/Aレーンの終点位置(Aレーンの始点位置)に停止すると、次いでリテーナー保持部材73,74の係止部77が軸部材78が当該リテーナー1の軸部材78に嵌り、リテーナー保持部材75,76の係止部77が後退して前記軸部材78から外れる。
1 リテーナー
2 袋移送装置
3 袋
4 一対のグリッパー
13 整形装置
14 被包装物
19 プレス板
43,44 グリッパーアーム
45 挟持部
p Aレーン及びBレーンにおけるリテーナー(一対のグリッパー)の配置間隔
S1〜S8 リテーナーの停止位置
P1〜P4 リテーナーの軌道上の位置

Claims (12)

  1. 一対のグリッパーにより両側縁部を把持された袋の袋口が袋の厚み方向に開口し、袋内に被包装物が充填され、前記被包装物の幅方向が前記袋の厚み方向に平行に向けられている場合に、一対のプレス板で前記袋の両面を挟むと同時に前記一対のプレス板を互いに逆方向に袋の幅方向に移動させ、前記一対のグリッパーの間隔を広げて袋口を緊張させた後、前記一対のプレス板を袋から離反させ、これにより袋内の被包装物の幅方向を袋の厚み方向に平行な方向から袋の幅方向に平行な方向に変えることを特徴とする袋内の被包装物の整形方法。
  2. 前記袋の袋口が、袋の厚み方向に長い開口形状となっていることを特徴とする請求項1に記載された袋内の被包装物の整形方法。
  3. 袋の両側縁部が一対のグリッパーで把持され、前記袋が所定の移送経路に沿って移送されるとともに、移送の過程で前記袋に対し袋口の開口、被包装物の充填、袋内の被包装物の整形、及び袋口のシールを含む所定の包装処理工程が順次行われる袋詰め包装方法において、袋口の開口工程では、袋口を袋の厚み方向に開口し、被包装物の充填工程では、前記被包装物を袋口から袋内に挿入し、その際に被包装物の幅方向を前記袋の厚み方向に平行に向け、袋内の被包装物の整形工程では、一対のプレス板で袋の両面を挟むと同時に前記一対のプレス板を互いに逆方向に袋の幅方向に移動させ、前記一対のグリッパーの間隔を広げて袋口を緊張させた後、前記一対のプレス板を袋から離反させ、これにより袋内の被包装物の幅方向を袋の幅方向に平行な方向に変えることを特徴とする袋詰め包装方法。
  4. 袋口の開口工程において、一対の吸着部材により袋面を両側から吸着し、続いて前記一対の吸着部材の間隔を広げかつ前記一対のグリッパーの間隔を狭め、これにより袋口を袋の厚み方向に開口して前記方向に長い開口形状とした後、前記一対の吸着部材による吸着を止めて前記一対の吸着部材から袋面を解放することを特徴とする請求項3に記載された袋詰め包装方法。
  5. 前記一対のグリッパーに把持された袋の姿勢が、前記移送経路に沿って移送される過程で、袋口を上に向けた垂直姿勢と袋口を横に向け袋の幅方向を水平に向けた水平姿勢の間で変化し、被包装物の充填工程が行われるとき前記袋が水平姿勢をとり、袋内の被包装物の整形工程が行われるとき前記袋が垂直姿勢をとることを特徴とする請求項3又は4に記載された袋詰め包装方法。
  6. 所定の移動経路に沿って配置され、前記移動経路に沿って間欠的に移動し、袋の両側縁を把持可能であり、前記移動経路上で互いの間隔を広げ又は狭める一対のグリッパーを複数組備えた袋移送装置と、前記移動経路上の停止位置である袋供給位置の近傍に設置され、停止した一対のグリッパーに袋を供給する袋供給装置と、前記移動経路上の停止位置である袋口開口位置の近傍に設置され、対向配置された互いに接離可能な一対の吸着部材を備え、前記吸着部材で前記一対のグリッパーに把持された袋の両面を吸着して袋口を開口する開口装置と、前記移動経路上の停止位置である被包装物充填位置近傍に設置され、袋口を通して袋内に被包装物を挿入する充填装置と、前記移動経路上の停止位置である袋口シール位置の近傍に設置され、充填済みの袋の袋口をシールするシール装置を備える袋詰め包装機において、さらに、前記移動経路上の停止位置である整形位置の近傍に設置され、袋内の被包装物の整形を行う整形装置を備え、前記充填装置は、被包装物の幅方向を前記袋の厚み方向に平行に向けて挿入し、前記整形装置は、前記整形位置に停止した袋の両面に対向する一対のプレス板と、前記一対のプレス板を互いに接近又は離反させるとともに、前記一対のプレス板を互いに逆方向に袋の幅方向に移動させる駆動機構を備え、袋内の被包装物の幅方向を袋の幅方向に平行な方向に変えることを特徴とする袋詰め包装機。
  7. 前記開口装置は、袋口を袋の厚み方向に開口して前記方向に長い開口形状とすることを特徴とする請求項6に記載された袋詰め包装機。
  8. 前記袋移送装置は、前記一対のグリッパーが前記移動経路に沿って移動する過程で、前記一対のグリッパーに保持された袋の姿勢を、袋口を上に向けた垂直姿勢から袋口を横に向け袋の幅方向を水平に向けた水平姿勢に、及び前記水平姿勢から前記垂直姿勢に変更可能であり、前記一対のグリッパーに保持された袋は、前記被包装物充填位置において水平姿勢をとり、前記整形位置において垂直姿勢をとることを特徴とする請求項6又は7に記載された袋詰め包装機。
  9. 前記袋移送装置が、水平面内の軌道に沿って移動する複数個のリテーナーと、前記袋詰め包装機の機台に設置された姿勢変更カム及びグリッパー揺動カムを備え、前記各リテーナーが移動フレームと、各移動フレームに揺動可能に支持され、揺動軸が水平な揺動フレームを備え、前記一対のグリッパーが各揺動フレームに設置され、さらに、前記リテーナーが、前記移動フレームに設置され前記揺動フレームに連結されて前記揺動フレームを90°の角度で揺動させる袋姿勢変更機構と、前記移動フレームに設置され、前記一対のグリッパーを揺動させ、前記一対のグリッパーの間隔を広げ又は狭めるグリッパー開閉機構を備え、前記袋姿勢変更機構が、前記移動フレームに揺動可能に支持され、揺動軸が前記揺動フレームの揺動軸に平行な第1カムレバーと、前記第1カムレバーの自由端に回転自在に設置された第1カムローラと、前記第1カムレバーと前記揺動フレームを連結する第1連結機構からなり、前記第1カムローラが前記姿勢変更カムのカム面に接触し、前記移動フレームが移動するのに伴い変位し、前記グリッパー開閉機構が、前記移動フレームに揺動可能に支持され、揺動軸が水平で前記揺動フレームの揺動軸に垂直な面内にある第2カムレバーと、前記第2カムレバーの自由端に回転自在に設置された第2カムローラと、前記第2カムレバーと前記グリッパーを連結する第2連結機構からなり、前記第2カムローラが前記グリッパー揺動カムのカム面に接触し、前記移動フレームが移動するのに伴い変位することを特徴とする請求項8に記載された袋詰め包装機。
  10. 前記第1連結機構が、前記第1カムローラの変位に伴い揺動する第1揺動アームと、一端が前記第1揺動アームに連結され、他端が前記揺動フレームに連結された第1連結ロッドを有し、前記第1揺動アーム及び第1連結ロッドがトグル機構を構成することを特徴とする請求項9に記載された袋詰め包装機。
  11. 袋詰め包装機に設置され、袋を両面から挟んで袋内に充填された被包装物の整形を行う整形装置において、対向して配置された一対のプレス板と、前記一対のプレス板を互いに接近又は離反させるとともに、互いに逆方向に袋の幅方向に移動させる駆動機構を備え、前記被包装物の幅方向を前記袋の厚み方向に平行な方向から袋の幅方向に平行な方向に変更することを特徴とする整形装置。
  12. 前記駆動機構が、鉛直な第1軸を中心に回転自在に設置された第1レバーと、前記第1軸から所定距離離れた鉛直な第2軸を中心に回転自在に設置された第2レバーと、前記第1レバーに連結され、前記第1レバーを前記第1軸を中心に所定角度往復回転させる駆動源と、前記第1,第2レバーを連結し、前記第1,第2レバーとともに平行リンク機構を構成する連結部材と、前記第1レバーに前記第1軸の両側に位置する鉛直な軸を中心に回転自在に設置された2つの支持部材と、前記第2レバーに前記第2軸の両側に位置する鉛直な軸を中心に回転自在に設置された2つの支持部材を備え、水平面内で前記4つの支持部材の軸を頂点とする四角形が平行四辺形をなし、前記一対のプレス板が、それぞれ前記第1レバーに設置された支持部材及び前記第2レバーに設置された支持部材に固定され、前記第1軸及び第2軸を通る鉛直面の両側に互いに平行に配置されていることを特徴とする請求項11に記載された整形装置。
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